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1 mL
食品中残留農薬分析の
ポジティブリスト制に向けて
∼GC/MS大量注入及びLC/MS/MSを用いた農作物中
残留農薬の迅速一斉分析法と実際の前処理から機器
測定・解析までのトータルソリューションによる提案∼
(財)雑賀技術研究所
技術開発部
第91回食品衛生学会技術セミナー
SAIKA T.I.F.
ポジティブリスト制の
一律基準(0.01ppm)について
•
•
•
•
•
測定装置の感度の問題
精製能力の問題
検量線の問題
異常回収率の問題
確認分析の必要性
150%以上の添加回収率???
実試料で低濃度の添加回収試験を行った時、回収率が150%以上、
場合によっては300%??となった経験はないでしょうか?
この原因として注入口、カラム、イオン化室(MSの場合)などの活性点が考えられます。
標準試料(e.g. 検量線)
目的物質
マトリックスを含んだ試料(e.g. 実試料)
マトリックス
活性点
活性点をマトリックスが
コーティング
一部が活性点に吸着
標準試料を100%として
計算するため、実試料の
添加回収率が100%以上
の値となる
検量線の問題について
低濃度の検量線を作成した時に、直線から外れて2次曲線に沿うような検量線に
なるような経験はないでしょうか?
60,000
これを無理やり直線で検量
線を作成した場合、添加回
収率試験や定量において大
きな問題を引き起こす事が
あります。
ピーク面積値
50,000
40,000
30,000
定量面積値
20,000
10,000
0
0
200
直線検量線から
得られた濃度地
400
600
濃度 (ppb)
800
校正検量線から
得られた濃度地
1000
PEG共注入による効果と使用方法
[クロマトグラム]
• マトリックスによる異常回収率の低減
TIC : 72826288 - 0
6.0E+07
• 感度向上
4.0E+07
• ピーク形状の改善
2.0E+07
• カラム劣化の防止
0.0E+00
R.T-->
10:00
15:00
20:00
25:00
30:00
35:00
• 検量線の直線性の向上
☆PEG300を使用
・ほとんどの農薬のリテンションタイムをカバーしている。
・フラグメントイオンは主に100以下しか持たないため、農薬のマススペクトルと重
なりにくい。
☆標準溶液だけでなく最終試験溶液にもPEG共注入
・マトリックスによる活性点の増大をPEGのコーティングにより防ぐことができる。
※使用上の注意点
・絶対量でおおよそ500ngとなるようにPEG300をGCへ注入する。
・PEGの500以上は高沸点のPEGが分離カラムに残る可能性があり、分離カラム
の極性を変えてしまう可能性があるので注意が必要。
・GCの最終最高温度を310℃まで上げ、高沸点のPEGを分離カラムに残さない。
SCAN法とSIM法
SCAN法
SIM法
•
農薬数が250 成分以上になって
も1回の測定で分析が可能。
•
農薬数が250 成分以上になると2 回
に分けて測定しなければならない。
(GC/MS が2 台分必要になります。)
•
解析する時にMatrix が重なって
きても定量イオンが自由に変更
可能
•
定量イオン確認イオンともMatrix が
重なってきた場合、測定し直さなけ
ればならない。
•
そのまま定性ができるので、
データの信頼性が高い
•
定性としての信頼性が乏しい
•
ある程度のリテンション時間のず
れでも分析可能
•
リテンション時間が少しでもずれると、
イオンセット時間を調整し直さなけれ
ばならない。
•
感度が低い
•
感度は高い
プレカラムについて
利点
•
分離カラムの前に接続し、分離カラムの
汚れによる劣化防止となる。
•
メンテナンス時に分離カラムのカットをで
きるだけ短くでき、リテンションタイムのズ
レを最小限に抑えられる。
プレカラム
扱い方
•
プレカラムは不活性化処理キャピラリーカラム(各メーカーから販売)
•
プレカラムと分離カラムの接続にはプレスフィット(ガラス製)が望ましい
•
内径0.25mmまたは0.32mm×0.3Mが最適
•
内径0.8mmはプレスフィットでの接続がやや難しい
•
プレスフィットで接続させる時はプレカラムと分離カラムの断面がきれいであること
精度管理について
☆前処理前にダイアジノン-d体の注入
• 前処理における操作ミスの管理
☆最終検液にフェナントレン-d体の注入
• GC/MS測定の精度管理
☆色シールの使用
• 溶媒や使用する器具に色別に管理することで
簡易ミスを防ぐ
ポジティブリスト制に向けて
2. 多成分一斉分析
GC対象前処理
1. 抽出
分取
GC/MS(SCAN)測定
LC対象前処理
試料
抽出
定容
分取
3. 確認分析
LC-GC/MSシステム
LC法Ⅰ:中∼低極性対象
LC法Ⅱ:高極性対象
LC/MS/MS測定
検出された農薬
(確認が必要な農薬)
GC大量注入による
残留農薬の一斉迅速分析法
財団法人 雑賀技術研究所
技術開発部
GC大量注入口装置
LVI-S200
注入口本体
コントローラー
従来のGC注入口
GC
MS
従来の
インサート
胃袋型インサート
大量注入法
固相
カートリッジ
GC注入口装置
Stomach
Insert
Split
Mode
1st Stage
注入
2nd Stage
濃縮
Splitless
3rd Stage
導入
Split
Mode
4th Stage
除去
•
インサート内の試料を低い温度でカラムへ導入できるため、
熱に弱い農薬などの物質でも分析可能
•
一度に100 µL以上注入可能
GC条件
温度
高い
注入口温度
溶媒沸点温度
カラムオーブン温度
低い
1st stage
注入
スプリット
スプリットレス
2nd stage
濃縮
3rd stage
導入
スプリット
4th stage
除去&分析
時間
ソフトによる条件設定方法
注入量と直線性
Peak area
500000
R2 = 0.9994
400000
300000
200000
100000
Diazinon
0
0
5
10
15
20
25
30
Injection volume (µL)
Fig. The relationship between the peak areas and injection
volumes (5, 10, 15, 20 and 25 µl).
GC大量注入法の測定制度
■クロマトグラム
pA
C18
500
C14
450
C20
C28
C22 C24 C26
C30
C32
C16
C10
400
C12
C34
C36
C38 C40
350
300
250
200
150
100
50
6
8
10
12
14
16
18
20
n-C10∼n-C40を50uL注入したときのクロマトグラム(FID)を示します。
低沸点から高沸点まできれいなピーク形状を示すクロマトグラムを得ます。
22
24
min
GC大量注入法の測定制度
■再現性
No.
n-C10
n-C12
n-C14
n-C16
n-C18
n-C20
n-C22
n-C24
n-C26
n-C28
n-C30
n-C32
n-C34
n-C36
n-C38
n-C40
1
185.9
191.0
216.3
203.8
228.6
242.5
249.6
241.3
231.7
235.6
222.4
222.2
233.4
226.3
214.6
227.7
2
186.2
192.1
217.4
204.6
229.6
243.7
251.0
242.7
233.1
236.9
223.6
223.2
234.2
227.3
215.0
227.9
3
183.2
189.8
215.0
203.6
228.0
242.2
249.3
240.9
231.1
235.1
222.0
221.6
232.5
225.1
213.3
226.4
4
187.3
193.3
218.6
206.4
230.5
244.3
251.1
243.0
233.1
237.2
223.9
223.4
234.5
227.3
215.1
227.9
5
187.8
193.4
219.1
207.4
231.7
245.6
253.0
244.8
234.9
239.1
225.7
225.4
236.6
230.8
218.7
231.8
6
184.4
189.7
214.8
202.6
226.9
240.0
247.1
238.9
229.1
234.2
221.4
220.1
231.0
224.0
212.4
226.2
7
186.5
190.6
215.2
203.0
227.1
240.7
247.5
240.8
229.7
233.7
220.6
220.6
231.8
224.8
213.3
227.0
n-C10∼n-C40を50uL注入したときのn=8でのRSDを示す。
8
RSD(%)
185.5
0.81
191.3
0.75
216.1
0.76
203.7
0.82
229.0
0.72
242.4
0.76
249.2
0.78
241.0
0.74
231.3
0.82
235.5
0.74
222.5
0.72
222.4
0.76
233.8
0.75
227.3
0.94
215.9
0.91
230.7
0.88
GC大量注入について
従来の注入法(スプリットレス注入)ではそのライナーの容
積から2µlまでしか注入できなかったが、最近、20µl以上の
注入を可能とする大量注入法が開発されている。
大量注入の利点
• 高感度分析が可能
・感度向上(10倍から100倍の感度向上が期待できる)
・SCAN分析(一斉分析、データ信頼性の向上)
• 前処理操作の迅速化および簡易化
・試料量の少量化
・濃縮操作の省略
• ハイフネーション技術のインターフェース
・前処理装置との連結、オンラインGC/MS分析システム
(SPE−GC、LC-GC、GPC-GC等)
濃縮操作の省略化
• 従来の前処理操作
溶出
濃縮乾固
定容
測定
N2 Purge
従来の注入法 1
µl.
GC
5 ml
0.5 ml
• 大量注入法を用いた前処理操作
溶出・定容
測定
前処理時間の短縮
5 ml
汚染の防止
大量注入法
GC
10 µl.
水中農薬分析への応用
• 従来の前処理
採取
通水・保持
試料 500 mL
10-20 ml/min
脱水
吸引乾燥
溶出
濃縮
ジクロロメタン
3 mL
窒素パージ
SDB
500 mg
試料 20 mL
1 µl 注入
1 ml
Total; 80 min
• 大量注入法を用いた前処理
通水・保持
測定
GC
30 min
採取
定容
脱水
吸引乾燥
溶出・定容
測定
20%アセトン/ヘキサン
1mL
25 µl 注入
SDB
20 mg
Total; 8 min
3 min
1 ml
GC
GC/MS条件
PTV Injector
Injection Temp.
