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単品スライド条項の運用基準について

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単品スライド条項の運用基準について
平成 20 年 10 月1日
岸
和
田
市
岸和田市上下水道局
単品スライド条項の運用基準について
1.適用日
平成 20 年 10 月1日
2.対象工事
適用日において継続中の工事および適用日以降の新規契約工事
3.対象となる工事資材
「鋼材類」および「燃料油」に分類される各材料
「鋼材類」:H形鋼、異形棒鋼、厚板、鋼矢板、鋼管杭、鉄鋼2次製品、ガードレール、
スクラップ等、鋼材を主材料として構成されている材料が対象。ただし、鋼
材類を一部にしか含まないコンクリート二次製品等は対象としない。
(しかし、
設計図面に配筋図等が明記されているなどその必要数量が明らかになってお
り、かつ購入価格、購入先および搬入時期が証明されることにより変動額の
妥当性が客観的に評価できれば対象となる)
なお、非鉄金属(アルミニウム、鉛、金、銀、銅、ニッケル等)は対象とし
ない。
「燃料油」:ガソリン、軽油、混合油、重油、灯油が対象。
4.岸和田市の負担
資材ごとに実際の搬入時、購入時における各材料の実勢価格を用いて当該工事の請負金額を
再積算(経費の変更は行わない)した場合に、対象工事費の1%を超える額。ただし、部分
払いを行った出来高部分や部分引渡しを行った部分については単品スライド条項を適用でき
ない。
5.請求手続き
(1)請求時期
工期末の2ヶ月前までに請求を行うこと。
ただし、周知期間を考慮した緩和措置として、工期末が平成 20 年 12 月 31 日以前の工
事は、工期内であれば平成 20 年 10 月 31 日までに請求を行うこと。
(2)証明書類の提出(必須)
実際に購入した対象材料の価格(数量および単価)、購入先、搬入時期、購入時期を証
明する書類を提出すること。
6.スライド額の計算で用いる単価
(1)価格変動前の単価は鋼材類、燃料油とも設計時点における単価
(2)価格変動後の単価
鋼材類:対象材料が現場に搬入された月に基づく実勢価格
燃料油:対象材料を購入した月に基づく実勢価格
(注)実際に購入した際の鋼材類の購入金額、燃料油の購入金額のほうが、実勢価格
よりも低い場合は、実際の購入金額を用いる。
7.スライド額の計算で用いる対象数量
(1)設計図書に記載された数量
(2)一式計上の工種で発注者の設計数量があるものは、発注者の設計数量
8.スライド額の計算
スライドの対象となった資材について、上記の単価と数量を用いて再積算(経費の変更は行
わない)した請負金額と、スライド前の請負金額の差額から、スライド前の請負金額の1%
相当額を減じます。
なお、部分引渡しをした工事部分および部分払いの対象となった出来高部分については、単
品スライド条項の対象から除く。
9.その他
単品スライド条項を運用するに当たり、上記記載事項によるほか、平成 20 年 7 月 16 日付国
土交通省発行の「工事請負契約書第 25 条第 5 項(単品スライド条項)運用マニュアル(暫定
版)」の内容を一部修正のうえ運用する。
1
第 4 章 4-1
請求時期
適用日等の変更
国マニュアル P29
2
4-2
協議の手続き
名称変更
国マニュアル P29~P30
3
4-3
既済部分検査
適用日の変更その他
国マニュアル P30
4
4-4
部分引き渡しにかかる指定部分の取り扱い 運用日の変更その他
国マニュアル P30
単品スライドに伴う実施フロー及び様式
国マニュアル P31~P45
5
(参考資料)
別に定める
単品スライドに伴う実施フロー
1
請求時期
工期末2ヶ月前までに請求
工期末
適用日
工期開始
10/1
10/31 まで請求可能
(緩和措置)
工期末が 11/1から
12/31 まで
工期末まで請求可能
(緩和措置)
工期末が 10/1から
10/31 まで
工期末
適用日
工期開始
10/1
10/31
工期末
適用日
工期開始
10/31 11/1
10/1
12/31
2
手続きフロー
2ヶ月以上
工
期
末
スライド契約変更
14 日以内
ス ラ イ ド 額 決 定
ス ラ イ ド額 協 議 開 始 日
ス ラ イ ド 額 協議 開 始 日 の 通 知
単品スライド請求日
7 日以内
45 日以内
・スライド額の算定にあたって、「対象工事費・対象数量」は、「最終的な全体工事費・契約
数量」をもって行うことが原則であることから、協議開始日までに、スライド分を除く精
