Comments
Description
Transcript
姫っこ地鶏産地化モデル事業費[H26~H29](PDF:155KB) (PDF
平成27年度中予地方局予算事業成果表 1 2 基本事項 (1)事 業 名 媛っこ地鶏産地化モデル事業費 (2)事業期間 平成 26 年度~平成 27 年度 (3)所 中予家畜保健衛生所 管 事業内容 高齢化の進展や冬場の気候が厳しい久万高原町をモデルとして、高齢者でも飼育が容 易な「媛っこ地鶏」を導入し、飼育生産技術の確立や加工食品の開発による販路開拓に よって、新たな地場産品として冬季寒冷地での特色ある産地化を目指す。 予算額 3 平成 27 年度 2,622 千円 主な取組(何をしたか) (1)飼育生産技術の調査 ~ビニールハウスで鶏を飼う~ ビニールハウス等の簡易鶏舎でこれまで約 1,000 羽を 飼育し、疾病もなく順調な生産出荷が行えた。 夏は寒冷紗等の防暑対策により生産性の低下を抑え、 寒さの厳しかった冬も防寒や凍結対策によって、安定的 な飼育生産が維持できた。 【雪の中のビニールハウス】 (2)加工食品の開発支援 ~新たな特産品誕生に向けて~ 「久万高原育ち媛っこ地鶏」を、多くの方に美味しく 味わってもらうため、新たなメニューや加工食品の開発 に取り組んだ。 ①レシピ審査会の開催(11 月 25 日) 愛媛調理製菓専門学校の学生が考案したレシピ(10 点)の中から、商品化に向けたレシピ(4点)を選定し た。 ②調理講習会の開催(1月 21 日) 久万高原町内の飲食店関係者を対象に、選定された レシピ等の調理講習会を開催した。 ・レシピ:5品(手羽先甘辛チリソース、ささみの 春巻き、ピザ、媛っこライス、み そつくねパン) 4 【レシピ審査会】 【調理講習会】 成果(何がどう変わったか) 年間を通じ簡易鶏舎(ビニールハウス等)で、継続した安定飼育ができたことで生産体 系は確立できつつある。商品化に向けた加工食品の開発等による新たな特産品づくりと併 せ、特色ある「久万高原育ち媛っこ地鶏」の産地化が進展している。