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【参考資料 2】 教育モニターアンケート 自由記述

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【参考資料 2】 教育モニターアンケート 自由記述
【参考資料 2】
教育モニターアンケート 自由記述
区 分
ペ ー ジ
一般アンケート
問6 家庭教育の悩み解決したきっかけ
P1∼P11
問7 子育てに関するエピソード
P12∼P31
問9 家庭の教育力向上に向けた意見
P32∼P45
企業アンケート
問3 家庭の教育力向上に向けた意見
P46∼P47
教員アンケート
問3 家庭の教育力向上に向けた意見
P48∼P51
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
理想ではなく、現実の環境で子供は育つ同じような体験をもつ方との体験談により同じ立場にて 相談できたこと親として
一人一人価値観がちがい、同じにあてはまろう・あてはめようとしなくてよいと思えたこと
夫婦で話すのも大切だけど、同じクラスの信頼できるお母さんにとことん話しをしてみるほうが現状を理解できている分、話
もはやかったとおもう。
夫は会社中心で当てにならない。幼児期に出会ったお母さん仲間が一番頼りになる。似たような経験をして悩みも共有で
きるので、話すだけで、気が楽になる。
同じ塾に通わせる親同士の交流は解決に役立つ
子供と同じ幼稚園のお母さんたちと話しているうちに、みんな同じようなことで悩んでいるということがわかり、気が楽になっ
た。
似たような悩みを持った人の体験談や解決法を聞くのは参考になった。ただ、それぞれの子供や家庭環境の違いで同じよ
うにいかない場合も多々あるので、最後は自分で(家庭で)解決することになるとは思う。
現在も子育て中ですが、参考になるのは同じ母親である友人達です。悩みがあれば聞いてもらいますし、アドバイスもして
もらいます。耳が痛いアドバイスもありますが、はっきり言ってくれる友人はとても大切だと思います。話すだけでも、楽にな
ります。
同じ世代のお母さんと友達になって、いろいろ話を共有する事で悩みを解消していました。
私の場合はインターネットや、メーリングリストで、同じ境遇のお母さんとのコミュニケーションにより、色んな愚痴を吐き出し
たり、悩みを相談しながら、お互いに励まし合い、情報交換しながら窮地から救われました。
ママ友だちとお互いの子供の話をする中で、「今はこれでいいんだ」「こういう時期なんだ」と思うことが出来た。
近所に住む先輩ママ(自分の子どもが2歳のころ、その方のお子さんは小学生でした)の「大丈夫よ。小学生くらいになれば
できるようになるから、気長に見てあげて。」の一言にすごく救われました。雑誌などもずいぶん読みましたが、身近な方の
経験談が支えになったような気がします。
やはり、人に話すことです。わたしにとってすごく深刻な悩みでも、話してみるとみんな実は同じで、「そんなものよ」と言うこ
とになったりすることがよくあります。うちの子だけではない、どの子も通る過程なのだと知ることが、楽になる第一歩でし
た。
親に相談すると昔の子育て論や正論ばかり言ってきて余計にストレスがたまったので、親には言わず、同世代の子供を持
つお母さん同士、辛さを分かちあい、情報交換をしながら(愚痴を言い合いながら)乗り切りました。
仲間はずれの問題をPTAや少年サッカーの保護者同士で相談、その後子ども間で解決したらしい
同じくらいの子供を持つ親との関わりを大事にすることにより、悩みを共有できたり、また、あまり深刻に考えなくても、話を
することで気持ちが楽になった。
保護者同士等での話
今までに特段大きな問題はありませんでしたが、ちょっとした悩みや迷いが生じたとき、一番心強く、参考になったのはご
近所(同じ学校に通い、同じ地域社会に住む方)の同じような悩みを経験したり、乗り越えた先輩方の経験談やサポートで
した。
先輩お母様にいろいろ悩みを聞いていただき、経験を教えていただいたりアドバイスしていただいたことです。
近所の子育て経験者。(公園にいるときが主)
公園で会う子どものお母さん(私より10歳ほど上のかた)に悩みを話したら、その方も同じように悩みがあったのでみんな
それぞれ悩んでいることがわかり、そのごその方と親しくなってお互い相談相手になっている。
付き合っている子供(女の子同志)の両親と、当人、及び学校からも、オブザーバーを招き、プライバシーの保てる校外の
場所で、問題解決に向けて話し合いを持ちました。
妻は,平日をずっと子供と過ごしていますが,家事も多く,いつもストレスをためていますが,やはり社宅の共通の悩みをか
かえている奥様方との会話やコミュニケーションが唯一のストレス解消のようです。
子育ての先輩にあたる方々(近所、学校)から良く似た経験を聞いたこと
解決には至っていないが、子どものことを理解するために情報を得ること。悩みを友人に話すことで今の自分の気持ちを
整理すること。学校に子どもの現状を話し、理解を得る努力をすること。残念ながら呉市では学習障害への理解、支援は
あまり得られない。
友達に話したら、うちも一緒よと言われて、そんなものか、と思えるようになった。
なかなか外に出ることもできない幼児期などは、インターネットで他のお母さんたちとの交流は救われました。
子どもの発達に不安を抱えていたとき、友人が相談に乗ってくれた事が力になり、療育の相談を受けることが出来、漠然と
抱えていた不安から開放され、子どもの個性を認め子どもからの信頼を得る事が出来ました。
近所の人へ何気なく話したにもかかわらず親身になってもらえ、私自身のことを気にかけてくれる人がいるという安心感、
安堵感から、気が楽になった。
子どもといっしょに動けるように、同じくらいの子どもを持つ友達と家族ぐるみで、四季ごとのイベントをしたり、テニスやソフ
トバレーなどお互いに子守りしながら楽しんだ。
市主催の、母親同士でおはなしする会に参加したことで、日々の些細な悩みを話あうことができました。参加申込み不要
だったことと、回数限定だったので、サークルと違い気軽に参加できたのがよかったです。
子ども会活動を通して,地域の方々が,我が子の良い面を教えてくださり,ダメな子だと悲観し,認めてあげられなかった自
分であったが,そういった言葉に,自分自身を反省する事ができた。又,子ども会ソフトボールの練習を通して一生懸命関
わってくださった事で,子どもが少しずつ自信をつけていく事ができた。
近所の友達とよく話しすること。いろいろなアドバイスをしてもらって悩みを解消していました。
親身になってくれる友人の「何でもなければそれでいいのだから専門機関に相談してみれば。」というアドバイス。
1
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
悩みは一人で解決せずに本当に信頼した友人に話すと一人で考えているより冷静になり気づくことがあるし、充分な時間
を置くことで時が解決してくれる。抱え込ますに有益な本を読むとか人ととにかく話すことだと思う。
不登校の子どもを持つ保護者の会(有志主催)に参加し、悩みを共感していただき、不登校ながらも成長していく子どもの
姿をあせらず見守ろうという気持ちになり、心が随分と和みました。
子供が2歳の頃、食事時間がかかりすぎていて、食事の度にイライラしていました。お友達に相談したところ、お昼はお弁
当を作って一緒に出かけようと誘ってくれました。同年齢の子と比べて、そんなに変わらないし、私自身が気にしすぎてい
て、食事を楽しくするということをいつのまにか忘れていました。私が余裕を持っておおらかに接すればそんな時間も大切
に思えるようになりました。
友人と話すことでストレスの解消になったり同じようなことで悩んでいるので自分だけじゃないと思うことにより心が軽くな
る。
同年齢の子供を持っている人に自分の悩みをきいてもらうだけで結構前向きに考えることができたように思います。
同世代の子供を持った友人の話を聞いて、家と一緒だ!!と安心したりした。連帯感が持てた。その時どうすれば・・・とい
うヒントが生まれた。
同じ世代の保護者との対話を大切にして、特定の誰かだけでなく、多数の同じ世代の友人を持つ事でほとんどの悩みは解
決してきたように思います。
他のお母さん方と話をして自分だけではないと思ったら楽になった。
保護者仲間を作り、保護者もつながりを持つことで、自然と笑顔になれました。
親子だけでぽつんと公園にいたとき、近所の親子がほぼ集まる時間を教えてくれた人がいる。次の日行ってみたら、こっち
こっちと手招きして他の人に紹介してくれた。やはり同じ年代の人と同じようなことをぼやきたかったのだと実感した。
同年代の子どもを持つ親同士の集まりで話すと、悩みは自分一人のものでなかったと安心したり、上の子を持つ親から
は、アドバイスをもらえた。
現在は小学生です。深刻ななやみはそれほどありませんでしたが、同世代の子どもをもつ方などと話しをすることで、私自
身のストレス解消にもなります。
自分の子どもより大きい子のいる親に相談というか、話を聞いてもらうだけで、胸のもやもやが消えた。聞いてもらうだけで
すっきりした覚えがある。みんな同じと言われてたいした悩みじゃないと、思うようになった。
同じ年齢の子供を持つ親同士が集まって話を聞いたり話したりする内に、悩んでいた事が馬鹿らしくなった。
保護者同士等での話
自閉症という一生治らない我が子。どう育児すれば良いのか?と途方にくれていました。そんな時 自閉症協会に出会い同
じような思いをし、同じような悩みを持つお母さん方と話しをする機会がもて、救われました。話の中で言葉がなくてもコミュ
ニケーションをとったり、意思表示したりする事は可能で、日々の生活がより楽になるTEACCHプログラムという方法がある
ことを聞き自閉症児を育てていく光を見ました。
悩んでいることが自分だけでないんだ、と気づいたとき。それは近所の人と話したり、友達と話したりして思った。また、子
供は、マニュアルどおりにはいかないんだ、と、思ったらとても楽になった。
同級生のお母さんたちとメールを通していつでも気がねなく相談できた(電話だとお互い都合悪い時間があるので)
自分ひとりで悩んでいないで同じ年頃の子供を持つお母さん方と話したりすると皆同じようなことで悩んでいるんだと気が
楽になったり、先輩ママさんの話を聞いたりアドバイスをしてもらったりする。
入園前は子育てサークルを作って活動していたので、親として同じ悩みを持つ友人が多かった。話をするだけで、悩みは
解消できた。また、親同士で協力して、子育て以外の時間を持つようにした(エアロビクスや手芸、映画を観るなど)。入園
後は園の父兄同士で、子供を遊ばせながら、自分達もお茶をしたりして楽しんだ。やはりこの頃も子育て以外の趣味の時
間を父兄で楽しんだ。
子供の同級生のネットワークは大きい。案外よそから情報が入ってわかったこともある。
同じ境遇の人達と悩みを共有することで軽減された
同じ年代の子どもを持っている友達と話をしたり、相談したりすることが一番だと思います。親では頭ごなしに自分が悪いと
言われることも、同じ境遇にいる友達だと一緒に悩んだり、共感しあったり、励まし合ったりすることができる。結局自分の
子どものことは、自分や夫との間で解決していかなければならないけど、その時に話を聞いてくれる第3者がいてくれること
は良いことだと思う。
中学受験をさせたので、周囲の保護者からは特異な目で見られたが、担任の理解と同じように受験をする母親同士の話し
合いで気持ちが楽になったと聞いています。
友人のアドバイスが一番だと思います。みんな一緒だよ!の言葉でした。
同じような子供を持つお母さんと話をしたり 先輩のお母さんの話を聞くサークルで いろいろ勉強させてもらいました.
同じくらいの子どもを持ち、家族構成、生活環境の似ているお母さんに相談しました。
自分たちの家庭環境を振り返り、客観的視点で物事を考えられる友人たちに相談し、悩みを軽減することができた。
仲の良い友達を持ってお互い干渉しない程度で悩みを言い合う。
同じ悩みを持つ親達のグループに入り、その中で悩みや愚痴を言い合ったり、良きこと悪しき事を共有する事で、生きるヒ
ントを探りながら生きて来ました。
信頼できるママ友達ができたことが大きいです。悩みをお互い気軽に話せて、秘密を守ってくれて時には一緒にストレス発
散できる・・・そんな人の存在は大きいです。
同じ悩みを持つ保護者同士との話
2
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
同じような立場の人と話すことで自分の気持ち等を聞いてもらえ少しは気が晴れる。
仲の良いお友達や、子供の同級生の親御さんなどと話をして行くうちに、心が楽になっていきます。
成績が悪くないのに不登校。→同級生の父兄とよく話せた。先生も自宅訪問回数を増やしてくれ、将棋相手などもしてくれ
た。
子ども会やPTAで役員を引き受けるようになって、同じ年代の子どもを持つ親同士での会話が増え、同じような子育ての悩
みをお互い共有していると意識を持つようになり、気持ちが楽になった。
周囲に心を開いてつらいことを口にすれば、必ず誰かが共感してくれた。自分だけがつらいのではないという思いはとても
力になった。
保護者同士等での話
子どもに中学受験をさせるべきかどうか悩んでいて、地元では得られない情報や考え方をインターネット上で得る事がで
き、同じような考え方をする友人も見つかり、相談しやすかった。
いろいろな考え方のお母さんと接するとかえって一歩ひいて見る様になり、子育てについて冷静に考える様になった気が
する。あまり悩まなくなった。
悩み事があっても、公園などに行って同じ年頃の子供を持つお母さんたちと仲良くなる事で、相談しあって、自分なりの解
決方法や、また悩んでいる事が実は悩むほどの事ではなかった事がわかったりしました。
同じ年代の子を持つお母さんたちと愚痴を言い合うと、結構同じ事で悩んでいたり、それほど悩むことでもないんだなぁ∼と
思わされたりして、とても心強かったりした。でも、今はそういう友達が近くにいないのでちょっとつらいときがあります。
友達との会話のなかであるいは学校などの懇談会のなかで、みなさんの意見をきいて自分だけではない共通の悩みがあ
ることを知った。
本音で先生と話しあったら、学校が動いてくれた。
通学する学校に、「心の相談室」という場所(カウンセラー)がいらっしゃることを小学校のお手紙で知りました。子ども自身も
親に言う前に、相談してきたんだけど・・・と話をし始め、良き方向に示唆していただきました。子ども同志のトラブルの相談
内容でした。
中学1年より不登校気味だったが原因がわからず(話してくれない)悩んだり衝突したりしたが3年の時の担任が何度も足を
運んでくださり しつこいくらい話をしてくださり やっと原因を話してからは 本人も少し気持ちが楽になったのか登校する
ようになった。
小学校校長、中学校校長とも恩師だったので、気楽に相談出来た。同時にPTA会長を仰せつかり、供に行動する機会を
持った。
下の子は入園して一学期間親と離れる事が出来ず、午前中ずっと一緒にいました。主任の先生よりこういう子は意志が
はっきりしてるから育てやすいと助言をいただき、元気がでました。手のかからない姉の方を注意してといわれ納得しまし
た。
子供が幼稚園の年長さんの頃、壁をけるなど荒れて、幼稚園の担任の先生に相談したら、「反抗期は成長の通過点で、と
ても良いことなんですよ、お母さん」と言っていただいてとてもホットしたのを今、10年以上過ぎても覚えています。
我が家の子ども達がお世話になった幼稚園の先生は大変信頼できる優しい方で・・卒園してからも子育ての悩みで行き詰
まったときは相談にのっていただいております
わがままとも思える子どもの態度に悩んでいるとき、幼稚園の先生から「自分を素直に出せている。良い親子関係が出来
ている証拠。」と言っていただいた。いまだに解決しているとは言えないが、事ある毎にその言葉を思い出している。
子どもが通っていた幼稚園から高校まで相談できる先生が居られたので話をさせていただくだけで楽になっていました。
学校等との話,相談
小学校の担任の先生に相談をしました。中学校では、スクールカウンセリングを受けています。
子供との関係を密にする 特に幼稚園・学校で役員を引き受けたので 園・学校の先生との関係も密にすることが出来
園・学校での様子も良く分かり子供のことが良く分かった。
保育所の先生の「お母さんは上手に子育てしてますよ」という一言
託児所に預けたときに先生に相談し気が楽になったこと。結局自分の子どもの様子しか見えないので思いが偏りすぎてい
たことに気がついた。
子供の発達に悩んでいた時、保育園の先生に適切な助言と福祉サービスについて教えていただき、我が子の事を理解で
きるようになった。
子育てで悩んだことは殆どありませんが、息子が高校生の時何度か問題を起こしましたが、担任や顧問の先生方のアドバ
イスで軌道修正ができた経験はあります。
幼稚園時代担任の先生から、子どもの力を信じ、見守り、待つ事が大切だと気付かされた。
子どもとの話し合いと信頼できる先生に相談した。
長女はおとなしく、いじめられることがあった。無抵抗で見ていて歯がゆかった。しかし小4年時の担任が「芯は強く極めて
真っ当な子。変わるべき点など無い。このままでいて欲しい」と言ってくれた。ふっきれた。
生活する中での細かい悩み事は、保育園や学校の先生に連絡帳でそのつど相談し、園や学校での様子を知らせて頂いた
りアドバイスを頂きました。悩みだけでなく、普段から日常のエピソードについて書き込んだりしているので先生も悩み事の
イメージをつかみやすいのではないかと思います。
小6の時手が痛いと言う理由で3ヶ月学校に行けませんでした。病院に行っても原因が分かりませんでした。不登校かと心
配しました。担任の先生が毎日のように来てくださり、いつでも復帰したとき仲間に入れるようその日の出来事を子供に伝
えてくださりました。2ヵ月後若年性関節リュウマチというごくまれな病気であることが分かり不登校ではないことが分かり子
供を信じてやれなかった自分を恥、担任の先生には感謝する次第でした。
3
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
中学の娘が、学校で無視され保健室登校になったとき、学校内で信頼できる先生に相談をし、様子をみてもらい、今までの
友達にはなしを聞いてもらったりして、いまでは、話をしたり出来るようになりました。
子供が、学校に行きたがらなっかた時、すぐに学校に行き、先生に相談して、みんなに協力してもらい解決しました。
学校等との話,相談
長男の小学校卒業式に前校長の祝辞の一言、「肌離すな、手離すな、目放すな、心放すな。」の言葉が 心の気付になり
ました。
小学校期における担任や校長先生の家庭訪問
幼稚園の担任の先生から,「自己満足で育児をしてはいけないよ」と言われ,自分の思うとおりにならないことに悩むのは
間違いだと気付かされた。
特に悩みはなかったが、何かあれば夫婦で話し合った。また、職場の同僚に相談。
教育方針などで、夫婦間で多少の違いがあるが、相談して解決している。
自分の時間がなく睡眠時間も少なくいらいらしていることを、そのまま主人に言って、寝たり、気晴らしに出かけたりするよう
にしました。
一人での解決に限界を感じた時に夫婦で相談した。
子供が保育所へ行く事を拒否し、毎朝子供を保育所に送っていくのに一苦労だった。それでも泣き叫ぶわが子をなかば拉
致のように連れて行き、先生に預けていた。しかし夜泣きが始まり、不安そうな表情をするようになり、夫と話し合い、本を
読み、保育所を退所させた。今では毎日家で過ごしている。夫と共に考え、決心した事が今はよかったと思っている。
家庭教育の悩みがあれば、いつも子供と接している両親で話合って解決することが一番。他人と相談すると、他の子供と
比べてしまうので、自分の子供に合った方法を考えます。
主人が私の気持ちをわかってくれたことが一番の解決法でした。いくら友達に相談しても、そのときはストレス解消になるけ
ど、根本的な解決にはなりませんでした。主人がわかってくれるまで、時間がかかりましたが、主人が理解してくれることで
協力が得られ、楽になりました。
母親(私)の場合どうしても、感情的にしかってしまうことが多い。そんな時や解決法に迷ったときは、「父さんの意見も聞い
てみよう」と主人の意見を待つ。日頃は仕事で帰宅が遅く家にいないことが多いが、ここぞ、という時には子供たちに分かり
やすく諭してくれるので助かる
自分だけでなく、夫・両親の意見聞き、心がおさまって冷静になれた。
夫婦で一方がグチなどの聞き役に徹した。
夫婦間で相談
やはり夫婦間での問題の共有化であり、以外とお互い独り独りで悩んでいることが多い。お互いの悩みをすりあわせていく
とそれぞれでお互いをカバーできるようになった。
特にきっかけはないが,やはり一人で問題を抱え込まないようにすること。くよくよ一人で悩むのはよくない。話ができる,
職場の同僚や友人に話を聞いてもらうだけで気分が楽になった。子育ては夫婦の共同作業である。結局,夫婦で話し合い
共通理解をして,考えを共有することが大事である。
雑誌に、直接子育てをするのは「妻」なので、妻の愚痴や悩みを聞くことが夫としての勤めでもあることを知った。
じっくりと納得のいくまで夫婦で話し合い,子育ての方針を決めて,継続して実践すること。これしかありません。(もちろん
子どもたちの様子について情報交換も)
主人が話を聞いてくれた。(解決するしないに関わらず)子育ての先輩の話をいろいろ聞き、自分も変わらなければと思え
た。
毎日夫に子どもの様子を報告し,アドバイスをもらった。四六時中そばにいる母親とは違った客観的な見方を聞くと落ち着
いた。
夫に話すことで,二人で子育てをしていると思えるようになった。誰かに聞いてもらうことが大切だと思う。
小さなことでイライラすることもありましたが、そんなときは遠慮なく主人にぶつけたり、泣いたりしていました。主人もそれを
うけとめてくれ、休みの日などは1人の時間を作ってくれたりしました。
特に大きなトラブル等はなかったので、小さな事は夫婦で相談して解決して来ました。
夫婦で良く話し合って考え方をある程度2人が統一するようにする。2人が全く違うことを言っていたら子どもは戸惑うと思
う。
日々の生活の中での事は,まず主人に相談している。長男が幼稚園のころ,ヴァイオリンを習っていたがふざけてばかりで
練習しない日があり,思わずおしりをたたいてしまった。その時主人がたまたまいたので,そんなに怒ってたたいてまでする
必要がないと言われ,冷静に考えてみると,「そうだな」と私も反省した。
公民館の子育て講座の講師の方へ相談した。
保健センタ−の健診で保健婦さんが悩みを聞いてくれてこちらの思いを理解した上でアドバイスしてもらえて気持ちが楽に
なったことがある。
専門家のアドバイス等
公的な相談所に電話で話を聞いてもらい、励ましてもらうだけで、事がうまく流れ始めることがよくあった。あなたは素晴らし
い、間違っていない、一生懸命やっているよ、そういう声賭けをしてもらったあとは、気持ちがよく生活できた。(もちろん、友
達との会話の中でも)
ちょうど、学校にスクールカウンセラーの方が来られらたので相談に行きました。
スクールカウンセラーに相談したことによって、今後の子供との接し方がわかった。
不登校の我が子の相談にスクールカウンセラーを利用している。解決には至っていないが子どもにどう接して良いか分か
らない時などはとても参考になる意見がもらえ,励まされている。
4
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
講座、講演会などで専門家と呼ばれる人たちの話を聴き、子育てはマニュアル通りにはいかないと確信をもったから。
インターネットで心療内科医と知り合い、以後、困った時はアドバイスを受けている。
子供が幼少期にどもったとき、小児科の先生のアドバイスで治りました。
療育センター・青少年総合相談センター・心の相談室で専門的な機関で相談。実践倫理公正会等の集会で相談。同じ悩み
を持つお母さん同士の集まりに積極的に参加。
小学生中学年まで基礎体力がなく、病欠が多くて、授業が受けられないことが多かったので、小児科・耳鼻科の主治医に
相談して、適切なアドバイスを受け、心肺機能強化と基礎体力増強のため、ウォーキングを開始して、すごい体力がつい
た。
子供が4.5歳のごろ吃音が始まり、大変困っていたが親戚の紹介で専門機関に相談することが出来、ずいぶん救われた。
そこでいろいろな話を聞いてもらえることで心が軽くなった。
専門家のアドバイス等
長男は集団生活におけるトラブルメーカー。小学校では担任からほぼ毎日電話をもらい、落ち込む毎日でした。知人から
アートセラピーの先生を紹介してもらい、”彼は個性が強いので学校生活は苦労するかもしれないが、異常ではない。親が
ひたすら頭を下げていればなんとかなる。”といわれ、なんだか安心しました。
知的障害の子がいて、その件は相談所へ相談に行きました。学校もいじめなどほとんどなく、割合スムーズに生活できまし
た。
PTA大会などの専門家の講演
専門家のカウンセリングが有効でした。
長男が極度の情緒不安定で、手がつけられないくらいになることもあり途方に暮れていた頃、上の子を3歳児検診に連れ
て行ったとき出会った保健婦さんが、長男の様子を見て、親身に話を聞いてくださり、専門家の診断を受けることを勧めら
れたことがきっかけで、長男は何が自閉症であることがわかりました。
公的な児童相談所に相談し適切なアドバイスをいただき解決したことが度々ありました。私は、悩めばすぐに公的な相談
所を利用させていただきます。ありがたく感謝しております。
専門家への相談、定期的な育児学級への参加、友人の助言
とにかく子供と接すること。子供が興味をもつことに自分も参加すること。
抱きしめたり、ほめてやり、自尊心を傷つけないようにしたら、少しおちついた。
子供が小学校のとき、友達間で、いじめがあったようだ。子供と、向き合って、話すのが行きづまった時、手紙を書き、子供
に渡した。親が心配していること、味方であることを伝えた。
小中学生のときは、こちらから胸を開かないと悩み等の話ができない。体験等を話すことによって会話ができた。
子供が話したがらない時期であっても諦めずに話す。そのときの話の内容は、たわいもないものが良い。とにかく話をする
習慣を親子が身に付けることが良かったように思う。
共稼ぎだったので、私の職場の話などを聞かせて、学校の話も聞くようにした。
子供が相手をしてくれるのは、少しの間だから今のうちに一緒に遊んでおかないと寂しい思いをすることになるよという体
験を聞き、自分が楽しめることで子供も楽しめる遊びを探し一緒にするようにしている
嫌がられても、うるさがられても、根気良く同じ事を言いきかせる
子供が少し様子が違うときは、極力一緒にいるようにした。
・子どもと過ごす時間を少しでも多く持つ・なるべく多くの経験をさせる・あまり好きでない食べ物でも一口は食べる
親子のコミュニケーション
1.子どもとそれぞれの思いを納得するまで話し合った。子どもは、自分の思いを主張してくるが、親の考えを理解押付け
ようとは思わないが、親とし てはこんな思いを持っている旨を伝えるところから話し合いを進めた。
とにかく気になる事があると、子供ともとことん話し合い、家族でも話し合う。早い対応と会話が一番大切だと感じていま
す。
じっくりと話を聞いてやることに徹した。時には、手を握り抱きしめ一緒に泣きながら、毎日話を聞いた。「どんなことがあっ
ても、大丈夫だよ」と安心して、自分に自身が持てるように、を心がけて励ました。
自分自身も子供たちも、本を読むことが好きだったので同じ本を読んで感想を言い合ったり一緒にテレビゲームをしたり、
会話には事欠かなかった
何でも話合うことが大事である。感情的にならず,子どもの言い分をよく聞いた上で,自分の思っていることを尋ねて話合
う。
4人とも悩みは違ったが,基本的には一人一人を良く見ていれば,今この子はおかしいなという事は必ず分かるはず。その
時のチャンスを逃さず,ゆっくり話をする時間を見つけたり,その子だけ特に可愛がったり,とにかくその子だけのお母さん
になるよう努力した。変化を見逃さないということは,とても大事だと思う。
・一緒にものづくりをする
学校の課題等,子どもがつくりたいと考えた物の材料集めや手伝い。
近くの保育所で通所前の乳幼児向けの遊びの時間を親子で参加する機会があった事.月に一度でしたが楽しみでした。
親子での行事,クラブ等への参加 一緒に外遊びする友達が近所にいないことで相談し、幼稚園での居残り保育を利用したり、スポーツクラブに通わせるよう
になったことで、子どものストレスが解消できたように思った。
子供のクラブの試合に行き、他の子供や親と仲良くなったりしてクラブ以外での交流をした。
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一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
友達との付き合いをあまりしなかった為、友達の大切さと団体行動が出来るようにとの思いから、子どもも関心を示した野
球をやらせることにしました。私自身も一緒に現在もやっています。
サークルなどで 親子ともども開放された気分になることが とても救われた感じがした。
地域活動への親子参加。
乳幼児期親にべったりで周りにも子供が少なかったので、このまま保育園に行くのは大変だと思い、スイミングスクールや
音楽教室(幼児対象のリズム教室)に通わせました。
休みの時は、出来るだけ戸外へ一緒に出掛けた。花見、海水浴、スキー等。
親が本気で対応していることを分からせるようにした。また、PTA活動、スポーツクラブなどへも親も参加することで状況の
把握に努めた。
小学校長の主催する休日子育てサークル(河川敷の草取りと昼食・鳥の巣箱作り等)に参加したとき、父子の親子が参加
されており、我が家の問題は無かったが、そのお父さん自ら父子家庭との話をきかせて頂だき、こういったサークルが支え
になっていることにとても驚き、校長先生の行動がとてもすばらしく感動した。
親子での行事,クラブ等への参加
部活の主将として部員をリードするには、どうしたらいいのか?家族ぐるみで、それぞれの立場を語りあって一つの解決策
を導いた。
子供を生んでから悩みというよりは親であることのプレッシャーを感じる場面が多くあります。子供が小さいときは健康面中
心に小学校、中学校では学習面で感じます。悩みと言う程のものではなく、なんだかうまく子育てしようとあせるような気持
ちでしょうか。そんなときは育児サークルや幼稚園や小中学校の行事に参加して他の子も同じようなものだと感じたり、他
のお母さんとの雑談であせりをずいぶんと解消できました。
掃除に学ぶ会に参加して、自らのてと足を使って汗をかき、多くの方々と交流をして学びを深めた。
子どもがスポ−ツ少年団に入っていたので子どもとのコミュニケーションがよく取れたのがよかったと思う。
長女はキックベースボール、長男次男は少年野球をやり、それぞれコーチ、監督を父親の私がやったのですが、グラウンド
ではどうしても我が子をひどく叱るようになり、時には手をあげることもあります。その後、自分自身で自己嫌悪に陥るので
すが、家に帰ると子供はあっけらかんとして、いつもの親子の会話をします。子供に助けられる日々です。
子供が小学校の時に、1ヶ月登校拒否になった時こどもミュージカルに参加させたら、こどもの笑顔と元気がもどつた。今は
1日も休まず学校に行っている。
核家族で舅、姑で悩む事は、ほとんどなかったが、子どもが乳児期の時は、家に篭りがちで憂鬱な日々だったように思いま
す。保育園の親子サークルには、本当に救われました。現実的には、サークルも満杯状態で、空き待ちです。行きたい人
が行けるようになれば、とおもいます。
図書館で本を借りてよんだり、NHKの夜回り先生のTVをみて考えた。
インターネットや、本などを読んで、自分と同じ悩みを抱えている方の意見を参考にした。
平井信義さんの本(「心の基地はおかあさん」など)は、つまずいた時に何度も読み返しました。
テレビ番組、特にNHKの報道番組は参考になった
子どもが本当に小さいときに、育児の方向性について悩みました。そんなときに指針となるような本と出会うことができまし
た。方向性を考える一つのヒントとなる、よい出会いでした。たまたま書店で手にしたものでしたが、そのような本の情報な
どが子育て中の親に届く機会があるとよいと思います。
新聞の家庭欄などを読んで、自分なりに解決しました。
