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本邦におけるループス腎炎治療薬としてのミコフェノール酸
「本邦におけるループス腎炎治療薬としてのミコフェノール酸モフェ チル使用実態に関する後ろ向き調査研究」へご協力のお願い -平成 20 年 10 月 1 日~平成 25 年 9 月 1 日までに当科においてループス腎炎治療薬としてミコ フェノール酸モフェチルの投薬を受けられた方へ- 研究機関名 責任研究者 岡山大学病院腎臓・糖尿病・内分泌内科,リウマチ膠原病内科 岡山大学病院腎臓・糖尿病・内分泌内科 講師 佐田憲映 1.研究の意義と目的 ループス腎炎治療における第一選択薬として,ミコフェノール酸モフェチル(MMF)は海外でひろ く受け入れられているが,国内においては適応外として使用が制限されることで患者さんの不利益が生 じています。本研究では,全国の 21 の専門施設におけるループス腎炎に対する MMF の使用実態を後 ろ向きに調査し,その使用方法,効果および安全性を明らかにします。 2.研究の方法 1) 研究対象: 平成 20 年 10 月 1 日~平成 25 年 9 月 1 日までに当科においてループス腎炎治療薬としてミコフェノール 酸モフェチルの投薬を受けられた患者さん(全国で 100 名,当院では 30 名を予定しています) 2) 研究期間: 平成 26 年 7 月倫理審査委員会承認後~平成 26 年 12 月 31 日 3) 研究方法: 対象患者さんの年齢,性別,身長,体重,ループス腎炎の病型,腎機能,治療情報,MMF の使用状況, 治療効果,副作用などの情報を診療記録から調査票に記入します。これらの調査票データを基にコンピュ ータ分析を行い,国内のループス腎炎の患者さんに,より有効でより安全な治療方法を検討します。 4) 調査票等: この研究は,厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」を守り,倫理委員会の承認のうえ実施されま す。これまでの診療でカルテに記録されている以下のデータを収集して行う研究です。特に患者さんに新 たにご負担いただくことはありません。 調査する項目:年齢,性別,発症時期,腎炎の分類,身長,体重,血液検査・尿検査,治療内容,副 作用など 5) 情報の保護: 研究結果は,個人が特定出来ない形式で学会等で発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと, 研究終了後 5 年間保存されます。なお研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わ せがあれば開示しますが,個人情報については開示いたしません。 この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。 <問い合わせ・連絡先> 岡山大学病院 腎臓・糖尿病・内分泌内科 氏名:佐田憲映 電話:086-235-7235 ファックス:086-222-5214