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意見招請実施要領
意見招請実施要領 件名:金融リスク管理にかかるシステム等開発・ 運用業務 2015 年 5 月 1 日 独立行政法人国際協力機構 調達部 1 独立行政法人国際協力機構では 、 「金融リスク管理にかかるシステム等開発・運用 業務」について、一般競争入札の総合評価落札方式・期間短縮型による入札手続きに より、業務委託先を選定する予定です。 つきましては、現在検討を行っている別添の調達仕様書(案)等を公表し、同案に 対する意見を募集することとしましたので、下記要領により調達仕様書(案)に対す る御意見をお寄せください。 1 意見提出先 独立行政法人国際協力機構 調達部契約第三課 電子メールアドレス [email protected] ・住所: 〒102-8012 東京都千代田区二番町 5-25 二番町センタービル ・電話: 03-5226-6609 2 意見提出期限 2015 年 5 月 14 日(木)正午(必着のこと) 3 意見提出方法 「意見提出フォーマット」※に記入のうえ、上記2の提出期限までに、上記1の 電子メールアドレス宛に、電子データ(エクセル形式)でのご提出をお願いいたし ます。 メールタイトル「意見提出:金融リスク管理にかかるシステム等開発・運用業務」 ※「意見提出フォーマット」の用紙については、当機構ホームページ http://www.jica.go.jp/announce/manual/form/domestic/op_tend_evaluation.html に掲載された様式のうち、 「質問書」 (エクセル形式)を適宜修正して作成願います。 4 ご意見への回答 いただきましたご意見及び回答を次のとおり閲覧に供します。 ・回答掲載時期:2015 年 5 月中旬 ・掲載場所:国際協力機構ホームページ(http://www.jica.go.jp/index.html) →「調達情報」 →「公告・公示情報/選定結果」 →「国内向け物品・役務等 公告・質問回答・入札資料・選定結果の一覧」 ( http://www.jica.go.jp/chotatsu/buppin/koji2014.html ) 以 上 別添資料 ・調達仕様書(案) ・意見提出フォーマット 2 業務仕様書(案) 1. 背景・目的 (1)国際協力機構有償資金協力勘定(以下、 「有償勘定」という。)においては、資産 自己査定システムや ALM システム等の金融リスク管理関連システムを活用し、有 償勘定の決算に係る計数算出及び信用リスク・市場リスクに係る分析といった金 融リスク管理業務を実施している。 (2)各種システムの運用に際しては、有償資金協力システムとの連携や、アクセス・ VBA を使用したデータ処理等が必要とされること、今後の金融リスク管理業務の 精緻化の検討の中で、現行システムの改修等も必要になる可能性があることから、 IT の専門知識・技術及び経験を有する外部専門家による支援が不可欠である。 2. 業務の対象と内容 有償資金協力業務に関する金融リスク管理の実施に伴う各種システム(資産自 己査定システム、ALM システム等)に係る以下の課題に取り組む。 (1)信用リスク関連データ処理 ・ 資産自己査定システムを用いたデータ集計及び帳票作成 ・ 資産自己査定結果に基づく各種計数算出 ・ 政策コスト分析に係るデータ集計及び帳票作成 ・ BIS 自己資本比率算出に係るデータ集計及び帳票作成 ・ 貸付金時価評価算定に係るデータ集計及び帳票作成 ・ 年報用データ集計及び帳票作成 ・ 信用リスク分析に係るデータ集計及び帳票作成 (2)市場リスク関連データ処理 ・ ALM システム用データ集計及びファイル作成 ・ キャッシュフロー展開に係るデータ集計及びファイル作成 ・ その他市場リスク分析に係るデータ集計及びファイル作成 (3)既存システム/ツールでのデータ処理・資料作成フローの効率化に向けた提案 (4)有償資金協力システムの新基幹システムへの移行(2016 年予定)に伴い、上記作 業及び他の金融リスク管理業務が新基幹システムの下で円滑に行われるための各 種調整業務(データ処理にかかる既存システム/ツールのプログラム修正等) (5)各種金融リスク管理業務のシステム化対応に向けたテクニカルアドバイス (6)他部署が有するシステムや他部署が所掌する関連業務との連携による業務効率化、 将来的な新システム構築に向けた提案 (7)その他金融リスク管理関連業務を補助するためのシステム/ツールを用いたデータ 処理・資料作成業務 ・ 既存システムで対応困難な金融リスク管理業務のモデル化 3 ・ 金融庁検査への対応補助(データ作成補助等) ・ 障害対応(ベンダーとの調整含む) ・ 既存システムの新規機能開発・改修工程に関するアドバイス (8)上記に伴い必要なシステム/ツールの開発・改修(プログラミング含む)等 ・ システム/ツール企画 ・ システム/ツール開発 ・ システム/ツール運用 ・ システム/ツール保守 (9)各種手順書の作成/更新 ・ 各種業務に係る既存手順書の見直し/更新 ・ 新規導入システム/ツールの手順書の作成/更新 3. 業務実施場所 JICA 本部 総務部金融リスク管理課の執務スペース内。 (機微に触れる情報を扱うため、外部での業務は認めない。) 4. 業務期間 2015 年 7 月 1 日から 2017 年 6 月 30 日(24 ヶ月間) 5. 業務実施体制 業務実施体制は、1 名による従事を想定。 6. 経費の積算 (1)積算は別途内訳書を使用することとする。 (2)管理費へは「本件業務の管理的経費」を含めることとする。 7. 成果品 (1)業務実施報告書(四半期毎に提出) (2)各種システムに係る手順書(業務期間終了時に提出) 尚、各作業過程で作成した資料等については、機構と協議の上、その都度機構に対して 引渡すこととする。 