子育てに関する本をたくさん読んだ。著者それぞれの意見があって、最終的には、肩の力をぬいてリラックス、で解決した。
書物や新聞記事,講演会の話など,多くの情報を集めれば色々な糸口がみつかる
テレビを見たり本などを読む
高橋信次著「心の発見、神理篇、科学篇、現証篇」を読んだ。夫婦の調和や子供との調和は、謙虚に自分を見つめ直すこ
とでより良く改善できると知り、やってみたら本当だった。誰もが持つ心の偉大性を知ってから、私自身がキレ無いように努
力して、子供にも心地よい環境とことばかけを実践中です。思いはエネルギーであり、言葉も愛と希望と勇気を与えるもの
でないといけないと書いてあり、とても感銘を受けた本です。
佐々木正美さんの本・江原さんの子育ての本はとても心を軽くしてくれます。
新聞で、学習意欲がない息子という相談に、学校の勉強ができなくても、自分の興味のあることを見つけて良いところを伸
ばしてあげてと回答されていた。勉強ができる男より人間が寄ってきてくれるイイ男に、というのを読んでとても気持ちが楽
になった。
子供に関するその時々の悩みは様々な人に相談する事で解決したが、常に子供に寄り添われていて、自分の時間がない
という閉塞感は大きな悩みだった。しかし、当時読売新聞で子育ての悩みの特集記事を連載していて、自分と同じ悩みをも
つ母親がたくさんいることがわかり、気持ちを共有することで、救われた。苦しい気持ちを理解してくれる人や物の存在が
大切だと思う。
いろいろな本を読んでみたが、特に明橋大二先生の本から多くを教えられ、目から鱗が落ちるようだった。
多数の本を読むことで、自分の考えに沿ったものがあった。
子育ての本(明橋 大二)を読む。子供にばかり原因があるわけではなく、親の方にゆとりがないと子供に影響する。同じ
年頃の子供を持つお母さんに悩みを打ち明けるとどこの家庭も同じ様な悩みを抱えているんだと我が家だけが特別でない
のだと安心する。
友人に相談するとすっきりするが、冷静に客観的に解決できるかといったら別で、結局いろんな本を読みいろんな人の育
児の話を聞いたりして、『山の頂上に行くにもたくさんの道がある』ということを悟り開き直ったところ。人と比べない、自分の
やり方でやるという自信をもち芯をもって子供と向き合う。ようになったと思います。
講演等
ある女優さんの子育ての話のなかで「子どもにもプライドがあり、それを傷つけてはだめだ」という事をお聞きして、以降、叱
る時はその子だけを別の部屋に呼んで叱るようにした。
6
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
「親業」の話を聞く機会があり、「あなた」メッセージではなく「わたし」メッセージで話すというのが単純ながら新鮮でした。毎
日ガミガミ怒っては自己嫌悪に陥っていましたが、少しは冷静に対処できるようになったと思います。また人に相談するとい
うほどではなくても、親同士グチを言い合っているだけで気分が晴れて悩まなくなることもありました。
立場上,色々な教育に関する講演等を聞きたいへん参考となった。
6月にあった幼稚園PTA連合会で岡山の山陽短期女子短大の講師の方の講演を聴いて、心の中のもやもやがすっと抜け
ていきました。その先生の講演は岡山弁でとても面白くわかりやすく安心感を与えてくれました。
子どもが幼稚園に入園する以前に公民館の家庭教育講座を受講し、自分自身の時間がもて、また、その後ゆとりをもって
子どもとせっすることができるようになった。
講演等
講演などで結構参考になり、経験談などは理解できるも、自分ではなかなか出来ない。
親業の講座を受講した。また、中学校のカウンセラーを受けた。
ある講演会で講師の「完璧な子育てはありません。私も今思えば、ああしたらよかった、こうしたらよかった、の連続でし
た。」との言葉を聞き自分に対しての肩の力が抜けた。 詩人金子みすず「…みんなちがって、みんないい。」子どもの長
所、短所あるが、みんないい。長所に目を向け伸ばしていってやろうと思っております。
講演会で「お母さんは『うさぎ』になってください。耳をピンと立てて子どもの様子・言葉をよく聴き、目はやさしい瞳で見つめ
てやり、口は小さくやさしい声で・・・」と言われました。他の講演会でも「よく『小学校にあがったから、手が離れてうれしい
わ』といわれますが、手は離しても決して心は離さないでください」と言われました。この2つで気持ちが楽になりました。
PTA役員参加
積極的にPTA活動に参加したり、学校に出向く回数を増やすようにした。
どんどん出かけて自分と合う友達を作ること。自分が大きい病気になり、子供は元気が一番と素直に思えるようになれた
事。
悩みを解決したというわけではないのですが、PTA活動や講演会などに参加して、そこで得たものを参考にしていました。
また書物など読んでいました。
積極的にPTA活動等に参加 子どもの行動・様子がおかしいと感じても、実際には自分の子どもを常に見ているわけにもいかず悩む時期もありました
が、PTA活動や地域の活動に参加することで、地域の多くの方々に親子ともども顔を覚えてもらいました。そうすると地域
での子どもの様子など耳に入るようになり、子どももどこにいても誰かしら知り合いの目があることを感じたようでした。
幼稚園の役員、学校のPTA役員など、積極的に関わることで地域での人の輪が広がり子どもの成長をわが子だけでなく、
地域の子ども達の成長として考えることができるようになった。
人に話を聞いてもらうことで気持ちが落ち着いていった。そのため小学校、中学校の役員をすすんで受け、色々な人との関
わりを大切にしている。
親に体験談等を聞いて参考にした。しかし最後は自分で決断した。
やはり人生の先輩、経験者の母親に相談するのが一番!(子供の病気、発育の悩みなど) 子供の人間関係、友達とのト
ラブルなどは親しい友人に相談する。
親の体験談等
義母からの「たいしたことじゃないよ」というような寛大な言葉をかけてもらって気が楽になった。
子どもに関する悩みと言っても、結局、子ども自身の問題というより自分の考え方の問題といったことも多かった(多い)よ
うに思う。そういう時、実父母に自分の子ども時代の性質などを聞くと「私もそうだったんだ」と安心できることもあったり、ワ
ンクッションおいた身内から見た我が子像を聞かされると、自分が思っているのとはまた違った面を理解する助けになっ
た。
両祖父母からの助言が、悩みを解決する手助けとなった。
旦那もいるが仕事で忙しく、自分ひとりで育児をしているように感じイライラも募る中で日々過ごしていたので自分自身が感
情のコントロールが出来なくなってきたなと感じ、自分の母に悩みを聞いてもらった。
なるべく自分の子とかかわりの無い人(子供の年が離れている、遠くに住んでいる)に相談したり、学生時代の親友に電話
したり、会ったりしました。
年配の方の意見が一番参考になった。
年配の方の意見等
本などを通して自分なりに勉強したくても子どもに手がかかり、本を読む時間がなかった。結局、本をじっくり読めるように
なる頃には子どもが成長していた。(また違う悩みはでてきたけれど・・・)私の場合は近所でのおばあちゃん(私の母くらい
の人たち)たちとの立ち話などの中で、自分も気が付かないうちに解決されていたように思う。とにかく話を聞いてくれる人
がいるのといないのでは、母親の思いはずいぶん違うと思います。
子育てでイライラしている時など、外にでると年配の方々から子供の年を聞かれて答えると「今が一番かわいい時よね∼」
と必ずといっていいほど言われます。そうか、今の時期を大事にしよう。今のうちにうんと遊んでやらなくちゃ、と思い気持ち
が楽になりました。
焦らず自分より年配の方に自分の考えを聞いて頂き、アドバイスをしてもらう。悩みに集中しないで自分も気分転換をす
る。
やはり一人で考え込まないこと。とにかく話す。主人、友達、先生、親など。解決されなくても話すことですっきりするし明日
もがんばろうと思う。
話を他の人に打明け、又聞いていただけるという事で解消になりました。
とにかく人と話す
やはりいろんな子育ての仕方があるので、たくさんの人の話を聞いたり、友達や夫婦で話し合うことが、何よりも自分の子
育ての欠点や学びを見つけることができると思います。
一人で考えないで信頼出来る人に、相談する
現在8ヶ月の双子がいますが、里帰り出産のため、月齢の近い知り合いが全くおらず、家にこもりがちだったのですが、4ヶ
月検診の時に市の児童課の方に乳児教室に誘っていただいたのをきっかけに、子育て支援サロン等にも参加するように
子育て支援サロン等への参加 なりました。おかげで、同じ双子の知り合いができ、今では毎週サロンに行くのを楽しみにしています。
ひとりで悩まず経験者に相談をすること。現在は、サロンや相談所が多くあるので他団体とネットワークを持つことも大事で
ある。
7
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
解決しようとあせらずじっくりと色々なアプローチを試みた。
ついつい、他の子供と我が子を、比べがちだったので、子供一人、一人個性があって、成長のスピードも違うということ。
好き嫌いなどがありましたが、小学校入学と同時に始まった給食のおかげで、食べられるものも増えてきたように思いま
す。
自分が産み育てた子供だけど、自分とは全く違う人格の者だと思えるようになったこと。
みんな違っていいのだから人と比較しないように言われ、心が楽になったことがあります。
自分が育て上げるという、信念を持つこと。絶対にあきらめない。
問題から逃げない。仕事、学校を理由にしない。家族の問題として、最優先に解決をはかる。なぜなら、全ての問題は一生
家族がせおうから。
長女は小児喘息当で体調に自信が無い為、中学生生活になじめず、友達関係がうまくいかずで、不登校気味になったが、
送り迎えをしたり、担任の先生に相談したりで、積極的行動を親子ともどもすることで改善に向かっていったと思います。
とにかく家族全体の問題として、対話をかさねてあせらずじっくり時間と日数をかけた。
子供が幼稚園の年長のときに広島に転勤してきました。そこでは友達ともうまくいっていて、先生にも広島でもすぐ友達が
できる!と言われていました。本人もそう思っていたみたいでしたが、いざ幼稚園に行き始めたら、うまくいかなくなり本人
が戸惑い始めました。ですが、親が心配する以上に子供も成長していていろいろな事を解決していっているようです。少し
遠くから見守るのも大切かも
東京家庭教育研究所による、「家庭教育」を学ぶことで、心を大切にする子育て、自分を反省して、努力していく子育て(己
育て)を知ってからは、少し子育てに自身が持てるようになった。
自分の家庭が複雑であったため、子どもの時分から、家庭とは。子育てについて。関心があって、大学では、専攻以外に
教職課程をとり、勉強した。
通っていたスイミングスクールで上級生からいじめに遭い、痛みを知り、自分より小さい子に優しくできるようになったように
感じます。
乳児の頃、離乳食をなかなか食べなくて、体重も増えなく、乳児検診で保健士さんに「離乳食の勧め方が悪い」と責めら
れ、悩んだ時期があったが、「これだけ機嫌の良い愛想の良い子なんだから、心配しなくても大丈夫」と、当時住んでいた
借家の大家さんに言われ、随分楽になった。
塾の先生が子どもの変化に気づいてくださり話を聞いてもらった。
まずは、子どもを丸ごと受け入れることから、解決の糸口をみつけていった。
その他
民生委員さんが子育て真っ最中の時に何度か訪ねて、どうですか?と優しく声をかけて下さった時や検診で保健婦さんに
相談にのってもらった時気持ちがすーと楽になりました。
私は私、子どもは子どもと割り切って、たとえ幼児であっても一個人であると納得した事。
小学生低学年の頃、粗暴な行動がありましたが地域の方々(老若男女問わず)の声掛けや地域スポーツの中で世代や地
域を越えた他人の子もわが子と同じ指導などで高学年ではリーダー的な行動の取れる子になった。
夫婦の相談もありましたが、子育てにリハーサルがないことに気付いてから気が楽になった。また「子どもは親の悪いとこ
ろが似るもので、よいところは似ない。」と他人から教わったのも良かった。
しろうせい乳児湿疹をわたしはただのかさふたとほっていましたが、友人が見つけてくれて早く対処できました。気づいてく
れなければ知らないままひどくなってしまっていたかもしれません。
ハンディのある子の子育ては、親の会に入って情報収集をしたり、経験者の話を参考にした。
「子供さんともっともっと一緒に遊んであげてください。」と言われた事。
子どもを1人生む度に図々しく割切れる様になった。また重篤な病気に罹ったせいか、子どもに教育や自分の理想を押し付
けず、少しゆったり見守っていける心境になった。
母親が長期に入院したとき(生死をさまよい1ヶ月弱)、仕事と子育て(当時1歳と3歳)で苦労しましたが、幸い母・妹・また
近所の仲の良いお母さん方に助けていただいて何とか乗り切ることができました。ただ、区役所等に保育所に預けたいと
申し出たところ、定員いっぱいで近所の保育所へは入る余地がなく断られました。そういう場合の受け皿的な施設があれ
ばと、振り返ってみて思います。
保護者や地域のコミュニケーションをしっかりと取る事でお互いの悩みを相談しあう状況が構築されていれば問題ないと思
う。自己主張ばかりする子供が増えそれを擁護する保護者が多い現在、自己犠牲の精神をしっかりと地域ぐるみで体得さ
せる。(地元祭事などへの参加等)
子供2人で次男はまったく問題は有りませんでした、同じ環境で育ち長男は特別な程手を焼きました、次男に付いては通
常の子供以上に学校に対応出来る自信はありました、後日先生より心配は危惧でしたと連絡を受けました、 現在も両極
端な子供の成長は不思議に思っております
幼児のときに保育園で玩具を家から持ち込み無くして帰るので、父親が風呂に一緒に入ってきくと、年上の幼児に取り上
げられていることが分かり、自分のものは自分で守るのがいいと教えた。その結果は過剰な反応で、父親がそういう教えを
したと大上段に主張し2度と人様に襲われることはなかった。いじめもしてもされたことはない。先生にしつけで随分いじめ
風のしつけをされたという話ははある。本人は言わないが。
学校(高校)の友人関係で悩んで登校拒否になった娘と親の3人で担任の教諭に話に行ったが、通り一遍のことしか言わ
ない教諭に落胆し、思い切って娘の希望通り転校を決意した。通信制であったが、志望の短大へ推薦してもらえた。転校さ
せずにいたら、おそらく退学していただろう。そのときは断腸の思いであったが、子どもの気持ちを尊重してやったことが結
果的に良かったのか・・。
8
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
イジメ問題に直面した折に学校が母親に対して大変不誠実であったことがきっかけで、父親である私が動かざるを得なく
なった。当時丁度知り合いの県教委の先生の指導を仰ぎながら解決とまではいかないが、とりあえずでも義務教育課程を
済ませることが出来た。しかし未だにトラウマを持っている。
自分の幼少期を振り返った
昔の自分を思い出してみた。
自身で「ブログ」を立ち上げ、顔の見えない方々に「率直」な意見を伺った。
中学2年の時にクラスが荒れ、我が子が学校に行くのがいやだと言い出し、とにかく、いろいろな人に相談したり、子どもが
いられる場を確保しようとしましたが、結局きっかけは、学校の音楽祭がうまくいったことでした。ひとつの学校行事が盛り
上がったことで、つぎつぎ運動会、文化祭と子どもたちが夢中に頑張れることが出来、結果的にクラスが落ち着きました。
周りに話しやすい環境をつくっておく。(親子関係、近所関係など)周りの人も話したい、と思いながら言い出せないこともあ
ると思うから。
夫婦不仲になり、息子が保健室登校、だるさ、体調不良を訴える。相談は、守秘義務のある方々に相談。
人と比べる事ばかり気になっていたが、長男が高校入学を気に寮生活をするようになった。すると、距離を置いた事で、お
互い相手の事を考えられるようになったような気がする。学力も大切だが、生活していく力の方が大切であるような気がし
た。
何かに夢中になれるものに、子供が出会ったから。
息子が高校入学時に、万引きをした。子供の将来について危機感を持ち、今こそ父親の出番だと思い、それまで、母親任
せにしていた子供の教育に、父親として関わるようになった。
その子その子で発達には段階・時期があり、悩みながらも親としてその時にできる手助けは精一杯すれば後は少し待つ、
という心が必要だと過ぎてしまった現在は思う。目の前のことが気になるが、子供の成長を長い目でみてやりたいものだ。
成長とともに解決したこと以外は未解決
信心をしており心の成長を説法で聞き悩んでも仕方ないことを悟りまず行動することにした。
自分が育ってきた環境を考え比較し、大したことではないと理解できるようになった。第三者として見る目を持つこと。
先輩(親、近所、会社の同僚)などのアドバイス。
まずは大人が考え方や行動を変えなければ、子どもも変わらないということ
その他
家庭や子育ては、私にとって最も重要であることの一つですが、趣味の時間を大切にすることによって、心のゆとりが出来
始め、子どもに対する想いが、四角四面にならなくなったことは良かったと思います。加えて、各種講演会や行事に参加を
させていただくことによって、様々な良き出会いをさせていただいたことは、私にとっての子育てに大きくプラスになりまし
た。
やはり、問題の度合いにより自分にどれだけ負担となっているかで、解決策、方法はないかととにかくきいたり、本をよんだ
りしました。自分でその都度ハードルを越えないと2度目も同じことで悩むと思います。
いろいろな話・体験談を聞くことで自分の子育ての軌道修正ができたような気がします。保育園の先生に子供のいいところ
を教えてもらい初めて分かる子供の長所、また、小学校にあがってからは保護者同士の情報交換はよい点・悪い点いろい
ろ気付かせてもらえたように思います。近頃は親同士の交流が少ない分、どう処理しようかと悩む事が増えたような気がし
ます。
長年に亘り、地域において活動をしているので、いろいろな人よりの力をもらいました。又、自然に良いほうに、子供の教育
に跳ねかえったと思っています。
悩みを聞いてもらい話し合いをした。
時間の経過と共に子供の成長が追いついてきた部分もあるし、その他には本を読んだり相談したりでそれが子供や自分
の状態にタイミングがあったときに解決する、又は乗り越えられるきっかけとなった。
親や会社の同僚などの助言で、自分の考え方が普通でないと気付かされたとき
具体的なことがらではないけれど、その子を、この子はこうなんだと認めることと、待つという姿勢を持てば、その時は苛
立ってもすぐに落ち着ける。
「学校任せにしないこと!に気づいたこと」かも知れません。
あまり、物事に対して悩まない方ですから、子育てにもくよくよ悩んだりはしませんでした。参考にならなくて、すみません。
親や夫が協力してくれたので特に悩むことがなかった
中学生の子供が(寮生活)買ってほしいと望んだものを買い与えなかったため,寮から出される「おやつ」を友達に売り,
買った友達が祖母の財布からお金を盗むということがあった。即刻関係者が集まり,話し合えたことで問題が解決され,子
供にとっても保護者にとっても貴重な学習ができた。
子どもをよく観察する
自分を子供の立場に置き換えてみる
悩みというのはそれぞれに内容と、レベルがあると思うので、その中にちゃんと入ることが出来て、聞くチャンスがあれば、
「あー、それでいいんだーーー」と納得することが出来る。高尚な人の、講演や、話を聞いても、いやみなだけ。悩みに集中
するのではなく、その悩みというか、困った事柄に悩まないので、そっと見守る・・・ぐらいしか出来ませんでした。
上の子が小学生の頃、近所のアパートの備品をいたずらし、大家さんにあやまりに行ったことがあります。このことを知り
合いの中学の先生に話したところ、「かわいいものではありませんか」と笑ってくださいました。それで、子どもの“わるさ(悪
戯)”も経験のうちと考えるようになりました。
まだ悩みを解決するには至っておりません、自分自身なにが解決で何が解決でないか答えが見えませんが、答えは一つ
でわないと思っています、各家庭にそれぞれの答えがあると思いますもで、これからも子どもと一緒に成長していきたいと
思っております。
自分の周りに、困った時に助けてくれる応援団がたくさんいた事。
9
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
祖父母の干渉に対して、ある時期話し合いをしました。 子どもにとって、やはり基本は両親だと思うので、たとえ祖父母で
あっても必要以上の干渉にはNO!と言えるように努めました。
気持ちを切り替えるのが一番。
子育ては、解決!なんてなることはまずなく、なんとなくなんとか乗り切った?感じです。終わって過ぎ去ってみて、はじめて
わかることばかりでした。今も悩みながら自分にできるベストな選択をして、ずっとあとになって結果がわかると思います。
子供と1対1で腹を割って話した。話の途中で絶対怒らない。
とにかく、何にでも、チャレンジしてみる。
親はいろいろな為になる場所には積極的に伺ってみました。青少年総合相談センターに一年間、隔週で通いました、時に
は息子本人もいっしょに行きました。その他いろいろな講演会、医療カウンセリング・・・。お話を聞いてくださることで又、会
話によってたくさんのヒントをいただきました。でも最終的に力になったのは子どもの友達のささえです。同年代の友が導い
てくれるのです。
1年生の時よい子だったので、手がかからず、担任があまり声をかけなかったため、結局小学校3年まで登校拒否だった
長女が、4年生になって友達や担任との出会いから学校へ行くようになった。農作業と質の高い授業に興味がわいたよう
だ。
息子は年長の時、クラス男子全員から無視され、全く笑わないしゃべらない子になった。先生に相談したが、うまくはいかな
かった。そこでクラスは違ったが、仲の良かった子を誘い遊園地に行った。雨の降る寒い日だったが、とても楽しんでいた。
そのまま2学期が終わり、3学期の頃には”いやだ”と少しいえるようになっていた。クラス以外にも友達がいると思えたの
かも。
祖父の時代から我が家で継承してきたモラロジー(道徳実行の奨励)という学問は「道徳は家庭から」という基本的な考え
方ベースになっています。具体的には夫婦仲良く、親に孝養をつくす事を親自身が実行し子供達の手本見本になるように
しています。困ったときはお互いの親に相談しますが年寄りは知識の宝庫です。問題解決が早いです。
新しい環境での子育てスタートで、悶々と精神的に不安定な日が続いた。何年か経て、「不満を言っても何も解決しない、
現況を受け入れてその中でを楽しもう。」と、前向きになれた。そこに至るには回りの人のささえがあった。本との出会いも
あった。結局、最後は自分の発想の転換のような気がする。私の場合、そこに至るまでの紆余曲折の愚痴を根気強く聞き
続けてくれた主人のお陰と感謝している。
ほかの子と比べてしまうことについて、私が自分の趣味を持つことや子どものチャレンジしていることを私もやってみること
によって子どもを少し離れたところから見ることができて、子どもの良いところやがんばっているところをちゃんとわかってや
れるようになったかなと思います。
その他
保育所・学校・地域の中で、相談し子どもの話しやすい環境を作ってきました。
公園に出かけ、近所の人や子どもと交流するようになった。
相談した相手の経験談。自分の気分転換。
子どもを怒っていると、必ず義母がきて私の後ろに立ち、子どもを怒りよるあんたはどうなん?としょっちゅう言われてまし
た。そう、私がすることを子どもが真似てるんだと思いはじめたら、やっぱり親子だと。それで、子どもに対してあまり怒らな
くなりました。
娘の大学4年の教育実習で、保育園の保母の教育が過度に厳しく挫折しかかった。母親がアドバイスして、無理をさせな
かった。保母の資格は取れなかったが、
友人や知人に相談をし,色々な経験談を参考にした。
(息子の場合:あまりしゃべらない)自分が小学生低学年の頃内気だったが、担任の先生が一行詩を勧めてくれた事がきっ
かけになり自己表現するようになった記憶から、友人に頼んで文章指導をして貰い息子の自信に繋がった。(娘の場合:虐
め)担任や虐める子供の親にも相談したが保護しきれないので、子供の心を強くするしかないと思い、毎日4時間以上語り
合って自信をつけるようにし向けた。
学校の宿題を面倒がってしないのが悩みであったが、学校でサボっているわけでもなく本人の問題だから少し気持ちに距
離をおこうと気持ちを入れ替えたら楽になり悩みではなくなった。学校の先生も勉強だけをみているのではないと知ったとき
にふっと気持ちが楽になった。(受験戦争世代の私たち親は何が大事かを見失いやすい。)
息子が中1になったばかりで,長期入院し退院した時に,学校へ行きたくなくて困っていると息子の小学校時代の友達たち
が迎えにきてくれて,渋々の登校から楽しく登校できるようになった。本当に友達の力はありがたいものだと痛感させられ
た。
小さい頃口数も少なく,幼稚園の先生が言葉の発音が気になるので幼稚園の「言葉の教室」を進めてくださり,抵抗もあっ
たが,遊ぶ道具もいろいろあり,絵本を読むのにも口の動かし方や発音に注意したり,親も勉強になった。子どもが進んで
通えたのが良かった。
以下の仏の教えが大きな力となっています。「人の本質は心(霊)である。子供は偶然生まれてくるわけではなく、天上の世
界でお互い霊の時、親子の約束をして生まれてくる。そして、その課題はお互いの心が最も成長出来る様に調整されてい
る。従って、この子育てを通じて、親子とも最高の学びが出来る。
バングラディシュにホームステイさせました。
家族旅行に出かけた
元気であれば良いと思うことによって気持ちが楽になった。
10
一般アンケート 問6
お子さんに対する家庭教育の悩みを解決するに当たり,きっかけとなった具体的なことがらがあれば,是非,お聞かせくださ
い。
自由記述意見
解決には至っていませんが、公民館や児童館のこどものつどいの広場などで、他のお子さんの様子を見ていたら「うちの
子だけじゃないんだ」(いたずらをしたり、だだをこねて大泣きをしたりすること)と、少し気持ちが楽になりました。
下の子が3歳になっても話さず,いろいろとカウンセリングを受けたりしたが手がかりがなく,3歳から保育所に入れたら,1
月過ぎからしゃべれるようになった。=個人差があることを痛切に感じた。
音楽を志望し,高校進学を拒否した際,併行して出来ることを説得し,頭を下げて頼んだ。その子は大学進学の時は黙っ
て進学した。その時,高校受験の話には一切触れなかった。
心理学の勉強をして、自分の場合ににあてはめた
その他
はやく子離れするようにいわれたこと
心から子どもを見守っているという親子の信頼関係だと思う。
長女のことに関しては、私が何を言っても無駄なことがわかったので、今は一切口も聞いていない。それによって、娘に関
して全く干渉していないので、悩みはなくなった。
問題のないいい子だったので、それが反対にこれから大人になってどうなるか少し心配。
私以外の家族はずっと家にいたので両親や妻が面倒を見てくれており また同年齢の子供が集落内にいたこともあり 問
題を起すようにはならなかったと思います。
悩みは解決することはありませんでした。常に悩みをかかえながら生活していますが,なるべく前向きに考えるようにしてい
ます。
11
一般アンケート 問7
あなたが子育てをする中で,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,心に残っていることなどの体験談があれば,是非,
お聞かせください。いただいた体験談は,子育ての参考事例として御紹介させていただくことがあります。
自由記述意見
① 叱った後は必ず抱きしめる② 寝る前の読み聞かせ③ 寝る前に必ず抱きしめる
2ヶ月のころから本の読み聞かせをしているのですが、4ヶ月になった今、本を読むと手足をバタバタさせてよろこんでくれ
ます。意味はわからないだろうけどよいコミニュケーションになっていると思います。
3人育児していますが、上の子に対して、「お姉ちゃん」という言葉を誉め言葉に取っておきました。つまり、お姉ちゃんだか
ら我慢しなさいとか、お姉ちゃんなのに‥‥というネガティブな事には使わず、さすがお姉ちゃんだね。お姉ちゃんになった
からすごいんだね。とポジティブな決めぜりふにしました。下の子が生まれても赤ちゃん返りするわけでなく、お姉ちゃんは
すごいんだって、自信に繋がったように思います。
5人の子どもがいるが、月数回必ず1対1になれる時間をつくり、一人一人の意見や話を聴いてやった。親子であってもお
互い心を開くことが大切。
うまくいったことは、朝は叱らず学校に送り出し、帰宅する時はなるべく「お帰り!」と迎えてやり、帰宅時の子供の様子の
変化などにはすぐ気がつくよう心掛けていたので、様子がおかしい時は早く対応できたと思います。 また、私が家で見送
り、迎えることは、子供にとって家庭という場に安心感があったように思えます。
まだはっきりと子育ての結果が出ていないのですが、我が家は2人とも2年保育で幼稚園に行かせました。幼稚園に入る前
のほんの数年だけ唯一親と子が時間を気にせず好きにすごせる時期です。それから先は嫌でも集団生活に入ってしまう
ので、いろいろと大変でしたが、今となっては子どもとしっかり密にすごせた数年が楽しかった思い出に残っています。もっ
と子ども中心に生活しても良かったかな・・と少し反省していますが。
まだまだうちは上の子が小学生になったばかりなので子育て初心者真っ最中。いつも壁にぶつかっててうまくいった、とい
う手ごたえにまだ出会えていません。でもどんなにわがままをして腹がたって手をあげてしまったときなどでも寝る前に本を
読んで話をして寝る・・そのことが親子間でとても重要な時間となってる気がします。
基本的には、子供の話を聞くことでうまくいっていると思います。子供は全員野球にかかわっており、野球の話題が多いで
すが・・・・。
経済的には非常につらく大変ですが、幼稚園、小学校と共働きはせず、母親がしっかり子供を見守っています。私もたまた
ま自宅で自営業を営んでいるので、子供と接する時間は他の家庭よりも多いです。今のところ、勉強はさておき、人として
「やさしく」「思いやりのある」子どもに育ってくれていると思います。
月に1日は必ず子供の言う事を聞いてあげるようにしてからは全然子供が変わりました。
親子のコミュニケーション
子どもが小学生低学年までの子育ての最中のころ、理想の子どもに育てようとがんばっていた。また、子どももその親の気
持ちに答えようとがんばっていましたが、小学校高学年のころに子どもが自分の気持ちに共感してほしいと言うようになり、
不安を訴えるようになった。なかなかうまく接することはできないが、子どもの気持ちに沿うよう接している。
子どもと朝と寝る前には必ず挨拶を交わすことと、なるべく親のほうから話しかけたり、日々の出来事を聞くように心がけま
した。
子どもの許容範囲を超えた言動や態度に対して,本気で叱るようにしている。そのせいかどうかわからないが,親として一
目置かれる存在として子どもとは良好な関係である。
子供との会話がなくなるのは、ぜったい良くないと思い、いつも子供の目線で会話をするように心がけています。男の子二
人ですが、学校のことや友達のことを、会話をしないことはなくなんでも話してくれます。
子供との関わりを常に持つように夫婦ともに心がけ実行してきた。食事・生活・など日常の関わりを大切にしてきた。感動
する心を常に忘れないよう共に共感することを心がけてきたし今後もそのように生活していくことを意識して毎日を過ごして
います。大切なことは保護者が子供との関係をつねに意識のうえで行動することだと思っています。
子供と共有する時間をもてる体力や知識をもつように努力すれば、いいと思います。
子供には「大好きだよ」ということを言葉やスキンシップでわかるようにしてやると情緒が安定すると思う。
子供に遠慮をしてしまい、失敗したと思った。嫌われても親の方からつまらない話でも、積極的に話しかけた。
子供の目線でよく遊びました。又、会社の仕事を持って帰ってやっており、親の背中もよく見せておりました。
子供の話を聞くとき、子供が言うことを、ただ聞くのでなく、こともが言うことを反芻してやると、子供も話しやすい、というの
を聞いて実践してみると、なかなかうまくいった。例えば、「きれいな花を見たよ」「そう、きれいな花だったんだ、どんなふう
にきれいな花だったの?」というように
