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問題 - 作新学院

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問題 - 作新学院
ト ップ英進部 o英進部︶
同等 学 校 ︵
作 新 学 院 昔
平成 二十 八年 度
第 二回入学試験 問題
ロロ
七、 監督 者 の ﹁
や め﹂ の合 図 で解答 をすぐ やめ、筆 記 用具を おきな さ い。
八、解答 用紙を 折 り曲 げ た り、 汚 し た りしな いよう 注意 しな さ い。
五、 解答 は、 設間 の指 示 に従 って丁寧 に マー クしな さ い。
六、 試験中 に質 問 があ れ ば、 手をあ げ て監督 者 に聞 きな さ い。
解答 用紙 は、
マーク シート方 式 で 一枚あ りま す 。
四、 監督 者 の指 示 に従 って、試 験 開始前 に受 験番 号 と氏 名を マーク シート解
答 用紙 の決 めら れた欄 に書 き、 受 験番 号を マー ク欄 に マー クしな さ い。
二、試 験時 間 は、 五 〇分間 です 。
三、 問題 は、 大 きな問題 が六間 で、 表 紙を除 いて 一〇 ペー ジ です。
一、監督 者 の ﹁はじめ﹂ の合 図 があ るま では、 問 題を 開 いては いけま せ ん。
エ
イ 飛行機が着目する。
イ 海外に興味を持 つ。
イ 司識がある。
イ 頑丈な家。
ウ 紙幣を発行す る。
ウ 硼 根を植ヽ
える。
ウ 名刺をも らう 。
ウ 車を倒 理す る。
工 水割画を鑑賞する。
工 英訓を読む。
工 満川を眺める。
工 一面 の銀世界。
日 次 の1から 4 の傍線部 と同じ読 み方をす るも のを 一つ選 びなさ い。
金 属 の合 有 量 。
ア 寺院を建立する。
正 絹 の布 地 。
ア 実相を握る。
不正 を 糾 弾す る。
ア 状況を把握する。
隣国と和国する。
ア 寡 黙 な 人 。
︲︲
ウ 長 へン小説を読 む。
ウ ソウ会 に参加す る。
ウ 朝顔を カ ン察す る。
ウ 宿 テキを倒す。
︲
工 黒 へン が生じる。
工 彼 の月引 肩 にかかる。
︲
工 注意を刻 ン起す る。
工 環境 に テキ応す る。
□ 次 の1から 4 の傍線 部 のカタカナと同 じ漢 字を使う も のを 一つ選 びなさ い。
要 点 を テキ 出 す る。
イ 不備を指 テキする。
ア 予想 がテキ中する。
避難 カ ン告を出す。
ン誘する。
イ 刻︲
ン迎会を開く。
ア 部員を刻︲
国民 の刻 引 意 で決定す る。
イ 真ソウを究明する。
ア 構ソウを練る。
︲︲
永久 不 へンの真 理。
ン品する。
イ 諸国﹁ジ屋 の旅。
へ︲
ア 不良品を︲
□ 次 の1から 8 の問 いに答えなさ い。
次 の四字熟語と同じ構成 のも のを 一つ選びなさ い。
不言実 行
吾怒哀楽
削代未聞 工 一
ア 利害得失 イ 質疑応答 ウ 一
次 の文 の傍線部と同じ品詞 のも のを 一つ選びなさ い。
母 の川剖司 本を購 入した。
イ 珂劉洲引彼の笑顔。
ア 剣剖引木の下で体む。
工 酬刻引創耐花 が咲 いて いる。
ウ ロ洲日引 出来事 が起き る。
類似 の意味を持 つ言葉 の組 み合 わ せとし て、 正し いも のを 一つ選 びなさ い。
ア 雨 だれ石を穿 つ ︱︱ 自業自得 イ のれん に腕押 し ︱ ︱ 釈迦 に説法
ウ 身 から出たさ び ︱︱ 粉骨 砕身 工 紺屋 の自袴 ︱ ︱ 医者 の不養生
次 の慣 用句 の空欄 に共通 し て入る漢字を 一つ選 びな さ い。
□ が 長 い ︱ ︱ □ に 人 が つく ︱ ︱ □ が 重 い
ア 頭 イ 鼻 ウ 尻 工 足
夏目漱石 の作品でな いものを 一つ選びなさ い。
草枕﹄
三四郎﹄ 工 ﹃
ア ﹃
こころ﹄ ウ ﹃
雁﹄ イ ﹃
-1-
敬語表 現 の正し いも のを 一つ選 びな さ い。
ア 父 にお目 にかか ってく れま せんか。
ウ 温 か いう ち に、 お召し上 がり いただ いてくださ い。
湯桶読 み﹂ の熟 語を 一つ選 びなさ い。
﹁
ア 公園 イ 縁側
こちら の資料を ご覧く ださ い。
工 日盛 り
工 朝露
母を呼 びます ので、 お待 ちし てく ださ い。
ウ タ刊
ウ ニ 月雨
次 の季 語 のう ち、 他 の三 つとは季節 が異な るも のを 一つ選 びな さ い。
ア 天 の川 イ 麦 の秋
□ 次 の文章を読 ん で、 1から 4 の問 いに答えなさ い。
人 は、 かたち 。あ りさま のすぐ れたらん こそ、あらま ほしかる べけれ。も のう ち言 ひたる、聞き にく からず、愛
