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中世ドイツ都市法の邦訳(1)

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中世ドイツ都市法の邦訳(1)
[史料]
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
‥
1450年、低地ライン地方の小都市 「ブランケンベルク都市法」
(ノルトライン = ヴェストファーレン地方)
山本
健*
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*やまもと・たけし:敬愛大学国際学部助教授
ドイツ中世史
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敬愛大学国際研究/第 7号/2001年 3月
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史料の紹介
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og本稿は、ドイツ北西部の低地ライン地方に属するベルク大公領(Her
( 1)
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の一つの小都市ブランケンベルク、その1450年の都市法(di
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g) の邦訳( 2) である。同市は、ブランケンベルク
行政区の政治・経済の中心地であった。しかし、本誌前号で紹介した「14
( 3)
のレベルでは、「同法域には、
57年のブランケンベルク法域( 領域) 法」
それぞれ独自の法の下にいる5種類の住民たち〔家人、市民、荘民、自由
民および保護民(フォークト住民)〕が存在している」(§.1) ことが指摘さ
れてはいたものの、同法域下の市民の存在形態を規定する「独自の法」、
すなわち都市法についての言及はなかった。したがって、本稿のブランケ
ンベルクの都市法の紹介は、ラント〔領域行政区〕レベル、都市レベルそ
して農村 (村落/荘園) レベルを総合的に考慮して、ブランケンベルク法
(領) 域の権力構造を考察しようとするためには不可欠な準備作業である。
1.中世都市ブランケンベルクについて
(1)サイン伯家によるブランケンベルク城塞の建設( 4)
e
g) 河中流域に位置し、1
中世都市ブランケンベルクはジーク (Si
181年
頃のサイン伯家による城塞(ブルク) 構築に基づく。
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nvonSayn) はエーベルハルト1世 (Ebe
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〔1139
サイン伯家 (Gr
1176
年〕
)およびハインリヒ1世(He
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〔1139 1169
年〕
)がヴェスター
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d) にサイン城塞を築城し、ここを拠点に小規模な荘
ヴァルト (Wes
園所領の獲得に成功したことに起因する。ただし、その際、彼らは平和的
な 手 段 を 用 い な か っ た た め 、 1152年 に ケ ル ン 大 司 教 ア ル ノ ル ト 2 世
(Er
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n) から懲戒を課せられ、「彼らの所領は焼き
224
払われ、灰塵に帰した」と記録されるほどのダメージを被った(5)。その後、
サイン家は中部ライン地方と低地ライン地方の実力者たる2人の大司教
〔トリア大司教とケルン大司教〕と政治的な妥協に努めるようになり、ラ
イン河に接するジーク河下流域への進出を断念して、専らアウエルガウ
( 6)
(Aue
l
gau)
、すなわち、ベルク高地を流れるジーク河中流域とヴェスター
ヴァルトの北西地域に独自の支配領域を形成しようと努めた。その結果、
サイン家はケルン大司教の保護の下に、ボン(Bonn) の聖カシウス修道院
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)がアウエルガウに所有している所領に対する守護権(フォー
クタイ) を、1
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n) をも
2世紀後半にはアウエルガウでの副伯権 (Unt
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) を打ち立てた。同時に、自らの支配
取得して( 7)、領邦主権(Landes
領域を敵対的な攻撃から守り、かつ行政的にも適した地点に根拠地を設置
( 8)
bur
g)
が建設
する必要に迫られ、ブランケンベルクに領邦城塞 (Landes
された。
もちろん、同領邦城塞が完成するまでには、紆余曲折があった。すなわ
ち、この建設に対しては、ケルン大司教が記していたように「サイン伯ハ
インリヒ1世とその兄弟たるエーベルハルト1世はブランケンベルクと呼
ばれているブルクを前述の教会〔ジークブルク大修道院〕の土地に強引に
( 9)
という直接的な原因のほかに、ジークブル
建設した」(1181年11月13日)
ク大修道院はサイン伯家との間に荘園領主権をめぐる経済的な対立も抱え
ていたため、頑強に反対した。そして、とうとう同院長がローマ巡礼の機
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usⅢ) に、もしサイン伯らが
会を捉えて、教皇ルキウス3世 (Paps
同修道院に与えた損害を補償しない場合には、サイン伯をはじめとして、
婦女子を除くブルク住民全員を破門する権利をボン司教座聖堂首席司祭
(Pr
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) に委託するという確約を取り付けたほどであった( 10)。このよう
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pp) の双方痛み分
な対立は、しかしながら、ケルン大司教ヒリップ(Phi
けという内容〔すなわち、修道院側は荘園領主権の一部を、また伯側は部
分的な伯権の一部を放棄する〕で調停が図られた。
12世紀末までにブルクと結合する形で市民の定住地も設置された。その
ため、ブランケンベルクは「Bur
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g」(ブランケンベ
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
225
ルク城塞
都市) と記載される( 11)。この当時、城塞
都市にかなりの住民
( 12)
から
がいたことは、1183 1187年に記された『ジークブルク奇蹟集』
判明している。また、定住地も新・旧二つの市街地から成り立ち、定住地
全体は1248年に市壁で囲まれた。ところで、旧市街は図1の①に相当し、
長方形の形をし、その面積は約1.
6haである。また高い防御壁と溝で囲ま
れていた。これに対して新市街は図1の②に相当し、その面積は約5.
17ha
である。同市のかなりの部分を新市街が占め、入市するためには壕に掛け
られているはね橋を渡らなければならなかった( 13)。
(2)1245年9月29日のブランケンベルク都市法付与について( 14)
サイン伯家はブランケンベルク城塞
都市とその防御施設 (市壁、塔、
溝、堀) を計画的に、しかも比較的短時間 (約70 100年) で完成させた。
そして低地ライン地域での支配権をめぐる周辺領主との競争に勝ち抜くた
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) を確固たるものにすべ
めに、すなわち、自らの主権領域 (Hohei
く、経済力を伸ばし、行政(統治) 力を整備する必要に迫られていた。そ
のためにも、経済および行政の中心地たるブランケンベルク城塞
都市を
可能な限り繁栄させねばならなかった。その手段が都市法の付与であった。
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すなわち、1245年9月29日のサイン伯ハインリヒ3世(Hei
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〔1205 1291
年〕
) による、
46
年〕
) とその妻マチルダ(Me
同伯の主権の確保と、また伯に信頼を託す者たちの繁栄を願って、ブラン
ケンベルク市民へ付与した都市法であった。
この都市法、正確には、都市昇格文書の原本は、1450年12月13日にユー
リッヒ
har
d〔1437 1475年〕) が上記の都市法
ベルク大公ゲルハルト(Ger
の写しの序文の中で言及しているように、1450年段階で、すでに消失して
いた。
2.ブランケンベルク都市法について
(1) 1245年の史料の性格について( 15)
本来の証書は、『都市法』の序文からも明らかのように、「ブランケンベ
ルク市民の好意」に対するお返しとして、伯側から付与されたものである。
226
図1
ブランケンベルク市の地形と位置
(注) ①旧市街,②新市街.
