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別紙 1 - 那覇市
別紙 1 国際通り情報発信大型ビジョン活用事業業務仕様書 1 仕様概要 本仕様書は、「国際通り情報発信大型ビジョン活用事業」の業務範囲及び機能要件等 を定めるものであり、受託事業者は本仕様書に従って業務を執行することとする。 なお、実施する業務の詳細については、受託事業者の提案を基に、双方協議のうえ決 定する。 2 業務委託期間 契約締結日から平成 26 年 3 月 31 日までとする。 3 提案上限額 20,000,000 円(消費税及び地方消費税含む。) 4 納入場所 本市が指定する場所 5 業務範囲 本件業務の範囲は、次に掲げるとおりとする。 (1) 映像制作業務 (2) AR コンテンツ制作業務 (3) プロモーション業務 (4) 事務管理業務 (5) 業務実施報告 6 業務要件等 (1) 映像制作業務 ア.業務概要 企画、構成立案、絵コンテ作成、映像制作、ナレーション作成、撮影、編集並 びに映像制作に付随する一式を業務とする。 イ.業務内容 (ア) コンセプト 国内観光客、外国人観光客、地域住民、老若男女、 “みんなが楽しめる NAHA の街”を PR する映像を制作すること。 (イ) 規格等 ① 映像のアスペクト比は 16:9 の近似値で、 HD 方式による撮影を基本とし、 映像圧縮は最低限に留め、高画質な映像を確保するよう努めること。 ② 映像の合計時間は 15 分以上、映像 1 本あたりの時間は 1 分を目安とする 1/6 が、詳細は提案を求める。 ③ 映像は、多言語による字幕表示、ナレーション挿入に対応できること。多 言語翻訳、ナレーションを挿入する映像は、提案を求める。 ④ 大型ビジョン以外のデバイス(PC、スマートフォン等)による閲覧も想定 した映像形式でデータ化すること。 (ウ) 映像制作における留意事項 ① 大型ビジョンによる放映を前提としていることから、歩行者の目にとまる 構成、仕掛け、創意工夫を施すこと。 ② 多言語翻訳を行う場合、確実にネイティブチェックを行うこと。 ウ.企画例 (ア) イベント映像 ① 首里城公園新春の宴 ② 読売巨人軍キャンプ ③ てんぶす那覇の紹介 (イ) ドキュメンタリー映像 ① 第一牧志公設市場、栄町市場 ② 無形民俗文化財 ③ 現代の名工 (ウ) 観光プロモーション映像 ① 女子一人旅、外国人旅プラン ② 商店街周遊旅プラン ③ ストレス解消旅プラン ④ 安心安全な観光地を PR する映像 (2) AR コンテンツ制作業務 ア.業務概要 企画、構成立案、デザイン図作成、撮影、編集並びに AR コンテンツ製作に付 随する一式を業務とする。 イ.業務内容 (ア) コンセプト 大型ビジョンを活用し、中心市街地に国内観光客、外国人観光客、地域住 民、老若男女、“みんなが集う NAHA の街”を実現する AR コンテンツを制 作すること。 (イ) 規格等 ① フレームワークとコンテンツの 2 部構成とすること。 ② カメラをセンサーとして使用できること。 ③ カメラの入力画像をコンテンツに使用できること。 ④ カメラの種類を問わないこと。 2/6 ⑤ カメラ入力によって動的に表示内容が変化すること。 ⑥ 顔認識機能を備えていること。 ⑦ 動きの方向・量を認識できること。 ⑧ 認識結果をコンテンツ(画面描写)に受け渡すことができること。 ⑨ コンテンツの内容(背景やイメージ等の画像素材)を外部ファイルとして 差し替えられること。 ⑩ サイネージソフトと連携して並列実行が可能であること。 ⑪ 解像度の制約がないこと。 ⑫ 60FPS 以上で動作すること。 ⑬ Windows 上で動作すること。 ⑭ フレームを変更せずにコンテンツの差し替えが可能であること。 ⑮ スリープ機能を備え、また瞬時に復帰できること。 ⑯ 表示内容をプレビューできること。 ⑰ サイネージソフトから AR のコントロールが可能であること。 (ウ) AR コンテンツ制作における留意事項 ① カメラ映像と合成する映像または CG については、既存の焦点固定カメラ アングルを考慮した制作を行うこと。 ② 既存の AR 用エンジン「リアクト」 (ITTOCAN 社製)上で動作する AR コ ンテンツを制作する場合、ITTOCAN 社との調整、ソフトライセンス等、こ れらに係る一切の経費は、予算額に含まれるものとする。また、 「リアクト」 側に改修を要する場合に係る一切の経費も、予算額に含まれるものとする。 ③ 新たな AR 用エンジン導入を可とする。ただし、新たな AR 用エンジンの アプリケーションで AR コンテンツを制作する場合、既存の「AdwindowSX (大型ビジョンのタイムテーブル、スケジューラ機能があるサイネージソフ ト)」(NEC 社製)と連携(並列実行)できる設定が可能であることとし、 連 携 及 び設 定 に係 る一切 の 経 費は 、 予算 額に含 む も のと す る。 また、 「AdwindowSX」側に改修を要する場合に係る一切の経費も、予算額に含ま れるものとする。 ※上記(イ)⑩⑰にあたる。 ウ.企画例 ① 商店街等と連携した企画 ② 有名キャラクターとのコラボ企画 ③ 伝統芸能、伝統文化とのコラボ企画 (3) プロモーション業務 ア.業務概要 本件業務で制作する映像、AR コンテンツ及び本市が提供する映像等を効果的に 活用し、NAHA の街を PR するプロモーション活動一式を業務とする。 3/6 イ.業務内容 (ア) コンセプト 大型ビジョンで放映する各種コンテンツを効果的に多用途活用し、WEB サ イト、スマホアプリ、SNS、紙媒体等による多角的なプロモーション企画を 提案すること。 (イ) プロモーション業務における留意事項 ① 本市が実施する他のプロモーション業務と重複していないこと。 ② ターゲットを明確にすること。 ③ WEB サイト(本市 HP、那覇ナビなど)や紙媒体(新聞、フリーペーパー、 市民の友など)等と連携した取り組みを実施する場合は、連携に係る一切の 経費は、予算額に含まれるものとする。 ウ.企画例 ① 紙媒体とスマホアプリが連携する企画 ② WEB サイトと映像が連携する企画 ③ Facebook や Twitter などの SNS を活用した企画の展開 (4) 事務管理業務 ア.実施計画の策定 プロジェクトマネジメント、業務執行体制、業務内容及び事業スケジュール詳 細等を示した実施計画を策定し、本市の承認を得ること。なお、実施する業務内 容については事業者側の提案を基に本市と協議のうえ決定する。 イ.業務責任体制の明確化等 本件業務の実施に必要な能力、資格、経験を有する業務責任者及び作業者を定 めるとともに、業務実施体制を明らかにすること。また、受託期間中は、専任の 担当者(本市との連絡調整担当者)を配置すること。 ウ.目標設定及び効果検証 本件業務の実施に伴う目標を設定し、事業実施後には効果測定及び分析を行い、 報告書を提出すること。 エ.許認可手続き 本件業務の実施に必要な各種法令や条例に基づいた各許認可の手続きについて は、原則として受託事業者が代行して行うこと。また、各許認可手続きに必要と なる手数料等の経費については、予算額に含むものとする。 オ.会議の開催 本市への業務進捗状況の報告、意見交換を主な内容とした会議を定期的に開催 すること。また、受託事業者にて会議の議事録を作成し、本市の承認を得ること。 カ.ドキュメント等の整備と保存 本業務仕様で作成要件としたドキュメントのほか、日常の運用業務で作成・使 用したドキュメント類を整理し保存すること。 4/6 (5) 業務実施報告 本件業務を完了したときは、業務委託期間内に業務実施報告書類一式を本市へ提 出すること。 ① 業務完了報告書 ② システム構成(図・表) ③ 議事録 ④ 総合試験成績書 ⑤ 操作説明書(運用マニュアル等) ⑥ 経費明細書(計算書) ⑦ 許認可申請及び許可書等の書類の原本もしくはコピー ⑧ ①~⑧のドキュメントを印刷した資料一式(正 1 部、副 2 部) ⑨ ①~⑧のドキュメントを保存した CD-ROM、DVD- ROM を各 2 枚(正・副) ⑫ 映像制作業務における成果物 ・映像データを格納した DVD-R、Blu-ray Disc 各 2 枚(正・副) ・映像制作のために制作した企画書、絵コンテ等のドキュメントを保存した CD-ROM、DVD- ROM 各 2 枚(正・副) ・映像制作のために制作した企画書、絵コンテ等のドキュメントを印刷した 資料一式(正 1 部、副 2 部) 6 業務実施における留意事項 (1) 事業連携 本市が実施する他の事業(観光プラザ整備事業、那覇市中心市街地 ICT 利活用モ デル事業「WiFi 化計画」など。)との連携について、積極的に取り組むこと。 (2) 資料の提出及び説明等の協力について 本件業務は沖縄振興特別推進交付金を活用するものであり、交付金の適正な執行 を確認する為、本仕様書に定める成果物以外にも、必要に応じて資料の作成やエビ デンスを求める場合がある。その際は求めに応じ、積極的に協力すること。 例)当該業務を遂行するうえで選任の人材を雇用する場合、雇用者に係る出勤簿及 び給与明細など。機器調達に係る経費明細など。 (3) 業務の再委託 受託者は、業務の一部を第三者に再委託することができる。その場合は、再委託 先ごとの業務内容、再委託先の概要及びその体制と責任者を明記の上、事前に書面 にて報告し、本市の承諾を得なければならない。 (4) 瑕疵担保責任 本件業務の成果物に対する瑕疵の取り扱いについては、受託事業者の瑕疵担保責 任期間を契約満了後から1年とし、隠れた不具合、不良等を発見した場合は速やか 5/6 に無償で是正しなければならない。対応期限については協議のうえ定める。 (5) 業務適用範囲の確認 本仕様書に記載のない事項であっても、社会一般に実施される業務項目は、本件 業務の範囲とする。なお、当該項目について疑義があるとき、受託事業者は本市と 協議することができる。 (6) 業務成果の帰属等 ① 取得財産について 本件業務で取得した全ての財産は、本市へ帰属するものとする。 ② 著作権の帰属 本件業務の実施により生じた著作物に関する全ての著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む。)は、本市へ帰属するものとする。 ③ 著作権の処理 本件業務の実施による成果物は、映像、画像等の著作権上の権利関係を済ま せたうえで納入すること。また、それらに関する紛争が生じた場合は、受託事 業者の責任において対応するものとし、本市は責任を負わない。 ④ 本件業務の実施においてタレント、キャラクター及び音楽等を起用する場合 は、著作権の処理に留意すること。また、後年度以降(平成 26 年度以降)経 費が発生する場合、本市は負担しないものとする。 (7) 法令遵守 本件業務の実施にあたっては、関係法令、条例及び規則等を遵守すること。 (8) 個人情報の取扱い 本件業務の実施にあたり、収集した個人情報等については、適正な管理のもとで 取り扱い、本件業務の目的以外には使用しないこと。 (9) 双方協議 本件業務の実施にあたり、疑義等が生じた場合は、双方協議のうえ決定する。 6/6