敬あ りて、 言葉多 から ぬ こそ、あ かず向 はま ほしけれ。 め でたしと見 る人 の、 心劣 りせら るる本性見え ん こそ、 日
惜 し かる べけれ。しな 。かたち こそ生ま れ つきたら め、 心はな ど か賢 き よ り賢 き にも、移 さば 移 ら ざら ん。 かた
ち ・心ざま よき人も、 ざえなくな りぬれば、 しなくだり、顔 にくさ げな る人 にも立ちま じり て、 かけず けおさ るる
こそ、本意な きわざな れ。
あ りたき事 は、ま ことしき文 の道、作文 ・和歌 ・管絃 の道、 又有 職 に公事 の方、月湖酬潤測剛ョ冽劇﹁ηЧ引到N
けれ。手など つたな からず走り がき、声をかしく て拍 子とり、 いたましうす るも のから、下戸ならぬ こそ男はよけれ。
翁徒然草﹄ によ る︶
注 *あ らま ほし かる べけれ ︱︱ 望まし いことだ ろう 。 *あ かず 向 はま ほし けれ ︱︱ い つま でも 対座 し て
いた いも のであ る。 *しな ︱ ︱ 品位。 *生まれ つきたら め ︱ ︱ 生まれ ついたも のであ ろう が。
*な どか ︱︱ どう し て。 *移さば移らざらん ︱︱ 向上さ せよう とす るなら ば できな いこと があ ろう か、
いや できるはず だ。 *ざえ ︱︱ 学識。 *かけず ︱ ︱ たわ いもなく。 *作 文 ︱︱ 漢詩を作 る こと。
*有 職 ︱ ︱ 朝 廷 の儀 式 。先例な ど に関す る知識。 *手 ︱ ︱ 筆 跡。 *いたま しうす るも のから ︱︱ 酒
をすす められ ては迷惑 そう にす るも のの。 *下戸 ︱ ︱ 酒 の飲 めな い人。
傍線部 1 ﹁かたち﹂ の意味 とし て、最も適当なも のを 一つ選 びなさ い。
ア 服装 イ 身 分 ウ 容 貌 工 性格
傍線部 2 ﹁口惜し かる べけれ﹂ の説 明とし て、最も 適当なも のを 一つ選びな さ い。
ア 祝う べき こと のあ った人 が、喜 び の気 持ちを素直 に表 現しな か った のは嘆 かわし いと いう こと。
イ 愚かだと見下し て いた人 が、本当 は高 い学識 があ る ことを 知 った時 は悔 しく 思う と いう こと。
ウ 愛敬 があ って回数 の少な い人 が、実は陰 口を言 って いた時 は が っかりす ると いう こと。
工 立派 だと思 って いた人 が、劣 って いるもとも と の性質を 現した のは残念 だと いう こと。
人 の鏡なら ん こそ いみじかる べけれ﹂ の解釈とし て、最も適当なも のを 一つ選びなさ い。
傍線部 3 ﹁
ア 立派な人を見習えば本当 にすぐれた人 にな れるだ ろう。
イ 人 の模範 とな る のはた い へんすばらし いことだろう 。
ウ 他人 の振 る舞 いを見 ること で自 分 の行 いを振り返 る べきだ。
工 人を導く こと が でき るく ら いま で自 分自身を高 め る べきだ。
-2-
イ
エ
4 本文 の内容 と 一致す るも のとし て、最も 適当なも のを 一つ選 びなさ い。
ア 本 格的な学問を身 に つけ て、酒を嗜 むと いう 社交性も備え る こと が望まし い。
イ 和歌を詠 んだり、音楽を楽 しんだりす ると いう 芸能中 心 の生活 が理想 であ る。
ウ より早く出世す るため には、良 い家柄 の上 に学識 を身 に付ける こと が必要 だ。
工 筆 跡もされ いで歌声もす ばらし いと、 多く の人 にうらやま しく 思われる。
︶
問題作成の都合で原文を 一部削除したところがあります。
国 次 の文章を読 ん で、 1から 7 の問 いに答えな さ い。 ︵
それ にし ても 不思議 だ。 ぼく たち の社会 では、 ひ っき りな し に新 し い電化機 器や ハイ テク製 品があ らわれ ても っ
と便利な 生活を約束す る。 そし てぼく たち消 費者 はそれら新製 品 の登場を喜 ん で迎え、 せ っせとはたら いてお金を
技
かせ いでは次 から次 へと手 に入れ る¨ ハイ テクと は、
ハイ テク ノ ロジー、 つま り、高度 な技 術と いう 意 味 だ。 ﹁
つき進 ん できた。 テクノ ロジー は つね に、時
術革新﹂を合言葉 にぼくたち の社会 はますます高度な技術を求 め て、
間を節約す る ことを めざす。時 間を節約すれば、 そ の浮 いた分 の時 間を ぼくたち はも っと楽 しく て有意義な こと の
I□、時間
ために使える、というわけだ。日I
A
の節約のためのさまざまな機器で自分の家や仕事場を いっぱ いにして
きたぼくたちは、それだけ多く の時間を倹約して自分のものにできるはずだ った。だが実際にはどうだろう。この
時間貧
時間もち﹂ にな るど ころか、ますます ﹁
ぼくたち の忙しさ は い った いどう したわけだ P 節約 した時間 で ﹁
