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「訪問看護」について

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「訪問看護」について
インターネット福祉保健モニター アンケート結果
「訪問看護」について
<アンケートの設問>
Q1
あなたは、訪問看護サービスを知っていましたか。
Q2
Q1で「知っていた」又は「聞いたことはあった」と答えた方にお尋ねします。どのような手段で、訪問看護
サービスに関する情報を得ましたか。
Q3
この中で訪問看護サービスとしての業務として特に知っていたものを、3つまでお選びください。
Q4
あなたの身近な人(家族や友人など)が、実際に訪問看護サービスを利用したことがありますか。
Q5
Q4で「利用中である」又は「利用したことがある」と答えた方にお尋ねします。実際にどのようなサービス
を受けましたか。次の中から、主に当てはまるものを3つまでお選びください。
Q6
Q4で「利用中である」又は「利用したことがある」と答えた方にお尋ねします。訪問看護サービスを利用し
て満足した点あるいは満足したと聞いた点はなんですか。当てはまるものを3つまでお選びください。
Q7
Q4で「利用中である」又は「利用したことがある」と答えた方にお尋ねします。訪問看護サービスを利用も
しくは利用したことを聞いて、サービスとして今後望む点はなんですか。当てはまるものを3つまでお選び
ください。
Q8
Q4で「利用したことがない」と答えた方にお尋ねします。訪問看護サービスを利用する機会がなかった理由
は何ですか。
Q9
訪問看護サービスの利用を考えた時に、どのような情報が必要だと思いますか。以下の中から必要だと思う
ものを選んでください。
Q10 訪問看護サービスは今後さらに重要になっていくと思いますか。以下の中から1つだけ選んでください。
Q11 あなたは「地域包括ケアシステム」という言葉を知っていましたか。
Q12 「地域包括ケアシステム」を今後より推進するためには、どのような取組が必要だと思いますか。
Q13
ここまで訪問看護サービスや地域包括ケアシステムについてお伺いしましたが、あなたは75歳を超えた高
齢になったら、誰と暮らしていると推測していますか。または、誰と暮らしていますか。
Q14
あなたは、今後、要介護・要支援の状態になり、足腰が弱ってきた場合、どこで誰のケアを受けて生活を送
りたいと考えていますか。
Q15 あなたが今後、もし認知症になった場合、どこで誰のケアを受けて生活を送りたいと考えていますか。
東京都は訪問看護サービスを充実させるために、訪問看護に従事する看護師の確保対策など、今後も取組を
Q16 推進していきます。都民の方に訪問看護サービスの情報を伝えるために、効果的だと思う手段を次から3つ
まで選んでください。
最後に、これからの超高齢社会において、地域の中で安心して暮らし続けるために、行政に何を期待します
Q17 か。ご意見をお聞かせください。またその中でも、訪問看護サービスに期待するものがあれば、お聞かせく
ださい。【自由意見】
Q1.あなたは、訪問看護サービスを知っていましたか。
【全 体】(N=205)
知らなかった
4.9%
聞いたことはあった
13.2%
知っていた
82.0%
訪問看護サービスを知っているかどうか聞いたところ、「知っている」もしくは「聞いたことがあった」と
いう方が95.1%であった。
Q2.Q1で「知っていた」又は「聞いたことはあった」と答えた方にお尋ねします。どのような手段で、訪
問看護サービスに関する情報を得ましたか。
【全 体】(N=205)
0%
10%
20%
30%
40%
37.9
新聞やテレビ、ラジオなどのメディア
30.8
行政が発行している広報誌
家族や隣人、知人、友人からの口コミ
25.1
区市町村の介護保険相談窓口や地域包
括支援センター等の公的な相談機関
25.1
21.5
その他
14.4
講演会やセミナー
事業者の広告・宣伝
12.3
インターネット
11.8
ケアマネジャーからの紹介
11.8
7.2
病院の職員からの紹介
わからない
50%
0.5
訪問看護サービスに関する情報を得た手段を複数回答で聞いたところ、「新聞やテレビ、ラジオなど
のメディア」が37.9%、次いで「行政が発行している広報誌」が30.8%であった。「家族や隣人、知人、友
人からの口コミ」や「介護保険相談窓口や地域包括支援センター等の相談機関」という人も25.1%で
あった。
Q3.この中で訪問看護サービスとしての業務として特に知っていたものを、3つまでお選びください。
