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10年 1月号
あんき工房だより 2010 年 1 月号 今月のテーマ ドイツ・オーストリア研修の報告(ユニバーサルデザインより) 2010 年 年賀状 昨年 9 月 20 日から 27 日までドイツ・オーストリアに娘と研修旅行に行ってきました。 はじめての海外旅行に丌安もありましたがとても良い経験になりました。 皆さんにもちょっとだけですがユニバーサルデザインの視点で報告させて頂きます。 ◆一日目◆ 【機内】セントレア~フランクフルト ルフトハンザ・ドイツ航空 揺れる狭い機内での食事用にとよく考えられた容器を使っています。 持ち手付きのコップは安心感がありました。トレイも滑りにくい素材 です。主菜は選択できます。(和食 or 洋食) 飛行機の中の楽しみは食事とビデオ。たまにトイレに行くぐらい。 サラダ・茶そば・酢豚・ 拘束された13時間。お尻が痛くて辛かったです。 フルーツ・パン 【空港~ホテル】 フランクフルト国際空港。表示は見やすく目に飛び込んでくるような 配色です。 ●ホテルの身障者用駐車場 ●車のナンバープレート EU ナンバープレートは左下に国記号が 入っています。 ドイツは D、フランスは F、ハンガリーは H といった具合です。 1 【ホテル】 「マインツ」で 1 泊しました。 ベッドの高さが 60cm。足が届かず飛び降りるといった感じでした。 トイレの使い心地は悪くなかったです。便器洗浄ボタンは押すタイプです。 ひねるという動作でないので使いやすいと感じました。 丌便に感じたのは水栓金具です。シャワーの使い方や浴槽の栓の仕方にとま どいました。お湯がでる部屋は運がいいですよ。と添乗員の方にも言われました。 鍵の開け方も難しく 1 時間も中に入れなかった方もいました。 避難誘導用の案内看板 絵や色分けでわかりやすくしてあり文字が読めなくてもなんとかなりそう でした。日本にいる時はあまり確認していませんでしたが言葉が通じない土地では これが頼りになります。 ◆二日目◆ 【リューデスハイム】 ●看板が見やすくて素敵! 職業がわかる看板が通りの目立つ位置に掲げられています。 中世のドイツでは、まだ文字が読めない方が多かったそうです。 どんな商品を扱うお店かを鉄製の透かし看板にして壁から張りだしてわかりやすく した名残だそうです。 観光客である私たちにもとてもわかりやすく楽しい看板が多くみられました。 ●窓が美しい。 どこへ行っても窓辺に花が飾られています。 窓の開閉も日本のように引き違いではなくドレーキップ(内開き・内倒し)が多かったです。 ドイツには網戸がない家が多いそうです。それは防虫を兼ねた花飾りの効果だそうです。 ゼラニウムがとてもきれいに咲いていました。 【ライン川クルーズ】 ライン川クルーズは川岸に見える古城をみる のが楽しみです。 葡萄畑は日本と違い立ち木状になっていました。 段々畑はすべて葡萄です。 2 ♪ローレライの岩山 ローレライ岩山の前のレストランで昼食のロールキャベツ。 レストランのトイレの 巨大トイレットペーパー 洗浄方式は背面に 大型押しボタン式 これも使いやすい! 【ハイデルベルク】 ハイデルベルク城 城から旧市街をみる。 広場 茶色の屋根の景観が美しい。 カール・デオドール橋 橋の向こうはゲーテも散歩した 元祖哲学の道 市街散策 電話ボックス open タイプと close タイプ 標識 集いの場 わかりやすいですね。 いろんな所にテーブルと 長めの把手の形状も面白い 分別ゴミ箱 環境先進国ドイツ! 椅子が置かれ老若男女が楽しそうに ワインやビールを飲んでいました。 【ホテル】ローテンブルク ホテルはヨーロッパスタイルと言われるホテルです。 運よく良い部屋に当たりました。 ガラスシャワーブースはラジオ付きです。 日本製より明るい感じがいいですね。介護や子育てにもつかえそう。 とてもおしゃれでかわいい部屋でした。 3 アイテム ドアはレバーハンドルで鍵付き(鍵はとれません) この後宿泊するホテルでも同じタイプの窓の取手がありました。 スイッチはワイドタイプ 日本で言う蛍スイッチのように赤いランプのついたものも ありました。 ホテル内はおしゃれな椅子がところどころに置かれています。 廊下の床は絨毯貼り、手すりもあり、階段も緩やかで 高齢者にもやさしいホテルだと思いました。 照明が暗いのも特徴だそうです。 これは何でしょう! エレベータです。手動開き戸となっています。 日本ではエレベータがあれば楽に 2 階に上がれるという感覚なのですが こちらのタイプは自分で扉を開けなくてはいけません。 ◆標識って面白いですね。 ドイツの標識は女性と子供 日本は男性と子供 「犬のフン禁止」には厳しいようです。 罰金あり。ごみ袋とフン専用のゴミ箱まで ありました。 今回はドイツ前半の紹介でした。次回は後半ロマンチック街道です。 この看板はなんの看板でしょう どこで見つけた看板でしょうか? 次回紹介します。 あんき工房 Open Living 平成22年 1 月28日(木)午後1時00分~午後 4 時00分 平成22年 2 月 6日(土)午後1時00分~午後 4 時00分 見学・相談は事前に連絡いただければこの日に限りませんので お気軽にご相談下さい。 4