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単品スライド条項の運用Q&A(請負者用)

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単品スライド条項の運用Q&A(請負者用)
単品スライド条項の運用Q&A(請負者用)
1
(請負者用)
適用期間について
Q1ー1
本運用は、「当分の間」運用するとあるが「当分の間」とはいつまでか。
当分の間の暫定的な措置ということで、恒久的な措置ではないということ。今後の資材価格の
動向を踏まえて、今後の対応を判断することとなります。
Q1−2 今年度実施の工事全てが対象となるのか。
平成20年6月13日時点で継続中、今後新規発注する工事全てが対象となります。
ただし、運用の通知日である7月1日以前に完了した工事は対象外となります。
Q1−3
工期末が8月で、2ヶ月の請求期間を確保できないものは、対象工事とならないの
ですか。
運用の特例として、工期末が平成20年9月30日以前のものについては、工期内であれば平
成20年7月30日までに請求することができます。
ただし、運用の通知日である7月1日以前に完了した工事は対象外となります。
Q1−4 工期2ヶ月未満の工事は、対象工事とならないのですか。
原則、対象となりません。ただし、9月30日以前で工期2ヶ月未満の工事は対象となります。
2
対象資材について
Q2−1 主要な工事材料は、「鋼材類又は燃料類」とあるが具体的にどのようなものか。
対象材料は、「鋼材類」と「燃料油」に分類される各材料で次のとおりです。
【鋼材類】H型鋼、異形棒鋼、厚板、鋼矢板、鉄鋼2次製品、ガードレール、スクラップ等
(ただし、非金属は含まない)
【燃料油】軽油、ガソリン、混合油、重油、灯油
3
スライド適用工事について
Q3−1 単品スライド条項の適用となる工事はどのような工事か。
鋼材類、燃料類の各材料において、実際の対象資材の搬入時・購入時の実勢価格で変動額を算
定し、請負代金額の1%以上変動のある工事が対象となります。
4
変更請求・協議について
Q4−1 変更請求は誰がいつまでに行うのか。
請負者の方は、工期末の2ヶ月前までに請求を行ってください。
(請負者用)
Q4−2 提出する証明書類はどのようなものか。
購入した際の対象資材の価格(数量及び単価)、購入先、搬入等の時期が明らかな書類で、納品
書、請求書や領収書等が該当します。請負者の方は、納品書、請求書、領収書を全て提出してく
ださい。
手形支払いの場合、協議時に請求書や領収書がない場合は、購入契約書や納品書等で内容が確
認できるものを提出しいただくこととなりますので、工事監督員と打合わせを行ってください。
Q4−3 燃料油の場合どのような証明書類が必要となるのか。
燃料油の場合も、原則、品書、請求書、領収書を全て提出してもらいますが、対象数量の算定
方法が鋼材と異なりますので、請負者の方は、燃料の使用用途がわかるように次の3区分に分け
て、提出をお願いします。
①設計数量内で証明書類のあるもの(様式1)・・・・現場場内建設機械に使用した燃料
②設計数量内で証明書類のないもの(様式1)・・・・現場場内建設機械に使用した燃料
③設計数量外もの(様式2∼様式5)・・・資材・機材の運搬に係る燃料
Q4−4 証明書類は、いつ提出するのか。
協議にあたって、工事監督員が証明書類等の協議資料の提出を求めますので、その時に提出を
お願いします。
Q4−5 原則、工期末の45日前の日を協議開始日とするとあるが、変更可能か。
単品スライド額の算定は、最終的な請負代金額を基準に、請負代金額の変更を決定するため、
現場及び設計変更等の進ちょく状況により協議開始日を遅らせることが必要となる場合は、甲が
乙の意見を聴いて、現場状況に応じて協議開始日を遅らせることができます。
また、工事の進ちょく状況が早い場合についても、甲が乙の意見を聴いて、協議開始の日を早
くすることができます。
協議開始日を変更する場合は、工事監督員と事前に打合わせを行ってください。
Q4−6 証明書類で、領収書等の原本を提出できないものはどうするのか。
