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2014年度版紹介資料(PDF)

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2014年度版紹介資料(PDF)
大学院生物制御科学専攻 生物制御化学研究室 〜生物と化学の接点から最先端の天然物化学研究へご招待〜 URL(http://www.tuat.ac.jp/~chemreg/) スタッフ 居室 メール 担当講義等 教 授:夏目雅裕 2号館403室 [email protected] 生理活性天然物化学特論 准教授:川出 洋 2号館406室 [email protected] 生物制御化学特論 研究概要 私たちの研究室では、主に植物と微生物の成長と分化、生物間の相互作用メカニズムを解明するため、これらの
生命現象に関与する低分子の制御物質(生理活性物質、ホルモン)について有機化学的な視点で研究を進めてい
ます。研究の内容は、天然生理活性物質の探索・精製・単離・構造解析・構造活性相関・生合成・作用機構の解
明などで、有機化学、天然物化学、分析化学、合成化学の他に遺伝子工学、酵素化学、分子生物学の学問分野を
取り入れて研究を展開しています。天然物化学の魅力・素晴らしさを皆さんと共有し、充実した研究生活を一緒
にできることを楽しみにしています。 ★ 研 究 に 使 う 主 な 生 物 材 料 :微生物(放線菌,細菌,カビ)、植物(コケやシダも) ★ 研 究 遂 行 の た め の 主 な 手 法 : バイオアッセイ、溶媒抽出・分画、各種クロマトグラフィーによる精製、有
機合成、機器分析、遺伝子クローニング、酵素抽出・精製、酵素合成、変異酵素作製、植物生理学実験。 ★ 研 究 で 用 い る 主 な 機 器 : 600MHz NMR、FAB-MS、LC-ESIMS、GC-MS、分取用液クロ、HPLC、キャピラリーDNA
シーケンサ、次世代シーケンサ、PCR、超遠心分離装置、電気泳動装置(ブロッティングを含む)、赤色/
青色 LED 照射対応各種インキュベータ・振盪培養器などなど、多数の機器が整備されています。 最近の修士論文テーマ等 ★放線菌が生産する植物毒素類の構造と生産性,病原性発現に関する生物有機化学的研究 ★放線菌が生産する植物毒素 thaxtomin の類縁化合物の合成と構造活性相関 ★植物病原性細菌を誘引する植物代謝産物の探索 ★高等植物内生型の抗菌物質モミラクトンを生産するハイゴケにおけるモミラクトン生合成の全容解明(生合成
経路の決定と生合成酵素遺伝子群の分子解析) ★ヒメツリガネゴケにおける青色光照射下での特異な光形態形成反応と未知のコケ型成長ホルモンの制御機構 当研究室のアクティビティー紹介 【研究】 ★2010 年度以降、学振特別研究員 DC2 採用者は 4 名を数えます。理化学研究所ジュニアリサーチアソシエート(JRA)、
東京農工大学リサーチアシスタント(学費相当分)で給付を受けながら研究を行なっている学生もいます。 ★修士学生は、ほとんど全員ティーチングアシスタントとして任用され、給付を受けています。 ★過去 5 年の研究成果発表による学術表彰(優秀発表賞、ポスター賞)は5件を超えます(詳細はHPを参照)。 ★所属学会ならびに主に研究成果を発表している学会は、日本農芸化学会、日本農薬学会、放線菌学会、天然有
機化合物討論会、植物化学調節学会などです。関連する国際会議もほぼ毎年参加しています。 以上のように、私たちは高い研究レベルを有しており,
[応用研究]
・
[社会の役に立つ研究]の基盤となる研究課
題に取り組んでいます。 【就職】 ★修士課程修了者は 100%の就職率です。食品会社や総合化学会社の研究職・技術職、公務員など本人の希望す
る業界に就職しています。 ★博士課程(大学院連合農学研究科)に進学する人は、経済的な負担を軽減するために国や大学、研究所の給付
金(選抜によって優秀な学生は給付を受けられます。貸与ではありません)を得て頑張る人が多くなりました。 ★博士修了者は、大学教員、独立行政法人研究所の研究員、民間企業の研究所研究員、学術振興会特別研究員 PD
を経て旧帝大にポジションを移してポスドクで研究を続ける人など、こちらも順調です。 
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