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平成25年5月28日都市建設委員会会議記録(PDF形式:160KB)

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平成25年5月28日都市建設委員会会議記録(PDF形式:160KB)
都市建設常任委員会会議記録
日 時
平成25年5月28日(火曜日)
午前10時 1分 開議
場 所
水戸市議会 第1委員会室
午前10時47分 散会
────────────────────────
付託事件
(1) 所管事務調査
────────────────────────
1 本日の会議に付した事件
(1) 報告事項
(第2回定例会提出予定案件)
① 市道路線の認定及び廃止に関することについて
(建設計画課)
② 土地の取得に関することについて
(道路建設課)
③ 姫子1丁目都市下水路新設工事について
(河川都市排水課)
④ 土地の取得に関することについて
(河川都市排水課)
⑤ 水戸市児童遊園に関することについて
(公園緑地課)
⑥ 指定管理者の指定に関することについて
(公園緑地課)
⑦ 水戸市営住宅及び特定市営住宅に関することについて
(住宅課)
(2) その他
2 出席委員(7名)
委 員 長
細
谷
春
幸
君
副委員長
黒
木
勇
君
委
員
大
津
亮
一
君
委
員
田
中
真
己
君
委
員
田
口
米
蔵
君
委
員
高
橋
丈
夫
君
委
員
松
本
勝
久
君
耐
君
寿
君
建設部副部長
岡
徳
彦
君
洋
君
建設部技監兼
建 築 課 長
野
沢
謙
君
道路管理課長
谷
中
弘
明
君
渡
邊
雅
之
君
岡
田
紀
治
君
3 欠席委員(なし)
4 委員外議員出席者(なし)
5 説明のため出席した者の職,氏名
副
市
長
橋
本
建 設 部 長
岡
部
建設部技監兼
道路建設課長
石
井
建設計画課長
加
藤
久
人
君
市
村
正
一
君
戸 井 田
喜
之
君
生活道路整備
課
長
土木補修事務
所
長
安
-1-
河川都市排水
課
長
内原建設事務
所
長
都市計画部長
石
井
秀
明
君
都市計画部技監兼
公園緑地課長
松
﨑
正
男
君
都市計画課長
川
﨑
洋
幸
君
貴
之
君
市街地整備
課
長
内原都市整備
事 務 所 長
圷
都市計画部
副
部
長
都市計画部技監兼
住 宅 課 長
荒
井
宰
君
池
口
健
二
君
建築指導課長
打
越
直
行
君
泉町・大工町周辺地区
開発事務所長
小
林
幸
夫
君
大
谷
資 農 夫
君
下水道部長
仲
根
光
久
君
下 水 道 部
副
部
長
小
林
夏
海
君
下水道部技監
兼下水道整備
課
長
舘
山
祐
清
君
下水道管理
課
長
白
田
敏
範
君
下水道施設
管理事務所長
大
畠
守
男
君
村
石
俊
弘
君
書
嘉
成
将
大
君
6 事務局職員出席者
書
記
-2-
記
午前10時 1分 開議
○細谷委員長 おはようございます。
定足数に達しておりますので,ただいまから都市建設委員会を開会します。
それでは,これより議事に入ります。
初めに,報告事項の説明を行います。
本日は報告事項(1)から(7)のとおり,第2回定例会に提出を予定されております案件について説明をいた
だきます。なお,これらの案件につきましては,本日は説明を行うのにとどめ,質疑は付託後に行いたいと
思いますので,御了承願います。
それでは,初めに,市道路線の認定及び廃止に関することについて,執行部から説明願います。
加藤建設計画課長。
○加藤建設計画課長 それでは,市道路線の認定及び廃止に関することについて御説明いたします。
建設部建設計画課提出資料を御参照願います。
まず,1ページをお開き願います。
表中,路線内訳でございますが,認定が13本,廃止が1本の合計14本の議案提出でございます。
認定及び廃止に伴う延長等の増減について御説明いたします。
表の上段になりますが,平成25年4月1日現在の路線数は7,412本,総延長は225万1,694.48
メートルでございます。今回の認定及び廃止の路線数及び延長でございますが,認定が13本で,延長が
1,401.88メートルの増,また,廃止が1本で,延長が20メートルの減となり,合計で総路線数は
