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平成17年6月期通期決算会社説明会
平成17年6月期通期決算 会社説明会 個人投資家のためのフィナンシャルメディア ドリームバイザー・ドット・コム株式会社 平成17年8月22日 注意:本資料に記載された業績予想ならびに将来予測は、当社が現時点で合理 的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、さまざまな要素 により異なる結果となる可能性があることをご承知おき下さい。 1 目次 ページ 1. 平成17年6月期実績と 平成18年6月期業績予想 3−10 2. 事業モデルと事業環境について 12−20 3. 今後の展開と業績予想について 22−28 2 平成17年6月期通期ハイライト ◇インターネット証券取引の拡大 → ネット証券利用者の拡大 115万人(平成16年3月末) → 178万人(平成17年3月末)「約55%増加」 ( ※ネット専業大手5社の会員数合計、当社調べ) ◇採用会社数の増加 27社(平成16年6月期末) → 30社(平成17年6月期末) ◇有料利用者数の増加 62,652人(平成16年6月期末) → 90,147人(平成17年6月期末) 「約44%増加」 ( ※ 一般投資家向けサービスを含む有料総利用者数) ◇当社株式が平成17年6月7日東証マザーズ上場 3 平成17年6月期決算 ― 概要 ◇ 売上高は、前年同期比39.5%増加 ◇ 経常利益は、前年同期比49.6%増加、対売上比37.7% → 40.4%に上昇 (千円) 平成 16 年6月期 対売上 平成 17 年6月期 対売上 高 216,764 - 302,378 - 39.5% 売上総利益 131,673 60.7% 222,429 73.6% 68.9% 営 業 利 益 81,732 37.7% 143,002 47.3% 75.0% 経 常 利 益 81,735 37.7% 122,248 40.4% 49.6% 当期純利益 81,452 37.6% 111,497 36.9% 36.9% 売 上 増減率 4 平成17年6月期決算 ― 概要 ◇株式市況に左右されず順調に拡大 売上高 経常利益 日経平均(期末値) 17,411 12,969 11,584 (円) 10,783 10,621 9,083 302,378 216,764 123,876 68,217 636 13,711 -42,565 -53,949 11,974 81,735 122,248 (千円) -108,943 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期 2000.6期 2001.6期 2002.6期 2003.6期 2004.6期 2005.6期 5 月次売上高と利用者数の推移 ◇売上高、利用者数ともに順調に増加 (人) (千円) (2005.6) 35,000 90,147 月次売上高 100,000 利用者数 30,000 (2004.6) 80,000 62,652 25,000 20,000 60,000 (2003.6) 34,068 15,000 40,000 損益分岐点 10,000 20,000 5,000 0 0 2000.4 2000.10 2001.4 2001.10 2002.4 2002.10 2003.4 2003.10 2004.4 2004.10 2005.4 6 売上高の推移 ◇ 平成17年6月期通期売上高は前年同期比39.5%増加し、302,378千円へ [ 今期予想 ] (千円) 500,000 (予想+40.2%) 424,000 400,000 +39.5% 300,000 302,378 216,764 200,000 123,876 100,000 68,217 0 平成14年6月期 平成15年6月期 平成16年6月期 平成17年6月期 平成18年6月期予想 7 経常利益の推移 ◇ 平成17年6月期通期経常利益は前年同期比49.6%増加し、122,248千円へ (千円) [ 今期予想 ] 250,000 (予想+63.6%) 200,000 200,000 +49.6% 150,000 122,248 81,735 100,000 50,000 11,974 0 -50,000 -42,565 -100,000 平成14年6月期 平成15年6月期 平成16年6月期 平成17年6月期 平成18年6月期予想 8 当期純利益の推移 ◇ 平成17年6月期通期当期純利益は前年同期比36.9%増加し、111,497千円へ (千円) [ 今期予想 ] 150,000 +36.9% 111,497 ※ 115,000 100,000 81,452 50,000 11,684 0 ※ 累積損失の解消により、今期から 法人税等の負担率はほぼ実効税率通り になると想定して試算しております。 -46,849 -50,000 平成14年6月期 平成15年6月期 平成16年6月期 平成17年6月期 平成18年6月期予想 9 純資産・総資産の推移 純資産額/総資産額 (千円) 1,000,000 総資産 996,187 純資産 960,581 800,000 600,000 400,000 144,656 140,290 110,220 200,000 58,905 24,471 70,172 30,196 48,959 平成13年6月期 平成14年6月期 平成15年6月期 123,333 41,881 0 平成12年6月期 平成16年6月期 平成17年6月期 10 目次 ページ 1. 平成17年6月期通期実績と 平成18年6月期の業績予想 3−10 2. 事業モデルと事業環境について 12−20 3. 今後の展開と業績予想について 22−28 11 ミッションと事業ドメイン 「証券市場を取り巻く様々な業態とのビジネス・コラボレーションを追求、 今後主役となる個人投資家を支援する」 銀 行 投資信託会社 年金運用者 IRコンサル会社 パートナーシップ・ アウトソーシング 新聞、テレビ プロダクトの自主制作 証券取引所 NPO団体 ドリームバイザー・ドット・コム社 事業会社 個人投資家サイドに立脚 ネット証券 対面型証券会社 中立的立場からの ビジネスドメインの確立 ポータルサイト 個人投資家 一般投資家・上級投資家・デイトレーダー 12 事業の概要 (1)金融証券市場ニュース及び投資支援アプリケーションの提供事業 ① 中級・上級投資家向けサービス(主要ネット証券→有料サービス) ・ニュース、リアルタイム株価、テクニカル指標分析ツール(チャート) ② 一般投資家向けサービス(大手証券→無料サービス) ・基本テクニカル分析ツール等 ③ 外国為替証拠金取引事業者向けサービス ・為替チャート等投資支援アプリケーション ④ 証券会社、銀行営業職員向けサービス ・①と同様。 (2)その他の事業 ① 動画コンテンツの制作、提供事業 ・金融証券市場のニュースを過去3年間毎日ライブ配信 ② 個人投資家向けIR(投資家向け広報)事業 ・日本個人投資家協会のIRサイト「ジャイネット」の運営 ③ 投資信託評価事業(社団法人投資信託協会認定) ・独自の定量分析及び評価 13 主要プロダクトの概要 ◇国内最強のトレード・サポートツール。リアルタイム株価自動更新、多くの機能を満載。 【マネックス・ビーンズ Market Walkerの例】 ■ドリームバイザーファイナンシャル・フラッシュ ■テクニカルチャート ■ぱらっとチャート ■株価リアクション分析チャート 14 ビジネスモデル ◇自社開発コンテンツをASP方式により事業パートナーを介し個人投資家に提供 その他 金融証券市場ニュース及び投資支援アプリケーション 中級上級投資家向け 外国為替証拠金取引 証券会社、銀行営業 事業者向け 職員等向けサービス 一般投資家向け 動画コンテンツの 制作、提供事業 ラ イ セ ン ス 供 与 事業パートナー CSK ISIDフェアネス等 投資信託評価事業 情報提供 証券会社 外国為替証拠金 取引事業者 HP 毎日新聞 日本個人投資家協会 HP ASPサービス ASPサービス 証券会社、外国為 替証拠金取引事 業者など 顧客向けシステム 個人投資家向けIR事業 証券会社・銀行など 金融機関社内向け (営業職員など) 凸版印刷 ビットウェイ ISP ニフティ ビックローブ 等 ブランドで提供 個 人 投 資 家 15 証券会社向けASPと業界ポジション 個人投資家重視 中立・推奨しない 個人投資家重視 機関投資家重視 推奨銘柄重視 証券会社重視 証券会社と 収 益 ベクトル一致 大手・国際 金融情報ベンダー 中小 金融情報ベンダー (オンライン) 証券会社 機関投資家 個人投資家 16 主要証券会社向けASP例 マーケティング費用は各証券会社が負担 主要ネット証券で採用 マネックス・ビーンズ証券 リテラ・クレア証券 松井証券 オリックス証券 エイチ・エス証券 コスモ証券 他にトレイダーズ証券など。 一般投資家向け: 日興コーディアル証券、新光証券、ゴールドマン・サックス証券など 外国為替証拠金取引事業者向け: 外為どっとコム、マネックス・ビーンズ証券、松井証券、ライブドア・ファイナンス、CAキャピタルなど 17 ビジネスモデルの特徴 ◇独自の高収益ビジネスを追求 オンライン証券などを通じ、 ニュース、チャートなどを ASPサービスにより有料提供 パートナーシップにより 高収益を実現 コンテンツ、アプリケーション の開発へ経営資源の集中 中級、上級投資家向けサービス 競合者との並存が可能な プロダクトを提供 開発コスト、メンテナンスコスト の低いASPサービス 効率的かつ確実な 売上回収、集金方式 ネット決済をフル活用 在庫管理の必要ない デジタルコンテンツ特有の 高収益モデル 18 収益構造の特長 ◇株式市況の影響が軽微 [日経平均株価の推移と利用者総数] 日経平均(円) 利用者数(人) 100,000 20,000 18,000 日経平均 