(典拠) A:H.
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43,図18.
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g1995,S.
47,
図 2.
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
227
図2 ブランケンベルク領のベルク伯領併合時(1363
年)のベルクの都市、行政区、
そして裁判所
( 典 拠 ) A.Br
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gang63,1999,S.
125.
228
1245年の都市法証書は同都市法の交付者たるサイン伯ハインリヒ3世とそ
の妻マチルダの名前、彼らの交付の動機で始まっている。その後に20条の
条文が続き、最後に証人のリスト、印章そして交付年月日が記されている。
証人たちは、サイン伯の4人の甥たち
シュポンハイム家の4兄弟たち
( 16)
である。ブルクマンた
と16人の家人的ブルクマン〔城塞守備員〕
ちは、その名前から判断すると、そのほとんどがヴェスターヴァルト地域
それにジーク平野に定住している家系の者たちであった。
(2) 1450年の史料の性格について
この都市法は、その序文に付いている大公ゲルハルトの説明で始まり、
1245年の都市法の諸権利をそのまま確認かつ保証し、その証明として大公
は自らの印章を同証書に付した。さらに証人として、シュタイン領主にし
てベルク大公領の領国家老〔筆頭行政官:Landdr
os
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〕であったヴィルヘ
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) や騎士アリフ・
ルム・フォン・ネッセルロード (Wi
yf
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bade
) などが挙げられており、彼らの印章をも付して
ゲバーデ (Al
a) の日、すなわち1
2
ある。そして交付年月日たる1450年聖ルキア (Luci
月13日が記録されている( 17)。
この都市法の写しは、1450年のもののほかに、1475年それに1511年のも
のがある。そして、1643年のブランケンベルク行政管区の地代
徴税台帳
の中でも、はっきりと、1245年、1450年そして1511年の都市法の宣言書が
指摘されていた。そして、都市法が最終的に廃止された1805年に、初めて
「1245
年、サイン伯およびその妻マチルダから付与され、145
0
年にユーリッ
ヒ
ベルク大公ゲルハルトによって確認、強化されたブランケンベルク都
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n)』に活字化さ
市の特権と自由」が『低地ライン誌 (Ni
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れた。 その編纂者であるヴィルヘルム・アッシェンベルク (Wi
As
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g) は1
607年の写しを手本とした( 18)。
フィッシャーによると、このテキストは16世紀のライン地方の行政用語
で起草されている。ただし、手本とされた写しが中世高地ドイツ語かラテ
ン語かのどちらで記されていたかは、不明である。しかし、17世紀の人々
は、原本は疑いもなくラテン語で記され、そして写しはドイツ語に翻訳さ
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
229
れたものであると考えていた、と彼は推測している( 19)。
(注)
(1) 最近、ベルク大公領の個々の行政管区(Amt
)の研究が行われている。例えば、Br
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gang6
3,1999,S.124151を参照。
(2) 同 都 市 法 は す で に ゲ ン グ ラ ー 編 『 ド イ ツ 中 世 都 市 法 集 』〔 H.
G.
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,1866(1964)〕の24ページに指摘されている。ただし、ここには
そ の 原 文 は 記 載 さ れ て い な い 。 た だ 、 ヴ ィ ル ヘ ル ム ・ ア ッ シ ェ ン ベ ル ク (Wi
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g)が1607年に『低地ライン誌(Ni
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n)』に活字化していること
だけが指摘されてある。本邦訳のテキストは、これを基にした刊本史料を利用した(Fi
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g
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gbur
g1995,S.2732)。
(3) 山本健「グリム編『ヴァイステューマー』の邦訳(2)
1457年のブランケンベルク法域
法」『敬愛大学国際研究』第6号、2000年、153 185ページ。同拙稿では、ベルク大公領の
中でもブランケンベルク領は隣接するヴィンデック領と性格を異にする点を述べておいたが、
上記注(1)のA・ブレンドラーの論文に掲載されていた図「ベルク伯領の諸都市、管区そし
て裁判所(1363年)」(125ページ)はブランケンベルク領とヴィンデック領との性格の違い
を明示している。そこで、この図を本稿に掲載しておく。なお、同拙稿において、158ペー
ジのベルク大公アドルフ9世は7世の、また 161ページのベルク伯アドルフ6世は4世のミ
スである。さらに168ページの§9の小見出しは「他領域への聖像持ち出しについて」のミ
スであった。
山本健「グリム編『ヴァイステューマー』の邦訳(1)」は「ドイツ中世農村史料『ヴァイ
ステューマー』の邦訳」同第4号、1999年、119 176ページである。
(4) Fi
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g1995,S.1325.
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1991,p.
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XX,
1966,S.25の〔図6:中世のガウ(Gau)〕を参照。
(7) サイン家は副伯権を、アウエルガウに対するファルツ伯の代理人として、また親族関係
から生じる要求として取得した(Fi
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a.
O.S.14.
)。
(8) 城塞(ブルク)については、野崎直治『ヨーロッパ中世の城』
、中公新書、1989
年を参照。
(9) Fi
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O.S.1516.
(10) i
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(12) Mi
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g1966,S.4446.
(13) Fi
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a.
O.S.19.
(14) i
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d
.
,S.2737.
(15) i
b
i
d
.
,S.3234.
(16) 野崎、前掲書、17
4 184ページを参照。
(17) Fi
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a.
O.S.32.
(18) i
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d
.
,S.3536.
(19) i
b
i
d
.
