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平成27年第4回郡家警察署協議会会議録
平成27年第4回郡家警察署協議会会議録 開催日時 平成27年12月11日(金)午後3時から午後5時30分までの間 開催場所 八頭町中央公民館 2階研修室 委 出 席 者 員 (定数5人) 警 察 及び 鳥 取 県 公安委員 林会長、中村副会長 平家委員、河村委員、加藤委員 以上5人 (郡家警察署) 足羽署長、砂澤管理官 井畑生活安全刑事課長、松本交通課長、警務課員 (本部) 加藤警務課次席 (公安委員会) 小谷公安委員 議 事 以上7人 概 要 1 挨拶 会長、警察署長、小谷公安委員が挨拶を行った。 2 鳥取県の治安情勢(組織再編10年の指標)の説明 加藤警務課次席が、鳥取県の治安情勢(組織再編10年の指標)について説明した。 3 業務取組結果の説明 生活安全刑事課、交通課が取り組んだ各種対策及び郡家警察署地域安全・安心 ふれあい大会の開催結果について説明した。 4 業務推進予定等の説明 生活安全刑事課及び交通課の業務推進予定について説明した。 5 DVD視聴 八頭町とタイアップして製作した特殊詐欺被害防止広報用DVDを視聴した。 6 (1) 協議事項 生活安全刑事課の取組について 年末及び年始における特別警戒取締りの活動重点、狩猟期における取締り活 動及び特殊詐欺被害防止活動等に関して協議が行われた。 委 員: 年末が近づき警戒の強化をお願いする。 警 察: 年末年始特別警戒取締り期間中であり、制服警察官やパトカーでの 街頭活動を強化していく。 委 員: コンビニ強盗の防犯対策はあるか。また近年、郡家警察署管内のコ ンビニで被害はあるか。 警 察: コンビニは管内に5店舗ある。これまで未遂を含めて強盗被害は発 生していない。発生抑制のため制服警察官の立寄りを強化するととも に、コンビニ店に対しては不審者通報、複数勤務等の防犯指導を行っ ている。 委 員: 警 察: 狩猟期における取締り活動について、その取組内容を聞きたい。 期間初日の11月15日に日の出・日没時を含めて県職員、猟友会、警 察官合同でパトロールを行ったが、狩猟は適正に行われていた。 誤射や移動中の暴発事案の防止のため、服装、安全確認や弾の装填 等を指導しており、今後も安全で適正な狩猟となるよう呼び掛けを継 続していく。 (2) 委 員: 以前、狩猟期に不適切な場所で鹿を解体した者がいた。講習会等の 機会を通じ、注意喚起してほしい。 警 察: 各種講習会や許可業務で来署する猟銃等の所持者、猟友会に対し、 注意喚起している。法律違反に該当する場合、検挙する方針で臨んで いく。 委 員: 特殊詐欺被害防止のため、駐在所勤務員が高齢者宅を訪問する際、 機械に疎い高齢者に代わって着信拒否設定等をしていただきたい。 警 察: 設定が分からない場合には、勤務員が設定するよう指導していく。 交通課の取組について 年末の交通安全県民運動期間中の行事、夜間・薄暮時における交通事故抑止 対策及び高齢者に重点を絞った交通安全対策等に関して協議が行われた。 委 員: 日暮れが早くなり夜道が危険なので、高齢者への反射テープの配布 を継続してもらいたい。 警 察: 広報検問等各種機会を通じて配布しており、今後も高齢者宅訪問等 を通じて反射材用品の貼付活動を推進していく。また、町等関係機関 と連携した反射材用品の貼付活動等も行っていく予定である。 委 員: 警 察: 交通安全講習や各種会合での啓発活動、各種広報紙、電光掲示板、 防災無線等の広報媒体を通じた地道な啓発活動が大切だと考えており、 引き続き啓発活動を行っていく。 委 員: オートライト機能が装備された車に対して、活用するよう啓発して もらいたい。 警 察: 講習会等の各種機会に、ハイビームの活用を啓発しているが、オー トライト機能についても併せて説明していきたい。 委 員: 免許更新等の際にも広く啓発してほしい。 警 察: 運転免許課に対して要望する。 委 員: 山陰合同銀行郡家支店前は、夕方に路上駐車をしていることがよく あるが、対策は取れないか。 警 察: 同支店に対しては注意喚起の看板設置を申し入れ、設置していただ いているが、このような意見があったことを再度銀行に申し入れると ともに、パトロールによる違法駐車対策を強化していく。 委 員: 高齢者等のブレーキとアクセルの踏み間違いの事故が多いが、何か 対策があるか。 警 察: 平素から高齢者対象の安全教育、参加・体験・実践型の交通安全講 習、免許の自主返納制度の周知を通じた支援促進活動を行っており、 今後も継続していく。 また、認知症等の疑いがある方には、運転適性相談や専門医の診断 を受けていただくよう指導している。 委 員: 自転車にベルは付けなくてよいのか。また、歩行者にベルを鳴らし ていいのか。 薄暮時の早めのライトの点灯を呼び掛ける良い方法はないか。 警 察: 自転車には警音器の備付けが義務づけられているが、むやみに鳴ら してはならず、鳴らすほかに危険を防止することができないような場 合と解されている。 委 員: 自転車の交通ルール・マナーが悪いと感じる。また、高齢者がふら つきながら走行する姿も見るため、地区の老人会等で啓発してほしい。 警 察: 管内の小学生・中学生・高校生に対し、自転車教室を開催する等し て自転車安全利用五則を始めとした自転車が従うべき基本的なルール の周知を図っている。 高齢者に対しては、今後も高齢者講習等を通じて自転車の交通ルー ルに関する指導等を継続していく。 委 員: 若桜駅前は、朝夕の時間帯に車と人で混雑するので、この時間帯に 合わせた街頭監視をお願いしたい。 警 察: 委 員: 毎年、ノーマルタイヤの車が雪道で走行困難になり、渋滞を引き起 こしている。電光掲示板による注意喚起だけではなく取締り対象とな らないか。 警 察: 委 員: 警 察: 現在のところ、当署には夜間に暴走する車があるという通報等は入 っていないが、自動車警ら隊とも連携してパトロールを強化していく。 現状を把握して街頭監視を行い、対応する。 昨日、国道29号において国土交通省と合同で広報を実施したところ、 冬用タイヤは約半数程度の車しか装着していなかった。今後も各種機 会を通じ早期装着を広報していくとともに、取締りも強化していきた い。 冬期に入り、除雪の支障となる国道29号戸倉峠のチャッターバー(注1) が下げられたので、夜間に走り回る車の取締りを強化してほしい。 7 総括 小谷公安委員が総括を行った。 8 その他 次回協議会は、平成28年2月下旬頃に開催する予定である。 (注1)チャッターバー: 道路中央線上などに、速度を落とさせる目的や車線外 への逸脱を防ぐ目的で設置される道路鋲のこと。回転式 チャッターバーは平面と凸面が表裏になり、冬期は除雪 作業の支障とならないよう平面となる。