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ORACLE SQL DEVELOPER 1.2
ORACLE SQL DEVELOPER ORACLE SQL DEVELOPER 1.2 概要 Oracle SQL Developer は、生産性を強化し、データベース開発作 ORACLE SQL DEVELOPER • グラフィカル・ユーザー・インタフェー スを使用したデータベース・オブジェ クトの参照、編集、作成 業を簡素化する無償のグラフィカル・ツールです。Oracle SQL Developer を使用することで、ユーザーは、データベース・オブ ジェクトの参照、編集、作成、SQL 文の実行、PL/SQL 文の編集、 デバッグ、および提供されたレポートまたは作成したレポートを 実行できます。 • SQL スクリプトの作成および実行 • PL/SQL の編集およびデバッグ • データ・ディクショナリに対するレ ポートの作成および実行 • Oracle9i Database Release 2 以降のす べてのエディションへの接続 • Linux、Mac OS X、および Windows で の稼動 • MySQL、Microsoft SQL Server および Microsoft Access への接続によるオブ ジェクトとデータの参照 • MySQL、Microsoft SQL Server および Microsoft Access から Oracle へのデータ ベース・オブジェクトとデータの移行 • 無償（Oracle Database にバンドル） 対象読者 Oracle SQL Developer は、データベース作業やアプリケーション開発者および DBA のサポートを担当するデータベース開発者向けに設計されています。Oracle SQL Developer は、データベース開発作業を簡素化し、開発者の生産性を強化します。 利点 Oracle SQL Developer は、Java で開発され、Windows、Linux および Mac OS X で稼 動します。これは、さまざまなプラットフォームを使用する多くの開発者にとって 大きな利点です。また、複数プラットフォームのサポートにより、ユーザーは、デー タベース・サーバーに Oracle SQL Developer をインストールし、デスクトップから リモート接続することで、クライアント・サーバーのネットワーク・トラフィック を防止できます。データベースとのデフォルト接続は、JDBC Thin ドライバ経由で 行なわれるため、Oracle Home は不要です。Oracle SQL Developer をインストールす るには、ダウンロードした zip ファイルを解凍します。Oracle SQL Developer を使用 すると、ユーザーは、Oracle9i Database Release 2 (9.2.0.1)以降のすべてのエディショ ンの Oracle Database に接続できます。ユーザーは、MySQL、Microsoft SQL Server お よび Microsoft Access といった、Oracle Database 以外に対してデータベース接続を作 成し、オブジェクトやデータの参照や移行を行うことができます。 主な機能 Oracle SQL Developer には、主に 2 つのナビゲーション・タブがあります。最初 の接続ナビゲータ・タブを使用すると、ユーザーは、アクセスできるデータベー ス・オブジェクトやユーザーを参照できます。2 番目のレポート・タブを使用す ると、ユーザーは、定義済みのレポートを実行したり、独自のレポートを作成し て追加したりできます。ユーザーは、INSERT 文、SQL*Loader、CSV、テキスト、 2007 年 6 月 1 ORACLE SQL DEVELOPER XML など、さまざまな形式で、入手したデータをエクスポートできます。 オブジェクトの作成および編集 ユーザーは、標準の Oracle データベース認証を使用して、任意の対象 Oracle デー タベース・スキーマに接続できます。接続すると、データベース・オブジェクト の作成、編集および更新を行うことができます。新しいオブジェクトの作成や既 存のオブジェクトの編集の際は、レビュー用の DDL を使用できます。スキーマ にオブジェクトを作成するときは、Export DDL オプションを使用できます。 SQL Worksheet SQL Worksheet は、SQL、PL/SQL および SQL *Plus コマンドの作成をサポートし ています。これらは、個別にまたは連続して実行できます。SQL History オプショ ンを使用すると、前のコマンドを簡単に呼び出すことができ、Explain Plan オプ ションを使用すると、選択した文の実行計画を参照できます。 PL/SQLの編集およびデバッグ この強力な編集環境を使用すると、ユーザーは、PL/SQL の作成および編集を行 い、コード・フォーマット機能を利用し、ブックマークを追加し、コード・イン サイトを使用できます。PL/SQL をデバッグする場合は、ブレーク・ポイント、 スマート・データ、デバッガ・スタック、およびウォッチのすべてを使用できま す。ユーザーは、これらの機能を使用して、デバッグ実行時にブレーク・ポイン トを設定し、コードを実行してテストし、代替データを提供できます。 エディタで PL/SQL を作成したり、SQL Worksheet を使用したりする場合は、ス ニペットを使用できます。