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−1− 市長講演 「防災まちづくり」 高知県安芸市長 松 本 憲 治 氏 皆さん

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−1− 市長講演 「防災まちづくり」 高知県安芸市長 松 本 憲 治 氏 皆さん
市長講演
「防災まちづくり」
高知県安芸市長
松
本
憲
治
氏
皆さん、こんにちは。四国は島国高知県の安芸市からやって参りました。私のところだけ
がまだ被災前でございますから、南海地震対策と防災のまちづくりという形で説明をさせて頂
きます。だいぶ時間がおしているようでございまして、私も土佐弁で話しますからわからない
ところがありましたら類推判断をして頂きたいと思います。はい、はいと前へ前へ進みますの
で、よろしくお願いいたします。
これは高知県であります。高知県は太平洋に約沿岸700kmにわたって面してございます。私
の安芸市はここにありますが、北海道夕張市さんの次に財政が悪くて、財政破綻寸前といわれ
まして市長選挙に立候補して、財政破綻がやっと解決しましたら次は南海地震対策でございま
す。そういう状況でございまして、3月11日にあの東日本大震災が起こったときに、この高知
県の海岸の市町村長の気持ちは本当に冷え込んで参りました。
安芸市をちょっと紹介します。タイガースのキャンプ地です。私のネクタイもタイガース
でございます。健康野菜の産地でございまして、柚も日本一の生産地でございます。冬と春の
健康野菜は日本一の生産量です。NHK大河ドラマ「龍馬伝」で大もうけをしまして、香川照
之さんが中心になって大演劇をやっていただきました。伝統文化都市ということで、重要伝統
的建造物群保存地区の対策をしています。童謡のまちでございまして、弘田龍太郎の「春よ来
い」、「叱られて」など、若い方は余り知らんと思いますが私の年代はみんな知っていると思
います。書道のまちでもございまして、体育館に五、六百人の小学生・中学生がこのように並
びまして1時間で競技大会をやっております。以上が簡単な紹介でございました。
これからが本題でございます。先ほど、先生方から西日本大震災というお話がありましたが、
まさに私ども首長も恐るべき西日本大震災ということで、本当に褌を締め直しております。こ
れまでの震源域が赤の部分でございました。これが東日本大震災以降こういうふうな太い震源
域に変わりました。一番私どもが心配しておりますのが1707年にここで宝永大地震が起き、こ
の辺で昭和の南海地震が起きております。今回、東海地震・東南海地震・南海地震、そして日
向灘沖地震と、この4連動が起きればM9だろうという話でございますから、嫌が上にも被災
規模はすごいだろうという意味で、これから対策を講じていかなくちゃならんというふうに考
えています。先ほど言いましたように、現在出ておるのがM8.4で、揺れ、火災、液状化、津波、
四重苦でありますが、今年の中央防災会議では多分マグニチュード9は出るだろう、そうする
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とどうなるんだろうということで、この四重苦を想定するここの市町村長は今その対策で県も
含めまして必死であります。
高知県というところは東も西も高速道路が中央部分しかありません。私の所も、これは太平
洋でございますが、唯一の幹線道路は国道55号1本しか通っていない。いわゆる海岸段丘の下
に国道が海岸沿いに走っています。これが高知県の東、西の道路の状態であります。これが四
国、島国でございますが、ここにありますように国道が1本しかない。これが高速道路ですが、
ここは国道が1本しかない、ここも国道が1本しかない、ここへ津波がどんと来るというよう
な状況でございます。東北では「くしの歯作戦」ということで、東北地方整備局が本当に頑張
って頂いたことを報道で知りました。しかし高知県では道路がありませんので、奥地からも災
害救援がありません、こういう状況の道路整備であります。ここにありますように地震や津波
に強い信頼性の高い道路が必要ですということで、国交省へ強く要望しております。
これが我が安芸市であります。これが津波浸水予測図です。これが安芸市の市街地でござい
まして、こういうふうに農村部がございます。ここにありますように、5m以上の津波がこの
紫の地域でございます。これは、私ども1707年の宝永大地震と照合しました。歴史を全部たど
りますと、やはり大体同じかなと。しかし今度M9が来た時どうなるのか。安芸市における昭
和の南海大地震による死者は9名ですが、現在の想定で約900名の死亡が見込まれておると。
高知県全体で約1万人です。ですからM8.4で1万人、M9になりましたら4倍の強さになりま
す。そうすると高知県の中で2万人は優に超すという判断ができると思いますが、県内でも安
芸市の場合は河川が2本ございまして、非常にこの辺が弱いということから、この被災想定が
