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「栃木県県有財産総合利活用推進計画」の概要
「栃木県県有財産総合利活用推進計画」の概要 1 趣 旨 ○ 平成23年3月に策定した「栃木県県有財産の総合的な利活用に関する指針(以下「指針」という。)」について、こ れまで5年間の取組の評価や、県有財産の現況及び将来の見通し等を踏まえ見直すとともに、名称を改めるもの。 2 計画の目的 ○ 県が保有する土地や建物等の財産について、総量適正化や維持管理経費の縮減、計画的な保全による建築物 の長寿命化など、県有財産を経営資源として捉え、全庁的かつ長期的な視点から総合的な利活用を図る。 3 計画の性格等 ○ 指針を継承するとともに、国の「インフラ長寿命化基本計画」における県有建築物に係る「個別施設計画」に相当 するもの。 ○ 県有財産の総合的な利活用を図るための今後5年間における「具体的な取組方針」を明らかにするもの。 4 基本的な考え方 ○ 県有財産の“量の見直し”と“質の向上”を図り、次 5 主な取組 ■ 計画期間:平成28年度~平成32年度 世代に良好な状態で引き継ぐとともに、財政負担の 軽減・平準化の実現を目指す。 (1) 保有財産の総量適正化 ○ 未利用財産の売却処分 ○ 施設評価における評価項目・指標の検討(新規) すべての県有財産を対象とした利活 用の推進 県が保有するすべての土地、建物等(インフラ に係る施設を除く)を対象とし、全庁的・長期 的な視点から戦略的かつ適正に利活用する。 (2) 県有施設等の効率的な利活用 ○ 低・未利用スペースの把握及び有効活用の推進 ○ 省エネチューニング事業の実施 ○ 建築保全業務委託仕様の標準化対象業務拡大の 検討及びマニュアルの策定 県有施設の適正な規模・配置等を踏 まえた保有財産の最適化 適正な規模・配置等を踏まえた利活用を検討し、 保有財産の最適化を図る。 〇 未利用財産の貸付 (3) 県有建築物の保全・長寿命化の推進 ○ 建築物日常管理マニュアルの運用 ○ 定期点検・劣化度診断の実施 ○ 定期点検対象建築物の拡充(新規) 県有建築物の適切な保全措置等によ る長寿命化の推進 ○ 長期修繕計画の作成(新規) 将来にわたり利用が見込まれる建築物について は、適正な維持管理のもと、計画的に保全措置 を講ずることにより、長寿命化を推進する。 ○ 予防保全工事の試行・実施(新規) ○ 工事の優先度判定基準の検討(新規) ※ 保全・長寿命化に係る具体的取組方策は、「栃木 県県有建築物長寿命化実施方針」に定める。 6 推進体制・方策 (1) 県有財産総合利活用推進会議による進行管理等 (2) 職員の意識改革と財産管理者支援の推進 (3) 県有施設最適化システムの運用