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平成20年度 豊岡市事務事業評価シート(事務事業) シート①
平成20年度 豊岡市事務事業評価シート(事務事業) 事務事業名・コード 6321003 分野別 政策 施策 基本施策 6 3 2 1 担当部・課 事 業 目 的 予 算 費 目 市税収納事務 基本計画の実現に向けて 新しい時代にふさわしい行政経営 効率的、効果的な行政運営の推進 持続可能な財政運営の確立 市民生活部 税務課 課長 桒垣吉嗣 対象(誰を・何を) 会計 款 項 目 連絡先 シート① 1.一般会計 2.総務費 2.徴税費 2.賦課徴収費 0796-21-9045(内線2201) 意図(どういう状態にしたいのか) 市税の収納率を限りなく100%に近づける。適正な調定、収入額の集 計。過誤納金の迅速な還付・充当。適正な個人県民税の払込。 市税及び税外収入 ①市税及び税外収入の調定業務……市税等調定兼徴収実績表の作成及び調定伝票の起票 事 ②市税の徴収業務……市税の収納、督促、催告、調査、差押、換価、交付要求及び口座振替納付の奨励 業 ③市税の還付業務……過誤納となった場合の還付や滞納市税等への充当 の ④個人県民税払込・個人県民税徴収取扱費請求業務……個人市民税と併せて徴収することとなっている個人県 内 民税の払込及び徴収取扱に対する費用の請求 容 根拠法令・要綱等 ・国税徴収法・地方税法・豊岡市市税条例・固定資産税及び都市計画税、 法的義務 軽自動車税、国民健康保険税にかかる返還金交付要綱 総コスト (単位:千円) 平成19年度決算 155,125 平成20年度決算 215,655 平成21年度予算 129,909 事業にかかるコスト 事業費 97,838 143,719 57,973 国県支出金 14,005 8,188 10,851 有 従事人数 (財源内訳) 概算 地方債 その他 一般財源 人件費 正職 嘱託・臨時 5,551 78,282 57,287 6.83 0.80 5,893 129,638 71,936 8.49 0.82 5,319 41,803 71,936 8.49 0.82 事業の現状・課題・問題点 市税の税目は、個人・法人市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、入湯税、都市計画税である。 平成20年度決算における現年課税分の収入済額は、10,607,922千円、現年課税分の収納率は、97.7%(前年 97.7%)と前年比で横ばい状況にある。また、過誤納等による歳出還付金額(本税分)は、99,503千円となっている。 滞納の原因には、納税の失念や意識の欠如、担税力の低下など様々あるが、現年課税分における翌年度繰越額が 2億4千万円を超える状況であり、滞納整理の更なる推進が必要である。 また、個人県民税徴収取扱費の請求については、算出事務等の煩雑化が懸念される。 1次評価(担当部課評価)の内容・評価結果を踏まえた事業展開 税負担の公平性を保ち、納税者からの信頼を高めるとともに税収の確保を図るため、滞納者個々の 滞納の原因等の状況を把握するとともに、預金などの債権や、動産、不動産の徹底調査に努める。 また、迅速かつ適正に差押処分と換価処分を行うとともに、コンビニ収納など納税者ニーズに沿っ た収納システムの導入を検討する。 外部評価(事務事業評価委員会)の内容 総 効果を比較検討したうえで、電算システムの改良による効率化を図る必要がある。 合 評 口座振替の推進など、収納率の向上、徴収業務の省力化に努められたい。 価 2次評価(最終評価)の内容 費用対効果を十分検討したうえで、電算システムの改良等による効率化を図る必要がある。 市税の徴収業務については、これまで以上に口座振替の推進など、収納率の向上、徴収業務の省 力化に努める必要がある。 また、庁内の滞納対策部会において、関係する課とさらに協力を深めて、効果的に業務を遂行する 必要がある。 今後の展開(評価結果を受け今後どうするか) 費用対効果を十分検討したうえで、電算システムの改良等による効率化を図ること。 市税の徴収業務については、これまで以上に口座振替の推進など、収納率の向上、徴収業務の省力 化に努めること。 また、庁内の滞納対策部会において、関係する課とさらに協力を深めて、効果的に業務を遂行するこ と。 