【全 体】(N=205)
0%
20%
40%
血圧測定などの健康状態の観察と助言
60%
80%
62.9
人工呼吸管理や点滴管理などの医療機器管理
38.0
服薬の指導・管理
27.3
食生活や排泄などの日常生活の看護
25.4
在宅での身体機能維持などのリハビリテーション
24.9
床ずれ・けがの処置
24.9
痛みのコントロールや看取りの準備などの終末期ケ
ア
13.2
療養上・治療に対する不安、介護負担へのアドバイスな
12.7
歩行訓練や寝たきり予防などの介護予防
12.2
9.3
認知症ケア(生活機能向上を目指したケア、認知症の
わからない
6.8
コミュニケーション援助や不安の軽減
6.3
在宅療養改善のアドバイス(住宅改修や福祉用具使
用についてのアドバイス・調整)
5.9
その他
2.4
必要な社会資源(行政が行うサービスや地域のボラ
ンティア等)の情報提供・紹介
1.5
訪問看護サービスの業務として知っていたものについて複数回答で聞いたところ、「血圧測定などの健
康状態の観察と助言」が62.9%、次いで「人口呼吸管理や点滴管理などの医療機器管理」が38.0%で
あった。
Q4.あなたの身近な人(家族や友人など)が、実際に訪問看護サービスを利用したことがありますか。
【全 体】(N=205)
自分あるいは身近
な人が現在訪問看
護サービスを利用
中である
9.8%
自分あるいは身近
な人が過去に訪問
看護サービスを利
用したことがある
24.9%
利用したことがない
65.4%
身近な人が実際に訪問看護サービスを利用したことがあるか聞いたところ、「利用したことがある」
(「現在利用中」と「過去に利用したことがある」の合計)が34.7%であった。
Q5.Q4で「利用中である」又は「利用したことがある」と答えた方にお尋ねします。実際にどのような
サービスを受けましたか。次の中から、主に当てはまるものを3つまでお選びください。
【全 体】(N=71)
0%
20%
40%
血圧測定などの健康状態の観察と助言
39.4
食生活や排泄などの日常生活の看護
28.2
床ずれ・けがの処置
22.5
在宅での身体機能維持などのリハビリテー
ション
19.7
人工呼吸管理や点滴管理などの医療機器
管理
19.7
痛みのコントロールや看取りの準備などの
終末期ケア
15.5
歩行訓練や寝たきり予防などの介護予防
11.3
認知症ケア(生活機能向上を目指したケ
ア、認知症の知識、接し方のアドバイス等)
11.3
療養上・治療に対する不安、介護負担へのア
11.3
9.9
コミュニケーション援助や不安の軽減
在宅療養改善のアドバイス(住宅改修や福
祉用具使用についてのアドバイス・調整)
4.2
必要な社会資源(行政が行うサービスや地
域のボランティア等)の情報提供・紹介
4.2
わからない
80%
70.4
服薬の指導・管理
その他
60%
1.4
0.0
訪問看護サービスを利用中又は利用したことがある方が、実際受けたことのあるサービスについて
複数回答で聞いたところ、「血圧測定などの健康状態の観察と助言」が70.4%、次いで「服薬の指導・
管理」が39.4%であった。
Q6.Q4で「利用中である」又は「利用したことがある」と答えた方にお尋ねします。訪問看護サービスを
利用して満足した点あるいは満足したと聞いた点はなんですか。当てはまるものを3つまでお選びくだ
さい。
【全 体】(N=71)
0%
20%
40%
病人の状況が変化したときに医師に話をつないでく
れた
60%
47.9
45.1
病気や薬のことなど、医療的な説明をしてくれた
33.8
注射や浣腸など医療的な処置をしてくれた
ケアマネジャーや訪問介護など、他の福祉サービス
に連絡をとってくれた
31.0
28.2
食事や運動についてアドバイスをしてくれた
18.3
介護している家族が疲れないよう気にかけてくれた
16.9
病人の思いを聞いてくれた
15.5
家族の思いを聞いてくれた
その他
4.2
特にない
4.2
訪問看護サービスを利用中又は利用したことがある方が、利用して満足した・満足したと聞いた点につ
いて複数回答で聞いたところ、「病人の状況が変化したときに医師に話をつないでくれた」が47.9%、次
いで「病気や薬のことなど、医療的な説明をしてくれた」が45.1%であった。
Q7.Q4で「利用中である」又は「利用したことがある」と答えた方にお尋ねします。訪問看護サービスを
利用もしくは利用したことを聞いて、サービスとして今後望む点はなんですか。当てはまるものを3つ
までお選びください。