,S.33.
230
〈邦訳〉低地ライン地方の小都市:
ブランケンベルク都市法(1450年12月13日公布)
(注記)1.訳文中の〔 〕内の日本語は、各条項の内容の理解を容易にするために、訳者が
補充したものである。また( )内は原語またはその現代語である。
2.各条項の前に、内容を要約した小見出しを設けて、読者の便に供した。
3.前書きには[序]を、また後書きには[終]
(21)、(22)を付けてわかりやすくした。
[序]〔ブランケンベルク都市法の由来について〕
神の恩寵により、ユーリッヒ
ベルク大公にして、ラーベンスベルク
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ougez
oGuyl
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ode
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ndGr
avez
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r
g) 余
伯である (Her
har
d) は、余の相続人や後継者のために、この証書で
ゲルハルト (Ger
公に〔以下のことを〕告知する。〔それは、すなわち〕余に提示され、
〔それ故に〕余が目にし、かつ口にした〔証書は〕1枚の〔都市法〕証
a) である。
〔ただし〕この件に関しては、印章を付した
書の写し (copi
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br
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f
f
) は、
都市昇格文書〔都市法〕の原本 (derbes
余に正確に教示されているように、〔今日では、その存在が〕確認され
ず、〔それ故に〕喪失されていることを、またこの写しが一字一句、以
下に記されている〔1245年の、サイン伯ハインリヒ3世が交付した都市
昇格文書の原本に違わない〕内容に基づくものであることを、余も理解
している。
aveHe
nr
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hz
o
〔その1245年の原本とは〕サイン伯ハインリヒ3世 (Gr
Se
yne
) が、その妻マチルダと共に、この都市昇格文書〔都市法〕を目
にし、口にしそして耳にしたすべての人々に告知した〔ものである〕。
すなわち、余〔
サイン伯ハインリヒ3世〕は善意により、また特別な
c
hmanne
)〕の助言
好意により、また余のブルクマン〔城塞守備員 (bor
をも受け入れて、ブランケンベルクの余の市民の好意のために (vmb
guns
ti
ndvmbl
e
i
f
f
devns
e
rbur
ge
rz
oBl
anke
nbe
r
c
h)、市民たちに以下のよう
s
ul
c
hr
e
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htvndvr
yhe
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)
〕を授与した。
な個々の権利と自由〔特権(al
(1)〔近隣住民の都市への受け入れについて〕
o Bl
anke
nbe
r
c
hi
n wi
l
t
[
ブ ラ ン ケ ン ベ ル ク の 都 市 領 域 に 来 て (z
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
231
We
i
c
hbi
l
d]var
e
n) そして市民になりたい者は誰であれ、いかなる妨害を
受けることなく、市民になることができるし、また都市法をも享受でき
る。
(2)〔平和領域としての都市について〕
e
c
hti
ndvr
yhe
i
t
) を付与し
次に、余は彼ら市民に、次のような特権 (r
た。それは、すなわち、ブランケンベルクに居住し、そして都市法を享
受する市民は誰であれ、いかなる者とも法廷闘争〔係争〕をしてはいけ
t
s
l
ac
hmyt
ない。ただし、口の開いた傷を伴う〔傷口が見える〕殺害(doi
of
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ne
nwonde
n)、強姦 (no
i
t
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oi
c
ht
) そして市民の家内での、争いないし
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暴力を伴う悪行〔虐待〕〔つまり、家の平和攪乱罪(heges
ge
hande
l
twur
demytge
wal
tyns
ymehuys
s
s
e
)〕をめぐっては,その限りで
はない。
(3)〔居留民の都市内での社会的位置について〕
nbyge
s
e
s
s
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nman) も市民と、何らかの
さらに、いかなる居留民(ghei
c
hedai
tz
u kampe
行 為 を め ぐ っ て 法 廷 闘 争 を し て は い け な い (eyni
he
ys
c
he
n)。
(4)〔都市参審員の選出手続きについて〕
c
he
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f
e
n) が選出した者だけが、参審員として
さらに、都市の参審員(s
任命されるべきである。また、彼らが1人の参審員を選出した場合、彼
ら参審員たちは“都市”領主の面前に出頭〔し、報告〕する義務がある。
そして、都市領主は選出された参審員にいかなる種類の納付金〔承認料〕
を要求せず、彼を承認すべきである。そして、その手続きが完了した場
合、領主はその参審員に彼ら〔参審員〕の権利を承認すべきである。
(5)〔強制的な証人召喚の禁止について〕
z
uc
h) も強要さ
さらに、ブランケンベルクではいかなる証人召喚(get
れない。ただし、参審員や布告〔宣告〕を介して彼ら市民に要請された
場合は、その限りではない。
(6)
〔年市への参加について〕
さらに、各人が、年市の開催期間中に、その年市〔での販売目的〕の
232
ためにブランケンベルクに来る場合、その者は〔予め〕指定された場所
で〔販売を〕行うべきこと。また、この者は〔販売を終えて〕都市を出
て行く場合には、通行税〔出立税〕 として1ペーニッヒを支払う義務
がある。
(7)〔世襲財産の処分について〕
f
f
e
) を売
さらに、いかなる者も〔都市内にある〕自分の世襲財産(er
却ないし質入れすることはできない。 ただし、 参審員の許可
(ge
he
nc
ke
ni
s
s
e
) と承認(ge
t
z
uge
) を得た場合は、その限りではない。
(8)〔市民の荘園地代の未払い行為について〕
yne
rnoe
de
さらに、 ある市民が、 やむを得ない個人的事情で (vons
we
ge
n)都市外にいて〔そのために〕
、〔借りている〕荘園保有地の地代
(hof
fz
i
ns
) をめぐって、
〔その支払いのために〕荘園法廷に出頭できな
い場合、すなわち〔地代請求者が、地代未払い〕市民に対して、法律的
に荘園地代を請求する権利があり、またその地代が自分〔 地代請求者〕
の許に届いていない旨、主張し、〔とうとう〕地代請求者がその未払い
地代をめぐってブランケンベルクで訴訟を起こした場合、人〔参審員〕
はその要求者に、最終的に、遅滞なく正義〔地代の支払い〕が行われる
ようにすべきである。
(9)〔暴力行為の和解について〕
さらに、市民が他の市民をで殴る事態が生じた場合、その加害者は
被害者に対して、その殴打〔という行為〕を、ケルン貨幣で5シリング
の和解金を支払って償うべきである。しかし、もし市民でない者がブラ
ンケンベルク都市内で市民をで殴る事態が生じた場合には、〔正式な
訴訟事件となり〕、その加害者たる非市民は、裁判官と法廷に対して5
シリングを〔被害者への和解金とは別に〕支払うべきである。
(10)〔市外市民の訴訟について〕
ge
s
e
s
s
e
nbur
ge
r
) は、負債
さらに、ブランケンベルクの市外市民 (vys
e
gei
nds
c
he
l
t
wor
de
n)、
〔ブラン
をめぐる係争や罵詈雑言に関して (vankr
ケンベルク都市〕法廷に訴えることができる。
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
233
(11)〔債権の取り立てについて〕
さらに、市民がある者に対して借金を取り戻そうと、その債務者を自
分に十分なる弁済をするようにさせることができない場合、市民は第二
e
nge
r
i
c
ht
e
)〔控訴すべく〕参審員の承認を得て、
審へ (vureymeander
〔その債務者を〕拘留することができる。また、債務者が最高審で(vur
de
m hoe
s
t
e
ng