Solvent Purge Time
Auto Injector
Injection Volume
GC
Pre-column
Column
LVI-S200 (EMINET) ; Stomach insert
70℃-120℃/min-240℃(3min)-50℃/min-260℃(20min)
15 sec.
Agilent 7683 ; 50
μL syringe
25 μL
Agilent 6890N
× 0.3m
Deactivated silica capillary tube 0.32mm
μm
Inert Cap 5MS 0.25 mm i.d.
×30 m, df 0.25
Splitpurge Flow
Splitless Time
60℃(3min)-20℃/min-160℃-7℃/min-230℃-2℃/min-235℃10℃/min-310℃(8min)
50 mL/min(6min)-20mL/min
4 min
MS
Detector Temp.
MS Method
JMS-K9 (JEOL)
280℃
SCAN;50-450
Column Oven Temp.
SAIKA T.I.F.
前処理フロー
抽出法
試料 10g
アセトニトリル 25 mL
ホモジナイズ
吸引ろ過
洗液 アセトニトリル 10 mL
ろ過液
GC法
前処理時間 15分/検体 60分/10検体
分取 1mL (試料 0.2 g 相当)
C18 (30mg): 精製
洗液 80%アセトニトリル水 1 mL
流出液
水 2 mLを加え希釈
HBS (20mg):保持
流出液
20%食塩水 20 mL を加え希釈
HBS (20mg):再保持
吸引乾燥; 2 min
定容( 50 mL, 水で 調整)
PSA (30 mg)を連結 :精製
溶出 30%アセトン/ヘキサン 1mL
溶出液
分液ロートによる液液分配や
エバポレーターなどによる濃縮操
作を省略化
PEG300添加
定容(1 mL, 30%アセトン/ヘキサンで調製)
GC/MS(SCAN測定)
25 µL注入(大量注入法)
1. 抽出・ろ過
試料 10g
アセトニトリル 25 mL
ホモジナイズ
吸引ろ過
洗液 アセトニトリル 10 mL
ろ過液
定容
(ろ過液に水を加え 50 mL に定容)
吸引ろ過
定容
2. 分取&精製
☆除去物質
極性の低い植物成分
高級脂肪酸エステル類
クロロフィル
分取 1mL (試料 0.2 g 相当)
C18 ①-30mg (精製)
洗液
固相
C18
80%アセトニトリル水 1 mL
農薬
無極性の夾雑物はC18 ミ
ニカラムにトラップさせ、農
薬はスルーさせる。
流出液
1 mL分取
C18 ① 30mgに通液
洗液 1mLを通液
3. 保持&乾燥
流出液 (2 mL;75%)
1. 試料を水で少し希釈し
HBS ミニカラムに通水
水 2 mLを加え希釈 (約37%)
HBS-20mg (保持)
固相HLB
無極性農薬
流出液
20%食塩水 20 mL を加え希釈 (6%)
HBS-20mg (再保持)
2. 流出液を更に食塩水で希
釈し再びHBS に通水
吸引乾燥 2min
無極性農薬+極性農薬
☆除去物質
水溶性の高い植物成分
糖類
水
水2mLを加え、
HBSに保持
食塩水を加え、再び
HBSに保持
農薬はHBSミニカラムにトラップさせ、
極性の夾雑物はスルーさせる。
4. 溶出&精製
連結 固相 PSA 30 mg (精製)
PSA
溶出 30%アセトン/ヘキサン 1mL
Si-CH2CH2CH2NCH2CH2NH2
H
溶出液
1%PEG(300) 2μL添加
定容 (1mL, 30%アセトン/ヘキサンで調製)
GC/MS(25μL大量注入:SCAN測定)
固相HBS
固相PSA
☆除去物質
高級脂肪酸
色素
HBS
HBSミニカラムから溶出させながら、
イオン性の夾雑物は固相PSAミニ
PSA
カラムにトラップさせ、農薬はス
C18②に-PSAを連結し、30%アセトン/ヘキサンで溶出
定容
(1mL)
ルーさせる。
精製効果(C18-30)
フィトール
ステロール類
試料:ほうれん草
脂肪酸エステル類
高級アルコール類
C18-30精製無し
C18-30: 100%ACN
C18-30: 80%ACN/Water
C18-30: 67%ACN/Water
C18-30: 50%ACN/Water
精製効果(C18-30)
試料:玄米
ステロール類
C18-30精製無し
C18-30: 100%ACN
C18-30: 80%ACN/Water
C18-30: 67%ACN/Water
C18-30: 50%ACN/Water
精製効果(SI)
試料:茶
カフェイン
(HBS)+SI+PSA
Acetone/Hexane(3:7)
(HBS)+PSA
Acetone/Hexane(15:85)
(HBS)+SI+PSA
Acetone/Hexane(15:85)
精製効果(SAX)
試料:玄米
脂肪酸
(HBS)+PSA
Acetone/Hexane(3:7)
(HBS)+SAX+PSA
Acetone/Hexane(3:7)
(HBS)+PSA
Acetone/Hexane(15:85)
(HBS)+SAX+PSA
Acetone/Hexane(15:85)
SCANクロマトグラム
抽出ろ過液に各農作物に各農薬を0.1ppmとなるように添加し、本
法に従い分析を行ったときのそれぞれのSCANクロマトグラム
[クロマトグラム] TIC : 50000000 - 0
5.0E+07
[クロマトグラム]
5.0E+07
標準溶液
4.0E+07
3.0E+07
2.0E+07
2.0E+07
1.0E+07
1.0E+07
[クロマトグラム]
5.0E+07
10:00
12:00
14:00
16:00
18:00
20:00
22:00
24:00
26:00
28:00
TIC : 50000000 - 0
0.0E+00
R.T-->
3.0E+07
2.0E+07
2.0E+07
1.0E+07
1.0E+07
[クロマトグラム]
5.0E+07
10:00
12:00
14:00
16:00
18:00
20:00
22:00
24:00
26:00
28:00
0.0E+00
R.T-->
ニンジン
3.0E+07
2.0E+07
2.0E+07
1.0E+07
1.0E+07
10:00
12:00
14:00
16:00
18:00
20:00
22:00
24:00
26:00
16:00
18:00
20:00
10:00
12:00
14:00
22:00
24:00
26:00
28:00
トマト
16:00
18:00
20:00
22:00
24:00
26:00
28:00
26:00
28:00
枝豆
4.0E+07
3.0E+07
0.0E+00
R.T-->
14:00
[クロマトグラム] TIC : 50000000 - 0
5.0E+07
TIC : 50000000 - 0
4.0E+07
12:00
4.0E+07
3.0E+07
0.0E+00
R.T-->
10:00
[クロマトグラム] TIC : 50000000 - 0
5.0E+07
ピーマン
4.0E+07
ホウレンソウ
4.0E+07
3.0E+07
0.0E+00
R.T-->
TIC : 50000000 - 0
28:00
0.0E+00
R.T-->
10:00
12:00
14:00
16:00
18:00
20:00
22:00
24:00
SCANクロマトグラムと定性
[クロマトグラム] TIC : 50000000 - 0
5.0E+07
①
4.0E+07
細ネギ
3.0E+07
2.0E+07
1.0E+07
0.0E+00
R.T-->
[クロマトグラム]
8.0E+06
10:00
12:00
14:00
16:00
18:00
20:00
22:00
24:00
26:00
TIC : 8120407 - 347653
①
6.0E+06
②
4.0E+06
②
2.0E+06
R.T-->
28:00
18:00
18:20
18:40
19:00
定量イオンクロマトグラム
ほうれん草にクロルピリホスを
Intensity
0.01ppmとなるように添加して分析
したときのSCAN測定による定量イ
オンクロマトグラム(m/z=314)とそ
のピークの質量スペクトルを示す。
m/z = 314
14:2
1
14:36
14:51
Retention Time (min)
[未知スペクトル] 1123-1115
BP=197[14651]
Intensity
TIC=105203
R.T=14:36
SI=679
197
1.0E+04
314
5.0E+03
65
125
88
0.0E+00
m/z->
80
169
182
160
258
210
244
240
286
276 304
320
400
近年のMSはSCAN感度が非常に向
上していることから、十分な検出感
度を得られることがわかった。また、
SCAN法にすることで多成分の測定
において条件設定が簡易であり、し
かも定性まで可能になることでデー
タの信頼性が向上した。
添加回収試験①
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
抽出ろ過液の分取液に各農作物に各農薬を0.1ppmとなるように添加し、
本法に従い分析を行ったときのそれぞれの添加回収率
農薬名
ピーマン トマト ニンジン 枝豆 細ネギ
Dichlorvos
87.9
90.7
97.1
91.3
91.8
Metolcarb
87.0
93.1
92.6
88.1
88.8
Methacrifos
99.6
103.1 106.8 102.7 100.7
Isoprocarb
94.8
98.0
100.2
94.9 104.8
XMC
99.1
99.6
102.9 100.5 105.5
Xylylcarb
97.0
100.1 101.9
98.5 146.7
Fenobcarb
95.5
97.2
100.5
94.3
98.7
Propoksuru
97.2
101.3 102.8 100.6 105.7
Ethoprophos
103.3 105.2 110.5 105.9 106.2
Trifluralin
98.7
100.6 104.2
92.2
124.2
Chloropropham
105.3 109.8 114.0 104.9 109.8
Cadusafos
104.8 107.4 112.6 105.1 108.1
Salithion
96.4
99.9
103.4
96.4
99.7
Bendiocarb
105.5 114.5 116.5 135.7 149.1
Phorate
107.4 110.3 116.2 101.7 113.4
alpha-BHC
101.3 102.4 107.9 101.2 112.1
Hexachlorobenzene 90.6
91.0
88.8
84.5
82.7
30.0
35.3
39.7
36.1
23.2
Dimethoate
Carbofuran+
106.3 107.8 110.3 104.2 178.2
Atrazine
101.3 102.8 107.6 101.2 102.3
beta-BHC
100.0 100.1 104.1
94.8 100.4
Swep
95.0
96.5
99.3
92.8
98.6
Terbufos
105.1 108.7 115.3
98.7
109.4
ganma-BHC
97.9
97.9
102.3
93.5 100.4
Cyanophos
100.3 101.3 105.8
98.6
86.9
Fonofos
104.2 108.0 110.2 102.6 111.0
Diazinon
99.0
101.8 106.7
98.4
102.9
Pyrimetanil
97.5
96.1
101.6
95.9
99.2
Tefluthrin
99.5
99.5
102.6
91.7
97.7
Isazophos
100.3 101.7 107.1
99.6
107.3
Etrimfos
105.0 104.0 107.8 101.6
98.8
Iprobenfos
103.2 104.3 109.9 100.3 105.9
delta-BHC
108.0 111.5 122.7 139.4 191.9
Pirimicarb
83.9
80.8
79.2
79.3
82.8
Dichlofenthion
102.8 103.5 107.3
98.5
103.4
(単位:%)
No.