【全 体】(N=71)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
土曜日、日曜日も訪問して欲しい
70%
57.7
24時間の連絡体制をとってほしい
52.1
看護師が訪問する回数を増やして欲しい
45.1
夜間帯も訪問して欲しい
29.6
看護師の1回の訪問で滞在する時間を長くして欲
しい
25.4
訪問看護の援助技術の質を上げてほしい
25.4
11.3
その他
特にない
60%
4.2
訪問看護サービスを利用中又は利用したことがある方が、今後訪問看護サービスに望む点について
複数回答で聞いたところ、「土曜日、日曜日も訪問してほしい」が57.7%、次いで「24時間の連絡体制
をとってほしい」が52.1%、「看護師が訪問する回数を増やしてほしい」が45.1%であった。
Q8.Q4で「利用したことがない」と答えた方にお尋ねします。訪問看護サービスを利用する機会がなかっ
た理由は何ですか。
【全 体】(N=134)
0%
20%
サービス自体を知らなかった
60%
80%
100%
88.1
訪問看護サービスを利用する必要性がなかった
その他
40%
6.7
3.0
身近に訪問看護サービスを提供している事業所がな
かった
1.5
利用手続きがわからなかった
1.5
わからない
0.7
訪問看護サービスを利用したことがなかった方が、サービスを利用する機会がなかった理由を聞いた
ところ、「訪問看護サービスを利用する必要性がなかった」が88.1%であった。
Q9.訪問看護サービスの利用を考えた時に、どのような情報が必要だと思いますか。以下の中から必
要だと思うものを選んでください。
【全 体】(N=205)
0%
20%
40%
60%
身近な訪問看護サービス事業所の情報
62.9
サービスの利用方法
60.0
どの事業所を選んだらよいかわからなかっ
たときの相談機関
51.7
利用可能な時間帯・曜日
41.0
25.4
事業所の口コミ、評判
5.9
その他
わからない
80%
0.0
訪問看護サービスを利用するを考えた時に、どのような情報が必要か複数回答で聞いたところ、「身
近な訪問看護サービス事業所の情報」が62.9%、次いで「サービスの利用方法」が60.0%であった。
Q10.訪問看護サービスは今後さらに重要になっていくと思いますか。以下の中から1つだけ選んでく
ださい。
【全 体】(N=205)
どちらかといえばそ
う思わない
0.5%
そう思わない
0.0%
わからない
1.0%
どちらかといえばそ
う思う
18.0%
そう思う
80.5%
訪問看護サービスは今後さらに重要になっていくかどうか聞いたところ、「そう思う」(「そう思う」と「ど
ちらかといえばそう思う」の合計)が98.5%であった。
Q11.あなたは「地域包括ケアシステム」という言葉を知っていましたか。
【全 体】(N=205)
全く知らなかった
19.0%
知っていた
47.3%
聞いたことはあった
17.1%
ある程度知っていた
16.6%
地域包括ケアシステムについて知っているかどうか聞いたところ、「知っていた」(「知っていた」と「ある
程度知っていた」の合計)が63.9%であった。
Q12.「地域包括ケアシステム」を今後より推進するためには、どのような取組が必要だと思いますか。
【全 体】(N=205)
0%
30%
60%
自宅又は近所で受けられる医療・看護・介
護・リハビリなどの体制整備
73.2
食事のサービスや掃除・洗濯などの日常
生活支援の充実
46.3
地域での見守りや集まりなどの住民同士
が支えあう社会作り
45.9
何かの時には入所できる高齢者施設の整
備
42.9
高齢者がひとりでも暮らせるよう介護サー
ビスが付いている住宅の整備
41.5
自分の健康を自分が守るという意識の向
上
35.1
検診や保健指導などで病気を予防するた
めの取組
その他
わからない
90%
30.7
4.9
1.5
地域包括ケアシステムを今後より推進するためにはどのような取組が必要か複数回答で聞いたとこ
ろ、「自宅または近所で受けられる医療・看護・介護・リハビリなどの体制整備」が73.2%、次いで「日常
生活支援の充実」が46.3%、「住民同士が支えあう社会作り」が45.9%であった。
Q13.ここまで訪問看護サービスや地域包括ケアシステムについてお伺いしましたが、あなたは75歳を
超えた高齢になったら、誰と暮らしていると推測していますか。または、誰と暮らしていますか。
【全 体】(N=205)
気心の知れた知り
合いと同居
0.5%
子ども、孫などと二
世帯・三世代同居
13.2%
その他
わからない
