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2014.11.10 米国中間選挙(米国)(三井住友アセット

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2014.11.10 米国中間選挙(米国)(三井住友アセット
(No.1,449)〈マーケットレポートNo.3,860〉
2014年11月6日
米国中間選挙(米国)
米国の中間選挙は、4年ごとの大統領選挙の中間の年に行われ、連邦議会下院の435全議席と、
上院100議席の3分の1などが改選対象です。4日に投票が行われた今年の中間選挙は、下院の全
議席と上院の36議席(補欠選挙を含む)を争う選挙戦となりました。中間選挙は、大統領の政権運
営への批判票が集まりやすいことから、与党が議席を減らすケースが多いとされます。
共和党が上下両院の過半数を制し、「ねじれ」が解消
オバマ大統領の支持率低下を背景に民主党は苦戦
■4日に投票が行なわれた中間選挙は、事前予想通り、共和党が選挙戦を有利に進め、下院の過半
数維持、議席数増加と、上院でも過半数の議席を獲得することが確実となりました(一部未確定の
議席を考慮にいれても、両院での過半数が確実)。その結果、いわゆる「ねじれ」状態が解消するこ
とになります。
■民主党の苦戦は、オバマ大統領の支持率低下が主因と見られます。ギャラップ社によると、2009年
の就任当初67%あった高い支持率は、中間選挙直前には42%に低下しました。オバマ大統領は雇
用の増加などの経済指標の改善を訴えてはいるものの、「イスラム国」への対応などで見られた指
導力不足が不安視され、低い支持率につながっていると見られます。
市場への影響は限定的
予算審議の本格化は年明け以降
■今回の結果は、事前に市場で予想された範囲であり、経済
政策などが大きく変更される可能性は小さいことなどから、
市場への影響は限定的と見られます。市場の焦点としては、
引き続き、金融政策と景気の先行きが重要と思われます。
■2015財政年度(2014年10月~2015年9月)の暫定予算は、
12月11日で期限を迎えることから、つなぎ予算など何らかの
手当てが必要です。年内は改選前の議員による審議となる
ため、本格的な予算審議は年明け以降になる見込みです。
「決められない政治」の状況は不変、政治の注目点は大統領選挙へ
■共和党の法案には大統領の拒否権も
■すでに目は2016年の大統領選挙へ
「ねじれ」が解消したとはいえ、上院で議事妨害
(フィリバスター)を阻止できる60議席には達して
おらず、共和党が絶対有利ともかぎりません。ま
た、民主党の法案が通りにくいことはもとより、共
和党の法案が議会を通過したとしても、大統領に
よる拒否権が発動されることもあります。「決めら
れない政治」の状況は変わらない見込みです。
オバマ大統領の任期は残り2年余りです。米国の
政治に対する周囲の目はすでに2016年の大統領
選挙に向いていると思われます。各種世論調査で
は、民主党のヒラリー・クリントン氏が優勢です。
初の女性大統領誕生と共に「決められない政治」
を脱し、重要政策の進展、米国の指導力回復がも
たらされるか、今後の政治動向に注目です。
2014年10月31日【デイリー No.1,981】米国のGDP成長率(2014年7-9月期速報値)
2014年10月30日【デイリー No.1,980】米国の金融政策(2014年10月)
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘す
るものではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のもので
あり、将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想で
あり、今後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完
全性を保証するものではありません。■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者お
よび許諾者に帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
商品内容説明資料補完書面(投資信託)
リスクについて

投資信託、投資証券はその投資対象となっている株券、債券、投資信託、不動産、商品
等(以下、
『裏付け資産』
『※』といいます。
)の価格や評価額に連動して基準価格が変動
し損失が生じるおそれがあります。したがって、投資元本が保証されているものではな
く、これを割込むことがあります。その他外貨建て資産に投資した場合には為替変動リ
スク等もあります。
 投資信託、投資証券は裏付け資産の発行者の業務や財産の状況等に変化が生じた場合、
投資信託、投資証券の価格が変動することによって損失が生じるおそれがあります。
 投資信託等には、解約することができない一定の期間(クローズド期間)が定められて
いるものもありますのでご留意下さい。
※ 裏付け資産が、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等である場
合には、その最終的な裏付け資産を含みます。
手数料等諸費用について
■ 申込時に直接ご負担いただく費用等
・申込手数料等
上限 3.78%(税込)
■ 換金時に直接ご負担いただく費用等
・換金(解約)手数料
販売時に手数料がかかり、売却時にも手数料がかかるもの
該当する投資信託はありません
販売時に手数料がかからず、売却時に手数料がかかるもの
上限 3.00%(税込)
・信託財産留保額
上限 0.5%
※外国投資信託の売買時、分配時、償還時の為替レートは、外国為替市場の動向をふまえ
て当社が決定いたします。
■ 投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用等
・信託報酬
上限 3.30%(税込)程度
・その他の費用・手数料
監査費用、有価証券等の売買にかかる手数料等、その他のファンドの運営・管理に関
する費用・手数料等をご負担いただく場合がございますが、これらの費用・手数料等は、
事前に計算が出来ないため、その総額・計算方法を記載しておりません。
※当該手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することはでき
ません。
投資信託に係るリスク、手数料等の詳細については投資信託説明書(交付目論見書)に詳しく記
載されておりますのでご覧ください。
当ファンドの販売会社について
商号等: 東海東京証券株式会社
金融商品取引業者
東海財務局長(金商)第 140 号
加入協会: 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
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