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松が丘調整池へのフロート式太陽光発電設備設置運営事業の概要説明
松が丘調整池へのフロート式太陽光発電設備設置運営事業の概要説明に対する主な意見 № 意見等 市の考え方 【調整池の機能について】 1 調整池の耐久性については問題ないのか。 2 調整池は四方の壁面に囲われており、内二方は地盤 より地中に掘り下げたもの、他の2方は築堤による構 造となっています。耐久性については、擁壁部がコン クリートブロック(間知ブロック)での構造となっており、 土木構造物の設計基準に基づき築造されているた め、安全性は確保されています。今後も管理用通路 や、擁壁の補修など適切な維持管理を行い安全性の 確保に努めていきます。 太陽光パネルの設置に伴うフロート式架台や固定ブ 太陽光パネルを設置することにより水があふ ロックの影響は、調整池の貯水量等に殆ど影響を与 れるなど、調整池の機能低下はないのか。 えないため、機能低下の心配はありません。 調整池には自転車など大きなものも投げられ 現状の調整池に係る問題と解釈しますが、工事時に ている可能性がある。水があふれることが心 3 は太陽光パネルの設置に支障となる廃棄物等の撤去 配なため、堆積されている大きな廃棄物など を行う予定です。 は撤去したらどうか。 本調整池は1年を通じて流入水(河川水・地下水)が存 フロートを設置してしまった場合、渇水時は水 し、一定程度の水位を保持している状況です。このた が尐ないため、フロート下の水の流れが阻害 4 め、ご指摘のような淀みは生じ難くく、また、フロート式 され、水面の酸素が不足し、悪臭の原因に 太陽光発電設備を設置している他自治体でも、悪臭 なってしまうのではないか。 等の発生は確認されていないところです。 【野生生物への影響について】 本事業は、法令により環境影響評価等が義務付けら れている事業ではありませんが、野鳥など野生生物 専門家の意見を聞くなど、野鳥などの現状に への十分な配慮を行うため、事業者からの事業提案 1 ついて調査し、野生生物へ配慮した事業とし 時に第三者の意見聴取を行うなど、事業審査時に野 てほしい。 生生物への影響に関する評価項目に加える予定とし ています。 2 野鳥が利用できるよう浮島は残して欲しい。 同上(できる限り浮島を残せるよう配慮したいと考えて います。) 【周辺の生活環境への影響について】 1 近隣住民の反射の問題はどのように考えて いるのか。 フロート式太陽光発電設備のパネル設置角度は、一 般的に10度~15度と小さく、反射角に余り変化がない こと、また、調整池自体が掘下げ構造となっていること から、周辺への影響は極めて尐ないものと考えられま す。 松が丘調整池へのフロート式太陽光発電設備設置運営事業の概要説明に対する主な意見 № 意見等 市の考え方 事業提案時に工事施工に関する評価事項を加えると 工事の際に交通の妨げとならないように配慮 ともに、交通整理員の配置等の交通安全や騒音・振 2 してほしい。 動等の周辺生活環境への影響に関する指導を実施し ます。 【その他】 今回の説明会で出た意見には回答してほし い。 関係部署と協議し、回答します。回答の周知方法につ いては自治会・町内会等と相談の上、適切に対応した いと考えています。 今後、松が丘調整池の隣接地に、都市計画 決定された国道が設置される予定だが、それ 2 に伴って、豪雨のとき県から受入要請があっ た場合、道路や側溝からも水が流れ込み、調 整池の水があふれてしまうのではないか。 道路雨水の処理は道路管理者が行うこととされていま す。ご指摘の国道については、浸透マスの設置や雨 水管接続による河川への直接放流を行う計画とされ ており、調整池への流入はありません。 フロート式太陽光発電設備に関して、浮かせ た場合、調整池の側面などに当たらないの 3 か、すべての設備を浮かせるのか、また、維 持管理などは地上に置くものより高くなるの か。 フロート式太陽光発電設備は調整池の側面に当たら ないように設計されています。また、事業提案にもより ますが、殆どの設備(発電した電気を送電網に接続す る設備以外の設備)は、フロート上に設置する予定で す。 4 事業期間20年と長いがなぜか。 固定価格買取制度の買取期間が20年間となっている ため、事業期間を20年としています。 1 周辺自治会では、調整池の場所を活用して 工事の期間などは近隣自治会の皆様のご意見を伺い 5 催し物を計画している。工事の際は配慮して ながら、周辺環境に配慮しながら事業を進めていきま ほしい。 す。