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さいたま市 平成 27 年度
秋季新たな交流の場
運営試行実験『 みぬま秋フェス 2015 in さぎ山』
みどり推進課
見沼田圃政策推進室
1.「みぬま秋フェス 2015in さぎ山」の実施概要
1.1
秋季運営試行実験「みぬま秋フェス」の目的
「みぬま秋フェス in さぎ山」は、さいたま市見沼田圃基本計画アクションプラン市民プロジェクト
3 で「誰もがいつでも立ち寄れる見沼田圃とするため、既存施設等を利用し、情報発信や休憩、農産
農業体験ができる個人や団体
物直売等の機能を持たせた、新たな交流の場を創出する」と示された、継続的で安定的な「新たな交
ファーム・インさぎ山
流の場の創出」に向け、整備に必要なことを把握・整理するための情報収集を目的に行われた運営試
行実験である。実行委員会を運営主体とし、さぎ山記念公園を舞台に 2015 年 10 月 31 日(土)から
見沼たんぼ地域ガイドクラブ
プログラム実施日と来場者数
来場者数は、公園来場者数ではなく、「みぬま秋フェス in さぎ山」の催事への来場者数です。
見沼田んぼ地域にて 農業・ 環境保全
等の活動をする個人 や団体
また人数は、これまでの実施実績(曜日やプログラム数、天候)や、当日のアンケート協力数など
から推計したものです。
実施日
10 月 31 日
11 月1日
11 月 3 日
11 月 7 日
11 月 8 日
1.3
(土)
(日)
(祝)
(土)
(日)
来場者数
天候
来場者 約 200 人
来場者 約 300 人
来場者 約 500 人
来場者 約 800 人
来場者 約 50 人
合計 約 1,850 人
曇り
晴れ
晴れ
晴れ
雨
農産物や花木、食品の販売等ができる個
人や団体
さいたまこども劇場
さいたま紙芝居研究会
NPO 法人 エコ.エコ
キッチン+ギャラリーTanpopo
のらり/おとめ(老止)クラブ
埼玉大学生活協同組合
グループ青空/アトリエ・ゆう
ブルーベリープラザ浦和
見沼田んぼ地域のガ イドが できる個
人や団体
11 月 8 日(日)までの9日間にわたり実施された。
1.2
子育てや食育をテー マに活 動する
団体や個人
NPO 法人見沼ファーム 21
NPO 法人地域人ネットワーク
未来遺産・見沼田んぼプロジェクト推進
委員会
見沼の農産物販売ボランティア
埼玉大学有機農業研究会
ファームインさぎ山
さいたま緑のトラスト協会
実施プログラム
運動・レク・健康づ くりな どをテー
マに活動する個人や 団体
YOGA39
社会福祉活動を行う個人や団体
大宮ゆめの園
のらんど・あぐり(見沼福祉農園協議会)
社会福祉法人親愛会親愛南の里
春光園うえみず
絵画や写真 、音楽、演劇、手作り教
室など芸術 的活動をする個人や団体
行政との協力団体
アトリエ球(tama)/ビッキー'S
浦和ハーブ友の会/見沼写真クラブ
里ほっと
見沼たんぼ・さいたま市
&市民ネットワーク
(財)さいたま市公園緑地協会
2.「みぬま秋フェス in さぎ山 2015」の実施結果
秋季運営試行実験では、31 団体が参加、4 分類 40 種類(うち展示を 1 とする)、展示を除くプログ
ラムは延べ 51 回(同日に複数回のものは1と計上)実施された。
2.1
1.交
流
・わらべうたとむかしあそび
・ビッキー’S の音楽ステージ
・バザー
・埼玉大学オリジナル商品
・ビーズ製品、ステンシル布巾等
・堆肥詰め放題
・松ぼっくりで遊ぼう
・みぬま満喫カフェ
・紙芝居、昔遊び、自然探索
・見沼の影絵
・自然素材のメモフォルダー
・銅板レリーフを作ろう
・ブレスレットを作ろう
・市民活動団体の活動紹介
・活動情報発信(各種展示)
2.学習・教育
3.食(食育)・農
・「白サギと少年」の上映会
・紀州鷹場の講演会
・「ぬくめどり(鷹匠)」の上映会
・喜劇「吉宗と見沼」と紙芝居
・
「見沼田んぼの生き物調べ」発表会
・農かがく教室
・香り袋作り体験
・ブンブンごま、泥団子
・見沼のじゅず玉でお手玉作り
・親子で写真を楽しもう♪
・押し花教室
・里芋掘り
・東北応援!!新サンマを焼いて新米を
食べよう!