¨
ョ﹂ にな って いく ではな いか。
二十世紀を代表す る テクノ ロジーと いえば自動車。今 ではもう誰も自動車 のな い世界な んか想像す る ことも でき
な い。 こんな に便利 です てきなも のはほかにな い、 とき みも 思 って いるんじ ゃな いかな。今も世界中 で毎年 四千万
台 の新車 が生産され て いる。 アメリカや 日本 の企業 は、巨大な広告費を使 って自動車を売 りまく って いる。 そ の自
動車 が世界中 に深刻な 問題を引き起 こし て いる ことをき みは考え た こと があ るだろう か。自動車 が走 るため には、
道路 が必要 だ。 そ の道 路を つく るため には、 多く の資源 が必要だし、周辺 の環境も壊 され る。自動車 がはき出す ガ
、
スによる大気 汚染 や、 地球温暖化 への影響も大き い。 そし て自動車を走ら せるため には大量 の石油 が必要 で それ
便利
を安 い値段 で手 に入れ るため に国 や企業 が競 い合 い、 そ のため に戦争さえ起 こし てきた。 これらは、す べて ﹁
です てき﹂ に見え る自動車 と いう テクノ ロジー の舞台 の裏 にかくされ て いる費 用だ。 ぼく たち の時 間 の節約 のため
自
のこ の気 の遠くな るような費 用を、 い った い誰 が払う こと にな る のだろう 。 それを考 え ると、もう あ の機械 に ﹁
︱
自 ら動
動到﹁引川d酬引名詞日引 っ川=引国 と感 じら れ る。世界中 にこれ だ け大 きな問題 を ばらま いてお いて、 ﹁
く車﹂だな ん て︱
でもまあ今 は、 これらす べて の問題を横 に置 いてお いて、自動車 が省 いてぐ れたはず の時 間 がど こに行 ってしま
う のか、 と いう 点 にし ぼ って考 え てみよう。 Aさ ん が車 を買う。 これ で通 勤 や、 子ども の送 り迎え や、 買 い物 が
、簡単 に ︵
よ り短 い時 間 で︶
よ り少な い労 力 で︶ でき る、
ず っと楽 にな る。 つま り、 これら の用事 がも っと速く ︵
とAさんは考え たはず だ。し かし彼はそ こでホ ッとし て、車 が節約 し てくれた時 間を余暇 とし て のんびり過 ごす だ
ろう か。た ぶん違う 。 せ っかく車 と いう便利なも のがあ る のだ から、 とせ っせと いろ いろな所 に、も っと頻繁 に出
かけるよう にな るだろう。今ま で行 けな か ったような遠く て不便な場所 へも出 かけ て いこう、 と。 つま り、車をも
つこと でAさん が手 に いれた はず の時 間は、 そ の車 でよ り多く の距 離を走 るため に使われ るだろう。時 がた つに つ
れ て、距離 と いう も のに ついて のAさ ん の感 じ方 は大 きく変わ って いき、 以前 にはと ても遠く感 じられた場所 がも
う 遠くな い。 しかし逆 に、以前 は平気 で歩 いて いたよう な場所 が、あま り に遠く て車 でな ければ行 けな いよう に感
じられたりもす る。 これじ ゃあ いくら道路を つく っても、混雑 がなくならな いわ けだ。
-3-
自動車 だけ ではな い。新し いテク ノ ロジー によ って節約 された時 間は、も っと多く の距離を走り、も っと多く の
場所 に行き、も っと多く の人と会 い、も っと多く の情 報を得 て、も っと多く のビジネ スチ ャンスを つかみ、も っと
お金を かせぐため に使われ るだ ろう。実 際、人間 が移動す る のに使われ る飛行機、車、船など の交通手段 のう ち、
六〇% はビジネ ス、 つま り個人的な 理由 ではなく商 売 や仕事 のため に使われ て いる のだ。
節約した時 間を 使 って働 き かせ いだお金 で、も っと時間を節約す るため の ハイ テク機 器を買う ことも でき る。実
際、イ ンターネ ットや電 子メー ルや携帯電話 によ って移動す る情報 の量 と スピードは、 ひと昔前 にはと ても想像 で
きな か った ほどだ。 し かも そ のスピード はどんどん増 し て いく ばかり。 こう した新し いテクノ ロジー のおかげ でぼ
く たち がす ご い量 の時間を節約 できた ことはまち が いな い。と ころがそ の反面、イ ンターネ ット の登場 によ ってぼ
くたち の生活 が前 よ り忙しくな り、 そ の忙しさは放 っておけばますます ひどくな るばかりだと いう のもたし かな こ
とだ。
では後もど りす ればよさそうなも のだ が、もう社会 全体 が今 のスピードを基準 にし て動 いて いる以上、 そ こから
