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+R 個人奨励奨学金とは
+R 個人奨励奨学金とは +R 個人奨励奨学金とは、正課での成績が良好であり、正課で学んだことを発展させていこうとする活動を行っ ている学生や、正課外活動において優れた成果をおさめており、ひきつづき高い成果の達成が期待される学生を励 まし援助することを目的としています。 「+R」という言葉には、学生のみなさんが、新たな学びにチャレンジしたり、自主的な活動の目的の達成に向 けて取り組んだりするプロセスを通じて成長していくことへの期待が込められています。 1.申請区分 (1)本学の教育課程の目的を達成するための活動 学部での学びを深めようとする活動や、学部の専門性を超えて総合大学として展開しているさまざまな学び のフィールドで目的を達成するために行っている活動が対象となります。 <例> ・ 正課・正課外を問わず、学部または全学的なピア・サポート活動などに参加し、学びの環境づくりの高度化に 参画している。 ・ 学部自主ゼミ・ゼミナール大会等に参加した経験をもとに、新たな学びの目標を持って活動している。 ・ 留学等の経験をもとに、国内外でフィールドワークや調査活動等を行い、学びを深めている。 ・ 学部または全学的な学習の経験をもとに、プロジェクト型活動等に参加し、能動的に学んでいる。 ・ 学部の専門性を活かして地域貢献、社会貢献活動を行っている。 ・ 学んだ成果を学会や研究雑誌等で発表し、学びを深めている。 (2)学内外のコミュニティ形成を促進する活動 学内や学外の地域や社会の一員として自らが参加するコミュニティをベースとして問題の解決や文化 の発展、地域づくりに主体的に参画する活動が対象となります。 <例> ・ 地域社会の一員として、地域社会の問題解決やコミュニティづくり参加し、さらにそれを深め発展させようと している。 ・ 学部や全学的な学習で学んだ特殊な知見や技術(情報技術、理系の知識と技術、観光、教育、福祉、スポーツ、 法律など)を用いて学内、地域のコミュニティづくりに貢献し、さらにそれを深め発展させようとしている ・ キャンパス内で学生生活の質を向上させるための活動に参加している。 ・ 伝統文化の継承や発展のためにさまざまな取組みに参加している。 (3)本学の教学理念を活かして社会の要請に応える活動 立命館大学の教学理念(平和と民主主義)を活かして社会に発信する活動が対象となります。 <例> ・ 平和企画展、学生フォーラム、平和解説員、平和教材作成、平和や戦争・貧困などに関するフィールドワーク、 人権に関わる活動など、平和創造・民主主義の発展のための活動に参加し、さらにそれを深め発展させようと している。 ・ ・学部内外の学びとかかわって国際社会への平和貢献や地域連携の取り組みに参加し、新たな目標を持って活 動している。 2.採用数 年間 100 名まで 3.給付金額 1 人年額 20 万円 4.出願資格 (1)学部の正規課程に在学している学生 (2)1 回生以上 4 回生以下(薬学部は 1 回生以上6回生以下) (3)出願前年度の単年度GPAが、所属学部における各学年の上位2分の1以内である学生 ※ 各学部の GPA 値は5月 14 日(月)に、各学部掲示板に掲示します。成績通知表下段に記載されている「今年度 GPA」と 照合し、各自出願資格の有無を確認してください。 ※ 1回生は、 (3)は必要ありません。 (4)出願時点で大学協定等により留学している学生も出願することができます。希望する学生は、メールにて 相談してください。 (問い合わせ先:立命館大学学生オフィス奨学金担当 [email protected]) (5)立命館大学学則第57条による停学の懲戒を受けた学生は、懲戒の期間が含まれる年度は出願することが できません。 5.選考基準 (1)活動実績 (2)達成目標の明確性 (3)活動計画の具体性および実現可能性 6.選考方法 選考基準をもとに、書類選考を行い、上位の学生を対象として面接選考を行います。 <面接実施日> 2012年6月24日(日) ※ 面接方法は、集団面接とします。 ※ 選考は、全学選考委員会で行い、学生生活会議で採用者を決定します。 ※ 面接選考は正課授業、教育実習、介護等体験、大会参加等特段の理由が無い限り必ず出席してください。出席できない場合は 事前に相談をしてください。 7.結果の通知・発表・採用説明会 <書類選考結果および面接時間の発表> 日時:2012年6月19日(火) 13 時 方法:学生オフィス(衣笠・BKC)窓口掲示板での掲示、Campus Web での通知 <最終結果の発表> 日時:2012年 7 月 3 日(火) 13 時 方法:学生オフィス(衣笠・BKC)窓口掲示板での掲示、Campus Web での通知 <採用説明会> 日時:2012年 7 月 3 日(火) 18時 場所:最終結果発表時にお知らせします。 