...

施工要領書(PDF)

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

施工要領書(PDF)
アキレスサーミオンクリア施工要領書
高透過遮熱ウィンドウフィルム
<自己粘着タイプ>
アキレス株式会社
目
次
1.製品仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
2.使用工具・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
3.施工フロー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
4.準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
5.清掃作業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
6.施工(標準) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
7.施工(クレセント部) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
8.施工(ジョイント部) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
9.後片付け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
1
1.製品仕様
(1-1)使用材料
材質
塩ビフィルム(PET ラミネート付)
表示寸法
W1m×L20m
荷姿
納入方法
ダンボール箱入り
路線便にて1本単位で納入致します
※サーミオンクリアは塩ビ製遮熱フィルム(製品本体)と PET フィルム(セパレーター)
をラミネートした状態で納入されます。施工時には遮熱フィルムから PET フィルム
を剥がしてガラスに貼付してください。
2
2.使用工具
(2-1)スクレイパー
ガラスに付着した固形物(粘着材等)を削ぎ落とします。
※カッターナイフでも代用は可能です。
(2-2)T型ゴムスクレイパー
ガラスに付着した汚れを除去します。
(2-3)スキージー
遮熱フィルムとガラスの間に入った水やエアーを抜きます。
3
(2-4)噴霧器
ガラスの清掃時及び、フィルム貼付時にガラス・遮熱フィルムに水(希洗剤水)を噴霧
して、施工します。
※希洗剤水は水 200ml に対して、中性洗剤を 2~3 滴程度混ぜてください。
(2-5)端部カット用スペーサー(t=2mm程度)
サッシに沿って、遮熱フィルムをカットするときのガイド兼スペーサー。
(2-6)水抜き用ヘラ
スキージーで除去しきれなかった遮熱フィルムとガラスの間に残った水を抜きます。
※そのまま使用すると遮熱フィルムを傷つけるので、キッチンペーパーを先端に巻いて、
使用します。
4
(2-7)その他
・養生用ポリエチフィルム
・カッターナイフ
・スケール
・キッチンペーパー
・雑巾
・定規(1m程度のもの)
・その他、現場状況により必要なもの(脚立等)
5
3.施工フロー
サーミオンクリアの施工フローは次のように行います。
S
施
T
A
工
準
R
計
備
ガ ラ ス
T
画
工
清
掃
フ ィ ル ム 貼 付
エ ア ー
端
部 カ
抜
き
ッ
ト
エ ア ー・水 抜 き
後
E
片
付
N
6
け
D
4.準 備
(4-1)養生
養生用ポリエチフィルムでガラス周り(特に下部)を養生する。
※現場状況に応じて、別途養生を行う。(床面へのベニヤ養生等)
(4-2)噴霧器準備
水道水と中性洗剤を噴霧器に入れ、よく混ぜる。
※水道水1リットルに対し、中性洗剤10cc程度(1%希釈)
(4-3)ガラス採寸
サーミオンクリアを貼付するガラスの寸法をスケール等で採寸します。
(4-4)切り出し
サーミオンクリアを巻き出し、ガラス寸法に従って切り出します。この際、ガラス寸法よ
り上下左右1cm以上余るようにカットします。(注1,2)
※サーミオンクリアの長手方向(20m方向)は PET セパレーターを剥がすと縮みます
ので、さらに5%程度大き目にカットしてください。
注1)クレセントがある窓の場合は、クレセント側を突きつけ施工する。よって、サーミオン
クリアの直線を出すためにカットしない。片側のみ1cm以上余るようカットする。
注2)ジョイント施工の場合はガラスの真中でジョイントする。ガラス端部側は1cm以上