12本増の7,424本,総延長は1,381.88メートル増の225万3,076.36メートルとなりま
す。
続きまして,2ページをお開き願います。
認 定及 び 廃止 の内 訳でご ざ いま す 。ま ず, 認定に 関 しま し て, 開発 行為に よ る帰 属 が9 本で 延長
1,073.87メートル,寄附によるものが4本で延長328.01メートル,合計13本,延長が
1,401.88メートルでございます。次に,廃止でございますが,路線数は1本,延長は20メートルで
ございます。
次に,3ページ,4ページに認定路線,5ページには廃止路線について,路線名,起点・終点,延長及び
幅員等をお示ししております。
6ページから29ページにつきましては,対象路線の位置図でございます。
なお,位置図につきましては,見開きで左側に市道路線網図を,右側に詳細図をお示ししております。さ
らに,用地の寄附により認定する路線につきましては,別冊で実測図をお示ししておりますので,あわせて
御参照願います。
認定における個別路線につきましては配付資料を御参照いただき,説明は省かせていただきますが,廃止
を予定いたします常澄8―3057号線について御説明させていただきます。
資料の28,29ページを御参照願います。
資料の丸と三角で起点・終点をお示しいたしました20メートルの路線でございます。当該路線につきま
-3-
しては,県の住宅供給公社が進めておりました百合が丘ニュータウン事業に伴いまして,合併前の常澄村時
代の平成3年に必要となる道路認定を一括で行ったものの1つでございます。その翌年に常澄村と水戸市が
合併いたしまして,道路台帳の統合整理を行う中で,既に認定されているものを改めて認定したことによっ
て重複していたものでございます。このたび,道路台帳の更新作業の中でその事実が確認できましたことか
ら,一方を廃止しまして,適正に処理するものでございます。
以上説明させていただきましたこれら案件につきまして,第2回定例会に議案として提出してまいります
ので,どうぞよろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
○細谷委員長 次に,土地の取得に関することについて,執行部から説明願います。
石井技監兼道路建設課長。
○石井建設部技監兼道路建設課長 続きまして,土地の取得に関することにつきまして御説明申し上げます。
建設部道路建設課提出の資料を御参照願います。
都市計画道路3・3・2号中大野中河内線の用地といたしまして,水戸市東大野字大保内前356番ほか
21筆の土地につきまして下記のとおり取得するものでございます。
1,不動産の表示といたしまして,水戸市東大野字大保内前356番ほか21筆。面積は宅地,田,畑を
合わせまして7,428.6平方メートルでございます。
2,購入予定価格は7,344万9,118円でございます。
3,契約の相手方は,
ほか4名の方でございます。
続きまして,2ページをお開き願います。
都市計画道路3・3・2号中大野中河内線(大野工区)の事業区間でございます。大野工区は那珂川の県
道小泉水戸線から国道51号までの延長2,225メートル,道路幅員25メートルで整備を進めてまいり
ます。
次に,3ページをお開き願います。
大野工区のうち,網かけとなっておりますのが,今年度用地を取得する22筆の箇所でございます。
以上,説明させていただきました案件につきましては,第2回定例会に議案として提出してまいりますの
で,よろしくお願い申し上げます。
説明は以上でございます。
○細谷委員長 次に,姫子1丁目都市下水路新設工事について,執行部から説明願います。
渡邊河川都市排水課長。
○渡邊河川都市排水課長
姫子1丁目都市下水路新設工事につきまして御説明いたします。
お手元に配付してございます建設部河川都市排水課の提出資料を御参照願います。
工事名は姫子1丁目都市下水路新設工事でございます。
施工場所は姫子1丁目,見和2丁目でございます。
工事概要でございますが,姫子,見和地区のうち約105.6ヘクタールの雨水を排除する幹線管渠の整
備を図るものでございます。
-4-
工事内容でございますが,2ページの位置図をあわせて御参照願います。
青色で縁取りしてあります部分が姫子・見和排水区の全体区域となっております。放流先は,沢渡川でご