・餅搗き・パン、焼き菓子
・秋野菜と多肉植物
・産直野菜
・秋野菜の炊き込みごはん/・赤飯
・菓子 /・手作りケーキ
・コスタリカのコーヒー
・ブルーベリージュース
当日の様子
本年度の運営試行実験では、昨年度までの運営試行実験の結果を受け、さぎ山記念館及びさぎ山
記念公園内のさまざまな場所や設備を活用して多様なプログラムが展開された。
なお、アンケートでは「企画やサービスとして何があったら嬉しいか」との問いに対し、
「カフェ・
飲食」、「フリーマーケット」や「マルシェ・朝市」への期待が大きかった。
実施中のプログラムとして「気になった場所やイベントはあるか」との問いに対しては、
「芝生広
場」
「公園内」との回答が多かった。記念館前にて行った「物販・飲食」のほか、公園内で実施され
た「体験プログラム」への期待が大きいこともうかがえる。
また、
「気軽に公園を使いたい」との回答も多く、さぎ山記念公園の豊かな自然を楽しむためにふ
らりと気軽に利用したいというニーズもある。
4.レジャ ー拠点
・語り部による歴史散策
・いきもの探検隊
・ヨガレッスン
・気球搭乗体験
1
さいたま市
平成 27 年度
秋季新たな交流の場
運営試行実験『 みぬま秋フェス 2015 in さぎ山』
みどり推進課
10 月 31 日(土) 曇り一時雨 プログラム出展数 8
11 月 3 日(火) 晴れ プログラム出展数 15
アンケート回答者数 42
銅板レリーフ作り①
アンケート回答者数 100
ビーズ製品等の販売①
紙芝居、昔遊び③
来場者アンケート①
本部周辺①
秋野菜と多肉植物①
①
③
堆肥の配布③
見沼田圃政策推進室
①
②
③
松ぼっくりで遊ぼう①
②
バザー②
パン・焼き菓子の販売①
④
いきもの探検隊
見沼の自然を知ろう!③
⑤
さんま焼き体験④
紀州鷹場講演会②
野菜販売②
赤飯・菓子販売②
サトイモ掘り⑤
11 月 1 日(日) 晴れ プログラム出展数 8
アンケート回答者数 60
写真ワークショップ③
押し花教室②
「ぬくめどり(鷹匠)」の上映会②
ヨガレッスン③
自然と遊ぼう&学ぼう①
③
手作りケーキ①
お手玉づくり体験②
①
②
見沼の影絵②
見沼田んぼの生き物調べ発表会②
2
さいたま市
平成 27 年度
秋季新たな交流の場
運営試行実験『 みぬま秋フェス 2015 in さぎ山』
みどり推進課
11 月 7 日(土) 晴れのち曇り プログラム出展数 15
アンケート回答者数 39
2.2
見沼田圃政策推進室
来場者アンケートの概要
主なプログラムは土・日・祝日の5日間にて実施され、展示等は期間中を通して行われた。なお、
平日を除く来場者数及びアンケート回答者数は以下の通りである。
来場者総 数
およそ
アンケー ト回答 者数
喜劇「吉宗と見沼」③
わらべうた・むかしのあそび③ ブルーベリー製品販売①
1,850 名
266 名
みぬま満喫カフェ①
◆ 来場 者 の 年 代 ( 小学 生 以 下 が増 加 )
◆ 来 場者 の 居 住 地 域( ほ ぼ 変 わ らず )
①
③
②
気球搭乗体験③
コーヒー販売①
④
餅つき(東北支援)④
オカリナ演奏④
11 月 8 日(日) 雨 プログラム出展数 5
◆ 交通 手 段 ( 電 車・ バ ス が 減 少)
◆ 来場 の き っ か け( チ ラ シ 等 が大 幅 増加 )
アンケート回答者数 25
①
餅の販売①
農かがく教室②
見沼の農産物販売①
◆ 来場 者 が 望む も の ( 体験 プ ロ グ ラ ムが 増 加 )
②
10 月 31 日(土) ∼11 月 8 日(日) 展示物 出展数 10
写真展示①
見沼田んぼの
風景画展示①
団体活動紹介①
①
3
◆ 気 に な った 場 所 ・ イ ベン ト ( 記念 館 前 の 販 売等 が 増 加 )
さいたま市 平成 27 年度
秋季新たな交流の場
運営試行実験『 みぬま秋フェス 2015 in さぎ山』