余るように、ジョイント側は5cmくらい重なるように(2~3cm余るように)カットする。
7
5.清掃作業
(5-1)ガラスの清掃①
ガラス全体に希洗剤水を噴霧し、スクレーパーにてガラス表面に付着した固形物・
汚れを削ぎ取る。
(5-2)ガラスの清掃②
ガラス全体にさらに希洗剤水を噴霧し、T 型ゴムスクレーパーにより汚れを除去する。
(5-3)ガラス額縁部の清掃
ガラス四周の額縁部(ビード・コーキング部)に希洗剤水を噴霧し、キッチンペーパーで
汚れをよく拭き取る。
※汚れがひどい場合はガラスクリーナーやウレタンスポンジを用いて、完全に汚れを
除去する。汚れが残っていると、毛細管現象によりフィルム内に汚れが浸入します。
8
6.施工(標準)
(6-1)ガラス下地処理
ガラス全体に希洗剤水を噴霧する。
(6-2)フィルム貼付準備
切り出したサーミオンクリアの遮熱フィルム側を手前にして、遮熱フィルムの上端を
一人が持ち、もう一人がセパレーターを上から剥がしながら、遮熱フィルム貼付面に
希洗剤水を噴霧する。
(6-3)フィルム貼付
セパレーターを全て剥がしたら、遮熱フィルムをそのままガラスに貼付する。
※左右均等、上 1cmくらい遮熱フィルムを余らせて貼付する。
(6-4)エアー抜き
遮熱フィルム全体に希洗剤水を噴霧し、スキージーにてガラスと遮熱フィルムの間
に入ったエアーを抜く。
9
(6-5)端部カット
ガラス(サッシ)に沿ってカット用スペーサーを当て、遮熱フィルムの四周端部を
カッターナイフでカットする。
※スペーサーの厚み分だけ内側をカットする。(少し隙間をつくる)
(6-6)エアー・水抜き
水抜き用ヘラの先端にキッチンペーパーを巻きつけて、ガラスと遮熱フィルムの間に
残った細かいエアーと水を押出す。
※50 円玉程度以上の水が残っていると、跡が残る可能性がある。
※ガラスと遮熱フィルムの間に異物混入やエアー残りがなければ OK!
10
7.施工(クレセント部)
(7-1)準備
標準施工(6-1)、(6-2)と同様。
(7-2)フィルム貼付
カットしていない辺をクレセント側にして突きつけ、上 1cm程度余らせてガラスに
貼付する。クレセント側のガラス端部に合わせて、位置の微調整をする。
※微調整しにくい場合は、希洗剤水に中性洗剤を少し足してガラスに噴霧する。
(7-3)仕上げ
標準施工(6-4)、(6-5)、(6-6)と同様。
※クレセント部はカットしないので、上下・クレセント反対側の三辺のみカットする。
11
8.施工(ジョイント部)
(8-1)片側①準備
標準施工(6-1)、(6-2)と同様。
(8-2)片側①フィルム貼付
上、ガラス端部側各1cm程度余らせて、ガラスに貼付する。
(8-3)片側①仕上げ
標準施工(6-4)、(6-5)、(6-6)と同様。
※ジョイント部は後でカットするので、上下・ガラス端部側の三辺のみカットする。
(8-4)片側②準備
標準施工(6-1)、(6-2)と同様。
(8-5)片側②フィルム貼付
上、ガラス端部側各1cm程度余らせて、ガラスに貼付する。
※真中で遮熱フィルムが5cm程度重なる。
重なった部分
(8-6)片側②仕上げ
標準施工(6-4)、(6-5)、(6-6)と同様。
※ジョイント部は後でカットするので、上下・ガラス端部側の三辺のみカットする。
12
(8-7)ジョイント部仕上げ
ガラス左右中心部をマーキングして、定規を当ててカッターナイフでカットする。
カットした端材を取り除いてガラスに希洗剤水を噴霧し、再度貼り合わせる。
再度、スキージーか水抜き用ヘラ(キッチンペーパー巻き)を使って、ガラスと
遮熱フィルムの間に入ったエアーと水を押出す。
※ジョイント部の目隙や浮き上がりを防ぐため、なるべく上下方向に押出す。
13
9.後片付け
(9-1)検査確認
再度、目視により施工個所、数量に間違いがないか?異物混入、エアー残り、目隙、
浮き上がり等がないか?を確認する。
(9-2)清掃
養生材を除去し、セパレーター等のゴミを片付ける。
水に濡れた所があれば、雑巾等で拭き取る。
(9-3)資材搬出
残ったサーミオンクリア、施工道具、ゴミ等をまとめ、現場から搬出する。
※施工直後はサーミオンクリア表面を雑巾等で拭かないでください。ガラスとサーミオ
ンクリアの間の水が完全には抜けていないため、サーミオンクリアがず れてしまい
ます。
※雑巾拭き等する場合は1週間程度して、ガラスとサーミオンクリアの 間の水が完全
に抜けたことを確認してから、行ってください。
14
Fly UP