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静岡県地震被災建築物 応急危険度判定業務マニュアル

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静岡県地震被災建築物 応急危険度判定業務マニュアル
静岡県地震被災建築物
応急危険度判定業務マニュアル
静岡県県民部建築住宅局建築安全推進室
平成21年3月
静岡県地震被災建築物応急危険度判定業務マニュアル
目
Ⅰ 目
次
的
2
Ⅱ 震前対策
6
Ⅲ 実施本部(市町村)の業務
11
Ⅳ 支援本部(建築安全推進室)の業務
15
Ⅴ 支援支部(土木事務所)の業務
18
Ⅵ 県有建築物の応急危険度判定
21
Ⅶ 広域支援受入体制
24
Ⅷ 用
26
語
Ⅸ 関係資料
1 被災建築物応急危険度判定実施体制一覧
2 被災建築物応急危険度判定資機材の備蓄状況
3 県有公共建築物の重要防災拠点施設一覧
4 県内主要道路網図
5 広域支援受入体制概要図
6 緊急輸送路関連施設図
7 防災拠点へリポート位置図
8 関係機関連絡先一覧
28
29
30
32
33
34
35
36
Ⅹ 連絡用各種様式
39
Ⅺ 参考資料
1 静岡県地震対策推進条例(抄)
2 静岡県地震対策推進条例施行規則(抄)
3 静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度要綱
4 静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度要綱に係る事務処理要領
5 全国都道府県における災害時等の広域支援に関する協定・同実施細目
6 (関東知事会10都県)震災時等の相互応援に関する協定・同実施細目
7 (中部圏9県1市)災害時等の応援に関する協定・同実施細目
8 東海地震による被害想定(第3次地震被害想定結果)
9 神奈川県西部の地震による被害想定(第3次地震被害想定結果)
10 被災建築物応急危険度判定活動に係る経費負担のガイドライン
45
50
52
54
68
77
87
93
94
96
-1-
静岡県地震被災建築物応急危険度判定業務マニュアル
Ⅰ 目 的
このマニュアルは、地震により多くの建築物が被災した場合、余震等による建築物の倒壊、部
材の落下等から生ずる二次災害を防止し、住民の安全の確保を図るため、判定の実施に関する
業務を予め定めることにより、被災建築物の応急危険度判定を、迅速かつ的確に実施することを
目的とする。
このマニュアルは、応急危険度判定に携わる者全てが円滑、的確、迅速な判定を願うことから、
静岡県、市町村等の役割及び行動について記載したものであり、以下のように構成されている。
業務マニュアル
地震発生前の対策
震前対策
地震発生後の対策
実施本部(市町村)の業務
支援本部(建築安全推進室)の業務
支援支部(土木事務所)の業務
県有建築物の応急危険度判定
広域支援受入体制
なお、実施本部の業務については、地域の実情に合わせて、各市町村において、「市町村被
災建築物応急危険度判定業務マニュアル」を作成するよう努める。
-2-
静岡県地震被災建築物応急危険度判定実施体制フローその1 【被災市町村】
<判定士参集>
<判定士出動>
被災市町村
判定士
③ 連絡
④受諾
判定実施本部
③参集要請
判定士リーダー(地区長)
(市町単位)
応急危険度判定の実施
①被災状況の把握
(応急危険度判定担当課)
③参集要請
市町村
被災現場
判定コーディネーター
判定拠点
<支援判定士参集>
<支援判定士参集>
支援都道府県
③ 連絡
⑤判定支援要請
⑦承諾
① 被災状況の報告
② 判定実施の報告
判定支援支部
連絡調整
全国被災建築物
応急危険度判定協議会
⑥判定支援要請
(土木事務所建築担当課)
管内の支援市町村
⑦承諾
⑤判定支援要請
⑦承諾
① 被災状況の報告
② 判定実施の報告
⑧判定支援要請
判定士協議会
② 協力依頼
判定支援本部
(建築安全推進室)
中部圏9県1市被災建築物
応急危険度判定協議会
10都県被災建築物
応急危険度判定協議会
⑨承諾
⑥判定支援要請
⑦承諾
支援土木事務所
建築担当課
⑧ 判定支援調整依頼
① 被災状況の報告
② 判定実施の報告
-3-
判定支援調整
判定支援調整本部
国(国土交通省)
静岡県地震被災建築物応急危険度判定実施体制フローその2 【支援市町村】
<支援判定士参集>
判定士
(支援)
③ 連絡
④受諾
③参集要請
判定士リーダー(地区長)
(市町単位)
③参集要請
被災市町村
支援市町村
判定実施本部
(応急危険度判定担当課)
(応急危険度判定担当課)
<判定士出動>
応急危険度判定の実施
判定コーディネーター
判定拠点
判定コーディネーター
③ 連絡
②判定支援要請
支援土木事務所
建築担当課
連絡調整
②判定支援要請
判定士協議会
④承諾
① 協力依頼
④承諾
①判定支援要請
判定支援支部
(土木事務所建築担当課)
④承諾
④承諾
判定支援本部
(建築安全推進室)
-4-
①判定支援要請
市町村
被災現場
地震被災建築物応急危険度判定実施体制 【広域支援】
判定支援調整本部【国土交通省】
建築指導課(各地方整備局等)
支援要請
支援状況報告
全国判定協議会
建築関係団体
(独)都市再生機構
広域支援本部
連携
(中央)
・ 建築士会連
合会
・ 事務所協会
連合会
・ その他
連携・調整
広域判定協議会(10都県、近畿等)支援本部
連携・調整
被災都道府県への協力要請、全国調整結果指示
(主な業務)
・応援判定士等の派遣
・判定資機材の提供
・管内市町村の判定支援に関する集約
・その他
参集要請
集約
連携
参集要請
諾否回答
判定士︵C︶
緊急連絡網
被災のない都道府県(C)支援本部
判定士
【判定士の業務】
(地方(C))
・ 建築士会
・ 事務所協会
・ その他
各種支援要請
人材等各種支援
支援
各種報告
支援要請
各種報告
所属する都道府県または
被災都道府県支援本部へ移動
参集
被災都道府県(B)支援本部・支部
参集要請
諾否回答
連携
【活動期間】
・ 3日間が基本
参集
移動
判定士の移動
(移送先は支援、実施計画による)
(登録・名簿作成)
被災状況調査・報告
災害対策本部
緊急連絡網
参集要請
判定実施本部
集約
参集要請
(地元(A))
・事務所協
会支部
・建築士会
支部等
地元判定士︵A︶
被災市町村(A)【実施本部の業務】
諾否回答
参集
判定士の移送
(移動先は支援計画
実施計画により変更)
(登録)
(名簿作成)
1 次参集場所
判定拠点
判定拠点
判定拠点
連
携
1次参集場所
人材提供等各種協力
支援要請
被災状況、判定実施計画、実施状況等報告
(主な業務)
• 被害状況把握
• 判定実施宣言
• 判定実施計画作成
• 判定活動環境(食糧・宿舎等)の整備
• 判定実施計画及び実施状況の住民
へ周知
• その他
(地方(B))
・ 建築士会
・ 事務所協会
・ その他
各種協力要請
集約
参集要請
判定士︵B︶
支援
支援計画等各種報告
緊急連絡網
支援
【支援本部・支部の業務】
(主な業務)
• 被害状況把握
• 支援実施計画作成
(派遣必要判定士等人数等)
• 判定実施本部員派遣
都道府県 • 判定コーディネーター派遣
支援本部 • 判定士派遣
• 判定資機材提供
• 保険加入の準備
• 判定支援計画見直し
被災のな • その他各種調整
い管内の • (実施本部が準備できない
場合)
市町村
・判定活動環境(宿舎、食
糧等)整備支援他
1 次参集場所
【持参品】
・判定資機材
・常備医薬品
・(寝袋)
・(非常食)
・その他
応援判定士の移動(移動先は実施計画により変更)
判定コーディーネーター
判定実施
(主な業務)
・実施本部長の補佐、班長等の任命、
判定資機材配布、ガイダンス実施他
班(班長、副班長)
5 班/1コーディネーター
-5-
10チーム/班長
チーム
2 人/1 チーム
Ⅱ.震前対策
1. 地震による被災建築物等の想定
(1)県及び市町村は、地震による被害想定等に基づき被災建築物の棟数を想定するととも
に、市街地状況等を勘案し、倒壊等被害の大きいと予想される地域を予め要判定地区と
して想定するなど、判定実施のため必要な事項について定めておく。
(2)建築物被害棟数は、第3次地震被害想定結果(平成 13 年)における東海地震または神
奈川県西部の地震による大破、中破、一部損壊棟数 766,735 棟とする。
2. 判定士の養成・登録・名簿作成
(1)県は、静岡県地震対策推進条例及び静岡県地域防災計画に基づき、
「静岡県地震被災建
築物応急危険度判定士」を養成する。
(2)
「静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度要綱」により、講習会を開催し、
判定士の認定・台帳登録を行い、その名簿を作成する。
(3)判定士の目標登録者数は、1万人とする。
(平成 21 年 1 月末現在 9,311 人)
3.判定コーディネーターの養成・登録・名簿作成
(1)県は、判定を円滑に実施するため、行政職員等からなる判定コーディネーターを予め
養成し、登録する。
(2)判定コーディネーターの目標登録者数は、100 人(平成 21 年 1 月末現在、受講者数 636
人)とし、県・市町村の判定所管課に配属されている職員を、常時1人以上確保してお
く。
(3)県は、判定士と同様に判定コーディネーターの市町村の名簿を作成、保管し、市町村
は名簿を保管する。
4.震前判定計画等の作成
(1)災害時に円滑な判定活動が行えるよう、予め市町村は震前判定計画を、県は震前支援
計画を相互に調整し作成する。
5. 震前判定計画の作成
震前判定計画は、次の項目について作成する。
(1)判定実施要否の判断
① 所管課長の被害情報の収集と判定実施要否のための資料作成及び災害対策本部長へ
の具申。
② 災害対策本部長の所管課長からの意見聴取及び判定実施要否の判断。
(2)判定実施の宣言、実施本部等の設置
① 判定実施を決定した場合における災害対策本部長等の判定実施の宣言。
② 災害対策本部長等による県知事及び地域の建築関係団体等への判定実施の連絡。
③ 災害対策本部長等による、実施本部の設置及び所管課長の実施本部長への任命
④ 実施本部長による、必要な場合の判定拠点設置並びに実施本部及び判定拠点設置に
ついての県所管室長への連絡。
⑤ 実施本部長による、マスコミを媒体とする判定実施及び関連情報の被災者等への周
知。
(3)判定作業計画
判定作業計画は、次の項目について、作成する。
① 判定実施区域及び判定実施順位等の決定
-6-
ア
イ
ウ
避難所、防災拠点施設等の優先判定建築物リストの作成
震前からの建築物ごとの判定士の指名
判定区分図(住宅地図)の作成
② 対象とする建築物の用途、規模
③ 判定実施期間、必要判定士等の必要数及び判定資機材の調達
ア 判定実施期間は、10 日間を標準とする。
イ オペレーションタイプ2(「悉皆(しっかい)」の対象について、「外観」調査を
中心として判定を実施)の必要判定士数は次による。
判定士2名でチームを編成し、判定棟数は 15 棟/チーム・日、判定士の稼働日
数を3日間程度とする。
ウ 必要判定コーディネーター数は、判定士5班(判定士 10 チームを1班とするた
め、判定士 100 人)に1人配置するよう算定する。
◆オペレーションタイプ
タイプ
判定実施方法
所有者等の「要請」に応じた対象について、「立入
タイプ1
り」調査を含む判定の実施
「悉皆」の対象について、「外観」調査を中心とし
タイプ2
た判定を実施
「悉皆」の対象について、「立入り」調査を中心と
タイプ3
して判定を実施
判定実施棟数
少ない
↑
15棟/チーム・日
↓
少ない
(4)県への支援要請及び地元判定士等の参集並びに必要判定士等の支援支部・支援本部と
の連絡・調整
① 必要に応じ、災害対策本部長による県への支援要請
② 支援本部長による、支援に関する速やかな連絡
③ 実施本部長による地元判定士への必要事項の連絡及び受け付け、名簿作成
④ 実施本部長による必要判定士等参集に必要な事項の支援支部・支援本部長への連
絡・調整
⑤ 県内判定士又は判定コーディネーターが必要人数に達しない場合は、支援支部・支
援本部から他都道府県へ支援要請
(5)判定資機材の準備
① 実施本部長による、地元調達判定資機材の調達状況調査と不足判定資機材の支援支
部・支援本部ヘの連絡
② 実施本部長と支援支部・支援本部による判定資機材の輸送方法の確保
(6)判定コーディネーターの配置
実施本部長による、判定コーディネーターの配置
(7)判定士等の輸送並びに宿泊所等の手配
① 実施本部長による判定士等の輸送に係る支援支部・支援本部への依頼
② 実施本部長による判定士等の宿泊場所の確保、食料の準備状況の確認と支援支部・
支援本部への連絡
(8)判定士等の受け付け、名簿作成
① 実施本部による派遣判定士等の名簿及び判定資機材の確認
② 実施本部による①の確認状況及び参集地元判定士名簿の支援支部・支援本部への通
知
(9)判定の実施方法
① 判定実施チーム及び班の編成等
-7-
ア 判定コーディネーターによる、チーム・班の編成と班長・副班長の任命
イ 判定コーディネーターによる判定資機材等の配布
② 判定士等に対するガイダンス
ア 判定コーディネーターによる班長、副班長へのガイダンス
イ 班長、副班長による判定士へのガイダンス
③ 判定業務
判定士の判定地区への移動と判定の実施
(10)判定結果の取りまとめ、報告及びその活用
① 判定コーディネーターによる当日分の判定結果の集計と特に注意を要する被災建築
物等の聴取
② 必要に応じて災害対策本部長への報告と対応策の協議
(11)住民への広報等
① 住民への実施結果の広報
② 相談窓口等の対応
6.震前支援計画
震前支援計画は、次の項目について作成し、本業務マニュアルに記載する。
(1) 被害状況の把握、支援本部・支援支部の設置
① 災害状況の把握、支援本部・支援支部の設置
② 県内市町村及び近隣都道府県への連絡
(2)支援作業計画
各市町村の判定作業計画に基づき、次の項目について作成する。
① 応援判定士等の派遣人数・派遣期間・派遣場所
② 派遣要請先(県内市町村、他都道府県)
③ 判定資機材の調達
(3)支援本部からの支援要請等(県内市町村及び他都道府県へ)
① 支援計画に基づく判定士等の派遣及び判定資機材の提供要請
② その他実施本部の業務にあたる行政職員の派遣要請
③ 参加判定士等の名簿作成及び判定資機材のリスト作成
④ 判定士等の災害補償準備
(4)応援判定士等及び判定資機材と移動経路・輸送方策(県内・県外とも)
① 1次参集場所の設置
② 移送経路・輸送方法の確保
(5)その他
7.情報伝達様式の策定
県と市町村との支援依頼等には、確実に意思伝達が行われるよう意思伝達の様式を定め
る。
(様式1∼3)
8.判定訓練
県等は、第5の震前判定計画等の実効性の確認や実際の応急危険度判定を円滑に実施す
るため、シミュレーション等の訓練を行う。
9.判定士等の災害補償
県等は、判定活動等のために、全国被災建築物応急危険度民間判定士等補償制度を活用
するものとする。
-8-
10.判定士等への情報連絡システムの確立
県等は、判定実施主体が実施を決定した後、直ちに判定士等に参集要請するなど、判定
活動を早急に開始できる体制整備が求められるため、平常時から判定士等への情報連絡の
方法について確立しておく。
(1)震災後における情報連絡システム等の確立
災害時における情報伝達をスムーズに行うため、市町村ごとに、建築関係団体支部別、
地元判定士の代表別、平日・休日(夜間)別等によるネットワークを構築するなど、効
率的でかつ実効性のある情報伝達システムを確立する。
この場合、市町村等から判定士等への要請及び判定士等からの市町村等への諾否回答
は、同一ルートにより行ない、判定活動に参加する判定士等の参集人数の取りまとめは、
在住市町村毎等により行うことを原則とする。
(2)連絡場所の設定等
災害時には、一般電話・携帯電話等の使用制限等により、情報伝達が困難となること
が想定され、防災行政無線を設置した公民館等を連絡場所とするなどのシステムについ
ても検討する。
(2)建築関係団体への協力要請
静岡県建築士会等の地域の建築関係団体に対して、緊急時の連絡網の整備についての
協力要請を行う。
(3)登録名簿の管理
県等は、登録された判定士及び判定コーディネーターの個人情報の管理に留意すると
ともに、登録名簿は常に最新の内容とするよう管理する。
11.判定技術の向上
県等は、判定技術の維持、向上のため、定期的に判定技術等に関する講習、訓練等を行
う。
12.判定資機材の備蓄
県は、市町村と協力して、判定活動に必要な資材、装備の備蓄を行う。
13.周辺都道府県との相互支援体制の確保
大規模災害時においては、周辺都道府県からの支援に負うことが大きいことから、県は、
判定の相互支援に関する事項について協議を進める。
(1)相互支援に関する協議会等の設置
判定の相互支援に関する必要な事項について協議を進めるため、周辺都道府県との協
議会等を設置する。
(2)相互支援体制の確立のため防災所管部局等との協議
相互支援体制の確立のため、応援要請の方法、応援受け入れ体制並びに費用の負担等
について、防災所管部局等との協議を進める。
(3)参集場所の設置
県内に1次参集場所の確保が難しい場合を想定し、周辺都道府県に参集場所を設置し
て応援判定士等の受入れをすることに関する支援について協議を進める。
14.市町村との協議
県は、判定を円滑に行うため、判定実施に関し必要な事項について市町村と協議を行う。
また、市町村は、地域の実情に沿う判定の実施を可能とするため、県と建築関係団体と
の協議を踏まえ、市町村管内に在住在勤する建築士等との連携が図れるよう体制整備を進
-9-
める。
(1)県及び市町村並びに地域の建築関係団体による応急危険度判定協議会等の設置
(2)県・市町村応急危険度判定業務マニュアルの策定
15.判定制度のPR
県等は、判定に関し、多数の判定士の確保並びに災害時における判定業務の円滑な実施
のため、判定制度について普及、啓発を行い、建築士をはじめ一般住民の理解に努める。
このため、PR用パンフレット等を作成し配付する。
16.その他の体制整備
県及び市町村の判定所管部局は、防災所管部局と連携しながら、判定が迅速かつ確実に
実施できるよう、また判定終了後においても必要な体制整備を行っておく。
(1)宿泊場所の確保
応援判定士等の宿泊場所を確保するため、県は静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合等
と、市町村は旅館組合等と、災害時における受入れ可能施設の情報提供の協力に関する
協議を進める。
ホテル・旅館等が確保できない場合を想定し、公共施設等を宿泊場所とし、簡易ベッ
ドやテント、寝袋、毛布等を確保することも検討する。
(2)移動手段の確保
判定士等の移動手段として、必要に応じ、放置自転車・バイク等の活用を検討する。
(3)輸送手段の確保
応援判定士等の輸送手段として、鉄道の被害により鉄道を利用した輸送が難しい場合
を想定し、バス、船舶等による輸送手段についても検討する。
17.判定の実施方法
(1)木造、鉄骨造、鉄筋及び鉄骨鉄筋コンクリート造建築物
「悉皆」の対象建築物の判定の実施は、原則、
「外観」調査を中心として判定を実施(オ
ペレーションタイプ2)する。
判定は、「被災建築物応急危険度判定マニュアル」(財団法人日本建築防災協会、全国
被災建築物応急危険度判定協議会発行)及び被災建築物応急危険度判定士手帳(静岡県
発行)による。
(2)大規模鉄骨造建築物(体育館等)
体育館等の大スパン構造のような大規模な鉄骨造建築物、特に避難所となる体育館等
の判定は、「被災建築物応急危険度判定マニュアル」によるほか、「大規模鉄骨造地震被
災建築物(体育館等)の応急危険度判定マニュアル」
(静岡県都市住宅部建築住宅総室建
築安全推進室発行)を参考とする。
(3)のり面や擁壁等に近接した宅地、建築物
地震により被災したのり面や擁壁等に近接した宅地、建築物では、被災建築物の判定
における周辺地盤等の危険度の判定において、
「被災宅地の調査・危険度判定マニュアル」
(被災宅地危険度判定連絡協議会)及び「人工造成地における擁壁等の応急危険度判定
マニュアル」
(静岡県都市住宅部建築住宅総室建築安全推進室発行)を参考とする。
(4)その他参考文献
・「地震被災木造建築物応急補強マニュアル」
・「地震被災鉄骨造建築物応急補強マニュアル」
・「地震被災鉄筋コンクリート造建築物応急補強マニュアル」
・「人工造成地における擁壁等の応急補強マニュアル」
- 10 -
Ⅲ.実施本部(市町村)の業務
1.目
的
(1)地震により被災した建築物の余震等による倒壊、部材の落下などから住民の安全を確
保するため、判定を実施する本部の業務を予め定めることにより、被災建築物の応急危
険度判定を迅速かつ的確に実施することを目的とする。
(2)各業務の地震発生後の対策の一部として、市町村に設けられる実施本部の標準的な業
務について定めたものであり、他に作成される震前対策、支援本部の業務、支援支部の
業務等と相互に補完し用いられることを前提として作成した。
2.実施本部の業務
実施本部の業務は以下の通りである。
① 地震発生時の情報収集
② 判定実施要否の決定
③ 実施本部、判定拠点の設置
④ 県等への支援要請
⑤ 判定士の参集要請、派遣要請
⑥ 判定士の受入れ
⑦ 判定の実施
⑧ 判定結果の集計、報告
⑨ 実施本部、判定拠点の解散等
3.判定実施要否の判断
(1)市町村の災害対策本部長は、被害情報をもとに所管課長の意見を聞き、判定実施の要
否を判断する。
(2)市町村の所管課長は、管内で震度5弱以上の地震を観測した時、判定の要否判断に必
要な被害状況を収集し、災害対策本部長等に対して、判定の実施要否を具申するもとの
する。
(3)所管課長は、判定の要否判断に必要な被害状況を、予め定められた情報源から収集す
る。
(4)所管課長は、被害状況及び被害予測に基づき災害対策本部長等が判定実施要否につい
ての判断するために必要な資料を作成する。
4.判定実施の宣言
(1)災害対策本部長等は、判定を要すると判断した時は、直ちに判定実施を宣言する。
(2)災害対策本部長等は、判定を実施すると宣言した時は、直ちに、県知事並びに地域の
建築関係団体等に判定実施決定を連絡する。
5.実施本部の設置
(1)災害対策本部長等は、判定実施を決定したときは、災害対策本部の下に実施本部を設
置するとともに、所管課長等を実施本部長に任命し、判定業務にあたらせる。
(2)当該市町村の災害対策本部長等は、当該市町村の被害状況等により、市町村の判定コ
ーディネーターが活動できない場合、または不足する場合は、県に対して、判定コーデ
ィネーターの派遣等の応援を求めることができる。
(3)実施本部長は判定に必要な場合、被災地内あるいはその周辺に、判定拠点を設置する。
(4)災害対策本部長は、実施本部、判定拠点の設置を決定したときは、県土木事務所を通
- 11 -
じて建築安全推進室に速やかに連絡するものとする。
(5)実施本部長は、判定実施及びこれに関する情報をマスコミ等の協力を得て、被災者等
への周知を図る。
6 判定実施区域、判定実施順位等の検討、決定
(1)実施本部は被害情報、地震の規模をもとに被災範囲を推定し、要判定区域を設定し当
該区域内の判定対象建築物棟数を推計する。
(2)実施本部は、要判定区域の設定にあたり、すでに収集された情報では不十分な場合、
予め指名された判定士の調査あるいは、災害対策本部の協力を得て、被災状況の確認を行
う。
(3)推計した要判定対象建築物棟数、判定実施区域をもとに実施可能なオペレーションタ
イプを選択し、行政職員の判定士または民間判定士に区分して必要な判定士数、判定コ
ーディネーター数を算定する。
7.判定実施計画の策定
実施本部長は、被害状況、被災地の状況に基づき、次の内容からなる判定実施計画を策
定する。
① オペレーションタイプ
② 判定実施区域、優先順位
③ 対象となる建築物の用途規模
④ 判定実施期間
⑤ 必要判定士数
⑥ 応援判定士数
⑦ 判定コーディネーター数
⑧ 判定資機材
⑨ その他
8.県への支援要請
(1)災害対策本部長は、必要に応じて県知事に対して判定士、判定コーディネーターの派
遣等の支援要請を行う。
(2)実施本部長は、支援内容、支援開始時期等について、支援支部を通じ支援本部との連
絡調整に努める。
9.地元判定士等の参集及び受付、名簿作成
実施本部長は、地元判定士等に参集場所、参集時間、判定業務従事予定期間等判定士の
参集に必要な事項の連絡を行う。
参集した地元判定士の名簿を作成し、支援支部を通じ支援本部へ報告する。
10.必要判定士等の連絡・調整
実施本部長は、必要判定士数(地元判定士数を含む)及び判定コーディネーター等、現
地参集場所、現地参集時間、判定業務従事予定期間等判定士の参集に必要な事項を、支援支
部を通じて支援本部長に連絡し、必要判定士数等について過不足を調整する。
11.判定資機材の準備
(1)実施本部長は、実施本部及び判定拠点における判定資機材の調達状況を調査し、支援
支部を通じて支援本部に連絡する。
(2)実施本部長は、支援支部・支援本部と連絡の上、判定資機材の輸送方法を確保する。
- 12 -
12.判定コーディネーターの配置
実施本部長は、実施本部及び判定拠点に判定コーディネーターを配置し、判定士のコー
ディネート等にあたらせる。
13.判定士等の輸送、宿泊所の手配
(1)実施本部長は、判定実施計画に基づき、各判定士等を1次参集場所から実施本部ある
いは判定拠点への輸送について、支援支部を通じて支援本部長に依頼する。
(2)実施本部長は、判定士等の宿泊場所の確保、食料の準備等の確認を行い、準備状況を