ざいます。工事区間は赤で着色してある区間でございます。また,黒で着色してある区間は工事施工済みの
区間でございます。
3ページの平面図,4ページの縦断面図を御参照願います。
工事箇所は,平面図左側の起点と書いてあります幹線市道21号線上の既設立て坑部より幹線市道12号
線と市道赤塚323号線の交差点部分までの区間で,施工延長は407.4メートルでございます。
施工方法は管径1,650ミリメートルの密閉型中大口径管推進工法でございます。
人孔設置工1基,立て坑工1カ所,地盤改良工1式,付帯工1式でございます。
契約金額は3億2,550万円で,契約の相手方につきましては,資料に記載のとおり,株木・菅原・ト
キワ特定建設工事共同企業体でございます。出資割合は代表者50%,構成員2が30%,構成員3が
20%でございます。
5ページは一般競争入札調書でございます。御参照願います。
なお,本工事につきましては,平成25年6月の第2回定例会に議案として提出してまいりますので,よ
ろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
○細谷委員長 次に,土地の取得に関することについて,執行部から説明願います。
渡邊河川都市排水課長。
○渡邊河川都市排水課長
続きまして,土地の取得に関することについて御説明いたします。
お手元に配付してございます建設部河川都市排水課の提出資料を御参照願います。
若宮川排水区排水路整備事業,吉沢町・住吉町調整池用地として次のとおり取得するものでございます。
1,不動産の表示でございますが,水戸市吉沢町字芝岸470番ほか32筆。地目は田でございます。面
積は2万1,141.2平方メートルを取得するものでございます。
購入予定価格は1億782万120円でございます。
3,契約の相手方は
ほか13名でございます。
添付資料2ページの位置図を御参照願います。
若宮川排水区排水路整備事業につきましては,吉沢町・住吉町・酒門町地区のうち90.43ヘクタール
の雨水を排除するための排水路の整備を図るものでございます。
青色で縁取りしてあります部分が若宮川排水区の区域90.43ヘクタールでございます。赤色で縁取り
してある部分が今回の用地取得箇所でございます。放流先は茨城町にございます若宮川になりますが,若宮
川及び若宮川へ放流するまでの水路の流下能力に制限があるため,雨水の流出量を調整する調整池築造のた
めの用地を取得するものでございます。
3ページが平面図でございます。赤色で縁取りしてある部分が今回の用地取得箇所でございます。
なお,本件につきましては,平成25年6月の第2回定例会に議案として提出してまいりますので,よろ
しくお願いいたします。
-5-
説明は以上でございます。
○細谷委員長 次に,水戸市児童遊園に関することについて,執行部から説明願います。
松﨑技監兼公園緑地課長。
○松﨑都市計画部技監兼公園緑地課長
それでは,水戸市児童遊園に関することについて御説明いたします。
お手元に配付してございます公園緑地課提出の資料を御参照願います。
1の水戸市児童遊園条例の一部を改正する理由といたしましては,開発行為による帰属手続が完了したた
め,その児童遊園2カ所を新たに条例に追加するためでございます。
2の主な改正内容といたしましては,恐れ入りますが,裏面の2ページをお開き願います。
現行と改正案の表でございますが,左の欄が現行でございまして,右の欄が改正案でございます。改正案
の表の中で,網かけ部の名称の欄に水戸市笠原町上組第2児童遊園,位置の欄に水戸市笠原町285番13,
次に,水戸市笠原町中組第1児童遊園,水戸市笠原町151番5をそれぞれ追加するものでございます。
施設の明細につきましては,3ページから6ページの地図,平面図を御参照いただきますようお願いいた
します。
3の施行期日は,平成25年7月1日でございます。
参考といたしまして,既設の児童遊園数は208カ所でございまして,今回追加の2カ所を合わせますと,
210カ所になる見込みであります。
また,面積につきましては,これまでが7万982.56平米でございまして,今回追加の371平米を
合わせまして7万1,353.56平米になる見込みでございます。
なお,本件の水戸市児童遊園に関することにつきましては,6月の第2回定例会に議案として提出する予