1次評価 B 外部評価 B 最終評価 B 方向性 改善 2/3 平成20年度 豊岡市事務事業評価シート(事務事業を構成する業務) № 6321003 (単位:千円,人) 1 業務名 業務内容 市税及び税外収入の調定及び収納業務 市税の入金消込、調定兼徴収実績表の作成及び口座振替納 付奨励 対象 市税及び税外収入 目的 市税等の調定額、収入済額を確定する H19決算額 10,798 事業費 実施内容・結果 関与必要性 1 次 評 価 市税収納事務 H20決算額 15,516 H21予算額 11,674 法定受託・ 法的義務該当 △ 年間従事人数 正職 臨時等 0.71 0.00 0.71 概算 人件費 業務単位 フルコスト 5,822 21,338 本庁 主な支出内容 滞納管理システム借 上料:2,542 印刷製本費:1,131 負担金:564 城崎総合支所 竹野総合支所 日高総合支所 出石総合支所 但東総合支所 ・現年課税分(決算額) 調定額 (H18: 9,926,101千円 、H19: 10,795,910千円 、 H20: 10,857,873千円) 収入済額 (H18: 9,828,182千円 、H19: 10,548,654千円 、 H20: 10,607,922千円) 収納率 (H18: 97.8% 、 H19: 97.7% 、 H20: 97.7%) ・滞納繰越分(決算額) 調定額 (H18: 896,511千円 、 H19: 910,197千円 、 H20: 922,965千円) 収入済額 (H18: 117,895千円 、 H19:154,135千円 、 H20: 200,942千円) 収納率 (H18: 13.2% 、 H19: 16.9% 、 H20: 21.8%) ・調定兼徴収実績表の作成 毎月1回 ・口座振替実績 (H18: 3,956,212千円〔155,222件〕、H19: 4,424,539千円〔156,295件〕、H20: 4,516,824千円〔156,357件〕) 法に基づき、市が直接行う業務である。 4 有効性 4 市の財源の根幹をなす業務であり、これらの目的実現・達成に大きく寄与した。 効率性 3 電算システムにより概ね効率的な運用が図られているが、調定・徴収実績集計など非効率な部分も残っている。 総合評価 (現状・問題点) B 毎月の調定・徴収実績の集計に時間がかかる。納税者の納税方法が直接納付と口座振替に限定されている。 電算システムの有効活用に努める。納税方法については、口座振替制度を推進するとともに、上下水道料金の実績等 を検証しながらコンビニ収納等の検討を進める。 改善方針(今後) ※2次評価欄は、1次評価と2次評価の結果が異なる B 2次評価 № 費用対効果を十分検討したうえで、電算システムの改良等による効率化を図る 場合または特にコメントを付す必要があると判断した 場合に記入しています。 必要がある。 (単位:千円,人) 2 業務名 業務内容 市税の徴収業務 市税の徴収業務(督促、催告、調査、差押、換価、交付要求 等) 納税義務者 目的 市税の収納確保 H19決算額 3,352 実施内容・結果 △ H20決算額 3,744 H21予算額 4,499 年間従事人数 正職 臨時等 7.20 0.82 4.80 主な支出内容 郵便料:3,744 対象 事業費 1 次 評 価 法定受託・ 法的義務該当 0.47 0.39 0.73 61,358 業務単位 フルコスト 65,102 0.80 本庁 城崎総合支所 竹野総合支所 日高総合支所 0.55 出石総合支所 0.26 0.02 但東総合支所 ・督促状発送件数 (H18: 31,532件 、 H19: 31,434件 、 H20: 29,375件) ※納期限後20日以内に督促状を発しなければならない。 ・差押件数 ※国保税を含む 債 権 (H18: 128件、 H19: 146件、 H20: 271件) 不動産 (H18: 46件、 H19: 66件、H20: 62件) 動 産 (H18: 33件、 H19: 32件、 H20: 29件) 自動車 (H18: 5件、 H19: 17件、 H20: 23件) 合 計 (H18: 212件、 H19: 274件、H20: 385件) ・換価処分の状況(交付要求の配当を含む) ※国保税を含む 債 権 (H18: 6,703千円 〔82件〕、 H19: 21,082千円 〔111件〕、 H20: 37,928千円 〔220件〕) 不動産 (H18: 2,290千円 〔1件〕、 H19: 7,424千円 〔16件〕、 H20: 32,485千円 〔14件〕) 動 産 (H18: 2,211千円 〔17件〕、 H19: 2,546千円 〔32件〕、 H20: 1,700千円 〔50件〕) 自動車 (H18: 1,030千円 〔1件〕、 H19: 1,156千円 〔5件〕、 H20: 1,159千円 〔3件〕) 合 計 (H18: 12,234千円 〔101件〕、 H19: 32,208千円 〔164件〕、 H20: 73,272千円 〔287件〕) ・その他 各種財産調査、インターネット公売、不動産公売、捜索による財産引上げ、管外徴収及び通常の窓口業務 関与必要性 4 市が直接行う業務である。 有効性 4 3 市の財源の根幹をなす業務であり、これらの目的実現・達成に大きく寄与した。 効率性 総合評価 (現状・問題点) B 改善方針(今後) 2次評価 概算 人件費 B 差押動産管理システムの構築により、煩雑であった管理の効率化が図れた。 滞納繰越額が増加している。督促状の発送件数も多く、発送に要する経費も多額となっている。また、差押物件の収納 場所が不足している。 滞納額を減らすため滞納原因を追及しながら、差押処分、 換価処分等、滞納整理を強化していく。