e
r
i
c
ht
e
)〔弁済〕判決をめぐってわびる〔支払いに応じる〕
場合、市民は2人の参審員と共にその債務者を公表し、そして保護すべ
きである。
(12)〔市民の死亡税免除について〕
さらに、誰かある者がブランケンベルク市に居住し、そして同市で死
f
t
r
e
c
ht
亡した場合、いかなる者もその死亡した者に対して、死亡税(heuf
of
fbude
i
l
e
n) を要求することはできない。その死亡した者が残した全財
ue
n) のものとなる。
産は、彼の正当なる相続人(er
(13)〔都市外法廷への訴訟禁止について〕
ant
f
e
s
t
e
)
さらに、ブランケンベルク市内では、人はラントフェスト (l
と呼ばれる法廷で裁判を受ける義務はないし、またいかなる市民も都市
外での何らかの犯罪をめぐって〔都市法廷以外の〕いかなる法廷に連行
ないし召喚されることもない。ただし、都市外で違反を犯した市外市民
はその限りではない。
(14)〔都市内での犯罪者の逮捕とその仕置きについて〕
さらに、ある者がブランケンベルク市内およびその市外でも〔特に〕
c
hbanne
) 内で、何らかの係争事件を引き起こした
ブルク裁判管区(bor
c
hol
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s
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n
り、あるいはある者を負傷させたり、さらには暴力行為を市長(s
vande
rs
t
at
) に賠償しようとしなかったり、またある物をめぐってある
者を打擲した場合、市民たちはその者を力ずくででも拘束〔逮捕〕すべ
きであり、〔また同時に、犯人が市外へ逃走するのを阻止すべく〕市門
を閉めるべきである。そして、その犯人をわが都市領主の面前に突き出
すべし。この犯人〔の仕置き〕に関しては、市長だけがわが都市領主の
助言を受け入れて裁く権利を有する。
234
(15)〔移動している市民の訴訟について〕
さらに、ある市民が村から村へと移動しようとする場合、もしブラン
ケンベルクで最終的にその市民に対する訴えが第一審で拒否された場合
には、直ちに人はその市民に対する訴えを〔都市法廷以外の〕何らかの
法廷に提訴することができる。
(16)〔週市開催中の訴訟禁止について〕
さらに、ブランケンベルクで〔週〕市が開催される火曜日には (up
de
ndi
nxt
ag)、いかなる市民をも法廷に召喚することは禁止されている。
yta
l
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o
また、ブランケンベルクで年市が開催される期間中は (opdez
Bl
anke
nbe
r
gj
ai
rmar
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s
)、人は市民を次回の都市法廷開催日まで自由にさ
せておかねばならない。ただし、次回の法廷開催日には、その市民は同
法廷に出頭し、そして弁明する〔義務がある〕。
(17)〔管区役人による市民への不正行為の禁止について〕
c
he
rvns
e
rampt
l
ude
) が市
さらに、余は、余のいかなる管区役人(gehei
民に対して、彼の財産を力ずくで取り上げたり、さらには彼の生命を無
理やり奪うことをしない旨、宣言する。
(18)〔市民の財産税免除について〕
さらに、余は以下の事柄を承認する。すなわち、ブランケンベルクで
l
ege
f
ar
yngedi
nc
k) は〔その負担
は全ての動産(al
財産税が〕免除され
(af
fs
yn)、またいかなる市民も同市外に所有する土地財産〔不動産〕に
c
hos
svande
m gode
)〕を納入する必要はな
関する負担〔土地所有税 (ges
い。また人々は〔自分が所有する〕土地〔家屋〕にいかなる人物をも
〔
たとえ管区役人であろうとも
〕自分の意思に反して、宿営さ
せる義務を負わない。
(19)〔負債による土地財産の差し押さえ禁止について〕
c
houl
t
) のために、あるいは負債を
そして、さらに、何らかの負債(s
めぐって、人は都市外にある市民の土地財産を担保として譲与してもい
けないし、また取得してもいけない。
(20)〔都市的諸負担の免除について〕
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
235
さらに、余は以下のことを簡潔に言及する。すなわち、市民は都市外
t
)〔例えば、賦役、運搬賦役、軍役な
で負っているいかなる奉仕(deyns
ど〕を余に提供する義務を負わない。
[終]
(21) これら〔以上の〕すべての取り決めの証人は、〔まず始めに〕シュ
oe
de
rvanSponhe
ym) すなわち、シュポンハ
ポンハイム家の4兄弟(gebr
イム伯ヨハン〔1239 1248年〕、ハインリヒ・フォン・ハインスベルク
〔1239 1249年〕、シモン・フォン・シュポンハイム〔1239 1248年〕そ
してエーベルハルト・フォン・エーベルシュタイン〔1239 1249年〕、
c
hmanne
)〕たち、すなわち、
次に余の〔16人の〕ブルクマン〔家人(bor
ルートヴィヒ・ヴァルポード〔1216 1276年〕、ゲルハルト〔1217 1261
年〕とその兄弟アルノルド・フォン・レンネンベルク、ローリヒ・フォ
ン・ゲープハルツハイン〔1216 1245年〕、ゲーベル・フォン・ユート
ンバハ、ハインリヒ・クリスティアンの息子[
ハインリヒ・フォン・
ブランケンベルク]〔1245 1267年〕、インリヒ・ヴィパルトの息子ゲー
ベルとディートリヒ・フォン・デア・プフェルテ、エルンスト・フォン・
ヴィールネブルク〔1245-1277年〕、ハインリヒ・フォン・ヘルペニヒ、
リヒウィン・フォン・フィンフヘル、ヘンネ・フォン・プレイス、タイ
ル・フォン・ガイスラール、ヘルマン・フォン・ヴィンター、ヨーハン・
フォン・リィルスドルフ〔1245 1298年〕、そしてその他の多くの善良
なる人々である。
そこで、余は余の印章を、また上記のシュポンハイム家の4兄弟たち
の印章をもこの〔都市昇格〕証書に付し、そしてこの証書が記された12
45年聖ミカエルの日(9月29日)に、証書を与えられし者たちに〔この
証書を〕承認した。それ故、それ以降、上記の余の都市ブランケンベル
ul
c
he
r
クは、 上記したごとき主権 〔統治権〕、 権利そして慣習 (bys
He
r
l
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tRe
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kome
nashevur
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h〔r
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n〕s
t
e
e
t
) の許に今後も留
まり、かつ維持されるべし。〔ただし〕そのことで、余は特に意識して、
同市が永久に〔また〕より一層、拡大されることを,いつでも考えてい
236
るわけではない。
〔以上が、ハインリヒ3世が1245年に付与したブランケンベルク都市
法の内容である〕。
(22) それ故に、上述のユーリッヒ
ベルク大公にして、ラーベンスベ
ルク伯たる余ゲルハルトは、〔以下のことを〕告知する。すなわち、余
は余の特別な恩寵、好意そして友情により、上記の余の都市ブランケン
ベルクと同市民のために、余および余の後継者や相続人の立ち合いの許
で、余の都市およびブルクマンそして彼らの相続人や子孫たちに、本証
書ですでに言及し、かつ記載されたすべての付与された権利と慣習を、
本証書の法的効力に基づき、犯すべからざるものとして確認し、かつ保
証するし、また〔将来にわたっても〕確認し、かつ保証しようと思う。
したがって、上記の権利と慣習は今から、永久に、前述の、まだ失われ
ていなかった、そして完全な印章を付した、〔それ故に〕効力のあった
〔1245年の〕都市昇格証書〔都市法〕と全く同じ法的効力の許に留まる
べし。
そして、上述の大公たる余は、それをめぐって、有効な宣誓と余の君
主としての名誉にかけて、〔また〕余および余のすべての後継者ないし
相続人たちの立ち合いの許で、上記の余の都市ブランケンベルクの市民
と〔都市〕共同体に対して、上記の都市法を永久かつ完全に所持させ、
そして所持することを認可する旨、誓約する。
また余は、余の〔都市法の付与という〕この恩寵に対して、真実およ
び完全なる、また永遠なる確実〔の保証〕の証拠として、余および余の
すべての後継者ないし相続人たちの立ち合いの許で、余の正当な承認と
了解の許に、この証書に余の印章を付した。余の親愛なる、かつ誠実な
z
i
de
) たるシュタイン領主たるヴィルヘルム・フォン・ネッセル
臣下(t
ロード〔1449 1474年〕
〈彼は、この当時、余のベルク大公領の領
s
el
ant
dr
os
t
euns
s
e
rLandevam Be
r
ge
