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(27-14 港湾局)
監査結果に関する措置状況報告書 報 告 番 号:報告監27の第14号 監 査 の 対 象:平成26年度定期監査等 港湾局総務部及び計画整備部所管事務(港営事業会計分を除く。) 所 管 所 属:港湾局 通知を受けた日:平成28年11月21日 指摘№ 1(1) 指摘等の概要 措置内容又は措置方針等 【1、2、3について】 1 改善勧告に基づき、不法占拠解消のためのマニュアルを作成済み。 2 平林南1丁目6番から7番地先の不法占拠については、法的措置を実施 し、10月に鶏撤去を完了した。残置された鶏小屋、建屋等の撤去については 平成29年3月までを工期とした業務委託により平成28年度内に撤去完了し、 不法占拠状態を解消する。 財産管理が適切に行われていなかったので改善を求めたもの 3 南港南1丁目1番の農作物の栽培の不法占拠については、原因者を特定 土地の不法占拠の対応が十分ではなかったので改善を求めたもの し、平成27年4月23日に平成27年7月中までの撤去を指導したところ、原因 長期間にわたって放置し適正な現場管理に努めていないことを原因 者が農作物を撤去し、不法占拠を解消した。 として、港湾局で把握している内容と現地調査結果は異なり(下線 4 南港南1丁目1番の駐車場の不法占拠については、車両を侵入させてい 箇所)、以下のとおりとなっていた。 た原因者に対して平成27年3月23日に是正指導した。その結果、許可申請が あったため、11月1日から許可し、不法占拠を解消した。 5 八幡屋4丁目5番の不法占拠については、原因者に対して是正指導し、 鶏小屋、建屋、農作物の栽培、貯水用ポリタンク 平成27年5月13日に不法占拠を解消した。 農作物の栽培、堤防敷の一部を隣接する会社が駐車場として利用 6 現場巡視を強化し、不法占拠解消に向けた進捗管理を行っている。 【4について】 1 局内各担当が所管している土地及び建物全てについて、財産管理責任者 農作物の栽培、堤防敷の一部を隣接する戸建て住宅の敷地として がその不法占拠にかかる現状を平成28年度上半期を目途に財産管理主任へ報 利用 告する(平成28年6月局内会議にて担当課より報告済)。 したがって、以下を勧告する。 2 上記1で確認した現状に基づいて、不法占拠等是正の必要な事象があれ [改善勧告] ば、財産管理責任者が工程表を策定し財産管理主任へ報告のうえ、対応方針 1. 不法占拠解消のためのマニュアルを作成する。 を決定する(工程表については平成28年6月策定済。現在対応方針策定 中)。 2. 上記1に基づき、期限を定めて不法占拠状態を解消する。 3 局内各担当が所管している土地及び建物全てについて、財産管理責任者 3. 上記2について定期的に進捗管理を行う。 4. 港湾局所管の全財産について、定期的に現状を確認し、新たな不 がその不法占拠防止にかかる管理方法(定期的な現地確認を行うプロセス含 法占拠を生じさせない、また、生じても速やかに解消できる管理体 む)を平成28年度中に定め、実践する。 4 新たな不法占拠が生じても速やかに解消できる管理体制構築のため、局 制を構築する。 財産管理体制を強化する(財産管理副主任増員並びに各課に「財産管理責任 者」及び「財産管理補助者」設置・平成27年4月21日実施)。 また、不法占拠にかかる情報が財産管理主任に集約されるよう、毎年研修会 等を通じて施設所管課に徹底し、適宜ヒアリング等を実施し、進捗管理を行 う(第一回財産管理研修会を平成27年6月26日実施)。 