子供達が幼児期において、眠る前に絵本、童話、作り話をして寝かしつける。夜親子で眠る時安らぎのひと時だった。今子
供達は思春期になり、問題行動がありながらも、素直な気持ちは残っている。息子が私の誕生日に小遣いでCDを買ってく
れ、ラッピングを開けた瞬間の感動は今も忘れられない。
時間の許す限り学校での様子を聞いたり、とにかく色々話しかけているので、親子の会話は多いほうだと思うし、楽しい時
間になっている。
若い時はついつい怒鳴りつけてしまったり、もっと話を聞いてあげれば良かったと思う。クラブ活動に集中できる環境作り
や、常に成長ぶりを話したりして会話を多くした。PTA役員をしていることで子供の行事などの把握、会話のきっかけや学
校での様子を知ることが男親でもできた。「親思う心に勝る親心」まさにこの言葉を実践。
12
一般アンケート 問7
あなたが子育てをする中で,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,心に残っていることなどの体験談があれば,是非,
お聞かせください。いただいた体験談は,子育ての参考事例として御紹介させていただくことがあります。
自由記述意見
初めての子の時、余裕が無くって、マニュアルどうりやろうとして、あせった。まず話を聞いてやること!!が大切なことに後
で、気づいた。
小さい頃から、親子でいろいろな話をしていたので、学校や友達のことなど、比較的よく話してくれたと思います。年齢が増
すにつれて、話さない、話したくない内容もできてきたようですが、内緒でコソコソするようなことはないと思っています。
小さい時より感謝の心を話してきました。外での公共マナーは厳しく言ってきました。どこでも目上の人とでもきちんと話が
できると思います。上の子は親も慣れず、彼女の個性を無視して自分が正しいと思う事を押し付け、型にはめようとしたと
思います。依存心が強く、自分で決定することに自信がない様です。
上の子がある時期、急に幼児に戻ったこと(成長期における退行現象)があった。丸ごと受け入れることによって、自然に
元に戻った。
食べ物の好き嫌いが多い子に、嫌いなものを少しだけお皿にいれて、食べられたらすごくほめたら、頑張って食べるように
なった。
食事をする部屋にテレビを置かないでいると、自然に食事の時間での会話が増えて、良かった。
食事時(特に夕食時)はテレビをつけなくして、会話を大切にした。
親が共働きであったため、子どもに帰宅時に寂しい思いをさせてはいけないと考え、「親子のふれあいノート」を作った。親
が毎晩ノートに、日常生活のこと、学校生活のこと、日頃思っていることなどを書き、子どもは翌日の帰宅時に読み、ノート
に返事を書いたり、親の帰宅後に話したりしていた。このノートは、日頃不足しがちな親子の会話を補ってくれたのではな
いかと思っている。
専業主婦で時間があったので、子どもとよくコミュニケーションがとれた、また、本などもよく読んでやれた、ただし、多少過
保護だったかもしれない。うまくいかなかったことは、食べ物に関して好き嫌いをなくせなかったこと、中学生になって運動
量が増えれば多少食べるようになるかもしれない。心に残っていることは、いろいろあるが、親子での楽しい体験の積み重
ねが子どもにとっても、親にとっても、生きていく糧になると思う。
中学になると寮に入るので、小学生の間はしっかり怒り、厳しくしつけたつもり。中学に入っては見守る事にして、どうしても
と言うときだけ叱った。家に帰った時ぐらいゆったりさせてやりたかったから…。
長女(6才)には,そうではありませんでしたが,長男(3才)にはしょっちゅう大声でどなってしまいますが,ときに長女がお
びえているシーンを見て,反省します。自分自身がストレスへの耐性が弱いなといつも反省します。
親子のコミュニケーション
長女が3歳の時に、夕方になるとシクシク泣くことが続きました。とにかく泣くので私もイライラしてきました。主人に頼んで長
女の話を聞いてもらうと「お母さんはいつも私を怒るから私が嫌いなんだ」と言ったそうです。私は長女が2歳3ヶ月の時に
長男を出産し、気がつかないうちに寂しい思いをさせていたのです。「お母さんは、あなたが大好き」と言葉に出して言うよう
にしました。夕方のシクシク泣きはおさまりました。
長女が中学生のとき、家庭での会話が希薄になった時期があった。親よりも友人たちの話が楽しいからである。そんな時
ただ単純に海外旅行へ家族で出かけた。ツアーであったが私たち親も子供も英語が話せず自由行動では、食事を摂るの
も四苦八苦したものだった。でも、友達も何もない海外では、協力し合えるのは家族であり、ひとつの小さい社会集団のよ
うなものに感じた。その時、家族の会話は弾み帰国した後も会話が取り戻せた。
長男・次男共に中学の時に非行に走りそうな時期がありました。親の方は常に子どもと向き合っているつもりでも、実際に
は他に何か大きな問題を抱えてしまうと、気持ちが子どもに向いていない時があります。中学生・高校生と体は大きくなっ
ていても、子ども達はいつも親に自分の方を向いていて欲しいと思っています。母さんにとってはあなたが一番だいじな宝
物なんだと話しました。
乳児のとき、長男と多く接していたような気がします。それは今になっても子供が覚えていてくれている様な気がします。
娘3人なのですが、私にはいつでもよく話をしてくれます。小さい頃から子どもに接するときありのままというか、裏表のない
態度で接してきたつもりです。
幼い我が子が外出中などに泣き出した時、しからず、抱きしめてやると、落ち着きやすかった。高学年、中学生になっても、
抱きしめてやれる親子関係を。大きくなったように見えても中身はまだまだ幼い。中学生だから、もう手がかからない、では
ない。中学入学の頃こそ、よく目を配ってやらないと、精神的にストレスを感じている。成人するまで、手はかけずとも、目は
離さず。
幼児のころから、読みきかせを続けています。年に300冊近くの絵本を図書館から借りて寝る前に読んでいます。おかげ
で私のほうが、絵本が大好きになりました。4年生の長女は、ひとりで長い本も読むようになり、あるとき「地獄のそうべえ」
を上手に私に読んで聞かせてくれたときは、胸がジーンとなりました。読み聞かせの時間はとてもほんわかとした大切なと
きです。
幼児の頃は よく抱っこしていましたが、小学生になると恥ずかしがって 抱っこすることもなくなりました。ところが中学3年
の時、用もないのにやたらとそばに近寄ってくるので冗談のつもりで抱っこすると、ペトッと抱きついてきました。背中をポン
ポンとたたくと、とてもうれしそうでした。それ以来、他の子にも時々抱っこすることにしています。
幼児の時は思いどおりに行かず、子供をグジグジとしかって後からイライラしていたことを反省することもあった。多少は仕
方ないとしても、子供はほめてやると調子に乗って頑張るから、よくやったと言ってやることも必要。
13
一般アンケート 問7
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自由記述意見
幼児の時期に、歯磨きをするように言ってもなかなか身に付かなかったが、親がいっしょに歯磨きをすると、子どももするよ
うになった。また、絵本をいっしょに読む機会が多いと、読書の習慣が身に付いたように思う。
幼児期から一緒にクッキングをした。(パン、クッキー、ケーキ、餃子、お餅等)遊び感覚で楽しく物を作りながら、指先を使
うことで脳を刺激し、家族一緒に食べることで(口福)も味わう・・良い事尽くめだったと思っている。
幼児期から子どもと一緒に過ごす時間を多く持つように心がけ、自然の中で遊んだり、キャンプをしたりして、親子で触れ
合う機会をたくさん作った。
幼児言葉は使わず、常に一人の人間として接したことにより、日常の会話で窮屈な思いをしたかもしれないが、子供たちの
国語力は早い時期にある水準に達し、親子のコミュニケーションをはかる上で有意義だった。手をあげて叱るのは幼稚園
までと決めていたので、相当厳しくしつけしたにもかかわらず、わが子は親に叩かれたことがないと信じている。叱ったあと
で必ず何かを褒めてやると叱られたことを改善しようと努めていた。
‘子は親の鏡’という言葉をよく耳にいたします。親の後ろ姿を見せることも大切ですが、子どもと一緒に何かをすることの
重要さ、また、子どもであれ、一人の人格者として認めることの大切さを子どもから教わったような気がいたします。反面教
師的な親であれ、子育ては常に親自身が成長することによって、子どもたちの輝かしい未来の一端があるのではないかと
思いながら日々を過ごしています。
こどもと本気で向き合うことが、出来れば、大抵のことは、うまくいくと思います。
とにかく、ほめてやります。ほめるといくらでもよい事をしてくれます。そして、 子供を信頼しています。そして、信頼している
ことを告げています。すると、良い 方向に向いていきます。意識して子供に負担にならない程度にします。
また、私共は時 間に余裕がありますのでとにかく一緒に勉強します。クイズのようにしたり、色々と工夫して取り組みます。
また、その中でわからないことは教えます。私もわから ない時は一緒に調べます。夫にも協力してもらいます。その他は、
自分が読んでお もしろかった本を薦めます。ほとんど読んで感想を聞かせてくれますので会話がはずみます。とにかく、一
緒に楽しむようにしています。
とにかく褒めてあげることとスキンシップ(抱きしめてやるとか)をとることはとても大事だと感じます。
幼児期,寝る前に必ず一人一冊ずつ絵本を読んであげ,一人ずつひざの上に座らせ,他の子はまわりで見るようにした。
思いやりのある優しい子に5人が育ったと思う。布団に入ったら歌を歌ってあげた。
親子のコミュニケーション
仕事に疲れ、子育てにいきずまり、しんどかったある日、その日は母の日でした。叱りまくった後、お母さんいつもありがと
う、いつも怒らせてごめんなさいと手紙を添えられ、仕事で使ってとペンケースをもらった。子どもたちの気持ちが嬉しく、母
としてもっと子どもたちと向き合わなければ・・・と思った事が忘れられないし、ペンケースは宝物になっています。
子どもが小学校の時(学校行事,役員などを受けていた時),子ども(上の方)との接する時間が少なかった時に,子どもと
交換日記をしての会話(?)をしておりました。今でも連絡(相談ごと)など忘れた時などは,時々メールでなく,手紙を書いてく
れます。
子どもが入学した高校では、我が子へ手紙を出す機会があった。公立高校の入試に失敗し、自信を失っていた時期でもあ
り、励ましの気持ちを素直にしたためることができた。その後、返事が届き、産んでくれたこと、育ててくれたことへの感謝の
気持ちと、自信を取り戻し新たな出発の気持ちがしたためてあった。お互いが心の中をさらけ出すことができずに悩んでい
るとき、手紙を通じて、冷静に自分自身を見つめることができた。
子供がリトルリーグに入り、土日に一緒に野球に行くようになりました。本人がやりたいといって始めました。取り組む姿勢
など野球が終わるといつも反省会です。いつも一生懸命することを話しています。なかなか親が思っているようには行きま
せんが、たまに子供の良いところが、見えてうれしく感じたりしています。スポーツを通じて人としても成長していってくれれ
ばと思っています。
子供が小学校時代に、自信をなくして落ち込んでいた時に、その時の子供のありのままの状態を受け入れて毎日「そう?
そう?」と、しっかり話しを聞いてやっていると少しずつ元気になってきた。この時の経験で子供自身も自分なりに一生懸命
頑張っているんだ!と言う事を改めて強く感じた。
子供とスキーに行ったり、魚釣り、バレーボールなど同じ趣味を持って子供と触れ合っていました。子供だからと遠慮せず、
常に競争して子供とコミニケーションを取っていました。
子供の話をとことん聞くことで,こどもの信頼を得たことが,子供の成長につながったと考えている。
私が,夜勤の仕事をしていることから,妻にはずいぶん家庭での負担があったと思う。子どもには,小学校にあがる前か
ら,明日が夜勤の時は,子どもたちを集めて,「母さんを頼んだぞ。」とよく言ったものだ。今でも,子どもたちはお母さんの
ことを大切にしている。協力することの大切さを10年近く言い続けてきた。言い方を考えながら,大事なことは,繰り返し言
うことが大事である。
上の子が1才半の時に下の子がうまれ、上の子に手が回らなくなり、その影響か上の子がとても消極的で暗くなった時期
があった。これではいけないと思い、毎日上の子を抱きしめて、とても大好きで大切に思っていることを話して聞かせた。そ
れを続けていくうちに、上の子はとても明るくなり、元気を取り戻した。愛されていると感じることが子供にとってどれほど大
切か痛感した。
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一般アンケート 問7
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自由記述意見
長女が小二の時に不登校になった時、私は、長女を抱きしめて、「お父さんは○○のことを心から愛してるよ」と、まず何が
あっても味方なんだと言って聞かせました。すると「病気で2週間ほど学校を休んだから勉強について行けない」という悩み
を言ってくれました。私は「大丈夫、学校を休んでいる間はお父さんと勉強しよう!行きたくなったらいつでも行けば良いよ」
と言ってやりました。新学期から元気に登校できるようになりました。
乳児の時期から父親と二人だけの時間を作る。子供が大きくなってからが父親の出番と言う親がいるが、小さいうちから接
していないと親も子供も難しい。兄弟と親で出かけることがあるが、あえて親子二人で出かけると話をする事が出きる、出
かけるときは、ゲーム持出し禁止、車内にテレビは付けない。親子間でも「おはようございます」など敬語を使う、家でできな
いことは、外でも出来ない。
親子のコミュニケーション
母子のスキンシップと自身の母性を育むために母乳育児を2歳過ぎまでやった。お陰で、小学中学年の今でもだしが何か
わかるほど舌が肥えている。食べ物の話も自然に膨らむ。ずっと触れて成長して来たのでタッチが恥ずかしくなく気持ちも
伝わりやすく,肩や背中に触れるだけで気持ちが落ち着くようです。
娘が中1の時、小規模校でクラスに5人しか女子がいない中、女の子同士の人間関係に悩んで、不登校ぎみになった時期
がありました。なかなか、親の思いを直接言葉でうまく伝えることが出来ず、悩んでいましたが、とにかく長引かせずに早い
対応が必要と思い、手紙を書いてみました。それを読んだ娘は翌日から学校に行くようになってくれました。
幼児の頃からおはよう、行ってきます、のようなあいさつを子供に、かけていたら、いまでは子供の方が元気な声であいさ
つをします。
子どもを一人の人間として尊重し、信頼したときから関係が変わったように思う。子どもに素直に「ありがとう」「ご免」と言う
ことが出来るようになった。すると子どもも親を信頼し、尊敬の念を示してくれるようになったと思う。
叱る時、親は今までの積重ねで以前あった事まで言ってしまうが、子供は以前あった事はまったく頭にないので、その時そ
の都度、言い聞かせなければいけないと思う。子供が考えたり何かしようとしている時は、ついつい口を出してしまうが、時
間をかけて見守ってやる事が必要だと思う。
手伝いなどを「やりたい!」と言った時に,「自分(親)がやったほうが早く終わるけどなあ・・・。」などと思いつつもやらせて
みた。案の定失敗したりしていたが,「どう?」と自信たっぷりに言うので「助かったよ∼!ありがとう!」と言うと,進んで毎
日続けてやるようになった。今でも「手伝いなさい!」と命令するようなことは,ほとんどない。
とにかく子どもに考えさせることが大事です。いくつかのヒントは与えても最後は子どもが考えることにより納得するし理解
もできる。
何事も本人次第。口うるさくしないことを心がけていた。
興味を示したときにやりたいだけさせてあげるようにした事.例えばクレヨンに出会ったときなぐりがき等やめるまで描かせ
て自分から終わりを決めるまで待った。
具体的には思い出せることは今ありませんが、とにかく親のおしつけはダメだと言うことは身をもって経験してきました。あ
る程度、本人に任せて、親は軌道修正してあげるくらいなんでしょうね。
向上心や向学心のない子どもにどんなにモチベーションをもたせようとしても言えば言うほど反発するだけで,子どもがそ
の状況に満足していたり,自身が必要性を感じない限り,誰が何を言っても無駄だと悟りました。親としては,子どもの将来
を見据えて,より選択肢の多い環境・より学習環境の良いところに行かせたいと思っても,本人自身が望まないと親の努力
も報われない体験をしました。
子どもの自主性を尊重
子どもの話をしっかり聞いていると、自分の力で考えを発展させ次のステップを踏んでいく。
子ども自身の意見をもう少ししっかり聞いてやればよかった。周りと相談して、周りの環境を変えられたこと
子供がチャレンジする前からいろいろ口を出してしまったので、今はできるだけ失敗しても良いから見守るようにしていま
す。それから自分ひとりで育てないといけないと思い込まないで、出来るだけ人を頼って分担してもらうようにすれば、気が
楽になると思います。
子供が悩んでいるときに親の言う意見は子供に多大な影響を与える。小学校高学年以後は、子供たちに複数の選択肢の
中から考えるよう進め、子供たちが選んだ選択肢に対して意見を言うようにした。子供たちが自分で決めたことは、道に外
れたこと、取り返しのつかないこと以外はやらせてみた、失敗したときにその後始末をする親の姿を見せることも教育。「親
は万能でなく、子供は無積でなく、経験にまさる教育なし」
子供のできることを見つける。出来ないことがあっても、自信があると違うと思います。親の押し付けにならないように、見
極めることも大切。
子供の意見を聞いて任したように思える。
子供の自主性を我慢強く待つこと。(子供は思った以上におりこうさんです)
自分は、比較的、子供を「型にはめる」タイプなんですが、やりすぎると、「自分の意見が言えない」子供になってしまうの
で、許せる範囲で子供の自主性を尊重してあげるようにしています。
進学については、あえて子どもに一任しておりました。子どもには家庭内の経済的な事情だけは理解してもらおうと思いま
した。援助できることとできない事はよく話をしました。学校へは親の希望で行くのではなく自分の意思で選んで行かせまし
た。真剣に進学について悩んでいたようですが、今ではそれが本人の糧になっているようです。
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一般アンケート 問7
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自由記述意見
進路について相談を受けた際、真正面から向かい合って、自らの経験を踏まえて懇切に回答した。但し、結論は本人に下
させて、それを尊重し、支援した。
子どもの自主性を尊重
年頃の娘に関しては、何をしてもうまくいきません。干渉しないことで、自分の精神安定を図っています。
本人の自主性に任せた。長男は「ソフトボ−ル」が好きだったので近所の小学校に何度か一緒に練習を見に連れて行きま
した。何度が学校に練習を見に行っていたら監督が「ボク、そんなに好きなら入部しないか」と持ちかけられ、入部させまし
た。休みにはキャッチボ-ルの相手をしてやり、うまくできたら「上達したな」と誉めてやりました。
イベントや体験活動になるべく多く参加させる。クラブ活動をさせる。
以前の給食はかなり劣悪で,そのため現在も好き嫌いが尾を引いている。
うまくいかなかったのは、スポーツ少年団などに入って沢山の子供達とふれあいをさせるべきだったと思います。良かった
ことは、挨拶をちゃんと言える子供にできたことです。
スポーツをや自分が得意とすることに積極的に参加させた。
スポーツ少年団に入っていたので子どもと共通の楽しい思い出や、つらい思いも経験でき子育てのなかで非常によい環境
で生活習慣や礼儀を学ぶことができたと思います。全部が全部とは言えませんがこうゆう環境で育った子どもたちの方が
礼儀や忍耐がついているのでは無いかと思います。
参観日や子供の行事には積極的に参加することで、沢山の人に出会い、子供に関する沢山の情報を収集でき、悩みを解
決できることもあった。また、家庭だけではなく、外での子供の姿をみることができ、家庭での話のたねにもなった。
子供に関連する、学校行事に極力参加して、その事について団欒を持ち会話していく事で即効性はありませんが、子供の
方が聞く耳をもてるようになり親もちょっとした変化が気になったら声をかけてやると、随分聞き分けがよくなりました。後
は、すぐ解決しようと時間をあせり手をあげて黙らすことが100パーセント良くないとまでは言わないまでも良くないことが、
身をもって分かりました。
自分自身が、野球やスキーの競技をすることが好きだった。子供にも同じようにその機会を与えることで、共通の話題や時
間が増えたと思います。子供と一緒に動くには、こちらも相当な努力をしなければならないが、小学生のわずかな期間を無
理することで、今後も親子での絆を保っていくことができるように思います。後になって取り戻せないようにならないように、
親子での行事,クラブ等への参加 親もがんばります。
小学生のときは、子供会のソフトボールに参加させ、中学では野球部に入った。練習試合などの遠征で土日はほとんどつ
ぶれたが、親同士のつきあいができた。監督には感謝しています。
新しい場所に出て行くこと、新しい友達を作ることが苦手な私でしたが、こどものためと思い、外に出て行く機会をもつよう
にしました。その結果、こどものためだけでなく、わたしにもおかあさん友達ができ今も仲良くしています。母子ともストレス
をためないですみました。
親子でスポーツをしているので,スポーツを通じてコミュニケーションを取る事が出来ている。
親子でのキャンプの実施をして、親子の悩みを解決したり、子供だけの参加のキャンプで他の人と知り合ったり、ボランティ
ア的な身障者とのキャンプに参加したりしたことが、人間形成に役に立っている。但し、この子供だけの参加は長女だけし
か実践しなかったので、次女や長男にも参加させればよかったと感じています。
地域行事に親子で参加することで、家庭内だけでは体験できないことが、多くあったと思う 地域の人々と顔見知りになり、
町でも声を掛けてもらえ良かったと思う。
二人とも自ら望んで、小学校一年から剣道を始めましたが、何か一つの事を、継続させることで、親子共に、学んでいま
す。
乳児期のとき、一人で、丸抱えの状態で、親もしんどかった。気分転換に、子づれで、公民館活動などに出かけていまし
た。周りには、迷惑をかけました。
夫の協力が得られなく一人で子育てすることがおおかったので、社宅の奥さんと協力して、子どもを預け合ったりした。
5年前小学校のPTAで「おやじの会」をつくり、小学校PTAを卒業した今も参加しております。子ども達と何かイベントを行う
だけでなく、「飲み会」で酔いも手伝って、子育てについて男同士、後に尾を引かず、熱く語ることもあります。子育ての少し
先輩として自分の経験・思いを話す機会もあり、このような輪がもっと広がっていけばと実感しております。
自分自身で考え込まないで,親,友人の意見を聞き相談する。
我が家は核家族の転勤族。他県への引越しを何度か経験しています。初めての子育て、地理もわからない、知人もいない
で毎日が緊張と不安の連続でした。その時、助けてくれたのが、近所のやはり、他県から転勤してきた奥さんたちでした。
近所や保護者同士の協力 たわいもない会話がうれしかったです。孤独の中で子育てはできない。みんなに助けてもらい、又 助けとあのころがなつ
かしく思えます。
幸いにも今までに大きな問題が生じなかったのは、保護者同士等での話などを通して親自身が早い段階で動揺を脱したこ
とが、結果として諸々の問題を芽の段階で摘み取ることとなり、大きな問題になる前に解決できたからだと思います。そう
いった意味で地域のコミュニティーに積極的に参加することは、子供の生活環境や安全の為だけでなく、親にとっても大切
なことだと思います。
子どもが学校に行けなくなりそうになって、親子ともに本当につらかった時、支えになったのは、沢山のお母さん友達や子
どものギターの先生でした。逆に、本当は相談すべき担任の先生は頼りにならず、中学の校長先生も話を聞いてくれな
かったので、自分が信頼できると思った小学校の校長先生に話を聞いてもらいました。
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一般アンケート 問7
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自由記述意見
子どもが幼児期∼低学年のとき、秋田に住んでいました。実家が遠くて不便に思うこともありましたが、知らない地元のお
ばあちゃんやお母さん達が気軽に声をかけてくれるので、とても居心地よく子育て出来ました。広島に帰省すると、そういう
声をかけてくれる人が少ない気がして少し残念に感じていました。
子を身ごもった時から、配偶者や近親者も含め、周囲から常に腫れ物扱いをされた。(善意悪意含め)それは出産後も変
わらず、母親である自分は常に孤独を感じていた。幸いにも近所に同じ年頃の子どもを持つ母親がおり、慰め、励まし合っ
て一緒に子育てを楽しんでいる。だがもし、あの苦しい時期に近くに友人が居なければ、自分は感情を上手くコントロール
できたか分からない。
子供の同級生のお母さんや同じ年頃の子供を持つお母さんを友人に持ち、日頃たびたびあってお茶を飲みながら情報交
換(おしゃべり)をしていた。その中でお互いの大小の問題が話題に出て、意見交換をした。そういう友人や場、時間が持て
たことは良かったと思います。
近所や保護者同士の協力 私自身が子供と同じ年齢を持つお母さんと友達なり、子供同士、友達になれるように、そういう場を提供をしてあげていまし
た。
自分だけ我が子だけどうしてこうなのかな、と思ったりしたが、同じ年令の子を持つお母さんと話をすることで同じ悩み、思
いのあることが分かり、また同調者が得られることで気持ちが落ち着いた。子供の小さいうちは、親子で遊ぶ友だちをサー
クル、幼稚園等で得られたことは親子ともにとても有難いことだったと思う。
赤ちゃんの頃から近所の人や商店街、公民館での赤ちゃんの集まり、公園などで色んな人に接したおかげ?で人見知りを
あまりせず一人で知らない人の集まり(キャンプなど)に参加できるので良かったなあと思っています。
同じ住宅で子ども同士も年が近く、おやつやお昼を外でピクニックのようにして食べたり、困っていることも気軽に相談し、
お互い励ましあったり、コミュミケーションをとれた。核家族でしたが、住んでいた環境が良かったので、親も子供も社会性
を身につけることができた。
普段接している教師や保護者でも、立ち入った相談は、難しいと感じる(価値観が同じでない)。PTA/地域活動などに参加
して、価値観などシンクロできれば、いろいろな情報交換がしやすいと感じる。教師も異動があったり、受け皿(価値観な
ど)が広くないヒトも多く居て必ずしも良き相談相手とはいえない。
役員をしている関係上,我が子そっちのけでする中,子どもの思いと親の思いの食い違いから,子どもがストレスを感じ,
担任の先生からちょっとした声かけやそのこの存在を大切にしたり認めてあげるなど,心のケアをしていただいた。話を聞
いてもらったりすることやアドバイスなどいただけたので良かった。
嫌いな先生の悪口を言っている時に、「教えてもらっていることを忘れるな。先生を嫌いになると、自分が一番損するよ。好
きになってもらえるようにした方が得よ。(他にもいろいろ・・・・)」と言うと、わからない問題を聞きに行ったりしているうちに、
先生大好きに。
次男が5年生の時、とてもつらいことがあり、3年生の時の担任の先生がわたしのおもいを、聞いてくださいました。わたし
は、涙、涙だったのですが、いろいろと勇気付けてくださり、支えていただきました。ことあるごとに、励ましの手紙を息子
に、書いてくださっていました。もう、母校には、おられませんが、次男が、すくすくと育っているのは、先生方のおかげで
す。感謝しています。
主人の単身赴任に当たり、私自身がオロオロしたり落ち込んでいたら、子供にも影響を与えていたので、ショックだった。児
童会の先生がご家庭で何かありましたかと声をかけてくださり、子供が情緒不安定だった事にきづきました。
小学校の間友人も多く明るい性格だった長男が中学入学を機にがらりと変わり学校へ行きたがらず、学校で問題を起こす
ようになった。校長室に呼ばれ、お互い涙を流しながら、話あって、子供の思いを聞く事もでき、又先生の支えのお陰で子
学校等での話や意見交換 供も立ち直りすばらしい思い出と友達をたくさんつくって卒業することができた。
障害のある子供達に付いて、学校に専門的な指導体制がなく、担任になった先生だけが責任をとる形で、親もそんなには
キツクは言えませんでした、現在はかなり改善されてはいる様ですが、専門家の先生も必要ですが、もっと先生と親が規
則にとらわれず、おおらかな気持ちで、個々の子供さんの療育について話せる場が必要だと思います。
上の子どもが重症のアトピー性皮膚炎で外見が酷い状態の時、担任の先生に現状と当時の治療状況を話し、理解を頂
き、子ども自身が傷つかないようたくさんの配慮を頂いた。下の子の障害については、理解、支援、協力を頂きたいが、先
生により適切な接し方が得られず、ちょっとしたことでキレル状態になった。親は理解をして受け入れて接する努力をしてい
る。
上の娘が偏食が多く、小学校に上がってから給食で不登校になり悩んでいたら「遅れてもいいから毎日学校には来させて
ください。辛くても自分で乗り越えることでこれから先の困難を乗り越える自信につながるから」と担任に励まされ、時間を
かけて頑張りました。現在娘は高1ですが、何事にも積極的に取り組む姿に、そのときの担任の言葉がいつも思い出され
ます。
保育園に預けていたころ(1歳∼年長)、年中の頃まで登園時になかなか親から離れられず、泣く事が多かった。(ずっと同
じ保育園)随分悩みましたが、保育園の先生のおかげで、何とか卒園まで過ごさせてもらうことが出来ました。悩みを聞い
てくれて、うまく導いてくださる先生(園)に出会えたことは、働く親としては本当に助かりました。
アウトドアが大好きで、子ども達が小さいうちからキャンプなどによく行っています。自然の中、テレビもなく、家族がしっかり
コミュニケーションでき、自らの仕事を把握し協力する事を学べます。子育てする上でとてもお勧めです。
家族でのコミュニケーション
我が家では夕食のときに「今日のグッドニュース」を一人ずつ発表します。それで他の話も盛り上がるし、笑顔になれると思
います。毎日のことだからそんなに大したことは出てこないけど、それを言葉にすることによってもう一度ささやかな幸せを
かみしめることができると思います。母のニュースは「買い物に行くとき雨がやんでいた」とか、一番ショボいです。
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一般アンケート 問7
あなたが子育てをする中で,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,心に残っていることなどの体験談があれば,是非,
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自由記述意見
私が自然が好きなので、よく野外活動やキャンプに家族全員で中学生まで行った事でコミュニケーションを取ったことが良
かったと思う。
同居している母を意識するあまり、なかなか思うような子育てが出来ない時期がありました。小学校に入る頃には、子ども
が私たち親よりもおばあちゃんの目を気にするようになっていました。大切な子どものため、その点についてしっかり話し
合ってみました。その時は少しギクシャクしましたが、双方子どもを思うのは同じです。今では私たちを尊重してくれるように
家族でのコミュニケーション なりました。
普通誕生日は自分を祝う日としていますが、我が家は10月10日お腹で育ててくれた母親にも感謝する日としています。
生まれたことに感謝しここまで育てて貰った事にも感謝をし共に祝う事が自分の命の大切さや尊さを感じてきた様に思いま
す。
夕食を共にするときは「ニュースの時間」と言って家族全員(5人)が、その日にあったことなどを気楽に話した。意見や誹謗
中傷は御法度とした。
