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伝えたいことをはっきりさせて書こう 「新聞記者になろう」

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伝えたいことをはっきりさせて書こう 「新聞記者になろう」
第4学年4組 国語科学習指導案
平成21年6月11日(木) 5校時
場所 第4学年4組教室
指導者 小林 和代
共同研究者 鎌倉 千和 平井 悠一
平 健倫
在籍児童数 男子18名女子15名計33名
1
単元名・教材名
伝えたいことをはっきりさせて書こう
「新聞記者になろう」
2
児童の思いや願いと本単元の意図
(1)児童の実態
本学級の児童は、明るく素直で何事に対しても積極的に取り組んでいる子が多い。クラスができて
間がないが、仲良く遊ぶ姿もよくみられる。学習は教師から与えられた課題はおおむねこなすことが
できる。
国語の学習では、積極的に発言をしようとする子はまだ少ない。分かっているようだがなかなか手
を挙げて発言をすることができない。
書くことに関しては個人差が大きい。週に1回程度、宿題で日記を出している。児童は、学校での
出来事、休み時間の話などたくさん書いてくる。しかし、見たり聞いたりした事柄を、ただ、時間的
順序を追って書き連ねたものが多い。伝えたいことがはっきりしないうえに、自分の思いや考えを書
くことや、体験してきた場所や様子を詳しく書くことが少ないので、読み手が大きく想像を膨らませ
ないと、どのような場所で、どんな体験をしたのか伝わらないことも多い。
児童は毎日色々な体験をしている。それらの経験の中から伝えたいことを選び、それを新聞の形式
にして読んでもろうというのが本単元である。
自分たちの経験を記事にしていくには、まず自分の経験を客観的に見つめ直す必要がある。このよ
うな作業を通して、その経験が意味あるものとして蓄積していくと思われる。また、読者を特定の人
に設定することによって、記事の内容・表現の仕方などにも工夫が必要となり、おのずと相手意識も
育つようになるだろう。伝えたいことを、相手にわからわかりやすく正確に伝えるためには、どのよ
うなことを考え、工夫していけばいいかを児童たちは学ぶことができるだろう。
児童は3年生の学習で、以下のようなことに取り組んできている。
【話す・聞く】
「道あんないをしよう」
・・・たしかめながら話す・聞く。
「進んで話し合い、はっぴょうしよう」
・・・分かりやすく発表する。
【書く】
「おもしろいものみつけた」
・・・記事を作成するために構成を工夫する。
「食べ物はかせになろう」
・・・書こうとすることの中心を明確にしながら段落と段落のつな
ぎ方に注意して書く。
「せつめい書をつくろう」
・・・様々な取材方法について、書く必要事項を選択する。
【読む】
「ありの行列」
・・・まとまりに気をつけて読む。
「ちいちゃんのかげおくり」
・・・場面の様子をそうぞうしながら読む。
「すがたをかえる大豆」
・・・大事なことをたしかめて読む。
国語科の学習の中で、課題に対してしっかりと考え、自分なりのことばで表現すること(一人学習)、
自分の考えを伝え、友達の考えを聞くことで、さらに自分の考えを広げること(グループ学習)、さ
らに多くの友達の考えを知り、自分の考えを広げ深めること(全体学習)に取り組みはじめたところ
である。
以下は国語についての児童の実態調査のまとめである。
1
文章を書く学習が好きだ
15
10
11
10
9
3
5
0
そう思う
どちらかといえば
そう思う
どちらかといえ
ばそう思わない
そう思わない
文章を書くとき、わかりやすい文章にしようと工夫している
2
20
15
10
5
0
17
0
そうしている
3
9
7
どちらかといえば
そうしている
どちらかといえば
そうしていない
そうしていない
わかったこと、自分の考えなどを自分から進んで話をしている
25
20
15
10
5
0
20
6
そうしている
5
どちらかといえば
そうしている
どちらかといえば
そうしていない
2
そうしていない
文章を書くとき、わかりやすい文章になるように工夫していると答えた児童が半数を超えたが(2)
、