差押物件の収納場 所については、総合支所を活用していく。 これまで以上に口座振替の推進など、収納率の向上、徴収業務の省力化に 努める必要がある。 庁内の滞納対策部会において、関係する課とさらに協力を深めて、効果的 に業務を遂行する必要がある。 ※2次評価欄は、1次評価と2次評価の結果が異なる 場合または特にコメントを付す必要があると判断した 場合に記入しています。 3/3 平成20年度 豊岡市事務事業評価シート(事務事業を構成する業務) № 6321003 (単位:千円,人) 3 業務名 法定受託・ 法的義務該当 市税の還付業務 △ 業務内容 市税が過誤納となった場合の還付及び滞納市税等への充当 対象 過誤納金還付請求権者 目的 過誤納により市税債権額を上回る収納となった金銭の還付若 しくは充当 H19決算額 83,688 事業費 実施内容・結果 1 次 評 価 市税収納事務 H20決算額 124,459 年間従事人数 正職 臨時等 0.45 0.00 0.45 概算 人件費 3,690 業務単位 フルコスト 128,149 本庁 主な支出内容 還付金及び返納金: 124,459 城崎総合支所 竹野総合支所 日高総合支所 出石総合支所 H21予算額 41,800 但東総合支所 本税のみ ・歳入戻出 現年課税分 (H18: 39,274千円 〔1,194件〕 、 H19: 37,863千円〔1,231件〕 、 H20: 43,753千円 〔1,555件〕) 滞納繰越分 (H18: 1,445千円 〔110件〕 、 H19: 1,247千円 〔86件〕 、 H20: 2,847千円 〔160件〕) ・歳出還付 (H18: 30,205千円 〔839件〕 、 H19: 55,588千円 〔1,571件〕 、 H20: 99,503千円〔3,285件〕) ・還付発生の主な理由 確定・修正申告、現況訂正、誤納等 ・事務の流れ ①現年・滞繰分のみ情報推進課から還付対象者リストが出力される。②還付理由、充当先の有無(滞納チェック)を確認後、還 付金額、加算額、還付方法等を決定 し、決議書を作成する。③現金還付者、充当処理者、口座振込者に分類し、それぞれの 払出票を金融機関へ提出。④還付通知書を発送し、現金還付者の現金封入及び受渡し作業と口座振込者への入金処理を行 う。 関与必要性 4 市が直接行う業務である。 有効性 4 市の財源の根幹をなす業務であり、これらの目的実現・達成に大きく寄与した。 効率性 2 還付事務の一部をアクセスで処理することにより効率的になったが、まだ手作業に依存する部分が多く残っている。 総合評価 (現状・問題点) B 滞納状況の確認、還付加算金の算出、歳出還付に係る決議書等の作成などを手作業で行っており、毎月の集計事務 にかなりの時間を要する。 電算システムの改良等により事務の効率化を図る。 改善方針(今後) ※2次評価欄は、1次評価と2次評価の結果が異なる № 費用対効果を十分検討したうえで、電算システムの改良等による効率化を図る 場合または特にコメントを付す必要があると判断した 場合に記入しています。 必要がある。 B 2次評価 (単位:千円,人) 4 業務名 業務内容 県民税払込・県民税徴収取扱費請求業務 △ 個人市民税と併せて徴収することとなっている個人県民税の払 込及び賦課徴収事務取扱に対する費用の請求 兵庫県 目的 個人市民税と併せて徴収する個人県民税の払込及び取扱費 用の収入 0.13 概算 人件費 1,066 業務単位 フルコスト 1,066 本庁 城崎総合支所 竹野総合支所 H19決算額 実施内容・結果 年間従事人数 正職 臨時等 0.13 0.00 主な支出内容 対象 事業費 1 次 評 価 法定受託・ 法的義務該当 H20決算額 0 日高総合支所 出石総合支所 H21予算額 0 但東総合支所 0 ・個人県民税払込状況 現年課税分 (H18: 1,123,639千円 、 H19: 2,101,216千円 、 H20: 2,198,328千円) 滞納繰越分 (H18: 10,806千円 、 H19: 15,596千円 、 H20: 26,776千円) ・個人県民税徴収取扱費 事務委託金 (H18: 80,930千円 、 H19: 157,045千円 、 H20: 199,176千円) システム改修等事務費交付金 (H19: 2,379千円) 関与必要性 4 市が直接行う業務である。 有効性 4 県との委託契約によって実施する業務であり、この目的実現・達成に大きく寄与した。 効率性 3 電算システムの導入により効率化を図っている。 総合評価 (現状・問題点) B 改善方針(今後) 税政改正(税源委譲等)に伴い、取扱費の算出が一層煩雑となり、事務処理にかなりの時間を要する。 電算システムの改良等により事務の効率化を図る。 ※2次評価欄は、1次評価と2次評価の結果が異なる 2次評価 B 費用対効果を十分検討したうえで、電算システムの改良等による効率化を図る 場合または特にコメントを付す必要があると判断した 場合に記入しています。 必要がある。