もちろん年齢に応じてですが、子供が自分でできる事に、すぐ親が手をかさないように小さい時からしてきました。年齢に応
じた苦労はさせるべきと考えています。手をかすことが優しさではなく、できるまで見守ってあげるほうの優しさでないと駄
目だと考えています。
わが道を行くタイプの息子はどんなハプニングを起こすのかひやひやの毎日でした。人がみればしつけが出来てないと思
われていたと思います。しかし、なんにでも興味を持って走り回る彼を止めることはできませんでした。中3になった今、想像
以上に物事を深く考えている事がありびっくりすることもあります。無理に押さえつけなくてよかったと今では思っています。
子どもにできることは子どもにさせる
学習意欲がない時期があった。あえて「勉強しなさい」とか言わず、私自身子どもの前で数学検定を目指して勉強に取り組
んだ。その姿を真似て子どもらは自然と何も言わないでも自分の意思で学習するようになった。沈黙も大切だと感じた。
小さくてもある程度出来ることはさせようとして、靴を脱いだら並べるとか、食事が終わったら食器を流しに持って行くとか細
かいことでも毎日させていると、今では何も言わなくても出来るようになった。
第1子について幼児のころに身体的障害を持っていることがわかり、本人がやるべきことを「かわいそうだから」という視点
で、親や祖父母が必要以上にしていたと思う。この事が子どもの自立を阻害する要因だったと思う。第2子からはこの経験
を活かして子どもに接することができたと思う。正直、子ども一人一人に違う個性があり、今では子どもに教えられることが
多くあります。
まだ、市のサポート体制が整っていない時期で、双方の実家は県外だった事もあり、長期に主人が留守の時は実家に帰
り、短期の時は私の母がよく手伝いに来てくれた。また主人は、気晴らしにと私の趣味を理解してくれ、続けられるよう協力
してくれたので、ずいぶんストレスの解消になった。
現在、長女が学校のクラブで仲間についていけず、クラブを休みがちにまた学校にも行きたがらなくなりました。夫婦で話し
合い親子で話し合い親の学生時代の経験談を聞かせました。勇気を出してクラブに行けそうです。
夫婦での相談
子供があやしてもおとなしくならないで、どうしていいかわからなくなったとき、車に乗っけて、ケーキを買って20分ほど離れ
た公園まで行き、一人やけ食いしたら涙が止まらなくなった。なぜか夫に相談できずに、悶々とした年月だったので、夫と悩
みを共有できるなんか手立てがあればもう少し幸せな子育て時期だったように思う。特に幼稚園へ上がるまでの上の子の
育て方に悩んだ。
毎日時間に追われてイライラしている自分の感情をコントロールするのに疲れ果てていた時期がありました。「お母さんが
元気でニコニコしているのが一番。無理して手作りのご飯や、掃除の行き届いた家じゃなくてもいいじゃない。」という、夫の
一言がずいぶんうれしかったです。育児参加や家事の分担も大事ですが、そういう何気ない一言が精神的な支えになると
思いました。
あまりに厳しくしすぎて、言葉がつまりだした。児童相談所に相談し、カウンセリングを受けたこと。愛情ある関係がいかに
大事か、身を持って感じた。
はじめの子を出産後、孤独で途方にくれていた時、保健婦さんの訪問がとても心強く、成長のことやちょっとでも気がかりな
ことを相談できた。月に1回の、近所の公民館であった保健婦さんとの対話が心待ちだった。
専門家への相談等
専門家によるカウンセリングと指導を実践した事と良い教育環境にいた事で子供が障害を克服できた。子供たちと同じ事
象について一緒に頑張った事(スポーツや文化活動)
長男の言葉の問題(発音が明瞭でない。表現力が身に付かない等)で悩み、低学年の時、専門機関を受診しました。病気
ではないといわれ「言葉の教室」に通うことを勧められましたが、在住する市には教室はなく、断念しました。結局そのまま
何もせず、今高学年になりました。理解力が乏しい面もありまだまだ不安な時もあります。どこに住んでいるかで、治療の
機会に恵まれないのは何とも残念でなりません。
色々なやまずに、あきらめる。アウトドアでの体験を通して、体験的な学習をした。
体験活動等
長男も次男も小学校に入学する前には、川で潜って鮎をチョンカケで捕って遊んでいました。息を止めて潜るのはしんどい
けれど、楽しいからそのシンドサが我慢出来る。自然の中で遊ばせるのは、こうゆう楽しさが我慢強さを形成するのです。
我慢強い子どもは、受験でもクラブでも頑張り続けることが出来ると信じています。
野菜など実際に子供と一緒に栽培すると食べられるようになった。(好き嫌いをなくす)
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一般アンケート 問7
あなたが子育てをする中で,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,心に残っていることなどの体験談があれば,是非,
お聞かせください。いただいた体験談は,子育ての参考事例として御紹介させていただくことがあります。
自由記述意見
うまくいったことは、やはり一人ではなく友人達と一緒に子育てをしてきたことだと思う。子育てサークルを立ち上げる時、子
供はやっと一歳になったばかりで手もかかり大変だったが、皆で協力して楽しくできた。子供同士のトラブルがあると辛い
思いもしたが、友人を沢山持つことで誰かに相談できる、トラブルもまた勉強になった。悩みを乗り越えるごとに自分も真の
親になっていける気がした。
子育てサークル等への積極的な参加
育児サークルで仲間を作り情報交換をしていた。
友達もいない土地での子育てでした。煮詰まった毎日だったので、とにかくサークルに参加しました。最初からなじめるとこ
ろなんてありません。でも、修行のような気持ちで行き続けました。そのうち、次第に顔見知りが増え、友達になり、家に行
き来するような関係の人も増えました。友達って、増えれば増えるほど加速をつけて増えていきます。そしてそれは財産で
す。
「親業」を知って 講座を受講したことで、同じ悩みの人が多いことを知ったことで安心した。また、講座で覚えたスキルが役
に立った。
家庭家庭において、今の時代価値観がそれぞれはしょうがない、ただ、家庭において一番の理解者の配偶者との価値観
が子育てにおいて異なると それ以外で相談する場をみつけなければならないことは、なかなか難しい。いい体験は話しや
すいが問題となっていることは話しにくいのでなおさら、だが PTA活動などを通して先生方との別の形で交流をもてること
でいろいろな意見交換、情報を得られることはいい体験となった。
仕事人間と称して、余り面倒を見てやらなかったのが、現在所謂「こころの病」を病む我が子を見て悔やまれます。しか
し、現在の親のように、子どもべったり過剰はどうかと思います。あくまでも子どもの現在、将来性を見極めた面倒見でなけ
ればとも、自分を慰めてもおります。究極的には、親が自分自身を十二分に知っておくことが中心ではありますが。
(娘の場合)育児書に2週間に一度新しい玩具を与えるように書いてあった為実行したところ、飽きっぽくて新しい物を欲しが
る性格にしてしまった。(息子の場合)幼児期に毎晩寝る前に本の読み聞かせをした。本好きで書くことの好きな性格になっ
た。幼児期、早口で分かりにくかった為良く話を聞いてやらなかったせいか、無口な子供になってしまった。
“背負った子に教えられる”とはよく言ったもので、いつも私が言って聞かせていた「感謝する気持ち」というところで中学生
の娘から諭されたことがありました。どちらが親なんだかです・・・あ∼大きなったな∼と嬉しく思いました。
「お兄ちゃんだから・・・・」ということでいろいろ負担をかけてはかわいそうかと思い下の子が産まれても名前で呼んできた
り、私自身の対応が同じようにと思っていた為からか弟は兄という意識がなくいつも同じように扱ってもらえると思っている
ところがあり、反対に兄には兄である自覚が薄くなってしまったように気がする。少しでも兄を立ててやるとやっぱりうまくい
く気がする。
「親子の関係」や「子どものこと」で悩むというのはすなわち、親が自分自身のことを悩んでいることが多いと思います。自
分が認められていない、自分の居場所がない、自分のやりたいことを置き去りにしている、自分は取り残されている・・・など
という感覚です。親が精神的に救われたとき、親子の関係も子どもの問題もいつのまにか解決していることがたびたびあり
ました。
その他
「勉強しなさい」という回数を減らしたら、少しづつ自分からするようになった。
・こどもの宿題の内容の見直し・・・・休日など家族が協力して何かをする宿題(遊び・家の掃除・食事の支度や何か作る
事)
1.学校であった事、友達の事、授業内容などを夕食中に聞く。2.町内会の清掃行事には家族全員で参加した。3.様々
な職業の家族と交流した。花見、紅葉狩り、海水浴、パーティー、ドライブなど。4.地域の少年剣道やソフトボールなどの
チームに参加・加入して代表として活動した。
1.子どもは、「自分の存在を認めて欲しい、自分を認めて欲しい。」と思いは、大変強いものを持っている。子どもと関わる
とき子どもにいつも自分のことを考えてくれていると感じさせるよう意識をして子どもとの関わりに勤める。
10ほめて1しかるという気持ちを忘れないという母の教えは有り難かった
1人は幼稚園も行かずに読み,書き、計算は出来ておりました、1人は学習はまつたく駄目でした2人目が生まれた時今の
人に話をしても信じてもらえませんが、時々1人目の子供同伴で会社出勤しておりました、休日出勤、会社慰安旅行はほと
んど子供同伴でした約45年前の時代でしたが親の子育てに対する信念が可能にしたと確信しております。
①肺炎で2週間も療養の期間が必要のときの子供を預ける場所に困る。母に来てもらった。風疹や麻疹は予防注射が高
額だが、すべて摂取した。長期休暇は取れない。②子どもたちが始めインフルエンザにかかった。昼間は母に 夜は私が
看病しついに疲れ、私もインフルエンザにかかり、実家へ帰ることにした。自分が病気の時の子どもの面倒が見れない。
4人のうち,上三人が男の子,年も2歳ずつしか違わなかったので,とてもやんちゃで,よく怒ってきたと思う。手もあげたりし
た。しかし,ある時,長男のそばで,別にたたくわけではなかったが,私がてを上げたとたん,長男が両手で顔を隠そうとし
た。この時はショックで,たたきすぎていた自分を反省した。
4人の子どもがおり,3人が就職している。高校生が一人。一人一人性格も違い個性があった。アンケートにもどの子に当て
はめたら良いか考えた。悩みがないということはないが,問題があっても親として当然の事と捉え,特別に悩んだ思いはな
い。
子どもの悩みはその時その子に与えられた成長する肥やしと捉え,あまり騒がず遠くから見守る様に心がけていた。只,
何かあった時は「私たち親が必ず助ける」ということは常に伝えている。
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一般アンケート 問7
あなたが子育てをする中で,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,心に残っていることなどの体験談があれば,是非,
お聞かせください。いただいた体験談は,子育ての参考事例として御紹介させていただくことがあります。
自由記述意見
PTAで,子どもと関わりを持ってくださいと保護者に話す中で,本人が忙しくて時間が持てなかった。小学生迄は,帰りを
待ってくれて,風呂で話を聞いておりましたが中学生以降は自分もより地域活動などで忙しくて子どもには大変申し訳ない
と思っている。【保育所から高校まで会長を12年間しました。】
PTA役員として、学校教育方針の遵守は、当たり前の事と思っていた。でもゆとり教育の弊害を我が子の末娘に見た時、
姉たちと比較してはいけないと思いつつ、疑問を感じずにいられない。
あせらないこと、子どもの力を信じること
あまり、塾やそのたぐいに行かせなかったこと。また勉強を強要しなかったことです。(ただし、あまりにも目にあまるほどの
場合は厳しくしました)
ある日子供の友達のお母さんから、今日その家に行ったときにご主人の仏壇に手を合わせているわが子の姿を見て、そ
の家のお子さんに聞いたらわが子はいつもその家に伺ったら手をあわせていたそうで、感激してお電話をいただいた。日
常の何気ないことも親の姿を良く見ていて、いつも間にか習慣になっていると思い、こどもの一番身近な先生は親なんだと
あらためて思った。
いい子いい子で育てすぎて、学校で訳のわからぬイジメに遭って、親子共々苦しんだ。真面目に育ったが故に起こる事象
なのか、社交性を育てるのは難しいと感じた。
いままでの所では同級生の女の子にもかわいい!と言われていて、いつも上向いていました。転勤で広島きてから、メガ
ネかけはじめ、容姿を気にするようになりました。そのころから、下向きになり、心配しましたら、それから、内面のかわいい
さの大切さの話をしたときから少しですが上向きになりました。ちょっとした一言が大切かも
いわゆる不適格な教員の問題について親が教員に理解を示すことで親子の距離は離れる。しかし、該当教員も、教育委
員会もそのことをさけて互いの身分を保持する阿吽の連携はいつもいつもいつも見事である。
うちの女房は子どもが言葉を覚える頃から常々「父さんありがとう」と、仕事が忙しくて私がいない時でも、食事の時などで
は「いただきます」と共に、子どもに教えてくれていました。そのおかげで、礼儀正しい「いい子」に育ってくれたと思います。
心配なのは、「いい子」だけでは社会の荒波を乗り越えられないことです。狡猾さも時には必要かとも思います。
うまくいかなかったこと・・・子供が2・3ヶ月ごろ、昼間泣いてばっかりで、ぜんぜん寝なかったとき、自分の中に溜め込ん
で、かっとなったり、落ち込んだりしたこと。
うまくいかなかったこととして、トイレトレーニングの際、叱っては逆効果になってしまうということを知ってはいたが、いざとな
ると叱っていることが多く、完了するまでに時間がかかったこと。
その他
うまくいった、いかないの判断は、同じ事柄でも、私自身のその折々で変化することでしょう。とりたてて言えば、「本読み」
でしょうか。特に、幼児期に子どもが就寝する時の本の読み聞かせは大切だ(だった)と痛感しています。今、読書量が圧倒
的に不足している(いた)と反省しています。
うまくいったこと:良い環境(主に友人との関係で)作りに気配りした。友人が遊びに来る、その友人と一緒に食事をする、
キャンプに一緒に連れて行くなど。また少年野球や学校外の活動への参加にたいして子どもからの希望を優先し「親の希
望」のような言い方はしなかった。うまくいかなかったこと:たくさんあります。
うまくいったこととしてなるべく、怒ることをおさえ、注意するにしても「こうしてはいけないで」はなく、「こうしてみよう」というよ
うに肯定する言葉で根気良くおこなった結果、かなりの部分で実践してくれるようになった。
うまくいったことの例として、両親と、当人、及び学校からも、オブザーバーを招き、プライバシーの保てる校外の場所で、問
題解決に向けて話し合いを持ちました。これは、たまたまの結果になりますが、当日話し合いの場所に私の子供は出席せ
ず、逃げてしまいました。しかし、その場で相手のお子さんが、事実に反することを、一方的にわが身の保身の為に言って
しまったことで、その友達の本心が、私の子供の知ることとなり、結果、そのお子さんと引き離すことが出来ました。
うまくいったとかいかなかったとか そんな風に子育てを考えたこともないし考えられないですね。良い子育てだったかな?
と考えるのは後何十年後ではないでしょうか。
うまくいっている事は、平日にテレビを見ない習慣が身についていることです。生活のリズムがとれるし、親子間での会話
はとても多いと思います。うまくいかなかった事は、習い事に関して厳しくしてしまい、習い事をあまり楽しめなくなってしまっ
たと感じます。
おむつはずしやおしゃぶりなど、大人になってもやっている人はいないからと気軽に考えるようになったら、子どもにも通じ
るのかすんなりとおむつが取れたりした。
親が元気でいる時は困った子と思うが,反対に親が困ったり病気の時には良い子になる。親をじっと見ている気がする。
お姉ちゃんには、ああしろ、こうしろとか口うるさくしつけたつもりだったのに結局は、ほとんどほったらかし?にしていた弟
のほうが、しっかりと何でもできる。
お片付けの出来る子になって欲しかったが、なかなかうまくいかず諦めていたが、最近になって「片付けて」と言えばイヤイ
ヤでも上手に片付けられる様になって、小さい頃に無理強いしなくて良かったなぁ・散らかったらすぐ片付ける姿勢を見せ
ていて良かったなぁと思った。
ゲーム機を買い与えたのは失敗であった。ゲームは子供の想像力や好奇心を奪ってしまう
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一般アンケート 問7
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自由記述意見
ゲーム機を買うのは中学生になってからと長男に言ったら何年も守っていて中学になる時やっと買った事やスポーツの好きで
ない我子に中学で運動部を勧めたらバスケ部に入って、2年になる時「やっぱり技術部に入ってもいいかな」と言われ、子ど
もって基本的に親の言うことをス直に聞こうとしているんだと自分の言葉の重さを意識した。
ごみを捨てる人が多い中、二人の子供と毎週1回近所をごみ拾いを続けていることで、二つの効果があった。一つ目はす
れ違う人に挨拶を自然と出来るようになった事。二つ目はごみを捨てずに家に持ち帰るようになったことである。何度もご
みを捨てるなとか挨拶をしろと命令することなく一緒に外に出ることから学び続けている。当然これからも続けていく。
参観日,子ども会行事などに夫を必ず参加させた。その結果,学校や地域に夫婦共通の友人知人ができていった。子ども
達は,お父さんの参加をとても喜んだし,私も夫の頼りになる一面を沢山見ることができた。
子どもの前で,教師や近所の人のことを話題にしないようにした。良いことはいくらでも話したが,悪口や噂話は子どもがい
ない時にした。
自分自身が苦しくて疲れている時,静かに涙を流すという静かに涙する場面を子どもが見ることによって,感性を豊かにさ
せる。ハンカチをそっと添えてくれたりご飯を作ってくれたり,人への思いやりや気遣いができる,苦しみを共感できる子ど
もになる。
すごく過保護に育ててしまいました。何かにつけて先回りして手出しをしてしまったかもしれません。でも、ちょっと軟弱かも
しれませんが我が家の3人の子ども達は優しくていい子なんですよ。
スポーツ少年団に入り、学年の違う子供とのつきあいや、親や先生とも違う大人と接しあたらしい世界観がもてるように
なった。
セラピーの先生から、子育ての最終目標は”親が死んでも生きていけるようにすること”といわれました。いつでもこの言葉
を心の中で繰り返しています。それから、”勉強は大人になってからいくらでもやり直せる。でも社会性は、今身につけなけ
れば取り返しがつかない。”ということも肝に銘じています。学校という社会の中で自分の居場所・役割を見つけ生活を楽し
むことが、子供にとって最も大切なことだとおもいます。
たまには、一時保育(託児)に子どもを預けて、映画を観たり、御友達と食事に行ったりと自分自身をリフレッシュする事で
子どもに優しくなれた。また、実家に3∼4日預けて、夫婦の時間を持つのもよかった。
ちゃんと話をしようと思っても、子供も私もかーっとなってしまって、売り言葉に買い言葉になってしまったのが、いけなかっ
た。いつももう少し冷静になれればいいのに‥と反省する。
その他
テレビを見る時間やテレビゲームについては、父親の協力が必要だと思います。我が家の場合は、子どもが生まれたとき
からテレビが常についており、ゲームも傍にあったので、子どもも完全なるテレビっ子になってしまいました。
トイレトレーニングに失敗した。この子はなんでもよく出来ると思っていたので出来るはずだと嫌がってるのにがんばらせ
た。結果プレッシャーになって長引いた・・
とにかくいつも子どもと真剣に向き合い、子どもの話を本気で聞き、子どもの気持ちを分かってやり、共に喜び悩んで来ま
した。幼児期児童期には、感動を与える多くの経験をさせるように努めました。将来について親の考えを押しつけたことは
ありませんが、経験を話したりアドバイスはしました。親も子どもの成長と共に子育ての時期に応じて成長していかなけれ
ばならないと感じました。
どの子どもも同等に接していると思っても子どもの受け取り方は違う。どこがで「ひがみ」となって現れてくる。
とりあえずまだ小さいので、言葉や態度で「あなたはとても大事で大切な存在なのだ。」と言う事を感じてもらいたいと思って
いる。そのせいか分からないがとても人懐こくなり、近所の人や知らない人にも可愛がられる様になった。ちょっとした用事
の待合でも周りの人をニコニコさせている。
盆や正月の行事と部活動が重なった時,強引に部活動を欠席せさせた。子どもからはワンマンと言われたが,今思うと強
引に事を決めることも大切だと思う。
まだまだ、子育て真っ最中なので、何が成功で何が失敗かはわからないけど、自分を信じながら、精一杯子供と向かい
合っています。
まだまだ子育て真っ最中なので、うまくいった、いかないと言うことはわかりませんが、育児書どおりに育てようとするのは
難しい(うまくなかない)ことだと思います。子育てに悩んで、笑って、時には子どもを叱って、一緒に泣いて・・・最近は、この
繰り返しでいいのではないかな?と思っています。
良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分の子どもはこれでいいんだと受け容れられている時は,子育てもそれほど
困ることなくスムーズにいくが,(どうしてうちの子は…)と子どもを受け容れられない時は,何をやってもうまくいかない。そ
の繰り返し。無条件の愛って難しい。
私自身が風邪をこじらせ肺炎になってしまい,入院はしなかったが,毎日点滴をし,自宅安静にしていた時のこと,次男は
小学校4年生で心配だったのでしょう。後で知ったが,学校の先生に私の体調のことを話し,死んだらどうしようと涙ぐんで
いたと先生から聞いた。母親は元気でなくてはと考えさせられた。そして,そんな風に思って心配してくれる子どもがとても
可愛いと思った。
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一般アンケート 問7
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自由記述意見
一家庭で子育てする事は難しいし、偏りがあると考え、何人かの異年齢の子ども達を自宅に集めてお料理を作ったり、遊
んだりしている。同年齢同士の子どもだけで遊ばせると、公平にしなくては、と悩むが、異年齢であれば、逆に子ども達が
助け合い、譲り合うことがわかった。
一学年に一クラスしかない学校で、長男のクラスは男子が極端に多く、小学校に入学してから友達とゲームばかりして外で
遊ぶことがあまりありませんでした。ですが、サッカー・野球が流行ってからは外で遊ぶようになり、安心?しました。逆に帰
りがなかなか帰ってこないので心配でした。
一人子のため、気ままな子どもで巣立ち、大人になっても気ままな人でいること。兄弟姉妹があれば親にこんな気ままは言
わないだろうと成人しても感じることがある。今となっては手遅れだが、反社会的な行動や事件にははしらないようなので、
まあ仕方ないか今となれば思い、。未だに子どもにどう付き合えばよかったのだと、考えないでもない。強いて言えば小学
生時代もっと学習と読書を強要しておけば良かったかと。
一人目は、理想と現実の狭間で、いつの間にか過ぎていってしまった気がします。家庭で1対1では限度がある事も事実だ
と思うし、親世代は、保育園なんかに入れてはかわいそう。という意識が強いのも否定できない事なのだと感じました。短
時間でも誰かにお願いできる環境が、親子を正常に保つ鍵なのではないでしょうか?
一生治らない自閉症児でも、脳の発達の著しい幼児学齢児期に早期療育、早期教育していけば、日々の生活がより楽に
なっていくTEACCHプログラムという療育法があると聞きました。広島においてTEACCH専門知識を持った教員は希少な
中、養護学校低学年の大切な時期を専門知識豊富な教員に担任いただき、実践ご指導頂けた御蔭で、重度自閉症の我
が子を前向きに見て育てる事ができるようになりました。
一番最初の子供は、親も判らないことだらけで、子供も少し神経質なところもありましたが、少し距離を置いて、黙ってみて
いるだけし、聞いてきたことのみ教えていたら、自然にのびのびした子供になりました。手を掛けすぎても駄目なことがわか
りました。
下の子が出来、つわりが始まったころから上の子の赤ちゃんがえりが激しく、どう接したらよいのかかなり悩んだが、親が
ゆったり構えてあげることが一番大切なのかなと思うようになった。
下の子の誕生日。上の子はやきもちをやいて誕生日を台無しにたことがありました。人を思いやれない子に育ててしまった
と自分自身に腹が立ち、感情に任せ子供にあたり、子供を家から追い出しました。てっきり近くにいると思ったのにどこにも
おらず冬の夕暮れ見つかるまで必死に探しました。見つかった時は本当に安心したと同時に自分の感情で子供を傷つけ
てしまったと反省しました。
その他
下の子を出産した際上の子で悩んだ時上の子を連れて二人だけで出掛けゆったりした時間の中で「君が大好きだよ。とっ
ても大事だよ」と過ごした所落ち着いた。子供も言葉をかけてあげたら違う。
何事にも「動機」を持たせ、目標、夢を持って「努力」させているつもりだが、今の段階では「うまくいっている。」と思います。
これからどうなるかは別問題ですが。
家でなかなか上手くいかなかったトイレトレーニング。職場復帰する事になり、2歳から託児所に入ったが、3日でオムツが
取れた。お友達とのライバル意識も芽生え、成功に導かれたと思います。反対意見もありますが、早期の団体生活でも良
い面は沢山あると思います。
家は4人の子育て中。私たち夫婦は仏の教えを学んでいます。そして、人生の意味・使命について、子供たちと共に話する
こともあります。時には、天上の世界に居た頃を思い起こし、今を振り返ることもあります。幼いころからの、正しい宗教教
育が、人格形成には非常に役立っていることを感じます。
家は三世代同居です。子どもの一人につきっきりなった時、夜出かけたりする時など祖父母の存在はありがたかった。
我が家には個室がありません。部屋は4部屋田の字に台所、風呂などという田舎の家です。夜は一部屋に布団を5枚敷い
て寝ています。高校生大学生になった今はちょっとかわいそうかなと思うこともありますが、今までいっしょに過ごすことが
多かったせいか、連帯感のある家族になれた気がします。子どもの性格、行動と人間関係が見える生活ができるので、子
どもが小中学生のうちは個室と携帯は要らないと思います。
我が家の子供は2人とも少し依存心が強いように感じます。いつも親と一緒にいなければ気がすまないようで、時々成長が
遅いような晩生のような気がしていました。だからといって無理に突き放したりせずに過してきました。寝る時も一緒に本を
読んで聞かせ、学校から帰ってもまずは抱っこです。いつかは我々両親から離れていくのが子供。そのときをとにかく自然
体で受け止めようというのが我々の考えです。
絵本の読み聞かせを、途中で止めてしまったので、文章を読むのが苦手な子供が出来てしまった事が、残念です。
外見で子供を判断しない。警備員は全ての子供を万引きをするかのよな尾行見方、親も同じでどんな格好をしていても声
かけをして、避けるような行為はしない。
学校の先生から子どもがいじめを受けているということを聞かされるまで知らなかった。たいしたことに至らなくてよかった
が、聞かされるまで気がつかなかったことは今でも心に残っている。
学力、素行については平均的になっていると思いますが、人生や結婚について普通のコースにいかなかったかと思ってお
ります。
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一般アンケート 問7
あなたが子育てをする中で,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,心に残っていることなどの体験談があれば,是非,
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自由記述意見
危険なことや、失敗しそうなことを前もって教えてしまい、子どもに失敗や苦い経験をあまりさせていなかったので、自主性
や自己判断能力に不安を覚える。
基本的には非常に良い子に育っていると思うが、育て方との相関関係については分からない。
記憶が残りにくい三歳までに躾を、との思い。三度言っても聞かない時は、おしりを出して、私も胸が裂ける思いでおしりを
たたいた。一度か二度そういう事があった後は、ききわけがよく、ガミガミ言う必要がなかった。悪かったのは、子供の
「ノー」の声によく耳をかたむけてやらなかった事。何でも言える親であれなかった事。
共働きでありながら、家に祖母がいてくれたことが、自分にとっても子どもたちにとっても大変助かっている。子どもたちの
身の回りの世話はもちろんであるが情緒面への影響は大きいと思う。帰宅したとき、家にだれかいればすぐに思いを聞い
てもらえて、子どもの情緒面を安定させることは確実です。
近くに親や姉妹が住んでいるのでお互い助け合いが出来ているので助かる。
近所や幼稚園など、子ども同士の関係には母同士も密接に関わる。子どもが喧嘩や小競り合いなどの『成長の貴重な機
会』を得ている時につい相手の母に悪く思われたくない一心で、干渉してしまった。今、我が子が友達とうまく付き合え無い
様に見えるのはこういう事も原因かも。もっと大らかに、子どもから少し離れて見守ることが出来ていれば、と悔やんでい
る。
結局は母親の気分しだいで、子供も変わる。楽しく、明るく、前向きに生きているという姿勢でいれば、子供は迷うことはな
い。
検診の時、年配の保健婦さんの「ええがに育っとるよ。」の一言で、思わず気が緩んで涙が出ました。「それで良いのよ。」
と言ってくれる、背中を押してくれる人を必要としていたのだと思います。
現在、中1・小1の女の子2人で、年が離れているために一人ひとりと上手く接してこれたと思う。上の子で大変と思えたこと
も合ったが、今のところ素直に成長してくれている。下の子は今から大変な時期が来ると思うが経験や学校の先生とのコ
ミュニケーションが取れているので相談していきたい。
高校生の長男が進路について悩んでいた時、話しあうことが殆どなかったこと。妻が、長男の主張を私が頭ごなしに否定
するものだと考え、長男との対決(話し合い)の場を意識的に消した(避けた)ため、理解を深めることができなかった。妻
は、成り行きに任せていたら取り返しのつかない溝ができていた言うが、私は人生の長いスパンで見ると必要なことだった
と後悔している。
その他
高校入学時に、子供が万引きをした。子供の教育を母親任せにしていたことを後悔した。素直で、信頼していた子であり、
悪いことをしたと悔い、落ち込んでいるのに、追い討ちをかけて叱ったり、非難したりせずに、父親が、子供の教育を反省
し、嘆いていることを感じさせようと思った。そのため、子供を同伴して、父親が店主や高等学校長に謝る姿をみせた。後に
なって子供が「父親に感謝し、二度と悲しませまいと思った」と語った。
今、うまくいっていることは・・・早寝早起き、一日三食。うまくいかなかったことは・・・人の気持ちを考えることを教えること
が、まだまだ充分ではない。
今の中三生が保育所に通っているころ総合教育がスタートしたと思います。(みんなで仲良く)が本当に良いものなのか親
同士で話したこともありました。特に家の上の子の学年は個性あふれる子供が多い学年で子供同士のぶつかりあいも多
いです。そうすると世間では問題学級扱いされる始末。一人一人の子供は皆とてもいい子なのに…ただ個性が強いだけな
のに…と嘆いています。
今はたいした問題もなくすごせているが、結果はまだまだわからない。子育てとはそんなに単純なものではないと思う。し
かし心に残っている体験は、ときかれれば、夜中に子供の一人がが嘔吐し、泣く子を身奇麗にしていたらほかの二人もつ
られて泣き出し、自分も汚物まみれなので、泣き叫ぶ子供たちをあやしながらシャワーを浴び、やっとの思いで三人を寝か
しつけてふと横を見たら旦那がいびきをかいて熟睡していたことかしら?