留意事項:採用説明会への出席をもって本奨学金の正式採用となります。正課授業、教育実習、介護等体 験、大会参加等、特段の理由が無い限り必ず出席してください。出席できない場合は事前に相 談をしてください。無断欠席の場合は、採用となりません。 8.給付方法 採用された学生が届け出た本人名義の銀行口座に、手続き後 1 ヶ月以内に一括して振り込みます。 9.受給者の義務 受給者は、他の学生の模範となるよう努めて下さい。また、以下の点を義務付けています。 (1)採用者説明会への参加 (2)成果報告書の提出 (3)大学から求められた場合の成果発表 10.併給 (1)この奨学金は、 「立命館大学アスリート・クリエーター育成奨学金」とあわせて受給することはできません。 (2)受給者が所属する集団が、 「立命館大学学びのコミュニティ集団形成助成金」を受給しており、受給者の奨 学金申請の目的および計画が助成金申請の目的および計画と同一である場合は、奨学金の給付を行いません。 11.その他の条件 この奨学金の受給者が退学、休学したとき、虚偽の記載等の不正の事実が判明したとき、退学または停学の 懲戒を受けたとき等の場合は、奨学金の採用を取り消し、返還を求めることがあります。 12.募集期間 2012 年 5 月14日(月)~2012 年 5 月 25 日(金) ※最終受付時間は 17 時<厳守> 13.提出書類 以下の書類を提出して下さい。 (1)願書(様式①) (2)2011年度成績通知表(コピー) (3)活動を証明する資料等がある場合は添付してください。 (様式②) 14.願書の提出先 衣笠キャンパス:学生オフィス衣笠(研心館 2 階) 平日の 10 時~17 時まで BKC:学生オフィス BKC(セントラルアーク 1 階) 平日の 10 時~17 時まで 15.スケジュール 募集期間 2012 年 5 月 14 日(月)~2012 年 5 月 25 日(金) ※平日 10 時~17 時 書類選考 2012 年 5 月 28 日(月)~2012 年 6 月 18 日(月) 書類選考結果通知 2012 年 6 月 19 日(火) 13 時 面接選考 2012 年 6 月 24 日(日) 採用発表 2012 年 7 月3日(火) 13 時 採用者説明会 2012 年 7 月 3 日(火) 18 時 16.問い合わせ先 学生オフィス(衣笠) 研心館 2 階 月~金 10:00~17:00 075-465-8168 学生オフィス(BKC) セントラルアーク 1 階 月~金 10:00~17:00 077-561-3917 以上 立命館大学+R個人奨励奨学金 出願事例 Aさん 私は文学部の2回生です。もともと京都が大好きだったので、九州から出て京都にある立命館大学 に進学しました。1回生の研究入門の班は、「京都の景観保全と観光産業」について研究し、その内 容で学部のゼミナール大会にも出場しました。結果、校友会賞に選ばれることができました。今年は、 去年のテーマを更に深めて研究するとともに、実際に景観保全の取り組みを行っている NGO の活動 に参加し、地域のコミュニティ形成や魅力向上に貢献したいと考えています。私は将来、京都の魅力 を世界に発信できるような仕事に就きたいと考えているので、そのための良い経験になるのではない かと思っています。 B くん 僕は、産業社会学部の3回生です。僕が所属するスポーツ社会専攻は、市民社会におけるスポーツ や余暇の役割を考える学問ですが、特に僕はスポーツマネジメント分野の研究に取り組んできました。 その経験を活かすため、今年は所属するフットサルサークルの代表に立候補し、選出されました。サ ークル代表として、スポーツ組織のマネジメントを実践するとともに、渉外活動を通してスポーツビ ジネスを実践から学びたいと思います。 C さん 私は、国際関係学部 2 回生でボランティア活動に参加しています。発展途上国での貧しい子どもた ちに疫病の予防接種が受けられるよう募金活動を行ったり、その国の実態を多くの人に知ってもらえ るよう講演活動等を行っています。先日、その取組みが大手新聞紙にも取り上げられ、最近では講演 依頼が来るほどに有名になり、忙しい日々を過ごしています。将来は、この経験を活かし是非、途上 国への支援に関わり、多くの人に伝えられるような仕事をしたいと考えています。 D くん 私は、法学部の 3 回生です。昨年 1 年間交換留学でアメリカに渡り、語学と司法制度を勉強して いました。