...

Page 1 京都大学 京都大学学術情報リポジトリ 紅

by user

on
Category: Documents
15

views

Report

Comments

Transcript

Page 1 京都大学 京都大学学術情報リポジトリ 紅
Title
<プロジェクト活動> 大学教育改革支援プログラム(大学
院GP)
Author(s)
Citation
Issue Date
URL
京都大学大学院教育学研究科紀要 (2010), 56: 471-473
2010-03-31
http://hdl.handle.net/2433/108460
Right
Type
Textversion
Departmental Bulletin Paper
publisher
Kyoto University
京都大学大学 院教育学研究科紀要 第56号2010
大 学 院教 育 改 革 支 援 プ ロ グ ラム(大 学 院GP)
「臨床 の知 を創 出す る質 的 に高 度 な人 材 養 成 」
〈活 動 概 要 〉
日本 学術 振 興 会 「大 学 院 教 育 改 革 支 援 プ ロ グ ラ ム」(大学 院GP)は
、社会 の様 々な分野 で幅広
く活 躍 す る高 度 な人 材 を育 成 す る大 学 院博 士 課 程 、 修 士 課 程 を対 象 と して、 優 れ た組 織 的 ・体 系
的 な教 育 取 組 に対 して重 点 的 な支 援 を行 うこ とに よ り、 大 学 院教 育 の実 質化 を推 進 す る こ とを 目
的 とす る もの で あ る。 こ の一 環 と して 本 教 育 学 研 究 科 か らは、 「臨 床 の 知 を創 出す る 質 的 に高 度
な人 材 育 成 」 と銘 打 つ プ ロ グ ラ ムが 採 択 され た。 こ れ は平 成17年
度 ∼ 平 成18年 度 に実 施 さ れ た
「魅 力 あ る大 学 院教 育 」 イ ニ シ ア テ ィブ の成 果 を踏 襲 して、 そ れ を さ らに発 展 ・充 実 させ た もの
で あ る。
具 体 的 に は本 プ ロ グ ラ ム は、 次 に挙 げ る4つ の プ ロ グ ラ ム に よっ て構 成 さ れ て い る。
1)優 れ た専 門家 ・実 践 家 との 交 流 を促 進 す る 「トッ プ ラ ンナ ー プ ロ グ ラム 」、2)実 践 的 な 知 とは
何 か を具 体 的 な フ ィー ル ドで の実 践 を 通 して学 ぶ 「フ ィー ル ド ・実 践 プ ロ グ ラ ム」、3)院 生 自 身
が フ ィー ル ドを発 見 ・開拓 し、 そ こ で知 を創 出す る経 験 を持 つ こ とを 目指 す 「ボ トム ア ップ プ ロ
グ ラ ム」、4)こ れ ら3つ の プ ロ グ ラム を有 機 的 に統 合 す る 「臨床 の 知 プ ロ グ ラム 」 の4つ で あ る。
最 後 の 「臨床 の知 プ ロ グ ラ ム」 に お い て は、 他 の3つ の プ ロ グ ラ ム に お け る実 践 経 験 と人 間諸 科
学 の理 論 とを、 個 々 の 院生 が 「臨床 の知 」 と して有 機 的 に統 合 し発 展 させ て い くこ とが 目指 さ れ
る。 いず れ の プ ロ グ ラ ム に お い て も、 国 内外 の専 門家 に よる講 演 会 や 、 院生 主 体 の研 究 開発 コ ロ
キ ア ム、 国際 的 な シ ンポ ジ ウ ム ・ワ ー ク シ ョ ップ、 国 内外 の学 会 で の研 究 発 表 の支 援 な ど、 大 学
院生 の研 究 の発 展 に寄 与 す る魅 力 的 な プ ロ ジ ェ ク トが 次 々 と企 画 さ れ て い る。 こ う した プ ロ ジ ェ
ク トを通 して、 単 に既 存 の 問題 に即 応 す る こ とが で きる能 力 だ け で な く、 錯 綜 した諸 事 象 の 中 か
ら問題 を 問題 と して確 定 し貝 体 的 ・創 造 的 に対 応 で きる メ タ レベ ル の能 力 を養 成 す る こ とが 、 本
プ ロ グ ラ ム の核 心 を 占 め る課 題 で あ る。 修 士 課 程 ・博 士 課 程 を 問 わず 、 大 学 院生 の実 践 技 量 と研