今は小学校3年生と4年生で、まだ子育てがうまくいったかどうかの判断がつきません。心に残っていることは、保育園に入
りたてのころ、別れ際によく泣いていたことです。
今現在、娘の反抗期に試行錯誤の日々。保育園の懇談で相談すると「いろいろなやり方があるが、私ならぶって教えてき
た」とご自身の育児方針をおっしゃる方がありました。以前ぶってしまった時、その後の行動で胸が痛むこともありもうしたく
なかったけど、頭にのこってしまって。その後機会があって講演会に参加し、やはり手を上げることなく育児に向き合いたい
と思いました。
最近読んだ「子どもへのまなざし」(佐々木正美著)が印象に残っています。「幼児期は過保護がいい(過干渉はNG)」を実
践しはじめて、子どもが大変落ち着いてきました。まずは母性的な愛情で受容すること、その上で父性的な躾をしないと躾
けは子どもの心に入っていかない。これを知らずに必死に躾けだけしようとしている親が多いように感じます。
三つ子の魂百まで。幼児期の教育と親の子供を想う気持ちで 子供のすべてが決まってしまうと思っています。家庭内教
育が大切です。
三男が小学校5年生までおねしょをしていた。しばらくしかったり、自分自身悩んだりしたが、野外活動をきっかけにぴたりと
治った。兄弟がたくさんいて大変でしょうと、人からは言われるけど、自分自身外に出ることが好きで、友人もたくさんいた
ので、子育てが全くと言っていいほど大変ではなかった。
子どもが3・4歳のころ、玩具売場の前であるものがとても欲しくて、泣きながら親に訴えたとき、「今日はお金が無いから買
われない」と数回繰り返した後、玩具を欲しがらなくなりました。
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一般アンケート 問7
あなたが子育てをする中で,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,心に残っていることなどの体験談があれば,是非,
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自由記述意見
子どもが九九を習い始めたころ、なかなか机の前では集中しなかったのでお風呂の中で練習しました、それまでは、お風
呂から上がる前は123・・・と数えていたのを九九に変えて練習しました、効果はあったとおもいます。
子どもが言うことを聞かないときに、感情的になったり、無視・放置して結局させるべきことをさせずにすぎてきてしまったこ
とをとても後悔しています。
子どもが辛い部活をやめたいといってサボっていたとき、やめるなら自分でハッキリやめることを責任者に伝えてくるように
言った。それで出かけたが、そのまま部活を続けてインターハイにまで参加した。
子どもが反抗的になった時は一緒にお風呂に入る。お風呂の中では、子どもも気持ちが落ち着くのか素直になり、子ども
の考えや悩みが何気ない会話の中でわかることがある。
子どもそれぞれによって個性があり、一律にはゆかないという事を感じています。子どもがどこかで自信を持たせれること
が必要だと思う。(これも子どもにより上手くいく子といかない子がいる)
子どもに不安を与えないよう、自信と信念を持って接することが大切である。つらいときも、いつも笑顔を絶やさないこと。子
どもと一緒に本を読んでいたとき考え事していたら、本を読むのがつらいの?と子どもに言われて我に帰ったことがある。
子どもに勉強させてければ、親が家庭の姿で教えること。実際うちの子は学校でもできるほうではないが、なんとか逃げず
にやっている。
子どもの行動の意思決定を親が選択範囲を狭めてしまった。
子どもの人格を認められず、子どもの自主性や個性をつぶした。周囲がどのように我が子のことを思っているか神経質に
なりすぎて、躾と称して我が子にきつく厳しく冷たくあたっていた。思い通りにならない我が子を心から嫌っていた。
子どもの乳幼児期、自分自身は恵まれた環境で子育てに専念できましたがそれ故に完璧にしなければ・・・と自分を追い
詰めていました。どんな助言よりただ見守ってくれた自分の母親の存在がありがたかったです。
その他
子どもは親の姿を良く見ていると、実感しています。何でも真似をするので私がイライラして物を投げつけたりすると真似を
して投げたり…。でも、あいさつなどは親が進んでしていれば、必死になって教えなくてもするようになりました。
子育てでうまくいったという記憶はない、ましてや子育ての独参湯のようなものはありはしない。子供に夫婦の遺伝子を感
ずることもあるが、遺伝子の他にそれまでの環境や躾などを差し引いて親の理解に及ばぬ性質を認識するとやはり不安で
ある。
子育ての体験談とはいえないかもしれませんが、小学校の頃から団体スポーツに親しませることは、子どもの身体・精神
面の発達に大きな影響を与えると思っています。身体を鍛えることのみならず、チームメイトやコーチとの関わりにより人間
関係を学び、自分の役割を知り、協調性も養われます。成功・失敗・挫折を経験し、人生で苦しいことがあったとしてもその
壁を乗り越えられる強さを自然に身につけることができると思います。
子育て中にはこう育てるべきだと思うものがあって、結果は良いの範囲内と思います。三人子供がいますので上記の設問
ではそれぞれが違うので答えようのないものが多くありました。子供は愛情を持って、しっかり育てればそれなりに答えてく
れると思います。またあくまで親は子供の鏡であることを忘れずに一生懸命生きていれば、必ずまた自然に子供は理解を
すると思います。
子供が、まだ幼い(4才くらい)時、ある娯楽施設で『歩けないから抱っこして』と泣き出したけど、自分としては「しつけ」だと
思い泣かしたまま離れて歩いていたら、そばを通りかかった老夫婦に言われハッと気ずきました。「此処は、皆が楽しむ場
所だ!」と。「しつけ」だと思っていたが、実は廻りの人達に「大変な不愉快」な思いをさせていたのだと思い知らされまし
た。
子供が、学校に行きたがらなっかたり、けんかをした時、すぐ先生に相談して、早めに問題を解決することが、うまくいくこつ
のように思います。
子供が1歳代に気に入らないことがあったら、壁などに頭をぶつけると言う行動を取っていて、小児科の先生に相談しまし
た。自己表現の一つなので、よっぽど激しくなければ親が言いなりになったり、無理に止めることはしないで相手にしない方
が良いとの事でした。先生の言われるようにしたつもりでしたが、結果は残念ながらお店でひっくり返って泣くような子に
なってしまいました。買い物に行く度に子供と根気比べをしていました。
子供が1歳半になるまではほとんど家の中に閉じこもっていて、社会とほとんど接触を持っていませんでした。子供が歩く
ようになって公園などに行くようになり、同じ年頃の子を持つお母さん方と仲良くなる事で、自分のストレスも子供のストレス
も解消されていったと思います。もっと早くに子供を連れて外に出ていれば良かったと思います。
子供が5歳ぐらいまで、仕事での出張が多くほとんど家に居るのが日曜日で月曜日の朝会社に出勤する時、子供の言葉
が「おとうさんまた来てね」と言われた事に悩んだ。
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一般アンケート 問7
あなたが子育てをする中で,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,心に残っていることなどの体験談があれば,是非,
お聞かせください。いただいた体験談は,子育ての参考事例として御紹介させていただくことがあります。
自由記述意見
子供がいじめにあったとき校長に話をしましたが、表面だけで全く対応してくれてなかった。定期的に学校の中の問題を
ウォッチできるチームの巡回(相談所なり)があればいい。
子供が双子なので、出先で知らない人に話しかけられたり、じろじろ見られたりすることが多く、最初は抵抗を感じていたの
ですが、主人に「母親がそんなことを言っていたら、双子がかわいそうだ。どうせなら、双子でいいだろう!と自慢げにして
いた方がいい。」と言われ、それ以来、笑顔で対応できるようになり、何をするのにも、前向きに考えることが子供にとっても
プラスになると気づきました。
子供が中学生の頃、いわゆる荒れた学校になっていました。乞われてPTA会長を2年間受けて、ある程度の成果があがり
ました。子供たちも会長の子供であるがゆえに自らを律してくれたように思えます。不自由な思いをさせたという気持ちは
ありますが、子供は親の背中を見て育つものと思いました。
子供が不登校になった時に親としてどのようにしていいのか分からなくなり、ただひたすら親のエゴだけで子供の悩みを理
解しようとしなかった。今は元気に学校に行っているが、専門のカウンセラーの先生がおっしゃっていた闇雲に学校にいか
せるのではなく、元気にしてやることが最終的に子供が早く学校に行けることだと言うことが身にしみた。
子供が幼稚園に入園する前に、自分の時間が持てず、子供と終日一緒で閉塞感を感じていたとき、公民館や福祉セン
ターでの催し物に積極的に参加した。託児してもらっている時間は自分が開放された気がして、講座等の終了後はリフレッ
シュした気持ちで子供と接することができた。
子供だからで、甘くするのではなく社会のルールは小さいときからきちんと教える。子育ては、子供が愛されていると感じる
事が出来れば、大体の事は上手くいく。
子供たちと同じ目線に立って、トイレ掃除に本気で取り組む姿を見せる事が出来たとき、子供は自然と心を開いてくれた。
子供の一人が小学校の中学年の時,学級が乱れていて,いじめに遭った。鉛筆で左腕を数カ所刺され,芯が折れて残っ
たため化膿して腕が腫れ上がったことがあった。学校にも保護者にも連絡を取る余裕もなく,教室に入って該当の子供た
ちを叱りつけ同時に親の思いを語った。課題の残る解決策ではあったが,その後いじめは無くなった。
子供の自主性だけでなく、時には親の介入も必要である。後は受験後のフォローが必要かも。
その他
子供の反抗期にどうすればいいか少し悩みました。
子供の友達が、怪我をしたとき、笑っていたことに関して笑っていた子供を叱り、何があっても、けが人を助けることを話し
たら、理解してくれたこと。
子供は、いつのときでも親にそばにいてほしい物だ。その為にそれぞれ子供たちによって、色々な方法でアピールしてく
る。それがそれぞれ何のサインか感じ取ってやらなくてはいけない。親の思うようにならないといって、むりやり言う事を聞
かせたり、短絡的に体罰を与えたりすることはもってのほかである。一度それをやったことがあり、今でも子供の表情が思
い出されて胸が痛む。
子供は言葉の遅い子だったのでコミュニケーションがなかなか上手くいかず、私も子育ては始めてたっだので思い通りに
行かず困惑した。育児書は役に立たなかった。よくぐずる子だったが保育所に入ってすぐに言葉が出始めた、ある日とても
グズグズと泣くのでそうしたのか聞いてみたら「耳が痛い」と答えた。中耳炎だった。その時初めて自分の言葉で自分の意
思を伝え、私ともコミュニケーションが取れたと実感した最初の瞬間だった。
子供は親の持ち物ではない、という気持ちで子育てしている。幼児であっても、その年齢で判断できること(どの服を着たい
か、何をして遊びたいか)を決めさせ、多少回り道であっても気長に見守りたい。(指示待ちの子が多いのが気になってい
たので)放任ではなく、助けを求めたときは全力で守りたいと思っています。
子供を出来る限り伴って農作業をしました。思春期以降、恥ずかしくなり田仕事を手伝わなくなるかと思いましたが手伝っ
てくれています。二人とも「お父さんを少しでも楽をさせてあげたい。」といってくれます。親子でも報酬を払うと耳にします
が、我が家は一切ありませんし、子供達も要求した事はありません。家族でお互いの労を労い温泉にいったり食事にいっ
たりします。
子供を怒る時につい感情的に怒ってしまう事も・・そんな時は深呼吸して少し間をおいて心を落ち着かせるようにしていま
す。
子供を保育園に預け、共働きをしていましたが、とにかく子供とゆっくり向き合う時間が不足していると感じ、思い切って小
学校入学を機に専業主婦となりました。子供はうれしそうで、正しい選択だったと思っています。女性が子供を持ちながら
仕事をすることももちろん大切で、確かに充実した毎日でしたが、いずれは巣立っていく子供と、今は多くの時間を共有した
いと思っています。
子離れするため働きに出たが、それが子供の自立につながった
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一般アンケート 問7
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自由記述意見
私がまだ高校生の頃の家庭科の授業で、幼児期の頃の読み聞かせの大切さをおしえられました。そのことをずっと忘れら
れず、我が子にも実践したところ、とても本好きになり、感受性も豊かに育っているます。何もわからないだろうと思われる
乳児の頃から絵本等を通じて語りかけることによって我が子への愛情も深まり、信頼関係も築かれるように思います。
私が興味の趣くまま、いろいろ活動して、時々自分でオーバーフローしていらいらすることがあります。そんなとき子供が”
ゆっくりいこう”という思いを詩と絵にしてプレゼントしてくれました。嬉しくて早速文具店でパウチ加工してもらいました。私
の宝物のひとつです。
私の住んでいる所は農村地帯で子育ての環境には素晴らしい所です。子供達は山や川で遊んでいます。そんな事が自然
と身を守ることを学ぶと思っています。今の遊びは、次男は粘土で恐竜作り、長女はミサンガと折り紙です。物では子供は
育ちません。今、しっかり子供に係わりたいと思っています。
私は一人っ子で祖父母の介護・父親の看病・子育て・主人の会社独立の手伝い等重なり理想の子育てができず辛い思い
をしましたが、育児で悩むことは無く抱っこできることが嬉しく、存在しているだけで幸せで子供の全てをそのまま受け入れ
ることができたせいか、2人の子供はまだ幼いのに私を助けてくれ現在も介護中ですが大変協力してくれます。
私は自分の身は自分で守れと思っています。ある日「○○チャンに階段で押される」と学校から帰って言うので「階段では
手すりを持てばいい」と教えてやりました。ところがそれを聞いた先生は「押した子どもをかばってくれた」と懇談で話されま
した。その時、家族と先生の違いだと痛感しました。
私自身子どもが2歳ごろ買い物に行って商品を自分の物と店の物と区別できずに開けたことが有ります。そのとき私はレ
ジに持っていきお金を払わずにあけた物は自分の物ではないので弁償しようねといってお金を目の前で払いました。もちろ
ん本人にも謝らせて、いるようでした。よく地団駄を踏んで親を困らせて結局物を買ってもらう子がいますが、親が子の言い
なりになるようでは我慢の心を身につけさす事は到底出来ません。
事例があったその時に話、後での話しにしないこと。
次女は、ちょっとした事で腹を立てたり、これが長く続いたりすることが多い。3人姉妹の真中ということで、小さい頃から余
りかまってやらなかったからだろうか。
その他
自ら身を持って体験することにより得ることの出来る知識の豊富な子供になって欲しい、というのが私自身の教育理念でし
た。その理念に基づき、娘が幼少の頃、親子で一年間、海外留学をし、母娘共々、とても多くの精神的財産を得ることがで
きました。また、異国での生活は私たち親子に日本人・日本という母国を客観的に見る目を養わせてくれました。この経験
はうまくいった子育ての1つだと思います。
自分が教育者であるので常に子供には「人様の子供さんを預る私の子供が悪いことをしたら自分の子供も教育できない教
員はだめだと思われる。もしそのような事があったら学校を辞める」といつも言っていました。高2の時学校で同級生に突然
殴られるということがありましたが、前述のことが頭にあり、一切の手出しはせず殴られるまま我慢したということがありまし
た。(200字ではすべて言い表せません)
自分のまわりの人が3つ知つていたら、4つ。人よりも1つ、2つ、前もつて教えておいてやり、自信を付けさせてやる。
実母の「ずっといい子でいる子供なんて恐ろしいわ」という一言。決して自分の育児がいけない訳でもないし、子ども自身が
ワガママすぎるわけでもなく皆そうなんだという事に気づかせてもらった。ちょっと自分の思うようにならない事があるとイラ
イラしたが、最近は寛容に見れるようになった。
主人の仕事の関係で、2人はスウェーデンで出産し、3年過ごしました。法律で、体罰は禁止され、5歳までは、親が耐え諭
しながら育てるなど、そのようにして、良かったことがたくさんありました。
主人の両親と同居しているので、初めの子の時は初孫という事もあり、いろいろ育児のやり方で、ぶつかり悩んだ事も。で
も、お互い言いたいことを言い、お互いの気持ちがわかり、譲れるところは、譲れるようになった。
主人は、長女が高校受験の時期に、全く気を使わず(夜、人を呼んでマージャンの毎日・・)だから勉強しろの一言もありま
せんでした。それでも不思議に3人とも素直に育ってくれて、希望の大学を卒業し、それぞれ社会人として人に迷惑かけず
に何とかやってくれています。今思うと、主人の仕事をする時は仕事に集中、遊ぶ時は遊ぶのけじめのある態度を子供は
学んでくれたのかもしれませんね。
主人は平日は帰宅が遅いのですが、1人目を産んだ私は、子供をお風呂に入れるのに主人に少しでも早く帰ってきて欲し
かった。数日間は20時くらいまでに帰ってくれたのですが、それも長くは続かなかった。とても辛かったが、あきらめと慣れ
もあって、いつの間にか主人を頼らず自分で出来るようになった。主人も仕事でやむを得ず遅くなるわけだから、それを理
解し頑張れば何とかなるものだと思う。
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一般アンケート 問7
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授業には出ないが、ブラスバンドの発表会や修学旅行には進んで出かけていくことで、救われた。大学のサークルにもよく
務めて、そのリーダーもやった。大学の受持ちの先生がよく話し相手になってくれた。
塾の選び方について 新聞などの広告でいかにもよさそうなので、本人はあまり乗り気でなかったのに塾に行かせたら、途
中で遊ぶようになった。 塾を選ぶときは子どもとよく話して納得させてからにしたらよいと思った。 今頃の塾は特に月謝
が高いので、選び方に注意を
初めての子が生まれたとき、とにかく教科書通り育てたい!との想いが強く、”こうあるべき”と信念を持って子育てをしてい
ました。しかし、思いどおりにならないとイライラし、周りにも自分の考えをおしつけている私を見て、主人が「こわい」と言っ
たことで目が覚めました。それからは、”子育てにこれといった正解はない”と考えを改め、のんびりした気持ちで過ごすよう
になりました。
初めての子育ての時、何でも希望をかなえてやろうとして結果的に我慢や感謝の気持ちを育てることが不十分だったよう
な気がします。そのために苦難に立ち向かって行くよりすぐあきらめてしまうような人間に育ててしまったのではと思うところ
があります。夫婦でよくそんな会話をしています。
初めて桜の花を見に行った時に、私が”きれいね∼”と子どもに話しかけたら、それから花を見るたびに子どもが”きれいね
∼”と言うようになり感動しました。
小さいときから早く寝る癖をつけて来ました。小学校6年までは9時に就寝していました。中学からは学習塾に通っています
ので無理ですが、今でも夜更かしをすることはありません。
小学校の時算数で引き算の宿題をしているときにずるいことをしていたのでそのことを厳しく叱ったら算数が嫌いになり今
でも苦手な科目になった。
小学校中学年まで病欠が多く、学習進度について行けないため、すごく焦っていた。それで、元気なときに家庭で、算数、
国語、理科、社会を2単元くらい早く学習を進めていた。1週間程度入院しても、ほとんど困らなくなり、さらに、中学以降、
私立の進学校へ進んでも、自分のペースで、予習復習する習慣が出来た。ただ、親が教師をするのに、教科書が参考に
ならず、困った。
その他
小学三年生の一学期時、息子が、友達に顔に傷を付けられて帰宅してきたとき、これから大丈夫かと悩んだ。その晩に相
手の父からお詫びの電話があった。「心の発見」を読んでなかった頃の私なら相手を恨んで許さなかっただろうが、幸いに
もう読んでいて、「息子さんを怒らないで、これから仲良く出来るように話していきましょう。」と許すことが出来、それから五
年の組替えまでその子とトラブルがなかった。
少しだけれど保育園より幼稚園に行かせたことで、自分の名前とか字が書けたのでよかった。同い年の保育園にいってい
た子は、うちの子が幼稚園に行ってるときその子に字を教えてあげていたのをおぼえてます。
障害についてはやくから認識していれば、もう少し早くから母娘とも楽に生活できたし、娘ももう少し持てる力いっぱいの発
達が保障されていたかも知れないと悔やまれてならない。
上の子が中学の時、学力が低迷していたので高額の教材を購入。が、ほとんど手を付けないまま資源ごみに。本人が行く
と言って申し込んだ塾もさぼり気味。高3の時には、「ドベになる子がいるから一番になる子がいるわけで、あなたのような
子も必要よね」と子どもにも言い、自分も納得しました。が、一浪して入った大学は結構難度の高いところ。子は親の思いを
裏切るものです。
上の子どもは中二の三学期から不登校になりました。前項の問いに記入したような事で、きっかけを見つけ親がつい焦っ
てしまうと敏感に子どもは感じてしまい、うまく進んでいたことが一気にバックしてしまったことで焦らず子どものペースに合
わせることが大切と思ったことがありました。「理解してやること」と「甘やかしになること」が紙一重のように思え悩みまし
た。
上の子は離乳食に失敗し、限られたものしか食べられなかったが、保育園の給食を嫌々ながら食べているうちに、好き嫌
いの無い子になった。下の子は離乳食に成功し大丈夫だとたかを括っていたら、いつの間にかものすごく好き嫌いのある
子に成長していた。小学校入学を前に今、物凄く手を焼いている。
食器が割れる音がしたら、長女の時は「何しよるん!」とイキナリ怒鳴っていた。あなたより食器が大切というメッセージを
送っていたことに気が付いた。次女、長男の時は、同じ音がしたらまず、「大丈夫? 怪我してない?」と声をかける。これ
で、何よりもあなたが大切というメッセージを送ることができる。
食事の時、ニュース(特にアフガン問題)を時々話題にし、食べ物を粗末にしなくなった食べ物に不平を言わなくなった。
寝る前に必ず本を読んだことが、今でも本好きな子に成長したように思う
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一般アンケート 問7
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心に残っているのは、母の日の朝に、小1の息子と年中の娘が手を後ろに何かを持って近寄ってきた時の事。カーネーショ
ンを持っているのだなと予測がついた。しかし「ありがとう」のことばと一緒に手渡されたとき、思わず涙があふれた。感謝
の気持ちや、人を思いやる気持ち等、いつの間に成長したのだろうと、嬉しかった。
真ん中の娘が甘えん坊で手がかかる子でしたが、下の子が生まれ、よく手伝いをしてくれるようになり、たくましくなったよう
な気がします。
親が自信なく迷っていては 子供の目標がなくなるので、叱る時はきっぱりメリハリをつける。
親が同じことを繰り返すほど、子供の耳にははいらなくなるようです。親類や友達の親など、子供にとって、少し距離がある
けど信用している人からそれとなく注意(気を向ける程度で十分)してもらうと、良いようです。
親が二人とも同時に怒らない。一方の親が怒っているともう一方はどうして怒られているかを子供たちに考えさせる。そし
て、じゃあどうしたらいいかを子供たちが納得の上で行動に移させる。両親は仲良くする。あいさつをきちんとする。
親が良い生き方をして見せることが、子どもの良い成長につながると思います。うまくやろうとか考えず、ありのままの自分
の子育て(失敗したこと、喜怒哀楽)を、愛情をもって子どもに伝えることが、母と子、人と人としてかかわりあえるのだと、ま
だ子育ての真っ最中ですが感じています。
親との同居で7人家族で生活していたので、折に触れ子育てに対する意見の相違が生じその歩み寄りに苦慮した場面も
あった。
人見知りをするわが子に悩み、市の子育ての相談所で悩みを相談すると、「子どもと二人きりで過ごすお母さんの育て方
が悪い」と言われ、さらに苦しくなり、自分を責めたことがあります。子育ての相談所の職員は、子どものサポートとともに、
親の気持ちに沿ったサポートを意識する必要があるのではないかと感じました。
生まれたときから人見知りがひどく、手のかかる子供で苦労した。今でも自分の育児方法が間違っていたのではないかと
思うときもあるが、私自身が楽しく感謝の気持ちを持って過ごしていれば、きっと子供は自分の育つ力と共に成長していく
だろうと信じて毎日を過ごすようにしている。
その他
赤ちゃんを育てる時に、自分が予定を立てていても全く、その通りに運ばず、そこで、私は、思い通りにいかないことがある
事を知りました。それから、赤ちゃんのペースで生活しないといけない悟り、人に合わせる事も学びました。よく子育てしな
がら自分も成長すると言いますが、全くそうだと思います。
絶対に子どもに負けない。(勉強や生活などでも)
先日小学5年生の子供が塾のテストでカンニングをしました。理由を聞くと『クリアしないと次に進めなかったから』とそこに
は善悪の判断などなく短絡的なものでした。日頃からなにが大切なのかを考えて行動しなさいと話しているのですが子供
には伝わっていなかったのか、もっと他に見落としていることがあるのか不安です。しっかり話し合ったつもりですが伝わっ
ているのか心配でなりません。
善悪はっきりさせる ほめまわす
叩く瞬間にくすぐりに転向する
自ら興味を持った習い事やイベントは時間の許す限り一緒に参加する
祖父母がとても大事にしてくれるので、いつも感謝しないといけないね。と、子どもにいっているので、子ども達は祖父母が
大好きで、一番に祖父母の事を思う子になった。優しさとか、おもいやりとか、自然に身についたようです。他人にたいして
も、優しいし、人の事を悪く言うと、反対にたしなめられる。とても、前向きに生きているので私の方が見習う所がたくさんあ
る。
早寝早起。就寝前の歯磨きと小学3年生までの仕上げ磨き。就寝前の読み聞かせ(小学2年生まで)。の3点については
生活習慣としてものごころついたときから徹底したので現在まで継続している。虫歯も少ないし、本を読むことも好き。
相談やお願いをすればどんどん助けてもらえるものだと思いました。
息子はアメリカへ留学しました 日本の大学に受からなかったのでアメリカの大学に行かせたと言ったら?って顔をされま
すが・・・学校の成績についてとやかく言わず伸び伸びさせたのがよかったかな?と思っています 英語の成績など本当に
惨めでしたが・・・ 一回りも二回りも大きくなって帰ってきました。
他に趣味をもち、心に余裕をもつことが大事ですね。
大事なことは、聞いたことをそのまま実践するのではなく、我が子の場合どうだろうかと考えてから、アレンジしてみることだ
と思います。
大人の人数がおおく大人優先にしたため子どものかかわりや子どもに我慢させることが多かった。もっと子どもとのかかわ
りを大事にしておけばよかった。
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一般アンケート 問7
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大人も子供も褒められることは嬉しいことです。子供が悪いことをして学校に呼び出された時、担任は悪い所ばかりをせめ
たけれど校長先生がまず「すばらしいお子さんです」といって下さって救われました。その後はすんなり話がきけたので子
供達もまずは認めてやりたいな∼と思います。
第1子は、絵本の読み聞かせの胎教から始まった。断乳も絵本の力で比較的楽に乗り切った。今は小3、読書量・読書力と
もに感心する。国語の力が安定しているので他教科の理解も容易なようだ。第2・3子には、充分な読み聞かせができな
かった。耳から聞いていると安心していた、「その子へ」の本選び・時間作りが必要だったのかと思う。反面、もともと違うタ
イプだから・・と自分を納得させてはいるが・・・
第一子に対して、長男であるということで厳しく接してしまい、その結果本人には親の愛情が通じていなかった面があると
思う。
中学の時に、ある先生の問題行動について、学校に行き相談したところ、後日子供に冷たい言葉をあびせて、大変子供が
落ち込みました。学校側に配慮が足りないと思いました。うまくいかなかった。
中学校のクラブの友達関係がうまくいかなかったとき、早めに部員の自宅を子どもと一軒ずつ伺い子ども同士、話ができる
場所を提供してきました。(親は親同士の時間を過ごしました。)原因を子ども同士の中で見つけ解決しました。(近頃の子
は、自分の意見を持たずずぐに人に流されるため個々に話し合う)
中学校の子供が現在、2人ともうまくいかなくて格闘の真っ最中です。これを乗り越えてしまえば、将来体験談としてここに
書くことが出来るかもしれませんが・・・。
中学生になった子に、宿題してないでしょ、とストレートに言えばけんかになるので、主人をとおして会話をした時期があり
ます。やっぱり、子どもでもばかにした態度をすると、強く反発するようで、気をつけるようにしてます。
中学生になると子どもの勉強をみるようにしていたが、「こんなことも分からんのか!」と、つい怒鳴ってしまい長続きしな
かった。自分は父親に付き添ってもらって勉強した経験があるが、自分が親になってみると、晩酌は欠かさないが、子ども
の勉強をみるのはたいへんである。
その他
長女が小学校1年の3学期から不登校になり、4年生まで登校したりしなかったり、保健室登校したり等の時期を過ごしま
した。経過の中で、母親の私もフルタイムの仕事をやめるなど具体的に生活が変化しました。この経験が今の生活で、私
自身のサークル活動などいろいろな形で活かせています。
長男が、中学生の時、父親にも反抗して、家の空気が悪い時期、部活の先生に助けられた。息子が、「あんな大人になり
たい」と、思っていたので、心身共に不安定なこの時期、身近に理想とする大人がいることは、大事だと思う。それが先生で
あれば、親も安心できるし、学校に協力する気持ちが強まる。
長男が中学卒業前に学校で書いた親にあてた手紙が郵便で送られてきた。そこには、感謝の言葉が、彼らしく綴られてお
り、良い子に育ったと、とてもうれしかった。そういう取り組みをしてくださった、担任の先生の心遣いにも嬉しかった。
長男の場合、スポーツ少年団でみんなと行動した。広島県のスポーツ少年団のリーダー研修会に参加して厳しく指導され
た。
都会でのアパート住まいの或る時、「お父ちゃん、僕の故郷はこのアパートよね!?」と子どもに問いかけられた。アパートが
故郷でもいいけれども、私のように瀬戸内海の島を故郷とするものとしては、考えさせられた。結論は、妻を説得して、子ど
もたちをつれて島に帰り、子どもたちは島を故郷として育った。自由すぎる子ども時代だったかもしれないが、これでよかっ
たと思っている。
同じようには育てられないこと思い始め、人と違ってもいいんだと思うことで、子供に無理強いしなくなった。
専業主婦だったので余裕を持って子育てができた。学習塾、進学塾には行かせなかった。
内容がずれているかもしれませんが、子どもに影響が出るので、妻が怒りすぎる場合もフォローを欠かせませんでした。自
分も限度を考えて指導するよう心がけました。
乳児期から赤ちゃん語を使わず、絶えず一人の人間として尊重することにより、心の成長が早かったと自負している。リ
ラックスタイムでは、年齢のプライドを捨て、子どもに対して無邪気になることで、今のところ、壁はできていない。まじめ
モードとけじめをつけた。
乳児期に育児書を参考にして育てていましたが、自分の子供がそのケースにあてはまらない事が多くありました。やはり乳
児にも個性があると実感しました。育児書は参考程度と思った方が気が楽だと思います。
乳幼児の時から外で遊ぶように意識していました。小、中、高になっても外で遊ぶようになり、ゲームなどには関心を示さな
い子になった。
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一般アンケート 問7
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自由記述意見
配偶者は幼い時に実母と死別し、継母と実父から心理的虐待を受け、心に傷を受けている。家庭医の先生とインターネット
で知り合った心療内科医の先生により、子供に悪影響が出ないように対処やアドバイスを受けながらの子育て奮闘中。公
的機関は役にたたなかった。やはり、自己解決。
畑でスコップを使いほったり、手で握ってみたり、どろんこになっているのを「汚れるから」と、怒るのではなく見守ってやって
いると、虫を触ったり、ありと話をしたり、その子のいろんな面が見れていいですよ。
必死に子育てをする時期よりも 肩の力を抜いて 周りのお世話になっていることを実感したり そんな中で 抜け道や回り
道もある そんな気持ちになった方が 親子とも楽だなと思います。
不登校の子どもが心身症の症状が顕著な時、学校の紹介で公的な機関に相談したところ、「発達障害がないとここでは相
談をお受けできない。」といわれました。私は、「学校行政に見捨てられた。」という感情がわき、孤立感がいっそう強くなり
ました。せめて、他の施設、医療機関への紹介をしていただきたかったと思っています。
夫婦が仲良くしていれば子供は自然と素直に育つ。相手を思いやる気持ちは教えるものではなく、体得させるものだと考え
ます。サポートとして言葉を有効に使えば良いと思う。
夫婦が分担しあって子育てをしていき、両親にも手伝ってもらったりあらゆる方法ですればストレスも溜まらず気楽に子育
てができると思います。
夫婦で子育て、3人娘同じように育てたつもりが、一人一人個性が違うことに気がつきました。個性を早く見つけ出さない
と。
普段は落ち着いて話をしようと心がけてはいたが、時には感情的になったこともある。そのときのわが子(当時4∼5歳)の
反応は、「お母さん、疲れとる?」だった。その言葉にはっとさせられ、シュンとなって私の方が子どもみたいと反省した。そ
れにしても優しい子だなあと思った。それ以来、子育てで困ったり迷ったりいらいらしたときにはまず笑顔!と思っている。
勉強したが、実践はなかなかうまく思うようにいかなったが、それだけ、子どもが期待以上の成果?を残したと思う。
その他
保育所の給食士さんから「家庭の味を知っている子は何かあってもちゃんと家庭に戻ってくる」と伺ったことがあります。そ
れ以来、様子がおかしいときなどは好物を出すようにしてみました。娘が「私は何があっても家出が出来ないな。だってお
母さんのご飯がおいしいんだもん。」と言ったことがあります。決して豪華な食事ではないけれど続けてきて良かったと感じ
ました。
本人に直接思いをぶつけて話し合うのが一番よい解決方法でした。多くは時間が解決してくれたように思います。
毎日うまくいかないことだらけです。腹が立ったりして怒ると、自分の中でも子どもなんて大嫌いと思ってしまうこともありま
す。そんな時は、「この宝物っ」と言って怒ります。子どもを宝物ということで、子ども自身も大切にされていると思うと同時に
親自身も「宝物」という気持ちを思い出します。毎日が戦いです。
毎日のリズムを作って生活した。こどもが寝てるときは自分の趣味の時間、こどもにも毎日就寝前に絵本の読み聞かせや
音楽を楽しむ時間をとるなど続けることで毎日積み重ねることが習慣づいた様に思う。
娘が3歳を過ぎても、トイレを失敗するので紙パンツをはかせていたら、ある時、娘のほうから、「もう、恥ずかしいからパン
ツにして!!」と言うようになり、それからは、夜のオムツもとれ、失敗もなくなりました。親のイライラが、子供にも伝わり、子供
の心を傷つけてしまったようで、もっと広い心を持つべきだったと反省しています。
娘が高校生の時不登校気味な時期があった。担任教師に相談した後、娘と話したら、その原因が担任の把握と全く違うよ
うに思えた。しかし、それがきっかけで、娘とは話すことが出来て問題解決につながった。教師も保護者も1面的な見方で
子どもを決め付けないことが大切だと思った。
問6の答えと重複します。最近思うのですが、あまり叱りすぎると人の様子を気にし過ぎたり、必要な自己主張が出来ない
人間になるのではないか、等、少し反省の気持ちを込めて考えています。
問題があったときには、すぐに対応した。
幼児の時より活発な冒険心を培うため遊具の使用を強要したためかえって恐怖心を与え逆効果となり失敗した。
30
一般アンケート 問7
あなたが子育てをする中で,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,心に残っていることなどの体験談があれば,是非,
お聞かせください。いただいた体験談は,子育ての参考事例として御紹介させていただくことがあります。
自由記述意見
幼児期、3歳しか違わない長女に下の子の世話をさせようとしたことがよくあった。ちょっとの間だけと思ってつい頼んでし
まったが、本人にはずいぶんと負担だったと思う。よく考えてみればたった3歳しか違わないし、本人も一緒に甘えたかった
であろうにと、いまでもよそ様の小さな兄弟の様子を見て思う。だから兄弟で泣いていたら同じように手をつないでやってほ
しいと思う。
幼児期子どもが不快なことがあると自分の気持ちを抑えることがなかなか出来なかった。地団太をしたり、物を投げたりと
していた。
幼稚園の好き嫌いが多く色々してもなおらず困っていたが 小学校で給食が始まると何でも食べるようになった事
幼稚園の時,ダダをこねて泣き止まなかったので,初めて手をかけたことが良かったのかどうか,今でも自分自身,心に
残っています。
幼稚園の雰囲気や施設が気に入って、親の好みで遠くの園まで行かせたが、小学校に入ったとき友達が全然居なくて、最
初慣れるまで親子共々時間がかかった。小学校にスムーズに上がるにも知り合いが多いほうがいいと反省。下の子はみ
んなが同じ小学校に行く家に近いところにした。
その他
離乳食期から好き嫌いしないように野菜を小さくきざんでおかゆに混ぜたり、なんでも食べさせた。
幼いころから,善悪や努力すること,人への気遣いなどいろいろな機会に話してきたが,、中学校に入り,善が通らなかっ
たり,努力することを非難されたり気遣いのない言葉を言われることに苦しんでいる。もっと子どもに「何でもあり」だったり
「気を抜くこと」「感情を出すこと」なども伝えることができたら良かった思う。
両親と同居しているため夫婦喧嘩も途中で止められて大事には至らず、幼児期・学童期には近所や親戚などの親より一
世代上の人たちと多く接することで結果的に優しい子に育った。
まだ子育て途中なのでうまくいっているかわからないが,義父母と同居なので,事ある度に義父母を立て,優先的に何事も
行い,田舎なので,近所へのあいさつも大きな事で,自分から進んでして子ども達に見せていた。子ども達は自分からあい
さつをしているようだ。
療育を受け先生に話を聞いて頂き、私自身の苦しみを理解して頂いたことで、子どもの苦しみが心から理解でき『ピンチは
チャンス!!”』を心の底に置くことが出来たことです。 これからも沢山の壁に出会うと思いますが、父も母も『あなたが大好
き!!』を心の支えに乗り越えてくれる事を心から願っています。
話し合いで、いけないと思う点はとことん話合い、行動を取ることは大切だと思います。まあいいか・・・は取り返しがつきま
せん。「いつでもお父さん、お母さんは貴方の見方」ということはしっかり伝えどんな時も真剣に子供と考えてきました。そし
て今からもです。
31
一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
「家庭教育」は,人が生活していく上で「当然すべき行い」の筈が今や「指針」として掲げなくてはならない現実に違和感を
覚えます。子どもが誕生した時点で保護者(親)となった人を対象に家庭教育に関する学習会を受ける機会や啓発活動を
国が設け,子どもが幼稚園・小学校と上がるのと同様に段階的な保護者の指導も必要で,何事も早い時期に始め,長期
的な「家庭教育」が次世代にも継続していくのだと思います。
「我が子に限って」という親が多すぎるように思います 今は昔と違って地域の人が注意することも出来ない(注意すると反
対に文句を言われたりする)ように思います。親の考え方を変えていかなければならないと思います。
「親」の教育が必要な時代になってきたように感じます。(私も含めて)
おとなが変わればこどもも変わる、という文がありますが。子育ては、妊娠した時から始まっています。母子手帳をいただ
いたら、定期的に子育ての勉強会参加の義務化。子育ては、ずっと続くわけですから、安易な気持ちでされては、たいへん
です。
教師が自分の信ずる教育を行えるような信頼感を持つよう,親の意識改革が重要だと思う。何かあるとすぐ学校の責任を
追及するような親が多すぎる。その為には,教師のレベルアップも当然ながら重要。
どうも昔より親子関係が希薄になっているように思う。親自身に心の余裕がなく、子供より自分のことを優先する場合も多
く、もう一度親が成長するような教育がされなければ家庭の教育力以前の話になってしまう。
やはり、親が「親」としての自覚をすること、でしょうか。
挨拶をし、規則正しい生活をし、思いやりを持って人と接する・・・そういう基本的なことができていない大人たちが増えてい
ると思います。幼児化している大人をどうにかしなくては、子供の教育どころではないのではないかと思います。
一概には言えないと思いますが、親が親として子供を「精神的に成長した一人の人間として育てる!」という意識が薄く
なってきていると感じます。既に生活体験の少ない世代が親であり、自らの体験が少なければ子供に教える知識(学校の
テキスト以外での)も少ないのは当然です。故に、親自身も自己を高める努力をしたり、何かにチャレンジする精神を持つ
ことも子供を教育していく上で必要なのではと思います。
家庭の教育力というのが大切だとわからない親たち(保護者たち)は動きません。講演会などを開いたとき足を運んでくだ
さる方はまず「大丈夫」です。出てこられない方を引っ張り出さなくては!悲しいかなまず親の教育が必要だなと思う昨今で
す。
家庭の教育力の力は、親の常識にかかっている。それだけに、親が学校を卒業しても勉強するべきである。現状は、親の
勉強力不足。
親の教育や意識改革が必要
過去の保育所勤務や、育児ボランティアをしていて感じるのは、子供を生んだだけで子供の成長に親がついていけていな
いのでは?と言う事。まず、親を育てることが先決ではないかと思う。
学校、子ども会、自治会などで、子ども参加の行事がある。その際、親の参加を同時に求めている。しかし、参加しない親
は、どんなに機会を設けてもやはり参加しない。親の意識改革が全体に浸透しないと、そういう親を持つ子どもがかわいそ
うである。
基本的には、わが子は親、家庭の責任で育てるという強い意識が親や家庭に必要だと思います。新聞テレビなどの報道
や、若いお母さんたちの話を聞いていると、問題があれば概して社会や学校に責任を押し付けている傾向がある。それ
は、家庭、親に問題がある。
今の若いお父さんやお母さんは学生時代に道徳を習っていない年代があり、君が代を歌えない年代もあります。ましてラ
ジオ体操も知らない親もいますので子供たちにラジオ体操も教えられない親もいる事を知っていただきたい。まずは親の
教育が必要なのかも知れません。
今現在、親の質が低下している。最近の子供達は・・・という前に親から変わらなくてはいけないと思う。
子どもにとって、睡眠、食事など規則正しい生活習慣がなぜ大切なのかを理解していない親が多すぎる。そのような親に
かぎって、親自身の学習機会があっても参加しないので、そのような親をいかに教育していくかが今後の課題だと考えま
す。
子どもの教育も大切だけど、親の教育ももっと大切だと思う。だいの大人が挨拶もできないのではとても子どもを教育する
権利なんてないと思う。大人もある程度親のための学校みたいなものがあれば少しは子どもたちもかわるのでは?