定でございますので,よろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
○細谷委員長 次に,指定管理者の指定に関することについて,執行部から説明願います。
松﨑技監兼公園緑地課長。
○松﨑都市計画部技監兼公園緑地課長
それでは,指定管理者の指定に関することについて御説明いたしま
す。
お手元に配付してございます公園緑地課提出の資料を御参照願います。
1の理由といたしましては,先ほど御説明させていただきました帰属による児童遊園2カ所を指定追加す
るものでございます。
2の管理を行わせる公の施設の名称でございますが,(1)水戸市笠原町上組第2児童遊園,(2)水戸市笠原
町中組第1児童遊園でございます。
3の指定管理者となる団体の名称は,一般財団法人水戸市公園協会でございます。
4の指定の期間は,平成25年7月1日から平成28年3月31日まででございます。
なお,本件の指定管理者の指定に関することにつきましては,6月の第2回定例会に議案として提出する
予定でございますので,よろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
-6-
○細谷委員長 次に,水戸市営住宅及び特定市営住宅に関することについて,執行部から説明願います。
池口技監兼住宅課長。
○池口都市計画部技監兼住宅課長 それでは,水戸市営住宅及び特定市営住宅に関することについて御説明
いたします。
お手元に配付してございます都市計画部住宅課提出資料を御参照願います。
まず初めに,本市の指定管理者制度について御説明させていただきます。
本市では,民間の創意工夫によりサービスの維持向上及び管理運営費の縮減など,施設運営の効率化が期
待できるものにつきまして,制度の導入を図ることとしております。また,このほど策定いたしました水戸
市行財政改革プラン2013におきましても,市営住宅についても民間活力の検討を図る施設として位置づ
けられたところでございます。
それでは,1の改正理由でございますが,地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき,市営住宅等
に指定管理者制度を導入することに伴いまして,水戸市営住宅及び特定市営住宅条例の一部を改正するもの
でございます。
次に,2の改正内容でございますが,指定管理者制度の導入に当たって必要となります指定管理者による
管理及び指定管理者が行う業務の規定を条例に加えるものでございます。
裏面をごらん願います。指定管理者制度導入に伴う主な業務分担でございます。
1は業務分担の基本的な考え方でございます。
入居及び家賃の決定等の意思決定につきましては水戸市が担当し,施設の保守点検等の維持管理及び入居
者への対応にかかわる業務につきましては指定管理者が担当いたします。
2は,業務割り振りの主なものを項目ごとに表形式で記載しております。表につきましては,左側に事務
の内容を,中ほどに水戸市の担当事務を,右側に指定管理者の担当事務を記載しております。おのおのの担
当する事務について丸をつけてございます。
(1)の維持管理に関することにつきましては,国庫補助を伴うもので,外壁や屋根全体を対象とする大規
模な修繕については水戸市が担当し,エレベーターや貯水槽等の保守点検業務,それから雨漏りや床板の修
繕,空き家修繕等の小規模な修繕については指定管理者が担当いたします。
(2)の入居及び退去に関することにつきましては,意思の決定を伴います入居の決定については水戸市が
担当し,入居申し込みの相談や入居申込書の受理などの入居者への対応については指定管理者といたします。
(3)の家賃等の収納に関することにつきましては,意思の決定を伴います家賃の決定や住宅の明け渡し請
求等については水戸市が担当し,収入申告書の受け付けや納付指導等については指定管理者が担当いたしま
す。
(4)のその他につきましては,入居者からの要望,苦情,相談対応については指定管理者が担当し,その
他意思決定を要するものについては水戸市が担当いたします。なお,水戸市の市営住宅及び特定市営住宅の
現在の住戸数でございますが,水戸市内に3,731戸ございます。