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
農薬名
ピーマン トマト ニンジン 枝豆 細ネギ
Chloropyrifos-methyl 107.9 106.9 109.9 104.0
93.3
Propanil
99.8
102.1 103.6
99.1 100.4
Alachlor
100.8 103.6 108.9 101.9
96.2
Tolclofos methyl
102.1 103.3 108.7 100.3 100.9
Methyl parathion
97.8
97.7
109.8 103.3
90.8
Heptachlor
100.5 101.8 102.3
87.1
96.5
Simetryn
90.8
90.6
92.4
89.2
93.3
Metalaxyl-(R)
99.1 100.9 104.1
98.5
99.1
Carbaril
119.1 130.0 135.6 206.1 247.3
Pirimiphos methyl
126.0 106.6 109.4 103.1 101.0
Fenitrothion
101.0 101.9 112.3 101.6
88.3
Esprocarb
104.9 107.3 111.5 104.5 108.0
Dimethylvinphos 1 100.0
99.1
104.4
99.2
70.6
Malathion
104.8 106.9 112.9 104.3
90.8
Chlorpyrifos
101.5 102.4 107.4
99.7 103.4
Benthiocarb
103.7 105.9 110.6 103.5 107.0
Aldrin
95.0
96.9
94.1
87.7
88.9
Diethofencarb
103.7 103.0 106.8 102.7 104.2
Dimethylvinphos 2
99.5 100.1 103.0
99.3
74.0
Fenthion
107.5 107.6 112.7 104.7
97.8
Parathion
109.6 105.4 117.0 107.8 120.4
Triadimefon
100.5 101.1 107.9
97.0 100.7
4,4'-Dichlorobenzophenone
100.1 101.8 103.9
91.0
98.5
Isocarbofos
101.3 103.5 106.2 102.1 105.2
Diphenamid
100.0 100.8 103.5
99.7 100.2
Phosthiazate1
101.5 109.1 106.5
98.2
95.9
Phosthiazate2
101.0 108.9 114.5 101.4
99.4
Pendimethalin
112.4 104.2 135.3
99.1 125.0
Chlorfenvinphos 1
105.1 104.0 112.6 103.4 103.3
Isophenphos
107.1 107.4 115.8 103.3 109.3
Heptachlor epoxide 100.7 101.3 106.8
98.2 101.1
Chlorfenvinphos 2
104.8 104.5 111.2 101.5 104.4
Hexachlor epoxid
98.5
100.1 105.1
95.4
98.7
Quinalphos
102.9 102.8 109.0 101.2 102.9
69.7
Phenthoate
100.0
99.5
108.1
95.1
添加回収試験②
No.
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
農薬名
ピーマン トマト ニンジン
Procymidone
105.1
102.7
108.3
Triadimenol
95.8
96.6
102.0
Propaphos
100.3
100.8
106.9
Methidathion
95.5
96.8
103.8
Butachlor
100.6
101.6
107.4
Paclobutrazol
86.8
87.9
93.5
Tetrachlorvinphos
92.9
94.3
98.3
Endosulfan
101.4
100.5
105.0
Butamifos
109.2
105.2
116.0
Prothiofos
99.7
100.7
105.5
Flutolanil
101.5
100.5
105.2
Profenofos
104.6
106.3
109.8
p,p'-DDE
94.6
94.8
93.9
Dieldrin
104.8
106.0
111.9
Buprofezin
104.9
96.5
103.1
Myclobutanil
99.6
98.8
105.1
Kresoxim-methyl
113.8
105.9
118.5
Chlorfenapyr
102.6
116.5
110.5
Endrin
105.8
106.4
115.2
Chloropropylate
104.9
105.1
111.7
Endosulfan
109.7
110.4
113.8
Fensulfothion
107.3
103.3
119.8
Ethion
107.0
103.7
115.6
p,p'-DDD
95.2
96.7
108.9
o,p'-DDT
103.1
102.9
104.5
Oxadixyl
92.3
97.1
108.2
Mepronil
110.1
109.2
110.9
Triazophos
106.7
107.3
107.4
Cyanophenphos
103.8
104.8
111.8
Edifenphos
93.2
95.0
101.4
Endosulfan sulfate
81.4
84.1
97.3
p,p'-DDT
90.0
91.4
97.1
Pyraflufen-ethyl
100.1
101.6
105.2
Thenylchlor
98.2
101.3
105.0
Pyridafenthion
101.3
104.6
115.3
枝豆 細ネギ
101.0
102.1
95.4
94.8
99.2
99.9
56.4
90.8
96.8
82.5
83.3
86.7
53.1
92.9
96.4
99.3
96.7
111.8
97.1
99.3
101.7
103.1
103.1
103.0
87.8
87.6
102.6
104.5
94.5
99.3
98.2
97.4
102.7
107.0
99.1
99.8
96.6
101.4
100.7
106.3
105.2
109.0
102.8
103.1
96.6
100.0
92.5
106.8
91.9
93.1
95.8
90.9
109.7
110.4
105.5
93.5
102.2
104.1
92.8
95.4
98.3
104.1
78.2
93.4
95.6
102.6
51.1
96.1
99.1
87.2
No.
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
農薬名
Bifenthrin
Bromopropylate
EPN
Fenpropathrin
Tebufenpyrad
Bifenox
Phosalone
Cyhalothrin
Acrinathrin
Fenarimol
Pyraclofos
Fenoxaprop-ethyl
Bitertanol 1
Permethrin 1
Bitertanol 2
Pyridaben
Permethrin 2
Coumaphos
Cyfluthrin 1
Cyfluthrin 2
Cyfluthrin 3
Cyfluthrin 4
Halfenprox
Cypermethrin 1
Cypermethrin 2
Cypermethrin 3
Flucythrinate 1
Cypermethrin 4
Flucythrinate 2
Fenvalerate 1
Fluvalinate 1
Fluvalinate 2
Fenvalerate 2
Pyrazoxyfen
Deltamethrin
ピーマン トマト ニンジン
88.9
89.6
89.2
100.5
101.1
105.7
100.8
99.6
116.3
101.7
101.1
106.2
94.4
90.8
100.3
105.9
102.3
119.7
101.5
105.7
111.8
99.6
106.0
107.2
98.9
110.5
113.0
96.8
102.5
101.8
92.8
95.9
100.4
100.0
101.6
104.4
98.4
98.0
104.9
96.4
98.5
99.3
94.2
96.5
103.0
100.2
100.4
105.4
98.1
100.4
102.7
98.5
99.5
105.3
102.5
121.8
112.8
94.0
103.3
111.9
92.5
101.6
106.5
95.2
102.9
107.6
84.5
86.9
85.1
95.3
98.8
101.6
94.3
101.9
104.4
96.6
100.6
102.9
94.4
98.8
101.9
93.6
96.2
99.0
94.8
99.0
102.4
90.6
93.1
95.3
83.8
98.0
96.4
86.9
101.7
100.4
92.4
99.1
98.9
95.6
102.8
114.7
88.7
98.4
96.8
(単位:%)