) にして、かつブランケン
国家老(uns
man)でもあった〉
ベルクの行政長官(Ampt
そして騎士たるアリフ・
ゲバーデ、そして上記のヴィルヘルムの長男たるヨハン・フォン・ネッ
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
237
f
e
ntwe
ge
n)、同地に行くように指示
セルロードは、警戒のため (vanvef
ol
) が、上記の如く、〔裁判〕集会
され、そして彼らの存在自体 (dats
(dadi
nge
n) を補佐していた。そこで、余は彼らを呼び寄せ、そして彼ら
に、上記の件で、より多くの告知者(konden) 〔の1人〕として、かつ
真実の証人として、彼らの印章を余の印章と一緒にこの証書に付すこと
を命じた。すなわち、余は上記の3人、すなわちヴィルヘルム・フォン・
ネッセルロード、騎士アリフ・ゲバーデそしてヨハン・フォン・ネッセ
ルロードの印章を証拠として、余の印章の下に一緒に〔証書に〕付した
ことを知らせるものなり。そして、さらに余の命により、〔本証書を〕
上記の大公の親愛なる諸貴顕に、本証書が記録された1450年聖ルキアの
日(12月13日)に付与した。
中世ブランケンベルク都市法(1450年)の原語索引
1.この索引は、中世ドイツ語で記された「ブランケンベルク都市法」を対象に、訳者が作
成したものである。
2.〔 〕の中に掲げた現代ドイツ語と、( )の中に掲げた訳語は、原則としてこの訳書に
用いた訳語であり、必ずしも普遍的な妥当性をもたないような場合もあることを考慮さ
れたい。
3.各条項の番号は訳者によるものである。なお、序章は0で、終章は21、22で記す。
4.参照条項の多い項目については、・・・で略記する。
A
af
fdon〔t
öt
e
n〕(殺す)2
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he
ndi
c
hmac
he
n
〔ni
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r
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n〕(存在しない/失う)0
af
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yn〔abge
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〕(除外する)18
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da〔da/dor
t
〕(そこで)12
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〔al
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〕(あらゆる種類の)4
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l
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yn〔gänz
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〕(すべての)12
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c
he
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〕(そのような)0,22
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〔aufs
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he
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〕(そのような方法で)0
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〔Lande
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n〕(領邦君主の役人/行政長官)17
B
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n〕(訴える)8
238
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n〕(保護する)11
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n〔be
ke
nntmac
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n〕(告知する)22
〔ane
r
ke
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n〕(承認する)4
Be
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s
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〔Er
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〕(判決/証拠)5
Be
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〔Be
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g〕(ベルク)0,22
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s
e
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〔ge
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〕(印章のついた)0
be
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n〔büs
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n〕(賠償する)9
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n〕(確認する)21,22
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n〔be
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n〕(命令する)22
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〔anwe
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n〕(指定する/割り当てる)6
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n〕(留まる)21
Bor
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h〔Bur
g〕(ブルク/城砦)14
Bor
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〔Bur
g
bann〕(ブルク裁判区)14
Bor
c
hmanne
〔Bur
gmann/Bur
gs
as
s
e
〕(ブルク〔城砦〕住民)0
,21,22
br
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nge
n〔br
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nge
n〕(もたらす)11
Br
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〔Br
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kunde
〕(文書/証書)0,21,22
Bude
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l
e
n〔But
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l
〕(死亡税)12
Bür
ge
r
〔Bür
ge
r
〕(市民)1,2,8,9,11,13
,14,15,16,17,18,20,21,22
buys
s
e
n〔aue
r
hal
b/ge
ge
n〕(~の外で/~に対して)13,14,18,19,20
byg
