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要旨 [PDFファイル/133KB]
東洋大学 国際地域学部 国際観光学科 要旨 卒業研究論文 指導教員:小池鉄夫教授 スポーツと食事 1820090133 深野 拓磨 論文構成 序論 基礎知識 本論 1. 体づくり 1-1 筋肉づくり 1-2 骨づくり 2. スタミナと栄養 3. 疲労の予防と回復のための栄養 3-1 筋肉疲労(末梢性疲労)と栄養 3-2 中枢性疲労と栄養 4. 体づくりのための食事 4-1 瞬発系スポーツ 4-2 持久系スポーツ 4-3 筋持久力系スポーツ 食事方法 1 トレーニング期の食事 2 試合気の食事 5. スポーツのための栄養サプリメント 5-1 体づくりのための栄養サプリメント 5-2 スタミナのための栄養サプリメント 5-3 エネルギー補充のための栄養サプリメント 栄養サプリメントについてのアンケート・・・17 6. ダイエットのための栄養と運動 6-1 太りにくい食べ方 6-2 運動の効果 6-3 ダイエットのまとめ 結論 参考文献 (2012 年 12 月提出) 要旨 最近テレビを見ていると、アスリートに密着取材をしている番組がよく放送されている ような気がする。サッカー、野球、水泳、陸上など様々な種類の巣ポートやアスリートが 取材を受けている。そのような番組では大抵、私生活に密着し、食事からトレーニングま でを見せてくれる。私自身、小学生の頃からスポーツを続けているのでこの手の番組には とても興味を抱き、毎回毎回見てしまう。番組を見て思うことが、やはりアスリートは食 事に気を使っていることが多いということだ。このことから、食事はアスリートの力の源 なのかもしれないとい思うようになった、 食事によって体づくりをすることが出来れば、トレーニングとプロテインのような栄養 サプリメントだけでトレーニングをしていた時よりも効果が出るのは明らかである。 体づくりと一言で言っても、筋肉づくりや骨づくりといった体格から、スタミナといっ た内面まで様々である。それだけでなく、スポーツは様々なタイプのスポーツがあり、ス ポーツごとに体作りの仕方も異なるだろう。例えば、マラソンとアメリカンフットボール では、誰が見ても同じ体づくりではいけないということが明らかである。そこで、スポー ツをする上で欠かせない筋肉づくりなどの体格をつくるための食事から、その食事を補助 するサプリメントまでスポーツの特性に合わせて詳しく調べてみた。 筋肉をつくるためにはタンパク質が、スタミナをつけるためには糖質・脂質が必要であ る。すなわち、瞬発系スポーツは、瞬間的に大きな力を出すために、より大きな筋力、よ り動きやすい筋肉を作らなければいけないのでタンパク質を、持久系スポーツには、エネ ルギーをいかに効率良く使い、体に蓄えられるかがパフォーマンス向上の条件となるので 糖質・脂質を摂取しなければならないのである。 やはり、体づくりをするための食事方法では、スポーツのタイプごとに食事のとり方、 栄養の摂取の仕方が異なる結果となった。スポーツにはそれぞれ特性があり、その特性上 伸ばしていかなければならない能力がある。アスリートは、ただ食事をとるだけではなく、 自分のスポーツに必要な栄養を確保するために、食事に気を使って栄養を摂取する必要が あるのだ。しかし、パフォーマンスの向上のためには、食事だけでは物足りないので、栄 養サプリメントで補うことが出来ればなお良い。 今回論文を書くにあたり得た知識を、自分だけでなく周りのアスリートに伝え、そのア スリートの体づくりに少しでも貢献できればうれしい限りである。