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平成 26 年度第 1 回市原市生涯学習部指定管理者候補者選考会議
平成 26 年度第 1 回市原市生涯学習部指定管理者候補者選考会議(面接審査)会議録 【日 時】平成 26 年 9 月 16 日(火)14:00~15:00 【会 場】市原市役所 9 階 901 会議室 【出席者】・申請者 3名(市原市立南総・鶴舞公民館運営委員会) ・選考委員 6名 ・事務局 3名(生涯学習課) 【面接審査の概要】 (1)面接審査概要、選考委員紹介 (2)面接審査開始 ①面接審査の流れの説明 ②申請者による指定申請内容についての説明 ・会長挨拶及び出席者紹介 ・南総・鶴舞公民館の指定管理に係る事業計画の説明。 (※管理運営方針、自主事業、市民サービス向上、利用促進等について説明。) ③質疑応答 (※「委」→選考委員、「申」→市原市立南総・鶴舞公民館運営委員会) 委:対象エリアである南総・鶴舞地区の地域性・特性をどのように考えていますか。また、貴 運営委員会独自の管理運営の考え方・思い、具体的な方策などについて教えてください。 申:地域性ということであれば、八幡や辰巳台に比べ、南総地区はもともとそこで生まれ育っ た人の率が他館より高いと思います。我々よりも南総・鶴舞公民館がスタートした時のこ とを知っている方がいる、もっとも多い地区です。ですから、当時の良さや今のような時 代になって地域住民の方々が公民館に対して、どのように思っているのかを口で言うのは 簡単だが、私共でさえも管理運営委員になる前は、公民館とははっきり言って知らなかっ た。ついては、6万人の方々全員を本当に公民館に来たいと思うようにしていきたい。そ れには公民館のアピール、民間で言うならばコマーシャル活動が必要不可欠であり、現状 では広報活動を行ってきましたが、南総は6地区あり、意識や習慣・文化の違いがもっと も多いところだと思います。そのような中で公民館を広報活動だけでアピールしていくの は難しい面があります。ということで、我々運営委員会の自主事業をもっと確保していき、 子どもフェスタでは子どもだけでなく、その親を次の公民館利用者にし、最終的にはサー クル対象に繋げていきたいと考えています。また、公民館まつりについては、他の公民館 と全く違った公民館まつりになっております。ということで、広報と我々の自主事業を通 して、もっと公民館の認識を持っていただきたい。公民館というのは、望めばこういうこ とができるというのを分かってもらい、皆さんに気軽に来てもらえる「みんなの公民館」 を実現したいと思っています。 委:人員の配置・体制、指揮命令系統について、どのようになっているか教えてください。ま た、災害や事故等の緊急時の際、どのような対応を考えていますか。 申:人員配置等についての管理は、事務局長(館長)に任せており、我々はそれ以外の大きな ルールの内容の提案等をしている。また、緊急時の対応については、公民館の中で発生し た火事や地震により利用者が怪我をしたときは、緊急時連絡網の体制のとおりです。ただ、 去年の大雨のような際に公民館に避難者が来た時、あくまで南総支所・防災課の指示によ り動くことになっております。 委:鶴舞公民館の人員配置等に課題があると聞きましたが、具体的な改善の案があれば教えて ください。 申:鶴舞公民館の年間利用者1万人の約80%が鶴舞地区の町会や老人クラブ等の方々が占め ています。サークル数もここ数年で増えてはきているものの、鶴舞地区にあれだけの方が 住んでいるにも関わらず、鶴舞地区には鶴舞の人が集まるところが公民館以外にないので す。そのため、鶴舞公民館が無くなってしまったら鶴舞の方が大変困ります。ですから、 日中は日々雇用を必ず1名と夜間は予約があれば、行くようにしています。夏場は良いが 17時まで勤務しており、日が暮れるのが早い時期は真っ暗になり、人通りもなく危ない ため、防犯ブザーを設置しました。また、女性1人で勤務しているため、不審者が現われ た際、危険なため運営委員が時々顔を出すようにしています。 委:使用料等の公金の管理方法について、お聞かせください。また、契約に関して、特に再委 託をする際などの契約・選定等に係るルールはどのようになっていますか。 申:再委託については、毎年度3月までに次年度の契約の見積書をいただいて決めていきます。 ただエレベーターは色んなところに見積もりを取っても管理不能であり、現在契約してい る1社のみでしか点検を行えず、委託料については毎年交渉をしております。再委託の中 では、千葉ビルメンテナンスが1番高額になりますが、ここ2年間で50万円ほど委託料 を減らしています。というのは、今までは行政に対する見積りで契約してありましたが、 あくまで民間ベースで契約するようにしたところ金額が落ちました。そのように、随時、 毎年、金額を見直しておりますが、同じ浄化槽でも南総・鶴舞公民館はそれぞれ形状が違 うため、同じ業者に委託することができず、鶴舞に関しては地元の業者に委託しており、 一般家庭の水準で契約をしています。また、修理・修繕はその時々の業者に相見積りをと っています。公金の管理方法については、管理委託費・運営委員会の2冊の通帳で管理し ています。併せて南総公民館は、職員の退職金の積み立てを行っています。現金の扱いに ついて、使用料は行政の規約どおり翌日には市に振り込むようにしています。また、公民 館の事務所の金庫には、現金は入れておりません。 委:地域の社会教育の拠点としての公民館のという観点から、地域とのつながりや地域の課 題・ニーズの収集などについての考え方・具体的な方策について教えてください。また、 実際に貴運営委員会が地域活動に参加したり、協力したりすることはありますか。 申:最初のご質問については、広報に力を入れていることです。後は、11月1日、2日に行 われる文化祭「公民館まつり」に参加していただくことです。その内容は地元の農家の方 が実際に作った竹でかご・ざるを出展することや「やもかのなかま」(体験農園)などそ ういったところには全て出ていただき、南総ではこういう事業が行われていると我々の力 で広く知っていただければと思っております。また、運営委員会の地域活動への参加につ いては、運営委員会長宛の招待状等についてはここにきて増えておりますので、できる限 り参加するようにしております。また、運営委員のほとんどは町会等の代表であるため、 それぞれの地域においては当然地域活動を行っています。 以上