利用者数 16,000 14,000 90,000 80,000 70,000 60,000 50,000 12,000 10,000 40,000 30,000 20,000 8,000 10,000 6,000 0 2000.4 2000.10 2001.4 2001.10 2002.4 2002.10 2003.4 2003.10 2004.4 2004.10 2005.4 19 コア・コンピタンス 個人に特化 運用者本位 企画段階から個人向けに特化 コンテンツを融合させるオリジナル・サービス 多様なサービスの融合 大手証券、投信会社での運用経験者による 運用者本位の商品企画 先進・独自商品の特許出願 先進性・独自性 ■人工音声読み上げ機能 ■株価リアクション分析チャート リアルタイムに変化する株価チャート と同時に人工音声で株価を読み上げ、 様々な値動きを効果音で表現します。 です! 寄り付き ス カ ッ! 9984、6050円 特別買い気配 6758、68 80円 シュ!! 20 目次 ページ 1. 平成17年6月期通期実績と 平成18年6月期の業績予想 3−10 2. 事業モデルと事業環境について 12−20 3. 今後の展開と業績予想について 22−28 21 事業環境 ◇当社にとっての追い風 ・ネット証券取引市場の成長 115万人(平成16年3月末) → 178万人(平成17年3月末)「約55%増加」 ( ※ネット専業大手5社の会員数合計、当社調べ) ・団塊の世代のリタイアメント突入など新たな市場参加者 ・株式投資初心者が投資経験を積むにつれ、証券会社にて幅広に提供さ れる( → 無料コンテンツから有料(プレミア)コンテンツに対する需要が拡 大) ・ペイオフ、年金不安、自主運用の芽生えから個人金融資産構成の変化 ・銀行及びその他の機関に対する証券仲介業の解禁( →株式情報ツー ルに対する新たな需要の誕生 ) 銀行の店舗数 約14,000(全国銀行協会)※2005.3末 全国の郵便局 約24,000(日本郵政公社)※2005.6末 22 事業戦略 ∼将来像 ◇フィナンシャルメディアへ これから期待される「ライブ動画配信事業」 ・通信と放送の融合時代に欠かせない金融コンテンツをライブ動画で提供。 ・通信と放送の融合時代に欠かせない金融コンテンツをライブ動画で提供。 ・月曜から金曜の寄り付きから大引けまでノンストップ配信。 ・月曜から金曜の寄り付きから大引けまでノンストップ配信。 ・ネットにおけるスポンサーの拡大が新たな局面へ。 ・ネットにおけるスポンサーの拡大が新たな局面へ。 23 事業戦略 ∼今後のビジネスの展開 ◇ビジネスの多角化とシナジー効果 上級投資家評価ビジネス プロを目指すトレーダー(中級、上級投資家) の評価とスポンサーとのマッチング IRビジネス ラップ口座関連業務 IR各社との協業による個人投資家向 けIRビジネスや企業IR担当者へのIR アプリケーションのライセンス販売 証券ラップ担当者への情報提供や担当者 の紹介、派遣事業など。 夜間取引周辺ビジネス 夜間取引開始時の取引参加者の拡大と情 報提供ニーズの拡大。 401K関連投資教育ビジネス 投信評価機関という中立的な立場から ウェッブ、ストリーミング動画を駆使した投 資教育事業の展開。 日本個人投資家協会との協業 同協会サイト、「ジャイネット」の包括運営、 公式有料メルマガで提携。今後更に協業 を拡大。 24 まとめ 【個人投資家向けのフィナンシャルメディア】 銀 行 投資信託会社 年金運用者 IRコンサル会社 パートナーシップ・ アウトソーシング 新聞、テレビ プロダクトの自主制作 証券取引所 NPO団体 ドリームバイザー・ドット・コム社 事業会社 個人投資家サイドに立脚 ネット証券 対面型証券会社 中立的立場からの ビジネスドメインの確立 ポータルサイト 個人投資家 一般投資家・上級投資家・デイトレーダー 25 平成18年6月期の通期業績予想 売上高 経常利益 百万円 中間期 195 通 期 424 百万円 当期純利益 百万円 78 44 115 200 (前期比+40.2%) (前期比+63.6%) (前期比+3.1%) (参考)1株当たり当期純利益予想(通期) 12,423円03銭 前期通期実績 : 売上高302百万円、経常利益122百万円、当期純利益111百万円 26 平成18年6月期の通期業績予想の前提条件 ◇事業環境について ネット証券取引・外国為替取引は前期並みの成長 (ネット専業大手5社の口座数、前年比+40%∼60%を予想) ◇提供先等について 前年と変わらずと想定 ◇設備投資について システム強化に向けた取組を実施予定 ◇人員計画について 経営基盤強化に向けて増強を予定 27 更なる成長のための経営課題 ◇主要プロダクトの品質向上 ◇ブランド力の向上 ◇低コスト体質の維持 ◇優秀な人材の確保と育成 ◇内部管理体制の強化、コーポレート・ガバナンスの充実 28 ありがとうございました http://www.dreamvisor.com/ 29