実際の文章を読んでみると、まだ読み手に伝わりにくいことも多い。話の中心をはっきりさせたり、
5W1Hを入れて書いたりすると読み手に伝わる文章が書けることを指導し、具体的な工夫の仕方を
知らせたい。
文章を書く学習が好きではない児童が多いが(1)、本単元の新聞づくりには大変興味を示してい
るので、児童のやる気を生かしながら書く力を伸ばしたい。
話すことについては、わかったこと・自分の考えなどを自分から進んで話をしている児童の割合が
高い(3)
。本単元では、書いた文章をよりよくするためにグループ単位で見直しをしていくが、そ
の際自分の考えを進んで話し、積極的な意見の交流をすることが重要になってくる。グループ学習で
の意見交流の場を大切にしたい。
(2)教材観・指導観
四年生は自分の身の回りのことや社会への事象への興味や関心が高まる学年である。また、表現活
動への意欲が増し、高学年での多様で総合的な言語活動への入り口に立つ時である。しかし、明確な
相手意識をもって、表現様式のバリエーションを広げていく力はまだ身についていない。
そこで、本単元では、子どもたちが学校行事(全校遠足・社会科見学・運動会など)から題材を見
つけ新聞にまとめて発表する学習活動を取り上げる。今回は行事の事後に行う形式になっているが、
事前の指導でも子どもたちの意欲的な活動を引き出せるであろう。事実を正確に伝え、相手を意識し、
わかりやすく面白い記事を取り上げることがポイントである。そのためにはどんな新聞を作っていく
にかを友達と話し合いながら進めていくことになる。自分のアイデアをどんどん出したり、友達の意
見に耳を傾けたり、お互いに交流し合いながら学習をさせていく。
まず初めに、身近な新聞を持ち寄り、新聞そのものを知ることから学習を始める。新聞は事実が正
確に書かれていること、見出しによって読者を引き付けていること、わかりやすくするために工夫を
していることなどを理解させる。事実を正確に述べるためには「いつ、どこで、だれが、何を、どう
した」を書かなければならないことという、文章の基本も学ばせる。また、記事を作っていくために
は取材も必要になってくる。児童は取材することで事実を正確にとらえることができるだろう。さら
に取材したことをどのように記事として組み立てていくかを考えることによって、文章を構成してい
くための学習をする。発表する相手を意識して表現を工夫するとともに推敲の段階で記事の下書きを
読み合うなど、相互評価、自己評価を取り入れて新聞作りを進めていきたい。また、この学習を契機
に子どもたちが新聞を読むことにも親しんでくれることを期待している。
本単元を構成するにあたって、
『小学校学習指導要領』・『教育に関する3つの達成目標』で示され
ている内容の中で、以下の点に着目する。
<小学校学習指導要領 各教科 国語 第3学年及び第4学年>
「B書くこと」内容
ア 関心のあることなどから書くことを決め、相手や目的に応じて、書く上で必要な事柄を調べるこ
と。
オ 文章の間違いを正したり、よりよい表現に書き直したりすること。
カ 書いたものを発表し合い、書き手の考えの明確さなどについて意見を述べ合うこと。
<埼玉県「3つの達成目標」 第3、4学年>
「学力」
・文の意味を考えて読点(、
)を打ったり、文章のまとまりを考えて改行したりすることができるよ
うにしましょう。
「規律ある態度」
・名前を呼ばれたら「はい」とはっきり返事をすることができる。
・
「~です(か)
。
」
・
「~ます(か)
。
」をはっきり言うことができる。
これらの点を踏まえ、本単元では、以下のことに留意して取り組む。
○読み手に分かりやすい文章の書き方を知り、伝えたいことをはっきりさせた文章を書く。
「いつ、どこで、だれが、何を、どうした」を書き、事実を正確に伝えられるようにする。事実と
自分の意見・感想を区別させ、段落を分けて書かせるなどして児童への意識化を図る。
○自分の考えを書いたり話したりして友達の考えと交流しあい、よりよい文章に書き直す。
文章を推敲し、どこをどのように直したら、さらに分かりやすい文章になるかを考え、友達と話し
合うことで新たな気づきの機会を得て、よりよい文章に書き直せるようにする。
3
研究主題との関わり
(1) 研究主題
確かに理解し、豊かに考え、表現できる国語力の育成