支援支部を通じて支援本部長に連絡する。
(3)支援本部長は、実施本部長が準備できないものについて実施本部に代わって調達する。
14.判定士等の受付、名簿作成
(1)実施本部長は、派遣判定士等の代表者が持参する派遣判定士等の名簿、判定資機材の
リストに基づきこれらの確認を行う。
(2)実施本部長、あるいは判定拠点責任者は、確認状況を支援支部を通じて支援本部長に
連絡する。
15.判定調査方法等のガイダンス
実施本部長は、判定活動の開始に先立ち、判定士に対して判定調査方法等についてのガ
イダンスを行う。
16.判定業務の開始
実施本部長は、判定コーディネーターに対して判定業務を開始するよう指示する。
17.判定結果の報告及びその活用
(1)実施本部長は、判定コーディネーターから当日分の判定結果の報告を受け、特に注意
を必要とする被災建築物等の有無及び被災状況について考慮し、現地を再調査するなど
の必要な措置をとる。
(2)実施本部長は、必要に応じて、災害対策本部長と協議し、了解の上適切な措置をとる
ものとする。
(3)実施本部長は、判定結果を集計し、支援支部を通じて支援本部長に連絡する。
18.住民への広報
実施本部長は、被災地の住民に対して、判定実施の理解を得るために、判定の実施状況
等について広報する。
19.判定を受けた建築物等の所有者への対応
(1)実施本部長は、判定開始とともに、建築物等の所有者からの判定結果に対する相談窓
口を設置する。
(2)実施本部長は、建築関係団体等の協力を得て被災建築物の所有者へ被災度区分判定実
施の指導、応急復旧の相談に応じる。
20.実施本部業務の終了
(1)実施本部は以下の業務が完了した時点をもって終了とする。
① 判定実施
② 判定結果の集計、資料整理
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③ 判定結果の災害対策本部長への報告
(2)実施本部長は、判定業務終了後、災害対策本部長と協議し、判定結果を集計整理し、
担当部局に引き継ぐとともに、実施本部を解散する。
(3)実施本部長は、実施本部を解散した旨を、支援支部を通じ支援本部に連絡する。
(4)災害対策本部長等は、必要に応じ相談所を設置する等適切な措置をとる。
(5)実施本部解散後においても、判定所管課長等は、判定結果を災害復興等に役立てるべ
く災害対策本部長等に協力する。
(6)判定結果等の関連資料等の保存期間は、災害対策本部長がこれを定める。
(7)所管課長は、災害対策本部解散後においても、従事判定士へのアフター・ケアーに心
がける。
21.建築関係団体等への協力要請
建築物等の所有者からの相談等に対応できるよう必要に応じ建築関係団体への協力要請
を行う。
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Ⅳ.支援本部(建築安全推進室)業務
1.支援本部の業務
① 地震発生時の情報収集
② 支援実施計画の作成
③ 判定士協議会等への協力依頼
④ 判定支援要請、調整
⑤ 判定支援の実施
⑥ 判定士の保険加入手続き
2.被害状況の把握
建築安全推進室は、県内で震度5弱以上の地震が発生したとき若しくは発生したと思
われるときは、次にあげる情報源から被害状況に関する情報を収集する。
① 市町村の判定所管課への照会
② 県の出先機関への照会
③ 県防災局(県災害対策本部)への照会
④ テレビ・ラジオ等マスコミ情報の聴取
⑤ SDO、アシストⅡ、インターネット・ホームページ情報の閲覧
⑥ (社)静岡県建築士会等建築関係団体への照会
⑦ その他
3.支援本部の設置
(1)県内で震度5弱以上の地震を観測し、市町村の判定実施本部から判定の実施について
支援要請がなされた場合、支援本部を設置し、判定の実施に関して必要な支援を行う。
なお、被害状況をもとに検討の結果、必要と判断したときは、市町村の判定実施本部
からの支援要請がなされる前に支援本部を設置する。
(2)支援本部は、実施本部、実施本部を設置していない市町村、土木事務所、近隣の都道府
県、広域支援の幹事等の都道府県、国土交通省建築指導課及び県内の建築関係団体に対し、
支援本部を設置した旨を連絡する。
(3)支援が可能である県内の市町村に対し、判定の実施に関して支援を要請する。
(4)被害規模が大きい等により、県職員だけでは支援本部及び支援支部等の運営が不可能な場合、
支援本部長は市町村、近隣の都道府県、広域支援の幹事等の都道府県、国土交通省又は建築関
係団体等に対し、支援本部等の業務にあたる職員の派遣を要請する。
(5)被害が大規模で広範囲にわたること等により、他の都道府県の応援が必要であると判
断したとき、支援本部長は国土交通省、広域支援本部に対し、判定の実施に関して支援
を要請する。
4.支援本部の体制
(1)支援本部長に建築安全推進室長をあてる。
(2)支援本部は、総務担当、支援担当、対策担当、情報・連絡担当により構成する。
担 当
業 務 内 容
総務担当
住民対応、報道機関対応、実施記録の作成
支援担当
判定資機材・食事・宿泊・輸送の手配、応援判定士等名簿作成、保険
対応
対策担当
支援実施計画の作成・調整、判定結果取りまとめ
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情報・連絡担当 支援支部、実施本部、都道府県、国土交通省との連絡調整
5.支援実施計画の作成
(1)支援本部は、実施本部からの要請内容(応援判定士・応援判定コーディネーター(以下「応
援判定士等」という。
)の派遣人数、派遣期間及び派遣に付随する宿泊場所、食事提供、判定
地区への輸送及び移動手段の有無等)や被害状況等を考慮して、支援実施計画を作成する。
また、広域支援を必要とする場合は、広域支援本部、国土交通省とも調整のうえ、支
援実施計画を作成する。
(2)支援本部は、支援支部からの実施状況報告等により、必要に応じ速やかに支援実施計
画の見直しをする。
(3)支援本部は、支援実施計画を作成したとき若しくは見直したときは、実施本部、県内
の応援市町村、支援支部、(社)静岡県建築士会、広域支援本部、応援都道府県及び国
土交通省等に報告する。
6.支援実施計画の内容
(1)支援実施計画は、被災市町村ごとに、つぎの内容により作成する。
① 応援判定士等の派遣人数(1次派遣∼○次派遣)
② 応援判定士等の派遣場所
③ 応援判定士等の派遣要請先(市町村、都道府県)
④ 判定資機材の提供
⑤ 一次参集場所・現地参集場所
⑥ 一次参集場所からの現地参集場所までの輸送方法・輸送経路等
⑦ 宿泊場所の確保、食料の確保
(2)実施本部からの要請内容が具体的でない場合、支援本部は、支援支部及び実施本部と
調整のうえ、支援実施計画を作成する。
7.支援本部からの支援要請
(1)支援本部長は、支援に必要な次の事項について、予め定められた緊急連絡網等を通じ、県
内の支援市町村、広域支援本部、支援都道府県に対し、支援要請する。
① 応援判定士等の派遣
② 判定資機材の提供
③ 実施本部の業務にあたる行政職員の派遣
④ 支援本部(支援支部)の業務にあたる行政職員の派遣
⑤ 判定士の災害補償への対応
⑥ 実施本部又は判定拠点までの輸送手段の用意
⑦ その他(テント、寝袋、毛布、食料等の提供)
(2)支援本部長は、支援実施計画の見直しにより支援規模の縮小等があった時は、必要に応じて
支援要請の終了の通知をする。
8.支援本部による応援判定士等の派遣及び帰還
(1)実施本部から要請を受けた支援本部長は、支援支部、実施本部等と協力し、次により応援判
定士及び応援判定コーディネーターを派遣する。
① 県内に参集した応援判定士等の名簿を作成する。
② 必要に応じて、参集した応援判定士等に判定資機材等を配付する。
③ 県外応援判定士等(支援都道府県から報告)
、県内応援判定士等(支援市町村、
(社)静岡
県建築住宅まちづくりセンター等から報告)の名簿により民間判定士等補償制度等の手続き
を行う。
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④ 地元判定士(実施本部から報告)の名簿により民間判定士等補償制度等の手続きを行う。
⑤ 用意した輸送手段により、応援判定士等を実施本部や判定拠点へ派遣する。
⑥ 応援判定士等の代表者が応援判定士等の名簿、判定資機材等のリストを支援都道府県、支
援市町村から預かり、実施本部あるいは判定拠点に届ける。
(2)支援本部長は、支援支部、実施本部と協力し、次により応援判定士及び応援判定コーディネ
ーターを帰還させる。
① 用意した輸送手段により帰還した応援判定士等の把握
② 使用した判定資機材の回収
9.県内の支援市町村による応援判定士等の派遣及び帰還
(1)支援本部から要請を受けた支援市町村は、次により応援判定コーディネーター及び応急危険
度判定士登録台帳等に登録されている市町村在住の判定士を派遣する。
① 緊急連絡網により市町村内の判定士に参加を要請する。
② 参加すると回答した応援判定士等の名簿を作成する。
③ 一次参集場所(市区役所、町村役場等)に参集した応援判定士等の受付。
④ 必要に応じて、参集した応援判定士等に判定資機材等を配付する。
⑤ 用意した輸送手段により、応援判定士等を実施本部や判定拠点へ派遣する。
⑥ 応援判定士等の代表者が、応援判定士等の名簿、判定資機材等のリストを実施本部あるい
は判定拠点に届ける。
⑦ 派遣した応援判定士等について、所管する土木事務所(支援支部又は支援土木事務所)を
通じ支援本部に報告する。
(2)支援市町村は、次により応援判定士及び応援判定コーディネーターを帰還させる。
① 帰還した応援判定士等の受付
② 使用した判定資機材の回収
③ 帰還した応援判定士等について、所管する土木事務所(支援支部又は支援土木事務所)を
通じ支援本部に報告
10.支援本部の終了
(1)支援本部は以下の業務が完了した時点をもって終了とする。
① 支援の実施
② 判定結果の集計、資料整理
③ 判定結果の災害対策本部長への報告
(2)支援本部長は、支援業務終了後、判定結果及び支援支部を解散する旨を災害対策本部長に報
告し、支援本部を解散する。
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Ⅴ.支援支部(土木事務所)業務
1.支援支部(土木事務所)の業務
① 地震発生時の情報収集
② 判定支援等に関する実施本部、支援本部、支援市町村との連絡、調整
③ 実施本部を設置することが困難な市町村に対する支援
④ 実施計画の作成支援、支援実施計画の作成協力
⑤ 県外応援判定士の受入れ、派遣
⑥ 判定支援の実施
⑦ 判定結果の聴取、報告
2.被害状況の把握
県土木事務所建築主務課は、管内で震度5弱以上の地震が発生したとき若しくは発生
したと思われるときは、次にあげる情報源から被害状況に関する情報を収集する。
① 管内の市町村判定所管課への照会
② 管内の県出先機関への照会
③ 県地域防災局(県災害対策方面本部)への照会
④ テレビ・ラジオ等マスコミ情報の聴取
⑤ SDO、アシストⅡ、インターネット・ホームページ情報の閲覧
⑥ (社)静岡県建築士会等建築関係団体への照会
⑦ その他
3.支援支部の設置
(1)管内で震度5弱以上の地震を観測し、市町村の判定実施本部から判定の実施について
支援要請がなされた場合、該当する土木事務所は支援支部を設置し、判定の実施に関し
て必要な支援を行う。
なお、被害状況をもとに検討の結果、必要と判断したときは、市町村の判定実施本部
からの支援要請がなされる前に支援支部を設置する。
(2)支援支部は、支援本部、管内の実施本部、実施本部を設置していない市町村に、また
必要に応じ建築関係団体等に対し、支援支部を設置した旨を連絡する。
(3)支援が可能である管内の市町村に対し、判定の実施に関して支援を要請する。
4.支援実施計画作成への協力
支援支部(土木事務所)は、被災地の被害状況等を考慮した各市町村への判定士の派
遣計画等を検討し、その結果を支援本部に報告して支援実施計画の作成に協力するとと
もに、実施状況等により、支援実施計画の見直しが必要と思われる場合は、速やかにそ
の旨を支援本部に報告する。
5.支援支部(土木事務所)からの支援要請
(1)支援支部(土木事務所)は、支援に必要な次の事項について、予め定められた緊急連絡網
等を通じ、管内の支援市町村に対し、支援要請する。
① 応援判定士等の派遣
② 判定資機材の提供
③ 実施本部の業務にあたる行政職員の派遣
④ 支援本部(支援支部)の業務にあたる行政職員の派遣
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⑤ 判定士の災害補償への対応
⑥ 実施本部又は判定拠点までの輸送手段の用意
⑦ その他(テント、寝袋、毛布、食料等の提供)
(2)支援支部(土木事務所)は、支援実施計画の見直しにより支援規模の縮小等があった時は、
必要に応じて支援要請の終了の通知をする。
6.支援支部(土木事務所)による応援判定士等の派遣及び帰還
(1)支援支部(土木事務所)は、支援本部、実施本部、支援市町村等と協力し、次により応援判
定士及び応援判定コーディネーターを派遣する。
① 管内に参集した応援判定士等の名簿を作成する。
② 必要に応じて、参集した応援判定士等に判定資機材等を配付する。
③ 用意した輸送手段により、応援判定士等を実施本部や判定拠点へ派遣する。
(2)支援支部(土木事務所)は、支援本部、実施本部、支援市町村と協力し、次により応援判定
士及び応援判定コーディネーターを帰還させる。
① 用意した輸送手段により帰還した応援判定士等の把握
② 使用した判定資機材の回収
7.県外応援判定士等の受入れ
(1)県が 1 次参集場所を設置して県外応援判定士等の受入れが必要となった場合、沼津土
木事務所、浜松土木事務所の支援支部は、支援本部長の指示により東名高速道路の足柄
SA(下り線側、小山町)及び浜名湖SA(上り線側、浜松市)へ 1 次参集場所を設置
する。
足柄SA及び浜名湖SAへの 1 次参集場所の設置は、広域受援における応援部隊等の
進出拠点が設営されている場合に設置し、県外応援判定士等の受入れは方面本部総括班
対策係(交通誘導係)と連携して業務にあたる。
■1 次参集場所連絡先
1 次参集場所
足柄SA
(下り線側)
連絡先
通信手段
号
NTT
5(8)−760−0(防災行政無線)
090−5853−2677(衛星携帯)
ぼうさいとうぶ24
FAX
5(8)−760−1(防災行政無線)
東部交通誘導係
アドレス
浜名湖SA
(上り線側)
番
[email protected]
NTT
5(8)−764−0(防災行政無線)
090−5853−2670(衛星携帯)
ぼうさいせいぶ20
FAX
5(8)−764−1(防災行政無線)
西部交通誘導係
アドレス
[email protected]
(2)上記以外の場所に 1 次参集場所の設置が必要となった場合、該当する支援支部は支援
本部と連携して 1 次参集場所を設置する。
(3)該当する支部は、1 次参集場所において県外応援判定士等を受け入れる。
(4)1次参集場所では、県外の応援機関(都道府県、市町村等)
、県外応援判定士等の人数、
派遣先、派遣期間等を確認する。
(5)1次参集場所から現地参集場所までの輸送手段、移動経路等を確認し、県外応援判定
士等に案内する。
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(6)県外応援判定士等の受入状況を、随時、支援本部・支援支部・実施本部に報告する。
8.支援支部の終了
(1)支援支部は以下の業務が完了した時点をもって終了とする。
① 支援の実施
② 判定結果の集計、資料整理
③ 判定結果の支援本部、方面本部への報告
(2)支援業務終了後、判定結果及び支援支部を解散する旨を、支援本部、方面本部長に報告し、
支援支部を解散する。
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Ⅵ.県有建築物の応急危険度判定
1.災害時の拠点施設の判定
(1)実施方針
① 県内で震度6弱以上の地震を観測し、配備体制が全職員動員体制となり、災害対策
本部が設置された場合は、建築安全推進室長は、県有建築物の応急危険度判定の実施
要否を検討する。
② 東海地震に対する耐震性能のランクがⅠa(耐震性能が優れている建物)の建築物は、
軽微な被害にとどまり、地震後も建物を継続して使用できることが想定されるため、
原則、判定を実施しない。
③ 災害時の重要な拠点となる施設のうち東海地震に対する耐震性能のランクがⅠa以
外の建築物は、県内で震度6弱以上の地震を観測した場合は、原則判定を実施する。
④ それ以外の拠点施設についても、被害状況に応じ判定を実施する。
⑤ 各市町村の判定活動において判定を実施する場合は、所在する市町村の判定実施の
判断による。
■
静岡県が定める東海地震に対する耐震性能の目安
ランク
東海地震に対する耐震性能
備
考 欄
耐震性能が優れている建物。
Ⅰa 軽微な被害にとどまり、地震後も建物を継続し 災害時の拠点となりうる施設
て使用できる。
Ⅰ
耐震性能が良い建物。
倒壊する危険性はないが、ある程度の被害を
Ⅰb
受けることが想定される。
Ⅱ
耐震性能がやや劣る建物。
建物の継続使用の可否は、被災建築
倒壊する危険性は低いが、かなりの被害を受
物応急危険度判定士の判定による。
けることも想定される。
Ⅲ
耐震性能が劣る建物。
倒壊する危険性があり、大きな被害を受ける
ことが想定される。
※ 東海地震に対して耐震性を有するとされる建築物はランクⅠ
※ 建築基準法上の耐震性能を有するとされる建築物はランクⅠとランクⅡ(ただし、木造はラン
クⅠのみ)
(2)重要拠点施設の判定
① 災害時の拠点となる施設のうち、重要拠点施設を以下の施設とする。
・県庁(本館、東館、西館、別館、青葉駐車場)
・総合庁舎
・単独土木事務所(支所を除く)
・単独健康福祉センター(支所・分庁舎除く)
・県立総合病院、県立こども病院、県立こころの医療センター、静岡がんセンター
・警察署、清水分庁舎、交通管制センター、航空隊基地
② 上記の施設で東海地震に対する耐震性能のランクがⅠaの建築物は、被害状況により
判定の実施を判断する。
③ 上記の施設のうち、県庁は管財室が、土木事務所が含まれる総合庁舎及び土木事務
- 21 -
所は各土木事務所が判定を行う。
④ 上記の施設のうち③以外の施設の判定は、(財)静岡県建築住宅まちづくりセンタ
ー等に協力を要請する。ただし、下田土木事務所及び熱海土木事務所管内の施設は、
土木事務所又は各市町村が実施する判定活動において、判定を実施する。
⑤ 県において上記の災害時の重要な拠点となる施設の判定を実施することが困難な場
合は、各市町村に依頼し、各市町村が実施する判定活動において判定を実施する。
(3)それ以外の拠点施設の判定
① 上記(2)①以外の災害時の拠点となる施設は、各市町村が実施する判定活動にお
いて、判定を実施する。
② 被害状況により、早急に判定を必要とする施設や判定活動を実施しない市町村にあ
る施設の判定は、建築安全推進室及び土木事務所で対応を協議する。
③ 災害時の拠点となる施設は、各市町村が作成する優先判定建物リストに掲載し、優
先して判定を行う。
■
災害時の拠点となる施設
施設用途
ア
施設名
災害応急対策全般の企画・立案、調整、警戒、 県庁、総合庁舎、警察本部、警察署、警察官
情報収集・伝達等を行う施設
駐在所など
イ 住民の避難所等として使用される施設
県立高等学校校舎(盲、聾、養護学校を含む。
)、
体育館など
ウ 救急医療等を行う施設
県立総合病院、県立こころの医療センター、
県立こども病院、静岡がんセンター
エ 災害時要援護者を保護、入所している施設
社会福祉施設など
オ
道路、港湾、漁港、土地改良施設等の応急復
土木事務所など
旧を行う施設
カ
清掃、防疫その他保健衛生に関する事項を行
健康福祉センターなど
う施設
2.県営住宅の判定
(1)県内で震度6弱以上の地震を観測した場合、公営住宅室長は、被害状況に基づき県営
住宅の応急危険度判定の実施要否を検討する。
(2)県営住宅の判定を実施する場合は、被災状況の調査と併せた対応を検討する。
(3)県営住宅の判定は、(財)静岡県建築住宅まちづくりセンター等に協力を要請する。
3.その他の県有建築物の判定
(1)災害時の拠点となる施設及び県営住宅以外の建築物は、各市町村が実施する判定活動
において判定を行う。
(2)判定の実施の有無は、所在する市町村の判定実施の判断による。
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■
県有建築物の応急危険度判定の実施方針
ランクⅠa の建築物
ランクⅠa 以外の建築物
災害時の重要な
拠点施設
原則実施しない
被害状況により、実施を判断
震度6弱以上で原則実施
県、(財)静岡県建築住宅まちづく
りセンター等で実施
それ以外の
拠点施設
原則実施しない
市町村の判定活動で実施
県営住宅
その他の
県有建築物
震度6弱以上で実施を検討
(財)静岡県建築住宅まちづくりセンター等で実施
原則実施しない
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市町村の判定活動で実施
Ⅶ.広域支援受入体制
1.県外応援判定士等の受入れ
(1)被害が広範囲に亘り、多くの市町村に実施本部が設置され、利用できる交通機関・輸
送経路等が限定される場合は、県は1次参集場所を設置し、県外応援判定士等を受け入
れる。
(2)1次参集場所を設置することが困難な場合や支援を受ける市町村ごとに現地参集場所
等において県外応援判定士等を受け入れることが妥当と考えられる場合は、1次参集場
所を設置せずに県外応援判定士等を受け入れる。
(3)1次参集場所等で県外の応援機関(都道府県、市町村等)、県外応援判定士等の人数、
派遣先、派遣期間等を確認する。
(4)1次参集場所から現地参集場所までの輸送手段、移動経路等を確認し、県外応援判定
士等に案内・誘導する。
(5)交通機関、輸送経路等の復旧状況により、1次参集場所での受入れが必要でなくなっ
た場合は、1次参集場所を閉鎖し、市町村ごとに現地参集場所等において県外応援判定
士等を受け入れる。
県外応援判定士
1 次参集場所
足柄SA
県内各地の現
地参集場所へ
県外応援判定士
1 次参集場所
浜名湖SA
応援判定士の受入れイメージ
2.1次参集場所の設置
(1)交通機関、道路等の被害状況により、1次参集場所の設置場所を検討する。
(2)東海地震等の大規模地震では、鉄道の被害により、バス等による輸送が想定されるこ
とから、1次参集場所は、広域受援計画の進出拠点である東名高速道路の足柄SA(下
- 24 -
り線側、小山町)及び浜名湖SA(上り線側、浜松市)へ設置することを想定する。
(3)被害状況、道路状況等により、足柄SA(下り線側、小山町)及び浜名湖SA(上り
線側、浜松市)へ設置することができない場合は、山中城址駐車場(三島市)
、湖西運動
公園(湖西市)
、道の駅朝霧高原(富士宮市)等への設置を検討する。
(4)鉄道による参集が中心となる場合は、主要駅に 1 次参集場所の設置を検討する。
(5)船舶による参集が中心となる場合は、防災拠点港湾、防災港湾に 1 次参集場所の設置
を検討する。
3.輸送手段の確保
(1)東海地震等の大規模地震では、1次参集場所から現地参集場所までの輸送手段は、バ
ス等が最も現実的と想定される。
(2)支援本部・支援支部及び実施本部においてバス等を確保することが困難な場合は、県
外応援判定士等の輸送手段を確保するために、広域支援要請に際して、支援先に対しバ
ス等による派遣を要請する。
(3)バス等により輸送する場合は、通行規制区域の通行を可能とするために、緊急通行車
両標章、有料道路通行許可証等を交付する。
(4)輸送手段としてバス等の民間営業車両の借上げをする場合は、中部運輸局静岡運輸支
局を通じ、静岡県バス協会等に協力要請する。
(5)鉄道、バス等による輸送が困難な場合は、船舶、ヘリコプター等を活用した派遣につ
いて災害対策本部と協議する。
4.宿泊場所の確保
(1)実施本部及び支援本部・支援支部は、静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合、旅館組合
等を通じ、県外応援判定士等を受入れることが可能なホテル・旅館等の情報を収集し、
支援要請に際し、情報提供に努める。
(2)ホテル・旅館等が確保できない場合は、公共施設、公民館、寺社等を宿泊場所とする
ことも検討する。
(3)県境に隣接した市町村の宿泊施設として、周辺の神奈川県、山梨県、愛知県等のホテ
ル・旅館等の利用が可能である場合は、関係する県に対し、県外応援判定士等を受入れ
ることが可能なホテル・旅館等の情報提供を要請する。
(4)県外応援判定士等の宿泊場所に関するテント、簡易ベッド、寝袋、毛布等が不足する
場合は、広域支援要請に際して、支援先にテント、簡易ベッド、寝袋、毛布等の支援を
要請する。
5.食料の確保
(1)県外応援判定士等の食料は、県外応援判定士等自らがホテル・旅館等の宿泊施設、店
舗等で確保することを原則とする。
(2)ホテル・旅館等の宿泊施設、店舗等により食料の確保が困難な場合は、実施本部及び
支援本部・支援支部は、災害対策本部等に要請し食料の確保をする。
(3)食料の確保が難しい場合は、広域支援要請に際して、支援先に食料の支援や非常食等
の持参を要請する。
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Ⅷ.用 語
○ 応援判定士
実施本部が設置された市町村以外の市町村、及び他の都道府県に在住する判定士をいう。
○ 幹事等の都道府県
支援本部だけでは対応できず、ブロック内の他の都道府県の支援が必要となった場合に、
