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北太平洋における鮭鱒の再生産に関するソ連の実情II ワレンツ海域に

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北太平洋における鮭鱒の再生産に関するソ連の実情II ワレンツ海域に
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1
1
l
北太平洋における鮭鱒の再生産じ関するソ遠の鋭
I
:E
ワレンツ海域に極東産鮭類を風
土馴化させる仕事について
中央生産風土岡1
1
化ステーシヨン技師長
エム・エス・ラーザ、レプ
聞
1
11
1
9
3
3年から 1
9
3
9年にかけて,自海及び
村山久郎訳
山…
1
川H
川
叩目
1111
来た。
乙極東産の鮭類を風土
ワレンツ海の海域 i
風土馴化が成功するか否かはこの新し
周1化させる仕事が行われた。オネガ Mの
い種類の魚を定化させる水槽の必要欠く
オ不ジスキー養魚場にアムールれJ
l
から夏
べからざる生態学上の諸条件が備わって
いるかに懸っているのである。鮭類が風
鮭の魚卵が 8
2
7万 5千 筒 輸 送 さ れ て 来
た。タコラ Mのタイポリスキー養魚よきおこ
i
土馴化するに都合の良い主な条 f
l
ニの中の
3
3万 9千 筒 の 魚 卵 が 輸 送 さ れ て 来
は2
?こ。しかし人工併化によってオネジスキ
ー養魚場では 6
明 万 1千)もタイポリス
一つはえんぶりお()凶)が発注する 1寺
期
の水温である。
キー養魚場では 2
1
2万 9千品の卵黄嚢を
場の養魚家ブェー・アー・ボダーロプは
J
[
ぶらさげた稚魚が山たにも拘わらず鮭'f
1
9
4
8から 1
9
5
1年にかけて人工僻化の際 l
己
負t
の卵が死滅する原因を解明する研究を
して来た。すなわちカールブーシヤ(樺太
の風土問1化について (
"
J浮f
催予 7
こる結果を
件ることがなかった。
外国文;献によれば,アメリカの r~ 魚矧
保護 )
jで極東 1
去最l'紛の風土矧1化の試みが
実施されたことが I
1
)
Jらかである。 (
1
9
3
7
1二にダビドソン氏及びハッチンスン L
(
;に
よって)すなわちカルホルニア及びアラ
Aをハワイタ I
]
)
:
!
jタ
スカのinJ川より鮭のがW
スマニア品,ニュージーランド 11~?j ,チリ
i
除
)
,
.
:
1
毒
魚l
々場のプガチョウスキー養魚
,
鱒)の人工ー附化は好結果を得るに [jし
I
I
l
jじ条件の下で自主の卵が死滅するという
理由を角平明することである。
j
u
Jから人工作?化場に入って来る水の温
度が 0
.