措置分類 【1,2,3 の うち、2, 6】 措置中 【1,2,3 のうち、 1,3~5】 措置済 措置日 (予定日) 【1, 2, 3につい て】 1 平成27年7月31日 2 (平成29年3月31 日) 3 平成27年7月31日 4 平成27年11月1日 5 平成27年5月13日 【4のう 6 (平成29年3月31 ち、1,4】 日) 措置済 【4について】 【4のう 1 平成28年6月30日 ち、2】 2 (平成29年3月31 一部措置済 日) 一部措置中 3 (平成29年3月31 日) 【4のう 4 平成27年4月21日 ち、3】 平成27年6月26日 措置中 指摘№ 指摘等の概要 財産管理が適切に行われていなかったので改善を求めたもの 荷さばき地の管理について改善を求めたもの 許可を行っている荷さばき地の使用状況を確認するプロセスがな いことを原因として以下の実態が見受けられた。 (A社に係る荷さばき地使用許可) 1(2) 度から平成24年度において不法占拠されていたもの 1件 (B社に係る工作物設置許可) が設置されていたもの 1件 したがって、以下を勧告する。 [改善勧告] 1. 工作物の設置について、危険な状態及び手続の不備を是正す る。 2. 荷さばき地の使用状況及び工作物の設置状況について、定期的 に現地確認を行うプロセスを策定し、実践する。 1(3) 措置内容又は措置方針等 措置分類 措置日 (予定日) 【1について】 ・B社にかかる工作物について、安全性を確保した内容により平成27 年3月27日付けで工作物設置許可を行い、同年4月22日に許可内容 どおりに設置されていることを確認し、是正を完了した。 【2について】 ・撤退等で許可を行っていない荷さばき地については、月1回の現 地確認を平成27年5月から行っている。また、工作物の設置状況を 記したカルテを作成し、平成27年6月から各荷さばき地の年1回以 上の巡視を行い、荷さばき地の使用状況及び工作物の設置状況の現 地確認を行っている。 ・これらの現地確認の結果、不適正な事実が確認された場合の事務 手続等を整理したマニュアルを平成27年10月に策定し、今後、実践 していく。 措置済 平成27年10月30日 【1について】 ・福崎潜水基地の産廃処分は平成28年年3月8日に実施済みであり、 財産管理が適切に行われていなかったので改善を求めたもの 常吉ケーソンヤードの産廃処分については、平成28年度中の対応に 事業所としての機能を廃止した後、管理が適切に行われていなかっ 向けて、関係課と予算措置の協議を進める。 たので改善を求めたもの 【1】措置 ・灰皿については、平成27年2月13日に撤去するとともに、施設内に 事業所としての機能を廃止した常吉ケーソンヤード及びもと福崎潜 中 喫煙禁止の通知文を掲示した。また、5月28日に局部課長会を開催 水基地について、財産を良好に管理するという認識が乏しく、定期 措置済 し、局職員の意識改革に向けた訓示を行った。 的に現地確認を行うなどの事務を怠っていたことを原因として以下 措置済 【1】 ・常吉ケーソンヤードの敷地境界フェンスについては、平成27年2月 の実態が見受けられた。 措置済 (平成29年3月末) 13日にフェンスを補修した。 (常吉ケーソンヤード) 平成27年2月13日 ・福崎潜水基地の境界については、第三者の侵入を防ぐよう、平成 【2のう 平成27年2月13日 27年4月7日にフェンスを設置した。 ばこの吸い殻の入った灰皿が2つ放置されていた。 ち、1】 平成27年4月7日 【2について】 措置済 1 局内各担当が所管している土地及び建物全てについて、財産管 (もと福崎潜水基地) 【2について】 理責任者がその不法占拠にかかる現状を平成28年度上半期を目途に 【2のう 1 平成28年6月30日 財産管理主任へ報告する(平成28年6月局内会議にて担当課より報 ンス等は設置されていない。 ち、2】 2(平成29年3月31日) 告済)。 したがって、以下を勧告する。 一部措置済 【3】 2 上記1で確認した現状に基づいて、不法占拠等是正の必要な事 [改善勧告] 一部措置中 (平成29年3月31日) 象があれば、財産管理責任者が工程表を策定し財産管理主任へ報告 1. 上記に記載した事象について、全て是正する。 のうえ、対応方針を決定する(工程表については平成28年6月策定 2. 