ブロック協議会の窓口として取りまとめを行う都道府県をいう。
ブロックにより、代表幹事や応援主幹などと呼んでいる。
○ 広域支援本部
被災建築物応急危険度判定広域支援本部を略して、
「広域支援本部」という。
支援本部からの要請により、幹事等の都道府県に設置され、ブロック協議会内の被災し
ていない都道府県の支援の取りまとめを行う。
○ 支援市町村
被災した市町村へ支援を行う市町村を略して、「支援市町村」という。
被災した県内の実施本部を設置してしない市町村において、県(支援本部、支援支部、
支援土木事務所)からの支援要請により判定士、判定コーディネーターの派遣及び判定資
機材の支援を行う市町村をいう。
○ 支援支部
被災建築物応急危険度判定支援支部を略して、「支援支部」という。
「支援支部」とは、判定の実施を支援するために、土木事務所に設置される支部をいう。
○ 支援都道府県
被災した都道府県への支援を行う都道府県を略して、
「支援都道府県」という。
被災地の都道府県(支援本部)
、幹事等の都道府県または、国土交通省からの支援要請に
より判定士、判定コーディネーターの派遣及び判定資機材の支援を行う都道府県をいう。
○ 支援土木事務所
支援支部を設置せず、管外の被災した市町村へ支援を行う土木事務所を略して、
「支援土
木事務所」という。
被災した県内の支援支部を設置していない土木事務所において、県(支援本部、支援支
部)からの支援要請により判定士、判定コーディネーターの派遣及び判定資機材の支援を
行う土木事務所をいう。
○ 支援本部
被災建築物応急危険度判定支援本部を略して、「支援本部」という。
「支援本部」とは、判定の実施を支援するために、都道府県等に設置される本部をいう。
○ 悉皆(しっかい)
悉皆とは、すべて、全部という意味であり、判定を行う調査地区、建物用途等を決定し、
調査地区内のすべての対象建築物を調査することをいう。
○ 実施本部
被災建築物応急危険度判定実施本部を略して、「実施本部」という。
「実施本部」とは、市町村災害対策本部の下に設けられる判定を行うための本部をいう。
- 26 -
○ 地元判定士
被災地において、市町村災害対策本部が設置された場合、当該本部設置市町村に在住す
る判定士をいう。
○ 地元判定士等
地元判定士及び地元判定コーディネーターを総称して「地元判定士等」という。
○ 全国協議会
全国被災建築物応急危険度判定協議会を略して、
「全国協議会」という。
「全国協議会」とは、大規模な地震が発生した場合、被災建築物の判定の実施をより迅
速かつ的確に実施していくため、判定の方法、都道府県相互の支援等に関して事前に相談
を行い、判定の実施体制の整備を推進していく必要があり、全国 47 都道府県及び建築関係
団体等が構成員となって、平成 8 年 4 月 5 日に設立された。
○ 判定拠点
被災建築物応急危険度判定拠点を略して、
「判定拠点」という。
「判定拠点」とは、被災地での情報収集及び判定実施のために必要な場合に災害対策本
部長等が設置する被災地或いはその周辺における判定の拠点をいう。
○ 判定コーディネーター
被災建築物応急危険度判定コーディネーターを略して、
「判定コーディネーター」という。
「判定コーディネーター」とは、実施本部、判定拠点及び支援本部において、判定の実
施のために判定士の指導・支援を行う行政職員及び判定業務に精通した地域の建築団体に
属する者で、判定コーディネーター1 名が最大 5 班を総括する。
○ 判定士
被災建築物応急危険度判定士を略して、
「判定士」という。
○ 判定士等
判定士、判定コーディネーターを総称して、
「判定士等」という。
○ 判定資機材
判定に使用する資機材
○ 判定実施オペレーションタイプ
実施本部が、判定実施にあたり災害規模に応じ、判定実施区域の状況、動員可能となる
判定士、判定コーディネーターの数、判定実施機関等を考慮の上決定する判定方法。
○ 判定実施計画
実施本部長が作成する被災市町村における判定実施の計画。
○ ブロック協議会
地震による大規模災害時の広域的支援に備え、地域ごとに設立された広域被災建築物応
急危険度判定協議会をいう。
- 27 -
<関係資料1>
被災建築物応急危険度判定実施体制一覧 (H20.3.31現在の調査数量)
市 町
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
下田市
東伊豆町
河津町
南伊豆町
松崎町
西伊豆町
下田土木 合計
熱海市
伊東市
熱海土木 合計
沼津市
三島市
御殿場市
裾野市
伊豆市
伊豆の国市
函南町
清水町
長泉町
小山町
沼津土木 合計
富士宮市
富士市
旧富士川町
芝川町
富士土木 合計
静岡市
旧由比町
静岡土木 合計
島田市
焼津市
旧大井川町
藤枝市
旧岡部町
川根本町(本庁)
(支所)
島田土木 合計
御前崎市
牧之原市
吉田町
御前崎土木 合計
磐田市
掛川市
袋井市
菊川市
森町
袋井土木 合計
浜松市
湖西市
新居町
浜松土木 合計
県 計
建物全棟数 判定対象建物
(棟)
棟数(棟)
17,876
9,065
6,823
必要数
3,414
190,432
248,335
5,853
254,188
43,962
68,817
15,324
55,645
7,785
4,900
2,070
198,503
18,633
31,794
16,106
66,533
92,103
45,677
37,369
23,684
12,559
211,392
299,503
19,690
5,280
324,473
5,706
844
1,361
3,030
1,733
2,799
15,473
3,899
6,230
10,129
45,749
28,512
10,418
4,174
6,831
14,490
9,146
7,447
2,008
3,772
132,547
21,778
37,259
3,384
2,439
64,860
168,189
1,934
170,123
17,097
30,501
6,415
31,796
3,918
1,744
858
92,329
9,046
16,673
8,129
33,848
31,780
22,661
28,166
14,173
4,413
101,193
125,354
6,826
3,541
135,721
78
12
18
40
40
38
226
52
84
136
610
381
139
56
91
193
122
100
1
50
1,743
290
497
46
32
865
2,244
26
2,270
69
408
86
424
54
24
12
1,077
121
224
108
453
424
302
376
189
60
1,351
1,671
91
48
1,810
1,646,350
756,223
9,931
8,006
7,249
49,019
17,257
45,040
62,297
70,727
39,181
36,994
24,935
29,609
30,974
22,308
10,423
15,572
8,790
289,513
64,776
122,242
- 28 -
判定士(人)
管内登録数
管内行政数
(行政数除く)
30
1
31
1
17
7
17
13
115
2
90
6
141
10
231
16
498
25
252
20
144
9
107
9
112
1
138
1
91
93
3
53
2
23
1
1,511
71
243
12
345
22
34
4
13
635
38
1,871
116
29
1,900
116
282
16
303
15
60
289
2
20
16
1
5
975
34
84
1
114
5
40
238
6
226
17
151
8
155
13
85
5
44
1
661
44
1,981
75
46
5
28
2
2,055
82
8,321
409
コーディネーター(人)
必要数
管内登録数
1
1
1
1
1
5
1
1
2
7
4
2
1
1
1
2
1
1
0
1
3
1
1
20
3
5
1
1
10
22
1
23
19
5
1
5
1
1
1
33
2
3
2
7
5
4
4
2
1
16
17
1
1
19
6
6
8
14
11
7
8
5
12
1
6
5
2
7
64
15
4
5
6
30
35
4
39
22
15
2
3
2
2
1
47
5
4
8
17
6
17
3
12
1
39
25
3
4
32
135
288
<関係資料2>
被災建築物応急危険度判定資機材の備蓄状況(H20.3.31現在の調査数量)
判定調査表(枚)
市町村名
土木事務所名
木造
S造
判定ステッカー(枚)
調査済
(緑)
RC造
要注意
(黄)
判定資機材
クラック コンベック
ヘルメット
下げ振り
スケール
ス
用シール
危 険
(赤)
1 下田市
2 東伊豆町
30
30
30
3 河津町
30
30
30
4 南伊豆町
30
30
30
1,700
1,700
1,700
5 松崎町
1,700
1,700
1,700
25
2
28
28
15
15
15
15
10
10
9
9
9
9
15
15
15
15
3
20
60
30
25
60
ネーム
プレート
腕章
28
10
6 西伊豆町
バイン
ダー
56
15
7 熱海市
3,900
3,900
3,900
4,900
5,900
6,900
8 伊東市
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
60
30
30
60
30
60
9 沼津市
3,500
3,500
3,500
3,500
3,500
3,500
420
210
210
210
210
420
10 三島市
60
10,000
3,000
3,000
6,000
6,000
6,000
100
100
100
100
250
200
11 御殿場市
4,000
4,000
2,000
4,000
4,000
2,000
120
148
150
180
150
135
100
12 裾野市
1,500
1,000
500
1,000
1,000
1,000
200
20
200
20
20
200
13 伊豆市
2,500
500
500
1,000
1,000
1,000
15
38
37
42
38
44
14 伊豆の国市
2,650
2,150
2,150
2,200
1,300
1,300
92
15
20
40
20
84
64
32
32
32
32
32
110
110
110
110
6
6
6
6
100
15 函南町
16 清水町
60
60
60
500
500
500
17 長泉町
6,000
2,000
2,000
500
500
500
18 小山町
20
20
20
20
21
17
30
20
10
10,930
1,815
855
820
12,390
580
250
111
120
富士市
9,800
9,800
9,800
9,800
9,800
9,800
19
199
160
旧富士川町
40
40
19 富士宮市
1,400
100
100
1,000
1,000
1,000
21 芝川町
1
1
1
1
1
1
静岡市
25,000
10,000
9,000
18,000
17,000
8,000
3,000
200
200
2,000
2,000
2,000
23 島田市
6,500
3,050
2,050
3,500
4,500
焼津市
3,000
1,000
1,000
1,558
572
900
95
10
500
4,000
3,000
3,000
3,000
3,000
3,000
26 川根本町
1,260
1,190
27 御前崎市
6,000
28 牧之原市
5,000
29 吉田町
10
9
100
250
200
198
410
351
50
40
40
3
3
3
3
684
342
342
342
342
855
30
30
30
30
30
30
4,500
183
116
116
190
181
222
650
100
50
39
100
50
95
300
250
40
20
20
20
20
40
4,000
3,000
3,000
200
130
130
260
130
260
260
2,900
2,900
2,900
21
21
21
21
21
42
1,200
1,300
850
650
23
23
23
23
2,300
2,100
3,000
3,000
3,000
32
35
19
35
35
32
3,500
3,500
4,000
4,000
4,000
244
98
100
93
100
123
2,000
700
300
1,000
1,000
1,000
117
39
39
78
39
82
30 磐田市
29,000
12,000
2,000
22,000
7,000
10,000
180
165
165
165
165
330
31 掛川市
1,325
825
825
500
500
500
50
36
37
61
36
74
32 袋井市
3,000
2,200
2,300
3,300
3,300
3,300
150
35
27
7
67
125
33 菊川市
2,500
100
100
1,000
1,000
1,000
20
20
20
20
30
700
200
100
200
400
400
10
10
10
35 浜松市
56,300
17,800
15,740
32,500
37,500
38,500
670
780
208
692
1,650
36 湖西市
2,500
1,200
300
1,000
1,500
1,500
25
25
25
25
50
37 新居町
1,000
300
300
1,000
1,000
1,000
20
5
5
5
5
30
216,036
98,296
79,201 142,199 141,934 123,948
4,687
3,034
3,253
2,776
3,137
6,155
1,440
510
3
3
15
22
24
25
旧由比町
旧大井川町
藤枝市
旧岡部町
34 森町
市町村計
1 下田土木
390
12
12
20
1,300
12
8
2 熱海土木
16
3 沼津土木
4
6
4
14
7
16
3
3
5
3
6
144
54
20
50
1,530
3
4
6
12
6
12
900
28
28
29
7
3
14
7
14
1,000
1,000
3
5
5
2
1
4
2
4
1,800
750
750
25
25
25
4
4
8
5
9
900
300
300
1
1
1
8
7
14
10
19
8
2
10,900
4,940
4,340
78
80
80
46
53
33
78
49
99
15
15
2,500
2,800
2,800
2,800
2,800
2,800
47
50
53
4
256
173
100
13,400
7,740
7,140
2,878
2,880
2,880
46
100
83
131
53
355
188
115
86,341 145,077 144,814 126,828
4,733
3,134
3,336
2,907
3,190
6,510
1,718
118
2,000
1,000
1,000
2,760
1,380
7 御前崎土木
2,000
8 袋井土木
9 浜松土木
合 計
2
7
2
8
6 島田土木
県 計
3
14
100
9
5 静岡土木
建築安全推進室
20
1
9
4 富士土木
土木計
判定士
手帳
229,436 106,036
30
- 29 -
12
7
1
<関係資料3>
県有公共建築物 の重要防災拠点施設一覧
平成20年4月1日現在
建築物
担 当
施設名
棟名
旧:旧基準
場所
建設年
の建築物
耐震性能 Ⅰs値/
ET値
ランク
新:新基準
市町村名
(西暦)
の建築物
Ⅰa
静岡市
1996
新
1
別館
2
東館
静岡市
階数 延床面積
SRC
22
26,549
SRC
16
25,159
本館
静岡市
1937
旧
RC
5
19,765
4
西館
静岡市
Ⅰa
1974
旧
SRC
10
17,253
5
青葉駐車場
静岡市
Ⅰa
1993
新
S
1
1,550
本館
下田市
Ⅰa
12,220
分館
下田市
Ⅱ
本館
下田市
Ⅰa
庁舎本館
松崎町
Ⅰb
庁舎本館
松崎町
本館
熱海市
Ⅰb
Ⅰa
付属棟
熱海市
Ⅰa
1984
新
RC
2
793
庁舎本館
伊東市
Ⅰa
1991
新
RC
3
2,074
車庫道場棟
伊東市
Ⅰa
1992
新
RC
2
493
庁舎本館
熱海市
Ⅰa
1987
新
RC
5
2,950
本館
沼津市
Ⅱ
1972
旧
SRC
8
10,695
1981
旧
RC
5
2,228
管財室
6
下田総合庁舎
7
8
下田土木事務所
9
11
熱海総合庁舎
12
14
15
下田警察署
松崎警察署
10
13
県庁舎
熱海土木事務所
伊東警察署
熱海警察署本署
16
17
沼津土木事務所 東部総合庁舎
1.32
旧
構造
Ⅰa
Ⅰa
3
1970
構造・規模
1986
新
SRC
7
1973
旧
SRC
3
1,947
1989
新
RC
2
1,301
1.19
1967
旧
RC
2
655
1.19
1981
旧
S
2
67
1984
新
SRC
5
4,809
0.83
別館
沼津市
Ⅱ
18
別棟
沼津市
新
S
2
268
本館
富士市
Ⅰa
Ⅰa
1995
19
1986
新
SRC
6
9,393
付属棟
富士市
Ⅰa
1986
新
RC
2
406
本館
静岡市
Ⅰa
1982
新
SRC
7
11,319
別館
静岡市
Ⅰa
1982
新
SRC
4
3,759
島田市
御前崎市
Ⅰa
2000
新
RC
4
4,189
Ⅰa
1.30
1970
旧
RC
2
561
袋井市
浜松市
Ⅰa
Ⅰa
1.27
1979
1989
旧
新
RC
SRC
3
11
2,454
16,401
御殿場市
Ⅰa
1995
新
RC
3
2,281
御殿場市
Ⅰa
1995
新
S
1
476
2002
新
SRC
11
66,492
20
21
22
富士土木事務所 富士総合庁舎
静岡土木事務所 静岡総合庁舎
23
島田土木事務所 島田土木事務所
24 御前崎土木事務所 御前崎土木事務所
25 袋井土木事務所 袋井土木事務所
26
27
28
浜松土木事務所 浜松総合庁舎
本館
御殿場健康福祉セ 事務所
ンター
車庫棟
0.98
29
病院本棟
長泉町
Ⅰa
30
陽子線治療施設棟
長泉町
Ⅰa
2002
新
RC
4
4,792
31
エネルギーセンター
長泉町
Ⅰa
2002
新
SRC
2
2,757
緩和ケア病棟
長泉町
Ⅰa
2002
新
RC
2
2,036
32
33
静岡がんセンター
小児患者家族宿泊施設棟
長泉町
Ⅰa
2003
新
W
1
497
34
保育所
長泉町
Ⅰa
2002
新
S
1
498
35
東名北側駐車場
長泉町
Ⅰb
20007
新
S
1
5,167
36
研究所
2005
新
RC+SRC
4
8,289
1976
旧
RC
3
1,201
1998
新
RC
4
3,511
37
大仁警察署
38
庁舎
庁舎本館
長泉町
Ⅰa
伊豆の国市
Ⅰa
三島市
Ⅰa
1.65
(財)静岡県建築住 三島警察署
宅まちづくりセン
ター
40
沼津警察署本署
41
御殿場警察署庁舎
付属棟
三島市
Ⅰa
1998
新
RC
2
802
庁舎本館
沼津市
Ⅰa
1985
新
RC
4
4,735
庁舎本館
御殿場市
Ⅰb
1978
旧
RC
4
1,770
42
庁舎本館
3,911
39
43
44
45
富士警察署
富士宮警察署
1.15
富士市
Ⅰa
1985
新
RC
5
車庫道場棟
富士宮市
Ⅰa
1994
新
RC
2
678
本館
富士宮市
Ⅰa
1995
新
RC
4
2,868
1982
旧
RC
4
1,285
1998
新
S
1
30
1973
旧
RC
4
3,542
10,432
清水警察署蒲原分 本署庁舎
庁舎
本署庁舎
静岡市
Ⅰa
46
静岡市
Ⅰa
47
清水警察署
静岡市
Ⅲ
0.51
1.27
庁舎本館
48
静岡中央警察署本署 庁舎
静岡市
Ⅰa
49
静岡南警察署
庁舎本館
静岡市
Ⅰa
50
交通管制センタ−
庁舎
静岡市
Ⅰb
51
清水分庁舎
庁舎棟
静岡市
Ⅰa
- 30 -
1.42
1.17
1981
旧
SRC
8
1982
新
RC
5
2,931
1975
旧
RC
3
1,076
1994
新
SRC
7
7,773
<関係資料3>
52
本館
静岡市
Ⅰa
1982
新
SRC
6
53
西館
静岡市
Ⅰa
1986
新
RC
3
1,395
新館
静岡市
Ⅰa
2000
新
SRC
6
9,459
54
県立総合病院
38,578
55
PETセンター
静岡市
Ⅰa
2006
新
RC
4
2,313
56
管理診療棟
静岡市
Ⅰa
1991
新
RC
3
8,179
静岡市
Ⅰa
1991
新
RC
4
9,181
57
58
県立こころの医療セ
病棟
ンター
多目的ホール
静岡市
Ⅰa
1992
新
RC
1
1,104
59
A棟
静岡市
Ⅱ
0.80
1976
旧
RC
2
2,175
60
B棟
静岡市
Ⅰb
1.00
1976
旧
SRC
2
516
61
C棟
静岡市
Ⅰa
2.99
1976
旧
SRC
1
353
62
D,E棟
静岡市
Ⅰa
1.33
1976
旧
SRC
2
864
63
F棟
静岡市
Ⅰa
1.26
1976
旧
SRC
2
828
64
G棟
静岡市
Ⅰa
3.10
1976
旧
RC
1
209
65
H+K棟
静岡市
Ⅱ
0.88
1976
旧
RC
6
3,738
K棟
静岡市
Ⅰa
1.63
1976
旧
RC
3
845
0.60
2,640
66
県立こども病院
67
J棟
静岡市
Ⅱ
1976
旧
RC
2
68
MRI棟
静岡市
Ⅰa
1991
新
RC
4
236
69
L棟
静岡市
Ⅰa
1987
新
RC
1
2,403
70
新パワープラント
静岡市
Ⅰa
2003
新
RC
2
1,476
71
新I棟
静岡市
Ⅰa
2003
新
SRC
5
5,419
72
西館
静岡市
2007
新
RC
6
12,257
73
74
75
76
藤枝総合庁舎
藤枝警察署
77
焼津警察署
78 (財)静岡県建築住
宅まちづくりセン
79
ター
島田警察署
80
81
82
83
航空隊基地
榛原警察署
84
85
中遠総合庁舎
86
本館
藤枝市
Ⅰa
Ⅰa
1982
新
RC
4
5,326
付属棟
藤枝市
Ⅰa
1982
新
S
2
1,780
本庁舎
藤枝市
Ⅰa
1994
新
RC
3
2,199
車庫道場棟
藤枝市
Ⅰa
1994
新
RC
2
569
庁舎本館
焼津市
Ⅰa
1983
新
RC
4
2,051
車庫
焼津市
Ⅰa
1983
新
RC
2
577
本庁庁舎
島田市
Ⅰa
2002
新
RC
3
2,778
付属棟
島田市
Ⅰa
2002
新
RC
1
715
庁舎本館
焼津市
Ⅰa
1979
旧
RC
1
271
庁舎本館
牧之原市
Ⅰa
1993
新
RC
3
1,680
車庫道場棟
牧之原市
1993
新
RC
2
378
1979
旧
RC
4
4,766
4,738
1.94
西館
磐田市
Ⅰa
Ⅰa
東館
磐田市
Ⅰa
1985
新
RC
4
検査棟
磐田市
Ⅰa
1985
新
RC
2
378
2004
新
RC
3
2,475
1.33
87
菊川警察署
庁舎
菊川市
Ⅰa
88
掛川警察署
庁舎
掛川市
Ⅰa
2005
新
RC
3
3,182
89
森警察署
庁舎本館
森町
Ⅱ
0.79
1980
旧
RC
3
1,172
庁舎別館
磐田市
Ⅰa
1.42
1981
旧
RC
3
1,240
90
91
磐田警察署
92
93
94
95
96
97
北遠総合庁舎
天竜警察署
浜松中央警察署
98
99
浜松東警察署
100
101
102
103
104
105
浜北警察署
新居警察署
細江警察署
付属棟
磐田市
Ⅰa
1999
新
RC
2
686
庁舎棟
磐田市
2000
新
RC
3
3,267
1983
新
RC
4
3,508
1983
新
S
2
280
1,157
本館
浜松市
Ⅰa
Ⅰa
付属棟
浜松市
Ⅰa
庁舎本館
浜松市
Ⅰb
1977
旧
RC
3
増築庁舎
浜松市
Ⅰa
1999
新
その他
1
21
庁舎本館
浜松市
Ⅰa
1987
新
RC
5
4,985
1.23
本署別館
浜松市
Ⅲ
1980
旧
S
3
864
本署庁舎本館
浜松市
Ⅰa
0.31
1989
新
RC
4
2,544
車庫棟
浜松市
Ⅰa
1990
新
RC
2
432
1,879
庁舎本館
浜松市
Ⅰa
1989
新
RC
4
車庫道場棟
浜松市
Ⅰa
1989
新
RC
2
374
庁舎本館
新居町
Ⅱ
1979
旧
RC
3
1,355
0.75
庁舎本館
浜松市
Ⅰa
1992
新
RC
3
1,197
車庫道場棟
浜松市
Ⅰa
1992
新
RC
2
349
- 31 -
<関係資料4>
県内主要道路網図
凡 例
東名高速道路
高規格幹線道路(計画・予定)
国道
主要地方道
- 32 -
<関係資料5>
広域支援受入体制概要図
広域支援受入体制概要図
県外参集想定場所
(1次参 集場所が設置できない場合 )
神奈川県 、山梨県、 愛知県内
(船舶を 利用する 場合等)
東方面:横浜港、 川崎港周辺
西方面:名古屋港、 四日市港周辺
1次参集予定場所
足柄SA(下り線側)
浜名湖SA(上 り線側 )
中央自動車道
府
中
国52
東名高速道路
国1 38
川崎 港
国2 46
横浜港
足柄SA
小牧
国257
東名高速道路
