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配偶者同行休業の運用について(PDF:12KB)

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配偶者同行休業の運用について(PDF:12KB)
○配偶者同行休業の運用について
平 成 26年 7 月 15日
務
第
1 6 6 5 号
警
察
本
部
長
配偶者同行休業の運用について(通達)
地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)、職員の配偶者同行休業に関
する条例(平成26年埼玉県条例第37号。以下「条例」という。)及び職員の配偶者同行休業に
関する規則(平成26年埼玉県人事委員会規則23−1)に基づくみだしのことについては、平成
26年7月15日から次により行うこととしたから、運用上誤りのないようにされたい。
記
第1
配偶者同行休業の承認関係
1
承認基準
配偶者同行休業の承認基準は、次に掲げる要件の全てを満たす場合とする。
(1)
条件付採用期間中の職員でないこと。
(2)
配偶者同行休業開始日前2年間において、勤務成績が不良と判断されたことがないこ
と。
(3)
配偶者同行休業の請求の時点において、職務復帰後一定期間(おおむね5年程度)の
在職期間が見込まれ、かつ継続して勤務する意思があること。
(4)
以前に配偶者同行休業をしたことがある場合には、前回の配偶者同行休業から職務に
復帰した後一定期間(おおむね5年程度)の在職期間があること。
2
公務の運営の支障の有無の判断
法第26条の6第1項に規定する「公務の運営」の支障の有無は、配偶者同行休業の申請
に係る期間について、当該申請をした職員の業務の内容及び業務量を考慮した上で、業務
分担の変更、配置換え、条例第9条第1項の規定による任用その他の当該業務を処理する
ための措置の可否等を総合的に判断するものとする。
3
期間
条例第5条第1項及び第6条第1項に規定する「配偶者同行休業をしようとする期間」
とは、連続する一の期間をいう。
4
申請内容の確認
配偶者同行休業の申請があった場合は、申請した職員の配偶者の外国滞在事由に応じて、
転勤辞令、入学許可証、査証(又は申請書)の写し等により、申請内容を確認すること。
5
承認の可否の通知
条例第5条第1項又は第6条第1項の規定による申請があった場合は、速やかにその承
認の可否を当該申請をした職員に通知しなければならない。
6
承認しない場合
前記1の承認基準並びに第2及び第3において定める要件に適合しない場合のほか、次
に掲げる場合には原則として承認しないものとする。
(1)
配偶者同行休業を請求した職員に係る一定の期間における勤務成績を判定するに足り
ると認められる事実がない場合等、勤務成績に基づき当該職員の公務への貢献の可能性
を判断することができない場合
(2)
配偶者同行休業を請求した職員が、配偶者同行休業期間中又は職務復帰後間もなく離
職するような場合等、職員の継続的な勤務の促進をもって公務の円滑な運営に資すると
いう配偶者同行休業の目的から外れる場合
(3)
以前に配偶者同行休業をしたことがある職員から、再度の配偶者同行休業の請求があ
った場合において、前回の配偶者同行休業から職務に復帰した後一定期間(おおむね5
年程度)職務に従事していないとき。ただし、次に掲げる場合であってその請求期間が
前回の配偶者同行休業の請求期間の範囲内であるときは、承認することができる。
ア
配偶者同行休業の承認が条例第7条第2号又は第3号に掲げる事由のいずれかに該
当して取り消された後、出産した子又は育児休業に係る子が死亡した場合
イ
配偶者同行休業の承認が職員の長期の入院等のやむを得ない理由により当該職員と
配偶者とが同居しない状態が相当期間にわたり継続することが見込まれることにより
取り消された後、生活を共にすることができる状態になった場合
第2
配偶者同行休業の期間
配偶者同行休業の期間は、外国での勤務等により外国に住所又は居所を定めて滞在する配
偶者と共に職員が当該外国に滞在する期間(往復に要する日数を含む。)とする。ただし、
配偶者同行休業に必要な最小限度の準備期間として転居等に必要な期間を配偶者同行休業の
期間に加えても差し支えないこととし、当該期間を含めて配偶者同行休業の期間は3年を超
えないこと。
第3
配偶者同行休業の事由
1
条例第4条第1号の「外国での勤務」とは、配偶者が法人その他の団体に所属して外国
において勤務することをいい、報酬の有無は問わない。
2
条例第4条第2号の「個人が業として行う活動」には、次に掲げる活動が含まれる。
(1)
法律、医療等の専門的な知識又は技能が必要とされる業務に従事する活動
(2)
報道機関との契約に基づいて行う取材その他の報道上の活動
(3)
音楽、美術、文学その他の芸術上の活動
3
配偶者同行休業の期間中において、配偶者が外国に滞在する事由に変更を生じた場合に
おける当該変更後の事由は、当該変更前の事由と同様、条例第4条の各号のいずれかに該
当し、かつ、6月以上にわたり継続することが見込まれるものである必要がある。
第4
人事異動通知書の交付
配偶者同行休業の承認、配偶者同行休業の期間の延長承認、配偶者同行休業をした職員の
職務復帰及び配偶者同行休業の承認の取消しは、原則として人事異動通知書(警察官の任用
に関する訓令(昭和40年埼玉県警察本部訓令第12号)様式第1)をもって行うものとする。
第5
報告
1
条例第8条第1項第3号の「配偶者と生活を共にしなくなった場合」とは、職員と配偶
者とが同居しない状態が相当期間にわたり継続することが見込まれることをいう。
2
職員は、承認を受けた配偶者同行休業の期間中に、条例第8条第1項に掲げる場合のほ
か、次に掲げる場合についても、遅滞なく、その旨を配偶者同行休業状況報告書(埼玉県
警察処務規程(昭和38年埼玉県警察本部訓令第12号)様式第6号の19)により所属長を経
て本部長に報告しなければならない。
(1)
配偶者の氏名又は職業に変更があった場合
(2)
配偶者が外国に滞在する事由に変更があった場合
(3)
配偶者が外国に滞在することが見込まれる期間に変更があった場合
(4)
職員及び配偶者の外国における住所又は居所に変更があった場合
第6
その他
所属長は、配偶者同行休業をしている職員の職務への円滑な復帰を図るため、当該職員の
所属における業務の状況その他必要と認める事項について、当該職員と十分な意思疎通を図
ること。
なお、その際には、配偶者同行休業をしている職員の生活、活動の状況等の把握にも努め
ること。
実施日
この通達は、平成26年7月15日から実施する。
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