原本及び写しを提出してもらい、確認後原本を返却します。
Q4−7 単品スライドの協議はどのようなことを協議するのか
工期末の45日前の日を協議開始の日として14日以内で協議を行うこととなります。
協議の内容は、対象となる工事材料、対象数量(設計数量)、設計適用年月日、請負代金額、既
済部分の対象の有無と対象とならない場合の金額等について協議します。
5
スライド額の算定について
(請負者用)
Q5−1 鋼材のロス分は対象数量に含めるのか。
鋼材類の対象数量は、原則として設計図書の数量を対象としますが、発注者の設計数量の範囲
内で、加工によるロス等の数量についても加味することができます。
なお、ロス分の請求があった場合には、スクラップについても対象材料となりますので、協議
を行うこととなります。
Q5−2 歩掛の諸経費に含まれている燃料は対象となるのか。
諸経費の燃料の内訳が明らとなる場合は、対象数量として計上することができます。
Q5−3 市場単価で鋼材類を使用しているものについては、対象となるのでしょうか。
標準設計図等の設計図書から数量を算定できるものについては、対象とすることができます。
Q5−4 算定の対象となる請負代金額は、いつの時点の請負代金額でしょうか。
基本的には、最終的な請負代金額(設計変更等が行われれば変更後の請負代金額)によって算
定を行うこととなります。
ただし、次の場合は、請負代金額から除いて算定することとなります。
①平成20年6月13日以前に「既済部分検査+支払い」が完了している部分
②部分払検査結果通知に、出来形部分等に単品スライド条項の協議対象とすることができる
旨を記載しなかったもの。
Q5−5
請負者の方からの請求では請負代金額の1%を超えるが、発注者の算定した変動額
が1%を超えない場合はどうなるのか。
発注者の算定した変動額が請負代金額の1%を超えない場合は、スライドの対象となりません。
Q5−6 共通仮設費、現場管理費及び一般管理費の率の変更を行わないのか。
スライド額の算定は、主要な工事材料に係る価格の変動分について、請負代金額の変更を行う
もので、率の変更は行いません。
なお、単品スライド条項による変更は、設計変更ではなく、材料価格の変動による請負代金額
の変更であることに留意願います。
Q5−7 鋼材類について、リース資材により取り扱う場合は対象となるのか。
リース資材も対象とします。
6
減額変更スライドについて
(請負者用)
Q6−1 減額変更スライドはどのようなものか。
資材価格の急落により、請負代金額が著しく変動する場合に、発注者が請負業者に減額変更の
請求を行うものです。増額変更スライドと同様に、全ての主要工事材料が対象となります。
Q6−2 適用となる工事はどのような工事か。
主要資材価格の変動額を算定し、請負代金額の1%以上変動のある工事を対象とします。
なお、1%を超える部分が請負代金額から減額されることとなります。
Q6−3 平成20年度の残工事は、残工事期間が2ヶ月ないが対象とならないのか。
工期の末日が、平成21年2月25日以降で平成21年3月31日以前の工事については、残
工期が2ヶ月未満であっても、工事完了前である場合は、平成21年2月27日までに発注者が
変更請求を行います。
Q6−4 発注者の変更請求に異議がある場合はどうするのか。
変更請求に異議がある場合は、請負業者は支出負担行為担当者に異議申し立てを文書で行い、
当該請求に係る品目毎の材料の明細書(名称・規格・数量)及び請負業者が実際に購入した対象
資材の価格(数量・単価)、購入先、搬入・購入の時期を証明する書類を提出して、発注者と協議
を行います。
様式−1
平成 年 月 日
請負代金額の変更の対象材料計算総括表(燃料油)
(発注者)
様
請負者
商号又は名称
代表者氏名
印
平成 年 月 日付けで通知のあった請負代金額の変更に必要な購入した価格等について、次のとおり資料を提出します。
工事名
品目
規格
単位
数 量
購入単価 購入金額
購入先
購入年月
使用した
証明の
使用目的
建設機械
有無
備考
注1 購入先、購入単価、購入数量等を証明出来る場合は、その資料(納品書等)を添付のうえ、併せて監督員に提出すること。
