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PowerPoint プレゼンテーション - DATA BOX
国際情報システム特論Ⅱ 第1回 オリエンテーション (自己紹介) 京都警察~大和総研を経て独立。ユニクロやソフトバンクなどでITマーケティングや ネットビジネスを支援。 1国際情報システム特論Ⅱで何を学ぶのか -情報システムのグローバル化が必要となる四つのシナリオ- 国際情報システム特論Ⅰではグローバル化のために必要となる情報システムの要素(企業、 取引、社会)を学んだ。国際情報システム特論Ⅱでは情報システムが進むべきグローバル化の 方向性について学ぶ。 ①海外上場での報告義務、国内上場の国際会計基準化 情報システムの国際会計基準への対応 ②海外企業との取引拡大、連携強化 サプライチェーンシステムのグローバル化 ③システム開発コストの増大、国内マンパワー不足 オフショア開発ニーズの拡大 ④クラウドコンピューティングなど国境を越えた情報システムの登場 グローバルITガバナンスの必要性 2国際情報システム特論Ⅱの講義計画 -企業のグローバル化に不可欠となる情報システムの国際対応- 第1回:オリエンテーション 第2回:国際会計基準対応と財務諸表 第3回:国際会計基準対応とルール変更 第4回:国際会計基準対応と情報システム 第5回:グローバルサプライチェーンと標準化 第6回:グローバルサプライチェーンと生産管理 第7回:グローバルサプライチェーンとCSR調達 第8回:オフショア開発と契約管理 第9回:オフショア開発と品質保証 第10回:オフショア開発とサービスマネジメント 第11回:グローバルITガバナンスとEA 第12回:グローバルITガバナンスとCOBIT 第13回:グローバルITガバナンスとアーキテクチャ 第14回:事例研究:国際会計基準対応、グローバルサプライチェーン 第15回:事例研究:オフショア開発、グローバルITガバナンス ※各回テーマ別ディスカッション(うち1テーマを選んで小レポート提出) ※事例発表はチームごとの発表 3国際情報システム特論Ⅱの講義紹介 -①国際会計基準対応- 国際会計基準対応とルール変更 国際会計基準対応と財務諸表 日本基準では貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー 計算書、株主資本等変動計算書の四つ 販売管理、生産管理まで及ぶ システム変更 国際会計基準対応と情報システム 二重管理かデータ出力対応か 3国際情報システム特論Ⅱの講義紹介 -②グローバルサプライチェーン- グローバルサプライチェーン と標準化 データ形式だけでなくプロセス順序まで合わせる 必要あり グローバルサプライチェーン と生産管理 PLM製品情報管理の共有も必要に グローバルサプライチェーン とCSR調達 QCD(品質コスト納期)から QCDSME(+安全モラル環境)へ 3国際情報システム特論Ⅱの講義紹介 -③オフショア開発- オフショア開発と契約管理 ラボ契約:一定期間、一定要員を常に確保する契約 オフショア開発と品質保証 通訳と翻訳だけでは品質保証できない オフショア開発とサービスマネジメント 変更管理、障害対応、運用保守支援はどうなるのか? 3国際情報システム特論Ⅱの講義紹介 -④グローバルITガバナンス- グローバルITガバナンスとEA グローバルITガバナンスとCOBIT グローバルITガバナンスとアーキテクチャ ITガバナンスなしで情報システムの グローバル化が進むとどうなるか? 二重投資 ITリスクの増大 連携不能 3国際情報システム特論Ⅱの講義紹介 -①国際会計基準対応の課題- 3国際情報システム特論Ⅱの講義紹介 -②グローバルサプライチェーンの課題- 業務もバラバラ、情報もバラバラでは連携しようがない 3国際情報システム特論Ⅱの講義紹介 -③オフショア開発の課題- 1.コミュニケーション 日本人の間でも用語の解釈が異なったり、仕様書の理解で問題が発生する。母国語が違うエンジニア 間での作業になるので、問題が多発する事が多い。 2.文化・商習慣 時間管理や業務に対する姿勢や品質向上への取り組み方が大きく異なる。また、商慣習も違うため、 正確に仕様を理解されないケースも発生する。通常、オフショア先のエンジニアの判断で仕様を解釈し、 後になってから問題が発覚する。 3.生産性 生産性向上策として、ソースコードを部品化し、次回以降の開発でその部品を使い、生産性を大幅に 高める取組みがあるが、オフショア開発の受託会社は、その意識がない事が多い。また、発注者から指 定されたコーディング規約のそわないケースも散見される。 4.セキュリティ 文化・商習慣の違いとも関連するが、特に中国は著作権の意識が欠落している場合が多い。このこと から開発したソースコードや設計書類が外部に流出することもある。 3国際情報システム特論Ⅱの講義紹介 -④グローバルITガバナンスの課題- 全体最適をめざす計画・調整機能が不可欠に