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s
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s
s
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nman〔Be
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s
as
s
e
n〕(市民権を持たない居留民)3
bynne
n〔bi
nne
n〕(~の中で)9,13
C K u.S
D
Dac
h〔Tag〕(日)16,21,22
Dai
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〔Tat
〕(行為)3
dar
ave
〔davon〕(~について)21
dar
buys
s
e
n〔dr
aue
n〕(~の外に)14
darumb〔dar
um〕(~をめぐって)8,22
t
hi
n〕(そこへ)21
darwe
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〔dor
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〔Di
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t
〕(奉仕/賦役)20
Di
nxt
ag〔Di
e
ns
t
t
ag〕(火曜日)16
do〔da/al
s
〕(~の時)21,22
doi
nhange
n〔t
unhange
n〕(吊るす)21,22
Doi
t
s
l
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h〔Tot
s
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hl
ag〕(殺害/故殺)2
Dus
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nt
〔Taus
e
nt
〕(千)21,22
E
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ge
〔e
he
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h〕(正当な)0
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
239
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nde
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i
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h〔e
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t
i
g〕(最終的に/究極的に)8,15
e
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ange
n〔e
mpf
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n/anne
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n〕(受け入れる)1,2
Er
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n〔Ehr
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n〕(名誉)22
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f
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〔Er
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〕(世襲財産)7
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n〔ve
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ge
he
n〕
(違反/軽犯罪を犯す)13
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〔ge
s
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he
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n〕(起こる/生じる)11
Er
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n〔Er
be
n〕(相続人)0,12,22
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h〔ge
nau〕(正確な)0
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ync
he
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yni
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hを参照
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ne
r
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〕(どんな種類のものも~ない)1
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yni
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h〔i
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nde
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ne
r
〕(だれかある人)3,6,8,11,13,14
F V
G
gant
z
e
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〔gänz
〕(完全に)22
gaue
n〔ge
be
n〕(与える)4,6,
・・・
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n〔l
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n〕(召喚する/命じる)16
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〔Ge
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〕(兄弟)21
Ge
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ngh〔f
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〕(動産)18
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〔Er
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aubni
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〕(許可)7
ge
he
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n〔kne
i
n〕(ひとつも~ない)3,7,12,
・・・
ge
kor
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n kor
e
nを参照
ge
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n〔ge
l
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n〕(約束する/誓約する)21,22
Ge
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nne
〔Ge
me
i
nde
〕(共同体)22
ge
myne
r
t
〔me
i
ne
n〕(考える)21
ge
noi
c
h〔ge
nug〕(十分な)11
g〕(完全に)22