究 能 力 とを共 に高 度 化 し、 学 位 論 文 作 成 ま で の教 育 プ ロ グ ラ ム を実 質化 す る。
〈 講 演 会
M.シ
・シ ン ポ ジ ウ ム
・ ワ ー ク シ ョ ッ プ 〉(2009年4月1日
ュ ピ ー ゲ ル マ ン博 士(ユ ン グ 派 分 析 家)講 義 ・事 例 検 討 会
●日
時:2009年4月22日
●場
所:京
大会館
●企
画:田
中 康 裕(心 理 臨 床 学 講 座)
●講 演 者:M
.シ ュ ピ ー ゲ ル マ ン(個 人 開 業)
一471一
∼2010年3月31日)
京都 大学 大学 院教 育学研 究科 紀 要 第56号2010
ロ ン ドン大 学 一京 都 大 学 ・第三 回 国際 シ ンポ ジ ウ ム
●日
時:2009年9月21日
∼22日
●場
所:ロ
●企
画:齋 藤 直 子(臨 床 教 育 学 講 座)
ン ドン大 学 教 育 研 究 所
●発 表 者:子 安 増 生(教 育 認 知 心 理 学 講 座)ほ か21名
Rマ
イ ン博 士
ケ ル ト神 話 に つ い て の 講 義
●日
時:2009年9月29日
●場
所:総
合 研 究 一 号 館 第 四実 習 室
●企
画:田
中 康 裕(心 理 臨 床 学 講 座)
●講 演 者:R
.マ イ ン(エ セ ッ ク ス 大 学)
鼎 談:「 臨 床 の 知 」 へ の 問 い
●日
時:2009年10月29日
●場
所:メ
ルパ ル ク京 都 会 議 室2
●企 画:桑 原 知 子(心 理 臨 床 学 講 座)
●登 壇 者:北
山
修(九 州 大 学)・ 西 平 直(臨 床 教 育 学 講 座)・ 桑 原 知 子(心 理 臨 床 学 講 座)
難 治 性 疾 患 の心 理 臨床 に 関す る 国際 討 議
●日
時:2009年ll月16日
●場
所:ジ
●企
画:皆 藤
∼23日
ョス リ ン糖 尿 病 セ ン ター(ボ ス トン)
章(臨 床 実 践 指 導 学 講 座)
●発 表 者:大 学 院生4名
P.ブ ル ッ チ ェ 博 士(ユ ン グ 派 分 析 家)講 義 ・事 例 検 討 会
●日
時:2009年11月19日
●場
所:工
学部物理系校舎
●企
画:角
野 善 宏(臨 床 心 理 実 践 学 講 座)
●講 演 者:P.ブ
情 報 処 理 演 習 室327
ル ッ チ ェ(lnternationalSchoolofAnalyticalPsychology)
P.ケ ー ス メ ン ト博 士(精 神 分 析)講 義
「憎 し み と コ ン テ イ ン メ ン ト」
●日
時:2009年11月25日
●場
所:総
合 研 究 一 号 館 第 四実 習 室
●企
画:松
木 邦 裕(臨 床 心 理 実 践 学 講 座)
●講 演 者:P.ケ
ー ス メ ン ト(英 国 精 神 分 析 協 会)
ギ ー ゲ リ ッ ヒ博 士 の 夢 分 析 セ ミ ナ ー
●日
時:2010年1月9日
・10日
一472一
プ ロジ ェク ト活 動②:大 学 院教育 改革 支援 プ ロ グラム(大 学 院GP)「 臨床 の知 を創 出す る質 的 に高度 な人材 養成 」
●場
所:NHホ
●企
画:田
●発 表 者:大
ISAP国
テ ルCityWest(ベ
ル リ ン)
中 康 裕(心 理 臨 床 学 講 座)
学 院 生8名
際 シ ンポ ジ ウ ム
●日
時:2010年1月ll日
●場
所:lnternationalSchoolofAnalyticalPsychology(チ
●企
画:田
●発 表 者:大
中 康 裕(心 理 臨 床 学 講 座)
学 院 生2名
・こ こ ろ の 未 来 研 究 セ ン タ ー 研 究 員1名
幸 福 ・感 情 ・言 語 に 関 す る 国 際 比 較 研 究
●日
時:2010年2月7日
●場
所:ベ
ル リ ン 自由大 学
●企
画:山
名 淳(教 育 学 講 座)
●発 表 者:大
∼14日
学 院 生4名
「き く」 と い う こ と
●日
時:2010年2月24日
●場
所:芝
蘭会館 山内ホール
●企
画:松
木 邦 裕(臨 床 心 理 実 践 学 講 座)
●講 演 者:沢
ュ ー リ ッ ヒ)
木 耕 太 郎(ノ ン フ ィ ク シ ョ ン作 家)
一473一
Fly UP