最悪の状況になっています。先ほどの航空写真にありましたが、ここが国道55号、こういうの
が私どもの安芸市とか室戸市とか、ああいう所はずっと町村も一本道でございます。川がこう
あって逃げ道も何もないということで、私どもは高知県東部命の道、高規格道路安芸道路を強
く要望してきたところでございます。
M8.4の南海地震が発生すると、今の段階で23分後に4.7mの津波が来ます。先ほど地図を見
てもらいましたが、ここの市街地は水没します。53分後が8.14m。M8.4でこれでございますか
ら、大体市街地の半分はいくと。M9になったらどうなるだろう、多分こうなるだろうという
ことで今そんな話をしておりますが、中央防災会議が出るまでに私どもも想定内とか想定外じ
ゃなくて、歴史をひもときながら高台に逃げる準備を全部しておるところでございます。
先ほど言いましたように、高知県34市町村があるんですが、これが県内11市の人口1,000人
当たりの被災想定です。安芸市が一番悪く、1,000人当たり40人いると。高知県は高知市が35
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万人いますが、これぐらいの被災状況でございますから、安芸市にとりましては非常に最悪の
数字が出てきたという状況であります。
これまでの南海地震対策でございますが、私ども先ほど言いましたように財政再建が済んだ
ら何とか次の新しい市政発展策をと思いながら来ましたが、この16年、17年に南海地震の確率
が60%と出ました。それ以来高知県は南海地震対策でどう対応するのかということが求められ
たところであります。従いまして、津波浸水区域はもう100%自主防災組織ができております。
この方は高知大学の岡村眞教授でございますが、高知県で安芸市が最初でしたが、私が顧問に
なってくれとお願いにあがりまして、安芸市は災害が非常に大きいから頑張ってやりましょう
ということで、本当に地域の中に入って頂きました。これ阪神タイガースのキャップをかぶっ
ているのが私でございますが、余り人相が良くないですが、こういう形で各地域、地域を回っ
ております。いろんな地域、市内で海岸線を重点に26地区で浸水区域を中心に頑張っています。
もう岡村先生が絶えずつきそって、いろんなことを言うのですけれども、市民は市長が言って
も余り聞きませんけれども、教授が言ったら土佐人というのは聞きいれます、市長、あんなこ
と言ってますけどと。それに対して、教授の言うことは聞いておけと私言いますが、本当に染
み入るように浸透していきました。既にもう津波避難部分は全部指定して、それで協定を結び
まして、しかし地域の中へ入りますと、市民の皆さんから、市長、夜中に地震があったらどう
します、かめへん、窓ガラスぶち破って入れと私言ってあります。命がかかっている時に、お
まえどうのこうの割っていいかどうか、そんなこと考えるなと。石でも何でも使って破れとい
うようなことを言いながら。やはり暗い話ばかりになりますので、命を助けるということを重
点にどうするかということをお互いに検討してやっております。
鉄道は1本で、最後のローカル鉄道は「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」というのが走
っていまして、ここは標高が10mから11mなんですが、津波一時避難場所に指定しています。
ですから、M9となったときには、多分これは避難場所には無理かなというふうな感じを持っ
ています。時間が押してますので、15時35分まで。小学校の耐震化も私は一生懸命財政再建を
しながら進めてきました。従いまして、小学校・中学校すべて、それから屋体すべて耐震化が
完成していまして、今保育所の方の耐震化を進めておるところでございます。
災害協定、これがやっぱり一番大事でございまして、先ほど来市長さんからもお話がありま
したが、私のところは太平洋岸でございます。姉妹都市の兵庫県たつの市さんにお願いしまし
て災害相互協定を結んでいます。また、ニッポン高度紙工業、これは水を使うコンデンサーの
絶縁紙の工場なのですが、ここに頼みまして市民の水を3日分は十分に確保をしています。そ
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れから、やはり一番、東北の震災を検証いたしまして食料の調達、ミルク、おむつ等の調達、
そういうところも全部検証いたしましてから協定書をほとんど結んでおるところでございます。
結べばいいというのではなくて、実効性があるように対応していかないといけないかなと思っ
ています。これは先ほどのニッポン高度紙工業、飲料水300トン、1万人、10日の水の確保と
いうことで進めています。タンクの前にはこういう形で高度紙工業さんが書いてございまして、
当該タンクは大規模災害発生時には飲料水タンクとして活用しますと書いてございます。
津波避難誘導、これは海岸を中心にすべて目印のあるところには等間隔にこういう表示がし
