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K-9 フリースタイル委員会を設立し、K-9 フリース

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K-9 フリースタイル委員会を設立し、K-9 フリース
OPDESでは8月の理事会承認に伴い、K-9 フリースタイル委員会を設立し、K-9 フリースタイ
ルの普及と啓もう活動を行う事となりました。これに伴い、第一回発信ワークショップが、11 月 29
日(土)東京都港区台場にある台場フロンティア 2F の会議室にて開催されました。
講師には、世界的にも活躍されているアンディ島田先生をお招きいたしました。なお、島田先生に
はオプデスフリースタイル委員会の委員長就任をお願いし、快くお引き受けいただいております。
少し体調を崩されていると伺っていましたが、フリースタイルや犬の事を話すその様子は、快活そ
のもので参加者からの質問にも熱心に答えられていました。
会議室の収容人数の関係で、募集人数が限られていましたが
早々と定員に達し、キャンセル待ちの方もかなりいらしゃったよ
うです。遠方から参加された方もおり、このドッグスポーツへの
関心の高さがうかがわれます。
午前の部は、会員及びトレーナー共通の内容として、競技種目と各競技のルールがスライドと配
布資料をもとに説明されました。オプデスでは、WCFO(World Canine Freestyle Organization)のル
ールを基本としながら、OPDES国内審査基準(Judgement Standard)を設けて競技を開催し、その
中でルールや採点方法などを随時検討しながら、世界に通用するフリースタイルを日本に根付か
せたいとお話しされていました。また、カドリール(QUADRILLE)競技について、日本から発信して
いくべく、ルール説明と模擬ビデオの上映がありました。
今までのオビディエンスなどの競技と違って、多くのヒールポジシ
ョンや犬とハンドラーの位置関係がある事、トリックと呼ばれる
様々なムーブについて、また、参考となるようなステップやポジシ
ョンムーブなど、ビデオによる動画や先生ご自身が動いて分かり
やすく解説していただきました。
お昼の休憩をはさんで、午後の部はOPDESトレーナー及びプロトレーナーを対象にしたセミナーと
なっていましたが、記念すべき第1回のワークショップでもあるという事で、時間の都合がつく一般
の方にも参加していただき、フリースタイルの採点方法について、技術点の解釈・芸術点の解釈・
減点・その他細則についての説明がありました。質疑応答では、ルール解釈や技術的な事、また、
基本的なトレーニングについて熱心に質問がなされていました。
- 当日配布された資料から
OPDES K-9 フリースタイル
(オプデスでは、下記の3競技を取り入れていきます)
各部門の定義 Definition of Classes (Categories)
ミュージカルフリースタイル(MF)
良くトレーニングされた犬のステップやムーブと、ハンドラーの演技との調和を音楽にの
せて、より美しく芸術的に表現する。
(演技する犬にとって、目に見える様な肉体的な痛みや、怪我の原因とならない限りに
おいて、どのような動きを使う事もできる。)
競技において総合点が同じ場合は、芸術点の高い方が勝者となる。
ヒールワーク トゥ ミュージック(HTM : Heelwork to Music)
おもにハンドラーと犬の正確なポジションやムーブを、調和のとれた美しいステップライ
ンで技術的に表現する。
競技において総合点が同じ場合は、技術点の高い方が勝者となる。
カドリール(QUADORILLE)競技
カドリール競技とは、4名以上から 10 名のチームによる、ヒールワーク(おもに脚側行進)
を主体にしたチーム競技で、オビディエンスの要素を音楽に乗せてチームにて演出する
競技。ステップやムーブの正確さ、ルーティンの完成度、構成要素等をチームで演出し、
その一体感を競う。
(カドリールとは・・)
17 世紀、ルイ王朝時代のフランスに誕生した宮廷ダンスで、4人1組で様々なステップやフォーメ
ーションを展開する軽快な踊りが語源。他の競技では、現在乗馬競技にて同語の競技会が開催
されており、日本でも多くの愛好者がチームを組んで楽しんでいる。4名以上のチームの場合、正
式にはレプリーズと呼ばれるが、現在ではダンスの場合も乗馬競技の場合も4名以上のチームの、
このような演技をカドリールと総称している。
今後オプデスでは、フリースタイルの普及に向けて、様々なセミナーの開催も検討しております。
また、競技会開催への準備も徐々に進んでおり、多方面と連携を取りながら実施にむけた具体案
を模索しております。まだ新しいこのドッグスポーツが日本に根付いて発展し、犬達とお互いによ
り良い形でハッピーな関係を築いてゆければと考えております。
皆様の意見やお知恵を借りながら、着実に進めてまいりたいと思っておりますので、お気づきの
点や、ご意見、アイデアなどありましたら、オプデスまでお聞かせいただければ幸いです。
朝早くから、長い時間お疲れ様でした。
と、結ばれ、セミナーが終了しました。
犬の総合教育社会化推進機構
レポート :岩本
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