みどり推進課
見沼田圃政策推進室
3.まとめ
3.1
3.2
運営試行実験の評価
今後のスケジュール(案)
平成28年度の運営協議会設立に向けたスケジュールのイメージは以下の通りである。
【来場者の利便性やニーズに関して】
参画団体の確定、中核メンバーによる準備作業、総会開催と役員会の設置などを経て、年間活動
・昨年度比→隣接する見沼自然公園とあわせて、週末を中心とした定期的な来場者は多く、集客ポテ
ンシャルは高いことは改めて確認できた。
計画に沿った初年度の活動を開始していくこととなる。
時
・課題→隣接する見沼自然公園にも来場者が多いものの、「交流の場」への関心が低い。
期
H 27 年度
方向性→交流の場の情報を見沼自然公園の入り口にもわかりやすく掲示、PRする。
11月
・課題→駅から遠くバスの本数が少ない等、マイカーに依存している立地である。
12月
方向性→バスによるアクセスをさらにわかりやすくお知らせする。
・昨年度比→野菜の直売や収穫体験などの人気がさらに高まっていることが確認された。
1月
方向性→農家と市民との交流などをさらに展開していくことが大切である。
【運営の担い手となる団体や個人について】
・昨年度比→交流の場の目的を意識したプログラムで参加するようになってきた。また、会場におけ
る積極的なPRや各団体間のネットワークを介して、幅広い年齢層において交流の場の企画・運営
に関心を持つ参加団体や来場者を把握することができた。
2月
・課題→イベントへの新たな参加団体と見合わせの団体もあり、一進一退の面もある。
方向性→見合わせの要因を把握しておき、今後の運営に反映させることが必要である。
内
容
■11/30 第3回検討会
・運営実験の実施結果の確認
・協議会設置に向けて
□協議会設置に向けての諸作業
・運営マニュアルの整備
・参加団体の呼びかけ、意思確認(継続)
■1/25 第4回検討会
・協議会設置への確認事項
参画団体の確認
会則(案)/組織イメージ
活動計画(案)/運営マニュアル(案)その他
■2/22 第5回検討会
・協議会設立に向けて
役員会準備/設立総会準備
3月
【拠点としての立地や環境について】
H 28 年度
・昨年度比→拠点となる施設等において、様々なプログラムの実施可能性が確認できた。
●写真コンクール(募集)
4月
・課題→活動エリアが拠点から遠い団体は、利便性に課題があることを配慮する必要がある。
・課題→プログラムによっては施設の改修、修繕、備品調達の希望がある。
方向性→市担当課及び公園管理者と協議しながら、可能な範囲で実現方策を検討する。
【 PR や広報の方法や効果について】
・昨年度比→近隣の小中学校へのPRが非常に効果的で、親子での来場が増えた。
5月
□役員会開催
6月
■総会開催
7月
*参加メンバー研修
8月
□役員会開催
○夏の企画実施
●写真コンクール(発表)
・課題→公園入口付近での誘導PRが欲しいとの声がアンケートで多かった。
9月
方向性→施設管理者、道路管理者と調整しながら、可能な範囲で実現方策を検討する。
【イベント当日の運営全般について】
10月
●秋フェス開催(+秋の企画実施)
・昨年度比→運営実験を重ねた結果、各団体の設営、参加、撤収などはスムーズであった。
11月
□役員会開催
・課題→各参加プログラムの状況把握が不十分であり、不測事態への対応が難しい。
12月
方向性→マニュアルの整備と本部機能の理解と再徹底を進める。
【運営組織である協議会の設立準備について】
1月
○冬の企画実施
・昨年度比→運営実験を通して、運営指針(マニュアル)作成のデータが蓄積できた。
2月
□役員会開催
3月
●クリーンウオーク(既存イベント)
・課題→各団体の負担が重くならないように留意しながら、協議会が自立できることが必要。
方向性→当面は運営を支援するプログラムコーディネータなどの活用が望ましい。
4
備
考
Fly UP