春日井
国1
国13 5
浜名湖SA
御前崎港
- 33 -
熱海港
沼
津
港
国13 6
国414
清 水港
名古屋港
四日市港
国3 01
田 子の浦港
国1
下田港
横須賀港
<関係資料6>
緊 急輸送路関連施設図
凡 例
防災拠点ヘリポート 15ヶ所
自衛隊基地等
3ヶ所
○○
防災拠点港湾
6ヶ所
○○
防災港湾
24 6
13 8
16ヶ所
東名高速
469
1次緊急輸送路
2次緊急輸送路
3次緊急輸送路
1
田子の浦港
52
15 2
沼津港
網 代漁港
静浦 漁港
清水港
36 2
362
熱海港
1 50
土肥港
焼津漁港
宇久須港
136
東名高速
戸田漁港
414
用宗漁港
1
伊 東港
13 5
田子 漁港
大井 川港
30 1
松崎 港
地頭方漁港
1
福田漁港
150
御前崎港
- 34 -
妻良漁港
下田港
浜名港
稲取漁港
<関係資料7>
⑤県営愛鷹広域公園
(多目的競技場、スポーツ広場)
防災拠点ヘリポート位置図
④熱海観光港芝生公園
⑦外神市民グラウンド
⑨三請埋立地
浅畑スポーツ広場
板妻
⑦
駒門
静岡ヘリポート
⑥
⑨
⑤
④
⑥富士川緑地公園
野球場
⑧
⑪県営小笠山運動公園芝生広場
③
静浜
基地
浜松
基地
⑫
⑬
⑭
⑮
⑪
⑩焼津市総合運動場
内陸上競技場
②
⑭天竜川緑地(北)
(予備地)
⑫県営遠州灘海浜公園球技場
⑬県営遠州灘海浜公園自由広場
①
①敷根公園健康広場
⑮天竜川緑地(南)
(予備地)
②外ヶ岡ヘリポート
- 35 -
③小室山公園総合運動場
⑩
⑧県営草薙総合運動場
(球技場)
県及び市町村担当部局連絡先一覧
行政庁名
静岡県
東部方面本部
西部方面本部
下田土木事務所
熱海土木事務所
沼津土木事務所
富士土木事務所
静岡土木事務所
島田土木事務所
御前崎土木事務所
袋井土木事務所
浜松土木事務所
土木
下
田
熱
海
沼
津
富
士
静岡
島
田
御
前
崎
袋
井
浜
松
担当部局
建築安全推進室
交通誘導係
交通誘導係
都市計画課
都市計画課
建築住宅課
都市計画課
建築住宅課
建築住宅課
都市計画課
建築住宅課
建築住宅課
電話番号
054-221-3076
FAX
054-221-3567
0558-24-2109
0557-82-9191
055-920-2224
0545-65-2248
054-286-9346
0547-37-5273
0548-63-5347
0538-42-3294
053-458-7283
0558-24-2123
0557-82-9110
055-926-5527
0545-65-2270
054-286-9375
0547-37-6247
0548-63-2173
0538-42-6419
053-458-7195
市町村名
下田市
東伊豆町
河津町
南伊豆町
松崎町
西伊豆町
熱海市
伊東市
担当部局
建設課
建設産業課
建設課
建設課
産業建設課
産業建設課
建築住宅室
建築課
電話番号
0558-22-2219
0557-95-6303
0558-34-1952
0558-62-6277
0558-42-3965
0558-52-1115
0577-86-6425
0557-36-0111
FAX
0558-27-1007
0557-95-0122
0558-34-1404
0558-62-2588
0558-42-3183
0558-52-3711
0557-86-6416
0557-36-0320
沼津市
建築指導課
055-934-4759
055-933-1412
三島市
建築指導課
055-983-2644
055-973-6722
御殿場市
建築住宅課
0550-82-4224
0550-70-1030
裾野市
伊豆市
伊豆の国市
函南町
清水町
長泉町
小山町
富士宮市
富士市
芝川町
建築住宅室
都市計画課
安全対策課
都市計画課
都市計画課
建設計画課
都市整備課
建築指導課
建築指導課
産業課
055-995-1856
0558-83-5206
055-948-1412
055-979-8117
055-981-8225
055-989-5521
0550-76-6105
0544-22-1229
0545-55-2903
0544-65-2807
055-993-6318
0558-83-2484
055-948-1169
055-979-8146
055-973-1809
055-986-5905
0550-76-4770
0544-22-1208
0545-53-2773
0544-65-2800
静岡市
建築指導課
054-221-1238
054-221-1135
島田市
焼津市
藤枝市
川根本町
御前崎市
牧之原市
吉田町
磐田市
掛川市
袋井市
建築課
建築指導課
建築住宅課
建設課
都市計画課
都市住宅室
都市建設課
建築住宅課
建築住宅課
建築住宅課
0547-36-7184
054-626-2169
054-643-3481
0547-56-2227
0537-85-1123
0548-53-2627
0548-33-2161
0538-37-4899
0537-21-1152
0538-44-3123
0547-34-1241
054-626-2184
054-643-3280
0547-56-1117
0537-85-1146
0548-52-3772
0548-33-0362
0538-33-2050
0537-21-1165
0538-44-3173
菊川市
都市計画課
0537-35-0932
0537-35-2115
森町
浜松市
湖西市
新居町
建設課
建築行政課
都市住宅課
都市整備課
0538-85-6321
053-457-2471
053-576-4549
053-594-8112
0538-85-4419
053-457-2238
053-576-1897
053-594-2313
- 36 -
平成20年3月1日現在
無線電話
無線FAX
5(8)-700-3076 5(8)-700-3567
5(8)-760-0
5(8)-760-1
5(8)-764-0
5(8)-764-1
5(8)-701-2109 5(8)-701-2123
5(8)-702-9191 5(8)-702-6090
5(8)-703-2224 5(8)-703-5527
5(8)-704-2248 5(8)-704-2270
5(8)-705-9346 5(8)-705-9375
5(8)-800-151
5(8)-800-181
5(8)-801-6024 5(8)-801-6090
5(8)-802-3294 5(8)-802-6090
5(8)-709-7283 5(8)-709-7195
無線電話
5(8)-219-9999
5(8)-301-9999
5(8)-302-9999
5(8)-304-9999
5(8)-305-9106
無線FAX
5(8)-219-9100
5(8)-301-9100
5(8)-302-9100
5(8)-304-9100
5(8)-305-9100
5(8)-205-9999
5(8)-208-2654
5-203-9106
5(8)-205-9100
5(8)-208-9100
5-203-9100
消防本部地震対策課 消防本部地震対策課
5(8)-206-9999
8-215-9106
5-215-9999
5(8)-220-9106
5(8)-703-2224
5-321-9106
5(8)-325-9999
5(8)-341-9106
5(8)-342-9999
5(8)-344-9999
5(8)-210-9999
5(8)-210-9999
5(8)-361-9999
5(8)-201-9106
5(8)-206-9100
8-215-9100
5(8)-220-9100
5(8)-703-5527
8-321-9106
5(8)-325-9100
5(8)-341-9100
5(8)-342-9100
5(8)-344-9100
5(8)-210-9100
5(8)-210-9100
5(8)-361-9100
5(8)-201-9100
防災指導課
防災指導課
5(8)-209-9999
5(8)-212-2337
5(8)-214-9106
5(8)-427-9999
5(8)-444-9999
5(8)-422-9999
5(8)-424-9999
5(8)-211-9999
5(8)-213-9999
5(8)-216-9999
5(8)-446-9999
5(8)-446-9106
5(8)-461-9999
5(8)-202-9999
5(8)-221-9106
5(8)-503-9999
5(8)-209-9100
5(8)-212-9100
5(8)-214-9100
5(8)-427-9100
5(8)-444-9100
5(8)-422-9100
5(8)-424-9106
5(8)-211-9100
5(8)-213-9100
5(8)-216-9100
5(8)-446-9100
5(8)-461-9100
5(8)-2020-9100
5(8)-221-9100
5(8)-503-9100
全国被災建築物応急危険度判定協議会連絡先一覧(H20.4.1現在)
都道府県名
担当所属部課名
電話番号
(代表)
電話番号
(直通)
内線
マイクロ回線
FAX番号
衛星回線
1
北海道
建設部住宅局建築指導課
011-231-4111
29-478 011-204-5097
011-232-0147
−
001-210-29-478
2
3
4
青森県
岩手県
宮城県
県土整備部建築住宅課
県土整備部建築住宅課
土木部建築宅地課
017-722-1111
019-651-3111
022-211-2111
4357
5937
017-734-9693
019-629-5937
022-211-3245
017-734-8197
019-651-4160
022-211-3191
−
−
002-801-1-4355
003-111-22-5935
7-004-220-8-3245
5
秋田県
建設交通部建築住宅課
018-860-1111
018-860-2565
018-860-3819
−
005-100-8-2565
6
山形県
土木部建築住宅課
023-630-2211
2645
023-630-2645
023-630-2672
−
006-800-2645
7
8
福島県
茨城県
土木部建築指導課
土木部都市局建築指導課
024-521-1111
029-301-1111
3674
024-521-7523
029-301-4727
024-521-7955
029-301-4739
−
−
8-10-200-3674
8-600-4726
9
栃木県
県土整備部建築課
028-623-2323
028-623-2512
028-623-2527
−
009-500-2512
10 群馬県
県土整備部建築住宅課
027-223-1111
3708
027-226-3708
027-221-4171
746-532
−
11 埼玉県
都市整備部建築指導課
048-824-2111
5527
048-830-5527
048-830-4887
−
12 千葉県
県土整備部建築指導課
043-223-2110
3183
043-223-3183
043-225-0913
011-200-6-5529
012-500-7356
13 東京都
都市整備局市街地建築部建築企画課 03-5321-1111
30-647 03-5388-3362
03-5388-1356
−
14 神奈川県
県土整備部建築指導課
045-210-1111
6257
045-210-6257
045-210-8884
−
−
15 新潟県
16 富山県
土木部都市局建築住宅課
土木部建築住宅課
025-285-5511
076-431-4111
3382
4214
025-280-5441
076-444-3356
025-285-6840
076-444-4423
84-729-523
-
発信番号-015-401-20-3382
17 石川県
土木部建築住宅課
076-225-1111
5308
076-225-1778
076-225-1779
84-769(内5038)
017-111(内5038)
18 福井県
土木部建築住宅課
0776-21-1111
3488
0776-20-0506
0776-20-0693
86-789-3488
018-111-61-3488
19 山梨県
県土整備部建築指導課
055-237-1111
7663
055-223-1734
055-223-1707
−
9-019-200-7662
20 長野県
建設部建築指導課
026-232-0111
3633
026-235-7335
026-235-7479
(T)-84-794-9-8-3612 (T)-020-231-3612
21 岐阜県
都市建築部建築指導課
058-272-1111
3791
058-272-8685
058-278-2782
−
021-400-2-3785
22 静岡県
県民部建築安全推進室
054-221-2455
054-221-3076
054-221-3567
87-769-334
022-700-3076
23 愛知県
建設部建築担当局建築指導課
052-961-2111
052-954-6587
052-951-0840
739-600-2834
9-023-600-2834
24 三重県
県土整備部建築開発室
059-224-2752
059-224-2752
059-224-3147
85-749-351
101-8-2752
25 滋賀県
26 京都府
土木交通部建築課
建設交通部建築指導課
075-451-8111
077-528-4258
075-414-5346
077-528-4911
075-451-1991
86-729-2-4258
86-739-64
025-100-2-4258
−
2834
5346
発信番号−013-100-5482
016-111-4214
27 大阪府
住宅まちづくり部建築指導室建築企画課 06-6941-0351
3095
06-6944-6807
06-6944-6808
−
027-200-200-4319
28 兵庫県
29 奈良県
30 和歌山県
県土整備部住宅建築局建築指導課
土木部建築課
県土整備部都市住宅局都市政策課
078-341-7711
0742-22-1101
073-432-4111
5868
078-362-4340
0742-27-7561
073-441-3234
078-362-4455
0742-27-7790
073-441-3232
−
86-769-9057
86-779-3234
−
029-111-7-85-4425
−
31 鳥取県
生活環境部住宅政策課
0857-26-7111
0857-26-7697
0857-26-8113
−
031-200-7697
32 島根県
33 岡山県
土木部建築住宅課
土木部都市局建築指導課
0852-22-5111
086-224-2111
0852-22-5219
086-226-7504
0852-22-5218
086-231-9354
−
−
032-300-2-5219
033-100-3541
34 広島県
都市局建築課
082-228-2111
4159
082-513-4183
082-223-2397
87-769-5090
034-101-4183
35 山口県
土木建築部建築指導課
083-922-3111
3835
083-933-3835
083-933-3869
−
035-201-3835
36 徳島県
県土整備部建築開発指導課
088-621-2500
088-621-2595
088-621-2871
88-729-41
036-211-2-2595
37 香川県
土木部建築課建築指導室
087-831-1111
4336
087-832-3612
087-862-8116
−
037-200-7-4336
38 愛媛県
土木部道路都市局建築住宅課
089-941-2111
2757
089-941-2779
089-941-0326
−
038-200-2757
39 高知県
土木部建築指導課
088-823-1111
9891
088-823-9891
088-823-4119
88-739-38
039-800-72-9891
40 福岡県
建築都市部建築指導課
092-651-1111
4680
41 佐賀県
県土づくり本部建築住宅課
0952-24-2111
42 熊本県
土木部建築課
096-383-1111
43 長崎県
44 大分県
45 宮崎県
土木部まちづくり推進局建築課
土木建築部建築住宅課
県土整備部建築住宅課
095-824-1111
097-536-1111
0985-26-7195
46 鹿児島県
土木部建築課
099-286-2111
099-286-3710
47 沖縄県
土木建築部建築指導課
098-866-2413
098-866-2413
48 国土交通省住宅局建築指導課建築物防災対策室 03-5253-8111
03-5253-8514
49 (独)都市再生機構
045-650-0111
045-650-0649
50 (社)日本建築士会連合会
03-3456-2061
51 (社)日本建築士事務所協会連合会
3237
3541
092-643-3721
092-643-3754
89-729-4680
79-040-700-4674
0952-25-7165
0952-25-7316
−
89-041-200-2716
6234
096-333-2535
096-384-9820
89-749-8-6234
043-300-8-6234
3093
4679
095-894-3093
097-506-4679
0985-26-7195
095-827-3367
097-538-8065
0985-20-5922
−
89-759(内172)
−
−
−
−
099-286-5635
−
−
098-866-3557
90-79(内172)
−
03-5253-1630
−
−
045-650-0666
−
−
03-3456-2061
03-3456-2067
−
−
03-3552-1281
03-3552-1281
03-3552-2066
−
−
52 (社)日本建築家協会
03-3408-7125
−
03-3408-7129
−
−
53 (財)建築技術教育普及センター
54 (社)日本建築構造技術者協会
03-5524-3105
03-5524-3108
03-5524-3223
−
−
03-3262-8498
03-3262-8498
03-3262-8486
−
−
55 (社)高層住宅管理業協会
03-3500-2719
−
03-3500-2722
−
−
56 (財)日本建築センター
03-3434-7161
03-3434-7161
03-3431-3302
−
−
57 (財)ベターリビング
58 (社)建築業協会
59 (財)日本建築防災協会
03-5211-0562
03-5211-0562
03-5211-0593
−
−
03-3551-1118
03-3551-1118
03-3555-2463
−
−
03-5512-6451
03-5512-6451
03-5512-6455
−
−
- 37 -
関係機関連絡先一覧
関係機関
<建築関係機関>
(社)静岡県建築士会(判定士協議会)
賀茂支部
一級建築士事務所 宮川建築事務所内
伊東支部
鈴木啓支 一級建築設計事務所内
熱海支部
(有)若林建築設計事務所内
三島支部
沼津支部
裾野支部
(有)杉政製材所内
御殿場支部
富士支部
清水支部
静岡支部
志太支部
榛原支部
榛南建築高等職業訓練校内
小笠支部
戸塚建設(株)内
中遠支部
天竜支部
天竜市商工会館内
浜松支部
(財)静岡県建築住宅まちづくりセンター
東部支所
富士事務所
西部支所
袋井事務所
(社)静岡県建築士事務所協会
東部支部
中部支部
西部支部
(社)静岡県建設業協会
(社)下田建設業協会
(社)三島建設業協会
(社)沼津建設業協会
(社)富士建設業協会
(社)清水建設業協会
(社)静岡建設業協会
(社)島田建設業協会
(社)袋井建設業協会
(社)浜松建設業協会
(社)天竜建設業協会
電話番号
FAX
054-254-9381
0558-22-1810
0557-37-4798
0557-82-3157
055-972-3839
055-934-2200
055-992-3765
0550-83-0340
0545-54-1872
054-365-5141
054-253-0519
054-644-1390
0548-22-2100
0537-72-6688
0538-42-2243
053-925-5151
053-454-9004
054-202-5570
055-954-2005
0545-67-8000
053-459-2070
0538-45-1720
054-255-8931
055-972-8675
054-251-9190
053-459-2366
054-255-0234
0558-22-3174
055-975-0332
055-932-8311
0545-61-2838
054-364-5636
054-245-6288
0547-37-7105
0538-42-4338
053-454-8288
053-926-1562
054-273-0478
0558-22-1810
0557-37-4795
0557-82-3157
055-976-3165
055-934-2202
055-994-0300
0550-83-0340
0540-54-1873
054-365-5141
054-253-0535
054-644-1391
0548-22-2100
0537-72-6688
0538-42-5161
053-925-3651
053-454-9030
054-202-5285
関係機関
<ホテル・旅館関係>
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合
伊豆湯河原温泉旅館協同組合
熱海温泉ホテル旅館協同組合
下田温泉旅館協同組合
伊豆長岡温泉旅館協同組合
南熱海網代温泉旅館協同組合
修善寺温泉旅館協同組合
稲取温泉旅館協同組合
土肥温泉旅館協同組合
天城湯ヶ島温泉旅館組合
舘山寺温泉旅館組合
静岡市ホテル旅館協同組合
熱川温泉旅館組合
片瀬温泉旅館組合
河津温泉旅館組合
三津旅館組合
清水ホテル旅館組合
伊東温泉ホテル旅館協同組合
松崎町温泉旅館組合
藤枝旅館組合
掛川ホテル旅館組合
<輸送関係機関>
○鉄道関係
東海旅客鉄道(株)静岡支社
静岡鉄道(株)
伊豆箱根鉄道(株)
伊豆急行(株)
岳南鉄道(株)
大井川鉄道(株)
遠州鉄道(株)
天竜浜名湖鉄道(株)
○船舶関係
静岡県旅客船協会
東海汽船(株)
神新汽船(株)
同
下田営業所
○車両関係
(社)静岡県バス協会
(社)静岡県トラック協会
静岡県レンタカー協会
054-255-8955
055-972-8678
054-255-8955
053-459-2367
054-255-5590
0558-22-3062
055-971-1984
055-934-0362
0545-64-5228
054-364-3280
054-245-2223
0547-35-5705
0538-42-4330
053-454-3075
053-925-6468
- 38 -
電話番号
FAX
054-254-6388
0465-62-5135
0557-81-5141
0558-22-2108
055-948-1666
0557-68-0140
0558-72-0271
0557-95-2901
0558-98-0523
0558-85-1055
053-487-0152
054-253-1165
0557-23-0174
0557-23-2558
0558-32-0290
055-941-3448
054-351-1170
054-254-6390
0465-62-5136
054-284-2319
054-254-5114
055-977-1201
0557-53-1111
0545-53-5114
0547-45-4111
053-454-2263
053-925-6125
054-280-0022
054-353-2220
03-3436-1137
03-3436-1146
0558-22-2626
054-353-2222
03-3435-4765
054-255-9281
054-283-1910
054-262-6653
054-251-5305
054-283-1917
0558-22-3420
0557-95-5180
0558-98-0524
053-487-0862
054-251-5863
0557-23-2569
0558-34-0864
055-941-3451
054-351-1171
0558-23-1384
<応急危険度判定 様式1>
1
被害状況及び判定実施本部の設置
情報ルート
(
)市・町
→
建築担当(実施本部)
情報発信機関
受
(
信
日
)土木
課
県建築安全推進室
→
(支援支部) 集計表
(市町名
(課名
) 経由(
) 機関(
時
土木 )
課 )
月
日
時
分
月
日
時
分
(支援本部)
県建築安全推進室
月
日
時
分
受 信 者 氏 名
発
信
日
時
月
日
時
分
発 信 者 氏 名
整
理
番
号
第
号
第
号
第
号
被害状況
市・町において、建物の被害は、およそ
その他の被害
応急危険度判定実施本部の設置
判定実施本部の設置
設置時間
する
時
・
しない
・
分 に設置
判定実施本部の設置場所
連絡先
担当課・係名
担当者名