枝豆 細ネギ
80.7
85.2
96.5
102.6
100.7
114.9
96.1
104.4
92.0
99.0
104.4
120.2
99.4
74.6
112.8
168.2
132.7
192.2
93.1
94.0
69.8
93.7
96.8
102.9
99.6
95.0
88.5
93.8
98.1
94.0
86.3
93.3
91.6
98.0
96.2
72.7
126.6
133.0
113.2
132.7
107.3
125.4
112.6
122.9
71.6
80.0
102.6
115.4
108.7
123.4
105.7
118.4
100.8
112.7
100.4
116.3
103.8
119.0
98.4
117.0
140.4
172.1
144.4
176.6
103.7
107.6
80.9 N.D.
101.6
138.3
添加回収試験(GC)①-再現性試験農薬名
Dichlorvos
Metolcarb
Methacrifos
Isoprocarb
XMC
Xylylcarb
Fenobcarb
Propoksuru
Ethoprophos
Trifluralin
Chloropropham
Cadusafos
Salithion
Bendiocarb
Phorate
alpha-BHC
Hexachlorobenzene
Dimethoate
Carbofuran
Atrazine
beta-BHC
Swep
Terbufos
ganma-BHC
Cyanophos
Fonofos
Diazinon
Pyrimetanil
Tefluthrin
Isazophos
Etrimfos
Iprobenfos
delta-BHC
Pirimicarb
Dichlofenthion
1
93.3
86.6
92.8
96.8
97.3
95.1
97.7
97.0
95.8
78.5
95.1
99.8
95.1
103.5
93.0
95.4
78.8
30.7
97.1
97.4
95.4
96.7
88.7
95.1
96.0
94.8
98.5
96.1
77.4
96.3
97.1
97.0
115.8
84.8
84.5
2
91.6
85.2
88.6
92.5
93.1
94.4
93.0
93.0
90.8
83.9
91.5
95.7
93.2
98.0
92.2
92.9
78.6
30.5
83.1
92.2
90.7
89.6
88.5
90.7
92.0
91.5
95.2
92.4
84.3
94.0
93.8
93.3
101.3
85.1
81.7
3
92.2
85.3
87.9
93.0
94.1
94.4
94.1
93.1
92.8
85.5
91.6
96.1
93.0
102.3
91.8
94.1
79.3
31.6
98.0
95.4
90.5
89.2
91.0
91.0
93.1
93.5
94.7
91.5
84.9
93.4
94.7
94.2
121.4
84.1
82.4
4
90.7
86.5
89.2
92.7
93.0
93.3
92.9
92.6
91.8
83.0
91.7
95.2
93.2
100.7
91.1
94.0
77.2
33.5
85.8
93.1
90.0
88.7
89.6
90.1
92.7
93.4
93.7
91.2
79.6
93.9
93.5
93.4
108.0
79.3
80.7
5
Ave.
94.2 92.4
85.9 85.9
88.5 89.4
93.4 93.7
93.5 94.2
91.6 93.8
93.2 94.2
93.6 93.9
90.8 92.4
85.5 83.3
90.7 92.1
96.5 96.6
93.9 93.7
102.5 101.4
90.8 91.8
94.3 94.1
78.1 78.4
31.8 31.6
95.7 91.9
92.5 94.1
90.9 91.5
91.5 91.1
89.0 89.4
91.8 91.7
93.0 93.3
93.3 93.3
94.1 95.3
92.0 92.6
82.5 81.7
92.8 94.1
93.7 94.5
93.1 94.2
116.9 112.7
83.2 83.3
82.1 82.3
R.S.D.
1.5
0.8
2.2
1.9
1.9
1.5
2.1
1.9
2.2
3.5
1.8
1.9
0.9
2.1
1.0
1.0
1.0
3.8
7.6
2.4
2.4
3.6
1.1
2.2
1.6
1.3
2.0
2.2
3.9
1.4
1.6
1.7
7.1
2.8
1.7
農薬名
1
Chloropyrifos-methyl
94.5
Propanil
97.4
Alachlor
98.0
Tolclofos methyl
95.1
Methyl parathion
95.5
Heptachlor
78.8
Simetryn
89.4
Metalaxyl-(R)
95.5
Carbaril
127.6
Pirimiphos methyl
95.3
Fenitrothion
97.0
Esprocarb
95.3
Dimethylvinphos 1
94.7
Malathion
112.7
Chlorpyrifos
88.6
Benthiocarb
98.1
Aldrin
76.8
Diethofencarb
97.1
Dimethylvinphos 2
96.7
Fenthion
94.5
Parathion
99.0
Triadimefon
98.1
4,4'-Dichlorobenzophenone
87.5
Isocarbofos
97.7
Diphenamid
99.0
Phosthiazate1
97.5
Phosthiazate2
97.0
Pendimethalin
92.8
cis-Chlorfenvinphos
97.9
Isophenphos
96.2
Heptachlor epoxide
91.5
trans-Chlorfenvinphos 98.4
Hexachlor epoxid
90.8
Quinalphos
98.9
Phenthoate
96.8
ホウレンソウ抽出ろ過液の分取液に、各農薬を試料中 0.1μg/gとなるように添加, n=5
2
89.5
93.4
94.3
91.3
90.7
82.8
85.8
93.7
112.0
90.3
91.4
90.5
90.8
99.5
86.7
92.7
81.3
91.1
92.9
87.2
93.0
95.8
76.9
92.7
93.4
92.7
95.0
87.9
92.4
88.4
87.2
93.7
87.1
93.7
90.0
(単位:%)
3
91.6
92.8
95.5
92.2
93.3
84.2
85.3
92.7
137.6
92.5
96.3
91.8
91.6
112.9
89.4
95.5
81.8
93.7
93.7
89.6
98.0
97.2
73.9
95.7
94.5
95.6
95.4
90.4
94.0
93.4
88.8
95.0
88.3
95.0
90.1
4
89.4
91.9
94.9
90.7
93.2
80.4
85.8
92.7
125.6
90.5
91.6
91.0
90.7
102.7
86.9
93.1
76.7
92.5
93.1
87.5
93.4
93.6
79.0
92.6
93.5
91.8
92.6
89.8
90.4
90.0
86.1
93.3
86.2
94.4
89.2
5
Ave.
91.2 91.2
92.2 93.5
95.4 95.6
91.1 92.1
94.0 93.4
83.4 81.9
85.7 86.4
95.3 94.0
134.5 127.4
92.3 92.2
96.1 94.5
90.3 91.8
91.9 92.0
110.7 107.7
88.9 88.1
94.0 94.7
82.0 79.7
93.3 93.5
94.4 94.2
89.6 89.7
96.4 96.0
97.1 96.3
80.7 79.6
95.1 94.7
94.9 95.1
95.2 94.5
95.9 95.2
91.2 90.4
93.4 93.6
91.9 92.0
88.4 88.4
95.6 95.2
88.5 88.2
95.1 95.4
91.0 91.4
R.S.D.
2.2
2.4
1.5
1.9
1.9
2.7
2.0
1.5
7.8
2.2
2.9
2.2
1.7
5.7
1.4
2.3
3.4
2.4
1.6
3.3
2.8
1.8
6.4
2.3
2.4
2.4
1.7
2.0
2.9
3.3
2.3
2.1
2.0
2.1
3.4
添加回収試験(GC)②-再現性試験(単位:%)
農薬名
Procymidone
Triadimenol
Propaphos
Methidathion
Butachlor
Paclobutrazol
Tetrachlorvinphos
Endosulfan
Butamifos
Prothiofos
Flutolanil
Profenofos
p,p'-DDE
Dieldrin
Buprofezin
Myclobutanil
Kresoxim-methyl
Chlorfenapyr
Endrin
Chloropropylate
Endosulfan
Fensulfothion
Ethion
p,p'-DDD
o,p'-DDT
Oxadixyl
Mepronil
Triazophos
Cyanophenphos
Edifenphos
Endosulfan sulfate
p,p'-DDT
Pyraflufen-ethyl
Thenylchlor
Pyridafenthion
1
95.1
91.9
96.0
97.6
95.3
97.9
96.0
86.3
97.0
80.7
100.5
97.6
76.6
95.4
94.9
94.8
99.0
92.4
93.1
95.8
88.7
98.8
91.9
89.1
84.5
94.0
99.9
101.3
97.4
94.9
101.0
83.5
94.2
96.3
96.1
2
91.0
88.6
93.2
94.1
89.3
94.0
93.0
86.6
88.1
82.6
93.1
94.1
80.9
92.8
86.4
90.1
93.4
82.9
87.1
87.7
88.3
93.4
84.1
86.6
86.2
91.4
95.9
96.1
90.9
93.7
92.8
85.0
88.5
92.3
86.6
3
90.5
89.6
92.4
96.2
89.9
95.6
92.8
93.1
92.2
84.8
96.1
100.5
81.3
95.0
86.6
91.6
96.6
86.0
90.3
90.8
89.4
99.5
88.4
95.2
86.6
88.1
98.3
99.6
93.8
95.3
103.9
90.4
90.0
93.4
92.6
4
89.3
89.0
92.6
94.3
90.0
91.4
91.9
85.3
89.1
80.8
93.5
93.4
77.1
93.1
86.7
91.2
93.7
83.3
88.3
88.4
88.7
94.9
86.8
87.7
85.4
90.0
95.3
96.0
90.2
93.9
95.6
84.6
87.4
92.1
92.1
5
Ave. R.S.D.