2.9%
4.9%
一人暮らし
29.3%
配偶者など重要な
人(高齢者)と二人
暮らし
49.3%
75歳を超える高齢になった際に誰と暮らしていると推測できるか、もしくは暮らしているかについて聞
いたところ、「配偶者など重要な人と二人暮らし」が49.3%、次いで「一人暮らし」が29.3%であった。
Q14.あなたは、今後、要介護・要支援の状態になり、足腰が弱ってきた場合、どこで誰のケアを受けて
生活を送りたいと考えていますか。
【全 体】(N=205)
0%
10%
20%
自宅で、隣近所の人や医師、看護師、介護士などの
訪問サービスを受けて生活したい
30%
40%
50%
60%
70%
59.5
公的な施設に入り、医療・介護は施設の職員から受
けて生活したい
16.6
民間のサービス付き高齢者向け住宅や有料老人
ホームに移り住み、そこでのケアや訪問サービスを組
み合わせて利用しながら生活したい
10.2
その他
5.4
わからない
4.4
グループホーム(小規模施設での共同生活)に入り、
そこの職員からケアを受けて生活したい
3.9
要介護・要支援の状態になり、足腰が弱くなった場合、どこで誰のケアを受けて生活を送りたいか聞い
たところ、「自宅で隣近所の人や医師・看護師などの訪問サービスを受けて生活したい」が59.5%、次い
で「公的な施設に入り、施設の職員から受けて生活したい」が16.6%であった。
Q15.あなたが今後、もし認知症になった場合、どこで誰のケアを受けて生活を送りたいと考えていま
すか。
【全 体】(N=205)
0%
10%
20%
公的な施設に入り、医療・介護は施設の職員から
受けて生活したい
30%
40%
33.2
自宅で、隣近所の人や医師、看護師、介護士など
の訪問サービスを受けて生活したい
30.2
認知症高齢者のためのグループホーム(小規模
施設での共同生活)に入り、そこの職員からケアを
受けて生活したい
民間のサービス付き高齢者向け住宅や有料老人
ホームに移り住み、そこのケアや、訪問サービス
を組み合わせて利用しながら生活したい
14.1
9.8
その他
6.3
わからない
6.3
認知症になった場合、どこで誰のケアを受けて生活を送りたいか聞いたところ、「公的な施設に入り、
施設の職員から受けて生活したい」が33.2%、次いで「自宅で隣近所の人や医師や看護師などの訪問
サービスを受けて生活したい」が30.2%であった。
Q16.東京都は訪問看護サービスを充実させるために、訪問看護に従事する看護師の確保対策など、
今後も取組を推進していきます。都民の方に訪問看護サービスの情報を伝えるために、効果的だと思
う手段を次から3つまで選んでください。
【全 体】(N=205)
0%
20%
40%
100%
38.0
講演会やイベントの実施
パソコンで利用するウェブサイト
32.7
新聞折込やチラシ
31.7
交通広告(中吊り広告・電車内映像モニターなど)
31.7
21.5
リーフレット・パンフレット
モバイル端末(携帯電話等)で利用するウェブサイト
やアプリケーション
14.6
無料情報誌への掲載
12.7
その他
12.2
わからない
80%
80.0
東京都や区市町村等の行政が発行する広報紙
ラジオ
60%
6.3
0.5
都民の方に訪問看護サービスの情報を発信していく手段として効果的な手段を複数回答で聞いたとこ
ろ、「行政が発行する広報誌」が80.0%、次いで「講演会やイベントの実施」が38.0%であった。
Q17 これからの超高齢社会において、地域の中で安心して暮らし続けるために、行政に何を期待しますか。ご意見をお聞か
せください。またその中でも、訪問看護サービスに期待するものがあれば、お聞かせください。【自由意見】
行政に期待することや訪問看護サービスに期待することについての意見を聞いたところ、186人から自由意見が寄せられ
た。主な意見は以下のとおりである。
1 行政に期待すること
・ 超高齢化社会において、行政のみならず全国民にかかる負担は医療費増大が最も重要な課題だと思っています。医
療費の最適化(削減)を図るために病気や要看護が必要となる状況を予防する=健康づくりの支援を行政に期待しま
す。高齢者を見ていると、運動不足・肥満・飲酒喫煙など、明らかに本人が健康を意識せず、何かあれば医療機関に
かかればよい、高齢者の医療費は安いからなど社会保障をあてにしているケースを見ると、それ以前の問題から改善
しなければならないのではと思っています。理想的な社会は、高齢者が住み慣れた居宅で、病気に煩わされることなく
介護や看護を受けず最期を迎えることですが、それは難しいことなのでせめて行政や地域ぐるみで健康増進など高齢
