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平成24年 大谷北小学校学校だより 6月 お お き な 木 うめ か む しょうねん みみ す き 梅を噛む 少 年 の耳透きとほる ◇ さいとう さ ん き (西東三鬼) 音楽鑑賞会がありました ○ 6月15日県民の日「音楽鑑賞会」が行われました。1∼3年生と4∼6年生に分かれ て木管五重奏とパーカッションのアンサンブルの生演奏を鑑賞しました。 低学年の児童は、楽しいところでは体をゆすり、見事な演奏には歓 声をあげるなど、本当に素直に音楽に反応していました。高学年の児 童は、リアクションは低学年に比べて控え目でしたが、演奏する姿を 真剣に目で追っていることがよく分かりました。ともにすばらしい鑑 賞態度でした。 演奏者の代表の方が、 「北小の子どもたちは、ノルところはノリ、聞 くところはよく聞いてくれるので、とても演奏がしやすかった。」との 感想をくださいました。 さわやかな風の中、とても素敵な時間を過ごすことができました。 ○ まず「剣の舞」を聞きました。 「剣の舞」は、はげしくなったり静かになったりするのを はだで感じました。「日本の夏メドレー」は「茶つみ」など知っている歌ばかりでしたが、 本格的な楽器で演奏するとなめらかな感じやひびきがすごく伝わってきました。 「おもちゃの兵隊の行進曲」では、ぼくがあまり知らない楽器で演奏していました。特に おもちゃみたい楽器は知らなかったので、初めて聞いて(小さな音だけど、こんな音が出 るんだ)と驚きました。 (6年男子の感想) ○ ぼくは、はじめて 音がくのたのしみかたを しり ました。からだで がっきみたいに えんそうしてい て すごかったです。「つるぎのまい」というきょく がすきです。あと「おもちゃのへいたいのこうしん」 もすきです。がっきのしゅるいが あんなにいっぱい あったなんて しりませんでした。ぼくはあんなにし らないきょくがあるなんて しりませんでした。これからも音がくを もっとしりたいと おもいました。 (2年男子の感想) ○ オープニング曲で木琴をやっていた寺田さんが、速く細かく演奏していたのですごいと 思いました。私が一番心に残った演奏は「おもちゃの兵隊の行進曲」と「音楽のおくり物」 です。 「おもちゃの兵隊の行進曲」は、いろいろな打楽器を使っていて、様々な音色が聞け ました。「音楽のおくり物」は、私たちといっしょに演奏してくれたのでよかったです。 私も合奏をやっているので、知っている楽器もありましたが、私が知らない楽器もあっ たので、今日はいろいろなことが学べました。とっても楽しかったです。 (6年女子の感想) ◇ 全校集会がありました ○ 6/7(木) 今年初めての全校集会がありました。校長が全校生の前で話す機会は年に 20回くらいありますが、自由な話題で話せるのは全校集会のときです。今回は、まど・み ちおさんの詩「朝がくると」を子どもたちと掛け合いで(「ぼくが作ったのでもない」の部分 は子どもが言う)朗読した後「あなたはどんなものをつくれる人になりたいですか?おしえ てください。つくるのは、ものばかりとはかぎりません。」と投げかけてみました。 朝がくると まど・みちお 朝 が く る と と び 起き て ぼ く が 作 っ た の で もな い 水 道 で 顔 を あ ら うと ぼ く が 作 っ た の で もな い 洋服を きて ぼ く が 作 っ た の で もな い ご は ん を む し ゃ むし ゃ た べ る そ れ か ら ぼ く が 作っ た の で も ない 本 や ノ ー トを ぼ く が 作 っ た の で もな い ラ ン ド セ ル に つ めて せなかに しょって さ て ぼ く が 作 っ たの で も な い 靴を はくと た っ た か た っ た か で か け て いく ぼ く が 作 っ た の で もな い 道路を ぼ く が 作 っ た の で もな い 学校へと ああ なんのために い ま に お と な に なっ た ら ぼ く だ っ て ぼ く だっ て な に か を 作 る こ とが で き る よ うに な るた め に 提出は自由ですが、100名近くの児童がお返事を書いてくれました。学年に関係なくそ れぞれに、あこがれや、夢を書いてくれました。 (あの子はこんなことを考えているのか)と、 読んでいてとても楽しくなりました。中には日記のテーマとして扱ったクラスもあり、感心 させられる内容のものがたくさんありました。 ○ ○ ○ みんながよろこぶごはんを つくれるようになりたいです。 (1年女子) マンガをつくって みんなによませたい。 (2年男子) ぼくは、スーパーレスキュー隊になりたい。りゆうは、みんなをまもりたいからです。 (3年男子) ○ わたしは、工作をするのが大好きです。なので、赤ちゃんもあそべるおもちゃをつくり たいです。 (4年女子) ○ わたしは、しょうらい栄養士になりたいので、栄養バランスも良いし、おいしい食事を つくれる人になりたいです。 (5年女子) ○ わたしは、看護士になりたいから、笑顔をつくりたい。そして、人を助けたい。 (6年女子) ○ ぼくは、今あこがれているサッカー選手のボールを作りたいです。今は、日本代表の長 友選手にあこがれています。ほかは本田選手です。無回転フリーキックにあこがれていま す。ぼくはその選手や、日本代表の人に使ってもらいたいです。 (4年男子の日記より) 集会では、たった一度詩を読んだだけなのですが、(人のために役立つ人になって欲しい) という願いをきちんと受け止めて、はっきりとした理由もつけて、自分の夢を文章にできる 本校児童は、さすがだと思います。