電話番号
FAX 番号
- 39 -
未定
割程度
<応急危険度判定 様式2>
2
応急危険度判定の支援要請(判定士)
情報ルート
(
)市・町
(
建築担当(実施本部)
→
)土木
信
日
) 経由(
) 機関(
時
県建築安全推進室
→
(支援支部) 集計表
情 報 発 信 機 関 (市町名
(課名
受
課
(支援本部)
土木 )
課 )
月
日
時
分
月
日
時
分
県建築安全推進室
月
日
時
分
受 信 者 氏 名
発
信
日
月
時
日
時
分
発 信 者 氏 名
整
理
番
号
第
号
第
号
第
平成
号
第
年
月
支援本部 静岡県知事 様
要請市町長
支 援 要 請 書
下記の理由により、地震被災建築物応急危険度判定士の支援を要請します。
記
1. 判定体制
棟
・判 定 建 物 棟 数
・判
定
期
間
平成
年
月
日( )∼
月
日( )の 日間
・必 要 判 定 士 数
人 (1日当り)
・確 保 判 定 士 数
人
・不 足 判 定 士 数
人
2. 要請内容
・支 援 要 請 期 間
平成
年
月
日( )∼
人
・支援要請判定士数
・参
集
場
所
3. 連絡先
担当課・係名
担当者名
電話番号
FAX 番号
- 40 -
月
日( )の 日間
号
日
<応急危険度判定 様式3>
2
応急危険度判定の支援要請(判定資機材)
情報ルート
(
)市・町
(
建築担当(実施本部)
→
)土木
信
日
) 経由(
) 機関(
時
県建築安全推進室
→
(支援支部) 集計表
情 報 発 信 機 関 (市町名
(課名
受
課
(支援本部)
土木 )
課 )
月
日
時
分
月
日
時
分
県建築安全推進室
月
日
時
分
受 信 者 氏 名
発
信
日
時
月
日
時
分
発 信 者 氏 名
整
理
番
号
第
号
第
号
第
号
第
年
平成
月
支援本部 静岡県知事 様
要請市町長
支 援 要 請 書
下記の理由により、地震被災建築物応急危険度判定の支援(判定資機材)を要請します。
記
4. 要請内容
名
称
数
量
判定調査票
木 造:
S 造:
RC 造:
判定ステッカー
調査済:
要注意:
危 険:
名
称
数
量
名
称
腕章
判定士マニュアル
ヘルメット用シール
下げ振り
クラックスケール
ハンマー
コンベックス
バインダー
5. 連絡先
担当課・係名
担当者名
電話番号
FAX 番号
- 41 -
数
量
号
日
被災建築物応急危険度判定 支援支部・実施本部実施状況 (様式1集計)
平成 年 月 日 時 分現在
行政庁名
下田土木事務所
下
田
設置状況
報告時間
被害状況
土木⇒県庁
設置状況
建物被害
設置時間
各市町→土
(設置・未設置)
状況(%)
木
:
:
市
:
東 伊 豆 町
:
:
河
町
:
:
南 伊 豆 町
:
:
松
町
:
:
西 伊 豆 町
:
:
:
:
津
崎
熱海土木事務所
海
市
:
:
伊
東
市
:
:
:
:
沼
津
市
:
:
三
島
市
:
:
御 殿 場 市
:
:
裾
野
市
:
:
伊
豆
市
:
:
伊豆の国市
:
:
函
南
町
:
:
清
水
町
:
:
長
泉
町
:
:
小
山
町
:
:
:
:
富 士 宮 市
:
:
富
士
市
:
:
芝
川
町
富士土木事務所
静岡土木事務所
静
岡
市
島田土木事務所
:
:
:
:
:
:
:
:
島
田
市
:
:
焼
津
市
:
:
藤
枝
市
:
:
川 根 本 町
:
:
御前崎土木事務所
:
:
御 前 崎 市
:
:
牧 之 原 市
:
:
吉
:
:
:
:
田
町
袋井土木事務所
磐
田
市
:
:
掛
川
市
:
:
袋
井
市
:
:
菊
川
森
市
:
:
町
:
:
:
:
浜松土木事務所
設置場所
:
熱
沼津土木事務所
設置場所他
浜
松
市
:
:
湖
西
市
:
:
新
居
町
:
:
計
- 42 -
担当課・係
担当者
電話番号
FAX番号
被災建築物応急危険度判定 支援要請< 次支援要請>状況 (様式2集計)
要請状況
報告時間
土木⇒県庁
支援要請
各市町→土
要請時間
(有・無)
木
行政庁名
下田土木事務所
下
田
:
判定建物棟
数
判定期間
(1日当り)
確保判定士数 不足判定士数
必要判定士数
B
C=A-B
A
支援要請
判定士数
F
支援要請期間
:
∼
∼
:
∼
∼
市
:
東 伊 豆 町
:
:
∼
∼
河
町
:
:
∼
∼
南 伊 豆 町
:
:
∼
∼
松
町
:
:
∼
∼
西 伊 豆 町
:
:
∼
∼
:
:
∼
∼
津
崎
熱海土木事務所
平成 年 月 日 時 分現在
支援要請
判定体制
熱
海
市
:
:
∼
∼
伊
東
市
:
:
∼
∼
:
:
∼
∼
沼津土木事務所
沼
津
市
:
:
∼
∼
三
島
市
:
:
∼
∼
御 殿 場 市
:
:
∼
∼
裾
野
市
:
:
∼
∼
伊
豆
市
:
:
∼
∼
伊豆の国市
:
:
∼
∼
函
南
町
:
:
∼
∼
清
水
町
:
:
∼
∼
長
泉
町
:
:
∼
∼
小
山
町
:
:
∼
∼
:
:
∼
∼
富 士 宮 市
:
:
∼
∼
富
士
市
:
:
∼
∼
芝
川
町
:
:
∼
∼
富士土木事務所
静岡土木事務所
静
岡
市
島田土木事務所
:
:
∼
∼
:
:
∼
∼
:
:
∼
∼
島
田
市
:
:
∼
∼
焼
津
市
:
:
∼
∼
藤
枝
市
:
:
∼
∼
川 根 本 町
:
:
∼
∼
御前崎土木事務所
:
:
∼
∼
御 前 崎 市
:
:
∼
∼
牧 之 原 市
:
:
∼
∼
吉
:
:
∼
∼
田
町
袋井土木事務所
:
:
∼
∼
磐
田
市
:
:
∼
∼
掛
川
市
:
:
∼
∼
袋
井
市
:
:
∼
∼
菊
川
市
:
:
∼
∼
町
:
:
∼
∼
:
:
∼
∼
森
浜松土木事務所
浜
松
市
:
:
∼
∼
湖
西
市
:
:
∼
∼
新
居
町
:
:
∼
∼
∼
∼
計
- 43 -
参集場所
被災建築物応急危険度判定 支援要請<判定資機材>状況 (様式3集計)
平成 年 月 日 時 分現在
判定調査票
報告時間
行政庁名
土木⇒県庁
各市町→土
木
下田土木事務所
:
下
田
市
:
東 伊 豆 町
:
河
町
:
南 伊 豆 町
:
松
町
:
西 伊 豆 町
:
津
崎
熱海土木事務所
熱
海
市
伊
東
市
沼津土木事務所
市
:
市
:
御 殿 場 市
:
裾
野
市
:
伊
豆
市
:
伊豆の国市
:
函
南
町
:
清
水
町
:
長
泉
町
:
小
山
町
:
士
市
:
芝
川
町
:
:
:
田
市
:
焼
津
市
:
藤
枝
市
:
川 根 本 町
:
御前崎土木事務所
:
御 前 崎 市
:
牧 之 原 市
:
吉
:
町
袋井土木事務所
:
磐
田
市
:
掛
川
市
:
袋
井
市
:
菊
川
市
:
森
町
浜松土木事務所
:
島
田
腕章
:
富
島田土木事務所
危険
(赤)
:
富 士 宮 市
市
要注意
(黄)
:
島
岡
調査済
(緑)
:
津
静
RC造
:
三
静岡土木事務所
S造
判定資機材
:
沼
富士土木事務所
木造
判定ステッカー
:
:
浜
松
市
:
湖
西
市
:
新
居
町
:
計
- 44 -
ヘルメッ
判定士マ
クラック
コンベッ
ト用シー 下げ振り
ハンマー
ニュアル
スケール
クス
ル
バイン
ダー
<参考資料1>
静岡県地震対策推進条例(抄)
平成8年3月28日
目次
前文
第1章 総則(第1条)
第2章 県及び市町の責務等(第2条−第11条)
第3章 県民の責務(第12条−第14条)
第4章 既存建築物等の耐震性の向上(第15条−第20条)
第5章 地震発生時の緊急交通の確保
第1節 地震発生時の交通規制等(第21条−第24条)
第2節 道路の迅速な復旧(第25条・第26条)
第3節 陸海空の緊急輸送の確保(第27条−第30条)
第6章 被災建築物の応急危険度判定(第31条−第33条)
第7章 雑則(第34条−第38条)
附則
静岡県は、これまで災害対策基本法、大規模地震対策特別措置法等に基づき静岡県地域防災計
画等を策定し、地震対策を積極的に推進してきた。
しかし、平成7年1月17日に突然発生した阪神・淡路大震災は、改めて大地震の脅威を認識させ
るとともに地震対策に対する貴重な教訓をもたらした。
東海地震や神奈川県西部の地震などの大地震が予想される本県にとって、地震対策の一層の充
実強化は、緊急の課題である。
大地震による災害から県民の生命、身体及び財産を守り、被害を最小限にとどめるためには、
行政はもとより、県民一人ひとりが自発的かつ積極的に防災の役割を果たしていくことが極めて
重要である。
県民は、「自らの命は自ら守る」「自らの地域は皆で守る」という地震対策の基本に立ち、家庭
や事業所における地震対策、地域における住民相互の協力による防災活動を行う必要がある。
また、地震発生直後の消火、救出、救援、避難等のための通行の確保など多くの対策を進めて
いくためには、行政の積極的な対応とともに、県民の十分な理解と協力が不可欠である。
この条例は、行政とともに県民がそれぞれの役割を果たしながら、一丸となって大地震に対応
していくことを明らかにしたものであり、大地震による被害をできる限り軽減するために行うべ
き措置について、すべての人々の合意を示すものである。
第1章
総則
(目的)
第1条 この条例は、大規模な地震による災害から県民の生命、身体及び財産を守るため、県及び
市町並びに県民の責務を明らかにするとともに、地震による建築物の倒壊の防止等の災害予防、
地震発生後における緊急交通の確保その他の特に重要な地震防災のための措置について定める
ことにより、地震対策の的確な推進を図り、もって県民が安心して暮らせる地震災害に強い県
づくりを行うことを目的とする。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
第2章 県及び市町の責務等
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
(県の責務)
第2条 県は、その組織及び機能のすべてを挙げて、地震による災害から県民の生命、身体及び財
産を保護するため、地震防災に関し万全の措置を講じなければならない。
2 県は、市町、国の機関その他防災関係機関及び県民と連携して、静岡県地域防災計画等に基づ
き地震対策を的確かつ円滑に実施しなければならない。
- 45 -
3 県は、市町が実施する地震対策を支援するとともに、その総合調整を行わなければならない。
4 県は、様々な地震の教訓及び地震に関する科学的な研究の成果を踏まえ、常に静岡県地域防災
計画等が的確なものとなるよう見直さなければならない。
5 県は、市町と連携して、家庭及び地域における地震防災活動が自主的に行われるよう、県民の
防災意識の高揚を図るとともに、実践的かつ効果的な防災訓練等の実施による県民の防災行動
力の向上に努めなければならない。
6 県は、自主防災組織の組織及び活動を充実させるため市町が行う自主防災組織の育成を支援し
なければならない。
7 県は、地震災害危険予想地域(地震による津波、山崩れ若しくは崖がけ崩れ又は建築物の倒壊
若しくは火災により著しい被害の発生が予想される地域をいう。)を明らかにし、市町と連携し
て、地域の実情に応じた方法でその周知に努めるとともに、その地域の特性に配慮した地震対
策の推進に努めなければならない。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
(他の地方公共団体等との協力)
第3条 県は、地震が発生した場合において救出救助、医療救護、消火等の災害応急対策の円滑な
実施を図るため、必要があると認めるときは、国、他の地方公共団体、公共的団体及び事業者
に対し、迅速かつ的確に応援又は協力を要請するものとする。
2 県は、他の地方公共団体から災害応急対策の実施に関する応援の要請があったときは、積極的
かつ迅速にこれに応ずるものとする。
第4条 (略)
(職員の責務)
第5条 県は、地震防災に関する県の責務を最大限に果たせるよう、あらかじめ、地震防災に対応
するための職員の配置及び職務を定めておかなければならない。
2 県の職員は、地震防災に関するそれぞれの職務の習熟に努め、地震が発生したときは、直ちに
定められた配置に就いてその職務を遂行しなければならない。
(市町の責務)
第6条 市町は、その組織及び機能のすべてを挙げて、地震による災害から住民の生命、身体及び
財産を保護するため、地震防災に関し万全の措置を講じなければならない。
2 市町は、県、国の機関その他防災関係機関及び住民と連携して、市町村地域防災計画等に基づ
き地震対策を的確かつ円滑に実施するとともに、地震災害に強い地域づくりに努めなければな
らない。
3 市町は、様々な地震の教訓及び地震に関する科学的な研究の成果を踏まえ、常に市町村地域防
災計画等が的確なものとなるよう見直さなければならない。
4 市町は、家庭及び地域における地震防災活動が自主的に行われるよう、住民の防災意識の高揚
を図るとともに、実践的かつ効果的な防災訓練等の実施による地域に適合した住民の防災行動
力の向上を図り、及び自主防災組織の育成に努めなければならない。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
(避難所運営体制の整備等)
第7条 県は、地震により被災した者が健康を保ち安心して生活できるよう、市町が行う避難地及
び避難所の確保並びに避難所の運営体制の整備を支援するものとする。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
第8条∼第11条 (略)
第3章
県民の責務
(県民の責務)
第12条 県民は、地震による被害を最小限にとどめるため、日ごろから、地震及び地震防災に関
する知識の習得並びに家庭及び地域における地震対策の実施に努めなければならない。
2 県民は、家屋の耐震診断及び耐震改修、家具の固定、消火器の常備、食料、飲料水等の備蓄そ
の他の事前の対策を行うとともに、地震による地域の危険度、避難の経路、場所及び方法等に
ついて家族で確認し合うなど、家庭における地震対策に万全を期すよう努めなければならない。
- 46 -
3 県民は、地震が発生したときは、地域において相互に協力し、情報の入手、出火の防止、初期
消火、救出救助、応急手当、避難等に当たって、冷静かつ積極的に行動するよう努めなければ
ならない。
4 県民は、防災訓練、防災に関する研修等に積極的に参加し、習得した地震防災に関する知識、
技能等を地震発生時に発揮できるよう努めなければならない。
5 県民は、地域において、地震による被害を予防し、地震発生時の防災活動を円滑に行うため、
自主防災組織の結成及びその活動への積極的な参画に努めなければならない。
第13条∼第14条 (略)
第4章
既存建築物等の耐震性の向上
(既存建築物の耐震性の向上)
第15条 既存建築物(昭和56年5月31日以前に建築された建築物及び同日において工事中であっ
た建築物をいう。以下同じ。)の所有者は、地震による建築物の倒壊等を未然に防止するため、
当該既存建築物について耐震診断及び必要に応じた耐震改修を行うよう努めなければならない。
2 県は、市町と連携して、既存建築物の耐震診断及び耐震改修の実施状況の把握に努めるととも
に、耐震診断及び耐震改修の必要性について啓発を行うものとする。
3 知事は、耐震診断及び耐震改修の的確な実施を確保するため必要があると認めるときは、既存
建築物(建築物の耐震改修の促進に関する法律(平成7年法律第123号。以下「耐震改修促進法」
という。)第7条第1項の規定の適用を受ける特定建築物を除く。以下この項において同じ。)の
所有者に対し、当該既存建築物の耐震診断及び耐震改修について指導及び助言をすることがで
きる。
4 知事は、緊急輸送路、避難路(市町村地域防災計画において設定されている幹線避難路及び規
則で定める避難路に限る。以下同じ。)又は市町村地域防災計画において設定されている避難地
若しくは避難所(以下「避難地等」という。)に面する既存建築物(耐震改修促進法第7条第2項の
規定の適用を受ける特定建築物を除く。以下この項において同じ。)について、必要な耐震診断
及び耐震改修が行われていないと認めるときは、当該既存建築物の所有者に対し、必要な指示
をすることができる。
5 県は、既存建築物の耐震性の向上に関し、情報の収集、研究開発の促進その他の必要な措置を
講ずるよう努めなければならない。
6 県は、既存建築物の耐震診断及び耐震改修を促進するため、必要な財政上の措置を講ずること
ができる。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
(建築物の落下対象物の安全性の向上)
第16条 建築物の所有者及び広告塔、装飾塔、広告板その他建築物の屋外に取り付けられている
物(以下「広告塔等」という。)の所有者等(所有者又は管理者をいう。以下同じ。)は、地震に対
する安全性を確保するため、落下対象物(建築物の外壁のタイル、屋外に面している窓ガラスそ
の他これらに類する建築物の部分及び広告塔等をいう。以下同じ。)を定期的に点検し、落下す
ることのないよう努めなければならない。
2 県は、市町と連携して、落下対象物の実態を調査するとともに、その地震に対する安全性の確
保について啓発を行うものとする。
3 知事は、落下対象物の地震に対する安全性を確保するため必要があると認めるときは、当該建
築物の所有者又は広告塔等の所有者等に対し、耐震改修について指導及び助言をすることがで
きる。
4 知事は、緊急輸送路、避難路又は避難地等に面する落下対象物について、必要な耐震改修が行
われていないと認めるときは、当該建築物の所有者又は広告塔等の所有者等に対し、必要な指
示をすることができる。
5 県は、落下対象物の安全性の確保を促進するため、必要な財政上の措置を講ずることができる。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
(ブロック塀等の安全性の向上)
第17条 ブロック塀、石塀、れんが塀その他これらに類する塀(以下「ブロック塀等」という。)
- 47 -
の所有者は、地震に対する安全性を確保するため、定期的にブロック塀等を点検し、必要に応
じて適切な耐震改修(生け垣への転換等の措置を含む。以下この条において同じ。)を行うよう努
めなければならない。
2 県は、市町と連携して、ブロック塀等の実態を調査するとともに、その地震に対する安全性の
確保について啓発を行うものとする。
3 知事は、市町長と連携して、ブロック塀等の地震に対する安全性を確保するため、ブロック塀
等を取り扱う事業者の団体その他関係者の協力を求めることができる。
4 知事は、市町長の協力を得て、ブロック塀等の地震に対する安全性を確保するため必要がある
と認めるときは、ブロック塀等の所有者に対し、耐震改修について指導及び助言をすることが
できる。
5 知事は、緊急輸送路、避難路又は避難地等に面するブロック塀等について、必要な耐震改修が
行われていないと認めるときは、当該ブロック塀等の所有者に対し、必要な指示をすることが
できる。
6 県は、ブロック塀等の安全性の確保を促進するため、必要な財政上の措置を講ずることができ
る。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
第18条 (略)
(防災上重要な建築物等の耐震性の確保)
第19条 県は、地震が発生した場合において災害応急対策の拠点となる災害対策本部及び方面本
部の庁舎並びに警察及び消防の庁舎、医療活動の中心となる病院、避難所となる学校等その他
防災上特に重要な建築物について、耐震性の確保が図られるよう努めなければならない。
2 県は、災害応急対策を円滑に実施するため、情報の収集及び伝達、交通規制、消火、医療救護
等に関する防災上特に重要な設備について、耐震性の確保が図られるよう努めなければならな
い。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
第20条 (略)
第5章 地震発生時の緊急交通の確保
第21条∼第30条 (略)
第6章
被災建築物の応急危険度判定
(応急危険度判定の実施等)
第31条 知事は、余震による被災した建築物の倒壊等により生ずる二次災害を防止するため市町
長が実施する応急危険度判定(被災した建築物の危険度の応急的な判定をいう。以下同じ。)に積
極的に協力し、必要があると認めるときは、自らもこれを実施するものとする。
2 知事は、市町長と連携して、応急危険度判定が円滑に実施されるよう、その実施体制の整備及
び充実を図るとともに、応急危険度判定について県民への啓発を行うものとする。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
(応急危険度判定士)
第32条 知事は、応急危険度判定の実施のため、別に定めるところにより静岡県地震被災建築物
応急危険度判定士(以下「判定士」という。)を認定し、及び登録するものとする。
2 知事又は市町長は、応急危険度判定を実施するときは、判定士に対し、その業務に従事するこ
とを要請することができる。
3 前項の規定による要請を受けて応急危険度判定の業務に従事する判定士は、その業務に必要な
限度において、被災した建築物及びその敷地に立ち入って調査することができる。
4 前項の規定による立入調査をしようとする判定士は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者
の請求があったときは、これを提示しなければならない。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
(被災建築物の居住者等の協力等)
第33条 被災した建築物の居住者又は所有者等は、第31条第1項の規定による応急危険度判定に
- 48 -
協力しなければならない。
2 応急危険度判定を受けた被災した建築物の居住者又は所有者等は、その判定の結果に応じ必要
があるときは、入居者又は利用者の避難、当該建築物の応急補強その他の措置を講ずるよう努
めなければならない。
第7章
雑則
(補償)
第34条 知事は、県又は市町の執行機関の要請を受けて地震発生後の災害応急対策の業務に従事
した者が、当該業務のために損害を被り、かつ、その損害について他の法令の規定による公的
な補償又は保険の給付(以下「公的補償等」という。)によってはその損害がてん補されない場合
であって、その損害について相応の公的補償等を受けられたとした場合との均衡上必要がある
と認めるときはその限度において、議会の議決を経て定めた額の補償をすることができる。
2 知事は、県又は市町の執行機関の要請を受けて地震発生後の災害応急対策の業務に従事した者
が、当該業務を遂行するに当たり他人に損害を加えた場合(その損害が当該業務に従事した者の
故意又は重大な過失による場合を除く。)において必要があると認めるときは、当該業務に従事
した者に代わって、その者が負うべき損害賠償の責任の限度において、議会の議決を経て定め
た額の賠償をすることができる。
(一部改正〔平成18年条例48号〕)
(災害応急対策に関する協定)
第35条 県は、地震が発生した場合における災害応急対策を迅速かつ的確に実施するため、事業
者その他関係者の協力を得て、食料、医薬品等の物資の供給、緊急輸送の確保、応急復旧工事
の施工その他の規則で定める事項について協定を締結しておくよう努めなければならない。
(公表)
第36条 知事は、第15条から第18条までの規定による既存建築物の耐震性の向上に関する状況等
を取りまとめ、定期的に公表するものとする。
(資料の提出、報告、調査等)
第37条 知事は、第15条から第18条までの規定の施行に必要な限度において、既存建築物、落下
対象物、ブロック塀等又は自動販売機(以下「既存建築物等」という。)の所有者等に対し、既存
建築物等の地震に対する安全性の確保に関する資料の提出若しくは報告を求め、又はその職員
に既存建築物等若しくはその敷地に立ち入り、地震に対する安全性の確保に関し調査させ、若
しくは関係者に必要な事項について質問させることができる。
2 前項の規定による立入調査又は質問をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者の
請求があったときは、これを提示しなければならない。
(委任)
第38条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
附 則
この条例は、平成8年4月1日から施行する。
附 則(平成18年7月21日条例第48号)
この条例は、公布の日から施行する。
- 49 -
<参考資料2>
静岡県地震対策推進条例施行規則(抄)
平成8年3月29日
規則第7号
静岡県地震対策推進条例施行規則をここに制定する。
静岡県地震対策推進条例施行規則
(趣旨)
第1条 この規則は、静岡県地震対策推進条例(平成8年静岡県条例第1号。以下「条例」という。)
の施行に関し必要な事項を定めるものとする。
(避難路)
第2条 条例第15条第4項の規則で定める避難路は、次に掲げる道路(幹線避難路として設定されて
いるものを除く。以下同じ。)とする。
(1) 地震災害危険予想地域(地震による津波、山崩れ若しくは崖がけ崩れ又は建築物の火災によ
り著しい被害の発生が予想される地域に限る。)から住民等が避難するため必要な道路のうち、
市町村地域防災計画において避難路として設定され、かつ、知事が必要があると認める道路
(2) 都市計画法(昭和43年法律第100号)第4条第1項の都市計画において定められた容積率の限
度が400パーセント以上の商業地域又は近隣商業地域内の建築基準法(昭和25年法律第201号)