洲d明日引劇引出引 ことはむず かし い。後もど りど ころか、 そ こにじ っととどま つて いる ことさえ むず かし い。そ
れ に、 ひと昔前 に想像 できな か った スピード に慣れ てしまう と、 こんど は ひと昔前 のスピード がどんなも のだ った
II
かがな かな か思 い出 せなくな るも のだ。日 B ヽ イ ンターネ ットも電 子 メー ルも携帯電話もな か った ひと昔前 の自
II
分た ち が、 どう や ってそれな り にく ら し て いた かと いう こと が、わ から なく な ってく る。 ぼく たち は スピード に
口﹁現=Ч劉dコ∃引Ч潤測﹁ もう、自 分 がど こからや ってき てど こ へと向 か って いる のか、 がわからな い。
ドイ ツに昔 から伝わ る ﹁
魔法使 いの弟 子﹂ と いう お話 があ る。魔 法使 いの弟 子 にな った フンボ ルト はあ る時、先
生 の留守中 に覚 えた て の魔法を つか ってほう き にそう じや水く みをさ せよう とす る。自 分 でやる のがめんどうくさ
か った のだ。働き はじめた ほう きはせ っせと井 戸から水をく み上げ る。 そ こで、 はたと フンボ ルト は気 が ついた。
かけた魔 法をどう や ってとく のかをま だ習 って いな か った のだ。 ほう き がく み上げ続 ける水 で家 は洪水 にな ってし
幸でつ。
テクノ ロジーと いう のは魔法 のようなも のだ。ただ、昔 の技術はとても長 い時間をかけて生み出された。何十年、
︲
6□と いう ことばをきみは知 っている? いろいろ試してみて、失
何百年、時には何千年と いう時間をかけて。日1
敗をくり返しながら、問題点を直して、だんだん解決 に近づいていくやり方 のことだ。昔 の技術はそうや ってゆ っ
くり進歩した。しかし、そのペースが三百年ほど前から急激に加速する。 ペー スが速ければ速 いほど、科学技術は
︲
6□なんてのんびりしたことを いって いられな い。どうや ってとく のかわからな
魔術に似てくる。今 ではもう、日1
い魔法をどんどんかけるようなも のだ。変化 のペースが速すぎて、どこでだれがどんな新技術を発明しているかも
う誰にもわからな い。
現在世界中 で、毎 週、わ か って いるも のだけ で三千種類 の新し い化学物質 が人 工的 に つく り出され て いるそう だ。
そ のひと つひと つが安全 かどう かを 調 べる必要 があ る のだ が、 いち いち 一年も 二年も かけ て安全性を調 べて いるわ
け には いかな いと いう ので、調 べず にどんど ん新 し い化学物質を つく る。 と いう わ け で、あ っと いう 間 にあ のフン
ボ ルト が引き起 こした洪水 みた いに、世界中 が化学物 質 の洪水 にな ってしまう。 しかし フンボ ルト の場合 とち がう
のは、 これ がたとえ 話 ではな いと いう こと。事実、 ぼく たち の地球 はあ りとあら ゆる汚染物質 の洪水 だ。
時間泥棒 の正体は? その答えはどうやら、テクノ ロジーと いう魔法 の中にかくされているらし い。その魔法を
I
魔法使 い
C□そのぼくたちはみんな、魔法を習 いたての ﹁
あや つるのは、ほかでもな い、ぼくたち人間自身だ。日I
。魔法をかけることはできても、それをどうや って止めるか知 っている者はほとんど いな い。
の弟子﹂
︵
辻 信 一 ﹃
﹁
ゆ っくり﹂ でいいんだよ﹄による︶
-4-
I
I
︲
B□ 。日 C国 に入る語の組み合わせとして、最も適当なも のを 一つ選びなさ い。
A□ 。日I
1 空盤口︲
I
ア A たしかに B ところが C しかも イ A そこで B おそらく C もし
ウ A さ て B つま り C し かし 工 A だ から B たとえ ば C あ る いは
時間貧乏﹂ の説 明とし て、最も適当なも のを 一つ選 びなさ い。
2 傍線部 2 ﹁
ア 分刻 み の仕事を こなす ため に人 々は新 し いテクノ ロジーを導 入した が、 かえ って時 間 に追 われ てしまう と い
イ 次 々と ハイ テグ製 品を買 い求 めるには寸暇を惜し ん で働 かねばならな いので、自 分 の時間 が奪 われ てしまう
と いう こ と 。
ウ 自由な時間を増 やす ため に ハイ テク製 品を 取り入れた が、 使用法を習得す るため に結局時間を とられ てしま
ヽ
﹂レ﹂。
つゝ
つレcいヽ
エ テクノ ロジー の進化 によ って時間を短縮 できた こと で更 に欲望 が生じ、結局 は生 み出された時 間も費 やし て
し ま う と いう こ と 。
3 傍線部 3 ﹁﹃
自動車 ﹄な ん て いう名前 はも った いな い﹂ の理由 とし て、最も 適当なも のを 一つ選 びなさ い。
