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公 共 事 業 事 前 評 価 調 書 事 業 名 (仮称)川井から鶴ヶ峰配

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公 共 事 業 事 前 評 価 調 書 事 業 名 (仮称)川井から鶴ヶ峰配
〔様式1〕
公
共
事
業
事
前
評
価
調
書
事 業 名
(仮称)川井から鶴ヶ峰配水池口径 1,000mm 導水管更新工事
事
場
所
(所在地)
横浜市旭区上川井町 2555 番地先から旭区鶴ヶ峰本町一丁目 32 番地先
業
事業目的
概
事業内容
要
事
業
スケジュール
本事業は、川井浄水場で処理された水を(仮称)鶴ヶ峰配水池に送水するため、
道志川系導水管の一部(以下「本送水管」という。)を整備するものです。
本工事は、総延長約 6.0km の導水管に内挿管工法により新たな管を挿入するも
のです。
設
計
工事着手
稼動予定
総事業費
約25億円
平成 20∼21 年度
平成 22 年度∼平成 26 年度
平成 27 年度
(建設費)
① 必要性
本事業における導水管は、これまで川井浄水場から西谷浄水場へ道志川系の
原水を導水するために使用してきましたが、将来構想として、道志川系の原水
は川井浄水場、相模湖系の原水は西谷浄水場で処理することとなりました。ま
た、相模湖系の原水を処理していた鶴ヶ峰浄水場は(仮称)鶴ヶ峰配水池を残
して廃止しますので、今後川井浄水場で処理した飲料水を鶴ヶ峰配水池へ送水
するための送水管が必要となります。
そこで、現在川井浄水場を経て西谷浄水場へ原水を導水しております既設の
導水管の一部を整備し、川井浄水場から(仮称)鶴ヶ峰配水池への送水管とし
て使用するための工事です。
事 業 の
必 要 性
② 上位計画における位置付け
(1)「長期ビジョン」・「10か年プラン」
横浜市水道局は、事業運営の長期的な指針として、概ね20年後の横浜水道の
将来像を示した「長期ビジョン」と10年間に実施すべき主要施策を示した「
10か年プラン」を平成18年7月に策定しました。
その中で、21世紀を見通した水道システムの再構築として水源から浄水場
までの水道システム再構築の一つとして、自然流下系浄水場の統廃合の考え方
を次のとおりまとめました。
「自然流下系浄水場の統廃合」
水質・水圧の面で有利な自然流下系の浄水場を優先的に使うとともに、施設
の効率化を図るため、3つの浄水場を2つに統合し、また、水処理を容易にす
るために1浄水場につき1系統の水源の水を処理することを原則とします。
○川井浄水場・・・(現状):道志川・相模湖系統→(将来):道志川系統
○鶴ヶ峰浄水場・・・(現状):相模湖系統 →(将来):廃止
○西谷浄水場・・・(現状):道志川・相模湖系統→(将来) 相模湖系統
上記施策に基づき、鶴ヶ峰浄水場は配水池を残して廃止が決まり、川井浄水
場で処理された水を送水することが決まりました。
③
適地性
川井浄水場から(仮称)鶴ヶ峰配水池への送水管については、既存の導水管
へ新たな管を挿入する工法を採用することで、川井浄水場から(仮称)鶴ヶ峰
配水池への送水を確保することが可能となります。
(次頁図面参照)
1
〔様式1〕
(企)西長沢浄水場
通常運用:川井浄水場→(仮)鶴ヶ峰配水池
緊急時運用:(企)相模原浄水場→(仮)鶴ヶ峰配水池
青葉区
川 井浄 水 場
瀬谷区
港北区
都筑区
(企)相模原浄水場
既設の導水管に内挿工法により
新たな管を布設します。
緑区
(仮)鶴ヶ峰配水池
菅 田配 水 池
西 谷浄 水 場
(企)矢
矢指調整池
新 横浜 企 業 団
神奈川区
保土ケ谷区
西区
安全・安心・安定性
鶴ヶ峰浄水場は廃止されますが、本送水管を整備することにより、川井浄水
場で処理された水が(仮称)鶴ヶ峰配水池へ送水されます。これにより、鶴ヶ
峰浄水場廃止後についても、自然流下で水を送水することができ、安定した給
水の確保が可能となります。
② 費用便益分析
代替案として考えられる案は、新たな路線に送水管を整備し、鶴ヶ峰配水池
へ送水する方法 ①と現在整備を進めております鶴ヶ峰幹線から神奈川県内広
域水道企業団の水を受水する方法②があります。
そこで、これら代替案の事業費と本事業費との経済性の比較を行った結果を
以下に示します。
【代替案①の場合】
川井浄水場から鶴ヶ峰配水池までの路線延長が約 6,000m となりますので、
新たな送水管路をシールド工法等により整備が必要となります。
事 業 費 7,400,000(千円)
事業費縮減率 66.2%
【代替案②の場合】
受水費の高い神奈川県内広域水道企業団の水の受水を継続する。
企業団受水費
10.5(円/㎥)×58,400 ㎥×365 日≒224,000(千円/年)
川井浄水場で処理した水を本送水管で送水した場合
川井浄水場浄水費 1.38(円/㎥)×58,400 ㎥×365 日≒ 29,400(千円/年)
以上の結果(平成 18 年度実績より試算)から、年間の差額が 194,600(千円
/年間)となり、本事業に要する費用は約 12.8 年間で回収できることとなりま
す。13 年目以降は、経済的に有利となります。
本事業と代替案について費用便益を分析した結果、上記のとおり本事業実施
の有益性が認められます。
③ コスト縮減の取組み
「公共事業コスト構造改革プログラム」に沿って工事コスト低減に取組みます。
「建設工事に係る資材の再資源化に関する法律」により、特定建設資材の適切
な分別解体を推進します。また、公共工事環境配慮ガイドラインに従い、確認し
ます。
工事路線は、交通量が多く、国道横断が生じるなど、開削工法での施工は困難
と想定されます。
新技術の活用は特にありません。
①
事業の効果
環境への
配慮
地域の状況等
事業手法
そ の 他
添付資料
担当部署
鶴見区
有・無
水道局
(案内図)
施設部
計画課
2
(℡
045-671-3119)
〔様式1〕
案
内
図
S=Free
工
事
川井浄水場
範
囲
約
6
k
m
鶴ヶ峰浄水場
管路(更新)
3
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