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〔völ
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Ge
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〔Ge
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〕(法廷)11,13,15,16
Ande
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(第二審)11
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(荘園法廷)8
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(最高裁)11
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〔e
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n〕(任命する)4
ge
s
c
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n〔ge
s
c
he
he
n〕(起こる/生じる)4,5,
・・・
Ge
s
c
hos
s
〔St
e
ue
r
〕(租税)18
ge
t
z
oge
n〔z
i
e
he
n〕(連行する)8
ge
t
z
uc
h ge
t
z
uge
を参照
Ge
t
z
uge
〔Ze
uge
〕(証人)5,7,8,21,22
Ge
t
z
uc
he
ni
s
s
e
〔Ze
uge
〕(証人)22
ge
val
l
i
c
hs
〔z
uf
äl
l
i
g〕(思いがけなく)22
240
ge
vr
ys
t
e
n〔f
r
e
i
s
t
e
he
n〕(自由である)16
Ge
wal
tde
de
〔Ge
wal
t
t
at
〕(暴力行為)14
Ge
wal
tundMa
c
ht
〔Ge
wal
tu.Mac
ht
〕(効力)22
Goi
t
〔Gut
〕(財産)12,17,18,19
Gr
ave
〔Gr
af
〕(伯)0,22
Guyl
ge
〔J
ul
i
c
h〕(ユーリッヒ)0,22
H
hal
t
e
n〔f
e
s
t
hal
t
e
n〕(逮捕/拘束する)14
hai
n〔habe
n〕(所有する)0,
・・・
hai
nt hai
nを参照
heby〔hi
e
r
be
i
〕(ここにおいて)22
He
nf
f
t
r
e
c
ht
〔Haupt
r
e
c
ht
〕(死亡税)12
He
r
be
r
ge
〔Be
he
r
be
r
gung〕(宿営義務)18
He
r
kome
n〔He
r
komme
n〕(慣習)21,22
He
r
l
i
c
hke
i
t
〔He
r
r
l
i
c
hke
i
t
〕(主権/統治権)21
he
rna〔he
r
nac
h〕(以下で)0,
・・・
He
uf
f
t
br
ye
f
〔St
adt
r
e
c
ht
〕(都市昇格文書/都市の特権)0,22
Hi
l
i
ge
〔He
i
l
i
ge
〕(聖人)21,22
St
.Mi
c
he
i
lt
ag
9月29日
St
.Luc
i
e
nt
ag
12月13日
hoe
s
t
e
n〔hohe
s
t
e
n〕(最高の)11
Hof
f
z
i
ns
〔Ho
f
f
z
i
ns
〕(荘園保有地の地代)8
Huys
f
r
auwe
〔Haus
f
r
au〕(主婦)0
Huys
s
e
〔Haus
〕(家)2
Hynde
r
ni
s
s
e
〔Hi
nde
r
ni
s
s
〕(妨害)1
I
=J
J
ai
r
mar
t
e
〔J
ahr
mar
kt
〕
(年市)6,16
e
ide
nnda〕(~の場合は、その限りではない)2,5,7,13
i
dte
nwe
r
evon〔e
ss
i
n〔i
hn/i
hne
n〕(彼を/彼らに)0,
・・・
I
nge
s
e
ge
l
l
〔I
ns
i
e
ge
l
〕(印章)21,22
i
nnewae
nt
〔e
i
nwohne
n〕(居住する)2
K
ke
s
e
n kor
e
nを参照
c
ol
s
c
hz
〔köl
ni
s
c
he
〕(ケルンの)9
konde
〔könne
n〕(~できる)4,
・・・
c
opi
a〔kopi
e
〕(写し)0
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
241
ko
r
e
n〔wähl
e
n〕(選出する)4
kor
de
n〔kür
z
e
n〕(短い)20
Kr
e
i
c
h〔St
r
e
i
t
〕
(係争事件)14
Kr
e
ge
〔St
r
e
i
t
〕(争い)10
L
Landdr
os
t
e
〔La
nddor
os
t
〕(領国家老/筆頭行政官)22
Lant
f
e
s
t
e
〔Landf
e
s
t
/Goge
r
i
c
ht
〕(郷法廷/ガウ法廷)13
Le
i
f
f
de
〔Fr
e
ude
〕(友情)0
l
e
i
s
t
〔l
as
s
e
n〕(残す)12
Lude
〔Le
ut
e
〕(人々)0,21
l
ude
nde
〔be
l
aut
e
n〕(~という内容である)0
l
yue
〔l
i
e
be
〕(親愛な)0
M
mac
h〔möge
n〕
(~できる)1,2,3,
・・・
mac
hge
de
〔he
r
vor
br
i
nge
n/ge
s
c
he
he
n〕(引き起こす)14
Mar
t
〔Mar
kt
〕(市場)6,16
me
〔me
hr
〕(さらに)5,6,11,14,15
me
~dan〔s
onde
r
nnur
/aue
r
〕(ただ~だけ/~を除いて)14
me
e
r
e
m〔me
hr
e
r
e
〕(より多くの)21
me
t
t
e
l
〔mi
t
〕(~と共に)0
Mi
s
s
e
dai
t
〔Mi
s
s
e
t
at
〕(悪行/犯罪)13
Myns
c
he
〔Me
ns
c
he
〕(人間)6,12
N
Nakome
n〔Nac
hkomme
n〕(子孫)0,21,22
ynge Nakome
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Nakomml
ne
i
s
t
e
ndac
h〔näc
hs
t
e
nTag〕(次の裁判集会開催日)16
ne
i
t
〔ni
c
ht
〕(~ない)8,9,
・・・
Ne
mant
z
〔Ni
e
mand〕(誰も~ない)2,14,
・・・
(ab)ne
me
〔abne
hme
n/we
gne
hme
n〕(奪う)17
ne
me
n〔be
l
as
t
e
n〕(~を負う)18,19
No
e
de
〔Not
dur
f
t
〕(緊急事態)8
No
i
t
z
oi
c
ht
〔Not
z
uc
ht
〕(強姦/暴行)2
Nye
man Ne
mant
z
を参照
O
oe
ve
lhande
l
n〔mi
s
hande
l
n〕(虐待する)2
of
f
〔ode
r
〕(または)1,2,
・・・
242
ons
〔uns
〕(私たちに)14
op〔auf
〕(~の上に)13,16,
・・・
ove
r
mi
t
〔dur
c
h/übe
r
〕(~を通して)5
P
Pagame
nt
z
〔Zahl
ung〕(支払い)9
Pe
nde
〔Pf
and〕(担保/質物)19
Pe
nnync
k〔Pf
e
nni
g〕(ペーニッヒ貨幣)6
Por
t
e
〔Tor
〕(市門)14
Pr
i
nc
i
pai
l
〔Or
i
gi
nal
〕(基本文書/原文書)0,22
he
uf
tbr
e
yf
f
〔St
adt
e
r
he
bungsUr
kunde
n〕(都市昇格文書)21,22
Punt
e
n〔Ar
t
i
ke
l
〕(法規条項)21,22
R
Rae
de
〔Rat
〕(助言)14
Ri
c
ht
e
r
〔Ri
c
ht
e
r
〕(裁判官)9
S
Sac
he
n〔Sac
he
〕(事柄/事件)6,11,14,21,22
Sac
hge Sac
he
nを参照
Sc
he
f
f
e
n〔Sc
höf
f
e
n〕(参審員)4,5,11
Sc
he
l
t
wör
de
n〔Sc
hl
e
c
ht
wor
t
〕(罵詈雑言)10
Sc
hol
t
〔Sc
hul
d〕(借財/負債)11
Sc
hr
e
yf
f
〔Sc
hr
e
i
be
n〕(証書)22
〔s
c
hr
e
i
be
n〕(記す)0,21,22
Sc
hül
di
ge
〔Sc
hul
di
ge
〕(債務者)11
Sc
hyl
l
onge
n〔Sc
hi
l
l
i
ng〕(シリング貨幣)9
Se
ge
l
t
〔Si
e
ge
l
〕(印章)22
Sl
ac
h〔Sc
hl
ag〕(殴打)9,14
s
l
e
ys
s
e
n〔s
c
hl
i
e