ア 自動 車 は、技術革新を支え てきた人 々によ って存在 し て いるから。
イ 自動車 は、周囲 に多大な負担を かけな がら動くも のだ から。
ウ 自動車 に必要な 石油 が原 因 で、す べて の戦争 が勃発した から。
工 世界中 の環境問題 は、自動 車 によ って引き起 こされたも のだ から。
そ こから ひとりだけぬけ出す﹂ の具体例 とし て、最も 適当なも のを 一つ選 びなさ い。
4 傍線部 4 ﹁
イ 携帯 電話を持 たな いで生活す る。
ア 植物 工場 で レタ スを栽培す る。
工 都会を離れ て自然 が豊 かな 田合 で暮 らす。
ウ 各駅停車 の新幹線 に乗車す る。
﹂ の説明として、最も適当なも のを 一つ選びなさ い。
5 傍線部 5 ﹁ぼく たちは スピード に酔 って いる にち が いな い。
ア テクノ ロジー の導 入 によ って短縮 された時 間 の中 に身を置 いて いると、ますます速 さを追 い求 め てしまう と
いう こ と 。
イ 人間 は新し いテクノ ロジーを次 々と生 み出す力を持 って いると自党 し、自 分たち の高 い能力 に満 足しき って
い る と いう こ と 。
ウ 今 ま で の生活 を よ り豊 か にす るた め に テク ノ ロジーを 開発 し てき た人 間 は、 科 学 技 術 が全 能 であ る と 思 い込
ん で いる と いう こと。
エ テク ノ ロジー の発 展 によ って活 動 の効 率 化 を 重 視す る こと に慣 れ てし ま った ので、 的 確 な 状 況 判断 が でき な
く な って い る と い う こ と 。
︲
空 盤 目 6□ に 共 通 し て 入 る 語 と し て、 最 も 適 当 な も のを 一つ選 び な さ い。
︲
ア 一日 千 秋 イ 自 問 自 答 ウ 試 行 錯 誤 工 大 器 晩 成
-5-
7 本文 の内容と 一致す るも のとし て、最も適当なも のを 一つ選 びなさ い。
ア 技術革新を進 め てきた こと によ って多く の恩恵を受 けた私たち は、 現状 に満 足す る ことなく、常 に新 しさを
求め てしまう のであ る。
イ テクノ ロジー の開発 によ って余暇 ができ、家 族 で出 かける機会 が増えた ことは、さま ざまな ビジネ スにと っ
て大きな利点 であ る。
ウ 一土日
前 には考 えられな か ったよう な スピード で社会 は動 いて いる が、高性能 の電 子機 器を使う こと で、 どう
にか対応 でき て いる。
工 か つて皆 の憧 れ であ った テクノ ロジーは、変化 のペー スが速す ぎ て、私たち の生活を脅 かす 恐ろし いも のに
変わ ってしま った。
困 次 の文章を読 ん で、 1から 6 の問 いに答えなさ い。
︻
高校を事業して二十年、ある居酒屋 で ﹁
わたし ︵
ツキ ヨと はか つて国語を教わ って いたセ ンセイと偶然 の再会を果たす。定
年退職したセ ンセイは、妻に先立たれて 一人気ままに過ごしていた。﹁
わたし﹂はそんな セ ンセイと意気投合し、たびたびそ の
店で会うよう にな った。ある日、 二人はキノ コの話題 で盛り上がり、店主 のサト ルからキノ コ狩りに誘われる。日曜日の早朝、
サト ルの車で山 へ向か った。︼
山 道 を ゆ る や か に 車 は 登 って ゆく 。 開 け 放 し て いた 窓 を 、 サ ト ルさ ん は 閉 め た 。 セ ン セイ と わ た し も そ れ に倣 っ
て、 後 ろ の窓 を 開 め た 。 ほ ん の少 し 肌 寒 く な って いる 。 澄 ん だ 鳥 の声 が 山 の中 か ら 聞 こえ てく る 。 道 路 は 次 第 に狭
く な って き た 。
二股 に道 が分かれ て いると ころ にきた。 二股 の片方 は舗装された道路 で、もう 片方 は砂利 の道 だ。砂利 の道 に少
し入 ったと ころに、車 は止ま った。 サト ルさんは車 から降 り て砂利道を上 へ歩 いて行 った。わたしと セ ンセイ は後
部座席 に乗 ったまま、 サト ルさんを 見 て いた。
ど こに行 ったん でし ょう ね﹂わたし が聞く と、 セ ンセイ は首を かしげた。窓を 開けると、 山 の冷気 が入 ってく る。
﹁
鳥 の声 が、近 い。 日はだ いぶん高くな って いた。九時過ぎ であ る。
﹁ツキ ヨさん、 帰れます かね﹂突然 セ ンセイ が言 った。
ん﹂
﹁
あ
な んだか ワタク シは こ のまま 三度 と帰れな いんじ ゃな いかと いう気 分 にな ってきました﹂
﹁