てございます。ただ、このように表示してございますが、やはり東日本大震災を検証しまして、
ここで良いということはないぞと。ここが10mあれば、次13mのところがあるから、そっちへ、
そっちへ行けよということで対応しておるところでございます。さらに、どこの市町村にも運
動会があると思いますが、絶えず防災訓練を取り入れた地区の運動会をやっております。
これからの南海地震対策ということでございますが、私ども高知県はこれまで台風に強いま
ちづくりという形でやってきました。台風の常襲県高知県でございますから本当に台風に強い
まちづくりを目指してきたわけですが、今度は津波に強いまちづくりへ持っていかなくちゃだ
めだということになります。台風は山からの洪水、津波は海からの洪水という判断で私どもは
市民の皆さん方とのいろんな説明会へ行って、台風の洪水と海からの洪水、イメージを両方持
っておけよというようなことで自主防災組織と連携を保っています。先ほど来お話が市長さん
からありましたように自助・共助、命を守るために災害に負けない人、組織をつくると。それ
で公助としてはまちの構造を見直すということで進めておるところでございます。
3月11日、私どもは議会中でございまして、一般質問の協議をやっていました。それで、N
HKテレビでこんなのが入ったぞということで3時にテレビを見ましたら、これはすごい東北
の津波の映像を見ました。そのときに私ども、市長として大失敗をしました。気象庁が高知県
の海岸地域は津波の高さ2mという表示が出ました。ですから、一般質問の協議を打ち切って
災対本部に帰りまして、2mのところは一番危ないから消防団を先へ行かせて放送せよという
話をしましたところが、東北津波、最初3m、6mといっていたのが全然違う津波高になってき
ていまして、これはいかんぞ、2mという話じゃないぞ、3m、4m来るかもわからんぞ。今の
命令中止や、もっともっと広報活動を強めよという話でやったところでございますが、現実は
3m位が高知県の津波高でございました。
ここで一番問題は、先ほど来の話にありましたように津波警報が出ても、消防団が回っても
避難率が少ないと。NHKのテレビを信用して動かないというのが現実でございまして、私は
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自主防災組織へ行きましてもNHKや気象庁が言うても、それは信用すなとはいわんけんど、
それを思い込むなというふうに絶えず言っています。先ほど言いましたように、私どもの顧問
の岡村教授と大年教授から、東北の津波の状況を自主防災組織で勉強してもらっています。市
長が言っても聞きませんけれども、この人たちが言ったら全部聞きます。今私どもが考えてい
ますのは避難路、避難場所を見直して、24年、25年ですべてこれを完成させると。この金がな
いときに本当に大変でございますが、国も財源を手当てしてくれておりますから、こういう方
向に2カ年で避難路と避難場所は見直そうと思っています。
これが安芸市の市街地でございますけれども、先ほど言いましたように指定避難場所はもう
決めました。そして、津波避難タワーを海岸通りに8∼9カ所設置しようと思っています。M
9というとかなり大きいですから、1つの避難塔をつくるのに大体1億円位要るのかなという
ふうな感じがしています。ですから8∼9カ所だと10億円位必要かなというふうに考えていま
す。でも、やはり被災後5分、ズボンをはきよったら5分たちますよね。学者さんが5分で逃
げなきゃいけないとか言いますから、5分でおまえ逃げられるのかなんてよく市民に言われま
すけれども、おまえ学者さんの言うことを聞けと言ってあります。これで先ほど言いました津
波避難タワーが海岸部に大体8カ所、河川の周辺に8カ所くらい予定しています。
防災訓練は当然やっておりますが、保育所、小・中学校、年2回やっております。学校には
必ず、大川小学校の実例がございますので、ここと、ここと決め込んじゃだめだと。どのよう
に来るのかということは絶えず想定しながら、時間をはかりながら、そして小学生が逃げると
きも低学年を先に逃がさないで、高学年がいたら低学年を間に挟むとか、そんなことをしなが
らいろいろトレーニングを重ねております。これは防災訓練の様子でございますが、地区によ
りましては夜間もやっておりますが、夜間の訓練は本当に一番怖うございまして、警察にも頼
みまして国道を渡るときにはそんな警察サービスもして頂いています。海岸線ばかりでござい
ますから物資を供給するときも道路がズタズタになって役に立たないということで、自衛隊の
船、そして海上保安庁の船で物資を運ぶという訓練もやっています。私もこの辺で荷物を担い
でおりますが、なかなか太平洋から荷物を運ぶ、これは難しいので、自衛隊のホバークラフト
で揚げてくれということを自衛隊に要請しております。
ここで役割と分担であります。私ども、これ高知県の防災会議とありますが、もう一つ四国
の防災会議がこちらにあります。安芸市の防災会議があります。3つの防災会議で四国の島を