(2) 研究の仮説と手だて
【仮説1】 基礎・基本の確実な定着と学力向上
指導内容の統一性、系統性をもち、学年の発達段階に応じた指導の工夫を行えば、言語能力の
基礎・基本が確実に定着するであろう。
<手だて>
①学習内容・展開の明確化
・
「学習の手引き」を作成し、単元を通した学習の流れを児童に示し、1時間ごとの目標や学習方
法を明確に伝えることによって、児童が主体的に学習に取り組めるようにする。
・課題に対して自分の取り組みを振り返る時間を毎回とるようにし、課題を意識して学習に取り組
めるようにする。
②学習方法の提示
・
「いつ、どこで、誰が、何を、どうした」などの読み手に伝わる記事を書くためのポイントを児
童に示し、記事を書かせるようにする。
・
「話し合いの仕方」や「発表の仕方」なども示し、児童に学習方法を身につけさせ、安心して学
習に取り組めるようにする。
③指導方法の工夫
・実際の新聞を使って、新聞のよいところや特徴を調べ、記事の書き方の基礎を学ばせる。
・取材はインタビューカードなど、事前の準備を十分にさせ、正確に事実を捉えるようにさせる。
・わかりやすく面白い記事を書くために、友達の意見を聞きお互いに交流し合いながら、学習を進
めるようにする。
④言語能力の定着
・難語句については、国語辞典を活用する場を設ける。調べた言葉にラインを引いたり、付箋をつ
けたりして、国語辞典の活用の軌跡が見えるようにし、辞典活用の意欲化を図る。
・音読(家庭学習)では、読む範囲やめあてを決め、授業内のペア音読で成果を確認し合うことで
意欲化を図る。
【仮説2】 豊かな表現力の育成
自ら考えようとする意欲を高め、表現する場や機会を意図的に取り入れることにより、児童一人
ひとりに、自分の考えを豊かに表現する力が身に付くであろう。
<手だて>
①指導過程の工夫
・習得と活用を意識した授業展開をする。例えば、習得インタビューなど取材の仕方を知る(理解)
→活用それを生かして取材活動をする(表現)や、習得記事の書き方を知る(理解)→活用それを
生かして記事を書く(表現)という、理解と表現を組み合わせた授業展開を工夫することで表現力
を高める。
②表現の場の工夫
・1人、ペア・グループ、全体学習と形態を工夫し、自分の思いや考えをもち、友達と交流すること
で、考えを確かめたり、広げたり、深めたりできるようにする。
・グループ学習では、司会、発表、記録、感想と役割をもたせ、主体的に活動できるようにさせる。
③評価の工夫
・自分の課題への取り組みについて学習感想を毎時間書かせ、学んだことを振り返らせることで、児
童の課題に対する意識を高めるようにする。
・評価規準を明確にし、児童に示すことで、指導と評価の一体化と表現力の向上を目指す。
4
単元の目標
◎新聞の役割や作り方に興味をもち、身近な出来事を取材して伝えたいことが明確な記事にし、友達
と協力して楽しく新聞を作ろうとしている。
【関心・意欲・態度】
・インタビューなどを通し、必要な情報を集めることができる。
【話すこと・聞くこと】
・新聞の特徴を知り、相手や目的に合わせた新聞を作ることができる。
【書くこと】
◎新聞に取り上げる話題を選んで取材し、正確に伝えるために必要な事柄を集めることができる。
【書くこと】
・伝いたいことの中心を考えて、取材したことを取捨選択し、記事を書く。
【書くこと】
○内容を知らない人が読んで分かるように、組み立てを考えて書く。
【書くこと】
◎下書きを見直して、間違いを正したり、説明を加えたりする。
【書くこと】
◎句読点を適切に打ち、また、段落の初め、会話の部分などは行を改めて書く。
【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項】
5
単元の評価規準と学習における具体の評価規準
ア
国語への
関心・意欲・態度
イ
話す・聞く
ウ 書く能力
能力
オ
伝統的な言語文化と
国語の特質に関する
知識・理解・技能
単
元
の
評
価
規
準
○「新聞記者になろう」
○必要な情報に
○新聞に取り上げる話題を選
○句読点を適切に打
という活動に興味をも
合わせて、適
び、観点を決めて取材をし
ち、また、段落の始
ち、新聞を読んだり、
切な質問を考
ている。