証明できない場合は、概算数量を記載のうえ、その算出根拠を記載した書類を提出すること。
注2 対象材料は、品目ごと及び購入年月ごとにとりまとめるものとする。なお、とりまとめ数量欄が足りない場合は、別紙にとりま
とめるものとする。ただし、同一の品目で同一年月日でも複数の単価がある場合は、区分するものとする。
また、当該品目が同一月で複数の工種や機械で使用されている場合、監督員より工種や機械ごとの内訳を提出するよう要
求があった場合など、追加資料が必要な場合がある。
様式−2
各種資機材の材料証明書
工事名
請負者
品目
規格
単位
数量
購入単価 購入金額
出荷元
※表に記載された数量、金額等について証明できる書類を添付すること。
搬入年月
品目
規格
運搬費の内燃料代
単位
数量
購入単価 購入金額
購入先
様式−3
建設機械の貨物自動車等による運搬にかかる運搬金額計算総括表
機械搬入所在地
建設機械名・規格
運 搬 車 両
規格
運搬距離 積載重量
機械名
基本運賃 ×( 特大品 +
(t積)
(km)
(t)
工事名
請負者
現場所在地
運 賃
悪路
機械搬出場所
+ 深夜早朝 + 冬期割増 )+
地区割
=
増・その
合計
様式−4
重建設機械の分解、組立及び輸送にかかる運搬金額計算総括表
機械搬入所在地
建設機械名・規格
運 搬 車 両
規格
運搬距離 積載重量
機械名
基本運賃 ×( 特大品 +
(t積)
(km)
(t)
工事名
請負者
現場所在地
運 賃
悪路
機械搬出場所
+ 深夜早朝 + 冬期割増 )+
地区割
=
増・その
合計
様式−5
仮設材(鋼材・H形鋼・覆工板)の運搬にかかる運搬金額計算総括表
資材搬入所在地
仮設材
機械名
運 搬 車 両
規格
運搬距離
(t積)
(km)
台数
(台)
数量(t) ×
工事名
請負者
現場所在地
運 賃
資材搬出場所
基本運賃
×( 深夜早朝 + 冬期割増 )+ その他
(円)
=
合計
様式−6
平成 年 月 日
請負代金額の変更の対象材料計算総括表(鋼材)
(発注者)
様
請負者
商号又は名称
代表者氏名
印
平成 年 月 日付けで通知のあった請負代金額の変更に必要な購入した価格等について、次のとおり資料を提
工事名
品目
規格
単位
数 量
購入単価 購入金額 購入先 搬入年月 使用工種
証明
の有
備考
注1 購入先、購入単価、購入数量等のを証明出来る資料(納品書等)を添付のうえ、併せて監督員に提出すること。
注2 対象材料は、品目ごと及び搬入年月ごとにとりまとめるものとする。なお、とりまとめ数量欄が足りない場合は、
別
紙にとりまとめるものとする。
ただし、同一の品目で同一年月日でも複数の単価がある場合は、区分するものとする。
様式−1
平成 年 月 日
請負代金額の変更の対象材料計算総括表(燃料油)
北海道○○支庁長
様
請負者
商号又は名称
代表者氏名
○○建設株式会社
○○ ○○
印
平成 年 月 日付けで通知のあった請負代金額の変更に必要な購入した価格等について、次のとおり資料を提出します。
工事名
品目
規格
○○地区○○○○工事
単位
軽油 1・2号
L
軽油 1・2号
L
軽油 1・2号
L
軽油 1・2号
L
軽油 1・2号
L
軽油 1・2号
L
購入数量(証明済み)合計
数 量
5,000
40,000
15,000
14,000
5,000
1,000
80,000
購入単価 購入金額
90
100
100
100
110
100
450,000
4,000,000
1,500,000
1,400,000
550,000
100,000
購入先 購入年月
■■石油
■■石油
■■石油
■■石油
■■石油
■■石油
使用した
建設機械
H20.4
H20.5
H20.6
H20.7
H20.8
H20.9
現場内重機
現場内重機
現場内重機
現場内重機
現場内重機
現場内重機
軽油
1・2号
L
2,000
■■石油 H20.10
ダンプ
軽油
1・2号
L
2,000
■■石油 H20.11
ダンプ
1,000
5,000
■■石油 H20.12
ダンプ
軽油 1・2号
L
購入数量(未証明)合計
使用目的
現場∼○○地
先
現場∼○○地
先
現場∼○○地
先
証明
の有