90.9 91.4 2.4
90.4 89.9 1.5
93.8 93.6 1.5
95.9 95.6 1.5
90.0 90.9 2.7
95.2 94.8 2.5
92.7 93.3 1.7
89.8 88.2 3.6
93.3 91.9 3.8
83.7 82.5 2.2
96.2 95.9 3.1
94.9 96.1 3.0
79.2 79.0 2.7
95.1 94.3 1.3
88.7 88.7 4.1
91.7 91.9 1.9
95.1 95.6 2.4
87.4 86.4 4.4
89.0 89.6 2.5
91.8 90.9 3.5
91.0 89.2 1.2
98.6 97.0 2.8
88.2 87.9 3.2
88.6 89.4 3.8
90.2 86.6 2.5
91.3 91.0 2.4
98.4 97.6 1.9
98.6 98.3 2.3
93.5 93.2 3.0
94.8 94.5 0.7
103.4 99.3 4.9
88.5 86.4 3.4
89.8 90.0 2.9
92.5 93.3 1.9
91.2 91.7 3.7
農薬名
Bifenthrin
Bromopropylate
EPN
Fenpropathrin
Tebufenpyrad
Bifenox
Phosalone
Cyhalothrin
Acrinathrin
Fenarimol
Pyraclofos
Fenoxaprop-ethyl
Bitertanol 1
Permethrin 1
Bitertanol 2
Pyridaben
Permethrin 2
Coumaphos
Cyfluthrin 1
Cyfluthrin 2
Cyfluthrin 3
Cyfluthrin 4
Halfenprox
Cypermethrin 1
Cypermethrin 2
Cypermethrin 3
Flucythrinate 1
Cypermethrin 4
Flucythrinate 2
Fenvalerate 1
Fluvalinate 1
Fluvalinate 2
Fenvalerate 2
Pyrazoxyfen
Deltamethrin
ホウレンソウ抽出ろ過液の分取液に、各農薬を試料中 0.1μg/gとなるように添加, n=5
1
71.2
91.4
96.4
87.4
114.4
97.7
98.1
88.8
85.3
94.1
96.1
94.6
96.1
78.8
93.8
90.6
83.5
97.3
86.7
91.7
86.3
83.5
65.1
85.5
86.0
86.1
85.0
84.9
86.0
88.1
89.2
89.4
85.5
99.1
86.2
2
75.9
81.3
88.3
80.9
94.8
87.8
90.0
77.8
75.9
88.0
95.7
88.0
91.2
78.8
88.4
82.2
79.0
90.3
83.7
83.3
78.3
75.6
68.3
78.6
77.1
76.2
72.0
77.4
71.2
80.1
81.5
80.8
75.4
96.1
80.2
3
74.4
83.6
94.0
82.4
118.7
93.5
95.8
91.9
92.7
89.6
94.0
88.6
93.4
79.8
90.0
83.8
80.4
94.4
84.0
97.8
82.4
80.1
66.4
81.3
84.2
79.4
79.0
83.0
81.5
85.0
90.9
90.2
78.8
100.7
89.4
4
70.3
82.4
90.2
81.0
100.7
88.5
91.5
89.8
89.6
87.5
92.5
87.2
91.0
75.7
83.7
82.2
79.7
90.5
79.5
84.0
79.0
76.6
62.7
79.4
79.6
79.1
75.8
81.1
77.3
85.0
89.5
89.5
76.4
95.5
89.8
5
Ave. R.S.D.
76.3 73.6 3.7
85.4 84.8 4.7
93.3 92.4 3.5
83.9 83.1 3.3
107.7 107.2 9.1
92.6 92.0 4.4
95.2 94.1 3.5
95.9 88.9 7.6
102.5 89.2 11.0
89.8 89.8 2.9
96.7 95.0 1.8
89.4 89.5 3.3
94.0 93.2 2.2
80.4 78.7 2.3
89.1 89.0 4.0
85.9 85.0 4.1
81.2 80.8 2.2
93.6 93.2 3.1
82.6 83.3 3.1
95.3 90.4 7.3
83.6 81.9 4.0
81.9 79.5 4.3
70.1 66.5 4.3
83.2 81.6 3.4
86.1 82.6 4.9
85.3 81.2 5.3
81.4 78.6 6.4
83.9 82.1 3.6
84.9 80.2 7.5
89.0 85.5 4.1
98.7 89.9 6.8
99.5 89.9 7.4
78.6 78.9 5.0
102.5 98.8 3.0
97.2 88.6 7.0
合計 140 成分
ポジティブリスト制に向けて
2. 多成分一斉分析
1. 抽出
分取
GC対象前処理
LC対象前処理
試料
抽出
定容
分取
LC法Ⅰ:中∼低極性対象
LC法Ⅱ:高極性対象
3. 確認分析
LC-GCシステム
検出された農薬
(確認が必要な農薬)
SAIKA T.I.F.
LC/MS/MS条件
HPLC conditions:
system
column
: 2695 Alliance (Waters,USA)
: L‐column ODS,2.1×150mm,5μm
(Chemicals Evaluation Research Institute,Japan)
mobile phase: A is 2mM ammonium acetate in water,
B is 2mM ammonium acetate in methanol.
gradient mode(%;concentration of B)
method-1: 10%(0min)→40%(2min)→90%(19min)→90%(27min)→10%(2740min)
method-2: 10%(0min)→60%(8min)→60%(10min)→10%(10-20min)
flow rate: 0.2mL/min, injection volume: 10μL, column temp.: 40℃,
detector: PDA 210-400nm
MS conditions:
system : Quattro micro (Waters-Micromass, UK)
ionization mode: ESI(+),(-), capillary voltage: 3.2kV(+),2.8kV(-),
analytical mode: MRM(Multiple Reaction Monitoring), source temp.: 120℃,
cone gas: N2,50L/hr, desolvation temp.: 250℃, desolvation gas: N2,600L/hr
SAIKA T.I.F.
LC法Ⅰ
前処理時間 20分/検体
分取 1mL (試料 0.2 g 相当)
C18 (30mg):精製
洗液 80%アセトニトリル水 0.5 mL
流出液
水 2 mLを加え希釈
HBS (20mg):保持
流出液
20%食塩水 23 mL を加え希釈
HBS (20mg):再保持
洗浄(食塩除去) 水 2 mL×2
吸引乾燥; 3 min
PSA (30 mg)を連結 :精製
溶出 50%アセトン/ヘキサン 2 mL
PSAのみ 再溶出
0.4%ギ酸メタノール(pH2.5) 2 mL
DRY UP
LC法Ⅱ
前処理時間 10分/検体
分取 1mL (試料 0.2 g 相当)
C18 (30mg):精製
洗液 80%アセトニトリル水 0.5 mL
流出液
アセトニトリル 4 mLを加え共沸
DRY UP
25%メタノール水 1 mL に溶解
C18 (30mg):精製
洗液 25%メタノール水 1 mL
溶出液
20%酢酸水(pH3) 50μL添加
定容(2 mL, 25%メタノール水で調製)
LC/MS/MS(MRM測定)
メタノール 1 mL +水(pH3) 1 mL
LC/MS/MS(MRM測定)
SAIKA T.I.F.
GC法,LC法Ⅰ,LC法Ⅱ共通
1. 抽出・ろ過
試料 10g
アセトニトリル 25 mL
ホモジナイズ
吸引ろ過
洗液 アセトニトリル 10 mL
ろ過液
定容
(ろ過液に水を加え 50 mL に定容)
吸引ろ過
定容
GC法,LC法Ⅰ,LC法Ⅱ共通
2. 分取&精製
☆除去物質
極性の低い植物成分
高級脂肪酸エステル類
クロロフィル
分取 1mL (試料 0.2 g 相当)
C18 ①-30mg (精製)
固相
C18
洗液
GC法: 80%アセトニトリル水 1 mL
LC法Ⅰ,Ⅱ: 80%アセトニトリル水 0.5 mL
農薬
無極性の夾雑物はC18 ミ
ニカラムにトラップさせ、農
薬はスルーさせる。
流出液
1 mL分取
C18 ① 30mgに通液
洗液 GC:1mL,LC:0.5mLを通液
まとめ
•
LCとGCのインターフェースに固相抽出法を取り入れることで、LCからの分
取液をGCへ注入可能な少量の溶媒へ転溶することが可能となった。
•
安定したGC大量注入法を用いたことで、連続したLC-GC分析が精度よく
行えるようになった。
•
逆相HPLCを前処理として使用することで効率のよいクリーンアップが自動
的に行われることがわかった。
•
GC/MSで得られたSCANクロマトグラムは夾雑物の影響もほとんど受けてお
らず、確認分析法として十分に活用できることが分かった。
•
また、本装置は前処理の簡易化および省略化が図れ、機器による制度管
理や保証などにおいても有効であると思われる。
LC法Ⅰ
3. 保持&乾燥
流出液 (1.5 mL;約73%)
1. 試料を水で少し希釈し
HBS ミニカラムに通水
水 2 mLを加え希釈 (約30%)
HBS-20mg (保持)
固相
HBS
流出液
無極性農薬
20%食塩水 23 mL を加え希釈 (約4%)
HBS-20mg (再保持)
洗浄(食塩除去) 水 2 mL×2
2. 流出液を更に食塩水で希
釈し再びHBS に通水
吸引乾燥 2min
無極性農薬+極性農薬
☆除去物質
水溶性の高い植物成分
糖類
水
農薬はHBSミニカラムにトラップさせ、
水2mLを加え、HBS に
保持
食塩水を加え、再びHBS に
保持
極性の夾雑物はスルーさせる。
SAIKA T.I.F.
LC法Ⅰ
4. 溶出&精製
50%アセトン/ヘキサン
連結 固相 PSA-30 mg (精製)
溶出 50%アセトン/ヘキサン 2mL
固相HBS
PSAのみ 再溶出 0.4%ギ酸メタノール(pH2.5) 2 mL
固相PSA
☆除去物質
高級脂肪酸
色素
★一部の酸性化合物
がトラップされる
各溶出液
HBSミニカラムから溶出
DRY UP
させながら、イオン性の
夾雑物は固相PSAミニ
メタノール 1 mL +水(pH3) 1 mL
カラムにトラップさせ、中
性および塩基性農薬は
スルーさせる。
LC/MS/MS(MRM測定)
HBS
0.4%ギ酸メタノー
ル(pH2.5)
PSA
固相PSA
HBS
PSA
PSA
HBSを取り外し、PSAのみ
0.4%
HBSに-PSAを連結し、50%アセトン/ヘキサンで溶出
ギ酸メタノール(pH2.5)で再溶出
トラップされた酸性化
合物のpKaよりpHを
下げることにより非解
離状態にし、PSAから
溶出 する。
SAIKA T.I.F.