めなどは行を改め
作ったりしようとして
え、インタビ
○下書きの文章を見直し、間
いる。
ューしてい
違いを正したり、書き加え
る。
たりしている。
①「新聞記者になろう」
①必要な事柄に
①グループで決めたテーマに
①自分の原稿を読み
という活動に興味をも
ついて調べ、
沿い、取材したいことをは
直し、符号の使い方
ち、新聞を調べている。
要点をメモし
っきりさせて準備を進めて
なども意識して記
ている。
いる。
事を書いている。
②新聞作りの手順を理解
具
体
の
評
価
規
準
て書いている。
し、学習の見通しをも
っている。
③新聞に取り上げる話題
②伝えたい中心に沿って取材
活動を行い、必要な材料を
集めている。
をめぐって、積極的に
③内容を知らない人が読んで
話し合ったり準備した
分かるように、組み立てを
りしている。
考えて書いている。
④相互交流を行い、友達
④下書きを見直して、間違い
の作品のよさを見つけ
を正したり、説明を加えた
ている。
りして書いている。
6
学習指導計画・評価計画(16 時間扱い)
時
○新聞を持ち寄り、気づいたことについて交流
1
ことが出来る。
か
2
3
理
解
4
す
る
さ の 文 章を 読 ん (ノート・発言)
だ 後 の 感想 の 持
ち方。
●読む力
・だれに伝えるか。
・どんな新聞を作るか。
(観察・ノート)
を考え、取材の準備をする。
●見通す力
(観察・ノート)
○グループでどんな新聞にするか話し合う。
仕方。
・イの①
○だれが、どの話題を記事にするか決める。
●話す力
(観察・ノート)
○教科書 P39「たいせつ」をもとに、取材活
動で大切なことを確認する。
6
○取材活動をする。
7
○取材したことを選択、整理する。
9
○足りないものをさらに取材する。
○振り返りを行う。
使い方を理解する
○記事の下書きをする。
(1 回目)
次
10
・アの①・③
の持ち方。発表の
○取材の打ち合わせや準備をする。
3
・アの①
・アの①・②
○教科書 P42「いろいろな符号」を学習し、
・説明文の読み方。 ・アの②・③
●読む力
・話し合い方。
●話す力
・話しの聞き取り方、
まとめ方。●聞く力
・大切なことの読み
取り方。●読む力
・メモの取り方
●書く力
・説明文の読み方。
●読む力
(観察)
・アの③
・ウの①(観察・ノート)
・イの①
・ウの②(取
材メモ・下書き・作品)
・イの①
・ウの②(下書き・取材メモ)
・イの①
・ウの②
(取材メモ・下書き)
・オの①
・ウの③
(下書き・発言)
・内容に合わせなが
・オの①
○記事の下書きをする。
(2 回目)
ら、分かりやすく
・ウの③
○振り返りを行う。
書くこと。
(下書き)
用
●書く力
す
る
・長短さまざまな長
評価規準・評価方法
○学習のめあてを決める。学習計画を立てる。 ・めあての立て方
5
8
活
つけたい国語力
■どんな新聞を作るか、どんな話題を載せるか ・自分の感想や意見
2
次
し、新聞のよさをとらえる。
・くわしい。
・ひと目で分かる。
・繰り返し読む
つ
む
主な学習活動・学習内容
■単元全体の見通しを持って、学習計画をたてる。
1
次
本時 12/16時
11
⑫
13
○割り付けをする。○振り返りを行う。
・ウの③
(割り付け用紙)
○分かりやすい記事になるように、記事を読み
合い話し合う。
○見出しを考える。
○見直した下書きをもとに記事を清書する。
・読みながら、自分
・アの④
の考えや感想を持
・ウの④
つこと。●読む力
(発言・下書き)
・見やすく、分かり
易く書くこと。
・ウの④
・オの①(清書・新聞)
●書く力
14
○新聞を仕上げる。
・ウの④(新聞)
15
○新聞を仕上げる。
・ウの④(新聞)
4
次
ま
と
め
る
7
■新聞を読み合って、学習のまとめをする。
16
・それぞれの良い所
○出来上がった新聞を読み合い、相互評価する。
を 見 つ けな が ら
○単元の振り返りを行う。
読むこと。
・アの④
(評価カード・発言)
●読む力●発表する力
本時の学習指導(12/16時)
(1)本時の目標
推敲の観点を知り、それを生かして推敲することで、よりわかりやすい文章に直すことができる。
(2)評価規準
(ア) 関心・意欲・態度
(イ)書く