者自身の意識を変える活動を行ってほしい。どうしても訪問看護が必要な場合、『なんでも屋』のように看護のみなら
ず例えば買い出し、掃除などヘルパー的な要素もあるといいと思いましたが、それでは看護士の負担が大きく、看護士
になる人が減ってしまうので、状態観察と精神的ケア(元気づけ)などで十分かと思いました。(女性、30代、会社員)
・ 福祉費は年々増大して行くことから高齢者ばかりに手厚くとは要求できないと思います。(日々高齢者達を見ていると
問題を抱える人程若い時から自分の好きなように生きて周りとの人間関係がうまく築けなかったように思えます。)訪
問看護サービスに従事される方々には大変なご苦労をかけますが、医療専門の看護師さんの顔を見るだけでも介護
者は安心できます。1年中24時間対応が難問ですが人員確保と待遇面の改善等で利用者の便宜をはかっていただ
きたいと思います。(女性、60代、会社員)
・ 自宅で最後まで暮らしたいという願いは多くの人の願いと思います。365日24時間の連絡体制可能な訪問看護が望
まれるのではないでしょうか。一方では、24時間体制を支えるには、人材が必要になります。人材の確保が課題とな
ると思います。訪問看護の分野だけではなく、多職種協働による体制づくりが望まれます。何よりも大切なのは、でき
るだけサービスを利用しないで自立していけるよう若いときからの健康管理がいかに大切かを常に常に発信していくこ
とが大切と思います。(女性、70歳以上、主婦)
2 訪問看護サービスや事業所に期待すること
・ 区市町村ごとの訪問看護ステーションの充実が必須と思います。そのためにも知識ある人材確保が望まれます。訪問
看護サービスは、在宅医療における医師や薬剤師・看護師という各専門分野の橋渡し的存在であってほしいと思いま
す。そのための専門知識の習得のほか、制度の仕組みの把握を充分にできている人材の育成に力を入れてほしいと
思います。(女性、40代、その他)
・ 訪問看護サービスの可能な病院やサービス提供事業所がどこにあるか、情報があまり無いので困っている人に、アド
バイスができていません。地域包括センターの役割・機能を強化するためにも、人材の補強が望まれます。今後の都
と市(区)の連携による施策の強力な推進をお願いしたいと思います。(男性、70歳以上、団体職員)
3 地域包括ケアシステムに関すること
・ 行政が高齢者の生活状況を把握し、なんでも面倒を見るということは良いこととはおもわれない。高齢者であっても自
立していくことを大切にする働きかけを行うことと思う。現状の福祉制度の仕組みは十分と思う。課題は地域包括ケア
の体制作りが喫緊と思う。問題は医療関係者と介護福祉従事者との協力意識の啓発にあると思う。相互にライバル意
識が強く、厚く高い壁が立ちはだかっていることが最大の課題と思う。この問題を乗り越えれば体制作りは急速に進む
のではないだろうか。そして高齢者の内、特に独居の高齢者を中心に、24時間把握し訪問看護、訪問介護の支援がで
きる体制づくりが必要に思う。しかし、福祉の仕事は従事者への報酬が低いとの理由で一般に敬遠され、人材の確保
ができるのか。最も懸念している。(男性、70歳以上、自営業)
・ 公的機関、町の自治会、隣近所という周辺のあらゆる環境で見守る態勢を構築することが大切です。高齢者には歩行
の介助や段差のあるところの通行など健常な人では分からないような些細なことでもやってもらうととても助かることが
たくさんあると思います。先ずは身近なところから、できるところから改善していくことが大切ではないでしょうか。(男
性、50代、会社員)
4 その他のご意見
・ 行政に期待するだけでなく高齢者になる事を本人が自覚してそれなりに自分でケアをして周りに負担をかけない日常
の生活習慣を見直して高齢者なりに看護サービスを受けなくてもよい老後を過ごすのが地域行政の負担を軽くできる
サービスではないかと考えます。(男性、70歳以上、その他)
・ 自分のことだけではなく社会全体を考え国民として常識ある医療の利用を高齢者の方々に実践してほしいし、提供す
る医療機関側も良く考えてほしい。病床数を増やす予定がなければ、在宅で終末を終える人が増えてくることは必須
であるのだから、終末をなるべく安楽に過ごせ、それを看るご家族も安心して世話ができるように訪問診療や訪問看護
を充実させ、提供できる量を今後も増やしていくことが必要だと思います。(女性、50代、福祉サービス提供事業従事
者)
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