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ナショナル・ジオグラフィック協会写真家レイニア氏が来館
4 月30日 ナショナル・ジオグラフィック協会の会員で、世界的に著
名な写真家クリス・レイニア氏(55歳)が 4 月30日、アイヌ民族博物
の もとまさひろ
館を訪れ、野本正博館長からアイヌ民族文化についての説明を受けつ
つ、写真取材をしました。
レイニア氏はアメリカ・フォト・マガジンで一番影響力のある写真
家100人に選ばれています。ナショナル・ジオグラフィック・トラベ
ラーの寄稿編集委員を務めているため、北海道運輸局がビジット・
ジャパン地方連携事業の一環として、北海道固有の文化を世界に発信
してもらおうと招へいし、29日の函館から白老、平取、浦河、阿寒、
弟子屈の博物館などを巡り、縄文やアイヌなど日本の基層文化にふれる取材旅行を企画しました。
野本館長は春のコタンノミで使用されたトノト(発酵酒)づくりや女性の入れ墨の風習などアイヌの精神文化を
解説。レイニア氏は深い関心を示しつつ、撮影・取材を進めました。
オリックス白老メガソーラ建設地鎮祭 5,400世帯分の発電量
5 月13日 オリックス白老町メガソーラ発電所建設の地鎮祭が白老町
緑町703の旧旭化成白老工場跡地で行われました。
い の う え まこと
オリックス株式会社(本社・東京都 井上亮社長)は大規模太陽光
発電事業として全国66カ所、最大出力356.2MW(メガワット)の発
電所の開発に着手し、現在までに17件、最大出力41.3MWが発電して
います。白老町では100%小会社のORソーラ・スリー株式会社が事
業主となり、31万㎡に 7 万5,416枚のパネルを設置、最大 1 万8,854kW
の最大出力で年間1,942万8,480kWhの年間予想発電量(一般家庭約
5,400世帯の消費電力に相当)です。
にしごりゆういち
地鎮祭にはオリックス株式会社常務執行役員環境エネルギー本部長の錦織雄一氏が出席し、「最適の場所に着工
できました。管理担当者を常駐させ、地域に貢献したい」と述べ、戸田安彦町長は「好立地の発電は適正なエネル
ギーの供給に貢献できるはずです。今後も支援していきたい」と語りました。
白老ライオンズクラブ認証50周年記念 桜通りに八重桜植樹
ただひろ
5 月13日 白老ライオンズクラブ(山田忠博会長)は白老駅北広場
のポロト桜通りに八重桜60本を植樹しました。
同クラブの認証50周年を記念し、緑丘保育園の園児10人、白老中
学校の生徒12人と一緒に、植樹しました。
2020年には国立博物館が開館する、民族共生の象徴的空間となる
ポロト地区への通路が桜並木となるよう高さ1.5mの苗木を揃えま
した。
2 年後には開花する予定です。町内にまた一つ桜の名所ができま
す。
虎杖浜竹浦観光案内所開設 おもてなしの観光ガイド
6 月 1 日 虎杖浜、竹浦地区の観光誘客施設として大量番屋虎杖浜と橋本陶芸館に観光案内所が 6 月 1 日から開設
されます。地域人づくり事業として 2 人を雇用、町内周遊のツアーや観光ルートをコーディネイトし、外国人観光
客のガイド養成もめざします。
2020年に民族共生の象徴となる空間としてポロト湖畔に国立博物館が開設されるため、白老駅前の観光協会以外
に、サテライトとして虎杖浜と竹浦に案内所を開きます。胆振水産加工業協同組合と虎杖浜竹浦観光連合が案内所
を設置し、虎杖浜、竹浦地区の観光施設をきめ細かく情報提供していく予定で、宿泊施設、飲食店、海産物店の西
部の観光案内拠点になります。
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2014年6月号
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