第42条第1項及び第2項の道路
(自動販売機の据付け基準)
第3条 (略)
(判定士の身分証明書)
第4条 条例第32条第4項の身分を示す証明書は、様式第1号によるものとする。
(災害応急対策に関する協定)
第5条 条例第35条の規則で定める事項は、次に掲げるものとする。
(1) 情報の収集及び伝達等に関する事項
(2) 被災者の救助に必要な収容施設の提供に関する事項
(3) 被災者の救助に必要な食料、生活必需品等の供給に関する事項
(4) 物資等の緊急輸送に関する事項
(5) 救出救助及び医療救護に関する事項
(6) 公共の施設及び設備の応急復旧等に関する事項
(7) 交通指導に関する事項
(8) 被災地域の社会的安全に関する事項
(9) 清掃、防疫その他保健衛生に関する事項
(10) その他災害応急対策の実施のため必要な事項
(立入調査員の身分証明書)
第6条 (略)
附 則
この規則は、平成8年4月1日から施行する。
附 則(平成9年3月28日規則第36号)
この規則は、平成9年4月1日から施行する。
附 則(平成12年3月31日規則第90号抄)
(施行期日)
1 この規則は、平成12年4月1日から施行する。
- 50 -
――――――――――
市町村合併により村が廃されたことに伴う関係規則の整理に関する規則(抄)
平成19年3月20日規則第1号
(静岡県地震対策推進条例施行規則の一部改正に伴う経過措置)
第4条 この規則の施行の際現に交付されている前条の規定による改正前の静岡県地震対策推進
条例施行規則様式第1号による身分証明書は、同条の規定による改正後の静岡県地震対策推進条
例施行規則様式第1号による身分証明書とみなす。
附 則(平成19年3月20日規則第1号)
この規則は、公布の日から施行する。
――――――――――
様式第1号(第4条関係)(用紙 縦5.4センチメートル、横8.5センチメートル)
(一部改正〔平成19年規則1号〕)
(表)
第
号
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士身分証明書
氏
名
生年月日
登録証番号
登録年月日
上記の者は、静岡県地震対策推進条例第32条第3項の規定により、
被災建築物の応急危険度判定をするため立入調査を行う者であるこ
とを証明する。
年
月
日
静岡県知事
氏
名 印
(裏)
静岡県地震対策推進条例(抜粋)
(応急危険度判定士)
第32条
2 知事又は市町長は、応急危険度判定を実施するときは、判定士に
対し、その業務に従事することを要請することができる。
3 前項の規定による要請を受けて応急危険度判定の業務に従事する
判定士は、その業務に必要な限度において、被災した建築物及びそ
の敷地に立ち入って調査することができる。
4 前項の規定による立入調査をしようとする判定士は、その身分を
示す証明書を携帯し、関係者の請求があったときは、これを提示し
なければならない。
様式第2号
(略)
- 51 -
<参考資料3>
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度要綱
第1
目的
この要綱は、地震による被災建築物の危険度の判定(以下「応急危険度判定」という。)を行
う静岡県地震被災建築物応急危険度判定士を認定し、余震による二次災害の防止を図ることを
目的とする。
第2
定義
この要綱において静岡県地震被災建築物応急危険度判定士とは、知事の認定した者で、応急
危険度判定の作業を行う者をいう。
第3 判定士の認定
1 静岡県地震被災建築物応急危険度判定士(以下「判定士」という。)の認定は、知事が行う。
2 知事は、判定士として認定したときは、判定士認定台帳に登載の上、判定士登録証(以下「登
録証」という。)を交付する。
3 1による認定の有効期間は5年とし、申請により更新する。
第4 認定の申請
1 判定士として認定を受けようとする者は、認定申請書を知事に提出しなければならない。
2 認定の申請は、第5の1による講習を修了した者又は知事が講習を修了した者と同等の知識
を有すると認められる者でなければ行うことができない。
3 更新の認定申請は、1及び2を準用する。
4 2回目以降の更新の手続きは別に定める。
第5 講習会
1 知事は、判定士の資格の認定を行うため、講習会を実施するものとする。
2 講習会の受講資格は、建築士法(昭和 25 年法律第 202 号。以下「法」という。)による建築
士又は知事が必要と認める者とする。
3 知事は、講習を修了した者に対し、講習修了者台帳に登載の上、受講修了証を交付する。
第6 判定士の任務
1 判定士は、地方公共団体又は被災建築物の所有者等の依頼により、応急危険度判定を行うも
のとする。
2 判定士は、応急危険度判定の作業中は、常時、登録証を携帯するものとする。
第7
変更の届出
判定士は、認定申請書に記載した事項に変更が生じたときは、速やかに、その旨を知事に届
け出なければならない。
第8
認定の取消し
知事は、第3の認定を受けた者が次のいずれかに該当したときは、認定を取り消すことがで
きる。
(1) 法による建築士でなくなったとき。
(2) 判定士又はその家族による申請があったとき。
(3) その他知事が不適任と認めたとき。
第9
その他
この要綱に定めるもののほか、静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度に関し
必要な事項は別に定める。
- 52 -
附 則
この要綱は、平成3年6月1日から施行する。
附 則
この改正は、平成11年6月10日から施行する。
附 則
この改正は、平成14年3月11日から施行する。
- 53 -
<参考資料4>
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度要綱
に係わる事務処理要領
第1
趣旨
この要領は、静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度要綱(以下「要綱」とい
う。)の事務処理に関し、必要な事項を定める。
第2
判定士登録証
要綱第3の2に規定する判定士登録証は様式第1号とする。
第3
判定士の認定申請
要綱第4の1の規定により、判定士として認定を受けようとする者は、様式第2号による認
定申請書に次に掲げる書類を添えて、知事に提出しなければならない。
(1) 住民票又は運転免許証の写し
(2) 顔写真2枚(申請前6ヶ月以内に撮影したもので、無帽、正面、上半身、無背景のもの。写
真の大きさは、縦4センチメートル、横3センチメートル。写真の裏面に氏名及び撮影年月日
を記入すること。)
(3) 建築士免許証の写し又はこれに代わるもの
(4) 講習会受講終了証の写し又は他の都道府県知事が発行した登録証の写し
第4
更新の認定申請
要綱第4の3の規定により、更新の認定を受けようとする判定士で、次の各号のいずれかに
該当する者は、様式第3号による更新認定申請書を知事に提出しなければならない。
(1) 要綱第5の1に規定する講習会を受講した者
(2) 知事又は市町村長の実施する判定訓練等(以下「訓練」という)に参加した判定士で、(1)と
同等の資格を有すると知事が認めた者
第5 受講終了証及び訓練参加証明書
1 要綱第5の3に規定する受講修了証は様式第4号とする
2 第4の1(2)に規定する訓練を実施する市町村は、実施前に、知事に様式第5号による訓練開
催通知書を提出し、実施後は様式第6号による訓練内容報告書を知事に提出しなければならな
い。
知事は、訓練内容報告書を受理した時、第4の1(2)に規定する訓練に参加した判定士に、様
式第7号による訓練参加証明書を発行する。
第6 変更の届出
1 要綱第7の規定により、変更をしようとする判定士は、第6の2に該当する場合を除き、様
式第8号による変更届を知事に提出しなければならない。
2 要綱第7の規定により、変更をしようとする判定士で、登録証の記載事項に変更が生じない
簡易な変更を行うときは、居住市町村の長に任意の方法で変更事項を伝えることにより、様式
第8号による変更届と代えることができる。
3 市町村長は、2の規定による変更届を受理したときは、すみやかに知事に変更の内容を通知
しなければならない。
第7
認定の取り消し
要綱第8(2)による認定の取消しを申請する場合は、様式第9号による辞退届を提出し、登録
証を返却しなければならない。
第8
台帳の保管等
要綱に係る事務及び別に定める判定士認定台帳の保管は、都市住宅部建築住宅総室建築安全
推進室及び各市町村の応急危険度判定担当課において行う。
- 54 -
第9
その他必要な事項は別に定める。
附 則
この要領は、平成3年6月1日から施行する。
附 則
この改正は、平成 11 年6月 10 日から施行する。
附 則
この改正は、平成 12 年3月 17 日から施行する。
- 55 -
様式第 1 号(判定登録証)
表
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士登録証
認 定 番 号
認
定
No.
日
氏
名
生 年 月 日
資
血
格
液
型
上記のものは、静岡県地震被災建築物応急危険度判定士と
して認定したものであることを証する。
静 岡 県 知 事
印
□
裏
住
所
(備考)
静岡県地震対策推進条例抜すい
(応急危険度判定士)
第 32 条第 1 項
知事は、応急危険度判定の実施のため、別に定めるところにより静岡県地
震被災建築物応急危険度判定士を認定し、及び登録するものとする。
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度要綱抜すい
第3
判定士の認定
1
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士の認定は、知事が行う。
2
知事は、判定士として認定したときは、判定士登録台帳に登録の上、判定士登録証を交
付する。
- 56 -
様式第2号
(第3関係
用紙A4縦型)
平成
静 岡 県 知 事
年
月
日
様
(申請者)
住所
氏名
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士認定申請書
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士制度要綱第4の1の規定に基づき、判定士としての認定を
申請します。
フリガナ
性
氏名
別
男
生 年 月 日 (西暦)
・
女
年
月
日
年
月
日
〒
住所
(電話)
建築士免許
1級・2級・木造
都道
府県
登 録 番 号
所属団体
(該当番号に○印
:重複可)
血液型
登録年月日 (西暦)
1
3
5
第
号
静岡県建築士会(所属支部名:
) 2 静岡県建築士事務所協会
日本建築家協会東海支部静岡地域会
4 その他(
)
なし
A・B・AB・O
(該当するものを○で囲む)
その他
(特記事項)
裏面も記入してください。
*登録欄
*備考欄
年
第
月
日
写
真
6ヶ月以内、無帽
正面、上半身
無
背
景
縦4㎝×横3㎝
(の り づ け)
号
注)1 *印欄は、記入しないでください。
2 写真裏面には、氏名及び撮影年月日を記入してください。
3 添付書類(1)住民票または運転免許証の写し
(2)建築士の免許証の写またはこれに代わるもの
(3)講習会受講修了証の写(受講当日認定申請される方は不要)、又は他の都道府県知
事が発行した登録証
4 所属団体については、建築士個人の立場で記入してください。
- 57 -
(
裏 面 )
(血液型
)
勤務先名
〒
勤務先所在
緊急連絡先
TEL
FAX
固定電話
(
)
携帯電話
−
−
1
3
6
10
13
業務の種別
(主たる業務の
1つを選び該当番号
に○印)
(
(
)
)
建築設計(2及び3を除く。
) 2 構造設計
設備設計 4 積算 5 工事監理又は工事の指導監督
現場管理 7 技能労務 8 調査又は鑑定 9 手続代理
敷地選定等の企画
11 研究又は教育
12 行政
その他(
)
(定期報告調査者、無線○○級など)
特殊技能等
地方公共団体又は被災建築物の所有者等の依頼があった場合、下記について協力でき
ます。
判定協力
(協力できる項目
の符号に○印をし
て下さい。複数の○
印も可。)
A
判定調査団員として、被災地に派遣されることに協力できる。
B
病院、学校など、判定を優先する建物の判定に協力できる。
C
居住地や勤務地の周辺地域において、被災建築物の判定に協力できる。
D
公務員等のため、勤務先での災害復旧、救援活動等をしながら協力できる。
(記入注意)
1.「業務の種別」及び「勤務先」の欄は、建築に関する業務に従事
しているときに記入して下さい。
なお、建築士事務所に勤務をしている者は、その事務所の名称
及び開設者名を併記して下さい。
2.写真裏面には、氏名及び撮影年月日を記入してください。
袋を接着テープで貼る
写
真
6ヶ月以内、無帽
正面、上半身
無
背
景
縦4㎝×横3㎝
ビニール袋に入れ、接着
テープで貼ること。
- 58 -
判定士認定番号
*受講番号
(本欄は記入しないこと)
様式第3号
(第4関係
用紙A4縦型)
平成
静 岡 県 知 事
年
月
日
様
(申請者)
氏名
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士認定更新申請書
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士制度要綱第4の3の規定に基づき、
判定士としての認定を申請します。
フリガナ
性
氏名
別
男
生 年 月 日 (西暦)
・
女
年
月
日
年
月
日
〒
住所
(電話)
建築士免許
1級・2級・木造
登録年月日 (西暦)
都道
府県
登 録 番 号
所属団体
(該当番号に○印
:重複可)
血液型
1
3
5
第
号
静岡県建築士会(所属支部名:
) 2 静岡県建築士事務所協会
日本建築家協会東海支部静岡地域会
4 その他(
)
なし
A・B・AB・O
その他
(該当するものを○で囲む) (特記事項)
*
*
裏面も記入してください。
備
登
考
録
平成
欄
欄
第
年
月
日
写
真
6ヶ月以内、無帽
正面、上半身
無
背
景
縦4㎝×横3㎝
(の り づ け)
号
注)1 *印欄は、記入しないでください。
2 写真裏面には、氏名、撮影年月日、判定士認定番号を記入してください。
3 添付書類(1)静岡県地震被災建築物応急危険度判定士登録証
(2)住民票または運転免許証の写(認定登録時から住所、氏名の変更が無い方は不要)
(3)建築士の免許証の写(建築士の資格等に変更が無い方は不要)
(4)講習会受講終了証の写(受講当日認定申請される方は不要)または判定訓練参加証
明書の写
4 所属団体については、建築士個人の立場で記入してください。
5 登録証の再発行希望者のみ裏面にも写真を貼付してください。
- 59 -
(
裏
面
)
勤務先名
〒
―
勤務先所在
TEL
FAX
固定電話
(
)
携帯電話
−
−
(
(
)
)
緊急連絡先
業務の種別
(主たる業務の
1つを選び該当番
号に○印)
1
4
7
10
13
建築設計( 2 及び 3 を除く。)
2 構造設計
積算
5 工事監理又は工事の指導監督
技能労務
8 調査又は鑑定
敷地選定等の企画
11 研究又は教育
その他 (
)
3 設備設計
6 現場管理
9 手続代理
12 行政
(定期報告調査者、無線○○級など)
特殊技能等
地方公共団体又は被災建築物の所有者等の依頼があった場合、下記について協力
できます。
判定協力
A
(協力できる項
目の符号に○印
B
をして下さい。複
数の○印も可。)
判定調査団員として、被災地に派遣されることに協力できる。
病院、学校など、判定を優先する建物の判定に協力できる。
C
居住地や勤務地の周辺地域において、被災建築物の判定に協力できる。
D
公務員等のため、勤務先での災害復旧、救援活動等をしながら協力できる。
(記入注意)
1.「業務の種別」及び「勤務先」の欄は、建築に関する業務に従事
しているときに記入して下さい。
なお、建築士事務所に勤務をしている者は、その事務所の名称
及び開設者名を併記して下さい。
2.写真裏面には、氏名及び撮影年月日を記入してください。
3.登録証の再発行希望者のみ裏面にも写真を貼付してください。
袋を接着テープで貼る
写
真
登録証の再発行を
希望する場合のみ
6ヶ月以内、無帽
正面、上半身
無
背
景
縦4㎝×横3㎝
ビニール袋に入れ、接着
テープで貼ること。
- 60 -
様式第4号
(第5関係)
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士講習会
受
住
所
氏
名
講
修
了
証
上記の者は、
年
月
日、静岡県が実施した、
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度要綱第5
の規定に基づく講習会を修了したことを証します。
年
静岡県知事
- 61 -
氏
月
名
日
印
□
様式第5号(第5関係)
年
静岡県知事
月
様
○○市町村長
静岡県地震被災建築物応急危険度判定訓練開催通知
下記のとおり判定訓練を実施します。
<訓練概要>
1
訓練名称
2
訓練実施日
3
実施場所
4
実施主体
5
協力団体等
年
参加予定人数
月
日
名
6
(うち行政職員
名、民間判定士
- 62 -
名)
印
日
様式第6号(第5関係)
年
静岡県知事
月
日
様
○○市町村長
印
静岡県地震被災建築物応急危険度判定訓練内容報告書
下記のとおり判定訓練を実施したので、報告します。
<訓練概要>
1
訓練名称
2
訓練実施日
3
実施場所
4
実施主体
5
協力団体等
年
参加判定士
月
日
(一覧表)
6
(うち行政職員
(注)
名、民間判定士
名)
6の参加判定士は、判定士名、判定士登録番号、住所を明記した一覧表を添付する
こと。
- 63 -
様式第7号
(第5関係)
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士
訓
練
住
所
氏
名
参
加
証
明
書
上記の者は、
年
月
日、
が実施した、
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士資格認定制度要綱第5
の規定に基づく訓練に参加したことを証明します。
年
静岡県知事
- 64 -
氏
月
名
日
印
□
様式第8号
(第6関係
用紙A4縦型)
年
静 岡 県 知 事
月
日
様
判定士登録番号
第
号
登録年月日
年
月
日
(届出者)
住所
氏名
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士登録変更届
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士制度要綱第6の規定に基づき、認定登録事項に変
更が生じたので届け出ます。
変
更
前
変
更
後
フリガナ
氏
名
住
所
〒
建築士免許
種
別※1
〒
(電話)
(電話)
1級・2級・木造
1級・2級・木造
都道
府県
登録番号
登録年月日
所属団体※1
第
(西暦)
都道
府県
号
年
月
第
日 (西暦)
建築士会、士事協、JIA
号
年
月
日
建築士会、士事協、JIA
その他※2
変更があった項目のみ記入してください。
※1 種別及び所属団体の項目は該当するものに○をするか、不要な文字を削除して下さい。
※2 その他の欄には、裏面の項目に変更がある場合に、その名称を記入して下さい。
写
真
備
* 事 務 処 理 欄
*
登録証の再発行を
希望する場合のみ
年
月
考
欄
第
日
号
注)1 *印欄は、記入しないで下さい。
2 写真は、登録証を再発行する場合に貼付して下さい。
3 添付書類
(1)静岡県地震被災建築物応急危険度判定士登録証の写
(2)住民票、または運転免許証の写(住所又は氏名に変更がある場合)
(3)建築士の免許証の写(建築士免許の種別が変更した場合)
- 65 -
6ヶ月以内、無帽
正面、上半身
無
背
景
縦4㎝×横3㎝
(の り づ け)
(
裏 面 )
(変更後の内容を記入して下さい。)
(血液型
)
勤務先名
〒
勤務先所在
TEL
FAX
固定電話
(
)
携帯電話
−
−
(
(
)
)
緊急連絡先
1
3
6
10
13
業務の種別
(主たる業務の1つ
を選び該当番号に
○印)
建築設計(2及び3を除く。)
2 構造設計
設備設計
4 積算
5 工事監理又は工事の指導監督
現場管理
7 技能労務
8 調査又は鑑定
9 手続代理
敷地選定等の企画
11 研究又は教育
12 行政
その他(
)
(定期報告調査者、無線○○級など)
特殊技能等
地方公共団体又は被災建築物の所有者等の依頼があった場合、
下記について協力できます。
判定協力
(協力できる項目の
符号に○印をして
下さい。
複数の○印も可)
A
判定調査団員として、被災地に派遣されることに協力できる。
B
病院、学校など、判定を優先する建物の判定に協力できる。
C
居住地や勤務地の周辺地域において、被災建築物の判定に協力できる。
D
公務員等のため、勤務先での災害復旧、救援活動等をしながら協力できる。
(記入注意)
1.「業務の種別」及び「勤務先」の欄は、建築に関する業務に従事
しているときに記入して下さい。
なお、建築士事務所に勤務をしている者は、その事務所の名称及
び開設者名を併記して下さい。
2.「業務種別の欄」は、該当する数字を右の欄に記入して下さい。
2種以上の業務に従事しているときは、
主に従事しているもの一つ
選んで記入して下さい。
3.写真裏面には、氏名及び撮影年月日を記入して下さい。
(登録証を再発行する場合にのみ、貼付して下さい。
)
袋を接着テープで貼る
写
真
登録証の再発行を
希望する場合のみ
6ヶ月以内、無帽
正面、上半身
無
背
景
縦4㎝×横3㎝
ビニール袋に入れ、接着
テープで貼ること。
- 66 -
様式第9号
(第7関係
用紙A4縦型)
年
静 岡 県 知 事
月
日
様
(届出者)
氏名
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士辞退届
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士制度要綱第4の3の規定に基づき、判定士の辞退を届け出
ます。
判定士認定番号
フ リ ガ ナ
性
氏
生 年 月 日
名
別
男
・
年
女
月
日
〒
住
所
(電話)
辞退の理由
判定士登録
証 の 添 付
有
・
無(その理由
)
備
考
欄
*事務処理欄
*
年
月
登録証 有 ・
日
無
注)1 *印欄は、記入しないでください。
2 静岡県地震被災建築物応急危険度判定士登録証を添付(返却)してください。
- 67 -
<参考資料5>
全国都道府県における災害時等の広域応援に関する協定
(趣旨)
第1条
この協定は、災害対策基本法(昭和 36 年法律第 223 号)第5条の2及び第8条第2項第
12 号の規定又は武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(平成 16 年法
律第 112 号)第3条第4項及び第 172 条第4項の規定並びに第 32 条第2項第6号及び第 182 条
第1項の規定による地方公共団体相互の広域的な連携協力に関する基本指針の内容に基づき、
地震等による大規模災害が発生した場合又は武力攻撃事態等若しくは緊急対処事態において、
各ブロック知事会で締結する災害時の相互応援協定若しくは国民の保護に関する相互応援協定
(以下「災害時等の相互応援協定」という。)又は都道府県間で個別に締結する災害時等の相互
応援協定では被災者等(避難住民及び大規模災害、武力攻撃災害等(武力攻撃災害及び緊急対
処事態における災害をいう。以下同じ。)における被災者をいう。)の避難、救援等の対策が十
分に実施できない場合に、地震等による大規模災害が発生した都道府県又は国民の保護のため
の措置又は緊急対処保護措置(以下「国民保護措置等」という。)を実施するため応援を必要と
する都道府県(以下「被災県等」という。)の要請に基づき、全国知事会の調整の下に行われる
広域応援を、迅速かつ円滑に遂行するため、必要な事項を定めるものとする。
(広域応援)
第2条
被災県等は、次の表の自ら所属するブロック知事会以外のブロック知事会を構成する都
道府県に対し、全国知事会を通じて広域応援(以下「広域応援」という。)を要請することがで
きる。
ブロック知事会名
構成都道府県名
北海道東北地方知事会
北海道
青森県
関 東 地 方 知 事 会
東京都
群馬県
静岡県
長野県
富山県
石川県
岐阜県
三重県
滋賀県
中 部 圏 知 事 会
秋田県
栃木県
岩手県
茨城県
愛知県
山形県
埼玉県
三重県
宮城県
千葉県
長野県
福島県
新潟県
神奈川県
静岡県
山梨県
福井県
滋
賀県
近畿ブロック知事会
福井県
京都府
大阪府
奈良県
和歌山県
兵庫県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
徳島県
中 国 地 方 知 事 会
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
四
会
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
九 州 地 方 知 事 会
福岡県
佐賀県
国
知
事
長崎県
大分県
山口県
熊本県
山口県
2
所属するブロック知事会(以下「ブロック」という。)が複数ある都道府県については、被災