ページを戻していただきまして,3の施行期日でございます。平成26年4月1日を施行予定としており
ます。
-7-
また,3ページに新旧対照表を添付しております。右側網かけ部分に改正案を記載しております。後ほど
お目通しのほどをお願いいたします。
なお,本条例につきましては,平成25年第2回水戸市議会定例会に提案させていただく予定でございま
すので,どうぞよろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
○細谷委員長 以上で第2回定例会提出予定案件の説明は終わりました。
また,資料の請求についてでございますが,6月定例会に委員さんの改選等も予定されておりますので,
資料の提出は委員改選後に開催される委員会,または,日程は決めませんが,現在いる方で資料請求しても
結構であります。また,次回はどういう構成になるかわかりませんので,その辺をお含みおきいただいて,
委員さんには対応してもらいたいと思います。
次に,その他に入ります。
委員から何かございましたら,発言願います。
松本委員。
○松本委員 よくわからないんだけれども,東前の区画整理というのは継続されて,誰が担当というのはわ
かりますか。第四土地区画整理事業なのか,今やっているのは最終なのか。第二土地区画整理事業ですか。
何だかわからないんだけれども,保留地なんかもなかなかいろいろな問題を,今こういう時期なので,売ら
なければならない土地もまだあるようでありますけれども,そこに居住されていた方が区画整理によって移
転するということになりますね。別の土地に移転するわけでしょう。その場合に,移転の代替地として提供
する側,あれは水戸市が施工でしょう。組合施工じゃないでしょう。水戸市が施工者だよね。そういう方が
いた場合に,代替地を提供して,移転をしてもらうという形がありますよね。提供する代替地に対しては,
今までは完全な住まいとしてきちっとして屋敷になっていたところから移転するわけだから,その場合に例
えばそこの土地,移転先が道路と高低差があるとか,何かあるような場合,水戸市のほうで,ここというこ
とに決めるに当たって,納得してもらうのにはどの程度まで,ただ更地でそのままで,はい,どうぞここで
すよと言うのか,ある程度はそういう高低差が道路とあるような場合には当然土どめとか何かもやらなくて
はならない場所があろうかと思うんですよ。そういう場合というのは,その辺のところまでの水戸市のその
方に対する代替地を渡すときの整備というのか,そういうものというのは,全然ただ土地の更地だけ,坪数
だけがあればいいということなのか,あるいはある程度そういう形できちっとしてからお渡しするのかとい
う問題なんだけれども,これまでの整備をやってきた中での方法というのはどういうふうだったんでしょう
か。ちょっとその辺参考までに聞きたい。
誰とは言いませんけれども,何かそういう話もちらっとあったものだから。
○細谷委員長 圷市街地整備課長。
○圷市街地整備課長 ただいまの松本委員の御質問にお答えいたします。
一般的な代替地の考え方としまして,代替を必要としている方と市が話し合いをしまして,住民の方が希
望する土地を市が代替地として考えていくということになりますので,住民の方が納得するような土地とい
うことになりますと,段差がないとか,そういう住みやすい土地を住民の方々は希望すると思いますので,
-8-
擁壁をやったりとか,そういうことというのは余り事例がないのかなということでございます。
以上でございます。
○細谷委員長 松本委員。
○松本委員 そうすると,もしその方が,ある程度道路と屋敷だから,ちょっとぐらい高いのはいいでしょ
うね。どうせそこに塀をかけたり何だりするんでしょうから,ある程度高低差があった場合には,やっぱり
土どめとして,その方の経費になるわね。本人がここがいいよと言ったにしても,ある程度のそういう形を
整えてあげて渡すのかなとか思ったものですから,ちょっとお伺いしたんだけれども,そうすると,本人が
希望したとか,あるいはそういう場合にはもうそういうことは構わず,水戸市のほうは整備も何もしないで
そのまま渡すと,本人がそれで了解していればという今のお話だけれども,それじゃ了解しなかったらどう
するんですか。片方は住んでいるところを提供するんだよ。区画整理のために移動するんだよ。何も区画整
