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第8回豊岡市障害者福祉計画推進委員会の要旨(PDF文書)
第 8 回豊岡市障害者福祉計画推進委員会の要旨 報告1 平成 22 年度第 2 期豊岡市障害福祉計画実績報告 資料 1 に沿って報告。資料に関連して報告した事業、事項は以下のとおり。 実施予定事業等について (1)障害者福祉計画見直し・第 3 期障害福祉計画策定を行います。 (2)障害者受託作業関連事業について 平成 23 年度に国の緊急雇用就業機会創出事業として障害者受託作業関連事業を実施す る予定です。障害者の地域における福祉的就労から一般就労への移行を推進し、福祉就 労場所である障害者作業所等の受託作業の受注等を図り、障害者の経済的自立に向けた 取組を支援することを目的に具体的には①但馬内の企業、事業所に対する障害者雇用へ の理解の促進、②障害者の就労機会の確保、雇用促進、③但馬内の企業、事業所へ授産 施設等への仕事の発注・物品購入の促進④授産施設等の自主製品の販路拡大を行います。 事業は 1 年間、2 名の雇用で出石精和園に委託して実施する予定です (3)要約筆記奉仕員派遣事業について 見出しの事業を実施します。中途失聴者・難聴者の方のコミニュケーション支援のた めに、たじま聴覚障害者センターに委託して実施します。 (4)新庁舎食堂運営者募集について 平成 25 年に使用開始する新庁舎の食堂運営者を障害者の支援を行っている事業者に限 定して募集することとなり、この 4 月に記者発表を行い 10 月に募集を開始する予定です。 その他 (1)磁気ループシステムの導入について 平成 22 年度で難聴の方が積極的に社会参加できるように磁気ループシステムを導入しま した。難聴の方の聞こえを支援する設備で、周りの音や、雑音に邪魔されずに目的の音、 声だけを正確に聞きとることができます。補聴器の方は切り替えることで、また持ってお られない方には専用受信機を備え付けていますので対応できます。 携帯型磁気ループシステムを総務課、社会福祉課、市民プラザ、市民会館,各総合支所、 受付窓口用のカウンター型磁気ループシステムを市民課、社会福祉課、高年福祉課、介護 保険課、健康増進課、図書館、各総合支所に設置しました。 携帯型磁気ループは行事を主催する団体に貸し出すこともできます。条件等がありますの で社会福祉課にお問合わせください。 (2)ケアホーム、グループホームについて H22 年 4 月にニーズ調査をして一事業所が新規開設する予定であったが、実際は利用希望 者がなかったため 22 年度のケアホーム整備事業は取りやめられたという経過があった。市 営住宅も待機者が多い中、ニーズの調査、関係課との協議も含めて検討していく必要があ ります。今年度希望のあった 6 グループ、ケアホームに消防設備の助成を行いました。火 災通報装置、自動火災報知設備を整備しました。ケアホーム等に医療スタッフの巡回事業 も実施中です。健康チェック、口腔ケア、健康相談等を行っています。 (3)授産製品の展示等について 各事業所では自主製品を作っておられ、市内の事業所は県の作業所のコンテストで 2 年 続けて食品、作品部門でグランプリを取るなど、どの事業所も商品開発に頑張っておられ ます。健康福祉施設内のロビーに展示ケースを設置いたしました。各事業所に製品を展示 してもらっています。少しでも製品を知っていただきご利用いただける機会になればと考 えます 報告を受けての質問、意見等 (質問)移動支援事業についてだが、前年より多くの人が利用しているが時間数は見込み 数を下回っている。利用している人は多いが、利用時間数は少ないということはどうい うことなのか。 →事務局としては移動支援について使えなかった、時間制限されたというような声は聞 いておりません。 (意見)実態把握していくことが大事だ。今後の見込み数についての検討も踏まえて数 値だけでなく実態を把握することが求められる。 報告 2 第 2 回豊岡市障害者自立支援協議会全体会について 第 2 回自立支援協議会全体会の概要は市ホームページに掲載しておりますので詳細はご 覧下さい。 報告を受けての主な質問、意見等 (質問)関係者説明会を開催する予定とのことだが、目的は何か。 →連携のための情報共有が大きい目的です。意見交換的な内容にしたい。それぞれの 事業所が障害者支援をしていく一員であるという意識を持つ会にしたいと考えていま す。 (質問)運営会議のメンバーを教えてください。 →相談事業所の相談員 3 名、サービス事業所の代表者 1 名、行政職として子ども育成 課、健康増進課、社会福祉課の実務にかかわっている担当者、計 8 名で構成していま す。 (意見)自立支援協議会として何を情報公開するかということの検討が必要だろう。協議 会がネットワークつくりのリーダー的存在になっていくことを期待する。 報告 3 平成 23 年度豊岡市障害者福祉計画等について 平成 23 年度は障害者計画の見直し、第 3 期障害福祉計画の策定の年となっています。 ついては、豊岡市障害者福祉計画策定委員会を設置し、検討を重ねていく予定としていま す。今回の見直し、策定につきましては前回と同様にコンサルティング会社に入ってもら う予定です。大まかなスケジュールは資料 3 として配布しています別紙のとおりです。 今回は見直しということですので、既存のデータの再分析を行い、併せて昨年の推進委 員会でご報告した「重度訪問調査」のデータ等を活用していきたいと考えています。 また市民より意見をお聞きするワークショップの開催、パブリックコメントの募集等を 実施していきます。 障害者福祉計画については自立支援協議会に意見を聞くことになっておりますので、連 携しながら行いたいと考えます。 地域福祉計画につきましても見直しの時期ですので互いに連携して、より充実した計画 策定を目指します。 報告を受けての主な質問、意見等 (意見)当事者の意見を吸い上げていくことが肝要。計画策定したらおしまいというような ことではなく、自分たちが作っているんだという意識を作る策定のしかたを模索して いく。自分たちも動こうという連携のきっかけになるような計画策定を望む。幅広い 連携、障害者だけでなく、老人や公民館、社協などとの連携を念頭に計画策定してい くことが大切ではないか。 →事務局としても、委員会の評価をし、次につながる評価をしてやっていきたいと考え ます。自立支援協議会、策定委員会双方が見えるような体制つくりをしていきたいと 思います。 平成 23 年度開催予定 現「豊岡市障害者福祉計画推進委員会」は任期終了。新たに「豊岡市障害者福祉計画 策定委員会」を設置する。 開催予定は平成 23 年 5 月頃を予定。