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『ひきこもり家族教室』を開催しました! 日時 場所 出席者 対象 平成27年11月 9日(月)13:30~16:30 茨城県土浦保健所 2階 大会議室 ひきこもり状態にある方とその家族 ひきこもり支援に従事する職員 計 内容 講演 ① 第一部 第二部 52名 講演『ひきこもり当事者たちの思いと未来 』 講師 ジャーナリスト 池上 正樹 氏 意見交換 池上 正樹 氏 ひきこもり・不登校親の会 スマイルアップ元気会会員 講師の池上氏 参加者からの質問について,意見交換 当日お答えできなかった質問に,アドバイスをいただきました。 (次ページへ) 池上 正樹(いけがみまさき)さん 通信社などの勤務を経て,フリーの ジャーナリストに。 1997 年から「ひきこもり」当事者 の取材を続ける。ダイヤモンド社の「ダ イヤモンド・オンライン」で『「引き こもり」するオトナたち』を 5 年以上 にわたって連載中。 主な著作に『ドキュメントひきこも り』『ダメダメな人生を変えたいM君 と生活保護』,最新刊に『大人のひき こもり~本当は「外に出る理由」を探 している人たち~』(講談社現代新書) など。 当事者の方から, イベントのお知らせが ありました! イベントの案内は 保健所窓口に 置いてます! *** あなたの「元気」が大切な人を幸せにします *** 主催:茨城県土浦保健所 & ひきこもり・不登校親の会「スマイルアップ元気会」 アドバイス ~ スマイルアップ元気会・元当事者から ~ ネットにはまってしまっている人が何人かいます。回復はできますか? パチンコに依存してしまっている人もいます。今後の支援はどうしたら? ○そのまま様子をみる。 ○私も休みの日は,永遠とインターネットしていたりしますので・・・・・ 依存症のレベルだったら,専門機関に相談するしかないでしょう。 まちの人と何か一緒にできるヒント(庵みたいな),他にあったら教えてください。 ○秋田県藤里町の社会福祉協議会の活動が,「ひきこもり町おこしに発つ」という 本になっています。 スマイルアップ元気会もそうですが、いろいろな方が来られて,オープンな情報 交換ができる場所が茨城には少ないと思います。そういう場所を作って,地域の つながりを作って行くことでしょうか。チラシなどの配布も考えられますが,人 と人とのつながりから生まれる口コミのほうが,有効と考えます。 ひきこもりの方に対して,生活困窮者自立支援制度の相談支援窓口の相談支援員は 具体的にどのような支援を考えていけばいいのでしょうか?せっかく相談窓口に 来ても,ただ傾聴してくれるだけというお話がありましたが,県内の相談支援員の ほとんどがそういう状態で悩んでいると思います。 ○色々な支援があるということを,頭の隅に入れておいてもらうだけでも,何かあ った時に役に立つと思います。 傾聴するだけとありますが,聴いてもらうだけでもありがたいものです。まず悩 みなどを聞いて行き,少しずつ距離を縮めて行くのも,方法だと思います。 相談者の方の中に,大人のひきこもり(一度仕事で挫折してしまい,ずっとひきこ もっている人)が多くいます。中には病気を持ったまま,病院に行くことも拒否し, ずっとひきこもったままの人もいます。親からどうしたらよいでしょうという相談 を受けます。こういう方を元の世界に戻してあげることは可能でしょうか?(生活 困窮者の相談員) ○自分もそうでしたが,仕事で挫折してしまうと,「また仕事をするのは無理なの では」と思ってしまいます。逆に仕事をした方なので,社会と関わり合いを作る ことができれば,脱出するヒントが得られるかもしれません。 ○ひきこもっている人にとっては,人と会うことさえ,嫌う人もいます。なかには 知らない人だからこそ大丈夫という人もいます。まず親の話を聞いて,本人がど うしたら,一番ベストなのかを話して行く必要があると思います。 元に戻すことを考えず,今をまずどうして行くかを考えていくことだと思います。