県等からの広域応援が要請された場合、重複しているブロックの間で協議のうえ、いずれかの
- 68 -
ブロックに属するものとして対応すべきことを決定するものとする。
(ブロックによる広域応援の連絡調整)
第3条
広域応援を円滑に実施するため、各ブロックに幹事県及び副幹事県(以下「幹事県等」
という。)を置く。
2
幹事県は、原則として前条第1項に掲げる各ブロックの会長都道府県又は常任世話人県をも
って充てる。ただし、ブロック内の協議により、会長都道府県又は常任世話人県以外の都道府
県を幹事県とした場合は、この限りでない。
3
幹事県は、被災県等に対する広域応援を速やかに行うため、ブロック内の総合調整を行うも
のとする。
4
幹事県が被災等によりその事務を遂行できない場合に備え、各ブロックは、協議のうえ、副
幹事県を決定しておくものとする。
5
幹事県等がともに被災等によりその事務を遂行できなくなったブロックは、当該ブロック内
で速やかに協議のうえ、幹事県に代って職務を行う都道府県(以下「幹事代理県」という。)を
決定し、幹事代理県となった都道府県はその旨を全国知事会に報告するものとする。
6
各ブロックの幹事県は、幹事県等を定めたときはその都道府県名を毎年4月末日までに全国
知事会に報告するものとする。幹事県又は副幹事県を変更したときも同様とする。
7
全国知事会は、前項による報告を受けた場合には、その状況をとりまとめのうえ、速やかに
各都道府県に連絡するものとする。
(連絡窓口)
第4条
各都道府県は、広域応援に関する連絡担当部局をあらかじめ定め、毎年4月末日までに
全国知事会に報告するものとする。
2
各都道府県は、連絡担当部局を変更した場合には、速やかに全国知事会に報告するものとす
る。
3
全国知事会は、第1項及び前項による報告を受けた場合には、その状況をとりまとめのうえ、
速やかに各都道府県に連絡するものとする。
(広域応援の内容)
第5条
広域応援の内容は、被災地等における住民の避難、被災者等の救援・救護、武力攻撃災
害等への対処及び災害応急・復旧対策並びに復興対策に係る人的・物的支援、施設若しくは業
務の提供又はそれらの斡旋とする。
(広域応援の要請)
第6条
被災県等は、広域応援を要請しようとするときは、速やかに自らが所属するブロックの
- 69 -
幹事県に対し、被害状況等を連絡するとともに、必要とする広域応援の内容に関する次の事項
を記載した文書を提出するものとする。ただし、いとまのない場合は、電話又はファクシミリ
等により広域応援の要請を行い、後日文書を速やかに提出するものとする。
(1)
資機材及び物資等の品目並びにそれらの数量
(2)
施設、提供業務の種類又は斡旋の内容
(3) 職種及び人数
(4)
応援区域又は場所及びそれに至る経路
(5) 応援期間(見込みを含む。)
(6)
2
前各号に掲げるもののほか必要な事項
前項の連絡及び要請を受けた幹事県は、速やかに、被災県等の被害状況及び広域応援の要請
内容等を全国知事会に連絡するものとする。
3
全国知事会は、前項の連絡を受けたときは、速やかに、各ブロックと調整を行ったうえで、
被災県等に対する広域応援計画を作成し、各ブロックの幹事県等及び被災県等に、広域応援の
内容を連絡するものとする。
4
広域応援計画で被災県等を応援することとされた都道府県は、最大限その責務を果たすよう
努めるものとする。
5
第1項による要請をもって、被災県等から各都道府県に対して広域応援の要請があったもの
とみなす。
(経費の負担)
第7条
広域応援を行った都道府県が当該広域応援に要した経費は、原則として広域応援を受け
た被災県等の負担とする。
ただし、被災県等と広域応援を行った都道府県との間で協議した結果、合意が得られた場合
については、この限りではない。
2
被災県等は、費用を支弁するいとまがない場合等やむを得ない事情があるときは、広域応援
を行う都道府県に当該費用の一時繰替え(国民保護に関しては「立替え」と読み替える。以下
同じ。)支弁を求めることができるものとする。
3
被災県等は、前項の繰替え支弁がなされたときは、原則として年度内に繰替え支弁をした都
道府県に対し繰戻しをしなければならない。
(隣接県に対する応援要請)
第8条
被災県等は、隣接するブロックの一部の都道府県に対し応援を要請することができる。
この場合において、被災県等は、応援を要請する都道府県名を指定して行うものとする。
2
前項の応援(以下「ブロック外応援」という。)については、第5条、第6条(第3項を除く。)
及び第7条の規定を準用する。
- 70 -
3
全国知事会は、被災県等が指定した都道府県に対し、ブロック外応援の内容を伝えるととも
に、協力方を要請するものとする。
4
前項の要請を受けた都道府県は、最大限その責務を果たすよう努めなければならない。
(他の協定との関係)
第9条
この協定は、都道府県が各ブロック知事会及び個別に締結する災害時等の相互応援協定
を妨げるものではない。
(訓練の実施)
第 10 条
各都道府県は、この協定に基づく応援が円滑に行われるよう、必要な訓練を適時実施す
るものとする。
(その他)
第 11 条
この協定の実施に関し、必要な事項又はこの協定に定めのない事項については、全国知
事会会長が別に定めるものとする。
附則
2
この協定は、平成 18 年7月 12 日から適用する。
平成8年7月 18 日に締結された協定は、これを廃止する。
附則
この協定は、平成 19 年7月 12 日から適用する。
2 平成 18 年7月 12 日に締結された協定は、これを廃止する。
- 71 -
全国都道府県における災害時等の広域応援に関する協定実施細目(災害関係)
(趣旨)
第1条
この実施細目は、「全国都道府県における災害時等の広域応援に関する協定」(以下「協
定」という。
)のうち地震等による大規模災害への対応の実施に関し、必要な事項を定める。
(所属ブロック知事会の決定)
第2条
協定第2条第2項により、所属するブロック知事会が複数ある都道府県の所属ブロック
を定める場合には、別表1を基本として、当該都道府県及び当該都道府県が所属するブロック
知事会幹事県の間で協議のうえ、決定する。
(別表1)
都道府県名
広域応援の実施時の所属ブロック知事会
静岡県
長野県
中部圏知事会
三重県
福井県
近畿ブロック知事会
滋賀県
徳島県
四国知事会
山口県
中国地方知事会
(情報収集)
第3条
いずれかの都道府県において、震度6弱以上の地震が観測された場合又は激甚な災害が
発生した場合、全国知事会は当該都道府県(以下「被災県」という。)及び被災県の所属するブ
ロック知事会(以下「被災ブロック知事会」という。)の情報収集担当都道府県に対して被災情
報等の報告を求める。
2
全国知事会は、各都道府県に各ブロック知事会の幹事県を通じ、収集した情報を提供する。
(情報収集要員の派遣)
第4条
前条の情報収集に当たり、通信の途絶等により被災県との連絡が取れず、かつ広域応援
の要請が想定される場合には、全国知事会は、被災ブロック知事会幹事県等との協議のうえ、
速やかに被災県の災害対策本部に要員を派遣し、情報収集を行う。
2
全国知事会は、要員派遣に当たり、全国知事会のみでは対応できない場合には、被災ブロッ
ク知事会幹事県等と協議のうえ、当該ブロック知事会を構成する都道府県の協力を求めること
- 72 -
ができる。
3
被災県は、情報収集要員との連絡調整に十分配慮する。
(業務の代行)
第5条
首都直下地震等により、全国知事会による広域応援に係る調整が困難な場合、かつ被災
県からの広域応援の要請が想定される場合には、関東地方知事会の幹事県等が、広域応援に関
する業務を代行する。
2
前項の場合において、関東地方知事会の幹事県等による広域応援に関する業務の代行が困難
なときは、近畿ブロック知事会の幹事県等が、広域応援に関する業務を代行する。
(連絡調整要員の派遣)
第6条
全国知事会及び広域応援を実施する都道府県(以下「応援県」という。)は、必要がある
と認めるときは、被災県の災害対策本部に連絡調整要員を派遣し、広域応援実施時における受
け入れ体制を整備する。
2
被災県は、連絡調整要員との連絡調整に十分配慮する。
(広域応援の内容)
第7条
協定第5条に定める広域応援の内容は、次のとおりとする。
(1)人的支援及び斡旋
ア
救助及び応急復旧等に必要な要員
イ
ヘリコプターによる情報収集等
ウ
応急危険度判定士、ケースワーカー、ボランティアの斡旋
(2)物的支援及び斡旋
ア
食料、飲料水及びその他生活必需物資
イ
救出、医療、防疫、施設の応急復旧等に必要な資機材及び物資
ウ
救援及び救助活動に必要な車両・船艇等
(3)施設又は業務の提供及び斡旋
ア
傷病者の受け入れのための医療機関
イ
被災者を一時収容するための施設
ウ
火葬場、ゴミ・し尿処理業務
エ
仮設住宅用地
オ
輸送路の確保及び物資拠点施設
(4)前各号に定めるもののほか、特に要請のあったもの
(広域応援計画の作成)
- 73 -
第8条
被災県に対する広域応援計画を作成する場合には、国その他関係機関との連絡・
調整のうえ、別表2を基本として、全国知事会が決定する。
(別表2)
広域応援を実施するブロック知事会
被災
第1順位
ブロック
第2順位
第3順位
第4順位
第5順位
第6順位
知事会
北海道東北地方
関 東 地 方
中
部
圏
近畿ブロック
中 国 地 方
四
国
九 州 地 方
関 東 地 方
北海道東北地方
中
部
圏
近畿ブロック
中 国 地 方
四
国
九 州 地 方
中
近畿ブロック
関 東 地 方
北海道東北地方
中 国 地 方
四
国
九 州 地 方
近畿ブロック
中
圏
中 国 地 方
四
関 東 地 方
九 州 地 方
北海道東北地方
中 国 地 方
四
国
九 州 地 方
近畿ブロック
中
部
圏
関 東 地 方
北海道東北地方
四
国
中 国 地 方
九 州 地 方
近畿ブロック
中
部
圏
関 東 地 方
北海道東北地方
九 州 地 方
中 国 地 方
四
近畿ブロック
中
部
圏
関 東 地 方
北海道東北地方
部
圏
部
国
国
(情報収集要員等の携行品)
第9条
被災県に派遣される情報収集要員等は、災害の状況に応じて、必要となる被服、当座の
食料・飲料水、携帯電話等を携行する。
(要員の派遣に要する経費の内容等)
第 10 条
協定第7条に規定する経費のうち、要員の派遣に係るものについては、次のとおり定め
る。
(1)
要員の派遣に要する経費については、応援県が定める規定により算出した当該応援要員
の旅費、諸手当の額の範囲内とする。
(2)
要員が応援業務により負傷、疾病又は死亡した場合における公務災害補償に要する経費
は、応援県の負担とする。
(3)
要員が業務上第三者に損害を与えた場合において、その損害が応援業務の従事中に生じ
たものについては、被災県が、被災県への往復の途中において生じたものについては、応
援県が賠償の責めに任ずる。
(4)
前3号の規定に定めるもののほか、要員の派遣に要する経費については、被災県と応援
県との間で協議して定める。
- 74 -
(経費の請求)
第 11 条
協定第7条第2項の規定により、応援県が応援に要した経費を繰替え支弁した場合には、
次の各号に定めるところにより算出した額を被災県に請求する。
(1)
応援要員の派遣については、前条で規定する額
(2)
備蓄物資については、提供した物資の時価評価額及び輸送費
(3)
調達物資については、当該物資の購入費及び輸送費
(4)
資機材等については、借上料、燃料費、輸送費及び破損又は故障が生じた場合の修理費
(5) 施設の提供については、借上料
2
前項に規定する請求は、応援県の知事名による請求書(関係書類添付)により、被災県の知
事に請求する。
附則 この実施細目は、平成 19 年7月 12 日から適用する
2 平成 18 年7月 12 日から適用した実施細目は、これを廃止する。
- 75 -
この協定の締結を証するため、協定書に全国知事会会長及び各ブロックの会長又は常任世話人
が記名し、全国知事会においてこれを保有するとともに、各都道府県に対しその写しを交付する
ものとする。
平成 19 年7月 12 日
全
国
知
事
福
会
会
岡
長
県
知
事
知
事
知
事
知
事
知
事
知
事
知
事
知
事
北海道東北地方知事会会長
秋
田
県
関 東 地 方 知 事 会 会 長
茨
城
県
中 部 圏 知 事 会 会 長
愛
知
県
近畿ブロック知事会会長
滋
賀
県
中 国 地 方 知 事 会 会 長
広
島
県
四 国 知 事 会 常 任 世 話 人
高
知
県
九 州 地 方 知 事 会 会 長
長
崎
県
- 76 -
<参考資料6>
「震災時等の相互応援に関する協定」
(趣
旨)
第1条
この協定は、関東地方知事会を組織する知事の協議により、東京都、茨城県、栃木県、
群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県及び長野県(以下、
「都県」という。)にお
いて、地震等による災害又は武力攻撃事態等若しくは緊急対処事態(以下、「災害」という。)
において、被災した都県(避難住民(都県以外からの避難住民を含む。)を受入れている都県を
含む。以下、「被災都県」という。)独自では十分な応急措置が実施できない場合において、災
害対策基本法第5条の2、同法第8条第2項第12号及び同法第74条第1項の規定又は武力
攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第3条第4項及び同法第172条第
4項の規定並びに同法第32条第2項第6号及び同法第182条第1項の規定による地方公共
団体相互の広域的な連携協力に関する基本方針の内容並びに友愛精神に基づき、都県が相互に
救援協力し、被災都県の応急対策及び復旧対策を円滑に実施するため、必要な応援その他の事
項について定める。
(連絡窓口)
第2条
都県は、あらかじめ相互応援に関する連絡担当部署を定め、都県において激甚な災害が
発生したときは、速やかに相互に連絡するものとする。
2
都県は、災害時の情報交換手段を確保するため、複数の通信連絡網整備に努めるものとする。
(応援の種類)
第3条
応援の種類は、次のとおりとする。
(1) 物資等の提供及びあっせん
ア
食料、飲料水及びその他の生活必需物資
イ
避難、救出、医療、防疫、施設の応急復旧等に必要な資機材及び物資
ウ
避難、救援及び救助活動に必要な車両・舟艇等
(2) 応急対策に必要な職員の派遣等
ア
避難、救援、救助及び応急復旧等に必要な職員
イ
ヘリコプターによる情報収集等
ウ
応急危険度判定士、ケースワーカー、ボランティアのあっせん
(3) 施設又は業務の提供若しくはあっせん
ア
傷病者の受入れのための医療機関
イ
被災者を一時収容するための施設
ウ
火葬場、ゴミ・し尿処理業務
工
仮設住宅用地
オ
輸送路の確保及び物資拠点施設
(4) 前各号に定めるもののほか、特に要請のあった事項
2
都県は、前項の応援が円滑に実施できるよう、物資、資機材等の確保、備蓄に努めるものと
- 77 -
する。
(応援都県・調整都県・協力都県の設置)
第4条
都県は、協議により、被災都県に対し直接応援をする都県(以下、
「応援都県」という。)
をあらかじめ定めることができる。
2
都県は、複数の都県が被災し、応援都県が複数になる場合には、協議により、連絡調整の中
心となる都県(以下、「調整都県」という。)を定めることができる。
3
発災時において、第1項に規定する応援都県、第2項に規定する調整都県及び被災都県に対
し必要に応じて応援する都県(以下、
「協力都県」という。)を設置した場合には、全国都道府
県における災害時等の広域応援に関する協定第3条第1項に規定する関東地方知事会の幹事
県(以下、「幹事都県」という。)は、この旨をただちに都県に通報するものとする。
(応援要請の方法)
第5条
応援を受けようとする都県は、次の事項について、とりあえず口頭で要請を行い、後に
文書を速やかに提出するものとする。
(1) 被害の状況
(2) 第3条第1項各号に掲げる応援の要請内容
(3) 応援の場所及び応援場所への経路
(4) 車両、航空機、船舶の派遣場所
(5) 応援の期間
(6) 要請担当責任者氏名及び連絡先
(7) 前各号に掲げるもののほか必要な事項
(応援の自主出動)
第6条
災害が発生し、被災都県と連絡が取れない場合、他の都県は、速やかにその被害状況に
ついてヘリコプター等による自主的な情報収集を行い、その情報を被災都県及び他の都県に提
供するものとする。
2
前項の情報等により応援が必要と認められたときは、応援都県及び協力都県は、調整の上、
自主的に応援活動に出動できるものとする。
3
応援都県は、前項による自主出動を実施した際には、被災都県に対して、出動の連絡を行う
ものとする。
4
応援都県及び協力都県は、自主的な応援活動のために職員を派遣する場合においては、派遣
職員自らが消費又は使用する物資の携行その他自律的活動に努めるものとする。
(応援受入れ体制)
第7条
都県は、災害時における他の都県からの応援要員、応援物資等を受け入れるための施設、
場所をあらかじめ定めておくものとする。
- 78 -
(応援に伴う車両等の誘導)
第8条
被災都県及び応援のために出動する車両等が通行する都県は、応援車両等の誘導に可能
な限り努めるものとする。
なお、応援都県は、通過時間、ルート等を関係都県に通報するものとする。
(応援経費の負担)
第9条
応援に要した費用は、法令その他別に定めがある場合を除き、応援を受けた都県が負担
するものとする。
2
応援を受けた都県が、前項に規定する費用を支弁するいとまがなく、かつ、応援を受けた都
県から要請があった場合には、応援した都県は、当該費用を一時繰替(国民保護に関しては「立
替え」と読み替える。)支弁するものとする。
3
自主出動による被災地における情報収集活動等に要した経費は、応援した都県が負担するも
のとする。
4
前3項の規定によりがたいときは、その都度、応援を受けた都県と応援した都県の間で協議
して定めるものとする。
(訓練の実施)
第 10 条
都県は、この協定に基づく応援が円滑に行われるよう、必要な訓練を適時実施するもの
とする。
(資料の交換)
第 11 条
都県は、この協定に基づく応援が円滑に行われるよう、地域防災計画、国民の保護に関
する計画その他参考資料を相互に交換するものとする。
(連絡会議の設置)
第 12 条
都県は、災害発生時の迅速かつ効果的な応援体制の確立を図るため、連絡会議を設置す
るものとする。
(その他)
第 13 条
この協定の実施に関し、必要な事項又はこの協定に定めのない事項については、都県が
協議して別に定めるものとする。
附則
2
附則
2
この協定は、平成8年6月13日から適用する。
昭和52年6月16日に締結された協定は、これを廃止する。
この協定は、平成14年3月31日から適用する。
平成8年6月13日に締結された協定は、これを廃止する。
- 79 -
附則
2
平成14年3月31日に締結された協定は、これを廃止する。
附則
2
この協定は、平成16年2月24日から適用する。
この協定は、平成20年2月6日から適用する。
平成16年2月24日に締結された協定は、これを廃止する。
この協定の締結を証するため、本協定書10通を作成し、各都県記名押印のうえ、各1通を
保有する。
平成20年
2月
6日
東京都知事
石
原
慎太郎
茨城県知事
橋
本
昌
栃木県知事
福
田
富
一
群馬県知事
大
澤
正
明
埼玉県知事
上
田
清
司
千葉県知事
堂
本
暁
子
神奈川県知事
松
沢
成
文
山梨県知事
横
内
正
明
静岡県知事
石
川
嘉
延
長野県知事
村
井
- 80 -
仁
「震災時等の相互応援に関する協定実施細目」(抄)
(趣
旨)
第1条
この実施細目は、
「震災時等の相互応援に関する協定」
(以下「協定」という。)の実施に
関し必要な事項を定めるものとする。
(用語の定義)
第2条
この実施細目において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めると
ころによる。
(1)
被災都県
協定第1条に規定する、被災した都県をいう。
(2) 応援都県
協定第4条第1項に規定する、被災都県に対し直接応援をする都県をいう。
(3)
協定第4条第2項に規定する、複数の都県が被災し、応援都県が複数になる
調整都県
場合に、連絡調整の中心となる都県をいう。
(4)
協力都県
協定第4条第3項に規定する、必要に応じて応援を行う都県をいう。
(応援都県)
第3条
応援都県は、都県が関東地方知事会の幹事県(以下、「幹事都県」という。)に対して報
告する様式1(災害対策本部設置の有無等の通知書)に基づき、幹事都県が別表1により決定
する。
2
協定第4条第3項に規定する通報は、様式2(応援体制通知書)により行うものとする。
3
応援都県は、主に、次のことを行う。
(1)
被災都県との連絡手段を確保する。
(2)
被災都県における情報を収集する。なお、調整都県が設置された場合には、収集した情報
を整理したうえで、調整都県へ報告する。
(3)
被災都県に対し応援を実施する。
(4)
応援都県単独で対応が困難な場合には、協力都県に応援を要請する。この場合、被災都県
及び協力都県との間で、連絡調整を行う。ただし、調整都県が設置された場合には、調整都
県に対し要請を行い、連絡調整は、調整都県が行う。
(調整都県)
第4条
調整都県は、被災都県及び前条で決定された応援都県以外の都県のうち、都庁あるいは
県庁が震源地から最も近くに所在する都県とし、幹事都県が決定する。
2
協定第4条第3項に規定する通報は、様式2により行うものとする。
3
調整都県は、主に、次の事項を行う。
(1)
各都県間の連絡手段を確認する。
- 81 -
(2)
情報の収集及び一元管理を行うとともに、応援都県、協力都県へ情報を提供する。
(3)
応援都県から要請のあった応援内容について、協力都県もしくは他の応援都県へ要請を行
う。
(4) 必要に応じ広報を担当する。
(5)
4
自都県も必要に応じ被災都県を応援する。
また、調整都県は、応援都県及び協力都県と協議し、次の事項を決定する。
(1)
応援都県・協力都県の役割及び分担
(2) 人的・物的支援基地の設置
(3)
物的応援の場合は、品目、数量、輸送手段、搬入場所
(4)
人的応援の場合には、活動内容、人数、派遣場所、派遣期間
(5) その他応援に際し必要な事項
(連絡担当部署)
第5条
2
協定第2条に規定する連絡担当部署は、別表2のとおりとする。
都県は、当該地域において、協定第2条に規定する激甚な災害が発生したときは、様式3(連
絡確認書)に基づき様式3−1(相互連絡手段・担当者確認書)を作成し、各都県の連絡担当
者との専用の通信手段を確保するものとする。
(応援要請の手続)
第6条
協定第5条に規定する文書による応援要請は、様式4(応援要請書)により行うものと
し、当該要請に際しては、様式5(規制状況報告書)により、規制状況の報告を併せて行うも
のとする。
2
前項に規定する応援要請、又は規制状況の報告は、応援都県に対し行うものとする。
(応援の実施)
第7条
応援都県は、応援要請を受けた事項に関する応援計画を作成するものとする。なお、必
要に応じて、協力都県と調整を行うものとする。
2
応援計画を作成したとき、応援都県は、次の事項について電話等により、応援を要請した被
災都県(以下、「要請都県」という。
)に連絡調整したうえ、応援を実施するものとし、後日速
やかに、様式6(応援通知書)を送付するものとする。
(1)
物的応援については、品目、数量、搬入場所、輸送手段、物資の出発予定日時及び到着予
定日時
(2)
人的応援については、活動内容、人数、派遣場所、派遣の期間、派遣人員出発予定日時及
び派遣人員到着予定日時
(3)
施設及び業務の提供については、受入れ施設の種別、所在地、受入れ可能人数又は数量及
- 82 -
び受入れ可能期間
3
(4)
その他の応援については、応援内容及び応援の期間
(5)
前各号に掲げるもののほか必要な事項
調整都県が設置されたときであって、応援都県が単独で対応できない場合には、第 1 項の規
定にかかわらず、応援都県は、調整都県に対し、様式7(応援計画調整要請書)により、応援
計画の調整を要請するものとする。
4
調整都県は、前項の要請に基づき応援計画を調整した場合には、様式8(応援計画調整通知
書)により、応援都県に通知するものとする。
5
前項の場合における、応援都県から要請都県への応援通知は、第2項を準用する。
(応援物資の受領通知)
第8条
要請都県は、応援要請に基づく応援物資を受領した場合には、応援都県に対し様式9(応
援物資受領書)を送付するとともに、物資受け渡し場所においては、物資搬送者に対し、様式
10(応援物資受領書(現地))を交付するものとする。
2
応援都県は、前項の応援物資が協力都県からのものであった場合には、様式9(応援物資受
領書)を、物資を提供した協力都県に送付するものとする。なお、調整都県が設置された場合
は、調整都県を経由して実施するものとする。
(応援終了要請)
第9条
要請都県は、応援を受ける必要がないと判断した場合には、応援都県に対し様式11(応
援終了要請書)による応援終了の要請をすることができる。
2
協力都県による応援の場合には、要請都県は、応援都県を経由してその旨の要請をするもの
とする。ただし、調整都県が設置された場合には、応援都県から調整都県を経由して、協力都
県にその旨の要請をするものとする。
(応援終了報告)
第 10 条
応援都県は、応援要請に基づく応援を終了した場合又は前条に定める応援終了の要請を
受け、応援を終了した場合には、要請都県に対し様式12(応援終了報告書)により、その旨
を報告するものとする。
2