s
s
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n〕(閉める)14
s
l
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n〔s
c
hl
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n〕
(殴る)14
s
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n〔s
uc
he
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s
t
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n〔be
s
t
ädi
ge
n〕(承認/確認する)4,21
s
t
ai
n〔be
s
t
e
he
n〕(存在する)6
St
at
〔St
adt
〕(都市)1,2,4,8,9,13,14,18,19,20,21,22
He
r
e
nde
rSt
at
〔St
adt
he
r
r
〕(都市領主)4
〔St
e
l
l
e
〕(場所)6
St
e
der
e
c
ht
〔St
adt
r
e
c
ht
〕(都市の特権/都市法)1,2
St
e
di
c
he
i
t
〔Si
c
he
r
he
i
t
〕(確実さ)22
s
t
i
r
f
e
n〔s
t
e
r
be
n〕
(死亡する)12
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
243
s
t
r
ai
f
f
e
n〔s
t
r
af
e
n/t
ade
l
n〕(処罰する/非難する)2
St
üc
ke
〔Ge
ge
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t
ande
/Sac
he
〕(対象物/事柄)14
s
ul
l
e
nt
〔s
ol
l
e
n〕(~すべし)4,
・・・
s
unde
r
〔ohne
〕(~なしに)1
〔be
s
onde
r
〕(特に)21
Sy〔Si
e
〕(彼ら)4,
・・・
T
t
gai
n〔ge
ge
n〕(~に対して)13,22
t
gai
nwe
r
di
g〔ge
ge
nwar
t
i
g〕(現存の/目の前にある)21
Tol
l
e
〔Zol
l
〕(通行税/関税)6
Tr
uwe
n〔Tr
e
ue
〕(誠実/誓約)22
Tz
i
de
〔Par
t
e
i
〕(臣下)22
Tz
yt
〔Ze
i
t
〕(時代)21,22
U
umbe
r
s umme
r
s
を参照
umme
r
s
〔i
mme
r
〕(常に)21
unde
r
wys
t
〔anwe
i
s
e
n〕(教示する)0
unve
r
l
or
e
n〔ni
c
htve
r
l
or
e
n〕(まだ失われていない)22
unve
r
z
oge
n〔ohneVe
r
z
öge
r
ung〕(遅れずに)8
V
vans
t
e
de
nz
us
t
e
de
n〔vonOr
tz
uOr
t
〕(町〔村〕から町〔村〕へ)15
var
e
n〔f
ahr
e
n〕(行く)1
Ve
f
f
e
nt
〔Waf
f
e
n/Hi
r
t
〕(警戒・武装/庇護者)22
ve
r
ant
wur
t
es
yc
h〔ve
r
ant
wor
t
e
ns
i
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h〕(弁明する)16
ve
r
kauf
e
n〔ve
r
kauf
e
n〕(売却する)7
ve
r
l
e
ynt
〔ve
r
l
e
i
he
n〕(付与する/授ける)0,2
,22
ve
r
s
ai
c
ht
〔ve
r
s
a
ge
n〕(拒否する)15
ve
r
s
e
t
z
e
n〔ve
r
s
e
t
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n〕(質入れする)7
ve
s
t
l
i
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h〔unve
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br
üc
hl
i
c
h〕(犯すべからざる)21
ve
s
t
e
r
〔s
i
c
he
r
〕(確実に)22
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〔vol
l
z
i
e
he
n〕(実行する)0
Vor
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r
e
r
〔For
de
r
e
r
〕(地代要求者)8
vor
de
r
n〔f
or
de
r
n〕(要求する)8,12
vor
g.
〔vor
ge
nannt
〕(前述の)21,22
vor
t
〔we
i
t
e
r
hi
n/me
hr
〕(さらに/次に)2,3,4,
・・・
Vr
yhe
i
t
〔Fr
e
i
he
i
t
〕(特権/自由)0,2
vumf
f
z
i
c
h〔Fünf
z
i
g〕
(50)22
244
vunf
f
〔Fünf
〕(5)9,21
vur
〔f
ür
〕(~のために)0,4,5,
・・・
〔vor
〕(~の前で)22
vur
kome
n〔be
ke
nne
n〕(提示する)0
vur
s
c
h.
〔vor
s
c
hr
e
i
be
n〕(前述の)0,21,22
Vur
wor
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n〔Ve
r
abr
e
dung〕(取決め)21
Vuys
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l
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ge
〔Faus
ts
c
hl
age
n〕(打する)9
Vys
ge
s
s
e
n〔Aus
bür
ge
r
〕(市外市民)10,13
W
Wai
r
he
i
t
〔Wahr
he
i
t
〕(真理/真実)22
wande
l
n〔wande
r
n〕(移住/移動する)15
wanhe
f
t
i
c
h〔wohnhaf
t
〕(居住している)12
want
〔we
nn/wann〕(~の時)21
we
de
r
f
ahr
e
n〔g
e
s
c
he
he
n〕(起こる/生じる)8
we
gge
ve
r
t
〔we
gf
ahr
e
n〕(出て行く)6
we
r
t
〔ge
l
t
e
nd〕(妥当する/行われている)6
wi
l
c
h〔we
l
c
he
r
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r
ge
nde
r
〕(誰かある者)12
Wi
l
l
e
n〔Le
i
b〕(生命)17
Wi
l
t
〔We
i
c
hbi
l
d〕(都市領域/都市法)1
Wonde
n〔Wunde
〕(傷/負傷)2
wont
e
n〔ve
r
wunde
n〕(負傷させる)14
Wor
de
n〔Wor
t
〕(言葉)20
wul
de
〔wöl
l
e
n〕
(~しようとする)15
Wyr
〔Wi
r
〕(余/われわれ)0,2,
・・・
Wys
t
〔Wi
s
s
e
n〕(承認/了解)22
Y
Ye
kl
i
c
he
r
〔j
e
de
r
〕(各人)1,2,
・・・
Ye
t
〔j
e
t
z
t
〕(現在)17
yme
〔i
hm〕(彼に)9
yn〔i
hne
n〕(彼らに)5,8,11
yr
〔i
hr
〕(彼らの)4
Z
pr
e
c
he
n〔z
us
pr
e
c
he
n〕(判決を下す)15
z
us
z
uge
n〔kundge
be
n〕(告示する/公表する)11
z
ukampehe
ys
c
he
n〔kämpf
e
n〕(闘う)2,3
z
ul
ae
s
s
e
n〔z
ul
as
s
e
n〕(許す/認める)22
中世ドイツ都市法の邦訳(1)
245
Zyt
〔Ze
i
t
〕(時代)16
(参考辞書)
E.Habe
r
ke
r
n/J
.F.Wa
l
l
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h,Hi
l
f
s
wö
r
t
e
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b
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hf
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rHi
s
t
o
r
i
k
e
r
,Bd.
12.
(8.Auf
l
age
),
Tübi
nge
nu.Bas
e
l
,1995.
246
Fly UP