計画策定の概要(PDF文書)

公共施設等総合管理計画の策定について【概要説明】
★背景（総務省資料より）
・過去に整備された公共施設等が大量に更新時期を迎えるが財政状況は依然として厳しい状況
・人口減、社会環境の変化により公共施設等の利用需要が変化していく
・市町村合併後の施設全体の最適化を図る必要がある
全体を把握し、長期的な視点を持って管理を計画的に行なうことにより、財政負担の軽減、公共
施設等の最適な配置を実現することが必要
公共施設等総合管理計画の策定が必要
H26 年４月 国より要請
★計画の概要（総務省「公共施設等総合管理計画策定にあたっての指針資料」より）
・１０年以上の長期にわたる計画とする
・施設のみでなく道路、水道等すべての公共施設等を対象とする
・公共施設等の現況および将来の見通し
・公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針
★計画の位置づけ
国の基本計画（インフラ長寿命化基本計画）における行動計画に該当する
インフラ長寿命化基本計画【国：H25 策定】
（行動計画）
（行動計画）
【国】各省庁にて策定
住宅
道路
学校
（個別施設計画）
【地方】公共施設等総合管理計画
住宅
道路
学校
（個別施設計画）
★地方財政措置（計画の策定が要件）
①計画に基づく公共施設等の除却について、地方債の特例措置を平成２６年度に創設
★一般単独事業債適用（７５％充当、交付税算入無）
（平成 2６年度～当面の間）
★合併特例債適用（９５％充当、交付税算入７０％）（平成３１年度まで）
②計画に基づく公共施設の集約化、複合化事業にかかる地方債措置を平成２７年度に創設
★公共施設最適化事業債適用（９０％充当、交付税算入５０％）
（平成２９年度まで）
③計画に基づく公共施設の転用事業に係る地方債措置を平成２７年度に創設
★地域活性化事業債適用（90％充当、交付税算入３０％）（平成２９年度まで）
★公共施設等の総合的な管理の実施について
・更新時期の到来
・社会情勢の変化への対応
・将来の負担の軽減
・国からの要請
公共施設等総合管理計画 策定
・議会・市民等への周知
・既存公共施設等の情報の一元化（固定資産台帳整備）
・施設等の状況把握
・年次整備計画
・統廃合、再配置計画
・施設等関係者との協議
・事業の優先順位
・費用推計
・実施計画、中期財政計画計上
個別、種別ごとの施設計画 策定・見直し
全体の実施方針、目標の設定
個別、種別ごとの施設計画に基づく事業の実施
・国の財政支援含む予算確保
・実施
・検証、評価
全体の実施内容の検証、評価
各計画、実施方針、目標の見直し
・個別事業のとりまとめ
・全体の検証、評価
・進捗状況の確認
・計画、方針、目標の見直し
計画、実施、評価、見直しにより公
共施設等の最適な管理を実現する