20迄 下 っ て い る こ と が 解 明 さ れ
た。このような i
品皮ドではガルブーシヤ
の卵の人工附化は正常に行われるが,東:
1
ー,アルゼンチン,北アメリヵ ~t 7'tん英
の卵は死滅するのである。下 r
i
己の表は
国,アイルランド,独逸,伊太干 J
I,芥 l
鏑
1
9
4
8年から 1
9
5
1年にかけての鮭の卵の人
1
i
J
川I
乙放流した c
のi
工瞬、化の結果である。このことは産卵期l
紅鮭の風土馴化の確子たる結果はニュ
ージランド,チリーの北部及びアメリカ
の白然条件 によって確認される。
の五大湖地│乏の河川のみに見ることがけ l
鮭(ケター)はより温い河床の水が流れ
A
ガルブーシヤは砂洲で産卵するが,白
19
出る場処で産卵をするのである。ソ同盟
の欧洲地区の北部の河川,特にムルマン
スク州の河川は貴重な企業魚類に乏ぼし
いのであるが,鮭類にとっては絶好の産
卵場処である。コラ半島の河川でもっと
も貴重な企業魚、はシヨムガ(鮭 salmo
s
a
l
a
r
) である。しかしシヨムガは砂州
で、産卵をしない。このために産卵場処の
ζ
とからシヨムガ(鮭)とガルプーシヤ
(樺太鱒〕が競争することを心配する必
要はない。またガルプーシヤとシヨムガ
の幼魚が栄養のことで競合をすることも
河様にない,何故ならシヨムカ、の幼魚、は
河に三年間留っているに反し,ガルプー
シヤの幼魚は河床から生れると直ちにいI
口から海域に流下して行くのである。
1932年から 1939年にかけて,鮭炉、の風
土馴化の試みに際して見逃がされた誤謬
や極東産の鮭類の生態学上の要求を検討
し,中央生産風土馴化ステーシヨンは,
ケターの卵でなく,ガルプーシヤの卵を,
o
rからで
またアムール河のような大きな i
なく,その水学体系が多くの点でコラ
半島の河川と似ている樺太の小川)けか
ら輸送して来ることに決したのである 0
1
9
5
6年の魚卵の輸送方法は 1932年 か ら
1
9
3
9年にかけてのそれと異っている。
1
9
3
2年から 1939年には魚卵を活滋に動く
えんぷりおの状態でしかも稚魚になる間
際のものを枠の中に入れて1.5の層で輸
956年にはガルプーシヤの卵
送したが, 1
を眼が色素沈着した段階で 3.5センチの
厚みの層に積み重ねて輸送した。魚卵は
樺太からムルマンスク迄 6昼復かかって
輸送される。試験用に,ケターの卵を受
0センチの層をなして函につめ
精後すぐ 3
た。輸送問に魚、卵のすたれは 28%に達し
T
こ。すたれの理由は魚卵を受精後すぐ輸
送したからでなく,魚卵と容器の蓋の間
に空間がすいており,そのため魚卵が自
由に位置を変へ,振動するに当って損失
fることから起きるのである。
を蒙 t
表面の魚卵のみがすたれを生じ,下の
)留によりぎっしりと詰っているがすたれ
は少ないのである。
樺太ではこのような容器で魚、卵を養魚
場から他の地区の養魚、場へ輸送するに際
し,上 l
i己の結果を生んでいる。
人工併化の場合,ケターの卵は全部死
滅した。
樺太からカかルプーシヤ(樺太鱒)の卵
を二組飛行機で輸送した。一組の魚卵は
冷却!と湿気を与えるため氷をつめて送っ
た。すなわち輸送時において空気の泊度
放にである。今一つの組は, 1
0月
が高い l
の末に,空気温度が航程零度以下の時 l
乙
行われた。航程中は航空機に温房をする
ので,機内の空機は乾燥する。この故に
乙 晩l
乙2j
l
:
ij
,容器に 1
1'JI0.5立注
魚、卵 l
水してやらなければならなかった。また
魚卵を入れる上部の枠には,湿った綿で
956年度にタイポリスキ
おおっていた。 1
ー養魚、場からガルプーシヤのJ31jを 4
03万
7千箇を輸送した。
魚、卵の損耗は輸送Ir
i
ーを稚魚発生迄全部
で 7%にしかすぎない。黄嚢をつけた稚
魚を障接河に 320万尾を放流している。
最初の組のガルプーシヤの稚魚、は 5月に
放流をしたし,次の組のは 6月 l
乙放流し
た
。 7月末には稚魚、は 8センチの大きさ
になってコラ河の河口で釣れることがあ
る
。
A
│人工勝化に使!魚卵損│水
温
年次!った魚卵の数民両富市町キ百
│
1
9
4
81
1
9
4
91
1
9
5
i1
単位千尾
6
2
19
8
.
6
1 0
.
2
; 2
.
4
1 1
.3
7
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: 8
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.
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! 0
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3 2
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8
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.5
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11~í00|0.21 1.610.9
(
19
5
9
.7
. 14訳
〕
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