帰国後は、留学経験を活かして、立命館大学で学ぶ留学生への支援活動をし、リーダーを 勤めています。今後は日本人学生といかに交流の場を設けていくか、留学生をいかに受けいれてもら えるかを考え、少しずつ解決していくことが目標です。将来は、異文化の垣根を越えた国際交流を支 援できるような仕事に尽きたいと思います。 E くん ぼくは、理工学部 2 回生です。将来は、介護福祉に役立つロボットの開発に携わりたいと考え、本 学のロボティクス学科に入学しました。毎日、授業で習う知識は新鮮で大変充実しています。もっと 実践的な勉強がしたいと思い、1 回生の時から、ロボット製作をするサークル団体にも入部し、授業 で習った知識を活かしてさまざまなロボット製作に取り組んでいます。先日、先輩と進路について話 をしていたら、ユーザーの視点に立ったロボットを作るには、ユーザーの声をしっかりと聞くことが 大切だ、というアドバイスをもらいました。その言葉に刺激を受け、この夏は福祉施設のボランティ アに参加して介護を受けていらっしゃる人々の声を聞きにいこうと考えています。 F さん 私は、スポーツ健康科学部の 3 回生です。体育会クラブでマネージャーを務め、選手のトレーニン グメニューをコーチと相談しながら考えるなどしてチームを支えています。学部では、トレーニング を科学的に考える研究に興味を持ち、ゼミ選択をしました。ゼミで理論を学び、クラブで実践をする というよい循環が生まれ、学習意欲も高まっています。この夏は、先生の学会に同行させていただき 先進的な知識を学びに行きたいと考えています。 G くん 私は、薬学部 2 回生です。将来は医療従事者として臨床の現場で働くことが夢です。在学中は、し っかりと学び資格を取ることはもちろんですが、学生生活の間にしか出来ないことにチャレンジした いと考え、総合大学であるメリットを活かして他学部で医療や健康などに関する学習を行う仲間を集 め、勉強会を行うことにしました。さまざまな角度から社会が抱える問題を議論、検証していくこと で視野が広まり、社会に出て行く上で必要な力も身につけることができると実感しています。これか ら、この仲間と一緒に市民向けのイベントや、他大学合同のフォーラムなどを開催していきたいと考 えています。また、更に自身の研究テーマを深めるために、夏にフィールドワークに行く予定をして います。ここで学んだことは、また広く還元していきたいと思います。 以上 立命館大学+R個人奨励奨学金 FAQ Q1.具体的に、どのようなことが対象になりますか? A1. 「立命館大学+R個人奨励奨学金 出願事例」をご覧ください。 Q2.将来の目標とする進路を実現するために、資格取得の勉強をしていますが、対象となりますか? A2.資格取得を目的とした出願はできません。 Q3.将来、企業の海外部門で働きたいと考えています。外国語運用能力を高めるために留学をしたい と考えていますが、対象となりますか? A3.外国語運用能力を高めるための学習(ダブルスクール、CLA、留学等)を目的とした出願はでき ません。 Q4.選考の際、重要になるのはどのようなことですか? A4.選考は、願書をもとに書類選考を行ったうえで、上位の学生について面接選考を行い、決定しま す。書類は、①これまでの活動実績やそのことに取り組んだ動機、②目標実現の具体性、③活動 の計画性について選考します。面接選考は、①書類内容の確認、②活動を通した成長意欲、③今 後の学生生活への展望、についてお伺いします。 Q5.短期留学生ですが、応募できますか? A5.できません。立命館大学の正規課程に在学する学部生であることが、応募資格となっています。 Q6.後期セメスターを休学して、海外大学に留学することが決定しています(留学予定です)が、応 募できますか? A6.できます。受給後に留学とは異なる条件で休学をする場合は、奨学金の返還を求めることがあり ます。 Q7.採用が決定した場合、どのようなことが義務付けられますか? A7.この奨学金は、結果への褒賞ではなく、これまでの実績に基づいて、これから学びを深めていく プロセスを励ますものです。奨学金を得た学生の皆さんは、他の学生の模範となるよう努力して ください。採用決定後、皆さんがどのように、それを実践しているか、定期的に活動状況を報告 していただきます。また、年度末には、1年間の成果報告書を提出していただきます。活動報告 会等も予定しています。 Q8.+R 個人奨励奨学金と学びのコミュニティ形成集団助成金と両方を受給することはできますか? A8.できません。すでに他の学生とともにグループで、学内外で学習活動等を行っている場合は、 「学 びのコミュニティ集団形成助成金」で出願すること推奨します。だだし、併願は妨げません。 以上