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平成26年度学校評価 中間評価報告
平成26年度学校評価 中間評価報告 石川県立錦城特別支援学校 校 長 福田 豊彰 1 評価の概要 本校は今年度、以下の4点を重点目標に掲げ、取り組みを進めています。 ① 専門家と連携し、指導力向上に努め、校内研修を充実する。 *専門家とは、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)で、児童生徒の様子を 参観し、医療の専門家の立場からご助言をいただいています。 ② ③ キャリア教育を推進し、進路支援の充実を図る。 健康維持、体力の増進に努める。 児童生徒一人一人に指標を定め、データに基づいて評価する。 ④ 地域の特別支援教育のセンター的機能の充実を図る。 中間評価では、①、②、③、④の全ての項目についてアンケートをとりました。 ① については、専門的な知識を得て、教員が指導に活かしたかどうか(教員対象) ② については、『進路支援便り』などで学校が提供した情報は役立っているか(保護者対象) ③ については、児童生徒に体力の向上、身体の動きの向上が見られたかどうか、障害の重い 児童生徒については、健康保持、身体機能の維持ができているかどうか(教員対象) ④ については、本校で開催した講演会や研修会の内容は日頃の指導に役立つかどうか (外部からの参加者対象) 2 アンケートの結果と分析 ① 専門的な知識を得て、教員が指導に活かしたかどうか(教員対象) 【アンケート結果】 指導に活かしたことが A 5点以上あった 21% B 3~4点あった 73% C 1~2点あった 6% D なかった 0% 【考察】 今後も専門家の指導助言を活かし、教員の 専門性を高め、指導力が向上するよう取り組ん でまいります。 -1- ② 『進路支援便り』などで学校が提供した情報は役立っているか(保護者対象) 【アンケート結果】 学校が提供した情報はお子様の将来を考える上で役立っているか A はい 75% B どちらともいえない 25% C いいえ 0% 【考察】 肯定的なご意見が多いものの、すべての保護者の皆様に満足してもらえる内容でなかったた め、今後の情報発信にはさらに改善、工夫をして取り組んでまいります。児童生徒玄関の掲示板 にも情報が掲示されておりますので、ご来校の際はぜひご覧ください。 ③ 児童生徒に体力の向上、身体の動きの向上が見られたかどうか、障害の重い児童生徒につ いては、健康保持、身体機能の維持ができているかどうか(教員対象) 児童生徒の健康維持、体力の増進については、日常生活時のランニング、体育、部活動、自 立活動の指導等を通して体のバランス、柔軟性、筋力アップ、持久力の向上に取り組んでいま す。肢体不自由の児童生徒の健康保持、身体機能の維持についても、毎日ストレッチやバラン スボールなどを取り入れた運動に取り組んでいます。 期間を決めて取り組み、その間に体力の向上がみられたという児童生徒は、小学部で92%、 中学部で79%でした。(高等部は11月以降に記録をとって、5月のものと比較する予定です。) 10月のウォーキングマラソン大会では、ほとんどの児童生徒が練習時のタイムを上回った り、昨年よりも記録の向上がみられたりとこれまでの取組の効果が現れています。 今後も児童生徒に対する取り組み方の工夫を進め、一層の体力向上、身体の動きの維持に努 めてまいります。 ④ 本校で開催した講演会や研修会の内容は日頃の指導に役立つかどうか(外部からの参加者 対象) 【アンケート結果】 日頃の指導に A 十分役立つ 76% B 少し役立つ 22% C あまり役立たない 2% D 全く役立たない 0% 【考察】 今年度も、本校が加賀市の特別支援教育に関 わるセンター的役割を果たすために、県内外の 著名な講師を招聘して、計6回の講演会・研修 会を開催しました。 外部からの参加者は延べ67名でした。大半の受講者が十分に役立つ内容であったとしてお り、研修が有効であったと考えられます。外部からの参加者が1回平均8.5名と少ないため、 地域の関係者のニーズを探り広報を活発にして、参加者の増加を図りたいと存じます。 以上、今年度の学校評価の中間評価について報告をいたしました。 今後の取り組みを充実させるために、忌憚のないご意見をいただければありがたく存じます。 -2-