理をやらなければそこで永住していられるんだけれども,区画整理のために協力して自分は動かなければな
らないというような状況なんだろう,区画整理というのは。減歩率何ぼでもってやっているんでしょう。減
歩率というのは二十五,六%ぐらいでやっているのか。それによって保留地を残して,それを販売して経費
に充てていくという形なんだろうけれども,だから,まずはお願いをするわけだよ。その方の家が道路に
引っかかるとか減歩でもって小さくなってそこに住んでいられなくなったらば,ではこちらということで,
どちらとなく両方で協議をして,そっちへ移っていただくんだろうけれども。
だから,余分な経費がかかっちゃうんだよね。水戸市はそれっきりで土地だけでしかやらないんだよと,
今まではそういう形でやってきたんだよと言えばそれまでかもしれないけれども,なんとなくその方に協力
をお願いして,協力していただいているのにもかかわらず,その辺までの手立てをもう少しやれればなとい
うふうな思いもあったものですから,これはやらないんですか。できないということなんでしょうか。
ある程度の要項があって,道路からどのくらい高いとかどのくらい低いとか,低ければ埋め立てをしてや
るとか,高ければ何センチメートル以上は土どめをしてちゃんとしてやって渡すとか,そういう決まりとい
うのは別にないのですか,組合施工というのは。私は組合施工で区画整理をやるんだから,それだけの減歩
率でもって,その方が100坪あるところを,減歩率25%だと75坪になっちゃうんだから,それだけ提
供しているわけだから,協力していくわけだから,私は移動して代替地を求めていっていただく方にも,あ
る程度のそういう手立てがあってもいいのかなというふうに思っているんですよ。
これはやっぱり課長の裁量ではなかなかいかないんだろうと思うんだけれども,その辺の区画整理という
のは,今後は余り水戸市としてはもう当分やらないだろうと思っているんだけれども,開発公社のほうでも,
いろいろ今のこういう不況で売れない土地がたくさん残っちゃっていて,水戸の土地開発公社だって,今年
だって1,800万円の赤字になっちゃっているから,余りもう手当もやらないんだろうと思うんだけれど
も,東前をここでかっぽっちゃうわけにもいかないし,最後まで仕上げなくてはならないだろうと思ってい
ます。やはりその辺の水戸市の住民のためなんですから,どうなのかなと思ってお伺いをしたんだけれども,
何かいい返事じゃなくて,ちょっと私もがっかりはしているんだけれども,今後も今までやらなかったから
やらないんだと,そういうことですか。部長さんなり副市長さん。
○細谷委員長 石井都市計画部長。
-9-
○石井都市計画部長 ただいまの御質問にお答えいたします。
土地区画整理事業ですので,従前のお住まいのところから同じ区域の中で仮換地あるいは換地というもの
を提供する,これがまず原則であります。少し一般論めいた話で恐縮ではありますけれども,その際に,従
前の土地の価値と同じだけの価値のものをお渡しするというのが原則になっておりますので,そこの使い勝
手がもし悪いなら,例えば土地は面積がいっぱいになるですとか,そこで損をしないようにやるのは,これ
はもう区画整理事業の大原則でありますので,そこの部分を十分に考えた上で今後も進めてまいりたいと考
えております。
○細谷委員長 松本委員。
○松本委員 組合,水戸市は減歩分もらっているんだから,やっぱり100坪に住んでいた人が75坪なり
72坪になっちゃうんだよ。二十何%でやっているのかわからないけれども,二十七,八%でやっているの
か。だからその分は減歩されて提供して,今度は小さい土地になってしまっても協力して移っていくんだか
ら,やはり現況と同じといったって,現況は住んでいて塀もかかっていて,今度移るところには段差がある
ときの場合の話をしているんです。区画整理をやれば土地価格は確かに上がりますよ。だから評価が上がる
から,もうそれでいいんだというだけの問題ではないのかなというような気はするんですよね。確かに畑の
中に道路が1本通れば,畑なんか1反歩1,000円か2,000円の固定資産税だから,そこへ道路がばん
と通れば,今度は評価というのは上がっていくわけですから,それはわかりますよ。区画整理をやったとこ
ろとやらないところの評価というのは。だから評価が上がるからいいんだということで,はいどうぞという