有
有
有
有
有
有
別添○○
別添○○
別添○○
別添○○
別添○○
別添○○
無
別添○○
無
別添○○
無
別添○○
備考
注1 購入先、購入単価、購入数量等を証明出来る場合は、その資料(納品書等)を添付のうえ、併せて監督員に提出すること。
証明できない場合は、概算数量を記載のうえ、その算出根拠を記載した書類を提出すること。
注2 対象材料は、品目ごと及び購入年月ごとにとりまとめるものとする。なお、とりまとめ数量欄が足りない場合は、別紙にとり
ま
とめるものとする。ただし、同一の品目で同一年月日でも複数の単価がある場合は、区分するものとする。
また、当該品目が同一月で複数の工種や機械で使用されている場合、監督員より工種や機械ごとの内訳を提出するよう
様式−2
各種資機材の材料証明書
品目
規格
単位
数量
購入単価 購入金額
出荷元
搬入年月
品目
工事名 ○○地区○○○○工事
請負者 ○○建設株式会社
運搬費の内燃料代
規格
単位
数量
購入単価 購入金額
購入先
再生骨材
40mm
m3
3,000
2,000 6,000,000 ▲▲砂利 H20.4
軽油
軽油
1・2号
1・2号
L
L
700
300
90
90
63,000 ■■石油
27,000 ◎◎石油
再生骨材
40mm
m3
5,000
2,000 10,000,000 ▲▲砂利 H20.7
軽油
軽油
1・2号
1・2号
L
L
500
1,000
100
100
50,000 ■■石油
100,000 ◎◎石油
重建設機械 21tブルドーザ 回
1
-
軽油
1・2号
L
500
110
55,000 ××燃料
○○リースH20.8
計
※表に記載された数量、金額等について証明できる書類を添付すること。
3,000
様式−3
工事名 ○○地区○○○○工事
請負者 ○○建設株式会社
機械搬入所在地 札幌市西区 現場所在地 旭川市南が丘 機械搬出場所 札幌市西区
路面掘削機
建設機械名・規格
運 搬 車 両
運 賃
地区割
規格
運搬距離 積載重量
機械名
基本運賃 ×( 特大品 + 悪路 + 深夜早朝 + 冬期割増 )+
=
合計
増・その
(t積)
(km)
(t)
セミトレーラ
30
110
20
81,000 ×(
0.7 +
0 +
0 +
0 )+
1,880 =
139,580
×(
+
+
+
)+
=
×(
+
+
+
)+
=
×(
+
+
+
)+
=
×(
+
+
+
)+
=
建設機械の貨物自動車等による運搬にかかる運搬金額計算総括表
様式−4
重建設機械の分解、組立及び輸送にかかる運搬金額計算総括表
機械搬入所在地 富良野市
ブルドーザ21t級
建設機械名・規格
運 搬 車 両
規格
運搬距離 積載重量
機械名
基本運賃 ×( 特大品 + 悪路
(t積)
(km)
(t)
セミトレーラ
20
50
19.973
42,000 ×(
0.7 +
トラック
4
50
1.322
18,500 ×(
0.6 +
×(
+
×(
+
×(
+
工事名 ○○地区○○○○工事
請負者 ○○建設株式会社
現場所在地 旭川市南が丘 機械搬出場所 富良野市
運 賃
地区割
+ 深夜早朝 + 冬期割増 )+
=
合計
増・その
+
+
)+
1,355 =
72,755
+
+
)+
650 =
30,250
+
+
)+
=
+
+
)+
=
+
+
)+
=
103,005
合計往復
206,010
様式−5
仮設材(鋼材・H形鋼・覆工板)の運搬にかかる運搬金額計算総括表
仮設材
機械名
セミトレーラ
工事名 ○○地区○○○○工事
請負者 ○○建設株式会社
現場所在地 旭川市南が丘 資材搬出場所
運 賃
資材搬入所在地
H形鋼
江別市
運 搬 車 両
基本運賃
規格
運搬距離
台数
×( 深夜早朝
数量(t) ×
(円)
(t積)
(km)
(台)
H形鋼(12m以内)
20
90
5
95 ×
4,000 ×(
×(
×
×(
×
×(
×
江別市
+ 冬期割増 )+ その他
=
合計
+
+
+
+
=
=
=
=
380,000
)+
)+
)+
)+
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