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河東センター給食だより9月号

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河東センター給食だより9月号
河東地区学校給食センター
2学期が始まりました。しばらくはまだ残暑が続きそうです。
朝、昼、夕の3食をしっかり食べ、「早寝・早起き」など生活のリズムを整え、元
気に学校生活をスタートさせましょう。
生活のリズムは規則正しい食生活から
夏休み中に、夜ふかしや朝ねぼうをしたりして、生活のリズムが崩れてしまった人は
いませんか。もし左下のような悪い習慣になってしまっていたら、すぐ直しましょう。
*必要と考えられている子どもの年齢別睡眠時間は?*
夜ふかしをする
限界最短
望ましい
限界最長
睡眠時間
睡眠時間
睡眠時間
3~5歳
8~9時間
10~13時間
14時間
6~13歳
7~8時間
9~11時間
12時間
14~17歳
7時間
8~10時間
11時間
年
齢
(National Sleep Foundation in USA)2015
寝る前におやつを食べる
睡眠不足にならないためには、どのくらい眠れば良いので
しょうか。必要な睡眠時間には個人差があるため、上の表を
参考にしながら、適正な睡眠時間を見つけましょう。
朝なかなか起きられない
✐睡眠時間が足りているかチェックしてみましょう
□朝決まった時間に(できれば自分で)目が覚め、気分も良い。
□昼間、眠くなったり、ボーっとしたりすることはない。
朝ごはんが食べられない
□夜ふかしをせず、毎日寝る時間が決まっている。
全部チェックできたら、睡眠時間が足りています。
*規則正しい生活にもどす秘けつは規則正しい食生活*
朝、昼、夕の3食を決まった時間に食べる
ことで、生活にリズムがもどってきます。さ
朝からあくびがでる
っそく早起きして朝ごはんをしっかり食べる
ことから始めてみましょう。
✐朝ごはんをおいしく食べているかチェックしてみましょう
学校の授業に集中できない
□夕食は寝る2時間前までにすませている。
□朝ごはんを食べる時間がある。
□朝ごはんを家族と一緒に食べている。
□朝ごはんを食べる時、食欲がある。
家族と食べること
は、食事内容や健康
面、食事の楽しさ、
食欲に関係してくる
と言われています。
全部チェックできるように食習慣を見直してみましょう。
会津まつり(9月23~25日)にちなみ、特別給食を実施します
ろうじょうしょく
【籠城食給食】
【会津祭りお祝い給食】
玄米入りごはん・牛乳・ねぎみそ
古代米入りごはん・牛乳
大豆とかぼちゃのみそあえ
大豆とごぼうのメンチカツ
きゅうりづけ・みそ汁
三色あえ・こづゆ・ぶどうゼリー
し こくまい
籠城食
古代米「紫黒米」
今から150年ほど前
縄文~弥生時代の間に中国から渡
の日本で、新しい国作り
来したと言われています。赤飯のル
を進めようとする明治政
ーツとも言われ、明治時代の中期ま
府と、今までのやり方を
で、全国各地で栽培されていました。しかし、
守ろうとする江戸幕府が
白米が食べられるようになり、色のついた米は
戦いを始めました。この戦いを「戊辰戦争」と
雑草とみなし駆除されたため、少なくなってし
いいます。明治政府軍は次々と江戸幕府軍を倒
まいました。その後、健康志向が高まり、再び
し、1868年8月23日、幕府軍の中心だった
栽培されるようになりました。
会津を攻めてきました。会津藩の武士やその家
紫黒米は、白米に比べ、ビタミン E やミネラ
族 5,000 人以上が急いで鶴ヶ城に入り、必死に
ル、食物繊維などの栄養素がたくさん含まれて
抵抗しました。お城にこもって敵と戦ったこと
います。給食では会津若松市で栽培された紫黒
を「籠城」といい、その時に食べたのが「籠城
米をいただきます。
食」です。
使える材料は限られており、備蓄されていた
玄米だけのごはんをおにぎりにしてみそをぬっ
て食べたり、かぼちゃと大豆を煮てみそ味にし
て食べていました。食料をさがしに命がけでお
城の外に出たり、敵に見つかって命を落とす人
もたくさんいました。籠城は 1 ヶ月にもなり、
これ以上戦えなくなった会津藩は9月23日に
降伏しました。
給食では、会津の歴史を知り、当時の人々の
苦労を思う機会とし、籠城中に食べられていた
食事を食べやすいようにアレンジして再現しま
こづゆ
会津の伝統的な郷土料理で、
冠婚葬祭に用いられます。地域
により多少の材料は異なります
が、里芋、にんじん、きくらげ、糸こん、豆ふ
など具だくさんで、ほたての貝柱や干ししいた
けなどでだしをとる煮吸いものです。
こづゆは天塩皿と言われる浅めに作られた小
さい朱塗りの椀に盛られることから「こじゅう
のつゆ」となり、やがてなまって「こづゆ」に
なったのではないかと言われています。
す。
地元野菜を味わっていただきます!!
2学期からは、河東町生産者の齋藤さん、武田さん、鈴木さん、いきいき園
芸の皆さんから、なす、ねぎ、かぼちゃ、きゅうり、たまねぎ、じゃがいも、
トマトを納めていただきます。今年も夏の太陽をたっぷり浴び、うま味と甘味
がギュッと詰まった野菜を使って、調理員さんたちがおいしい給食を作ります。
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