子どもをどうにかしようとするまえに、保護者の意識の向上が必要だと思います。保護者サイドの諸々の問題が子どもたち
の日常に大きく影響していると思えてなりません。
子育てに関心のないまま子を産んでしまった人たちのフォローが第一。真剣に考えている人は放っておいても自分から情
報を求め、向上していく。問題を抱える子ど もは、まず親の問題を解決する必要があることが多い。そういう人はなかなか
表に出てこないからフォローしたくてもできない場合が多い。児童虐待や家庭内暴力が疑われる場合など特に、強制的に
でもセミナー、親子イベントなど何でもいいから体験していただき、なるべく多くの人と接して意識を変えてもらう必要がある
と思う。
自分の子さえよければという自己中心的な考えを親が改めねば子供も自己中心的な子供になってしまう。
若い世代の親自身がまだ人格形成途中に思えます。ともすると子どもと同じレベルの様に見える場合もあり、親(大人)の
教育不足を感じます。
32
一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
上の選択項目にあるように「手引書の配布」のような消極的なものでは効果はないのでは。親の教育に対する関心度の格
差は広がるばかりで、関心の無い親にとっては紙切れで終わると思う。実際に体を使って教育に介入させることが必要な
のでは。親の関心度が子供の学力差に反映し、それが貧富の差をうみ、治安の悪い社会につながるのではないかと不安
である。
上二人の時と比べ、第三子の学年の保護者を見て何か変わったと感じた。家庭での教育力の低下を感じる。学校等で為
になる講演会や研修会が行われても、参加して欲しいと思う保護者は来られないことが多く、難しさを感じる。
親が家庭教育の大切さを知ることだと思う。朝食をとる、排便、早く寝かせる、好き嫌いをしない。何でも学校任せではなく
自分たちの子は自分たちで躾けるという心がけが必要。最近は何でも他人任せの親が多いような気がします。
親である私が言うのも変な話ですが、教育すべきはまず親からではないでしょうか。朝食も食べさせないで学校に送り出
す・・・そんな親から教育しなければ正しい家庭教育はできないと思います。
親の世代にしっかりとした家庭教育が必要である。親そのものが子供から成長しきれないのではないかと思います。
親の知識の有無は子育てに大きな影響を与えると思います。現代は人間関係の希薄さにより、祖父母世代や近隣・地域
から子育てへの助言を得る機会も少なくなっています。自然にまかせていては親世代は必要な知識や知恵を得ることがで
きません。系統立った親教育が必要なのではないでしょうか。
親は忙しい日々を送っていますが、自分の子供は責任をもって育てなくてはなりません。家庭ですべきことを(基本的な躾
等)他人任せにしないようにすることが必要だと思います。親の役割をしっかり自覚できるような取り組みが必要となってい
ると思います。
親自身が学ばなければいけない事がたくさんあると思いますが、本当に学んでほしいと思うような親は、結局そういうこと
に興味をしめさなくて、親のなかで、差ができていると思います。興味のない親が、家庭教育に興味をもつようになるには、
どうしたらいいか?が今後の課題だと思います。
親の教育や意識改革が必要 親自身の学習が必要
妊娠してから出産するまでの間に、検診などの機会を利用して、親としての子育てのあり方、家庭教育のあり方を指導し、
親としての自覚を持たせることができればよい。
保護者がもっと教育に関して興味を持つこと。家庭でないと学べない大切なことがわかっていない保護者が多いように思
います。つまり教育は、学校と思っている保護者が多く学校ではできない教育の提供をしていただき、気づかせていただき
たいと思います。
保護者は,教育に関わること全てを学校にまかせて,家庭における世の中で生きていく上で必要な社会常識さえも教えて
いないことが多々見受けられます。保護者の再教育が必要なのでは。
問題はいろんな機会を設定しても,参加しようとしない保護者をどう招き入れるか。乳幼児健診で,保護者教育に力を入れ
る。【所管が違いますが必要と思う】
躾は家庭で行うものという考えが通用しない家庭が多くなっているので、先ずは親の考え方を啓発することが先決か?保
育所、幼稚園時代から保護者に子育ての情報、躾の具体例を掲げ、自分の家庭との違いを認識させてはどうでしょうか?
「教育」と言うと学力に目が向きがちですが、家庭の教育は、子どもが社会に出て、ひとり立ちできる基本を教える事だと思
います。あいさつ、礼儀、がまんなどは日々の習慣や経験から身に付くもので、こういったことを教えるのが家庭の教育だ
と思います。今、保護者は家庭の教育を誤って認識していませんか。ここを正さなくては家庭の教育力向上はありえませ
ん。
まずは親がそのための意志をもつこと.機会付与は二の次です.
家庭が子供を育てる一番大切な場所だということを、親が認識すべき。子供のいろんな問題を学校や社会の責任にしがち
だが、やはり基本は家庭だとつくづく思う。家庭がしっかりしていれば、子供たちを精神面でしっかり支えてやれるはずだと
思う。
疑問に思う家庭には、ある程度プライバシーの問題を超えて踏み込んで、保護者を育てる必要があると思う。
「子どもは親の背中を見て育つ」との諺(?)があります。親が目標を持って生活することが子どもに自分自身の目標を持
たせることになるように思います。特に思春期以後は「(親として)言って教育する」のではなく、「(自分が)行なって教育す
る」ことを実行するような家庭を理想としたPRをすることが、家庭の教育力の向上につながるのではないかと思います。
親が手本になるべき
子は「親の鏡」と思う。まずわが身を見つめ直すことからだと思う。
整理整頓をする。規則正しい生活,そして,時間を守る。テレビばかり見ないで読書をする。 など
まずは基本的な生活習慣ができなければ,学力向上ありえないと思う。
家庭での教育といえば「生きる」「生活する」ことに直結する事項が多いと思うので, 親の背中をしっかり見せる!!(指導し
たり,言い聞かせては年代によってはよけいに反発するから)機会を増やす事が大切だと思う。
家庭教育うんぬんの前に,親が見本・手本となれるように心がけて行動すべきではないでしょうか。あいさつ,身の回りの
ことができない親が多いと思われます。
33
一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
現在は、親も子も、嫌な事つらい事から逃げようとしていますが、世の中つらい事のほうが多いので逃げ切れるものではあ
りません。それより大切な事は、いかにしてつらい事を乗り越えていくか、それを教える事です。そのためにはまず、大人が
本気でつらいこと、嫌なことにチャレンジしないといけないと思います。それを乗り越えたときに本当の幸せがあるのですか
ら。
子どもに望む事はまず親がしてみせることが大切と思う。たとえば優しい人になってほしければまず親が優しい気持ちで接
する。子どもにどんな人になってほしいか、という前に親がどういう人間か。襟を正したいと思う。
子は親の姿を見て育つのだから、親がまじめな態度で日々勤勉に過ごしていると子どもも考え方や行動がそれなりに身に
つくと思う。
自分自身の人間としての成長を促す必要があると感じています。そのためには,会社人間になることなく,仕事と同時に,
多くの趣味もこなしつつ,一人の人間として成長することが大事かなと思います。
親がいかに子供に目を向けているかが一番で、甘やかしや贅沢なことではなく、心が豊かにのびのびと育つ工夫を個々の
家庭で考えることが大事だと思います。勉強しなさいというのは、無駄なことで、親自身があらゆるアンテナをめぐらし、社
会の様々な分野に興味を示せば、子供も好奇心の芽が出てきます。子供を磨くより自分を磨くことが親を尊敬し、家庭がう
まくいくことにつながると日々反省しつつ思っております。
親が手本になるべき
親が自分の言動に責任を持つこと。その責任を放棄することが子供にとってどんなに悪影響かを啓蒙すること。
親として自分自身がどうかまず振り返ること。子供に対して世の中に対して恥ずべき事はないか、自分の背中を見て育つ
子供の成長が確信できるものか? 忙しすぎる現代社会ゆっくり家庭で過ごすことも大切だと思います。
親の生き方(日常生活を含めて)が子どもにとっての手本である自覚をうながすために、このままでよいのか、という問いか
けを保護者に向けて繰り返すこと
親は子供の鏡にならないといけないと思う。子供に望む事は、親が率先してやらなければいけないと思ってます。
親自らが地域社会や学校の行事にはボランティアなどには積極的に参加し時には子供達と一緒にゴミ拾いや花植も良い
し人の役に立つよう努力しましょう。
親自ら苦しい(やりたくないことに)ことをやらなければならないと思うかどうか。やりたいことをやらせると同時にやりたくな
いことも時には、やらせなければならないと思うかどうか。
親自身の努力無くして、子供の進歩・向上は無い。いかに、親自身が努力し、身をもって示していくのか、それしかない。
大人として、「様々な面で責任を果たす」ということを、親が実践で示すことが必要と思います。上手く生きることを伝えるの
では、嫌なことや、辛いことを避けるようになると思います。
うるさく言わず,子どもを信じること。「信じているよ」ということを言語的,非言語的コミュニケーションでアピールすること。
スキンシップが大切
テレビシッター、ビデオシッターという言葉をよく聞きます。確かに子供にビデオなどを見せておけば親は楽だと思います
が、それではいけないと思います。我が家では夫と話し合って子供にはなるべくテレビ・ビデオ・テレビゲームを見せないよ
うにしています。親は子供の遊び相手にならないといけないので、その分大変な時もありますが、子供にとっては良い事だ
と思っています。息子もそのせいかはわかりませんが、本をたくさん読む子に育っています。
なるべく子供だけが家にいる時間が少なくなるようになるといいと思います。
何でも話し合う、時にはぶつかりあっても結果的には、大切な事。何でも明るく笑い飛ばせるような家庭に、どうしてできな
かったんだろう・・・と反省しきりです。
共通の話題をもつよう、親も子供の勉強内容に目をむけたり、同じテレビをみて笑ったり意見したりコミニュケーションを持
つよう心がけている。
親子のコミュニケーション
個人的には家庭はリラックスできる場所でありたいと思っています。 学校の時間内にできなかった事を宿題として増やす
のでは親子ともカリカリした時間を過ごすようになるのではないでしょうか。家庭では短時間で済ませられる程度の宿題(学
習習慣を身に着けるため)にして、遊びの時間が増えれば、その遊びについての会話も増え、会話をとおして一般常識等
学ぶことができるのではないかと思います。
仕事柄、たくさんの子供を見ていて思うのですが、親が我が子の本当の姿を知らな過ぎる。親の前と他人の前とではまっ
たく違う態度を取る子供が多すぎるが、そんな我が子に気がついていない親が多すぎる。もっと自分の子供を冷静にしっ
かりと見つめる必要があると思います。もっともっと子供と真剣に対話をして、お互いを理解するする必要があるのではな
いかと思います。
子どもはまさに地域の宝です。近頃、悲しいニュ−ス等を見ますが親の身勝手で子育てを放棄したり、子どもの虐待など
のニュ−スを見ると、何故と思うことが非常に多いと思います。子どもと親が一緒に料理をしたり、一緒に裁縫(繕い物)等を
するよな光景が見られなくなりました。親と子の会話・コミュニケ−ション、このような過程の中で親は子に、子は親から学
びとるようなプロセスが生まれるのではないでしょうか。
子供と話せる時間を多く作ることが大事なのではないでしょうか。私自信、仕事におわれ、地域の行事等が多く、いっしょに
居る時間が少ないように思っています。サークル等の勉強会やイベントも大事かもしれませんが、子供とのコミュニケー
ションをとる為の時間が一番必要ではないでしょうか。
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一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
自分が家に居る時間が少なかったため、家にいるときは出来るだけ一緒に遊んだり、テレビを見たりなど共に過ごすことに
心がけた。子供達は一緒に過ごせる時間を喜んで心待ちにしていたようだ。
小学生の場合は、親が子どもの宿題に関して責任を持つ、というのがいいのではと思う。ちゃんとやったかどうか、親が
チェックして、分からないところを一緒に考えたりすれば、コミュニケーションもとれると思う。先日読んだピーターフランクル
の本に、ハンガリーではそれが当然のこととなっていると書いてあり素晴らしいと思った。低学年に限らず、高学年まで親
が責任を持つよう、学校や行政が指導してもいいのでは?
親が親としての充分な自覚がなく、仕事、娯楽を含めて自分中心の家庭を形成しているケースが多い。子育て支援と称し
て子供を預け入れる施設が増えるほど、この現象は拡大すると思います。いわゆる生きる力が身につくまでは親は子供を
しっかりと見守らなければいけません。そのためには貧乏でもよいのでは?
親子のコミュニケーション
大人になる年齢までは、親が子供をほおっておくことのないよう気を使うべきだと思う。犯罪の低年齢化や被害にあう幼い
子を、出したくないので。
中学生になると会話が減ると良く聞きます。親がネタと時間を作る努力をしないからではないでしょうか。今日、何の授業が
あったのか・・・知らない親が多いのではないでしょうか。親がもっと子供を知ろうとする、ネタと時間がキーワードではない
でしょうか?
私はとにかく一緒に勉強します。クイズ形式にしたり工夫をして一緒にします。親が無関心ではいけないと思います。わか
ることは教え、また、一緒に調べることも大切だと思います。 忙しくても、どんな勉強を今、しているか話しを聞くだけでもよ
いと思います。 孤独にさせないことが大切だと思います。
忙しい家庭が増えているけど、ちょっと、宿題しているときに声をかけて分からないところないか、聞く等少しの手間をかけ
てほしい。
1.「自由・個性」という名の「わがまま」が横行しています。もう少し「強制的なもの」があっても良いのではないでしょうか?
2.親子で参加する学校行事がもっとたくさんあって良いと思います。PTC活動は良いとは思いますが時として(クラスに
よっては)消化型行事になっている場合がある。
家庭の教育力が低下する現在の状況では社会の中で育てる力のある人との接触の機会を提供することが必要だと思い
ます。よって、子どもが、個人、または親と参加できるイベント(無料または低価格で)を継続的に開催したら良いと思いま
す。
学校における問題、子育てにおける悩みを共有できる集いを構築するため、現在の遊びみたいなPTCではなく、もっと親
子の学習機会を提供すべき。
実行できる場の提供が必要だと思います。
親子で活動できる場所や機会が必要
親の社会活動への参加が地域による子育てを可能にするのではなかろうか。社会活動・休暇・勤務の時間のバランスが
大切に思える。
親子で活動できる場所、施設、機会を出来るだけ作っていく。当方廿日市木材利用センターで木工教室やけんだま教室の
お手伝いボランティアをしていますが参加している児童・保護者が一生懸命取り組んでいる姿に心癒される。
親子参加型の体験活動を行うイベントが増えると嬉しいです。自然観察、スポーツなどジャンルを問いません。
地域・近所の行事に、子どもと一緒に参加することが大事。地域・近所の人の支えられながら、成長する事が大事。
例えば土曜日などを利用して子供と親の一緒に参加できる勉強の場が必要ではないでしょうか?
とにかく今の家庭では、仕事優先で、子どもとゆっくり向き合う時間が少なすぎます。時間的なゆとりが家庭に必要なので
はないでしょうか?
一番は、両親の「時間的な余裕」ではないでしょうか。子供と接する時間が長ければ長いほどいいと思います。色々事情は
あるとは思いますが、共働きは避けたほうがいいと思います。
家庭に教育を考えるほどのゆとりが必要。毎日仕事や生活におわれ、子どものことに関わる時間そのものがもてない現実
を社会的に改善していく必要があると思う。
親に時間や余裕が必要
家庭教育力をつけるにも、親があまりにも忙しい生活を送っていると思う。子供と話をする時間がもてなかったり、早く食事
の準備をして、早く食べさせて、早く寝させてという生活の繰り返しになっていると思う。家庭においても親にゆとりの時間
が必要だと思う。
今の親達は子育てにお金がかかるため、子供の小さい頃から仕事などをしているため、家庭で子供と過ごす時間がなく、
余裕もないのではないでしょうか?教えてやりたいことも、話してやりたいことも、家庭教育の大切さもわかってはいても時
間、余裕がないのではと思います。
親は子どもたちのことを一番に考えるべきと分かっていながら「親にも個人としての自由がある」などと「親業」からの逃避
を考える人が増えている。もちろんそれは甘えの部分があり意識を高める必要があるのだが,それを強いるだけ,批判す
るだけでは変わらない。子どもたちと余裕を持って接することのできる時間を,特に大切な幼児期にどう作れるかがポイン
トだと思う。
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一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
大人の社会が大変すぎる。ゆとりある働き方が出来るような工夫が必要。お金は必要だが、もっと働く人に対する配慮や、
人間らしい暮らしが出来るような社会のシステムが、必要。教育を見直すには、日本の社会のあり方を改善するより他無
い。
親に時間や余裕が必要
母親が職を持つようになり、ゆっくりと子どもに接してやることができにくくなっている。こどもを丸ごと受け止めてくれる存在
が、家庭内にないのではないかと気の毒になる。自分の子育てを振り返っても、もう少し余裕を持てなかったのかと後悔す
る。何かいつも追い立てられていたように思うのだが。イベント、行事も賛成だが、それが目的化するとまたまた、親子に余
裕がなくなる。
やはり、父親の存在が大きいと思います。色んな家庭があるかとは思いますが私の身近では、父親(夫)の帰宅が毎日遅
く、休日も出勤などで、育児を母親(妻)が一手に引き受けている人が大変多いです。 働き方を根底から改めて、もっと家
族で過ごす時間が増える社会になって欲しいと思います。それが、家庭の教育力向上につながると思います。
やはり父親も参加して、家族で子供を育てていけたらと思います。母親だけでは肩の荷が重いです。
家庭の基本は父親と母親の共同作業であると思うので、母親が孤独を感じないように、父親の親としての自覚を育てるこ
とと、家庭にいる時間が持てるように仕事時間の削減を図る事が必要だと思う。
父親の役割の重要性を啓発
今は共稼ぎの家庭が多く忙しく親にゆとりが無いような気がします。特に父親が仕事に忙しく子供とのかかわりが少ないよ
うです。基本的なしつけは、やはり家庭で行なうべきなので、母親におしつけるのでなく両親で行なって欲しいと思います。
父と子が触れ合う事の出来る時間をたくさん作る事。母は子供とは24時間365日接しているので母よりも父との接線を増
やす方が、家庭での育児環境は改善されると思う。
父親の育児への参加。特に幼少期に限らず年長期でも必要。子供は放っておいて大きくなるものではない。
母親だけでなく、父親の役割も広く広報、啓発して欲しい。
父親を家庭に返していただきたいと思う。休日はもちろんのこと,平日も夕飯が家族全員で食べられる時間に帰宅できるよ
うな社会にならなくては,きちんとした子育てはできない。家の中に少し煙たい人の存在がなければならないと思う。教師が
忙しすぎる。子どもの様子をゆっくり見られるように,先生にゆとりを持ってもらうように改善が必要。
もっと、家庭での教育を学校の先生方から啓蒙するべきでは。
家庭の教育について、学校側からの助言などもっといただきたいと思います。
家庭教育の低下は今後も大きな問題となるでしょう。親の力のなさでしょう。共働きも多く、親自身が学習する時間と意欲
があればいいのですが、それが望めない場合、幼稚園、小学校、地域がよりサポートせざるを得ないのではないかと思い
ます。
核家族化が進み他世代からの親の教育ができていないため世の中がおかしくなっています。今こそ学校で親に対して(祖
父母の代まで含めて)家庭教育の大切さを教える教室を設ける。
家庭教育への学校からの働きかけ等
学校は授業、情緒育成は地域主導でいいのでは?それが困難なのは賃金低下格差、片親家庭により理解が困難と思わ
れる。(※地域に参加する価値に懐疑な家庭が多い)もっと学校からPTAに提案、親父の会等に働きかけて、新しい地域
性を模索してはどうでしょうか?
教育の出来ない未熟な親が多い。小学校で強制的に集めて、社会の基本ルールや公共マナーの遵守をまず親に徹底指
導すべき。
躾について家庭で行うべき事は学校からも発信していいと思います。何でも学校におしつける傾向が見られます。
核家族化が進み共働きも多いことから、家庭の教育力は確実に低下の傾向があると思います。その上、町内会・子供会な
どの地域コミュニティーに参加しないか家庭も増える傾向にあるように思います。都市化(マンション・大型商業施設の増
加)により孤立化・匿名化・流動化に拍車がかかっているようにも見受けられます。これ以上個々の家庭を孤立化させない
施策が必要だと思います。
核家族化が進む中、家庭内でできることには限界があると思います。その分、地域ぐるみで子供の教育に関わるべきでな
いでしょうか。例えば、近所の子供同士で集まって勉強会をするなど・・・
教育や地域活動に無関心の家庭が増え、情報や場の提供をしたからといって、親そのものの考え方を変えなければ、一
方的なものになるだけである。町内会・子ども会などへの未加入の家庭も増えているので、まずはこういった地域活動への
地域のコミュニケーション等 参加をある程度義務付ける方法はないものかといつも思う。地域活動への参加によって、親も子も礼節を学んでいくと思
う。
近所の協力コミュニティと職場の理解が重要である。
現在「子どもの広場」などのボランティアを時々していますが、子どもたちの参加少ない。親が「子ども会活動」の世話がし
たくないから参加させない、などもってのほかだと思っている。自分の家族だけで遊びに行くだけという親がいるが、たまに
は地域の子ども会などに参加させるのがよいのではないかと思う。
地域の行事などに親子で積極的に参加して地域に溶けこみ、顔見知りをたくさんつくっていくことが地域にも、家庭にも、子
供にも大切な事だと思います。
地域や近所のコミニュケーションが大切ど思う。
36
一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
「家庭、学校、地域」がうまくかかわれば、子供だけでなく大人も、社会のなかの一員である事が理解できると思います。
まず親は、学校や地域との関わり合いを進んで持つようにすること。次に、子どもとの普段の会話から、子どもの事をもっと
よく知ることが大事だと思います。また、基本的な生活態度が身についていない子どもが増えていることが気になります。
日頃の生活から自然に身につくように、小さいうちから親がお手本になっていかなければと思います。
家庭の教育力向上?家庭で出来ることは、幼い時なら一緒に宿題をやったり、工作をしたりすることですが、中学生以上
になると、親の大部分が子どもの勉強に付いていけなくなります。そこで「勉強せぇ∼」だけになりがちです。家庭では、学
校と連絡を蜜にして、宿題の質や量そして塾の活用等などに、条件整備することが大事ではないでしょうか?
