Comments
Description
Transcript
トレーシング(遡及)とトラッキング(追跡) 追跡(トラッキング/トレース
トレーシング(遡及)とトラッキング(追跡) ■ 追跡(トラッキング/トレースフォワード) 川下へ追いかける 追跡 生産 追跡 流通 追跡 加工 追跡 流通 販売 ■ 遡及(トレーシング/トレースバック) 川上へさかのぼる 生産 流通 遡及 加工 遡及 流通 遡及 販売 遡及 Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 21 それによって… ■ 食品事故のリスク管理向上 食品事故発生時の追跡や回収を容易にして原因解明がで きるようにする ■ 消費者への安心感の提供 消費者生産情報や流通情報を提供して、消費者に安全な 食品を安心して食べてもらう 生産者と消費者の「顔の見える関係」 Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 22 食品トレーサビリティの “システム” ■ 大量の食品情報を効率的に扱う ITを活用した情報システムの実現に期待 ■ 特にユビキタスコンピューティング技術 モノと情報を一体化した管理が得意 ■ ユビキタス・コンピューティング技術を食品トレー サビリティシステムへの期待 Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 23 トレーサビリティシステムの副次効果 ■ 食品とその情報を一括して扱う情報システムは、 様々な場面で役立つ 食品トレーサビリティ 在庫管理、入出荷管理など、食品流通の効率化 店舗における販売促進 Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 24 多面的な危険性 ■ 直接的な危害 食品そのものを食べる(体内に摂取する)ことによる危 害 – 食品の成分や鮮度などによって、直接消費者に関与する危険 性 ■ それ以外にも、、 食品や元となる生物を媒介した感染による危害 – 鳥インフルエンザ等 環境汚染・環境破壊による危害 – 劣悪な農薬等による環境汚染 – 農地化による環境保全・環境破壊 – 乱獲による生態系破壊による環境変化 Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 25 他の状況に依存する食の安全性 ■ アレルギー 「そば」は普通の人には安全でも「そばアレルギー」の 人には危険 ■ 身体の状態 大怪我をしているときにアルコールはいけない、等 ■ 薬との食べ合わせ 処方されている薬によっては、食べてはいけないものも ■ 年齢 子供や老人が食べないほうが良いもの Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 26 文化的な問題も… ■ 宗教によっては、食べることを忌み嫌う場合も ヒンズー教徒 菜食主義者 ■ 中身がわかりにくい加工食品での配慮が望ましい Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 27 まとめ 1. 食品の生産・加工・流通・販売の各段階の情報を保 存・閲覧 特に、「何」から「何」がつくられたかのチェーン 2. コスト低減のための副次効果 物流、販売コスト低減、販売促進効果、マーケティング利 用 3. 様々な危害要因を考慮 4. 人の条件(体質、文化)に対応した安全性配慮 5. あらゆる食品に適用可能にする低コスト化 Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 28 Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 29 システム全体の運用イメージ Copyright © 2010 Noboru Koshizuka, All Rights Reserved. 30