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極上の歌声…透き通り、豊かで物悲しげに訴えかける

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極上の歌声…透き通り、豊かで物悲しげに訴えかける
極上の歌声…透き通り、豊かで物悲しげに訴えかける
(ニューヨークタイムズ紙)
イェスティン・デイヴィス (カウンターテナー)
Iestyn Davies, countertenor
グラモフォン賞 (2012年、2014年 リサイタル部門)を 2 度も受賞
ケンブリッジ大学で考古学と人類学を専攻して卒業後、英国王立音楽院で学んだ。ロイヤル・オ
ペラハウス(コヴェント・ガーデン)でステッファーニの歌劇『ニオベ』のクレオンテを歌ったほか、
グラインドボーンオペラ祭にヘンデル『リナルド』とモンテヴェルディ『ポッペアの戴冠』のタイ
トル・ロール、ニューヨーク・シティ・オペラとイングリッシュ・ナショナル・オペラにヘンデル『パ
ルテノペ』のアルサーチェ、ヒューストンとロンドンでブリテン『真夏の夜の夢』のオベロン、
ウェールズ・ナショナル・オペラとボルドーでヘンデル『イェフタ』のハモール、イングリッシュ・
ナショナル・オペラとミラノ・スカラ座にブリテン『ヴェニスに死す』のアポロ、リリック・オペラ・
オブ・シカゴに『リナルド』のエウスターツィオで出演。ブリテン『リトゥン・オン・スキン』でオペ
ラ・コミック、ミュンヘンとウィーンの音楽祭にデビューした。
『ロデリンダ』のウヌルフォで
ニューヨーク・メトロポリタン・オペラにデビューし、同歌劇場ではトーマス・アデスの歌劇『テン
ペスト』でトリンキュローを歌った。
コンサートでは、ミラノ・スカラ座でドゥダメルと、アムステルダム・コンセルトヘボウとチュー
リッヒ・トーンハレではコープマンと共演した。その他、ロンドン・バービカンセンター、パリ・シャ
ンゼリゼ劇場、リンカーンセンター、BBC プロムスなどに出演。
ヘンデル『メサイア』(ナクソス)、ヘンデル『シャンドス・アンセム集』(ハイペリオン)、クリス
ティアン・カーニン指揮、アーリー・オペラ・カンパニーとヘンデルの歌劇『ランゴバルド王フラー
ヴィオ』(シャンドス)の録音に参加している。ソロとしてのデビュー・アルバムにはデイヴィス
自身が創設したアンサンブル・ガダニーニと共演した『ライヴ・アット・ウィグモア・ホール』があ
る。2014 年4月にハイペリオンからリリースしたダウランドの歌曲集『メランコリーの芸術』
(リュート:トーマス・ダンフォード)が最新盤である。
2010 年ロイヤル・フィルハーモニックよりヤング・アーティスト・オブ・ジ・イヤー賞、2012 年
グラモフォン賞(リサイタル・アルバム部門)、2013 年、英国批評家協会の最優秀新人賞(歌手部門)
を受賞。2014 年には、グラモフォン賞のアーティスト・オブ・ジ・イヤーにノミネートされるとと
もに、ウィグモア・ライヴ・レーベルよりリリースしたアルバム『目覚めよ、我がムーサ』がグラモ
フォン賞(リサイタル部門)に輝いた。
トーマス・ダンフォード (リュート)
Thomas Dunford, lute
フランス古学界の大御所、ジョナサン・ダンフォード(ガンバ)を父に持つ。パリ音楽院を卒業後、
バーゼル・スコラ・カントルム(スイス)にてリュートの巨匠、ホプキンソン・スミスに師事する。
2003 年から 2005 年にかけてパリのコメディ・フランセーズ劇場にてシェイクスピアの「十二夜」
の舞台にてリュート奏者としての役を務める。カーネギーホール、ウィグモアホール等のコンサー
トホールへの出演やヨーロッパ各国の音楽祭へ招聘されている。またアメリカ、イスラエル、中国、
日本、インドと世界中で演奏活動を行っている。
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