原稿を読み直し、観点をつかみ推敲しようとしている。 友だちの記事の良い点や悪い点を明確にしな
がら書くことができる。
(3)展開
段階
つ
学習活動
1
か
む
2
学習内容 発問◎
詩「春の歌」を
・一斉 ・ペアで向き合う。
暗唱する。
・気持ちを込めて暗唱する。
○指導・支援
◆評価(方法)
課題を把握する。
5
めあて
記事を読み合い見直しをしよう。
分
3
自分の記事を見
直す。
◎「自分の記事を見直しましょ
う。
」
一人学習
○読み手を意識して推敲できるように
させる。
◆自分の原稿を読み直し、文字の誤りや
・漢字は正確か。
表現の間違っているところを見つけ
・送り仮名は正しいか。
訂正している。
・文字がぬけていないか。
・
「だ」
「である」
「ます」
「です」
・句読点
○うまく推敲できない児童には、教師が
対話しながら活動させる。
○直し記号の確認
理
解
4
グループ内で記
◎「家の人が読んだとき、良く
○観点に従い、グループの友だちの記事
す
事を読み合う。
分かるところ、わかりにくい
を良い点、悪い点に分けメモさせる。
る
・カードに記入
ところを見つけましょう。
」
できるだけ具体的に書かせたい。時間
は一人に付き2分。
グループ学習(4人)
・自分の考えをカードに記入し
○早く終えた児童には、グループの友だ
ちにアドバイスさせるようにする。
伝える。
◆観点をつかみ推敲しようとしている。
推敲の観点
B評価:推敲の観点にそって書いてい
◎伝えたい中心が、読み手に
伝わるか(5w1h)
る。
A評価:推敲の観点にそって、読み手
◎段落のつながりの適切さ
を意識し、具体的なポイント
○誤字脱字
を示して書いている。
5
グループ内で交
流し、友達の意
見を知り、自分
の考えを広げた
◎「班で気づいたことを発表し
合いましょう。
」
・推敲の観点を生かし、友達に
○お互いのよさや改善点について伝え
合い、関わり合いをもちながら活動さ
せる。
直すポイントを伝える。
発表の観点
り、深めたりし
期待する児童の反応
高
ながらまとめ
・
「場所の説明が足りないので、 ・カードをもとに要領よく発表する。
め
る。
加えた方がいいと思います。
」 ・声のものさし2
・
「なぜそのアンケートをとった ○班の中での発表の順番を知らせる。
る
30
のか、理由を書くといいと思
分
います。
」
1
2
3
4
2
3
4
1
3
4
1
2
4
1
2
3
・
「2段落目に感想を書くといい
と思います。」
◆話し合いに参加し、自分の考えを発表
することができる。
6
本時のまとめを
する。
◎「グループで話し合ったこと
をみんなに発表しましょ
○自分の感想と比べながら聞くように
する。
う」
・発表を聞くことで、自分の班
全体
では気がつかなかった直しの 聞く観点
ポイントを知り、推敲の観点 ・自分といっしょだ。
を確認する。
・気がつかなかった。なるほど。
期待する児童の反応
・
「わたしたちの班では、○○さ 発表
ま
と
んへ、いつ・どこであったこ ・自分が清書するときに、ここをこうす
め
とかを書き足すとよい、とい
るとよいというのが言われて分かっ
る
う意見が出ました。良かった
たこと。
10
ところは、記事の最後に呼び ・良かった点、悪かった点
分
か けを入 れて いたと ころ で ・声のものさし3
す。
」
7
◎「友達のアドバイスを生かし
○学習感想をノートに、自己評価を学習
学習感想を書
て、どこを直せばいいかを書
の手引きに記入させ課題に対するま
く。
きましょう。」
とめとする。
振り返り
期待する児童の反応
・
「事実と感想は段落を分けて書
き直したいと思います」
○必要に応じて二回目の下書きをする
ことを伝える。
新聞記者になろう
あやまり
下げる
◎直し記号を使おう
・表現の間違い
書き加え
上げる
ル
行がえ
・字はぬけていないか
・
「だ」
「である」と
なくす
行をつづける
「です」
「ます」がそろ
っているか
上下の入れかえ
2 意見、感想を書く
○気持ち
○感じたこと
○よびかけ
1 事実を書く
いつ
どこで
誰が
何を
どうした
直し方のかん点
・句読点のいち
ト
・漢字は正しいか
◎自分の記事を見直す
めあて
記事を読み合い、見直そう。
(4)板書計画
Fly UP