港湾局所管の土地及び建物全てについて、期限を定めて現状を確 【3】 済。現在対応方針策定中)。 認する。是正が必要な事象を確認した場合は、是正する。 措置中 【3について】 3. 港湾局所管の土地及び建物全てについて、管理方法(定期的な現 3 局内各担当が所管している土地及び建物全てについて、財産管 地確認を行うプロセス含む。)を定め、実践する。 理責任者がその不法占拠防止にかかる管理方法(定期的な現地確認 を行うプロセス含む)を平成28年度中に定め、実践する。 指摘№ 指摘等の概要 財産管理が適切に行われていなかったので改善を求めたもの 事業所としての機能を廃止した後、財産の活用を検討していなかっ たので改善を求めたもの 1(4) として利用しているが、建物及び土地の一部利用にとどまってい る。 が、建物の一部利用にとどまっている。 したがって、以下を勧告する。 [改善勧告] 1. 当該地の取扱について、売却を含めた活用方針を策定する。 2. 上記1の方針に基づき事務を行う。 措置内容又は措置方針等 1.当該地の取扱いについて、本年6月30日開催の局内調整会議にて次 のとおり活用方針を策定した。 ・常吉ケーソンヤードについては、当面、資機材等置場として有効 活用を図り、将来的には賃貸による公募等を図る。 ・福崎潜水基地については、不用品等の処分後、建物収去条件付き 売却、あるいは土地賃貸等公募を実施。 措置分類 措置日 (予定日) 措置中 平成28年3月末 2.上記方針に基づき、各手続きを進めていく。 2(1) 契約事務について改善を求めたもの 随意契約(比較見積)による物品の契約事務について改善を求めた もの 随意契約(比較見積)による物品の調達契約について、実績を確認 したところ、日々の修繕に使用する材料等について当該契約により 購入していることを原因として、一か月に数十件の随意契約が行わ れていた。 これらの中には、在庫管理の徹底や使用実績を分析した上での購入 計画の作成により、競争入札による購入が可能なものもあると考え られる。 したがって、以下を勧告する。 [改善勧告] 1. 競争入札を原則とした契約事務の考え方を全担当に周知し、実践 する。 2. 経営監理担当は、内部監査時に随意契約実績を分析する等、競争 入札を原則とする事務が適切に行われているかを定期的に確認す る。 ・競争入札を原則とした契約事務の考え方について、平成27年4月に 局内全担当に周知を行うとともに、物品購入が多い担当を中心に、 年間購入計画を立て、入札も含めた一括購入を行うよう個別周知を 行い、平成27年度から入札による物品購入を行っている。 ・また、比較見積業者選定方法について、平成28年4月から公募によ る「比較見積業者リスト」を作成・運用すべく事務を進めている。 なお、それまでの間については、平成27年8月から「本市入札参加者 名簿」を活用した業者選定方法を導入することとし、恣意的な業者 選定とならないよう改善を行う。 ・周知内容に基づいた競争入札を原則とする適切な事務の執行が行 われているかについて、経営監理担当において、年2回実施予定の内 部監査時に随意契約実績の分析・確認を行う。 措置中 (平成28年4月1日) 2(2) 契約事務について改善を求めたもの 業務委託契約事務について不備があったので改善を求めたもの 大阪湾クルーズ貸切船運航等業務及びクルーズ客船受入業務につ いて、平成25年度業務委託契約書を確認したところ、発注時及び検 査時において、契約内容について十分に確認することなく委託して きたことを原因として不備が見受けられた。 したがって、以下を勧告する。 [改善勧告] 1. 業務内容に見合った詳細かつ明確な仕様書等を作成し、業務量に 見合った的確な積算を行う。 2. 発注時に契約内容を確認し、検査時に契約の履行内容を確認する プロセス(事務処理マニュアル、チェックリスト含む。)を策定 し、実践する。 3. 次年度以降の仕様及び積算に反映する。 