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授業科目名 国際政治学特殊研究 (Problems of In ternational
授業科目名 国際政治学特殊研究 (Problems of In ternational Relations) 必修の区分 ※ 単位数 4.0 開講年次 1 講師名 高坂 誠 所属 本部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 現代の錯綜した国際関係を腑分けして問題の深淵に光を当て、解決の方途を探るため の国際政治戦略の可能性について、事例研究を交えながら論究する。本講の到達目標 は、国際政治戦略論の理論体系や研究動向を、大学院生それぞれの課題研究と連関さ せ、学位論文の内容をより完成された高みへと誘うことである。 講義内容・授業計画 加速度的に混迷を深める現代世界の奔流を前にして、それでも私たちは理想を、望ま しい未来を取り戻すための努力を抛棄するわけにはいかない。本講では、ひとりひと りの人間が自由と尊厳と平和のなかに生きる社会を取り戻すための政治戦略や国際環 境について、学位論文の完成を視野に入れながら議論を深めたい。 授業計画 1-3講. 4-6講. 7-11講. 12-16講. 17-20講. 21-25講. 26-30講. 国際政治戦略論の基本的概念と理論的枠組み 国際政治戦略論の研究動向と課題 国際政治戦略と国際経済戦略、国際経営戦略の連関 事例研究Ⅰ 事例研究Ⅱ 事例研究Ⅲ 総括と展望 授業では、学位論文に値する内実をもった文章を書くための日本語(英語)リテラシ ーの向上や、状況を客観的に判断し的確に自己を表現する、実践的なコミュニケーシ ョン能力を鍛錬する場もあわせて展開していきたい。 テキスト テキストは学位論文作成を射程に入れ、欧米の学術誌に発表された最近の重要な論文 を選択する。 参考文献 参考文献はその都度指示する。図書館にある関連分野の文献を、週1冊のペースで読 み進んでほしい。 成績評価の基準 成績は出席や研究発表などの平常点(70%)と、学期末に提出が求められる研究ノー ト(30%)を総合して評価する。 履修上の注意・履修要件 少人数の授業なので、履修者には自己の研究課題に関する真摯なアプローチと適度な 緊張感の持続が求められる。 備考 担当教員は不穏な情勢が続く中東・西アジア地域に今年度も現地調査に出かける予定 であり、最新の情勢について講義のなかで報告し、議論を深めていきたい。