ことだけでは済まないのかなという気がするんですよね。部長がそう言うんだから,検討してください。
○細谷委員長 後で精査して,報告を願います。
田中委員。
○田中委員 その他ということで,私のほうで1つお聞きしたいのは,内原駅北土地区画整理事業に関連す
ることであります。先般,担当の方が大区画の処分,売却の見通しが立ったというような御説明をされたん
ですけれども,そのことについてであります。3月定例会のときもこの特別会計の議論の際に,いろんな区
画がまだ残っていて塩漬けになってしまうんじゃないかと,事業終了の見通しはあるのかという観点でるる
質問させていただきました。3月の話ですけれども,保留地の未処分区画を全部売るとすれば,10億
1,400万円強の歳入が入るけれども,まだ売れていないという状況でありました。いろいろそのことと
あわせて,土地開発公社から買い戻した分,1億4,000万円ぐらいの額で別の場所を買い戻してもいる
というような状況でありますが,今回,面積としては一番大きいところだと思うんですけれども,そのこと
によってどういうふうに収支がなっていくのかと。とりわけ大区画については,当時の説明では1平米3万
9,000円から4万8,000円,坪に直せば約13万円から16万円で見ていますよという御説明があっ
たので,それと比較して,今回どういうふうになりそうなのかという,なったならなったで,どういう状況
なのかを御説明いただければというふうに思います。
○細谷委員長 大谷内原都市整備事務所長。
○大谷内原都市整備事務所長
それでは,田中委員さんの御質問にお答えしたいというふうに思っています。
今回1万7,500平米で売れたというようなことで,面積ベースで95.2%,実際には8万1,359.28
-10-
平米売れたと,全体では8万5,465.01平米ございます。処分金額ベースでは99.52%ということ
で,48億2,392万4,393円売れて,実際には事業計画上は48億4,721万5,000円が予定と
いうことになっております。
ですから,保留地としてはあと6区画ほど残っているような形になっておりますけれども,収支のバラン
ス的にはもう面積ベースで95.2%,処分金ベースでは99.52%まで来ておりますので,事業はたため
るというか,収束に向かっているというふうに感じております。
以上でございます。
○細谷委員長 田中委員。
○田中委員 今回売れた区画に関していうと,見込んでいた土地の価格と売った価格はどういう状況ですか。
つまり平米とか坪単価の話なんですけれども,売却先ももし言えるのであれば,御答弁いただければと思う
んですが。
○細谷委員長 大谷内原都市整備事務所長。
○大谷内原都市整備事務所長
ただいまの田中委員さんの御質問にお答えしたいというふうに思います。
今回の大区画の保留地につきましては一番高い金額で売ろうというようなことで,最低価格から見ると,
ブロックを全部で5つのブロックに分けまして最低価格を設けたわけなんですけれども,その金額よりはか
なり高額で売却できたというようなことになっています。実際に売れたのが,1社が東京の青山にあります
ホンダ技研工業で,そちらが3億4,181万6,748円というようなことで,面積的には6,438平米
売ってございます。それから,もう一つのほうが株式会社メディセオと申しまして,やはり東京中央区の八
重洲のほうに本社がある会社でございまして,1万1,138平米を4億5,341万4,336円で処分し
ております。全体では7億9,523万1,084円というようなことになっております。
以上でございます。
○細谷委員長 田中委員。
○田中委員 今,御説明のあったホンダですとかメディセオですけれども,いわゆる当初,市の思い描いて
いた区画の利用の仕方と適合しているのかどうかということがあると思うんですよね。当時,この区画を本
当はもっと最初は小さかったけれども,大きいのを呼び込もうというので,わざわざ大区画にしたわけです
よ。それで何かいろんな話としては,結婚式場だとかいろんな話がありましたよ。ありましたけれども,決
まらずにずっと来て,今回こういうふうになるんですけれども,ホンダだとかメディセオというのはどうい
うものを開くのかわからないんですけれども,区画整理執行部として考えていたもののとおりのものが来て