スニペットとは、ユーザーが PL/SQL エディタや SQL Worksheet にドラッグできる、SQL 関数、オプティマイザ・ヒント、その他の PL/SQL プログラミング手法のようなコード片です。 レポート Oracle SQL Developer には、データベースとそのオブジェクトに関する多くの定義 済みレポートが付属しています。レポートを SQL Worksheet に読み込むと、さらに 多くの操作を実行できます。Oracle SQL Developer を使用すると、ユーザーは、繰 り返し使用するために、ユーザー定義のレポートを作成して保存し、共有できます。 レポートのスタイルには、チャートとマスター・ディテール・レポートがあります。 他社製データベースからの移行 Oracle SQL Developer 1.2 には、MySQL、Microsoft SQL Server および Microsoft Access から Oracle へデータベース・オブジェクトとデータを移行するための Oracle Migration Workbench が付属しています。 Oracle SQL Developer は、他社製データベースからリポジトリに詳細を取り込み ます。ユーザーは、次の段階へ進む前に、変換されたモデルをカスタマイズでき ます。Oracle SQL Developer は、リポジトリ内の情報を利用して、変換されたモ デルを生成します。ユーザーは、変換されたモデルを DDL スクリプトで使用し て、Oracle に新しいオブジェクトを作成します。移行の最終的な段階では、新た に変換されたオブジェクトへデータを移行します。 この段階的移行方式を実行する代わりに、Oracle SQL Developer には、移行プロ セスを自動化する Quick Migrate ウィザードもあります。 Oracle Migration Workbench には、 ユーザーが他社製データベースの SQL 文を入力 し、Oracle の SQL 文に変換できる Translation Scratch Editor もあります。また、 Translation Difference Viewer を使用すると、元の SQL コードと変換後の SQL コー ドを色分けして比較できます。 2007 年 6 月 2 ORACLE SQL DEVELOPER Oracle SQL Developer リンク アーキテクチャ 最新のニュース、記事、 注目の人物を掲載 Oracle SQL Developer は、Oracle JDeveloper IDE を使用して Java で開発されていま • OTNのOracle SQL Developer情報（英 語） http://www.oracle.com/technology/ products/database/sql_developer/ index.html • OTN Japan の Oracle SQL Developer 情報 http://otn.oracle.co.jp/products/databas e/sql_developer/index.html • SQL Developerディスカッション・ フォーラム（英語） http://forums.oracle.com/forums/ forum.jspa?forumID=260 • OTNからのダウンロード （英語） http://www.oracle.com/technology/ software/products/sql/i す。Oracle JDeveloper IDE に基づく最初の独立したブランド製品です。Windows ク ライアントをサポートする tools.jar が追加された JRE1.5 をバンドルした別のディ ストリビューションも使用できます。Windows 以外のクライアントには、JDK1.5 が必要です。 簡単な使用開始 OTNからOracle SQL Developerをダウンロードし、お好みのディレクトリに解凍し、 データベース接続を作成します。必要なものは、アクセスできるスキーマ名とス キーマのパスワード、データベースのホストとSIDだけです。ソフトウェアをダ ウンロードし、ホワイト・ペーパーを読み、デモを参照し、http://www.oracle. com/technology/products/database/sql_developer/ （英語）でチュートリアルを開始 します。 Copyright 2007, Oracle.All Rights Reserved. 本文書は情報提供のみを目的として提供されており、ここに記載される内容は予告なく変更されることがあります。本文書は一切間違いが ないことを保証するものではなく、さらに、口述による明示または法律による黙示を問わず、特定の目的に対する商品性もしくは適合性に ついての黙示的な保証を含み、いかなる他の保証や条件も提供するものではありません。オラクル社は本文書に関するいかなる法的責任も 明確に否認し、本文書によって直接的または間接的に確立される契約義務はないものとします。本文書はオラクル社の書面による許可を前 もって得ることなく、いかなる目的のためにも、電子または印刷を含むいかなる形式や手段によっても再作成または送信することはできま せん。 Oracle、JD Edwards、および PeopleSoft は、米国 Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称はそれ ぞれの会社の商標です。 2007 年 6 月 3