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ニュースレター第1号(平成28年9月発行)

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ニュースレター第1号(平成28年9月発行)
静岡市からのお知らせです
平成28年9月
東静岡地区
景観まちづくりニュースレター
回 覧
Vol.1
景観まちづくりのキックオフ!!
東静岡地区景観まちづくりセミナー
を開催しました。
■景観まちづくりセミナーの内容
■景観まちづくりとは?
景観まちづくりとは、 まち や 地域 が、
より一層魅力的なものになり、住民ひとりひ
とりの財産となるよう、住民や事業者、行政等
が協働して行う取り組みです。
このセミナーは、景観まちづくりのキック
オフとして、平 成 2 8 年 6 月 1 8 日 (土)に
グランシップにて開催し、41名の市民の
皆様にご参加いただきました。
景観まちづくりのポイントは、周りの人と
楽しみながら、創意工夫を凝らし、こつこつと
続けて行くことです。
このセミナーでは、地区の課題やニーズ、
景観まちづくり意識を把握することを目的
に実施した、アンケート調査結果を東海大学
東研究室の学生の皆様に報告して頂きました。
今後、東静岡らしい景観まちづくりを進め
るためにワークショップ等を企画いたします
ので、多くの住民の皆様の参加をお願い致し
ます。
■参加された方の意見
■東教授よりコメント
東静岡地区は交通の利便性の良さや、富
士山眺望、日本平、護国神社等の自然環境が
魅力的な地域です。
また、この地区はグランシップ等の施設
だけでなく、今後のインフラ整備の計画も
あり、更なる発展が見込まれる地域です。
この度実施した、アンケート調査やセミ
ナーで、住民の方の居住空間への誇りや景観
意識の高さを感じる事ができました。
この東静岡地区を、より一層魅力的な地区
にするため、景観まちづくり活動を進めて
行きましょう。
裏 面
アンケート調査
結果はこちら
また、本市景観アドバイザーの東惠子教授
から講演を賜り、これからの東静岡地区の
景観まちづくりについて、多くのアドバイス
を頂きました。
・今後、大きな発展の可能性がある地域の
将来を考える良い機会になった。
・住民のニーズがわかり必要とされる施設が
わかった。
・今後もこのようなセミナー等で住民官が
協力をしていけたら良いと思う。
・景観について富士山だけでなく地域の
緑を多くするというのが良かった。
・景観まちづくりは地味な活動であるが
結果として人々が豊かになると感じた。
・東静岡駅南口周辺には商店が少なく、
マンションばかりである。
発行・問合せ先:静岡市 建築総務課
☎054-221-1049
編集:東海大学 海洋学部環境社会学科
東研究室
東静岡地区
景観まちづくりアンケート調査結果
調査・分析:東海大学
海洋学部環境社会学科
■アンケート調査の概要
東研究室
協力:静岡市
建築総務課
■東静岡地区の住民ニーズ
○調査目的:
景観に配慮した公共施設の整備やより質の高い地区の
景観形成を進めるため、地区の課題やニーズ、将来
の景観像等について地区居住者を対象とした景観
まちづくり意識を把握すること。
○調査方法:
対象地区2 0 9 1 戸にポスティング配布、郵送による回収
○調査期間: 平成27年10月27日∼11月14日
■アンケート回答者の傾向
○居住街区:
全体から多くの回答を得る事ができ、特に2 、1 8 、2 1
街区の方から多くの回答を得ることができた。
○性別、年代:
性別、年齢共に偏りなく回答を得ることができた。
○回収率:749通 35.8%
○重要だと感じており、満足度も高い
公園・遊び場、公共交通機関、交通対策、富士山眺望景観
文化施設・コンベンション施設
⇒喫緊の課題ではないが、手当てをすることで
より高い住民満足が得られる。
○重要だと感じているものの満足度が低い
買い廻り環境、コミュニティ環境、保育施設・子育て環境
⇒住民のニーズであり、手の打ち所でもある。
2
JR東静岡駅
グランシップ
18
21
■東静岡地区の住民意識
○住民のみなさんが持たれているイメージ:
交通網が整備され便利なまち
公園や広場が整い快適なまち
色々な施設が揃いコンパクトに住めるまち
○住民のみなさんが感じている課題:
風俗・パチンコ店の出店防止
公園・緑地の整備とみどりの保全・創出
騒音などの公害防止
☆インフラが整い、住環境もよく住宅街として住みよい
環境であるイメージを持たれている方が多いことが
わかりました。
また、まちなみに関する意識が高く、景観を阻害する
ものや騒音の改善に対して課題を感じている方が
多いことがわかりました。
地域の緑化に関しても意識が高いことがわかりました。
※アンケート調査結果の詳細については、静岡市ホームページに公開して
おりますのでご覧ください。
http://www.city.shizuoka.jp/726_000077.html
○満足度が低いが、重要ではないと感じている
地域の歴史
⇒喫緊の課題ではないが、重要性を啓発し、喚起
することで重要度・満足度が高まる可能性がある。
☆景観や居住環境に関して高く評価している部分も
あるが、子育て環境やコミュニティ環境などの充実
が求められていることがわかりました。
■これからのまちづくりに向けて
今回のアンケート調査結果から住民のみなさまにおか
れましては、東静岡地区の景観、居住、環境を高く評価
されていることがわかりました。また、子育て環境や、
コミュニティ環境などの充実が求められていることも
わかりました。
今後、これらの高く評価されている部分を維持、発展
させていく事や課題の解決に向けて共有のまちづくり
ビジョンを持ち、よいまちづくりを進めていきましょう。
景観まちづくりセミナーでの報告の様子
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