家庭,学校,地域の連携
1.各科目の習熟度が表示されている連絡帳を担任が毎月家庭に送る。2.家庭での時間の過ごし方を毎週担任に報告
する。3.家庭での役割分担(犬の散歩、風呂掃除、食事の準備など)を課する。4.テレビを見たりやゲームをしない曜日
を決める。
学校では、児童一人ひとりの個別計画書が存在するのか?あるのであれば、保護者と一緒に作成し、閲覧・同意を得る必
要がある。教師は家庭環境等を見るために家庭訪問なども行っているのではないか?家庭環境・学校での生活態度・学
力などを総合的に判断(アセスメント)して個々に必要な計画書を作成すべきだと考える。もっと教師と保護者が協力し合
わないと問題はより増えてくると思う。
教育については学校の責任も有るとおもいますが、躾は家庭の中で行うべきで、教師と親が真剣に、遠慮しないで腹を
割って話せる場を作りだす事だと思います。言いたい事は言わなければ始まりません。
先生と父兄のスクラムが強ければ。少々のことはがんばれると思う。とにかく先生と交流の機会をもってほしい。
学費完全無料化の実施
今の世の中、子どもを一人前に育てるのに、お金がかかりすぎる。教育力向上につながるかどうかわからないが、教育費
控除などの金銭的助成も必要と感じる。
経済格差のための、習い事など家庭によって、差がありすぎる。スポーツ活動の繁栄など、上下関係(学年の違う人との交
流がもてるようにしてほしい。)を学ぶ。
経済的負担が一番の問題。
経済的負担
母親が働きに出て、子供と接する時間が少ないことが、家庭の教育力が低下する原因。金銭的な問題なら、夫の収入を家
族手当や、児童手当などで増やすなどして、なるべく子供が中学生になるまでは、母親が家にいられるような取り組みが
欲しいと思う。
現在は共働きの家庭が多く、昼間は大人の目が行き届かないように感じます。教育に関する経済的な負担が減ると親が
家庭に居る時間も増えるのではないでしょうか?生活のために共働きをし結果として寂しい子どもが増えているように感じ
ます。
家庭に経済的余裕がなければ親の働く時間が増えてどうしても家庭での子どもと接する時間が減ってくるので経済的格差
のなくなるような支援がもっとあると良いと思う。
習慣づけが大切であるが,なかなか実現できない。
一日の、生活の中で時間的に節度を設け、それを習慣ずけることは、大事だと思う。
生活の習慣付け
格差社会の中、家庭教育においても、ほったらかしと過保護という2分化がすすんでいる。そういう中での教育力向上は、
まず、生活リズムの見直しという基本にかえることからだと思う。生物としての人間の体は原始とは変わらない。文化の発
展で脳に刺激的な事が多く、身体力が低下している。まず基本を見直すこと、そして継続することに重点をおくべきではな
いだろうか。
子供が小学校に入る頃までに基本的生活習慣は各家庭でつけておくことが必要だと思う。あたりまえだと思いがちだが今
の子供たちにはすこし欠けていると思う。
生活習慣の基本ができていないと思います。まずは、三食きちんと食べさせてゆとりある生活をさせることだと思います。
小さい時は、一緒に勉強をすることです。
早寝・早起き・挨拶を徹底的に幼・小時期に習慣化すること。
イベントをするというより、日常的に子どもの駆け込み寺であったり、親の駆け込み寺のようなものがあればと思います。一
家族で子育てをするのではなく、社会で責任を持たなければなりません。
子どもを地域で育てる環境が必要 子供は地域で育てるもの、子供を危険から守るためにも、ご近所さんがお互いの顔が見える環境整備が重要、日頃から
のつきあいの中で地域が、地域に住む人物が不振人物から他人の子を守る環境が必要。
親の視野が自分の子供だけに限定されているように思えます。お互いに人の子供をも育てていくのだという気持ちが持て
る地域の育成に、行政はもっと積極的に関与、助成すべきと考えます。
37
一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
地域で身近に住んでいる子育てを経験した人の力を取り込めるシステムの構築。例えば、ふれあいの会などに子どもを連
れて参加できるような会を年数回定期的(または不定期)に集会所などで開催し楽しいひと時をもつ。地域の子どもを知るこ
子どもを地域で育てる環境が必要 とができるので、お互いに声をかけやすくなると思う。
地域の子供は地域で守る。
核家族より同居がいいです。親になってもお母さんと呼べる人がいてくれて、私も頼りにしているし、お母さんも頼ってくれ
る。子どももおばあちゃんには逆らわないし、将来の話も孫にしてくれる。自己中心的な考えばかりではいけないと勉強に
なります。
多世代の交流が必要
今でも我が家では大家族制度(4世代で生活している)なので、昔話や礼儀、伝統、いろんな話を子ども達は聞く機会があ
り、自然とお年寄りは偉い人なんだと尊敬するように育っています。しかし、ほとんどが核家族の今、両親だけで、しかも片
親が多い今、子ども達に聞かせる経験値があまりに少ないので、学校に地域のお年寄りをどんどんゲストティーチャーで
来ていただき、いろんな話を聞かせてあげて欲しい。
子どもと年配の方とのふれあい活動は、親にとっても色々と良い効果があると思います。
子ども会・敬老会・町内会など地域が世代を超えて交流する機会が減ってきている。官からの補助なども減ってきている
(あるいはなくなっている)。行政など縦割り制度をなくして、あるいは改善してほしい。決して子どもだけの問題ではなく、全
世代にとって必要なことを熟慮して欲しい。
世代を越えたつきあい(近所のお年寄りの方などと)ができるように子供達にいっていきたい。
子どもの力を信じて、自分でやらせてみることが大切だと思う。子どもの数が減り、目が行き届きやすく過保護。または親
が忙しすぎて便利なものに子どもを託す(ゲーム機・インスタント食品等)の2極化を感じる。世の中が便利になったことが
教育の低下につながっていることも感じる。(いまさら後戻りできない難しいところ)
出来るだけ子供の意思を尊重する
子どもの自主性を尊重
親が子どもに対して無関心であってはならないしまた子どもに干渉しすぎるのも子どもが自立できないでしょう。常に子ども
のことに関心を持ちつつ子どもの自主性を重んじることが大切だと思います。「子どもは親の背中をみて育つ。」といいま
す。結局家庭教育子どもの教育といっても親が人として自分自身の生き様を子どもに見せてやることが重要なことではな
いかと思います。
子供が小さい時から、出来る範囲の仕事を何か1つやると家庭で決め、責任、義務、規則は守る等の意識を持たせていく
ことが必要ではないかなと思います。
それぞれの家庭で考え方などありなんともいえないが、全ての親が子供が困っていることを替わって片付けてやるのでは
なく手助けしてやれればよいと考えている。
家庭教育は家庭だけでという考え方ではなく、地域や学校などと連携した家庭教育が必要だと思う。共働きで家族間のコ
ミュニケーションをとる時間が無い家庭が多いように思われるので、まずは家族間でコミュニケーション能力を向上させられ
るよう、家族の時間を持つ努力をする。
家族仲良く会話をする事を重視していきたいです。
家族でのコミュニケーション 朝食は必ず家族全員そろって摂る事を最重要なこととしてきた。子供が生まれる前から結婚したときからその様にしてき
た。
学校の教科を家でも更にするのが 家庭教育と思っている親が多く塾や習い事をぎゅうぎゅうにしている子どもが目立ちま
す。その子どもは塾で夜弁当です。それを親がさせているのは問題ではありませんか?晩御飯を家族で食べ、ホッとでき
る場所がある家庭には自然に食・命・人を労わる心の教育ができていると思います。家庭で何を教育するかが問題です。
子どもは犠牲者。大袈裟ではありません。
とにかく、親も子育てを楽しむぐらいの気持ちが必要、うまくいかなくても当たり前ぐらいの気持ちを持とう。カエルの子はカ
エルですよ。
子育てがうまくいくとは、親の思うようになった事ではないと思います。親の都合でうまくいかそうとすると、うまくいかなかっ
た時、親も子も苦しむのではないでしょうか。今、少年事件があるたびに、子育てを間違わない様に変にマニュアル通りに
育てようとしているのではないでしょうか。子どもは一人一人違います。親も子どもの人権を尊重して育てるゆとりが必要で
はないでしょうか。
親が気負いすぎないことが必要
子育てや青少年犯罪などの情報過多になり、逆に親が子育てに迷うようになった。多少のことはどの子供でもあること。お
おらかな子育てを心がけています。
母親自身が大人になりきれないうちに、お母さんになってしまっている気がします。子育てをしながら次第に親に成長すれ
ばいいのですが、仕事や家事に追われて、子どもを邪魔に思う時期があり、その時期が子どもにとって母親を必要とする
時期だったりすることに、問題があるような気がします。ゆったりと子どもと向き合い、のんびり子育てできるような環境が
必要なのかもしれません。
38
一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
ひとり親家庭に対しては、様々なイベント・活動の機会があり、電話連絡や様々な厚遇が受けられるのに対し、両親が揃っ
ている家庭へのこのような情報・広報は少ない。
家庭教育に関する親自身の学習機会があっても、日程が合わないことがほとんどです。無理をして出かけると、そのしわ
寄せが当日の子どもに係ってきます。インターネットや冊子などで、学習の内容を公開していただけると、とてもありがたく
思います。
保護者への情報提供が必要 家庭教育を充実させていくためには、なによりも親世代に時間的な余裕と教育のための幅の広い情報の提供が肝要で
す。それらは、子育ての意欲を親世帯に醸成し、親を慈愛に充ちた養育に情熱を傾ける方向へ促します。そのためには、
労働環境と家庭の経済力の向上を進める一方で、子育てに良い知恵・保険衛生・道徳・社会協力などの情報をふんだん
に提供していくことが必要です。
朝起きて、今日一日、子供とどう過ごそうか…と悩むことが多いです。もっと外に出て、いろんな人と知り合うきっかけを
作ってあげたいとも思うのですが、機会があまりありません。保育園や幼稚園の園庭開放などがあると聞いたことがある
のですが、近くでもやっているのかわかりません。そういう情報がもっと手に入りやすくなったらうれしいです。
以前のように月曜日から土曜日まで授業がある方が家庭の教育力は向上すると思います。土日が休みだと働いている親
は一緒に居てあげられないし、親子の活動も出席出来ないので難しいと思います。
学校週5日制
家庭教育と言われますが、私はまず土曜日は学校復活を望みます。土日が休みになったので全く心のゆとりのない学校
生活を送っている子供達 土曜日に学校があった頃は先生が遊びの時間を作ってくれたり、PTCも4時間以上あったりと
親と学校の連携も取れて自然に家庭教育向上になってたと思いますが、今はPTCもなくなり、学校は学校、家庭は家庭な
ので片方だけで向上など、できないと思います。
決して、子供たちの完全週休二日制は良い事だと思いません。親は仕事の場合が多いので田舎のように交通便の不便な
地域では連れに帰ったり負担が多いです。学校で半日学びながら子供同士で残りの半日をいかに過ごすかを計画し、一
日を過ごすというのも子供の自立心のうえで大切だと思います。(上の子が低学年頃はそうでした)
週休二日制の早期完全撤廃。
どんなにゆとり教育といって子供の休みを増やしても親が共働きで、休みも満足にとれなく残業つづきでは親子のふれあ
いはとれない。もっと会社の側も変わってほしい。
親が子どもと接することができる仕組みが必要
共稼ぎの家庭は、両親が働くことに精一杯で子供に接する時間がほとんどない。触れ合える時間が持てるような休暇が取
れたらいいと思う。
両親が働いている核家族が多い中、職場の理解、勤務時間の考慮、優良な保育施設の拡充は不可欠。また小学校入学
と同時に、留守家庭子供会の定員枠の少なさやみて下さる時間の少なさ(長期休暇も含む)の問題がある。小学生のうち
は防犯上の問題もあり、子どもを鍵っ子にするのはとても心配。幼児期だけでなく、学童期においても、安心して親が働け
る環境を整備する必要があると思います。
私を含め、親自身が礼儀等できていないことが多い。道徳教育がなくなったのは疑問である。
道徳教育が重要
自分の子だけがよければいいという親が多いように思います。他の子が倒れても助けない人が多いです。思いやりの心が
非常に欠如しているように感じてます。子供の時からの道徳教育が必要だと思います。
特に親レベルの取組を重視していくべきだと思います。今はとにかく自分勝手が氾濫しすぎ。小学低年層でのしつかりした
道徳教育が強く求められます。大人での教育は遅い。
机にしがみついてだけの学習のみならず、体や手先を使った体験学習を多く取るべき。
体験活動の実施
今は子供が安心して外で遊ぶことができなくて経験をするチャンスを失っています。なるべく自然の中で様々な体験を通し
て失敗しながらたくましく育っていけるようにおおらかに見守ってたくさん抱きしめてあげてほしいです。お手伝いをしても
らって家族の役に立っていると自覚させ、自分から積極的に行動できる子供に育てていけたらと思います。
学校の宿題だけに満足せず、家庭でも少しは教材などで復習すべき。子供だけや親子で参加できる工作教室や体験教室
を学校や地域、民間企業でもっと開催されるとよいと思う。
各家庭の価値観の違いが,子どもをしつけるに当たってとても大変な時代だと思う。ただ,自分の家庭はこのようにすると
いう一貫性のある躾をする事が大切ではないかと思う。
親がしっかり躾をする
社会の一般常識「人に迷惑をかけない」「礼儀正しさ」「弱いものをいじめない」「決められたことは守る」等を家庭内でしっ
かりと子ども達に躾ける必要があると思う。
家庭の教育力も必要ですが、親の子供に対する最低ルールの教えも必要かも!
息子が2年前から、父子家庭になり、食事の不規則、話し相手の無い環境、食事の不規則、家庭に帰宅拒否の状態。父
親の子育て参加の支援、また父子家庭の援助をお願いします。
父子家庭,母子家庭への支援 夫婦が子供に関わっていくことが一番大切だと思います。近年は両親がそろっていない家庭が多いようですので、そういう
家庭を支援する専門家が必要かと思います。
離婚率が増加しているように思えます。夫婦の事情で子供たちは病んでいます。片親で懸命に育てておられる方もいらっ
しゃいますが、なにか支援できる方法はないものでしょうか。
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一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
妊婦さんになった時から,子育て講座等,学ぶ機会があればいいと思う。実際の体験を聞き,感動したりして,いろいろな
ケースを知り,自分自身を見つめられる機会があればと思う。こういった講座を市や区に申し込んで参加するというのでは
参加率は低いと思う。やはり身近な保育園,幼稚園,小・中・高校,地域等で気軽に参加できる所での開催が望ましい。
身近な学習機会
身近な場所で学習会を開いて欲しい。
夫婦共働き家庭での教育力向上に向けて、参加しやすい講演や地域単位での情報交換場所があれば良いかなと思う。
また家庭と学校だけの取り組みだけでなく地域の人達との関わり合いの場が余りに少ないように思う。 地域の人達と多く
接点を持つことで、家庭と学校での子供の様子以外で地域の方の情報を元に、より良い家庭教育力に繋げていけるので
はないかと思います。
家族でのイベント参加等
家族で参加できるボランティア活動の情報提供: 体験談やワークショップに参加できるイベントをする。社協で子供向けにさ
れている夏休みのボランティア活動紹介のようなものを、親子で参加できるボランティア活動を紹介する。電話相談の創
設:電話相談のような、子育ての悩みを気軽に相談できる窓口を作る。
家族で地域の催しを企画する。家族の連携も深められ、地域とも深められるからいいと思います。
家族全員(全年齢)対象としたイベント。子供の年齢が離れていても参加できる等。
子どものしつけ,子育ての悩み等を幼児期以降も気軽に相談できるシステムがあれば良いと思う。
気軽に相談できる場所が必要 最近、子育てに不安を感じている人が多くなってきたと思います。それは、核家族が増えたことやその他いろいろな原因が
あると思います。その不安は、多くの場合、誰かに聞いてもらうことだけで軽減されるのではないかと思います。病院や児
童相談所などではなく、もっと気軽に相談できる場所を多く作ってほしいと思います。
学校で問題行動を起こす子ども達の原因は、すべて親にあります。そのような親は何を企画しても出てきません。学校の
先生だけに任せるのでなく、保護者同士、地域の方も含めて周りの者全員で対応していく必要があると思います。
近所や保護者同士の協力
親同士がもっと協力して助け合う活動をすることが一番だと思います。PTA活動・地域活動に子どもと一緒に参加すること
も大切と考えます。地域の皆さんの意見・助言はとても参考となります。
子供同士が触れ合う機会が少ないように思います。近くの公園に行っても誰もいません。小さいうちからしっかり外で遊
び、人間同士のふれあいを感じられる環境が欲しいのでそういう場が少しでも増えればうれしい。
子どもが遊べる場所等が必要
養護学校に通う子供がいます。地域で放課後遊べる場が非常に少ない。療育も備わった放課後対策事業をもっと充実さ
せて欲しい。健常の子供については、公民館などで「絵画教室」や「書き方」など教室を色々増やしてみたらどうかと思う。
客観的に見て共働きの家庭は難しいと思います。目の届かない子供はどこまでも、飛んで行きます。三世代など、身内で
の目が必要ではないでしょうか
多世代の交流が必要
親子(2世代)の交流とは別に、3世代(親から子へ子から孫へ)の交流を多くする方が、人間育成の効果はあるのでは?
(核家族になって、語り継ぎや祖父母の知恵などが伝承できていない。)現代文化と旧世代文化の交流が無い)
学校と家庭にはで夫々やることが異なります。お互いを尊重して批判をしない、責任を果たして行くべきだと思います。
学校と家庭の役割の明確化 学校は学習と集団の中での個人の役割を学ぶ場として集中してもらい、家庭では人間としてのしつけの場として、それぞ
れ役割をはっきりさせて責任のなすりつけあいをやめることが必要ではないでしょうか。お互いの役割が明確になることで
家庭の教育力も向上すると思います。
家庭と共に教育力を向上させてくれる努力をしてくれる学校の先生を育成してほしい。子どもの心を傷つける先生がいるこ
とを知ってほしい。先生を学力重視で採用しないでほしい。
家庭の教育力についてはたぶん意識のある人とそうでない人との差がすごくあるのではないでしょうか。意識のない(低
い)親にわかってもらうにはもっとこの重要性を知らせる広報活動などが、必要だと思います。家庭の教育力という言葉も
あいまいで意味〈内容)がわかりにくいのでもっとわかりやすく今よく言われている「早寝早起き朝ごはん」のような具体的
な言葉があるとわかりやすいかなと思います。
家庭間での格差が激しい感じがします。力を注いでいる家庭はすごいし、悪く言えば、ほったらかしという家庭も…そんな
環境の子たちが同じ教室で同じように教育されるのはすごく難しいことではないでしょうか?
その他
1ヶ月のうち何日か テレビを見ない日,読書をする日,など決めてすると良いと思う。
・親の自覚の薄さを痛感している。・核家族が多く,経験者から学ぶ姿勢がない。協力を得ようとしない姿勢も多い。・家庭
の教育力を高める取り組みが急務である。
1.子どもは、「素直な自分を表現したい、正しいことを正しく表現したい」思いを素直に表現できるよう、正しいことを正しい
と受けとめ、正しく評価し、正しく子どもに返してやれる家庭づくり、環境づくりを親が心掛けることが大切と考えます。
あまり関係ないかもしれませんが、子供を産むべきでない人が(男女とも)不幸な子供を生んでいる気がします。過激な意
見ですが、出産に免許がいるのかもしれません。
40
一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
イジメ問題に直面した際,当時我が子を体を張って守ることを意思表示した先生が誰一人いなかったことは、実に嘆かわし
いことだ。つまり学校と家との間に確実な信頼関係が必要だということ。親にしても損得の物差しを持ち、ダブルスタンダー
ドが生きていくための常識の如く思っている。両者の間にはやはり隔たりがある。
今は親の教育力を向上させなければいけないので,長い時間がかかってくる。今から子どもの心の教育をさせないとダメ。
結婚生活25年の私の実感として,共に家族で食事をとる,野菜を沢山たべさせる。
これは絶対に大切なことだと思う。そして夫は子どもにやたら口出しせず,しかし,妻からは夫に子どもの情報は入れると
いうことも大切だと思う。
子どもが遊ぶ場所がない(外で遊ばない)。
校庭はクラブが占領,公園はない。
屋内でのゲーム等が多い(ゲームを少なくする方法を考える)。
なかなか難しいことだと思います。
なぜ勉強するのか子ども自身が、理解してまじめに毎日こつこつやれるようになってほしい。
なんでも、社会、公的機関とか外部に頼る傾向はいかがなものかと。まず、親が努力すべき。子供の帰宅時の留守になる
共稼ぎは回避すべき。
わかるまで一緒に考えて勉強していきたい
下の子が幼稚園や保育所の時小学校の参観日や懇談会に預けて参加できないので困りました。下の子を連れて参加す
るのは大変だし、ほかの保護者の中には、あたたかく見守ってくれないかたもいらっしゃるのが現状です。こういう状態が
続くと、どうしても下の子をお荷物に思ってしまいます。一つ一つの事をそのことだけでなく、様々な状況に配慮して、幼稚
園、保育所、小学校全体で子ども育てをしてもらいたいなと思います。
夏休みなどボランティアで宿題などを見てもらえる場所が近くにあったらよいと思う
家庭の教育は、それぞれの家庭で持ち味が違います。従って、その家庭が目指す大きな柱を1∼2本、全員で共有するこ
とだと思います。我が家では、①夕食前に全員でお仏壇に参ること②履物は常にきちんと整頓をしておくこと を柱として
日々取組んできました。他との比較ではなく、自信を持って大人が実践することに尽きると思います。
その他
家庭の中がいつも明るく笑いであふれているようそれぞれの家庭にあった方法で地域や家庭教育を推進している場所な
ど利用し、努力していくことが大切であると思います。
家庭教育に関する祖父母の学習機会の提供
家庭教育の基礎の時期である乳・幼児期の微少の発達の遅れ等に対して、個々に応じた適正なアドバイスを与える保健
婦・保育士・幼稚園教師の質の向上。中学校では、平均的な中学生しか対象にならない進路指導や生活指導のため、思
春期の子ども達の行動に悩む親たちやより高い水準へ飛躍していこうとする子ども達へのアドバイスにならない。
家庭教育の根本は、家庭の長である父親の存在が大切であると思います。その父親のいい意味での権威の回復が今は
必要だと思います。小さなことかもしれませんが、一例を取れば給料の銀行振込制度が父親のありがたさを低下させてい
る原因ではないかと思います。給料日に父親が持って帰る給料で父親の存在感を感じるのではないでしょうか。
会社に小学生の子を持つ同僚がいますがお昼休みにゲームをしながら・寝転がるに近い姿勢での食事風景を見ていると
学校での45分席につく事や食事や挨拶などの常識を教える事が無駄に思えてきます いくら学校で整理・整頓・躾などを
言っても家庭に帰れば終わり 家庭でのながら族が月曜の教室を作っているような気がします。
各家庭で必要なことはあっても、親の世代を教育していくことは難しいと思う。いろいろなことに興味のある親にとって学ぶ
機会はいろいろとあると思うが、そのような余裕のない家庭に家庭教育の必要性を伝えていくために社会で何かできること
はあるのだろうか。学校などで講演会を開いたとしても、聞いて欲しい親は足を運ばない人ばかりです。
核家族や共働きが増える中で,忙しさも手伝い子どものことを受けとめる力が弱くなってきていると感じる。親自身も,確固
たる子育て観(躾も含む)がぼやけてしまっているように思える。親自身の経験不足や人との関わりの少なさが原因の一つ
にあるのではないだろうか。子育てに関して,受身になるのではなく,もっと積極性をだして欲しい。そのためにも,多くの人
とのふれあいや経験を大事にして欲しい。
学校での教え方などの情報がわからず小学校までに出来なければならないことが分からないので親が教える基準や情報
を提供していただいたら何を教えていくかが分かるのではないか。また、共働きの家庭が多い中家庭で教えられる時間な
どがかぎられているような状況への配慮が必要と思われる。
学校によって宿題や教育に対する取組の差を感じます。自分の子が通う学校のレベルを知り、親が子供を良く知り、管理
はとても大切に思います。
学校は給食を昼食で食べにいくところとされ、校内事故・事件も校外事故・事件も家庭の保護者の責任は問わないですべ
て学校長の責任であるかのような捉え方をされている今日の時代で、家庭の教育力は空しい。保護者が自分の子どもに
「してあげる」と丁寧語を使い他者他人には「してやる」とういう未熟な大人の多い社会、変な家庭の教育力のせいだとみん
な思っています。人を邪魔にしてただ金儲けを尊ぶ家庭は危ない。
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一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
学力向上に興味があったら朝食でしょう。ブドウ糖を脳に行き渡らせ2時限終了時に補給。給食にする。退屈な先生の授業
にはガムも許可する。休憩時には気分転換身体を動かす。家庭より友達でしょう。社会性を身につけさせましょう。そうなれ
ば不適性な教員が少々いたってそこで淘汰されます。
基本的な事柄(物の善悪、生きる姿勢、自然に携わること)を根気よく教えていけば難しいといわれる思春期にぶつかって
も横道にそれることなく自分の道を歩んでくれると思う。とにかく我慢、忍耐の心を植えつけないと物質主義の世の中で悪く
なるばかりだと思う。そのためにはやはり親が毅然と子に接する事。子育てに20歳までとか制限はないはず、最後まで面
倒見る覚悟は親には必要だと思う。
教育=受験勉強、という一面ばかりが強調され、肝心な社会教育がかけている。社会のルールやマナー、働くという意味、
周りへの感謝等を修得するため、家庭内では積極的に手伝いをさせることが必要。また、親子で参加できる社会活動の場
をもっと増やすべきである。
教育講演会等に一部の保護者の参加を求めるよりも、奉仕活動を通じ社会の恩を教え、感謝する心を養うことが重要であ
る。そのためには、多くの保護者の参加を得るため、奉仕活動回数を増やす。感謝する心から自分にできることを考えさせ
ることが重要であると思います。
教育の場である学校よりも塾に関心の高い親が多いように感じます。学校、塾で子どもの自由な時間が無い。学校・地域・
家庭での連携が必要なのに、親も塾に通わせることで安心し、自分で育てることを忘れているのではないかと思います。
教育の目的は「社会に出たとき一個人の人間として責任のある生活を営む」ための力をつけることにあると思う。このた
め、親だけでなく地域社会の大人たちがいかにあるべきかを一人ひとりが考える必要があると思う。そして教育の場の最
小体である家庭の持つ役割は大きい。マニュアルに溺れることなくひとりひとりに合ったやり方で子どもに接していく必要が
あると思う。
教育は学業だけではない。
現在、犯罪を犯す青少年のほとんどはやはり親に問題があると思います。親が「育てる=自立させる」ことを放棄してい
る、あるいは育て方が分からない(知らない)。というのが実情ではないでしょうか。子供を可愛がっている親でさえ、子供を
ペット化している様に見えることがあります。「育てる」ということは、「飼う」のとは違います。その先にある「自立させる」とい
う意識が足りないのではないでしょうか。
公園を充実させてほしい。きれいなトイレ、屋根つきの休憩所、遊具など行きたいと思える公園をふやしてほしい神戸には
素敵な公園が多かったのに、広島はない。
行政には不審者対策をしっかりしてほしい。
その他
今、家庭教育は実にさまざまざまでいろんな家庭があるので自分のやり方を通そうとすると子供が仲間はずれになったり、
家庭そのものが他から孤立してしまったり、と大変難しい時代になっている。もっと大人が姿勢を正して生活しなくてはこど
もはまともには育たないと思う。
今の学校教育も家庭教育も、子供達に指示を出し過ぎたり、ルールを決め過ぎたりして子供達が自分の頭で考えるチャン
スを奪っている事が多いと思う。これでは、子供一人一人の個性を伸ばして自分らしく自信を持って生きていく事ができにく
いので、周りがもう少し温かく柔軟に見守る姿勢も必要なのではないか?と思うと共に、我が子とのコミュニケーションを日
頃からしっかりとって欲しいと思う。
今の保護者は、自分の子どもだけをみています。わが子のことには必死にあたるのに他の子にはあまり関心をもちませ
ん。それはビデオカメラに常にわが子がアップで写っている状態です。わが子を取り巻く他の状況は画面一杯に写るわが
子に隠れて見えません。大事なのはわが子を取り巻く周りの状況(人も含め)です。そこに目が向けば家庭の教育力も向
上するのではないでしょうか。
今春、看護師として復職を希望していたが、「子供をみてくれる人が周りにいない」「日曜も仕事して欲しい」など 子供が邪
魔と言ってる様にしかとれない事を多々言われ、下の子が小学生になるまで専業主婦を続ける事にしました。職場に当た
り前に託児施設があったり、子供が急病の時は気兼ねなく休めたり、もう少し働きやすい環境を作って欲しいと思います。
今,田舎でも働く若いお母さんがほとんどで,なかなか学校行事等にも参加しにくい状況である。たとえパート勤務でも気
兼ねなく仕事を休める環境になるといいと思う。
今日の子どもを取り巻く様々な出来事の多くは、親の養育態度に起因していることを痛感している。あまりにも子どもを甘
やかし、言いなりになっているように感じる。親にとって、子どもは「わが子であると同時に社会人」である。わが子を社会人
としてどう育てようとしているのか。そのためには今わが子に何が必要か。「社会人として育てる」視点が欠けているように
思う。
困ったことがあったときに,公共機関が設けている窓口へ相談に行くのはなかなか敷居が高くてできないが,インターネット
で専門家のメール相談などができたら利用者は多いと思う。
最近学校が密室状態で何が起こっているか親には解らない。もっとオープンになんでも相談出来る学校環境を望みます。
最近特に感ずることは子供たちの視野の狭さですが1つの提案として新聞を読む習慣をつけることがよいと考えます、毎日
読むことは、グローバルな考え、判断、知識を身につけ計り知れない教育力を身につけられるでしょう。
仕事に配慮しすぎて、親の学校離れが進んでいるような気がします。親と学校、親と親のつながりはもっと強くすべきだと
思います。急に子供は小学生になるわけではありません。参観日等参加できるよう職場、また親自身も意識できるようにな
るといいと思います。
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一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
子どもが受けられる教育に、地域格差のないことを望みます。
子どもが直接接する教育機関に携わる人への教育&ケアを重視するべきだと思います。家庭の教育力は、関心のある人
は高くなる一方、無い人は無関心維持なのが現状。啓蒙活動より、教育現場の力をつけることで子どもが変わり、ひいて
は親も子どもの変化に関心を持つきっかけになるのでは。信頼できる教師の言動は親への影響力も大です。親が教師の
後押しをする環境になればベストと思います。
子どもに家庭内のお手伝いをさせるようにする、簡単な事でよいとおもいます。風呂掃除、庭の草取り、玄関の掃除、茶碗
を洗う等々
子どもの頃から「家庭を大切にする心」、「親を大切にする心」を養わなければならない。いわゆる団塊の世代の人間が血
の薄い子を育てた結果が今の日本の状況である。そのことを真摯に受け止め、今の親は子どもに対する教育を基本的に
考え直さなければならない。
子どもの年齢にあった遊びや教材などを紹介してくれると良い。
子どもは、勉強してないようでしているとおもいますので、興味を持たせる方がいいのではと思います。勉強しなければなら
なくなったら、自発的にしないと身に付かないと思います。
子育ては、親(自分)育て。共に学び、行動し、習い、褒めたり叱り、忍耐と努力の自己学習と思う。
子供が欲しがる物全てを与えない(よく話あって)、譲り合い、我慢、集団のルール、等乳児期,幼児期に身につけさす。
子供たちが、もっと意欲的に家庭学習をするように働きかけて欲しい。
子供たちに人と接する機会を多くするように心がけています。また、挨拶は必ずするようにさせています。ひどく道理に外
れる時は、体罰もやむなしと考えています。学校の体罰禁止は、非常におかしいことだと考えています。体罰と言うより教
育的指導(はたくことや拳骨ぐらい)はあってもいいと思います。
子供との時間をできるだけ多く持ち、親子で悩み、楽しみ、お互い向上する。家庭の中だけに居ないで親子でドンドン外に
出て行く(子供を充分遊ばせ、自分も楽しむ)。小学校入学後は、学習習慣が身につくよう家庭環境を整える(テレビやゲー
ムは決めた時間以上は見ない、しない)。
子供に過度の期待をかけない。新聞を回し読みする、ニュースを一緒に見る、ご飯を一緒に食べる、それだけで、塾に行
かせるよりも子供の教育にはなると思う。
その他
子供の学力レベルが国内でどの程度なのか、塾に行かないとわからない。現状のままでいいのかさえもよくわからない。
「国内共通試験」のようなものを検討してもらいたい。
子供の教育に一番必要なのは親の愛、家族愛。核家族で共働きの家庭の子供は、特に家族の愛情に飢えているように思
います。
子供の教育は、学校、地域、家庭の協力が必要なので、家庭が教育力向上の必要を理解することが大切だと思います。
子供の得意な事を見つけてあげられる事が12歳までに可能ならばと思う。
子女が中高生である10代には、下校時にはできるだけ在宅し、「お帰り」と言ってやりたいものである。フレックスタイム制
の導入を望みたい。
私たちが子育てをする時は、朝ご飯を食べて学校へ行くというのが当たり前だったのに、今では、学校で朝食を出す学校
もあると聞きました。家庭の教育以前の問題でしょう!理解できません。
私には小学2年生になる甥がいますが・・・夏休みの宿題などは私の時代に比べるととても少なく、登校日なども最近の小
学校にはないとのことで、驚いています。それに知り合いの人に聞いた話によると・・・最近では子供達が辞書を持って登校
するのは重くて可愛そうだからという理由で電子辞書を買うように学校側で勧めているとか?家庭の教育力向上も必要で
すが、他にも大切なものがあるような気がするのですが?