測定成分の構造式および物性(例)
Azimsulfuron
CH3 N N
CH3O
N
NHCONHSO2
PSAにトラップされる農薬(LC対象
農薬)
N
CH3O
N
N N CH
3
N
→pHを変えて溶出が必要
Mol. wt. 424.4 M.f. C13H16N10O5S Form White solid. M.p. 170 ºC V.p. 4.0×10-6 mPa
(25 °C) KOW logP = 0.646 (pH 5), -1.37 (pH 7), -2.08 (pH 9) (25 °C) Henry 8×10-9 (pH
5); 5 ×10-10 (pH 7); 9 ×10-11 (pH 9) (all in Pa m3 mol-1, calc.) Solubility In water 72.3 (pH
5), 1050 (pH 7), 6536 (pH 9) (all in mg/l, 20 ºC). In acetone 26.4, acetonitrile 13.9, ethyl acetate
13.0, methanol 2.1, methylene chloride 65.9, toluene 1.8, hexane <0.2 mg/l. Stability
Hydrolysis DT50 89 (pH 5), 124 (pH 7), 132 (pH 9) d (25 °C). Degradation was through
cleavage of the sulfonylurea bridge to give mainly the tetrazolylpyrazole sulfonamide and
aminodimethoxypyrimidine. DT50 in irradiated aqueous solution, corrected for hydrolysis,
was 103 (pH 5), 164 (pH 7), 225 (pH 9) d (25 °C). Indirect photodegradation has also been
studied (A. C. Barefoot, Proc. Br. Crop Prot. Conf. - Weeds, 1995, 2, 713). pKa 3.6
SAIKA
TIF
LC法Ⅱ
3. 濃縮&精製
流出液 (1.5 mL;約73%)
☆除去物質
極性の低い植物成分
高級脂肪酸エステル類
クロロフィル
アセトニトリル 4 mLを加え共沸
DRY UP
25%メタノール水 1 mL に溶解
C18 ②-30mg (精製)
溶出液
洗液 25%メタノール水 1 mL
固相
C18
②
農薬
20%酢酸水(pH3) 50μL添加
定容(2 mL, 25%メタノール水で調製)
LC/MS/MS(MRM測定)
25%メタノール水でC18ミニ
カラムを通すことにより、選
択的に高極性成分のみス
ルーさせ、カラムに中∼低
極性の夾雑物をトラップさ
せる。
C18 ②30mg
2mLに定容
流出液にアセトニトリルを加えて共沸(濃縮)
25%メタノール試験液をC18 ②に通水
SAIKA T.I.F.
極性農薬 -LC法Ⅱ分析対象農薬Pesticide
Acephate
Acibenzolar acid
Aldicarb
Aldicarb-sulfone
Aldicarb-sulfoxide
Bentazone
Cymoxanil
Dimethoate
Ethiofencarb-sulfone
Ethiofencarb-sulfoxide
Imidacloprid
Indoxacarb MP
Methamidophos
Methomyl
Monocrotophos
Nitenpyram
Omethoate
Oxamyl
Pymetrozine
Quinclorac
Trichlorfon
3-OH carbofuran
Solubility in
water (g/L
pH7)
790
0.25
4.93
10
>330
0.57
0.89
23.8
0.61
>200
57.9
840
280
0.29
0.000065
120
-
LogPow
-0.89
-0.46
0.67
0.704
0.57
-0.8
0.0093
-0.22
-0.64
-0.74
-0.44
-0.18
-1.15
0.43
-
pKa
3.3
9.7
3.1 , 11.5
4.34
- SAIKA T.I.F.
C18(精製)の有無によるLC分析カラムへの影響
LC法Ⅰ
GC法
分取 1mL
C18 (30mg): 精製
洗液 80%アセトニトリル水 1 mL
流出液
水 2 mLを加え希釈
HBS (20mg):保持
流出液
20%食塩水 20 mL を加え希釈
HBS (20mg):再保持
吸引乾燥; 2 min
PSA (30 mg)を連結 :精製
溶出 30%アセトン/ヘキサン 1mL
溶出液
定容(1 mL, 30%アセトン/ヘキサンで調製)
分取 1mL
C18 (30mg): 精製
流出液
洗液 80%アセトニトリル水 0.5 mL
水 2 mLを加え希釈
HBS (20mg):保持
流出液 20%食塩水 23 mL を加え希釈
HBS (20mg):再保持
洗浄(食塩除去) 水 2 mL×2
吸引乾燥; 3 min
PSA (30 mg)を連結 :精製
溶出 50%アセトン/ヘキサン 2 mL
PSAのみ 再溶出
0.4%ギ酸メタノール(pH2.5) 2 mL
DRY UP
メタノール 1 mL +水(pH3) 1 mL
GC/MS(SCAN測定)
LC/MS/MS(MRM測定)
農作物中の残留農薬GC/MSおよびLC/MS(MS)一斉分析法
〔厚生労働省検討案 : 厚生労働省ホームページより抜粋 平成17年8月〕
試料 20g
吸引ろ過
定容・分取
ろ過
アセトニトリル抽出
ホモジナイズ
100mLに定容後、20mL分取
(試料4g相当)
液液分配(アセトニトリル/水)
pH 調整後、塩析
アセトニトリル層分取
C18 (1000mg)
脱水
(穀類、豆類、
種実類の場合使用)
無水硫酸Naを加えて脱水
減圧濃縮・N2乾固
ENVI-Carb / LC-NH2
(500mg/500mg)
トルエン:アセトニトリル(1:3)
20mLで溶出・精製
減圧濃縮
アセトン10mL
減圧濃縮 + N2乾固
GCはアセトン/ヘキサン
LCはメタノールに溶解
GC/MS またはLC/MS(MS):濃縮液
SAIKA T.I.F.
C18(精製)の有無によるLC分析カラムへの
影響
分取 1mL
C18 (30mg): 精製
C18精製:
無し
100%ACN
80%ACN
前述のGC分析フローに従い分析
66%ACN
50%ACN
LC分析カラム:C18
(ODS)に見立てて実験
40%ACN/水 転溶
GC/MS(SCAN測定)
LC-PDA測定
C18(50mg)に0.5mL負荷
90%MeOH/水 2mL洗浄①
90%MeOH/水 2mL洗浄②
100%MeOH
2mL洗浄
C18(精製)の有無によるLC分析カラムへの影響
各ほうれん草抽出液のLC-PDAクロマトグラム(TIC)
C18精製
無し
2.5
100%ACN
2.0
AU
1.5
80%ACN
1.0
66%ACN
5.0e-1
19.29
50%ACN
0.0
-5.0e-1
6.00
8.00
10.00
12.00
14.00
16.00
18.00
20.00
22.00
24.00
26.00
28.00
Time
30.00
C18(精製)の有無によるLC分析カラムへの影響
C18(50mg)に0.5mL負荷
90%MeOH/水 2mL洗浄①
90%MeOH=ST-MAPS法のLC分析におけるグラジエントの最高値
緑色素が吸
着している
無し
100%ACN
80%ACN
66%ACN
C18(精製)の有無によるLC分析カラムへの影響
C18(50mg)に0.5mL負荷
90%MeOH/水 2mL洗浄①
90%MeOH/水 2mL洗
浄②
前処理でC18精製を行わなかった場合、グラ
ジエントの最高値(90%MeOH)では、LC分析
カラム(C18)の先端に汚れが吸着したまま溶
出されない恐れがある。
90%MeOHで
は緑色素は溶
出されない
無し
100%ACN
80%ACN
66%ACN
Blank
C18(精製)の有無によるLC分析カラムへの影響
C18(50mg)に0.5mL負荷
90%MeOH/水 2mL洗浄①
90%MeOH/水 2mL洗浄②
100%MeOH 2mL洗浄
100%MeOHまでグラジエントを上げれば、分析
カラム(C18)に吸着した汚れを洗浄できる可
能性がある。ただし、この汚れは適切なスイッ
チングを使用しないとMSに導入される。
100%MeOH
でようやく緑
色素がほぼ
溶出された
無し
100%ACN
80%ACN
66%ACN
Blank
添加回収試験(LC)①-再現性試験農薬名
1
2
3
4
5
Ave.
R.S.
D.
spik
e
58.8
100.
4
127.
農薬名
Clethodim
sulfone
Clotianidin
1
2
85.3
82.9
68.0
Cumyluron
(単位:%)
R.S.
D.
4
5
108. 104.
8
7
68.2 68.9
Ave.
67.0
3
111.
4
69.7
68.3
13.
7
1.5
92.9
93.4
93.1
93.4 90.8
92.7
1.2
Cyazofamido
Cyclosulfamuro
n
Cycloxydim
88.7
102.
4
12.3
91.2
93.5
90.6 93.7
91.5
2.3
93.1
95.7
98.7 94.4
96.9
19.3
27.3
22.1 32.3
22.6
spik
e
116.
Acephate
56.7 55.2 54.3
56.3 54.6 55.4
1.9
Acetamiprid
78.4 81.5 81.0
135. 130. 128.
7
5
1
87.9 89.4 82.6
80.2 80.2 80.3
125. 128. 129.
0
5
5
83.7 80.6 84.8
1.4
3.0
4.4
7
95.0
78.4 74.5 66.6
73.5 73.2 73.2
5.8
91.8
Aldicarb-sulfone
82.9 82.4 80.7
78.1 79.0 80.6
2.6
83.1
Aldicarb-sulfoxide
88.1 87.8 90.1
101.
98.5 99.3
7
91.9 92.8 92.6
2.8
86.1
81.8
80.0
77.1 80.4
81.1
2.9
92.1
117.