【1】今後の業務発注時においては、業務内容に見合った詳細かつ 明確な仕様書等を作成して、業務量に見合った的確な積算を行う。 なお、平成27年度大阪湾クルーズ貸切運航等業務及び平成28年度 クルーズ客船受入業務については、業務委託契約事務ガイドライン に基づき、詳細かつ明確な仕様書を作成した。 【2】発注時に契約内容を確認し、検査時に契約の履行内容を確認 するマニュアル及びチェックリストを作成した。 【3】年度末の検査時には本マニュアルに基づき、契約の履行を確 認するとともに、次年度以降の仕様及び積算に反映する。 また、担当内において、本マニュアルの共有と事業実施担当と他 のラインによるクロスチェックを徹底し、他の委託業務についても 本マニュアルに基づき適正に事務を進めた。 措置済 平成28年3月31日 指摘№ 指摘等の概要 措置分類 措置日 (予定日) ・「港湾局外郭団体監理委員会」は開催する基準を定めて開催し、 その開催結果について経営者層に必要に応じて指導するなど、外郭 団体への監理・指導に活用する。(措置日:平成27年4月28日) ・外郭団体に対するモニタリングについては、「説明責任を果たす ための公文書作成指針」を踏まえ、ヒアリングや書面調査等により 的確に実施した。 措置済 平成28年3月31日 【1について】 ・申請書の受領にあたって記載漏れや誤記入及び未提出書類の確認 を行うため、チェックリスト(マニュアル)を作成した。 ・また、申請書の補正や再提出等が必要な場合の事務手続き等を整 理したプロセスを策定した。今後、これに基づき実践する。 【2について】 ・記載漏れ、誤記入を防止するため、申請書の記載例を作成し、申 請者宛てに案内した。また、記載漏れや提出書類の不備についての 申請者への指導を徹底するよう改めた。 ・提出書類については、必要最小限の提出へ見直しを行い、簡素化 を図った。 【3について】 ・策定したマニュアルの中にモニタリングの実施手法を盛り込み、 今後チェックリストによるチェックが行われているかどうか、半年 に一度、担当内の別グループの係長によるモニタリングを実施し た。 措置済 平成28年8月1日 措置内容又は措置方針等 外郭団体の監理が十分でなかったので改善を求めたもの 過去の外郭団体に対する監査指摘において経営監視、監督機能を 担う所属としてガバナンス機能の発揮等を求められたにもかかわら ず再発防止に対する意識が欠如していることを原因として、以下の 実態が見受けられた。 いては開催していない。 3 4(1) 事録、監査役による監査に関する文書、随意契約に関するりん議文 書等については、実地での閲覧により確認、また、ヒアリングによ り確認しているとのことであるが証跡は存在しない。 したがって、以下を勧告する。 [改善勧告] 港湾局は、局外郭団体監理委員会を活用し、ガバナンス機能の強化 を図るとともに、外郭団体に対するモニタリングを的確に実施す る。 業務執行の適正を確保するよう改善を求めたもの 荷さばき地の使用許可に係る事務について改善を求めたもの 未記入や誤記入の状態で申請を受け、許可をおこなっているものが 73件(確認した件数の64.0パーセント)あった。また、申請書に合 わせ提出が必須となっている書類の提出状況を確認するため、平成 26年度使用者一覧(162件)を確認したところ、一部未提出の状態で 受け、許可を行っているものが59件(確認した件数の36.4パーセン ト)あった。 したがって、以下を勧告する。 [改善勧告] 1. 審査時に、申請書の記載漏れ及び未提出書類がないかどうかを確 認するプロセス(事務処理マニュアル、チェックリスト含む。)を 策定し、実践する。 2. 申請者が申請書の記載漏れや添付書類の提出漏れのないよう、申 請書様式の変更や提出書類の見直しを行う。 3. 定期的にチェックが漏れていないかどうかのモニタリングを実施 する。 指摘№ 指摘等の概要 業務執行の適正を確保するよう改善を求めたもの 基本的な事務処理について、適切に行うよう改善を求めたもの 基本的な事務処理の不備が多数見受けられた。 