くれたというふうに考えているのか,その辺を具体的に,あそこはもう既に大規模店舗街的な町並みになっ
て,それ自体どうなのかと,いろいろ意見はあると思うんですけれども,今回,開くものについてどういう
ものが具体的にできるということなのか,執行部のこれまでの考え方からしてどうなのか,その辺の評価も
あわせて聞きたいと思うんですけれども。
○細谷委員長 大谷内原都市整備事務所長。
○大谷内原都市整備事務所長
ただいまの田中委員さんの御質問でございますけれども,うちのほうの事業
には合致している企業だというふうに認識しております。
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ホンダにつきましては,販売店,あとは中古車部門,そちらを店舗として設置したいというふうに考えて
いるようでございます。もう一社のメディセオのほうは,医薬品の卸売業というようなことで,水戸市を基
点にして,ひたちなか市周辺までの個別の薬の分配の拠点として位置づけをしておりますので,今後,いろ
いろな形で水戸市に貢献できるような企業だというふうに認識しておりますので,うちのほうの事業につい
ては合致しているというふうに思っております。
以上です。
○細谷委員長 田中委員。
○田中委員
先ほど,事業費,いわゆる保留地処分金の全体の歳入見込みからすると99.52%まで来ま
したよと,こういう話ですよね。面積では95.2%なんですけれども,99.52%ということは,3月時
点 で は 1 0 億 1 , 4 0 0 万 円 ぐ ら い の 保 留 地 処 分 金 を 歳 入 と し て は 見 込 ん で い た と , そ の う ち 7億
5,000万円ですから,2億5,000万円ぐらいは入るべきものなんじゃないかと私は思っていたんだけ
れども,それで99.52%というふうな計算がちょっとまだよくわからないんですね。そこのことを
ちょっと御説明いただきたいのと,最後,土地開発公社から1億4,000万円で買い戻しました。その区
画もかなり大規模ではあるんですよね。ですから,そういう未処分保留地の今の段階,一番大きいのは売れ
たということですけれども,それ以外についての何か具体的な方針とか,先方から打診があるとか,何かそ
ういう状況があるのであれば御説明をいただいて,質問を終わりたいと思います。
○細谷委員長 大谷内原都市整備事務所長。
○大谷内原都市整備事務所長
ただいまの田中委員さんの御質問にお答えしたいと思います。
今回,約8億円という形で売れたものですから,残りの保留地があと4,100平米ほど残っております。
そういうものを売って,逆に100%を超えていってしまうというようなことになりますので,その辺につ
いては今後検討していきたいというふうに思っております。
それから,開発公社から買い戻した土地については,これについてもかなりの面積がございますので,う
ちのほうの事務所でなるべく方向性をつけながら,そういう企業を誘致できるような形をアドバイスしてい
きたいというふうに思っております。実際に引き合いは今もかなりありますので,一般の住宅含めてこれか
ら処分していき,完売をしたいというふうに思っております。
以上です。
○細谷委員長 ほかにございませんか。
それでは,特に緊急の案件がない限り,今回が任期中最後の委員会になろうかと思いますので,この際,
一言委員会を代表しまして私から御挨拶をさせていただきます。
平成23年改選後の委員会において,皆様の御支援により委員長に就任させていただきました。また,黒
木副委員長とも今日までその責務を全うすることができましたのは,委員さん並びに執行部の皆様方の御支
援と御協力によるものと厚くお礼申し上げたいと思います。
今後とも,水戸市の発展にさらなる御尽力を賜りますようお願い申しまして,委員長の退任の挨拶とさせ
ていただきます。大変ありがとうございました。
それでは,以上をもちまして本日の都市建設委員会を散会します。
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御苦労さまでした。
午前10時47分 散会
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