9
99.2
Cymoxanil
Cyprodinil
90.7
96.0
3.8
85.9 87.4 90.0
90.0 88.2 88.3
2.0
Dimethirimol
72.8
77.4
5.0
99.7
112.
1
99.4
Benomyl
Bensulfuronmethyl
Bentazone
72.4 72.1
103. 100.
2 107.
7
107.
6
8
94.7 91.8
2.0
Dimethoate
Dimethomorph(E,
Z)
Diuron
82.2
80.9
78.7
79.0 80.2
80.2
1.8
86.1
90.6
90.0
89.4
91.5 89.2
90.2
1.1
97.3
92.5
90.1
92.2
95.1 92.7
92.5
1.9
99.6
Butafenacil
71.7 72.0 75.2
107. 105. 103.
1 110.
9 111.
7
112.
7
9
2
93.0 88.8 89.3
96.5
100.
6
105.
91.0 90.0
101.
93.3
9
81.0 80.0
98.5
Bendiocarb
90.4
101.
1
79.4
0.7
Diflubenzuron
89.4
100.
4
73.5
90.3
Azoxystrobin
93.9 89.4 91.1
102. 103. 105.
2
1
7
93.3 91.8 93.0
3.9
33.
7
4.1
Dymron
91.3
91.7
90.0
92.7 91.8
91.5
Carbaryl
88.4 89.5 90.5
7.5
18.4
24.5
18.4 31.0
20.0
Carbofuran
75.8
76.1
75.0
73.7 73.9
74.9
1.0
43.
6
1.4
98.4
103.
4
77.8
89.9
93.2
88.6
86.1 88.8
89.3
2.9
80.6
88.2
94.5
84.0
96.1 99.6
92.5
6.8
95.8
Fenhexamid
86.2
88.5
83.8
87.0 88.8
86.9
2.4
98.9
Fenobucarb
Fenpyroximate(
E)
Fenpyroximate(
81.4
82.6
84.1
89.7 82.1
84.0
4.0
99.3
75.4
76.9
75.8
77.8 77.9
76.8
1.5
92.7
81.4
87.4
84.1
84.1 88.3
85.0
3.3
89.2
90.6
89.1
91.1 92.3
90.5
1.5
99.1
100.
6
Acibenzolar acid
Acibenzolar-Smethyl
Aldicarb
Azimsulfuron
72.7
104.
1
110.
0.7
2.4
2.7
5
113.
2
97.2
89.2 90.5 89.6
1.0
96.0
80.3 80.4 81.9
81.9 79.5 80.8
1.3
99.2
3-OH carbofuran
73.0 68.0 73.0
67.8 70.9 70.6
3.6
76.3
Carpropamid
91.3 89.8 89.1
90.2 91.6 90.4
1.2
92.7
Chlorfluazuron
Chlorimuronethyl
Chlorsulfuron
70.2 69.3 69.6
101.
96.9 98.5
0
122. 120. 118.
1.0
83.4
106.
9
136.
Chromafenozide
69.2 70.4 68.9
105. 101. 103.
3 101.
1 133.
3
114.
7
6
8
91.0 90.0 87.8
9
0
6
91.0 92.3 90.4
Clethodim
21.4 27.4 35.9
30.6 40.0 31.1
0
91.5
2.1
3.4
9.9
1.8
23.
4
2
98.0
88.1
Ethiofencarb
Ethiofencarbsulfone
Ethiofencarbsulfoxide
Famoxadone
Z)
Ferimzone (E,Z)
*ホウレンソウ抽出ろ過液の分取液に、各農薬を試料中 0.25μg/gとなるように添加, n=5
98.6
SAIKA T.I.F.
9
98.5
101.
9
100.
3
102.
3
89.6
88.5
添加回収試験(LC)②-再現性試験農薬名
1
3
4
5
Ave.
R.S.
D.
spik
e
152.
3
100.
R.S.
D.
spik
e
1.9
3.1
97.6
121.
8
94.1
112.
1
88.6
85.3
85.5 2.0
87.6
88.1 91.7
89.3
89.9 1.7
97.3
83.0
84.9 82.0
84.8
83.5 1.5
99.8
96.4
99.7 95.3
92.5
96.7 3.2
76.6
80.7
80.0 78.9
83.1
79.9 2.9
87.6
100.
3
91.5
52.2
53.6
50.6 53.3
50.7
52.1 2.7
89.6
63.1
64.2
61.9 61.9
59.7
62.2 2.7
83.8
45.6
45.0
46.9 45.1
49.0
46.3 3.6
47.7
93.7
1
農薬名
Methoxyfenozid
91.1
e
100.
Metsulfuron-methyl
5
Monocrotophos
89.5
105.
Nitenpyram
0
Omethoate
90.0
Oxamyl
2
3
4
5
Ave.
92.8
93.3
103.
6
86.0
106.
6
83.0
92.4
88.2
104.
8
87.1
88.9
115.
9
89.0
107.
2
87.1
86.6
105.
1
88.9
91.7
102.
0
87.9
105.
7
87.2
87.4
84.7
83.1 86.8
Pencycuron
89.2
91.2
Pymetrozine
Pyrazasulfuronethyl
Pyributicarb
82.9
113. 121.
3
5
93.1 92.6
123.
9
97.9
7.4
Fluazifop-buthyl
8
91.8
123. 122.
7 100.
4
100.
0
2
88.3 86.5
88.8 84.4
87.9
3.1
3
93.0
Flufenoxuron
91.3
90.4 92.9
89.5 95.9
92.0
2.7
94.2
Flusulfamide
Halosulfuronmethyl
Hexaflumuron
67.8
105.
7
90.3
70.4 65.0
103.
98.4
9
90.1 89.5
68.1 62.2
4.7
88.0 88.6
66.7
100.
7
89.3
Imazaril
81.1 79.9
133. 126.
3
4
88.5 90.8
81.8 85.3
115. 124.
2
6
83.4 86.7
81.8
129.
0
87.7
2.6
Imidacloprid
80.9
145.
3
89.1
94.1
112.
7
93.8
100.
4
150.
3.2
4
86.3
Inabenfide
82.7
81.4 84.2
83.0 84.2
83.1
1.4
90.9
Indanofan
87.4
89.6 88.2
87.6 90.9
88.7
1.7
94.4
Indoxacarb MP
81.2
81.0 79.7
79.2
2.8
83.1
Iprodion
99.4
97.4 95.7
99.8
3.4
99.5
Quizalofop-ethyl
82.9
82.0
80.2 86.8
82.5
Linuron
84.9
84.2 83.0
75.8 78.1
102. 103.
7
8
88.2 83.5
Pyridate
Pyridate
Metabolite
Quinclorac
84.8
2.4
91.5
Sethoxydim
20.6
26.5
34.3 27.7
36.7
Lufenuron
96.2
81.6 85.5
96.9 85.0
89.0
7.9
Tebufenozide
93.6
93.5
93.9 92.7
92.9
Mepanipyrim
Mepanipyrim
metabolite
Methabenzthiazuro
90.9
92.5 90.1
95.6 89.4
91.7
2.7
Teflubenzuron
89.4
97.0
89.4 91.5
89.3
91.3 3.6
97.5
92.7
95.7 93.6
94.8 92.9
93.9
1.4
89.4
101.
8
102.
82.9 2.9
22.
29.2
0
93.3 0.5
88.4
106.
1
93.5
89.6
91.8
95.4
94.4
93.9 92.6
114. 105.
9
4
96.5 97.9
98.9
91.3 2.5
103.
8.0
4
96.2 2.4
99.6
128.
6
101.
81.9
81.6
78.3 73.9
70.9
77.3 6.2
9
87.2
88.0
86.3
87.2 85.2
84.3
86.2 1.7
89.4
85.2
103.
6
Flazasulfuron
Fluazifop-acid
Imazosulfuron
138.
6
103.
2
(単位:%)
98.5 97.0
5.0
3.8
1.1
8.7
95.5
94.3
8.5
1.7
1.0
n
Methamidophos
84.2
84.9 86.6
86.5 89.0
86.2
2.1
7
90.2
51.3
48.2 51.4
48.4 51.8
50.2
3.5
54.8
Methiocarb
84.8
86.1 85.9
89.6 87.3
86.7
2.1
93.6
Methiocarb-sulfone
Methiocarbsulfoxide
Methomyl
86.1
88.3 85.0
85.9 85.4
86.1
1.5
98.1
Thiacloprid
Thifenslfuronmethyl
Thiodicarb
Tribenuronmethyl
Trichlamide
64.8
65.0 66.7
65.5 63.5
65.1
1.8
97.6
Trichlorfon
81.1
77.5
78.0 77.5
79.0
78.6 1.9
84.0
81.5 81.2
81.7 82.2
82.1
1.3
86.9
Trifloxystrobin
85.6
87.9
84.2 91.5
93.3
88.5 4.4
*黄字:LC法Ⅱで分析した農薬 : 22成分
95.2
79.5
97.4
合計 94 成分
作物別添加回収試験(LC)①
りんご
農薬名
ばれいしょ
回収率
Azimsulfuron
回収率 spike
104.
98.7
1
80.9
96.6
103.
96.1
0
84.9
92.2
101.
64.7
5
101.
92.8
8
100.
94.2
8
86.8
96.9
Azoxystrobin
91.6
Bendiocarb
85.1
Benomyl
Bensulfuronmethyl
Bentazone
77.3
97.2
Butafenacil
Acephate
Acetamiprid
Acibenzolar acid
Acibenzolar-Smethyl
Aldicarb
Aldicarb-sulfone
Aldicarb-sulfoxide
93.9
spike
玄米
りんご
回収率 spike
農薬名
(単位:%)
ばれいしょ
回収率
spike
回収率
玄米
spike
回収率
spike
74.9
76.2
94.0
91.4
Clethodim sulfone
80.1
96.2
88.8
104.8
65.6
84.7
83.8
109.