措置内容又は措置方針等 措置分類 措置日 (予定日) 措置中 (平成29年3月31日) 見解 ― 件) 記載不備(300件中44件) で定めておらず、また、文書による督促も行っていない等、滞納整 理マニュアルどおりに実施されていない。(平成27年3月末時点の 未収金額5,275,896円) 上)・フロッピーディスク(2枚)が放置 また、各種業務の局内を統括する担当においての不備も見受けられ た。 4(2) ず、是正のための措置を講じるなどの任務を十分に果たしていな かった。(指摘1) と検査職員を同一職員に設定しており、クロスチェックを行ってい なかった。(指摘2(2)) 品の現在高調査を実施していなかった。 せ、設定内容の報告を求めているが設定内容を把握していなかっ た。 したがって、以下を勧告する。 [改善勧告] 1.基本的な事務処理の不備について、是正する。 2.担当する業務について、研修などにより理解を深める。 3.業務に関するマニュアル、チェックリストの作成や確認はダブル チェックで行うなどの仕組みを構築する。 4.上記3について定期的に検証し、港湾局として組織的かつ自律的 に適正な業務執行が行われるよう必要に応じて改善する。 意見 阪神港の国際コンテナ戦略港湾の取組について 西日本等フィーダー貨物量及び国際トランシップ貨物量の実績を確 認したところ、2013年の実績において2015年目標に対する達成率 は、西日本等フィーダー貨物量においては36.4パーセント、国際ト ランシップ貨物量においては5.0パーセントであった。 港湾局は、目標と実績が乖離している状況について、原因を分析 し、阪神港の強みを生かした実効性のある施策を行う必要性を十分 認識した上、取組内容(集貨目標貨物量含む。)を再検討するとと もに、長期目標に応じた年次計画を策定し、施策目的達成(国際競 争力の強化)に向けた取組を強化されたい。 ・車両運行管理業務及び有価物管理業務にかかる各利用簿等の記載 不備、荷さばき地に係る債権管理、不用品の撤去・処分等の措置、 また統括担当として担当毎の高速道路使用基準について、把握に努 めることや、是正等の措置を行った。不法占拠状況や財産台帳の不 備の把握については、1(1)に回答のとおりである。 ・所管物品の現在高調査を実施していなかった件については、平成 27年10月に物品担当課長から関係課長に対し、物品管理に係る会計 規則等の諸規定について、所属職員に周知徹底するよう依頼した。 ・各課においては、周知内容に基づいた事務の遂行、年度末を基準 日とした物品現在高調査を実施し、経営監理課においては、各課の 取組み状況の集約、確認等を行う。 ・契約事務に関する監督職員と検査職員が同一職員でありクロス チェックを行っていなかった件については、適正な検査実施にかか る職員周知を平成27年6月30日に行った。 ・引き続き、監督職員と検査職員を別人に設定のうえ、「業務委託 契約検査の手引き」にその内容を記載し、局内周知を行う。 ・上記各業務について、適正な業務執行が行われるよう確認を行 い、必要に応じて改善を実施していく。 ・阪神港では、国際コンテナ戦略港湾政策として、国、神戸市及び 阪神国際港湾株式会社等と連携し、課題や目標を共有しつつ、阪神 港の機能強化に向けた施策を展開することとしている。 ・今後、これまで取り組んできた集貨策による効果、および貨物量 実績が目標に向けて伸びていない原因等を分析するとともに、現在 の目標設定について検証を行う。 ・その上で、国際コンテナ戦略港湾の選定(2010年)後の情勢変化 等を踏まえ、阪神港における今後の目標設定については、国際競争 力の強化に資する指標となるよう検討する。 ・さらに、その目標達成に向けた今後の年次計画を含め、集貨メ ニューのさらなる見直しや、新たな貨物を創出する創貨策の取り組 みなど、より効果的な施策内容についても引き続き検討していく。