北陵だより

北陵だより
北 陵 中 学 校 通 信
平成２６年度 ８５号 平成２７年１月２８日（水）
いのもと、立場や性別、年齢等にかかわらず協力し合い、い
いじめ防止『宣言』を守ろう
じめで苦しむことのない社会づくりに取り組むことを、高知
昨 年 １ ２ 月 ６ 日 （ 土 ） に 、「 い じ め 防 止 子 ど も サ ミ
家の子どもたちに宣言します。
ット」が開催され、その場で「高知家のいじめゼロ
子 ど も 宣 言 」と「『 高 知 家 』の 子 ど も た ち が い じ め で
一
高 知 家 の す べ て の 大 人 は 、あ な た の 手 本 と な る
苦しむことのない社会づくり宣言」が採択されまし
よう、自ら を見つめ 直し、あな たから信 頼される
た。このサミットには、本校も、生徒会の代表が参
大人になります。
加し、宣言を守ることを約束しています。新しい年
一
高知家のすべての大人は、あなたの「自分や他
がスタートした今、もう一度、みんなで宣言の意味
の 人 を 大 切 に す る 」 あ た た か な 心 や 、「 い じ め は
するところを考え、いじめのない学校づくりに向け
絶対に許されない」という強い心を育みます。
一
て取り組むことを確認したいと思います。
高 知 家 の す べ て の 大 人 は 、普 段 か ら あ な た に 寄
り 添 い 、心 の 変 化 や Ｓ Ｏ Ｓ に い ち 早 く 気 付 く こ と
高知家のいじめゼロ子ども宣言
ができるよう見守ります。
一
高 知 家 の す べ て の 大 人 は 、い じ め ら れ た あ な た
「いじめ」はいけない行為です。私たちは次の４
を全力で守ります。また、いじめてしまったあな
つの「心」を大切にして、高知家から「いじめ」を
たに「いじめは絶対に許されない」ことを伝え、
なくすために行動することを宣言します。
いじめを繰り返さないよう支えます。
一
一
高 知 家 の す べ て の 大 人 は 、あ な た が 私 た ち に と
相 手 を認 め、尊 重 する「心 」
ってかけがえのない存在であることを伝え続け
私 た ち は 、一 人 ひ と り の 個 性 を 互 い に 認 め 合 い 、
ます。
尊重する心を持ちます。
一
言 葉 の重 みが分 かる「心 」
平成２６年１２月６日
私たちは、相手の気持ちを考える心を持ち、相
いじめ防止子どもサミット参加者一同
手を傷つけるような言動はしません。
一
伝 えよう、自 分 の素 直 な「心 」
私たちは、一人で抱え込まず、自分の素直な心
を伝えることができるようにします。
一
インフルエンザの感染拡大が続いています
相 手 のＳＯＳに気 付 く「心 」
私たちは、友だちが困っていたら、見て見ぬふ
りをせず、自ら進んで行動できる心を持ちます。
この宣言をいつも心の中に持ち続け、多くの人に
広めていきます。私たちは、周りの友だちや大人を
もっと頼り、周りの友だちから頼られる存在になる
ことを目指し、お互いに助け合って生活できる高知
全国的に猛威をふるっているインフルエンザです
が、本校でも、今週 に入ってもなお感 染 の拡大が続
い て い ま す 。イ ン フ ル エ ン ザ の 診 断 を 受 け た 生 徒 以
外 に も 、発 熱 や 胃 腸 の 痛 み 等 で 欠 席 し て い る 生 徒 も
います。気になる症 状がある場合には、必ず医療機
関で受診するようにしてください。
家にしていくことをここに誓います。
インフルエンザによる出席停止者（１／２８現在）
「高知家」の子どもたちがいじめで苦しむ
ことのない社会づくり宣言
私たち大人は、高知県にかけがえのない子どもたちが、い
じめの被害者にも加害者にもならずに、学校や社会で安心し
て生活できるよう、
「高知県は、ひとつの大家族。
」という思
【返信欄】北陵だより 第８５号