守ろうというのでございまして、これは高知県の防災会議ですが、やはり四国の防災会議は国
土交通省四国地方整備局がつかさどっています。私は四国の防災会議、高知県の防災会議、安
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芸市の防災会議、もちろん全市町村そこへ参画しますけれども、やはりライフラインの連絡、
それから東北の津波でも石油がなかったという問題、それから応急救助の問題、こういうこと
を全体見た場合に、今四国地方整備局を廃止するという流れが関西連合とか九州知事会であり
ますが、私ども高知県の34市町村は全員反対の決議をしています。34市町村の議会も全員反対
です。何故かといいましたら、国には国の責任と役割がある、県には県の責任と役割がある、
それから市町村には市町村の。一番災害で大変な活躍をするのは、市民の命を守るのは市長で
すから、それをやらんといかん。そんなときに中2階でいろいろごたごたやられたら困るとい
うことで、高知県の市町村は四国地方整備局を残せという決議をしまして、知事にもそれを訴
えまして、高知県の知事は国土交通省地方整備局を廃止するのは反対という表明をしています。
そういうふうにやはり、本当は地震対策なんていうのは国家的な被災でございますから、簡単
に時の流れに任せるようなことじゃ市民の命は守れないというふうに私は決意しています。
これは安芸タイガース球場ですが、ここが県立安芸病院、災害時にはこれへ自衛隊の双発の
ヘリが来られる、ここにも来られる。ここは安芸ドームでございまして屋内運動場でございま
すが、これを救急の医療救護所にしようと。安芸病院でございますから、今安芸市が計画して
おりますのは、ここを防災公園にしていこうと。そして、この安芸病院とこれを道路で結んで
いこうという。こちらは道路があるのですけれども、これが国道55号でして、こちらは道路が
あるのですがこちらはありませんので、こちらから差込んでいこうという形をとっております。
もう1回おさらいでございますが、第二波は安芸市の場合はこう来ます。国道55号はここで
す。今の球場がここです。防波堤が今はあるのですが、大体10mの高さです。全部これが東北
の津波のように飛び込んできます。やはり減災対策として1つは、先ほどありました23分後に
4.7m、この第一波だけは何とかして防ぎたいということで県に強く要望しまして、ここは堤防
がなくて4m以下なんです。ですから、これを何とかして早く、この集落を第一波からは、し
のげるだけの減災ハード対策をやってもらいたいということで県が今計画しております。大津
波に負けない強靱な「四国8の字道路」の完成を目指すと。先ほど言いましたように高知県の
東部・西部はともに国道が1本しかありません。そういう意味で、東北の津波を見ましても高
速道路が命の道であったように、津波被害を抑制する防潮堤にもなったと。それから住民が津
波から逃げる緊急避難場所であった。緊急輸送道路となって高規格道路、高速道路が命の道で
あったということを検証しながら国土交通省に要望しておるところであります。高速道路につ
なぐ避難場所を整備。今、高知県の東部のほうにも高速道路ができておりますが、高速道路の
陸側にこういう避難広場をつくる、それで通路で上がっていけると。安芸市の場合も標高大体
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15m位になりますので、そういう形で進んでいけるように国に要望しています。
未来へつなぐ災害に強いまち。先ほど来この市街地を何回も見ていただきましたが、ここが
市役所であります。ここも浸かります。高規格道路が、安芸道路がやっとこの1月11日国土交
通省から認めて頂きました。私もこの要望活動に8年かかったんですが、やっぱり国が動いて
くれたら本当に助かる。ここが国道55号でございますが、ここに高速道路ができる。来年度消
防防災センター、これは一時避難場所で1,200人の市民が駆け込むことができるところであり
ます。そういうふうに新しいまちづくりがここでできた。安芸市の場合は区画整理も終わりま
した。それから海岸の地籍調査も全部終わりました。そういう意味で津波に対する対応はこれ
からこういう津波避難タワー、それから避難整備をしていくという状況であります。
定刻丁度36分になりました。本当に急ぎまして話をさせて頂きましたが、やはり市民の命を
守るというのは東北の津波を見たときに本当に市町村長さん偉いな、頭が下がるなと。私も福
島県の相馬市から大船渡まで約300キロ、市の幹部職員と検証して回りました。いや、本当に
言葉は出なかったですが市町村長さん偉いな、頑張ってくれと思いました。そんな思いで手を
合わせながら検証した道のりを帰ってきて、安芸市の市民をどう守ろうと強く思うところでご
ざいます。また皆さんとともども災害に強いまちづくりに邁進していきたいと思います。
どうも有難うございました。
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