6
79.0
95.2
116.
2
91.6
79.1
113.
3
90.2
90.4
120.
7
90.4
Clotianidin
72.6
97.1
74.7
93.2
69.9
88.4
Cumyluron
95.0
98.0
91.4
100.9
91.6
95.2
Cyazofamido
96.9
88.4
95.2
90.5
86.4
88.3
72.9
99.8
80.9
99.5
Cyclosulfamuron
88.7
93.9
89.2
97.6
79.0
89.1
93.3
91.2
92.3
Cycloxydim
52.3
92.0
57.7
88.9
51.8
83.8
95.7
96.7
Cymoxanil
82.2
94.5
85.7
94.1
79.9
90.6
86.0
96.3
100.
4
96.9
73.7
93.6
Cyprodinil
90.8
98.7
92.8
99.1
85.9
94.7
96.8
92.0
94.5
91.7
94.0
Diflubenzuron
106.8
96.1
102.2
100.9
94.8
94.7
107.
4
100.
86.1
97.0
106.
3
100.
87.6
95.2
Dimethirimol
58.3
91.4
78.7
64.9
94.3
82.2
89.8
79.4
97.4
82.9
95.8
87.4
95.0
84.8
91.0
86.9
Dimethoate
Dimethomorph(E,
Z)
Diuron
91.7
96.6
91.9
94.9
91.6
92.8
86.2
92.3
89.6
73.3
87.3
92.2
Dymron
92.8
95.3
90.9
97.9
92.6
94.5
Ethiofencarb
Ethiofencarbsulfone
Ethiofencarb-
55.7
95.8
64.1
97.8
43.5
90.3
92.4
101.7
93.1
95.0
85.0
87.1
84.2
98.6
108.5
98.1
87.3
94.7
98.6
101.3
98.1
101.9
95.6
95.5
97.9
82.0
92.1
2
104.
5
92.7
95.9
100.
5
92.0
4
107.
4
98.1
85.5
94.9
100.
9
83.6
Carbaryl
90.9
96.0
91.5
98.1
86.7
90.8
Carbofuran
82.4
94.5
82.7
96.6
83.8
94.8
3-OH carbofuran
84.4
96.4
87.6
94.4
85.4
92.3
Carpropamid
91.1
96.7
88.5
94.2
91.3
95.6
sulfoxide
Famoxadone
Chlorfluazuron
Chlorimuronethyl
Chlorsulfuron
85.3
88.3
84.2
70.1
77.3
Fenhexamid
95.9
93.9
94.4
97.6
82.2
82.8
93.3
99.3
93.3
76.4
72.9
94.1
79.7
95.1
80.5
92.3
96.2
98.3
Fenpyroximate(E)
85.9
96.0
85.8
96.4
70.1
77.0
Chromafenozide
92.1
94.4
90.4
2
98.7
85.9
93.9
108.
7
87.1
Fenobucarb
98.3
99.4
100.
8
101.
Fenpyroximate(Z)
76.5
93.7
97.5
101.4
84.0
86.6
Clethodim
58.4
89.5
62.6
93.3
58.4
88.3
Ferimzone (E,Z)
87.2
96.1
87.6
99.1
90.7
94.7
97.8
75.1
*回収率 : りんご、ばれいしょ、玄米抽出ろ過液の分取後に、各農薬を試料中0.25μg/gとなるように添加, n=1
SAIKA
*spike : 最終試験溶液に各農薬を試料中0.25μg/gとなるように添加, n=1
T.I.F.
作物別添加回収試験(LC)②
りんご
農薬名
Flazasulfuron
Fluazifop-acid
Fluazifop-buthyl
Flufenoxuron
Flusulfamide
Halosulfuron-methyl
Hexaflumuron
Imazaril
Imazosulfuron
Imidacloprid
Inabenfide
Indanofan
Indoxacarb MP
Iprodion
Linuron
Lufenuron
Mepanipyrim
Mepanipyrim
metabolite
Methabenzthiazuron
Methamidophos
Methiocarb
Methiocarb-sulfone
Methiocarbsulfoxide
Methomyl
回収率
93.2
94.0
89.4
82.4
73.2
88.7
91.8
85.9
104.
3
92.7
90.1
92.0
85.8
100.
4
91.3
83.9
94.3
90.5
76.1
80.2
90.1
88.0
87.3
83.2
spike
97.7
100.
4
97.0
87.8
88.0
96.5
91.4
96.3
99.3
102.
3
99.3
96.2
87.0
113.
6
97.4
88.0
97.2
97.7
92.4
83.0
96.4
90.3
102.
8
96.3
ばれいしょ
回収率 spike
93.0
87.4
93.6
83.9
76.1
83.5
98.3
87.3
105.
2
97.5
88.8
88.3
98.3
100.
7
92.5
89.0
87.2
91.8
87.6
63.5
92.6
84.8
94.2
88.6
*黄色:LC法Ⅱで分析した農薬
98.4
99.4
97.0
93.9
97.6
97.4
96.9
95.6
105.
9
99.3
95.2
94.4
102.
3
105.
3
97.0
97.8
96.9
77.1
53.0
68.8
96.4
100.
1
101.
5
92.2
玄米
りんご
回収率 spike
77.9
59.6
91.1
77.5
86.5
79.5
89.8
80.3
70.2
87.9
88.2
81.7
86.3
90.7
89.3
84.0
79.9
92.2
88.0
68.5
88.4
80.4
90.6
92.9
96.5
97.0
95.9
83.8
87.0
87.2
94.3
94.0
92.3
94.3
89.5
89.1
89.6
88.3
93.3
84.8
85.8
94.3
87.5
77.7
93.6
95.1
102.
1
90.8
農薬名
Methoxyfenozide
Metsulfuronmethyl
Monocrotophos
Nitenpyram
Omethoate
Oxamyl
Pencycuron
Pymetrozine
Pyrazasulfuron-ethyl
Pyributicarb
Pyridate
Pyridate
Metabolite
Quinclorac
Quizalofop-ethyl
Sethoxydim
Tebufenozide
Teflubenzuron
Thiacloprid
Thifenslfuron-methyl
Thiodicarb
Tribenuronmethyl
Trichlamide
Trichlorfon
Trifloxystrobin
回収率
91.9
96.9
86.0
98.0
95.6
98.2
93.9
92.7
91.3
76.0
63.7
77.9
80.5
74.3
59.8
91.4
71.6
94.0
86.6
91.8
85.4
95.1
83.0
95.4
spike
98.3
97.7
100.1
108.1
101.1
101.3
96.4
97.6
97.1
92.5
27.2
95.2
82.8
94.8
93.1
96.8
105.7
99.3
98.0
96.1
94.5
101.0
94.2
90.8
(単位:%)
ばれいしょ
回収率
spike
92.2
87.7
96.6
98.0
95.3
99.0
98.4
103.0
87.7
91.8
61.4
79.4
77.3
94.1
68.3
94.2
97.7
95.7
87.0
91.8
85.5
91.2
83.4
91.5
97.8
99.2
92.3
103.7
97.5
103.8
99.7
107.0
96.9
99.9
40.4
97.4
79.5
102.8
97.6
97.6
104.3
98.3
99.8
99.1
102.6
101.5
88.1
101.6
玄米
回収率 spike
92.6
72.9
90.1
87.9
90.9
93.0
90.0
91.5
84.5
83.1
35.5
57.5
58.7
85.7
60.8
82.0
87.2
88.7
71.4
89.6
75.7
83.1
74.9
79.6
93.9
111.1
94.3
95.8
95.6
97.4
91.3
97.3
90.8
88.1
25.0
62.6
62.2
88.4
86.7
93.6
83.9
88.3
109.8
94.6
91.3
83.3
79.6
88.9
SAIKA T.I.F.
まとめ
„ 前処理でC18ミニカラムによる精製を、70∼80%アセトニトリル/水で行うこ
とにより、LC分析カラム(C18)への負荷を低減できていると考えら
れた。
„ 本法の前処理は分液ロートによる液-液分配を行わず、GC法では
エバポレーターによる濃縮操作も含まないため、前処理の迅速化
および簡易化を達成できた。
„ 分取後の前処理時間は、一人で行った場合、 1検体あたりGC法が
15分、LC法Ⅰが20分、LC法Ⅱが10分であった。
„ ホウレンソウを用いた添加回収試験(n=5)では、234成分中
(GC140成分・LC94成分)、221成分において回収率70%以上、228
成分においてRSD10%未満と良好な回収率を得ることができた。
SAIKA T.I.F.
新型固相カートリッジ
SAIKA-SPE
財団法人 雑賀技術研究所
技術開発部
残留農薬分析前処理用
SAIKA−SPE固相抽出キット
総合的判断
精製度
時間
感度
コスト
精度
設備
簡易度
管理
メンテナンス
食の安全・安心に向けて
安定化
LVI-S200
Saika-SPE
分析技術向上
自動前処理装置
低コスト
検査数の
増加
食の
安全・安心
参考文献
「キャピラリー・GC/MSによる水中の農薬及びその酸化
生成物の定量 −標準液のPEG共注入法−」奥村為男,
環境化学, Vol.5, No.3, pp.575-583, 1995
「固相抽出法を用いた農産物中残留農薬のGC/MSによ
る多成分一斉分析」秋山由美, 食衛誌, Vol.37, No.6,
pp351-362, 1996
「残留農薬分析法の現状と将来展望」武田明治
SAIKA T.I.F.
Thank you for your kind attention !!
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