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圓井繊維機械株式会社
電子産業分野 企業集 圓井繊維機械株式会社 部 品 ・ 部 材 06-6923-2615 http://www.marusans.com/ 優れた繊維加工技術で、産業資材分野の品質要求に対応 産業資材用筒編物 金属繊維や複合素材の加工で、従来にはない「編む」技術を開発。材料の特性を保持しつつ 製編することで、柔軟性と弾性をもつ多孔体の形成や異種材料の組み合わせを可能にし、さ まざまな用途に応じた材料設計を行えます。 技 術 概 要 金属繊維等を「編む」ことのできる唯一の技術 繊維機械製造の特殊加工と組立技術。縫製と編立てに関する技術とノウハウ。医工・産学連携など幅広い同業種・異業種とのネットワー クを活用して、 「編・織・組・縫」の繊維加工技術を産業資材へ応用することにより、 金属繊維や複合素材での新しい加工方法を実現しました。 筒編物 筒編物は、 セーターや靴下、 アンダーシャツに用いられている糸のループの連続体で構成されている編組織で、柔軟性、伸縮性に富ん でいる事が特徴です。当社では、金属やモノフィラメント糸のような高弾性繊維を製編する技術をもとに産業資材用材料の生産を行って います。 金属繊維編物 金属繊維編物は、剛性、導電性や耐熱性など金属独自の物性に加え、柔軟性と弾性を有する 多孔体を形成することにより電磁波シールドやサイレンサー、 ガスケット、パッキン、 フィルター などに使用されています。材質はステンレス、銅、 モネル、 インコネル、形状記憶合金(ニッケルチ タン)、 マグネシウム、銀など、線径は0.04mm∼0.30mm程度まで対応できます。編目の細か さ、編み地のサイズなど、様々な要望に対応が可能です。 金属繊維編物 ハイブリッド円筒編物 ハイブリッド円筒編物では、剛性の極端に異なる異種材料を複合的に製編する事により屈曲時で も耐圧性、円筒形状を保持しつつ、折れ曲がらないフレキシブルチューブが形成されます。この技術 と工業系大学が保有するナノファイバー被膜技術を利用し、医科大学との連携によって医療用 チューブ (人工血管)の開発に着手し、2006年度経済産業省「地域新生コンソーシアム研究開発事 業」に採択されました。 芯入り円筒編物 ハイブリッド円筒編物 芯入り円筒編物は、芯材の周囲に異種材料の糸を製編した筒編物です。炭素繊維やグラファイトなど、屈曲強度が 低い芯材の外周に金属繊維や高強度繊維を製編して補強された中間材料として、 パッキンの材料に使用されていま す。またその他、繊維束内への樹脂の含浸効率を高める事を目的として、炭素繊維やガラス繊維の外周にプラスチッ ク材料を製編した中間材料として、繊維強化複合材料用途に利用することが可能です。 芯入り円筒編物 ココに注目 ●新規性・独自性 ●他社との比較 ●顧客に与えるメリット 金属繊維や複合素材の加工に、繊維に おける織物の技術を応用していることが特 徴です。電磁波シー ルドの開発のほか、 カーボン繊維など、従来、織り機を使った加 工が難しかったものの加工方法を確立す るなど、新しい加工技術の開発にも力を入 れています。大学等との連携による「人工 血管」の開発もその成果によるものです。 金属繊維や複合素材の加工について は、 これまでも繊維加工の技術を利用した ものはありましたが、 「 織る」 「組む」という 技術が中心で、 「強度は追求できるが柔軟 性に欠ける」 という問題がありました。当社 はこれまで培ってきた繊維機械製造技術 や縫製等の技術により、金属繊維等を「編 む」ことによって柔軟性の問題を解決しま した。当社は金属繊維等を「編む」 ことので きる唯一の企業です。 当社は、金属繊維用特殊編機を自社で 開発・製造し、 また、繊維機械メーカーであ りながら繊維強化複合材料に関する知識 を有しているため、製品に要求される強化 形態に合致した加工方法や加工設備を提 案する事が出来きます。さらに、全日本特 殊ミシン工業会等の同業者と連携すること により、顧客のあらゆるニーズに対応でき るよう、新しい製品製造装置の開発も行っ ています。 ■ 会社概要・基本情報 所 在 地 〒535-0031 大阪市旭区高殿2丁目1番15号 U R L http://www.marusans.com/ T E L 06-6923-2615 F A X 06-6925-6597 26 ■ 従業員数 5名 資 本 金 1,000万円 設 立 1975年2月 代表者名 代表取締役 圓井 良 業務概要 繊維製品製造関連機器の開発・製造 家庭用/工業用ミシン・一般/特殊縫製機器 販売 各種筒編み製品の製造販売