児童相談所、近所などが、徹底的に親の虐待などがないよう目を光らせてほしい。虐待を受けた子、親に愛されなかった
子は、自分の子にも同じことをする可能性が高いから。
自分ができないことを言うのは憚られるが、テレビを見る時間を制限することである。いまや、子ども部屋にそれぞれテレビ
があり、見るなといっても無理であるが、勉強するコアタイムを決めて、その時間はテレビを消すことしかない。
住んでいる地域でもっと芸術活動にふれさせたい。または、美術館や劇場、音楽コンサートのチケットを割り引く制度の充
実が欲しい。
塾を経営しておりますが、ゲーム脳の疑われる行動をする中学生が、毎年何人か入塾してきます。携帯のサイトでもずい
ぶんとむごたらしい映像が流されており、それを普通に生徒たちが持っております。昔はテレビの番組にもPTAが目を光ら
せていた時代がありました。もっと大きな組織として、ゲームやネット配信の内容について物を言える仕組みがあればよい
と思います。
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一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
出産のため退職・7年後復帰するが、女性の場合し就職が大変だった。中小企業は福利厚生は殆ど無く、有給も取り難
い。また、女性は以前のキャリアなどは無視でまた、若い頃の初任給からだ。男女雇用均等法で女性は子育てし難くなっ
た。
将来の教育費の捻出に備え働きに出たいが、そうすると急病や、長期の休みの間面倒を見てくれる人がいない。夏季休
暇中は特に生活が乱れがちになるのでやはりそばにいたい。在宅で出来る仕事があればいいと切実に思う。
小学校の夏休みの宿題があまりにも少ないようです。こくご、さんすうの課題をもっと増やして欲しいです。
小学生,高校生の土曜日に参加できる地域の文化・スポーツ活動があれば食生活などにみだれがでないのでは しかし
世話をしていただく方がないのも現実と思っています。
小学生のうちは子どもの勉強をしているところを、親が見守るだけでもかなり効果があると思う。学校の勉強など親が見て
もわからない、塾に入れておけば安心と初めから投げてしまっている親が多すぎる。
少子化対策で「保育時間の延長」は、現在の国民の働き方が変わらないことに繋がると危惧しています。親の自己実現も
大切ですが、その背中を見て子ども達は親に甘えたりスキンシップを取ることを無意識的に我慢しているのではないか、そ
の積み重ねが思春期の子どもたちの起こす悲しい事件に繋がっているのではと思います。また保育士さんの勤務がハー
ドとなり保育士さんの仕事と子育ての両立を困難にしていくと思います。
障害児の家庭教育向上は養護学校や障害児学級から発信されるべきだと思います。養護学校の現状は、先生方の好み
の講師を研修に呼ばれ、先生方の好みの教育 療育が専門性と謳われている専門性とは程遠い状況です。先生方は障
害特性の知識すら薄く、よって授業展開も自閉症児の辛い状況が多々あります。養護学校内や特別支援教育室のみに任
せておかれる状況に危機感を感じます。
情報過多の時代であるから、自立心や判断力が付くまではインターネットや携帯電話は使わせないようにするべきであ
る。
色々な啓蒙活動を最も必要な家庭まで届けることが難しい。教育は国の根幹に関わることなので、もっと強制力をもって行
政が家庭に入って良いと思う。
親(保護者)自身の認識行動が間違っていたり軽薄ではないかと思っております。早婚と晩婚に二極分化しており、早婚の
ほうは子供が子供を育てている危なっかしさを感じております。親の親が私のように子育てに手抜きをしたあるいはせざる
を得なかった(特に躾 他人との付き合いなどの社会ルールについて)ことの影響かと思います。
その他
親が、子どものことだけでなく、社会全般の動静を見て、家庭教育を行わなければいけないと思います。マスメディアの発
展で、深く考えることもなく、カッコいいことばかりに流れている昨今、根本は戦後教育の失敗にあると考えますが、公民館
活動等の半分慰安的な社会教育でなく、もっと物事を十分に考える方向へ親達を再教育しなければと思います。
親の育った環境から子供の家庭教育は影響が大きいと思います。最近知ったのですが、教育委員会には訪問指導アドバ
イザーがいらしゃるのですね。たまたま、雑誌で大阪の魚住さんの記載を読みました。専門的にいろんなノウハウをお持ち
だと思いました。こういった方のお話が学校で聞けるといいのではと思いました。
親は子供達が行っている事に常に関心を持ち、共通の話題が出来る様にした方が良い。特に小学生の内は学校の活動、
地域の活動等に積極的に参加し、自分の子供以外の子供の顔も覚え、怒れる大人になるべき。
親も、読書をしっかりして子どもに読書の習慣を身につけさせて、感想を聞いたり、感動した事など話をする事。
親子でいっしょにいる時間が仕事の都合でなかなか取れないのが悩みである。
親自身も人間的に成長していないと、良い家庭教育が出来ないと思います。
精神的に大人になりきれていない親が多いので、大人になる前に教育する必要がある。
先日、7歳の子と話していたら「毎日習い事で忙しくて大変」と嘆いているのでびっくりした。そもそも「家庭教育」というモノ
が人によって考え方が違うのだなと思う。早くから保育園に通っている子の言葉遣いが荒いのも最近よく感じる。「毎日家
で何してるの?」と子供が同じ年代の働くお母さんに聞かれた時も、この人は子育ての中身を知らないのか?と不思議に
感じた。とても難しい問題だと思う。
戦後、50数年間教育界ではタブーとされていた、宗教教育が今、必要な時に来たように感じています。学問としての宗教学
では救済の視点がありません。大いなる存在に対して、信じて仰ぎ見る「信仰」の世界を真正面から相対する必要性があ
ります。仏教により、鎌倉文明が開化したように、もう1度、国を挙げての宗教に対する意識を変える改革が必要です。
大人がしっかりとした道徳心を持つことが大切だと思う。
大変困難な事ですが家庭教育の枠組みでは解決出来ません、生活環境、社会環境の抜本的改革が必要です。近来の世
相、経済第一主義、核家族、国民の利己主義等 人間基本生活基盤の変動が悪を生みました。古来日本の心=”物のあ
われ” が失われました国民一人一人が物事を真剣に考え、自己責任の持ち方も考える、(他人依存が多すぎる)
単身赴任制度をできるだけ廃止。子供には、父と母のバランスよい関わりが、どの時期にも必要。専業主婦扶養控除廃止
や保育所の充実は、大人の願いであって、子供の願いかどうか?特に乳幼児期は、親とのスキンシップや一緒の時間を
持つことが必要。最も大切な将来の人格形成が、お金と比較されて、ないがしろにされていないか?子供の立場からの法
律や制度の改革であって欲しい。
44
一般アンケート 問9
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
中学生になり何故ぐれる子どもが多くなるのか・・ひとつ大きな要因としてクラブの顧問の怠慢があげられると思う。エネル
ギーを持て余している子ども達が いい先生にめぐり合い、それに没頭できれば道からそれていく子は減るだろう。先生で
の対応が難しいのなら外部からでも専門の指導者を呼べる余裕があれば絶対子どもの非行は半減すると思う。
都市部では、いろいろな設備、情報が沢山あるが、地方では図書館の蔵書数を比べても少ない。
働く親も多い中、また塾が流行る昨今、家庭教育の向上は非常に難しい課題だと思う。勉強も必要であるが、将来子供が
ひとり立ちするためには何が必要なのか今一度よく考え、子供の自立を助ける為の勉強・将来に希望を持てる学習の施
設の整備と塾講師にまけない指導員が必要と思う。その場限りではなく、長期にわたって結果が見られるようなものであっ
て欲しいと思います。
乳児や幼児の多感な時期の、家庭環境は将来に渡って大事であるので社会的な制度として取り入れられることを希望す
る。
夫婦の仲がよいことは、子育てにも良い影響を与えると思う。
父親と母親の両親からの愛情が必要。両親の離婚により子の成長に影響が出る。
勉強したい子が、能力・興味に応じて家庭自主勉強出来る教材を、学校で自由にもらえるようにしてほしい。
保育園と老人や障害者のディサービスセンターを併設して幼児期から、親も子もたくさんの人が生きている事を認識し、親
自身が成長する出会いを自然な形で作る事が大切だと思う。
保護者が子育てに対して重要に思っていない。自分の楽しみを優先しているように感じます。
その他
母親が専業主婦の場合、一人で育児を抱え込んでしまいがちだと思う。母親が育児以外のことに視野を広げ活動できるよ
うにすると、子どもにとっても心地よい家庭環境が出来ると思う。「頑張って公園や習い事へ通う」よりも母親が地域活動や
ボランティアなど、周囲と協調して活動する姿を見せることが良い教育になるのではないかと思う。そうできるゆとりが欲し
い。
母親にも時には、息抜きが必要。そのための、一時保育のシステムが充実すればいいと思います。
放課後の預かり制度を充実させて多くの子供が利用できるようにしてほしい。
明橋大二先生に代表される現代心理学の成果をもっと啓発すべき。
問題が解けることの楽しさ、色々なことを知る楽しさを、何とか子供たちに感じとってもらえたらと思う。
幼児の段階での子育てがあまりにもひどい状況が目につきます。行政自ら親に対する行動指針を出すぐらいの事がない
と家庭教育は崩壊の危機にあると思います。家庭の教育力低下は今の親の世代を教育した学校教育にも責任があると思
います。今の子供たちがそうならないように、学校は親に遠慮せずに子供勝負をして、将来の家庭・地域教育の充実にな
るような教育をして欲しいと思います。
幼稚園や学校では心の発達をシラバスに掲げていますが、心の偉大性と人生の目的と使命を本当に知らない先生が、先
生自身心身症になられている事実。お医者様の家庭内殺人のニュースを聞くと、本当に知らないということは、怖ろしいこ
とだと思います。そして、一人一人が大切な人だと知ったら、自ずと家庭はやすらぎ、安らいだ家庭の子は、心が安定する
ので、しっかりと学ぶことが出来ます。
家庭においての会話不足が国語の表現力の低下と関係あると思う。
理想の型に進めるのでなく、現況から、まとめる。
45
企業アンケート 問3
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
親が家庭だけになっており、子供会活動、自治会活動等への地域行事への積極的参加が無く、自分の家庭だけ
になってきているように思える。集団での活動への理解と協調性があまりなく、自分勝手な発言が多い。親自身
のレベルが数段下がっているように感じる。
親の指導といいますが、その親が育った環境により千差万別です。当面の対策という点では、親の意識改革が
必要ですが、長期的には幼児から小学6年までの教育の充実だと思います。
家庭でのしつけ不足、子供をしからない家庭が多いように思いまいす。学校の先生だけに責任を転嫁せず、まず
親から手本を示し基本的なしつけが大切と思います。
親が親になりきれていない。どちらも子どもの状態。親が子育てを相談できる環境づくりが必要。地域の協力(子
ども会など)の充実。子どもは、家庭・学校・地域の3点で協力し合って育てるべき。
家庭教育する以前に、親の世代の教育が必要ではないのかと思います。今の親の世代は常識のものさしがずれ
た人が増えて、『個人』の事ばかり考え、地域や社会、国家と共に生きている考えを持たす必要があると思う。今
の親の世代を育てたのは過去の教育制度。教育制度を改革しながら、親の世代を教育する必要があると思いま
す。
家庭教育のベースが各家庭の持つ価値観によって異なっていると思うが、価値観という程のものを持ちあわせて
いるのか些か疑問を有している。子供会、参観日等の親を観ていると家庭教育についての教育委員会の懸念理
解できます。親になるために必要な教育が欠けた人への教育と未来の親に必要な日本人としての美質を受け継
ぐべく長期に亘る計画が必要と思います。
現在の子供達や若年社会人の荒れた思想・行動は、父母の家庭内教育の不備に他ならないと思う。自分さえ良
ければ・思い違いの個人の自由で、親を殺したり逆に自分の子さえ手にかける親ができているのではないでしょ
うか?そう言う人達ほど、勉強会懇話会等にも参加しないだろうし!本当に親としての教育を必要とする親を、ど
うやってそう言う場に参加してもらい勉強してもらえか?が第1優先課題ではないだろうか?
幼稚園に入園する時から、とにかく受験一辺倒であるため、今、社会的に問題になっているような事件が多発す
るのではなかろうか。また、親自身が社会常識に欠けるきらいがあり、親に対しても社会生活を営む上での常識
を教育する機会をつくることも必要である。
子育てに関し、親が無責任である。「とりあえず塾に通わせればいい」的な考えが多いように思う。だから「家庭内
教育を捨てて、塾の費用を稼ぎに働きに出る」は本末転倒である。それを社会は擁護すべきではない。
親御さんが、子供のために時間を割いてあげてほしい。『何でもいいから、いつでもいいから話を聞くよ』という態
度を示してあげてほしい。背中で無言の拒否をしている親御さんが多いと思います。
家族で過ごす時間を増やすこと
家庭教育向上の前に、親子間の会話の時間の確保。親子の会話がなさすぎる個室を与えられ、ゲームに熱中し
すぎ
教科書に書いたような手引きや啓蒙活動を行っても期待できるものは少ないと思います。 返ってそのガイドライ
ンから外れることへの不安等からギクシャクした関係が親同士、親子間で生まれるような気がします。 家庭の中
から自然なかたちで構築されるような仕掛け、仕組みが良いように思います。
学校教育と同様に家庭教育も大変重要であると思います。現在の家庭は核家族が多く、十分に子供に目がいき
とどかない家庭が多くあると思います。特に情操教育の幼児から思春期に至る間では、祖父・祖母の力は大であ
ると思います。3世代(祖父・祖母、父母、子)の家庭であれば、多忙な両親のカバーを祖父・祖母に十分補っても
らえると思います。今、「家庭での子供との会話」を多く増やすことが必要であると思います。
子供を一人で食事させないことが大事だと思います。
基本的な社会ルールを遵守する精神が欠けている様にみえることから、学校・家庭・関係機関が一致協力して取
り組んでいく必要があると考えます。また、スポーツマン精神という言葉で良い印象を与えるものもあるが、社会
ルールは遵守されていないように見られる。
離婚・不安定な雇用関係の影響を受け、低所得の世帯が増加気味である。こうした低所得の家庭に、多くの家庭
教育を期待しても実施は、なかなか困難である。地域や企業・ボランティア・NPO法人などでも教育支援活動を
する必要があると感じています。
教えることより考える力を身につけるように、家庭・学校での教育のあり方の見直しが必要。
46
企業アンケート 問3
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
教育する側の親,教師のレベルアップが必要だと思う。
教育現場での学力と集団生活態度への厳格な評価とそれの家庭への伝達、そして話し合い。親に現実を突きつ
けること。親に自覚がないと家庭内教育は始まらない。
学校が外向けに行事をしすぎるきらいがある。もっと じっくり 子どもと 接して欲しい。
現在、学校教育にすべてを求めすぎではないだろうか。ニュース等で報道されているのは一部でしょうが、少し家
庭での環境が変わってきたと感じます。
思春期の子どもに対しての、父親・母親の接し方をケースごとにレクチャーできる施設(教室)。
親が子育てや家庭教育に関して相談したり、悩みを話す仲間づくりや的確に相談対応できる専門家の育成と配
置が最も重要と思います。仲間を通じて前向きに親が成長できる体制の構築も重要と思われます。
見かけ上、親が裕福になり、親のため(見栄のためでなく、楽をさせてやりたいと思う心)でもなく、テレビや冷蔵
庫を家に買いたいという、いわばハングリーなモチベーションは見当たらない。どうすれば、就学年数も何倍もあ
る実社会でよりよく生きることを、まず考えることをさせるかが、肝要ではないかと感じる。
今の幼児・小学生・中学生及び高校生の家庭教育につき、その親世代の問題として捉えることは当然だが、その
親を育ててきた環境も連関している問題であり、根源的には社会全体の価値観が今のままで小手先の策を打っ
ても、大きな変化は望めないと思う。
子供がなにを勉強しているか関心をもち、出来れば教えたり教わったりしたいが、時間があったとしても学校を出
てから年数が経つとなかなかついていけない。それこそ基本的な事であるが日々の生活態度、遊ぶときは遊ぶ、
勉強するときは勉強する、食事、睡眠をきちんとする。物事の善悪等を毎日の事柄から教えていく。ある程度規
則正しい生活をすれば全てが向上するのではないかと考えます。
岡山県の教育環境と広島県の教育環境に差を感じます。親も子供も環境によって考え方が違うので、もう少し学
力向上できる環境が必要だと感じます。
地域の子供会活動の活性化が大切だと思います。
幼児期の教育が、その後の学習意欲、心の健康や人格形成に非常に大きな影響を与えます。大人(親)がその
重要性をしっかり認識すること。また実行できる環境下にあるか?が問題です。行政がその土壌をつくり、社会が
そちら向きにならなければならないと考えます。
イベントよりも、平凡な日常に敬意を払い、金銭よりも時間と自分自身を親が子供に対して投入できるような状態
にしたい。
ゲーム・ビデオ・テレビ等からの情報が非常に問題です。個人的には、今の犯罪等はほとんどこうした情報が起
因していると考えています。ここを制御しない限り、他の環境を整えても効果はうすいと思います。
現状を個人的に意見させて頂くとすれば、子供よりも親の方に問題が多いほうが多々あると感じています、親自
身があの様では子供に対しどの様な対策を作って実行してもあまり効果が期待できないのではと思います。
我が家では、「衣食住」について考え見直している。食」については、昨今親の仕事、子どもの塾やクラブ活動な
ど生活パターンも多様だが、夕食だけは必ず家族が揃ってとれるよう全員で工夫努力をする。住では、家族が心
地よく集える場所と時間を確保し、祖父母や近所の方々とのかかわりを大切にしていく。家庭であ学問教育だけ
にとらわれず、ヒトをはぐくむ「場」の創出を親子共々再考する必要があると考える。
私は体育・文化系の部活を通じての教育が挨拶・忍耐etcを身につけるのに一番良い方法だと考えてます。実際
に私の子供達も地域のスポ少・学校の部活に参加させてますが、家庭内では難しい教育を日々してもらっており
助けられている次第です。特に時の挨拶は良くできてると感じてます。しかしその反面、悪い方向への流れも・・・
特に市立中学校の部活のあり方が・・200字超えますので、私的意見にて失礼しました。
47
教員アンケート 問3
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
若い保護者が増え,我が子にしか目が向かない傾向にあるように思う。昔の知恵,祖父母からの教えがないま
ま大人になったようで,社会性に欠けている人が多いように思う。保護者自身を変えるのは難しいが,子どもを通
して子どものためにという考え方で,取り組んでいければ良いと思う。
我が子の教育(子育て)は,まず自分が責任を持って行わなければならないという親としての自覚を持たないとだ
めである。他人任せが多すぎるように思う。
今子育て真っ最中の大人は,子どもを一人の尊い人間としてではなく,ペットとして扱っているように思えてならな
い。学校教育の中で,すべての人が家庭とはどういうものか,男女の特性による役割とは何かをしっかり学んで
社会人になるといいのではないか。母親が母親の役目をしていない,父親が子育てに協力していない,又,両親
ともに子どもを自分たちで育てるという意識に欠ける為,毎日のように子どもが犠牲になる事件が起こるのだと思
う。
親が社会の一員としての自覚や養育態度,心構えを持つこと
親自身がもっと学習し,家庭教育の大切さを学ぶ必要がある。
親となったら,親としての自覚と責任を持って子育てに真剣に取り組んでほしい。なぜなら,子育ては一生の内で
の一番重要な大仕事である。片手間に行うようなものではない。次世代を担う子ども達に何を伝えるのかをしっ
かり考え,人間として一番大切な相手を思いやる心や「有言実行」で言ったことや決めたことはやり遂げる根性を
身に付けさせたい。
核家族化が進み,親自身も大人,親としての教育力が低下していると思う。つまり,子どもを教育できない親が増
えているという現実を改善していく必要がある。
親子で一緒に過ごす時間を大切にできる家庭レジャーだけでなく,家事や食事,会話などが大切。
広島県が推進している「食べる」「遊ぶ」「読む」といった基本的な習慣を身に付けることは,学童期には特に重要
なことで,家庭,学校が協力して取り組んでいけるよう,一層の推進が必要である。
そして親子が顔を向き合わせて話ができるよう時間の確保と工夫が欠かせないと感じる。また,親子が一緒に参
加できる機会をつくることもいるのではないか。
・家庭内で良く話し合うことが大切である。
・家族の絆を強くすると共に,子どもにも役割を与え,責任感を持たせることが必要である。
・親が手を出しすぎるように思う。もう少し見守る姿勢がいるのではないか。
子どもから,学校での様子など家庭において話を聞き,親子のコミュニケーションをとっていただきたい。
父親と母親がそれぞれ男として,女としての視点で子どもを教育するが,常日頃から夫婦が教育について密接に
話す機会を持っておかなければいけない。ぶつかりながらでも,それぞれの意見をまとめながら,家庭の教育方
針として教えていく。
親と子が共に50人くらいで,ゆったりした気分で話を聞くことが必要と思う。倫理観に欠ける親に良く会う
大人も子どもも疲れているのではないか。親子が触れ合う時間,ゆとりが必要。
・基本的生活習慣づくり,食育等に関し,家庭教育の大切さを引き続きどんどん各メディアで発信してほしい。
・発達障害児の増加と前向きな相談活動についても,どんどんPRしていただきたい。
家庭教育を充実させるために,いろいろな啓発活動,広報活動が行われている。また,参加型のイベント等も行
われているが,本当に参加させたい,勉強して欲しい家庭は,自分の時間がいくらあっても自由時間として使うだ
けで,参加や学習することはない。
地域力が高まること,有害情報をなくして,正しい情報を提供する以外にはないように思う。
勤務時間の短縮・休暇の増加は,地域行事等に参加する場合認めるということでないと,ダラダラと使うだけだと
思う。
家庭での教育について考えて欲しいという家庭ほど,学校等での講演会や学習の場に来られないので,それに
対して手が打てるようにしていかなくてはならないと感じている。
親自身の学習機会を持つ上で,是非,参加していただきたい親は,なかなか来てもらえない。そのため,妊娠時
に子どもの育て方について研修を義務付けたらどうか。
いろいろ懇談会等を企画しても,ぜひ参加して欲しいと思う家庭からの参加が得られない。まずは気楽に参加で
きるイベントから参加率を上げていく工夫が必要と思われる。
48
教員アンケート 問3
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
保育所,幼稚園や,特に小学校の低学年においては,子育てを経験したベテランの保育士や教師が保護者の
支援,指導を行えることが有効と考える。社会常識に乏しく,学校や公的機関に無理な要求を平気で行う保護者
が増加していることが問題である。
保護者に対する意識啓発をするために,研修会のようなものを増やしたり,保護者同士の話し合いの場を学校と
いう場所でつくる。また保護者自身が困ったときに相談に訪れるカウンセラーの配置等が望まれる。
以前の社会から考えて,子育ての手引書が出るということ自体がおかしいことだと思うが,核家族化が進み,誰
にも相談できずに子育てに自身が持てず,悩んでいる親がいることは確かである。このような形で家庭の教育力
を支援する取組みを行うことは良いと思う。
親の意識の二極化が進み,いろいろな情報や機会を提供しても伝わらないことが多く,学校としても悩んでいる。
一見して楽しそうで読んでみようと思わせる配付物の作成(紙質,大きさ,色合いの工夫等),参加してみようと思
うネーミングや内容,開催時間の工夫がある行事の開催等やり方を丁寧に見直す必要がある。
そして,普段声が聞こえてきにくい親からの情報収集(これが難しい)をし,取組みを考えていくことが急務だと感
じる。
(主要なものは「広島県生涯学習審議会答申」(H14.11)及び文部科学省の「今後の家庭教育支援の充実に
ついての懇談会」報告で概括されているが,)親子,とりわけ父子の接触機会を増やす工夫が大切であるように
思う。例えば,夕食時の団欒をテレビを消して持つ運動など,PTA運動として推進していくこと。さらに,心理的紐
帯を深めるためには,共通の趣味(スポーツや文化活動)や活動(レクリエーションやボランティア活動)を通じて
触れ合うことが重要であると考える。
(いずれにしても,地域コミュニティーと一体となった支援ネットワークの形成なくしては困難で,総合的な社会政
策プログラムが必要である。)
○物や食べ物を大切にする気持ちを育てること
昼給食で残量,好き嫌いが大変多い。学校の物を平気でこわす。落書きをする。
○自分の行動,言動に責任が持てることを身に付けさせたい。
陰湿なことを生徒,それを黙っている子も時々いる。
遠距離通勤や長時間労働が当たり前になり,保護者が子ども達と接する時間が限られてきている。生活のため
には,働かざるを得ない状況も多々あり,社会全体として家庭生活を顧る余裕がなければ家庭教育の充実は難
しいのではないか。
親は子どもの鏡だから,礼儀,学習等において,親として責任ある行動をとることが必要である。例えば,親が勉
強しなければ子どもも勉強しない。親も毎日机に向かって,本を読むことが大切である。
核家族化や親の共働きが進み,子どもと接する時間が減って会話が少なくなっていることが家庭の教育力低下
の一因だと思う。この解消に向けた取組みを考えていくことが必要だと思う。
格差社会ということで,家庭の教育力についても,それが期待できる家庭と,そうでない家庭との差が大きくなっ
ていると感じる。
教育力に期待できない家庭には,学校がどう働きかけても無駄のような気持ちになってきている。そういう家庭に
多くを期待するよりも,子どもが小さい時分から,地域力,ご近所の力や教育機関等の家庭を取り巻くまわりの
力で,全体で育むことを考えた方が良いのではないか。
校内暴力の嵐が吹き荒れていた頃の中高校生が親の世代となり,家庭教育が杜撰になってきたように思われ
る。親子ともどもに道徳教育の充実を図るべきと考える。
中学・高校時代に荒れていた人達が,今,親になっている。その子ども故,なかなか家庭教育に難しいものを感
じる。
やはり,私たちの仕事としては子どもを教育することにより,家庭教育の力を伸ばしていくべきであろう。
学校やその他の教育機関の取組みも必要ではあるが,家庭に対してその環境,経済能力など,現実には教育
分野では解決できない部分が多い。
家庭での教育の重要性をもっと社会全体で考えていく必要があると思う。
善悪の判断が家庭だけのものではなく,地域からも声がかけられる安全な地域社会の形成が重要に思う。
地域のネットワークがあると,子ども達にもそれなりの影響力があると思う。それと,困ったとき,情報交換等が気
軽に行える仲間,場があることは,保護者にとって重要である。
困ったときに,気軽に相談できる人や場が,もっとたくさんあれば良いと思う。
49
教員アンケート 問3
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
家庭や地域の教育力の向上に向けた動きが必要なことは誰しも承知しているが,原因として,保護者が幼・小・
中・高で受けた学校教育に原因があると考える。20年後の家庭教育を考えて,心を育てる必要がある。
次に県も進めている人間関係形成能力の育成,少しだけまわりに気を遣い,少しだけまわりに優しくできる生徒
を育てることが急務。
経済重視,効率性優先の風潮の中で,長時間労働,低賃金労働が増加した。そのしわ寄せが弱者である子ども
にかかっている。家庭の教育力は,国の文化である。小手先の施策ではなく,根本的な仕組みや理念,哲学の
中心にすえることが大切である。子育てや子どもにとっての弊害は,規制すべきものである。テレビ,マスコミの
情報,小売店の営業時間,ビデオショップの商品等,規制すべきものが多くある。
現在の社会情勢や家庭環境(核家族化)といった抜本的な問題が根底にあり,家庭教育と言うより保護者そのも
のに基本的教育力が欠如していると考える。従って,家庭だけに期待するのではなく,地域の中で,特に父親が
積極的に参加できる活動を仕組んでいき,何回も繰り返して地域事業やサークル活動を実施していくべきだと思
う。その延長で,親と子の参加できる活動も増やしていけるのではないだろうか。
現代の親は,ある程度の知識,教養も持っている。自分の子どもへの理想も持っている。頭では何となくわかっ
ていても,実際の子どもは十人十色,それぞれ違っていて当たり前だが,思い通りにならないことに腹を立ててし
まう。特に我慢することが少なくなってきたわがままな親も増えていると思う。核家族化が進み,祖父母の話を聞
いたり触れ合ったりということもなくなってきているのではないか。祖父母のおおらかさ,知恵に学ぶものは大き
い。
塾に通わさなければいけない現状も考えもの。人間として大切な基となる豊かな心,感性,耐性は親の後姿から
学ぶと思う。親にゆとりがないと,つい子どもが蔑ろにされやすくなるのではないか。
工業科の教員として25年勤めてきたが,まず家庭での経済的・時間的に十分な余裕がなく,日々何とかやめさ
せないように努めている現状である。このことは子どもに大きく影響し,自分の進路について見出せないでいる子
どもも多いように感じる。
授業料の未納者も多く,担任として納入してもらうようお願いをしているが,仕事とはいえ事務職員は子どもから
親の携帯番号を勝手に聞きだしたり,担任に保護者へ電話をかけるよう強要し,事後の報告を求めたり,やりす
ぎな面を感じる。担任と保護者と子どもが話し合い未納について考える余裕すらない。
家庭の教育力向上には,何事も押し付けてはダメな気がする。常識では,この場合どう物事を解決するか担任
が手本を見せたり考え方を述べて教え,保護者も同意し子どもにも考えさせる様な方法はないでしょうか。
だんだんと教育現場は事務的となり,心と心がつながった教育の場から遠ざかっているような気がする。
子育てに対して親が過剰に力を注ぎ,子どもに期待しすぎる親や,親が離婚するなど,子どもがつらい状態に
なっている。
子どもの言うことを鵜呑みにして,学校・教師批判をする親が増えてきた。電話や直接学校へ来て担当の教師に
文句を言って帰る。文句があるのであれば,子どもの口から言えば良く,親が代弁する必要はない。
子どものためを思うのであれば,「先生が○○と言うのはあなたがしっかりしていないからではないか。不満があ
るのならば,先生としっかり話し合ってごらん。」と言えないだろうか。
自立性を育てること。幼児・児童期に手をかけすぎて,中・高校生時にそうでない。何を育てるのかを親自身が分
かっていない。勉強ではなくやさしさ,自他の尊重など心を育てることが大切ではないか。
例えば,アメリカの高校生は,大人と対等に話したり,ダンスさえする。日本の子のように,キモイとバカにするこ
とはない。いろいろな事を体験させ,幅広い層の人と接する場を与えている。
日本の若者の幼児性と比べ参考とすべき点は大いにあると思う。
第一に大切なことは(子どもにとって)両親そろった円満な家庭づくりであると思う。
男性の家庭教育への意識向上が必要である。仕事優先主義という風土の払拭が働く男性が家庭に目を向ける
ことへ導くかもしれない。
土曜日の休日に家庭内での交流ができると予想されたが,それが現実には無理であったと思う。
氾濫する情報が,無防備な子ども達の感情や価値観に大きな影響を与えていると思う。社会の教育力の一部と
考えて,内容を見直し,適切なものに触れさせるべきだと思う。
50
教員アンケート 問3
その他家庭の教育力向上に向けて,御意見がありましたら,御記入ください。
自由記述意見
本年度より,学校の図書室を開放して「地域子ども教室」を開設していただいている。放課後の子ども達の居場
所づくりの一貫としての事業になり,地域の人達が安全管理員として子ども達と関わってくださっている。全校児
童53名中約半数近い子どもが残って,宿題を済ませた後,地域の人と一緒に様々な活動を行っている。
その中で,子ども達は地域の人から言葉遣い,躾,目上の人へのマナー,礼儀等教えてもらっている。
親自身が家庭教育について学んでいくとともに,地域の人々の力を活用して子ども達が全人的な人間として育つ
よう,行政面での事業をお願いしたい。
子どもの教育は,すべて学校教育にあるように思っている人たちや何かあると学校教育ばかりをたたくマスコミ
の人たちが多いが,そうではない家庭の存在は大きく,協力しなければいけないということを皆が理解しあえると
いい。家庭の教育力を高めていくことは本当に大切だと思う。
見えない所でも,人は人とたくさんの糸でつながっている。その多くの人達のお陰で生きている。支えてもらい,
励ましてもらっているのだ。だから,「自分は社会のために何ができるか」という自問自答をする力を育てねばな
らない。感謝する心も育てねばならない。この力や心は,自然との触れ合いや遊びの中で培われるとうことを
我々大人が忘れてしまっていませんか。
優良なレジャーの場があり,親子の対話,家族と家族の良い交流,地域と結び付いたサークルの充実を社会とし
て組んでいく。学習の一つとして図書館の充実。土・日の休日には親子が触れ合えるような勤務時間にする。
(休めるようにする。)
今,家庭にあって,社会にあって個の大切さを声高に推進することは,当然なことと考えるが,古来,日本という
国が持つ「我が家らしい」文化のような家庭の秩序を学校教育やメディアなどを総動員して今の子ども達の頭の
中へ注ぎ込むプロジェクト(次世代にかけたビジョン)が必要では。
この流れを社会につくれば,家庭の教育力は期待できると考える。
価値観や教育力が完成し,また異なる親が,それぞれの家庭で教育しているのであるから,既に手遅れの感が
ある。社会全体といえども,親の価値観等を変えるのは無理と思える。
我が子のことを考えてみると,子どもに「ああなって欲しい,こうなって欲しい」等沢山の願いがあり,ついつい「あ
あしなさい,こうしなさい」と口だけで動かそうとし,思い通りにならなかったら子どもが悪いと考えてしまうからうま
くいくはずがない。
誕生時の生まれてきてくれたことへの無条件の喜びを思いながら,まずは,子どもの思いに耳を傾けていくことを
大切にしたいと思っている。
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