まさか。とわたし が答え ると、 セ ンセイ はほほえ んだ。 それきり 口を つぐ み、 バ ックミ ラー のあたりを 見 つめる。
お疲 れ にな ったん でし ょう。わたし が つづけ て言う と、 セ ンセイ は口l
a□ を横 に振 った。
︲
﹁ぜんぜん。 ぜんぜん です﹂
﹁こ のあ たり で、もう 引き返し ても いいん ですよ、 セ ンセイ﹂
﹁
引き返す って、どう や って﹂
﹁
それは﹂
﹁こ のまま 一緒 に行きまし ょう 。ど こま ででも﹂
︲ ︲ ︲
ヽ
ヽ
﹂
﹁
′
l b
う かが
セ ンセイ は、少し浮 かれ て いる のだ ろう か。 こ っそりと表情を窺 った が、 い つも と変 わりな い。沈着冷 静な様 子
であ る。鞄を横 に置き、背筋を伸ばし て いる。 はかり かね て いるう ち に、 サト ルさ ん がもう 一人を連れ て坂 の上 か
ら お り てき た。
-6-
サト ルさ ん にう り ふた つの男性 であ る。 サト ルさんと男性 で二人し て車 のト ラ ンクを 開け、積 み荷を そそくさと
。
坂 の上 に運 びあげ てゆく。行 ったと思 ったら見る間 に戻 ってき て、車 の横 で二人同時 に煙草を ふかす
﹁
おはよ っす﹂と言 いな がら、う りふた つの男性 は助手席 に乗 りこん できた。
﹁こ いつが従 兄弟 のト オ ルです﹂ サト ルさん が紹介した。ど こま でも、 サト ルさ ん にそ っく り であ る。顔 の つくり
も、表情 も、 からだ つきも、 そし てかもし出す空気も、な にも かも が 一緒 だ。
︵
中略︶
﹁セ ンセイ はそ の恰 好 で山登 るん です か い﹂
トオ ルさん が乗 り込ん でから二十分 ほど走 ったと ころ でサト ルさんは車を止 め、 エンジ ンを 切 った。 サト ルさん
もトオ ルさんもわたしも、 ジー ンズ に運動靴 であ る。車 から降 り立ち、 サト ルさんとト オ ルさんは膝を何 回か曲げ
のばしした。わたしもなら って屈伸を お こな った。 セ ンセイ だけ が、 ぴんと立 ったまま だ。 セ ンセイ は、 ツイ ード
地 の背広 の上下 に革靴 であ る。古 び ては いる が、仕立 ては いいも のら し い。
﹁
よ ごれるよ﹂トオ ルさん が つづけた。
よ ごれ てもよ ござんす﹂ セ ンセイ は答え、鞄を右手 から左手 に持ち かえた。
﹁
﹁
鞄、置 いて ったらどう﹂ サト ルさ ん が言う。
﹁それ にはおよ びま せん﹂ セ ンセイ は落ち つきはら って答え た。
そ のまま林道を のぼりはじめた。 サト ルさんもトオ ルさんも似たような リ ュックサ ックを背負 って いる。わたし
のし ょ って いるも のよりも ひとまわ りほど大き い、登 山用 のも のだ。ト オ ルさん が先頭を歩き、 サト ルさん がしん
がりを つとめた。
﹁のぼり が、き ついだろ、あ ん が い﹂後 ろから サト ルさん が言 った。
﹁そ、 そう ですね﹂ わたし が答え ると、前 からトオ ルさ んがそ っく り の声 で、
﹁ゆ っく り のぼれよな、 ゆ っく り﹂ と言 った。
、
タララララ、 タ ララララ、 と いう 音 がとき おり聞 こえ てく る。 セ ンセイ はた いし て息 も 切らさず 〓疋のはやさ
︲
で道を踏 み のぼ ってゆく。わたしはだ いぶん目 b国 が上 が って いた。 タララララ、 タ ララララ、 がひんば ん にな っ
︲
てく る。
﹁あ れ は 、 筒 鳥 です か ﹂ セ ンセイ が 聞 く と 、 ト オ ルさ ん が振 り 向 き 、
﹁そう じ ゃなく てキ ツツキだよ。 セ ンセイ よく筒鳥な ん て知 ってるな﹂ と答え た。
キ ツツキ がさ、幹 つついて虫食 ってる音だよ﹂
﹁
騒 々し い鳥 だよな﹂後 ろからサト ルさん が言 い、笑 った。
﹁
道はますます急 にな ってきた。 けも の道 ほど の幅 だ。道 の両側 に秋 の草 が茂 り、歩 いてゆくわたしたち の顔や手
を撫 でる。 ふもと ではまだ紅葉 が始ま って いな か った が、 こ のあた り ではおおかた の葉 が赤や黄 に染ま って いる。
空気 はひんやりし て いる のに、汗 が吹き出 した。 ふだん運動を し て いな いから であ る。 セ ンセイ は、 と見れば、す
ず しげな様 子 で、鞄 を片手 にす いす いと のぼ ってゆく。
﹁セ ンセイ、 山登 り、よくなさ るん です か﹂
﹁ツキ コさん、 こ のくら いのも のは山登りとも言 いま せんよ﹂
﹁はあ﹂
﹁ほら、ま たキ ツツキ が虫を食 べて いる音 がしますよ﹂
サト ルさんかも しれな い。
ほら、 と言われ ても、わたしは下を向 いて歩き つづけるばかりだ った。 トオ ルさん ︵