算変更をすることが望ましい。その後、協議のうえでスライド額を確定し、契約により最
終請負金額を確定させる。
・しかしながら、最終的な数量の確定までに期間を要する場合などこれによりがたい場合も
想定されるが、その場合は、受注者や岸和田市とも十分調整のうえ実施すること。
(様式1)
平成
年
月
日
岸和田市長
岸和田市上下水道事業管理者
請負者
所
在
地
商号又は名称
代表者氏名
印
工事請負契約書第 24 条第1項に基づく請負金額の変更請求について
標記について、平成
年
月
日付けで契約締結した下記工事について、契約当初に比
べ工期内に主要な工事材料の価格に変更が生じたので、工事請負契約書第 24 条第1項に基づき請
負金額の変更を請求します。
記
1
工 事 名
2
請負金額
金
3
工
平成
4
請求する主要材料名
期
円
年
月
日から平成
年
月
日まで
「請求する工事材料を具体的に記載すること」
「鋼材類」
「燃料油」
5
変更請求概算額
「鋼材類」
円
「燃料油」
円
(注意)請求の際には、請負金額変更請求額概算計算書(様式1-1)を作成し、提出して下さ
い。
なお、今回の請求はあくまで概算額であり、精査の結果、請求額が変更となっても問題
はありません。
(様式1-1)
平成
年
月
日
請負金額変更請求額概算計算書
岸和田市長
岸和田市上下水道事業管理者
請負者
所在地
商号又は名称
代表者氏名
印
工事請負契約書第 24 条第1項に基づく請負金額の変更請求額の内訳は、下記のとおりです。
工事名
記
品 目
規格
単位
数量
当初単価
当初想定金額
購入単価
購入金額
購入年月
差 額
備
考
変動額
単品スライド請求額
(注)
1.購入先、購入単価、購入数量等を証明できる場合は、その資料(納品書等)を添付のうえ、併せて監督職員に提出す
ること。証明できない場合は、概算数量を記載のうえ、その算出根拠を記した書類を提出すること。
2.対象材料は、品目毎および購入年月毎に取りまとめるものとする。なお、とりまとめ数量欄が足りない場合は、複数枚に
なってもよい。
3.変動額から受注者の負担額を差し引いて、単品スライド請求額を算出する計算過程を、別紙に記載すること。
(様式1-2)
平成
年
月
日
請負金額の変更の対象材料計算総括表
岸和田市長
岸和田上下水道事業管理者
請負者
所在地
商号又は名称
代表者氏名
印
工事請負契約書第 24 条第1項に基づく請負金額の変更に必要な購入した価格等について、下記のとおり資料を提出
します。
工事名
記
品 目
規格
単位
数量
購入単価
購入金額
購入先
購入年月
使用した
建設機械名
使用目的
証明の
有無
備
考
(注)
1.購入先、購入単価、購入数量等を証明できる場合は、その資料(納品書等)を添付のうえ、併せて監督職員に提出す
ること。証明できない場合は、概算数量を記載のうえ、その算出根拠を記した書類を提出すること。
2.対象材料は、品目毎および購入年月毎に取りまとめるものとする。なお、とりまとめ数量欄が足りない場合は、複数枚に
なってもよい。ただし、同一の品目で同一年月でも複数の単価がある場合は、区分するものとする。また、当該品目が同
一月で複数の工種や機械で使用されている場合、監督職員より工種や機械毎等の内訳を提出するよう要求があった場
合など、追加資料が必要な場合がある。
(様式1-3)
各種資機材の材料証明書
品目
規格
単位
数量
購入単価
購入金額
出荷元
搬入年月
品目
規格
単位
運搬費のうち燃料代
数 量 購入単価
購入金額
搬入先
(様式1-4)
建設機械の貨物自動車等による運搬にかかる運搬金額計算総括表(提出資料)
建設機械名・規格
機械搬入所在地
現場所在地
運搬車両
機械名
運
規格 運搬距離 積載数量
基本運賃 ×
(t積) (㎞)
(t)
特大品
+
悪路
機械搬出場所
賃
+ 深夜早朝 + 冬季割増 +
地区割増
= 合 計
・その他
重建設機械分解、組立及び輸送にかかる運搬金額計算総括表(提出資料)
建設機械名・規格
機械搬入所在地
現場所在地
運搬車両
機械名
運
規格 運搬距離 積載数量
基本運賃 ×
(t積) (㎞)
(t)
特大品
+
悪路
機械搬出場所
賃
+ 深夜早朝 + 冬季割増 +
地区割増
= 合 計
・その他
仮設材(鋼矢板、H形鋼、覆工板等)の運搬にかかる運搬金額計算総括表(提出資料)
仮設材
機械搬入所在地
運搬車両
機械名
規格 運搬距離 積載数量
(t積) (㎞)
(t)
現場所在地
運
数量
(t)
機械搬出場所
賃
基本運賃
×
× 深夜早朝 + 冬季割増 +
(t)
その他
= 合 計
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