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Slinto® Dictionary
2012 年 3 月 2 日 シュアールグループ 株式会社シュアール (株)シュアール、ソーシャルメディアと手話キーボードを用いた 手話辞典「Slinto® Dictionary」の β 版プレリリース 株式会社シュアール(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:大木洵人)は、“動画投稿サイト×集合知”をキー ワードにしたウェブの手話辞典「SLinto Dictionary(スリント・ディクショナリー)」(http://slinto.com)の β 版を 2012 年 3 月 2 日よりプレリリース致しました。本事業は、ブレークスルーキャンプ 2011(注 1)(主催:ブレークス ルーパートナーズ株式会社、共催:スローガン株式会社、協賛パートナー:日本マイクロソフト株式会社、他) 内にて、開発を開始し、日本マイクロソフト株式会社様、株式会社 pnop 様、株式会社シャルシステムサービス 様より御協力を頂いております。 特徴① ユーザー参加型のオンライン手話辞典 手話辞典には、紙媒体の辞典とオンライン辞典の二つがあり ます。従来の手話辞典には、 「紙媒体の辞典では、新語の対応が 難しい、静止画による手話動作の説明が理解しにくい。オンラ イン辞典は未発達の領域であり、収録単語数が少ない。そして、 両方の辞典に共通して、書記言語の単語一つに対して複数の手 話表現が存在しており(例: 「猿」には方言も含め 10 個以上の 手話表現が存在する) 、手話学習の際に戸惑う。」といった問題 点がありました。先述の問題を解決するために、シュアールで は、動画投稿サイトと集合知の辞典をモデルにした手話辞典を 作成しました。本サービスはユーザーによる手話映像の登録/評価を軸としています。近年のサービスには必須 であるソーシャル性を兼ね備えることで、投稿単語の増加が見込め、新語に即座に対応できます。また、評価機 能により、現在、最も支持されている手話表現を把握できる仕組みとなっています。 特徴② 手話キーボードを用いた、高速な手話入力 手話を構成する要素は複雑であり、手話要素の入力にポインティングデバイス(マウスやタッチパッドなど) を用いた手話表現の検索では手間も時間もかかります。シュアールが保有する特許技術「手話キーボード (注 2)」 を用いることで、キーボード上で入力を完結した、世界で初めての高速な手話表現の検索を実現しました。 SLinto Dictionary はユーザー参加型手話辞典のプラットフォーム提供に徹します。現在は、日米の二ヶ国同 時リリースですが、今後は随時、他地域でのサービスリリースを行い、海外へサービス拡大を行っていきます。 《プレスリリースに関するお問い合わせ》 株式会社シュアール 住所:〒252—0816 神奈川県藤沢市遠藤 4489—105 慶應藤沢イノベーションビレッジ 電話・FAX:0466—48—7640(KIEP 事務局内) E-mail:[email protected] 2012 年 3 月 2 日 シュアールグループ 株式会社シュアール 《会社概要》 株式会社シュアール(http://shur.jp)は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)から誕生した 2008 年創業 の元学生ベンチャー、シュアールグループ所属の会社である。ボランティアや助成金に頼った福祉ではなく、ビ ジネスの手法を用いて、福祉業界の発展を目的とする。福祉分野の中で、手話を専門に事業展開をしている。 注1)ブレークスルーキャンプ 2011 2011年7月より始まった若者向けのサービス/アプリ開発キャンプ。ブレークスルーパートナーズ株式会社が主 催、スローガン株式会社が共催、ブレークスルーキャンプ運営事務局が運営している。スマートフォン/ソーシ ャルメディア時代のトキワ荘を作るというコンセプトのもと、高校生から社会人2年目までの若者を対象に、全 23チームが2ヶ月間の開発合宿を行い、世界に通用するサービスをリリースすることを目的としている。 <協賛パートナー> プレミアムパートナー:日本マイクロソフト株式会社 シルバーパートナー:株式会社IMJ、株式会社アンダムル、株式会社gloops ブロンズパートナー:株式会社エス・エム・エム、エムスリー株式会社、フランステレコム株式会社、株式会社ドリコム、株式会社ミクシィ、ラー ニングエッジ株式会社、株式会社リクルート http://www.btcamp.com/ 注 2)手話キーボード 手話による表現を直接入力できるようにしたキーボード。汎用のキーボードを利用し、手話の「手の形」と「体 に対する手の位置」によって、手話の直接入力を可能にする。手指の形状をキートップに割り当てた「手形」入 力領域と、人の形を分割しキートップに割り当てた「位置」入力領域に分けた。左右の手の「手形」 、 「位置」そ れぞれのキー入力を組み合わせにより、手話をキーボードで入力できるようにした。PCT 国際出願国(日本、ア メリカ、EU、韓国)にて国内移行手続済み。 「手話キーボードおよびそれを用いた手話検索装置」(国際公開番号:WO/2010/087301、国際出願番号: PCT/JP2010/050897、日本国内出願番号 2009-035850) http://www.wipo.int/patentscope/search/ja/WO2010087301