ト オ ルさ
下を向 いて いるからど こから声 が来 る のかわ からな い︶ が、 セ ンセイ 元気 だなあ、 と言 い、 サト ルさん ︵
-7-
﹁ ︱
んかもしれな い︶ が、 ツキ コさ んは セ ンセイ よりず っと若 いんだ ろ、 がんばれよ、 とはげま した = つ劃爛引週国
こ目剰悧綱﹁ タ ララララ、 の合 間 に、 チチチ、 だ の、 リ ュリ ュリ ユリ ユリ ユ、だ の、 ク ルルル
硼洲﹁月爛馴Ⅵ綱引列︱
︱
ル、 だ のいう声 が混じ る。
﹁
たし かこ のあ たりだ ったよ﹂ と答 えた。トオ ルさんは急 に
そろそろかな﹂ とト オ ルさん が言 い、 サト ルさん が ﹁
道を はずれた。踏 み跡 の何もな いと ころを、 どんどん歩 いてゆく。
一歩道を はず れ ると、空気 が突然濃 くな ったよ
う に感じられた。
あ るからね、 よく下見 てるんだよ﹂ト オ ルさん が振 り向 いて、言 った。
﹁
﹁
踏 み つぶさな いよう に、気 を つけ てよ﹂ サト ルさ んが後 ろから つづけた。
地面がし っとりと湿 って いる。 しばらく歩く と、 下生え が少なくな り、 かわ り に木 が密集 し てきた。勾 配はな だ
ら かにな り、 足を取 る草もな いので、歩きやす い。
﹁
あ りましたよ、何 か﹂と セ ンセイ が声をあ げた。トオ ルさんとサト ルさ んがゆ っく りと セ ンセイ の方 に近寄 って
ゆく 。
﹁こり ゃあ めず ら し い﹂ ト オ ルさ ん が屈 み こ みな がら 、 言 った。
ト ウ チ ュウ カ ソウ です か、 これ は﹂ セ ンセイ が聞 いて いる。
﹁
ま だ 虫 が大 き いね﹂
﹁
﹁
何 か の幼 虫 だ ろう ね ﹂
冬虫
く ちぐ ち に言 い合 って いる。 ト ウ チ ュウ カ ソウ P と わ た し が小 さ く 言う と、 セ ンセイ は 地 面 に棒 さ れ で ﹁
夏 草 ﹂ と大 き な 字 で書 いた。
さ
ん
は
言
ぃ
`
た
っ
セ ンセイ は鞄 から
タ ララララ、 が近 いと ころから聞 こえ てく る。 セ ンセイ は木 々の中 に入 って い ってしま った。わたし はぼんやり
は行 ってしまう のだ。
んはだらしな いです ね。 ふだん の心 がけ が悪 いん でござんし ょう 。 そんな ふう に言 いな がら、 い つだ ってセ ンセイ
一緒 だと言われ ても、 セ ンセイ のことだ、わたしを置 いてず んず ん先 に行 ってしまう にきま って いる。 ツキ コさ
﹁ツキ コさ ん、 ワタク シは い つも 一緒 だと言 って いる でし ょう﹂
﹁セ ンセイ﹂もう いち ど、わたし は呼 びかけた。 心 ぼそ か った。
から森 に住 む生きも のめ いて感 じられた。
ど こにも行きま せんよ、 ふふふ ふふ﹂ と答え る。森 の中 で、 セ ンセイ は いつも のセ ンセイ と違 って見え た。古く
﹁
﹁セ ンセイ、 いらした ん です ね﹂ と呼 びかけ ると、 セ ンセイ は不思議 な声 で、
い っと視線 を はずす と、もう 見えなくな って いる。驚 いて探す と、すぐ横 に立 って いたりす る。
か に混 じ って、保 護色 をま と った よう な効果 をあ げ て いた。す ぐ 目 の前 に セ ンセイ の姿 があ った はず な のに、 ふ
踏 み入 った。わたしたちは列をくず し、 てん でに足元を 見な がら歩 いた。 セ ンセイ のツイ ード の背広 姿 は、本 のな
﹁
ささ、も っと奥 に行くよ。も りも り食 べら れる のを採らなき ゃ、し ょう がな い﹂ サト ルさ んが言 い、木 々の間 に
そ
の ま
ま た
ま ひ
鞄 と
に し
し き
ま り
う
笑
0
-8-
﹁ツキ コさ ん、あな た 理科 の授業もきちんと聞 いて いな か ったん ですね﹂説教をす る。
そんなも の教 わ りま せん でしたよ、授業 では。 日をと がら せると、ト オ ルさ ん が大声 で笑 った。
学校 では、 いちばん大事な こと は、あ んま し教 わんな か ったなあ﹂ そう 言 いな がら、笑う。 セ ンセイ は姿勢 よく
﹁
ト オ ルさん の笑 い声を 聞 いて いた が、 や がて、
,レ
﹁
心意気 さえあれば、 どんな場所 でも、人間 は多く のことを学 べるも のですよ﹂ と静 か に言 った。
ト
オ
て
ロ
を
し
ば
つ
た0
と セ ンセイ の後 ろ姿を 見送 る。どう し てこんなと ころ に いるんだ っけ、 と思 って いた。 セ ンセイ の ツイ ード が本 の
間 に見え隠 れす る。 ヒト ヨモダ シだよ、 と いう サト ルさ ん の声 が奥 のほう から聞 こえ てき た。 ヒト ヨモグ シ の群落