協力都県が応援を実施した場合には、協力都県は、応援都県を経由して報告するものとする。
ただし、調整都県が設置された場合には、調整都県から応援都県を経由して報告するものとす
る。
(応援の自主出動)
第 11 条
協定第6条に規定する応援の自主出動をしたときは、後日第7条第2項に定める応援通
- 83 -
知書を送付するものとし、第8条から第10条を準用する。
(応援職員の派遣に要する経費負担等)
第 12 条
協定第9条に規定する費用のうち、応援職員の派遣に係るものについては、次のとおり
定めるものとする。
(1)
要請都県が負担する費用の額は、応援都県が定める規定により算出した当該応援職員の旅
費の額及び諸手当の額の範囲内とする。
(2)
応援職員が応援業務により負傷、疾病、又は死亡した場合における公務災害補償に要する
費用は、応援都県の負担とする。
(3)
応援職員が業務上第三者に損害を与えた場合において、その損害が応援業務の従事中に生
じたものについては要請都県が、要請都県への往復の途中において生じたものについては応
援都県が賠償責任を負う。
(資料の交換)
第 13 条
協定第 11 条に規定する資料は、次のとおりとする。
(1) 地域防災計画
(2)
協定第2条に規定する連絡担当部署
(3)
協定第7条に規定する施設、場所
(4)
備蓄物資、資機材、車両、船舶、航空機等の保有状況及び調達体制
(5)
陸上輸送基地、海上輸送基地、航空輸送基地、水上輸送基地及び緊急輸送路等の状況
(6) 都県の支援できる項目
(7) その他必要な資料
(連絡会議の開催)
第 14 条
協定第 12 条に規定する連絡会議は、各都県持ち回りにより、毎年度当初及び必要に応
じて随時開催するものとする。
2
連絡会議においては、次のような事項について協議及び情報交換を行う。
(1) 応援体制
(2) 各都県の備蓄体制
(3)
各都県の医療機関、社会福祉施設及びゴミ、し尿処理施設等の受入れ体制
(4) その他必要な資料
(活動マニュアルの見直し)
第 15 条
都県は、相互応援体制の運用を円滑に行うことを目的として作成した活動マニュアルに、
毎年検討を加え、必要があると認めるときはこれを修正するものとする。
- 84 -
付
則
この実施細目は、平成8年9月1日から施行する。
付
則
この実施細目の改正は、平成 10 年5月1日から施行する。
付
則
この実施細目の改正は、平成 12 年2月3日から施行する。
付
則
この実施細目の改正は、平成 14 年3月 31 日から施行する。
付
則
この実施細目の改正は、平成 16 年2月 24 日から施行する。
- 85 -
別表1
応援都県
応
援
都
県
被災都県
第 1 順位
第2順位
第3順位
第4順位
第5順位
東京都
埼玉県
千葉県
神奈川県
山梨県
栃木県
茨城県
栃木県
群馬県
千葉県
東京都
静岡県
栃木県
茨城県
群馬県
埼玉県
千葉県
長野県
群馬県
長野県
埼玉県
栃木県
山梨県
千葉県
埼玉県
千葉県
神奈川県
東京都
群馬県
長野県
千葉県
神奈川県
東京都
埼玉県
茨城県
静岡県
神奈川県
東京都
埼玉県
千葉県
静岡県
山梨県
山梨県
静岡県
長野県
東京都
神奈川県
茨城県
静岡県
山梨県
神奈川県
長野県
栃木県
茨城県
長野県
群馬県
山梨県
静岡県
埼玉県
栃木県
別表2
様式
(略)
(略)
- 86 -
<参考資料7>
災害時等の応援に関する協定書
(趣旨)
第1条
この協定は、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋
賀県及び名古屋市(以下「県市」という。)で第1号に掲げる災害が発生し、又は発生するおそ
れがある場合並びに第2号及び第3号に掲げる事態(以下「災害時等」という。)において、被
災県市又は国民の保護のための措置若しくは緊急対処保護措置を実施する必要のある県市(以
下「被災県市等」という。)では被災者等(避難住民並びに大規模災害、武力攻撃災害及び緊急
対処事態における災害による被災者をいう。以下同じ。)の避難、救援等の対策が十分に実施で
きない場合に、被災県市等の要請に基づき行われる広域応援を、迅速かつ円滑に遂行するため、
必要な事項について定めるものとする。
(1)災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第2条第1号に定める災害
(2)武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律
(平成15年法律第79号。以下「武力攻撃事態対処法」という。)第1条に定める武力攻
撃事態等
(3)武力攻撃事態対処法第25条第1項に定める緊急対処事態
(応援県市)
第2条
大規模な災害時等においては、救援活動等を速やかに実施できる体制を執るため、応援
県市は、必要に応じ被災県市等に対する救援対策本部を設置することができる。
2
応援県市は、相互に連絡をとり、主たる応援県市を決定する。
3
主たる応援県市は、速やかに救援対策本部を設置するものとする。
(応援の内容)
第3条
応援県市が行う応援の内容は、次のとおりとする。
(1)物資等の提供及びあっせん並びに人員の派遣
ア
食料、飲料水、生活必需品、医薬品その他供給に必要な資機材の提供及びあっせん
イ
被災者等の救出、医療、防疫、施設の応急復旧等に必要な資機材及び物資の提供及び
あっせん
ウ
避難、救援及び救助活動に必要な車両、舟艇等の提供及びあっせん
エ
避難、救援・救護、救助活動及び応急復旧に必要な医療系職、技術系職、技能系職等
職員の派遣
(2)避難場所等の相互使用、緊急輸送路の共同啓開等被災県市等の境界付近における必要な措
置
(3)被災者等の一時収容のための施設の提供
- 87 -
(4)医療機関による傷病者の受入
(5)前各号に掲げるもののほか、特に要請のあった事項
2
各県市は、前項の応援が円滑に実施できるよう必要な物資、資機材等の確保に努めるものと
する。
(応援要請の手続)
第4条
応援を受けようとする県市は、別に定める内容を明らかにして、他の県市に要請するも
のとする。
2
各県市は、前項の要請を円滑に行うため、通信手段の整備に努めるものとする。
(災害時等における自主的活動)
第5条
災害時等であって別に定めるときに通信途絶等により被災県市等から前条の要請がない
場合、他の県市は速やかにその被災状況について、自主的に情報収集を行うものとする。
(経費の負担)
第6条
2
応援に要した経費は、原則として応援を受けた県市の負担とする。
応援職員が応援業務により負傷、疾病又は死亡した場合における公務災害補償に要する経費
は、応援県市の負担とする。
3
応援職員が業務上第三者に損害を与えた場合において、その損害が応援業務の従事中に生じ
たものについては、応援を受けた被災県市等が、被災県市等への往復の途中において生じたも
のについては、応援県市が賠償の責めに任ずる。
4
前3項に定めるもののほか、応援職員の派遣に要する経費については、被災県市等及び応援
県市が協議して定める。
(情報交換)
第7条
各県市は、この協定に基づく応援が円滑に行われるよう、地域防災計画、国民保護計画
その他必要な情報を相互に交換するものとする。
(訓練の参加)
第8条
各県市は、この協定に基づく応援が円滑に行われるよう、他の県市主催の防災訓練等に
相互に参加するよう努めるものとする。
(連絡協議会の設置)
第9条
この協定に関する事項、その他必要な事項を研究・協議するため中部9県1市広域災害
時等応援連絡協議会を設置するものとする。
- 88 -
(その他)
第10条
この協定の実施に関し必要な事項は、別に定める。
2
この協定に定めのない事項は、その都度、関係県市が協議して定める。
附
則
1
この協定は、平成19年7月26日から施行する。
2
平成7年11月14日締結の協定は、平成19年7月25日限りで廃止する。
平成19年
7月26日
富山県知事
石川県知事
福井県知事
長野県知事
岐阜県知事
静岡県知事
愛知県知事
三重県知事
滋賀県知事
名古屋市長
- 89 -
災害時等の応援に関する協定 実施細則(防災) (抄)
(趣旨)
第1条
この実施細則は、
「災害時等の応援に関する協定」
(以下「協定」という。)のうち協定第
1条第1号に掲げる災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第2条第1号に定める災害に
関する事項の実施に関し、必要な事項を定めるものとする。
(応援県市)
第2条
協定第2条第2項に基づく主たる応援県市は、被災県市の被災地に最も交通至便な隣接
県市とする。ただし、広範囲な災害の場合は、別表1の区分による隣接県市の間で速やかに協
議した上、決定するものとする。
2
協定第2条第3項に基づく主たる応援県市の救援対策本部の業務は、次のとおりとする。
(1)被災県市の情報収集と状況把握
(2)災害応急措置等に必要な物資、人員、その他要請内容の把握
(3)要請内容の協定県市への適切な仕分け(コーディネート)
(4)輸送ルート、応援物資集積場所等の応援に必要な情報の連絡
(5)被災県市および災害応急活動実施機関との連絡調整
(6)被災者の受入施設(病院・福祉施設・仮設住宅等)の確保および調整
(7)国および他の広域圏との調整
(8)前各号に掲げるもののほか、災害応急活動を円滑に行うため必要な業務
3
前項の業務の遂行に関し必要な事項は、別に定める。
(応援の内容)
第3条
協定第3条第1項の規定に基づく物資、資機材及び応急復旧に必要な職員の状況等は、
常時実態どおり把握しておくものとし、そのうち、緊急時に必要な食料・生活必需品・医薬品
の内容に変更があったときは、速やかに、各県市に連絡するものとする。
2
協定第3条第2項の規定に基づき、物資、資機材の備蓄に努めるとともに、各地域における
これらの製造業者又は販売業者等と災害時における物資等の調達に関する協定を締結するよう
努めるものとする。
(応援要請の手続)
第4条
応援を受けようとする県市は、無線又は電話等(以下「無線等」という。)により次の事
項を明らかにして要請し、後日、速やかに応援要請書を送付するものとする。
(1)被害の状況
(2)物資等の搬入、人員の派遣
- 90 -
ア
物資・資機材の搬入
物資等の品目・数量、搬入場所、輸送手段、交通情報等
イ
人員の派遣
職種、人数、派遣場所、活動内容、派遣期間、輸送手段、交通情報等
(応援実施の手続)
第5条
要請を受けた県市は、要請事項の確認後、速やかに、別表1の被災県市の隣接県市と連
絡調整し、要請事項および搬入・派遣に要する時間などの応援計画を無線等により被災県市に
伝達するとともに、後日、速やかに応援通知書を送付するものとする。
2
要請を受けた県市と協定第2条第2項に規定する主たる応援県市とが異なる場合は、主たる
応援県市が前項の手続きを行うものとする。
(応援物資の受領の通知)
第6条
被災県市は、応援通知書に基づく応援物資を受領したときは、応援物資受領書を交付す
るものとする。
(応援終了報告)
第7条
主たる応援県市は、応援が終了したときは、被災県市に対して、応援終了報告書を送付
するものとする。
(災害時等における自主的活動)
第8条
2
協定第5条に規定する別に定めるときとは、震度6弱以上の地震による災害をいう。
協定第5条に規定する自主的な情報収集活動の内容は、次のとおりとする。
(1)ヘリコプター等による被災状況の収集
(2)職員派遣による情報収集
(3)その他効果的な情報収集
3
前項により知り得た情報は、被災県市および他の県市に速やかに伝達するものとする。
4
第2項の情報収集活動または他の県市からの情報により、被害が甚大であると判断し、かつ、
被災県市等と連絡ができない場合は、他の県市と連絡調整を行いながら自主的に応援活動を実
施するものとする。
5
応援県市は、災害直後、自主的な応援活動のため職員等を派遣する場合においては、派遣職
員自ら消費又は使用する物資等を携行させるよう努めるものとする。
6
第2項から前項までの活動は、各県市の友愛精神のもとに行うものであり、この場合におい
ては、被災県市等から協定第4条の規定に基づく応援要請があったとみなし、その応援手続は、
細則第4条から第7条までの規定を準用し、事後処理を行うものとする。
- 91 -
(経費の負担)
第9条
協定第5条の規定に基づく自主的な情報収集および前条第4項の規定に基づく自主的活
動に要した経費は、応援県市の負担とする。
2
応援職員の派遣に要する経費については、応援県市が定める規定により算定した当該応援職
員の旅費および諸手当の額の範囲内とする。
(情報交換)
第10条
協定第7条の規定に基づく共通の情報は次のとおりとし、変更の都度、各県市に報告
するものとする。
(1)連絡担当部局および通信手段一覧表(別表2)
(2)備蓄物資、業者提携物資一覧表
(3)ヘリポート及びヘリコプター離着陸可能箇所
(4)前各号に掲げるもののほか、共通の情報として必要と認められる内容
2
隣接県市は、同条に定める情報のほか、次の内容についても情報交換し、
より緊密な連絡体制を維持することとする。
(1)輸送ルート、応援物資の集積場所等の応援に必要な情報
(2)病院・福祉施設などの所在地、入院入所可能数
(3)避難所の位置
(4)前各号に掲げるもののほか、必要と認められる内容
附
則
この実施細則は、平成19年7月26日から施行する。
平成19年7月26日
富山県知事政策室長
石川県危機管理監
岐阜県危機管理統括監
静岡県防災局長
滋賀県防災危機管理監
名古屋市消防長
福井県安全環境部長
愛知県防災局長
- 92 -
長野県危機管理局長
三重県防災危機管理部長
<参考資料8>
東海地震による地震被害想定(第3次被害想定結果:平成13年5月)
建築物被害合計棟数(東海地震/予知なし/冬の18時)
地域防災局 土木事務所
賀 茂
下田土木
市町
大破棟数
中破棟数
一部損壊棟数
被災建物
a
b
c
d(=a+b+c)
下田市
1,880
2,203
1,623
5,706
東伊豆町
249
795
992
2,036
河津町
213
579
569
1,361
南伊豆町
474
1,385
1,171
3,030
松崎町
635
1,686
930
3,251
旧西伊豆町
300
711
517
1,528
旧賀茂村
231
475
565
1,271
3,982
7,834
6,367
18,183
熱海市
822
1,615
1,462
3,899
伊東市
1,752
2,044
2,434
6,230
2,574
3,659
3,896
10,129
旧沼津市
14,452
16,006
14,112
44,570
旧戸田村
125
458
596
1,179
三島市
8,399
11,452
8,661
28,512
御殿場市
1,480
4,145
4,793
10,418
651
1,647
1,876
4,174
旧修善寺町
413
1,202
1,506
3,121
旧土肥町
162
478
561
1,201
旧天城湯ヶ島町
164
470
569
1,203
旧中伊豆町
152
472
682
1,306
1,997
4,072
3,077
9,146
旧伊豆長岡町
1,055
2,087
1,443
4,585
旧韮山町
1,975
3,512
2,075
7,562
旧大仁町
365
953
1,025
2,343
清水町
1,720
3,338
2,389
7,447
長泉町
765
1,939
1,374
4,078
小山町
579
1,565
1,628
3,772
34,454
53,796
46,367
134,617
4,907
7,982
8,889
21,778
8,146
14,676
14,437
37,259
657
1,483
1,244
3,384
401
1,005
1,033
2,439
14,111
25,146
25,603
64,860
旧静岡市
37,892
30,563
27,488
95,943
旧清水市
21,898
26,367
19,885
68,150
旧蒲原町
846
1,809
1,441
4,096
旧由比町
366
889
679
1,934
61,002
59,628
49,493
170,123
西伊豆町
小 計
東 部
熱海土木
小 計
沼津土木
沼津市
裾野市
伊豆市
函南町
伊豆の国市
小 計
富士土木
富士宮市
富士市
旧富士市
旧富士川町
芝川町
小 計
中 部
静岡土木
静岡市
小 計
- 93 -
<参考資料8>
島田土木
旧焼津市
7,363
12,399
10,739
30,501
旧大井川町
1,144
2,583
2,688
6,415
旧藤枝市
6,780
12,944
12,072
31,796
旧岡部町
738
1,666
1,514
3,918
旧島田市
3,803
5,860
7,662
17,325
旧金谷町
646
1,783
2,011
4,440
旧川根町
133
425
506
1,064
旧中川根町
270
710
764
1,744
旧本川根町
132
377
349
858
21,009
38,747
38,305
98,061
旧相良町
1,673
3,553
3,299
8,525
旧榛原町
1,530
3,297
3,321
8,148
1,664
3,319
3,146
8,129
563
1,374
1,324
3,261
1,107
2,427
2,251
5,785
6,537
13,970
13,341
33,848
旧磐田市
2,997
5,958
5,302
14,257
旧福田町
1,143
2,445
2,178
5,766
旧竜洋町
633
1,585
1,834
4,052
旧豊田長
696
1,882
2,451
5,029
旧豊岡村
400
1,004
1,272
2,676
旧掛川市
1,520
4,062
5,485
11,067
736
1,691
1,529
3,956
旧大東町
1,708
3,164
2,766
7,638
旧袋井市
4,944
8,775
6,971
20,690
旧浅羽町
1,898
3,299
2,279
7,476
旧小笠町
1,513
2,494
1,700
5,707
旧菊川町
1,705
3,657
3,104
8,466
856
1,823
1,734
4,413
20,749
41,839
38,605
101,193
旧浜松市
20,254
31,884
36,852
88,990
旧天竜市
677
1,498
1,237
3,412
旧浜北市
1,652
4,416
6,430
12,498
旧春野町
126
364
387
877
旧龍山村
61
150
62
273
旧佐久間町
156
392
254
802
旧水窪町
207
474
175
856
旧舞阪町
599
1,238
1,620
3,457
旧雄踏町
632
1,371
1,225
3,228
旧細江町
1,125
2,126
1,707
4,958
旧引佐町
284
678
782
1,744
旧三ヶ日町
706
1,688
1,865
4,259
湖西市
1,013
2,644
3,169
6,826
新居町
544
1,305
1,692
3,541
28,036
50,228
57,457
135,721
192,454
294,847
279,434
766,735
焼津市
藤枝市
島田市
川根本町
小 計
御前崎土木
牧之原市
吉田町
西 部
御前崎市
旧御前崎町
旧浜岡町
小 計
袋井土木
磐田市
掛川市
袋井市
菊川市
旧大須賀町
森町
小 計
浜松土木
浜松市
小 計
総 計
- 94 -
<参考資料9>
神奈川県西部の地震による被害想定(第3次被害想定結果:平成13年5月)
建築物被害合計棟数(神奈川県西部地震/冬の18時)
地域防災局 土木事務所
賀 茂
下田土木
市町
大破棟数
中破棟数
一部損壊棟数
被災建物
a
b
c
d(=a+b+c)
東伊豆町
10
46
53
109
10
46
53
109
熱海市
1,988
2,429
882
5,299
伊東市
477
1,274
1,326
3,077
2,465
3,703
2,208
8,376
沼津市
2,296
1,969
1,694
5,959
三島市
2,944
3,159
3,562
9,665
237
836
1,608
2,681
92
252
631
975
53
185
328
566
4
13
8
25
22
68
155
245
624
1,551
1,391
3,566
266
620
525
1,411
伊豆の国市 旧韮山町
671
1,583
1,328
3,582
旧大仁町
59
160
249
468
清水町
275
759
845
1,879
長泉町
40
118
289
447
小山町
130
431
616
1,177
7,713
11,704
13,229
32,646
235
485
251
971
235
485
251
971
10,423
15,938
15,741
42,102
小 計
東 部
熱海土木
小 計
沼津土木
御殿場市
裾野市
旧修善寺町
伊豆市
旧天城湯ヶ島町
旧中伊豆町
函南町
旧伊豆長岡町
小 計
富士土木
富士市
小 計
総 計
- 95 -
<参考資料10>
被災建築物応急危険度判定活動に係る経費負担のガイドライン
(全国被災建築物応急危険度判定協議会)
第1 目的
このガイドラインは、被災建築物応急危険度判定に関し、民間判定士等の判定活動に要する
経費の負担についての基本的な考え方を定め、もって円滑な判定活動の実施に資することを目
的とする。
第2 用語の定義
このガイドラインにおいて次の各号に掲げる用語の定義は、それぞれ当該各号に定めるとこ
ろによる。
(1) 全国要綱等
全国被災建築物応急危険度判定協議会(以下「全国協議会」という。)が定めた全国被災建
築物応急危険度判定要綱(以下「全国要綱」という。)及び各都道府県が定める被災建築物応
急危険度判定要綱をいう。
(2) 被災建築物応急危険度判定(以下「判定」という。)
全国要綱第2第1項に定める被災建築物応急危険度判定をいう。
(3) 判定活動
地方公共団体が全国要綱等に基づき実施する判定に係る活動をいう。
(4) 応急危険度判定士(以下「判定士」という。)
全国要綱第2第2項に定める応急危険度判定士をいう。
(5) 応急危険度判定コーディネーター(以下「判定コーディネーター」という。)
全国要綱第2第3項に定める応急危険度判定コーディネーターをいう。
(6) 民間判定士等
公務として判定活動を行う以外の者で、都道府県会員が判定士又は判定コーディネーター
として登録した者をいう。
(7) 経費
被災建築物応急危険度の判定に関し、民間判定士等の判定活動に要する経費で次に掲げる
ものとする。
・ 民間判定士等の旅費
・ 民間判定士等の食料費
・ 支援本部設置費
・ 判定資機材
・ 補償制度当初負担金及び補償制度適用負担金
(8) 被災団体
地震により区域内の多くの建築物が被災したため、判定活動を実施した地方公共団体
(9) 応援団体
被災した他の地方公共団体からの要請を受け、民間判定士等を被災地に派遣した地方公共
団体
(10) 業務マニュアル
全国協議会が定めた被災建築物応急危険だ判定業務マニュアル
(11) 補償制度運営要領等
全国協議会が定めた被災建築物応急危険度民間判定士等補償制度運営要領及び同事務マ
ニュアル
第3
適用の対象
このガイドラインの対象となるのは、民間判定士等の判定活動に要する経費として、国、地
方公共団体等の職員が公務として行う判定活動に要する経費は対象としない。
第4
経費負担の範囲等
経費負担の範囲と負担区分については別表のとおりとする。
- 96 -
第5
経費の立替え
応援団体又は民間判定士等は、緊急に経費を支出する必要が生じたり、経費の額が確定しな
い場合等は、経費を立替えすることができるものとする。
2 経費を立替えた者又は団体は、別表の負担区分に基づき請求し、請求を受けた者又は団体は
速やかにこれを支払うものとする。
第6
適用の除外
被災建築物応急危険度判定に関し、民間判定士等の判定活動に要する経費について、特に、
当事者間において、別途取り決めがなされた場合は、このガイドラインは適用しない。
第7
施行
このガイドラインは、平成11年5月19日より施行する。
(別表)
項目
居住地と同一の都道府
県内の集合場所までの
移動に要するもの
民間判
定士等
の旅費
交通費
居住地と異なる都道府
県への集合場所までの
移動に要するもの
宿泊費
集合場所に到着するまでの飲食
費
民間判
定士等
の食料
費
集合場所に到着してから集合場
所を離れるまでの飲食費
支援本
部設置
費
本部設置に係る賃借料、複写機
使用料、光熱費、通信費、消耗
需用費等
負担区分
説明
民間判定士等
被災団体
応援団体の旅費規程を参考に交通費
の実費相当額を支給する。ただし、
被災団体が別途、交通手段を用意し
た場合は交通費を支給しない。
被災団体
宿泊先は被災団体が用意又は指定す
るものとし、それら所定の宿泊施設
を利用しなかった場合は、民間判定
士等の負担とする。
民間判定士等
被災団体
食事等は被災団体が用意するものと
し、それら所定の食事を利用しな
かった場合は、民間判定士等の負担
とする。
被災団体が食事を用意できない場合
は、実費相当を支給する。
被災団体
応援団体が支給するもの。
(本部設置を庁舎に設置する場合は
賃借料の支出を要しないので含まな
い。)
判定資機材費
業務マニュアルの区分に基づく負担とする。
補償制度当初負担金及び補償制度適用負
担金
補償制度運営要領等に基づく負担とする。
- 97 -
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