7.経費の精算・支払 (1)経費の精算 受注者は、作業実施内容に基づく経費精算報告書を四半期毎に提出し、機構は検査の上、 精算金額を確定し、通知する。 (2)経費支払い 通知後、受注者からの請求に基づき、 (1)にて確定した精算金額を四半期毎に支払うも 4 のとする。 (3)四半期とは、この場合において 4 月から翌年 3 月までを 3 ヶ月毎に 4 分割した期 をいう。 以 別添1:スケジュール(概要) 別添2:評価表(評価項目一覧表) 別添3:積算内訳書 5 上 スケジュール(概要) 2015年7月 2015年8月 2015年9月 2015年10月 2015年11月 2015年12月 2016年1月 2016年2月 2016年3月 (1)信用リスク関連データ処理 ・資産自己査定システムを用いたデータ処理及び帳票作成 ・資産自己査定結果に基づく各種計数算出 ・政策コスト分析に係るデータ作成 ・BIS自己資本比率算出に係るデータ作成 ・貸付金時価評価算定に係るデータ作成 ・年報用データ作成 ・信用リスク分析に係るデータ作成 (2)市場リスク関連データ処理 ・ALMシステム用データ作成 ・キャッシュフロー展開に係るデータ作成 ・その他市場リスク分析に係るデータ作成 (3)既存システムでのデータ処理・資料作成フローの効率化に向けた提案 (4)各種リスク管理業務のシステム化対応に向けたテクニカルアドバイス (5)その他リスク管理システム関連業務 (6)上記に必要なシステム開発・運用(プログラミング含む) (7)各種手順書の作成/更新 6 2016年4月 2016年5月 2016年6月 2016年7月 2016年8月 2016年9月 2016年10月 2016年11月 2016年12月 2017年1月 2017年2月 2017年3月 2017年4月 2017年5月 2017年6月 評価表(評価項目一覧表) 評価項目 評価基準(視点) 1.応札者の経験・能力等 (1)類似業務の経験・能力 ①過去5年以内に、類似業務(金融機関におけるシステム開 発・運用)に係る受注実績を何件有しているか。なお、件数の みならず、業務の分野・内容と形態、発注業務との関連性に 鑑み、総合的に評価する。 ②過去3年以内に、エクセル、アクセス、VBAを使用したシステ ム/ツールの開発・運用業務の受注実績を何件有しているか。 なお、件数のみならず、業務の分野・内容と形態、発注業務と の関連性に鑑み、総合的に評価する。 ③過去5年以内に、金融機関における決算またはリスク管理 に関連する業務の受注実績を何件有しているか。なお、件数 のみならず、業務の分野・内容と形態、発注業務との関連性 に鑑み、総合的に評価する。 ④過去5年以内に、上記①~③以外に本業務に関係の深い 業務実績を有しているか。 2.業務実施体制・計画 (1)業務実施の計画・方針 ①業務委託事業の実施に当たり、必要な内容を網羅した計画 を立案しているか。 ②本業務に関して、質の向上に向けた提案がなされている か。 (2)業務実施体制、要員 計画 配点 40 10 10 10 10 50 10 5 ①業務委託事業を確実に遂行できるだけの業務実施体制(事 業従事者の配置、機構との連絡体制など)を立案しているか。 10 ②業務期間中、原則として同一の要員が継続して対応する体 制となっているか。 10 ③円滑な事業遂行のためのバックアップ体制が確保されてい るか(代替要員が十分に存在するなど)。 15 3.業務従事者の経験・能力 (1)類似業務の経験・能力 ①エクセル、アクセス、VBAを使用したシステム/ツールを自ら 開発した経験を何件有しているか。 110 20 (2)その他学位、資格等 ②過去に類似業務(金融機関におけるデータ処理、システム 開発)に従事した経験を何件有しているか。 20 ③過去に大量のデータ処理(10万件以上)が必要な業務に従 事した経験を何件有しているか。 20 ④信用リスク管理に係る概念(デフォルト率、貸倒引当金等) や融資条件に関する基本的な事項(利息計算、償還方式)に ついて基礎的な知識を有しているか。 10 ⑤SQLサーバに関する一般的な知識を有しており、業務で使 用した経験があるか。 10 ①~⑤以外に、本業務に資する能力・経験・資格を有している か。 10 (3)業務従事者のプレゼン 実際に過去に従事した業務及び自身の能力に関して、簡潔・ テーション 明瞭かつ魅力的に説明できるか。 合計 20 200 7 別添4 意見提出フォーマット (案件名)金融リスク管理にかかるシステム等開発・運用業務 (「意見招請に関する公示」の公告日:2015 年5月1日)について、以下のとおり意見を提出します。 通番 1 社名 : 所在地 :〒 担当者名 : Tel : E-mail : 該当頁 該当項目 質問 2 3 4 5 6 7 8 9 10 (記入例) P.9 第2 3.(2)③ 成果品 成果品としてCD-ROMでのデータ提出の指示があるが、何枚提出すればよいのか。 ※このフォーマットで書ききれない場合には、適宜行数を増やすなどして対応願います。 ※本フォーマットは電子メールで送付戴くようお願いします。(Excel形式で送付願います。) ※電子メールの送付先アドレスは「意見招請実施要領」に記載のアドレスとなります。[email protected] ※ 様式のデータは、国際協力機構ホームページ「調達情報」→「調達ガイドライン、様式」→「様式 一般競争入札:総合評価落札方式 (国内向け物品・役務等)」→「質問書(Excel)」(http://www.jica.go.jp/announce/manual/form/domestic/op_tend_price.html)より ダウンロードしたものを、適宜修正のうえ利用頂くことも可能です。 8