ト オ ルさんかもしれな い︶ のはず んだ声 が、奥 から聞 こえ てく る。
だよ、去年 よりず っと多 いよ。 サト ルさん ︵
b 熱
イ
a 頭 b
顎 ウ
a 腕 b 肩
工 a 首
b 息
︵
セ ンセイ の鞄﹄ による︶
川上弘美 ﹃
注 *ツイ ード ー ー 大 い羊毛 で織 った目 の粗 い毛 織物。 *しん がり ︱︱ 最後尾。
*筒鳥 ︱ ︱ ホトトギ ス科 の鳥。 か っこう に似 る がやや小さ い。
*冬 虫夏草 ︱ ︱ 昆虫 に寄 生し、 そ の体 にキ ノ コを 生やす菌類 のこと。
*ヒト ョモダ シ ーー キ ノ コの 一種。特定 の地方 で のみ使わ れる俗称。
えヒ に現れ て いる心情 とし て、最も適当なも のを 一つ選 びなさ い。
傍線部 l a ・lb ﹁﹃
ア aは セ ンセイ の不吉な発言を 不快 に思 い、b はセ ンセイ の好意を知 って喜 ん で いる。
イ aは セ ンセイ の気弱な発言 に不安 にな り、b はセ ンセイ の要 求 にあきれ て いる。
ウ aは セ ンセイ の唐突な発言 に驚き、b は セ ンセイ の真意 がわ からず困惑 し て いる。
工 aは セ ンセイ の不用意な発 言 に開 日し、 bは セ ンセイ の提案 にときめ いて いる。
a 手
︲
l
空盤目︲
ロー
b□に入る語の組み合わせとして、最も適当なものを 一つ選びなさい。
a□ ・
ア
﹂ の心情 とし て、最も適当なも のを 一つ選びなさ い。
傍線部 3 ﹁いつま でも道 は のぼり つづけるよう に思われた。
ア 急な 坂道 に入 ったと ころ で体力 の限界を感 じた が、皆 に迷惑を かけ てしまう ので今さら引き返 せな いとあき
ら め て いる。
わ た し﹂ に は予 想 外 の厳 し い山道 が続 き 、 終 わ り の見 え な い状態 であ る こと を 不
イ 日頃 から 運 動 習 慣 のな い ﹁
安 に思 って いる。
ウ ニ
思外 にも 年齢 を 感 じ さ せず にす いす いと 山道 を 登 って いく セ ンセイ に対 し、 若 く ても 体 力 のな い自 分を情 け
な く 思 って いる。
工 楽 し み にし て いたキ ノ コ狩 り が予 想 に反 し て退 屈 だ と いう こと に気 づき 、 安 易 な 気 持 ち で つ いてき た ことを
後悔 し て いる。
おも しれえ セ ンセイ だな、 あ んた のセ ンセイ はヒ の心情 と し て、最 も 適当 な も のを 一つ選 びな さ い。
傍線 部 4 ﹁﹃
ア 学 校 と い った場 に こだ わ る ことな く 、 自 分 から 学 ぼう とす る姿 勢 が大 切 であ る と言 う セ ンセイ に好感 を 抱 い
て いる 。
イ 自分 の発言をやんわりと訂正してきたセンセイ に教師としての懐 の深さを感じ、頼りになりそうだと思 って
いる 。
ウ 話題 が豊富 で独 自 の教 育 論 を 述 べる セ ンセイ に感 銘 を 受 け、 自 分も教 わ り た か った と ツキ コを う ら やま しく
思 って いる。
工 教 え 子 の過 去 の失 敗 談 を 鮮 明 に覚 え て いるう え に、 面白 お か しく 語 るよう な 茶 目 っ気 のあ る セ ンセイ に興味
を 抱 いて いる。
-9-
心 ぼそ か った。﹂ の理由 とし て、最も適当なも のを 一つ選 びなさ い。
傍線部 5 ﹁
ア 森 の中 にす っかりな じん で いる セ ンセイ に、置 いて いかれ てしまう よう に感 じた から。
イ キ ノ コを 目指し て先を急ぐ男たち に、 これ以上 ついて いけるかと 不安 に思 った から。
ウ セ ンセイ に生活態度を非難された ので、自 分 の味方 が いなくな ったと思 ったから。
エ キ ノ コの知識を持ち合 わ せて いな い自 分は会 話 に加われず、疎外感を感 じたから。
本文 からう かがえ るセ ンセイ の人物像 とし て、最も適当なも のを 一つ選 びなさ い。
ア 常識 があ って専門分野以外 の知識も兼 ね備え て いる ので、誰 からも好 かれる親 し みやす い人物。
イ 自説 にこだわらな い柔軟な考え方をす るが、わざと周囲 の人 の予想 に反した行動を と る人物。
ウ 学者肌 で関心 のあ る物事をと ことん追究す るあま り、他人 の意 見を受 け入れな い頑固な人物。
工 知的 で自 分 のスタイ ルにこだわ りが強 い 一方、 ﹁
わ たし﹂を から かう ユー モアもあ る人物。
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