生徒名（
）年（
）組（
１／２８
）
１Ａ
１Ｂ
１Ｃ
２Ａ
２Ｂ
２Ｃ
３Ａ
３Ｂ
１
２
０
４
１
０
０
１
南国市駅伝競走大会
ソフトボール部も出場します
この人に学ぶ
全 ての人 の目 から、あらゆる涙 を拭 い去 ることが
私 の願 いである。
ガンディ―
ガンディーは、非暴力、不服従を貫き、インド独
立運動を指導した人物です。彼は自变伝で次のよう
な少年時代の体験を語っています。
１５歳のとき、ガンディーは兄の純金の腕輪から
金を少し削り取って売ってしまいます。
兄の借金を返すためでしたが、盗みをしたことで
ガンディーの心は深く傷付きました。二度と盗みを
しないと決心し、父に打ち明けようとします。しか
し、臆病だったガンディーには、口に出す勇気があ
りませんでした。ガンディーは手紙を書き、父に罰
を与えてくれるように頼みます。手紙を読み終えた
父の目から、涙が両ほおを伝わってこぼれおちまし
た。手紙を引き裂き、何も言わず悲しむそのときの
父の姿をガンディーは終生忘れることはありませ
んでした。
人種差別との闘いは、１８９３年の南アフリカで
の出来事から始まります。イギリスに留学し、弁護
士の資格を取ったガンディーは、インド人の経営す
る会社に雇われ南アフリカに渡ります。ヨーロッパ
式の服装をしていたガンディーでしたが、マリッツ
バーグ駅で「一生で、一番創造的な体験」をするこ
とになります。一等車の切符を購入し乗車していま
したが、人種差別に遭い、低い等級の車両に移るよ
う命じられたのです。移動を拒んだガンディーは警
官に降ろされ、一晩駅のプラットホームで過ごしま
した。この体験が、ガンディーの出発点になりまし
た。
この後、ガンディーは、人種差別との闘いを始め
ま す 。ま た 、差 別 と 貧 困 に 苦 し む 人 々 を 救 う た め に 、
伝染病が流行したときにはスラムに行き看護もし
ました。インドに帰国してからは、身分制度の最下
層に置かれ、長く苦しんできた人々の地位向上のた
めに力を尽くし、さらには非暴力、不服従の考え方
の下、インドのイギリスからの独立運動の先頭に立
ったのでした。
ガ ン デ ィ ー は 言 い ま す 。「 全 て の 人 の 目 か ら 、 あ
ら ゆ る 涙 を 拭 い 去 る こ と が 私 の 願 い で あ る 。」「 私 の
人 生 こ そ が 、 私 の メ ッ セ ー ジ で あ る 。」 と 。
○ イ ン ド 出 身 。弁 護 士 、政 治 指 導 者 。非 暴 力 ・ 不 服 従 の
方 針 を 掲 げ 、イ ギ リ ス の 植 民 地 と さ れ て い た イ ン ド の 独
立 運 動 を 指 導 し た 。○ そ の 思 想 は 、米 国 で ア フ リ カ 系 ア
メリカ人の公民権運動を指導したキング牧師にも影響
を与えたと言われる。
＜「私たちの道徳」から＞
前号でお知らせしました南国市駅伝競走大会です
が、本年度は陸上部に加え、ソフトボール部からも
２チームが出場します。彼らの力走が楽しみです。
＜選手＞
秋田壮一郎、小笠原
翔、武田七音、森
陸翔
竹﨑夢叶、山下聖司、岡本楓也、坂本匠彌
田中
陽、有瀬龍星、尾木
渡、長田遼也
横田雅三
道徳参観日のご案内
本年度２回目の道徳参観日を下記のとおり計画し
ました。平日のお忙しい時間帯かとは思いますが、
ぜひ多くの保護者の皆さんにお越しいただけますよ
うお願いします。
＜日時＞
２月１２日（木）
１５：００～１６：５０
＜日程＞
授業参観（道徳）
１５：００～１５：５０
学級・学年懇談
１６：００～１６：５０
＜参観授業＞
１年
ネット将棋（私たちの道徳）
２年
キミばあちゃんの椿（私たちの道徳）
３年
二通の手紙（私たちの道徳）
＜学級・学年懇談のテーマ＞
「私たちの道徳」の効果的な活用について
＜その他＞
・
お車でお越しの方は運動場南又は体育館南の駐
車場をご利用ください。